JP3912338B2 - 携帯電話機用充電器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乾電池を電源として携帯電話機の2次電池を充電する携帯電話機用充電器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、各種の2次電池及び2次電池を充電するための充電器が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
2次電池を用いた機器として、携帯電話機がある。一般に、携帯電話機には充電用のコネクタが設けてあり、このコネクタに携帯電話機用充電器を接続することにより、2次電池を取り出すことなく充電することができるようになっている。
【0004】
携帯電話機用充電器としては商用電源を電源とするものが一般的であるが、商用電源が利用できない屋外でも充電を可能とするために、乾電池を電源とするものが提供されている(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
この種の携帯電話機用充電器として、例えば図7に示すものがある。この携帯電話機用充電器は、4本の例えば単4型の乾電池Bを電源とするものであって、例えば厚さ0.2mmの金属板からなり携帯電話機の充電用の端子に接触するコンタクトC1が配設されたコネクタCを有する。また、コンタクトC1と充電用の回路とが実装されたプリント配線板Pと、プリント配線板P及び乾電池Bを収納するハウジングHと、ハウジングHに着脱自在に取り付けられてコネクタCを覆うコネクタカバーCCとを備える。コネクタカバーCCはボールチェーンBCによってハウジングHに繋がれており、これによりコネクタカバーCCの不使用時の紛失を防止している。ハウジングHは、プリント配線板Pが収納される第1の凹部Haと乾電池Bが収納される第2の凹部Hbとが設けられたベースH1と、第1の凹部Haを閉塞する回路カバーH2と、ベースH1に着脱自在に取り付けられて第2の凹部Hbを閉塞する電池カバーH3とからなる。乾電池Bは軸方向を揃えて軸に直交する直線上に並べて収納される。
【0006】
【特許文献1】
特許第3171890号公報(第2頁、第1図)
【特許文献2】
特開平10−14118号公報(第2頁、第1図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来は乾電池Bを直線上に並べて配置していたため、ハウジングHが扁平でかさばる形状となっており、扱いにくかった。
【0008】
本発明は上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、扱いやすい形状とすることができる携帯電話機用充填器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、それぞれ長手方向の両端に電極を有する少なくとも3本の乾電池を電源として携帯電話機の2次電池を充電する携帯電話機用充電器であって、乾電池が収納される有底筒状のケースと、ケースに着脱自在に結合してケースを閉塞するカバーとを備え、ケースの内側の底部には、乾電池の一方の電極が接触する第1の電池端子を配設し、カバーには、乾電池の他方の電極が接触する第2の電池端子と、携帯電話機の充電用の端子に接触するコンタクトを有するコネクタとを設け、第1の電池端子及び第2の電池端子をそれぞれケースの底面に平行な面内において円周上に並べて配置し、第1の電池端子はばね性を有する材料からなり乾電池を第2の電池端子に押し付ける方向に付勢するものであって、ケースとカバーとの少なくとも一方は、カバーがケースから離れる方向に移動可能な開位置からカバーをケースの底面に沿った面内において閉位置まで回転させたときにカバーのケースから離れる方向への移動を禁止するロック部を備え、第2の電池端子において、カバーが開位置から閉位置まで回転する間に乾電池の電極が接触する接触面はカバーの回転軸に直交する平面形状に形成されていることを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、第1の電池端子及び第2の電池端子をそれぞれケースの底面に平行な面内において直線状に並べて配置する場合に比べ、より円柱形に近い扱いやすい形状とすることができる。また、カバーをケースに対して回転させる際に、第2の電池端子が乾電池に引っ掛からないから、カバーの着脱が容易になる。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、カバーの外周に嵌合可能な筒状のカバー嵌合部と、カバー嵌合部がカバーの外周に嵌合したときにコネクタを覆う本体部と、ケースの外周に嵌合可能な筒状のケース嵌合部とを有するコネクタカバーを備えることを特徴とする。
【0012】
この発明によれば、コネクタを使用する間はコネクタカバーのケース嵌合部をケースに嵌合させることができるから、コネクタカバーの紛失が防止される。
【0013】
請求項3の発明は、請求項1の発明において、カバーに取り付けられて充電用の回路が収納される空間と乾電池が収納される空間とを仕切る仕切り板を備え、仕切り板によって仕切られた両空間に跨って第2の電池端子を設けるとともに、充電用の回路を第2の電池端子に実装したことを特徴とする。
【0014】
この発明によれば、充電用の回路を実装するためのプリント配線板や、プリント配線板と第2の電池端子とを接続するためのリード線を必要としないから、小型化が可能となる。また、部品点数が減少するから、製造コストを低減することができる。
【0015】
請求項4の発明は、請求項1の発明において、コンタクトをばね性を有する線材で形成したことを特徴とする。
【0016】
この発明によれば、コンタクトを板材で形成する場合に比べ、打ち抜き加工が必要ないから製造コストを低減することができる。また、打ち抜き加工用の金型を用意する必要がないから形状の変更も容易となる。
【0017】
請求項5の発明は、請求項3の発明において、コンタクトを第2の電池端子に接続したことを特徴とする。
【0018】
この発明によれば、コンタクトと第2の電池端子とを接続するためのリード線を必要としないから、小型化が可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0022】
本実施形態は、例えば単4型の4本の乾電池を電源として携帯電話機の2次電池を充電するものであって、図2に示すように、有底円筒形状であって乾電池B(図1参照)が周方向に並べて収納されるケース1と、ケース1に結合してケース1を閉塞する有底円筒形状のカバー2とを備える。カバー2の外側の底面には、図示しない携帯電話機の充電用のコネクタに対応した形状のコネクタ21が設けられるとともに、充電時の携帯電話機の正しい向きを示す文字22が刻印してある。
【0023】
以下、各部について具体的に説明する。コネクタ21には、図3に示すように、それぞれ例えばφ0.3mmの硬鋼線のようなばね性を有する線材からなり携帯電話機の充電用の端子に弾接する2本のコンタクト3が保持されている。コンタクト3が線材からなることにより、コンタクト3に板材を用いる場合に比べて打ち抜き加工が不要となる分だけ製造コストを低減することができ、打ち抜き加工用の金型を用意する必要がないから形状の変更も容易となる。
【0024】
カバー2の内側には、外径がカバー2の内径と同程度であってより小さく形成された円盤状の仕切り板4が、カバー2の底面との間に隙間を開け且つその隙間を閉塞するように、2本のねじSによってカバー2にねじ止めされている。カバー2の開口へ向けられた仕切り板4の面の中央部には、断面十字形状の仕切り突起42が突設されている。
【0025】
仕切り突起42の周囲には、それぞれ金属板からなる4個の端子板5がカバー2の周方向に並び、それぞれ一部を仕切り板4に貫通させることによって仕切り板4に取り付けられている。端子板5において、仕切り板4よりもカバー2の開口に近い側には、凸面をカバー2の開口側へ向けた円錐台形状であって乾電池Bの一方の電極に接触する接触部51が設けられている。接触部51の端面は、カバー2の軸方向に直交する平面となっている。仕切り板4には、接触部51の凹面側に当接して接触部51が潰れることを防ぐ補強突起41が突設されている。ここで、コンタクト3は仕切り板4を貫通させてあり、端子板5のうちカバー2の周方向に隣接する2個の、それぞれ接触部51の近傍には、それぞれコンタクト3が例えばはんだ付けによって接続されている。また、他の2個の端子板5のそれぞれ仕切り板4よりもカバー2の開口から離れた部位には、充電用の回路が例えばはんだ付けによって実装されている。充電用の回路は、例えば逆流防止用のダイオードDと電流制限用の抵抗Rとの直列回路からなる。
【0026】
さらに、仕切り板4には、それぞれ板ばねからなり一端部がコネクタ21の両側に弾性的に突出した1対の保持金具6の他端部が、例えば仕切り板4に設けた穴への圧入によって保持されている。携帯電話機の充電用のコネクタには保持金具6が係合する係合凹部が設けられており、コネクタ21を携帯電話機の充電用のコネクタに接続すると、係合凹部と保持金具6との係合によってクリック感が得られるとともにコネクタ21の抜けが防止される。
【0027】
ケース1は、図4に示すように、カバー2よりも深い有底円筒形状に形成され、ケース1の内側の底面の中央には、断面十字形状であってケース1の内部を4個の空間に区画する区画突起12を突設してある。さらに、ケース1の内周面には、区画突起12とともにケース1の内部を区画する4個の区画片13が突設してある。区画突起12と区画片13とによって区画される4個の空間にはそれぞれ1個の乾電池Bが収納される。
【0028】
ケース1には、それぞれ2個ずつの乾電池Bの電極に接触する2個の端子ばね7が収納されている。各端子ばね7はそれぞれ帯状の板ばねからなり、区画突起12と区画片13との間でケース1の底面に固定された平坦な中央部71と、中央部71の両端からケース1の開口側へ曲がりそれぞれ中央部71とともにJ字形状となるように形成された2個の接触部72とを有する。各接触部72はそれぞれ区画突起12と区画片13とによって区画された4個の空間に1個ずつ配置されており、計4個の接触部72はケース1の底面に平行な面内において円周上に並ぶ。各端子ばね7の一方の接触部72には1個の乾電池Bの+極が接触し、他方の接触部72には他の1個の乾電池Bの−極が接触する。また、ケース1の内側の底面であって端子ばね7の接触部72の両側には、それぞれ乾電池Bの端面に当接して乾電池Bのがたつきを防ぐ電池支持片11が突設されている。ここで、乾電池Bの端面が電池支持片11に当接したときの端子ばね7の接触部72の変形量が均一になるように、乾電池Bの+極側に当接する電池支持片11の突出寸法は乾電池Bの−極側に当接する電池支持片11の突出寸法よりも大きくしてある。
【0029】
ここで、カバー2の内周面には、開口に近い側の内径を開口から離れた側の内径よりも大きくする段23を設けてある。段23よりも開口に近い位置の内周面には、係合突起24がカバー2の軸回りに180度ずつ位置をずらして2個突設してある。そして、ケース1の外周面の軸回りに180ずつ位置をずらした2箇所には、それぞれケース1の軸方向に延びて開口面側の一端が開放された第1の溝14aと、第1の溝14aの他端に連通して周方向に延びた第2の溝14bとからなる鉤状溝14が設けられていて、鉤状溝14の第2の溝14bと係合突起24との係合によってカバー2とケース1とは結合する。
【0030】
図1に示すように、カバー2の外周面の開口側の端部には、開口に近い側の外径を大きくする段25が設けられている。カバー2の外周面であって段25よりも開口に近い側には、係合突起24の位置を示す三角マーク26が刻印されている。さらに、ケース1の外周面には、第1の溝14aの位置を示す三角マーク15と、第2の溝の向きを示す矢印マーク16と、矢印マーク16の意味を示す文字17とが刻印されている。また、ケース1の外周面には、乾電池Bをケース1に収納する際の乾電池Bの正しい極性を示す極性指示マーク18も刻印されている。
【0031】
カバー2とケース1とを結合させる際は、カバー2の軸とケース1の軸とを合わせながら、カバー2の三角マーク26とケースの三角マーク15とを合わせ、図1(a)の矢印A1のようにカバー2にケース1を差し込むと、係合突起24が第1の溝14aに導入される。その後、ケース1の矢印マーク16に従って図1(b)の矢印A2のようにカバー2をケース1に対して相対的に回転させれば、係合突起24が第2の溝14bに導入され、ケース1のカバー2からの脱落が防止される。さらに、第2の溝14bの先部の側面であってケース1の開口に近い側には凹部14cを設けてある。係合突起24が第2の溝14bの先端面に当接するまでカバー2をケース1に対して回転させた後に、カバー2をケース1から抜く方向に移動させると、係合突起24が凹部14cに入り込むことによりカバー2のケース1に対する回転が禁止される。
【0032】
ケース1とカバー2とが結合した状態では、各端子ばね7の接触部72はそれぞれ端子板5の接触部51に対向し、各乾電池Bはそれぞれ端子ばね7の接触部72のばね力によって端子板5の接触部51に押し付けられる。つまり、端子ばね7の接触部72が第1の電池端子であり、端子板5が第2の電池端子である。また、端子板5のうち充電用の回路が実装された2個の端子板5は互いに異なる端子ばね7に対向し、コンタクト3が実装された2個の端子板5は4個の乾電池Bと充電用の回路との直列回路を介して電気的に接続される。さらに、端子板5の接触部51の端面はカバー2の回転軸に直交する平面となっている。
【0033】
ここで、係合突起24が第2の溝14b内を移動する間に端子板5において乾電池Bが接触する部位は接触部51の端面のみとなるように、第2の溝14bの長さ寸法及び接触部51の外径は設定されている。従って、係合突起24が第2の溝14b内を移動する間には端子ばね7の接触部72の変形量は変化しない。ここで、カバー2をケース1に対して回転させる間に乾電池Bが接触部51の平面以外の部位に接触する場合、乾電池Bが接触部51の外周面を越えるときに端子ばね7の接触部72の変形量が変化し、同時に操作力が大きく変化するから使用者に違和感を与える。本実施形態では、カバー2をケース1に対して回転させる間の操作力の変化が少ないから、違和感の発生が防止され、従ってカバー2の着脱が容易になっている。
【0034】
また、本実施形態は、図5に示すようにカバー2の外周面に嵌合してコネクタ21を覆う有底円筒形状のコネクタカバー8を有する。コネクタカバー8の内周面には、コネクタカバー8の底面の近傍からコネクタ21の突出寸法よりも小さい程度だけコネクタカバー8の深さ方向に延びた突起81(図3(a)及び図3(b)参照)が90度ずつ位置をずらして4個設けられている。コネクタカバー8の突起81よりも開口に近い部位の内径は、カバー2の段25よりも開口から離れた部位の外径よりも僅かに大きく形成されており、このことによりコネクタカバー8はカバー2に嵌合可能となっている。また、コネクタカバー8の深さ寸法は、カバー2の段25が含まれる面からのコネクタ21の突出寸法よりも大きくしてあり、コネクタカバー8をカバー2に嵌合させたときには、コネクタカバー8の開口側の端面がカバー2の段25に当接することによりコネクタカバー8へのカバー2の侵入量が規制され、コネクタカバー8の底面がコネクタ21に当たることのないようになっている。
【0035】
さらに、コネクタカバー8の内周面の互いに対向する面に設けられた突起81の間の距離は、ケース1の外径よりも僅かに大きく設定されており、図6に示すように突起81の先端面がケース1の外周面に嵌合するようになっている。つまり、コネクタカバー8の突起81よりも開口に近い部位がカバー嵌合部であり、突起81が設けられた部位がケース嵌合部であり、全体が本体部である。この構成によれば、コネクタ21を使用する際にはコネクタカバー8をケース1に嵌合させて保持させ、コネクタカバー8の紛失を防ぐことができる。従って、従来例のボールチェーンBCのような部品が不要となるから、製造コストを低減することができる。
【0036】
上記構成によれば、端子板5の接触部51と端子ばね7の接触部71とがケース7の底面に平行な面内において円周上に並ぶように配置されているので、乾電池Bが軸を揃えて軸に直交する円周上に並べて配置されるから、従来例のように乾電池Bを直線状に並べて配置する場合に比べ、より円柱形に近い扱いやすい形状とすることができる。
【0037】
なお、コネクタ21の形状は図2に示した形状に限られず、対象となる携帯電話機に応じた形状としてよい。また、使用する乾電池Bは長手方向の両端に端子を有するものであれば単4型でなくともよい。さらに、乾電池Bの本数は3本以上であれば4本でなくともよい。また、昇圧回路や、充電完了を音や光で報知する回路を追加してもよい。
【0038】
【発明の効果】
請求項1の発明は、乾電池の電極が接触する第1の電池端子及び第2の電池端子を、それぞれケースの底面に平行な面内において円周上に並べて配置したので、第1の電池端子及び第2の電池端子をそれぞれケースの底面に平行な面内において直線状に並べて配置する場合に比べてより円柱形に近い扱いやすい形状とすることができる。また、カバーをケースに対して回転させる間に乾電池の電極が接触する第2の電池端子の接触面はカバーの回転軸に直交する平面形状に形成されているので、カバーをケースに対して回転させる際に、第2の電池端子が乾電池に引っ掛からないから、カバーの着脱が容易になる。
【0039】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、カバーの外周に嵌合してコネクタを覆う有底筒状のコネクタカバーに、ケースの外周に嵌合するケース嵌合部を設けたので、コネクタを使用する間はコネクタカバーのケース嵌合部をケースに嵌合させることができるから、コネクタカバーの紛失が防止される。
【0040】
請求項3の発明は、請求項1の発明において、充電用の回路を第2の電池端子に実装したので、充電用の回路を実装するためのプリント配線板や、プリント配線板と第2の電池端子とを接続するためのリード線を必要としないから、小型化が可能となる。また、部品点数が減少するから、製造コストを低減することができる。
【0041】
請求項4の発明は、請求項1の発明において、コンタクトをばね性を有する線材で形成したので、コンタクトを板材で形成する場合に比べ、打ち抜き加工が必要ないから製造コストを低減することができる。また、打ち抜き加工用の金型が必要ないから形状の変更も容易となる。
【0042】
請求項5の発明は、請求項3の発明において、コンタクトを第2の電池端子に接続したので、コンタクトと第2の電池端子とを接続するためのリード線を必要としないから、小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のカバーとケースとを結合させる方法を示す説明図であり、(b)は(a)よりも後の操作を示す。
【図2】同上を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。
【図3】同上のカバーにコネクタカバーを嵌合させた状態を示す図であり、(a)は断面図、(b)は別の断面における断面図、(c)は下面図である。
【図4】同上のケースを示す図であり、(a)は断面図、(b)は別の断面における断面図、(c)は平面図である。
【図5】同上のコネクタをコネクタカバーで覆った状態を示す正面図である。
【図6】同上のケースにコネクタカバーを嵌合させた状態を示す一部破断した正面図である。
【図7】従来例を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は断面図である。
【符号の説明】
1 ケース
2 カバー
3 コンタクト
4 仕切り板
5 端子板
8 コネクタカバー
14 鉤状溝
14a 第1の溝
14b 第2の溝
21 コネクタ
24 係合突起
51 接触部
72 接触部
81 突起

Claims (5)

  1. それぞれ長手方向の両端に電極を有する少なくとも3本の乾電池を電源として携帯電話機の2次電池を充電する携帯電話機用充電器であって、乾電池が収納される有底筒状のケースと、ケースに着脱自在に結合してケースを閉塞するカバーとを備え、ケースの内側の底部には、乾電池の一方の電極が接触する第1の電池端子を配設し、カバーには、乾電池の他方の電極が接触する第2の電池端子と、携帯電話機の充電用の端子に接触するコンタクトを有するコネクタとを設け、第1の電池端子及び第2の電池端子をそれぞれケースの底面に平行な面内において円周上に並べて配置し、第1の電池端子はばね性を有する材料からなり乾電池を第2の電池端子に押し付ける方向に付勢するものであって、ケースとカバーとの少なくとも一方は、カバーがケースから離れる方向に移動可能な開位置からカバーをケースの底面に沿った面内において閉位置まで回転させたときにカバーのケースから離れる方向への移動を禁止するロック部を備え、第2の電池端子において、カバーが開位置から閉位置まで回転する間に乾電池の電極が接触する接触面はカバーの回転軸に直交する平面形状に形成されていることを特徴とする携帯電話機用充電器。
  2. カバーの外周に嵌合可能な筒状のカバー嵌合部と、カバー嵌合部がカバーの外周に嵌合したときにコネクタを覆う本体部と、ケースの外周に嵌合可能な筒状のケース嵌合部とを有するコネクタカバーを備えることを特徴とする請求項1記載の携帯電話機用充電器。
  3. カバーに取り付けられて充電用の回路が収納される空間と乾電池が収納される空間とを仕切る仕切り板を備え、仕切り板によって仕切られた両空間に跨って第2の電池端子を設けるとともに、充電用の回路を第2の電池端子に実装したことを特徴とする請求項1記載の携帯電話用充電器。
  4. コンタクトをばね性を有する線材で形成したことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機用充電器。
  5. コンタクトを第2の電池端子に接続したことを特徴とする請求項3記載の携帯電話機用充電器
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