JPH0735321Y2 - 電気機器のプラグ装置 - Google Patents
電気機器のプラグ装置Info
- Publication number
- JPH0735321Y2 JPH0735321Y2 JP1572790U JP1572790U JPH0735321Y2 JP H0735321 Y2 JPH0735321 Y2 JP H0735321Y2 JP 1572790 U JP1572790 U JP 1572790U JP 1572790 U JP1572790 U JP 1572790U JP H0735321 Y2 JPH0735321 Y2 JP H0735321Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- housing
- pair
- holding member
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Secondary Cells (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本考案は充電器や電気かみそりにおいて使用される回動
式のプラグを備えた電気機器のプラグ装置に関する。
式のプラグを備えた電気機器のプラグ装置に関する。
（ロ）従来の技術 従来、前述のようなプラグ装置において、プラグの収納
・突出状態を保持する構造としては、例えば実公昭61-5
015号公報に開示されているが、この構造のものは、プ
ラグの回動空間をプラグの大きさよりも幾分大きく形成
しているため、プラグとハウジングとの間に隙間が生じ
て、この隙間から塵埃が入り込むという懸念がある。
・突出状態を保持する構造としては、例えば実公昭61-5
015号公報に開示されているが、この構造のものは、プ
ラグの回動空間をプラグの大きさよりも幾分大きく形成
しているため、プラグとハウジングとの間に隙間が生じ
て、この隙間から塵埃が入り込むという懸念がある。
一方、特公昭60-18431号公報に開示されているように、
プラグの基台部に弾性変形可能な係合突起を形成すると
共に、ハウジングの基台部摺動面に係合凹所を形成し、
前記プラグの収納・突出状態を保持するものがある。こ
の場合、前述の隙間を無くすことができるが、前記基台
部係合突起の弾性変形量が小さく、プラグを収納状態と
突出状態とに保持する保持力が十分に得られないという
懸念がある。
プラグの基台部に弾性変形可能な係合突起を形成すると
共に、ハウジングの基台部摺動面に係合凹所を形成し、
前記プラグの収納・突出状態を保持するものがある。こ
の場合、前述の隙間を無くすことができるが、前記基台
部係合突起の弾性変形量が小さく、プラグを収納状態と
突出状態とに保持する保持力が十分に得られないという
懸念がある。
（ハ）考案が解決しようとする課題 本考案は斯る点に鑑みて成されたものであって、プラグ
とハウジングとの隙間をなくすと共に、プラグを収納状
態と突出状態とに十分に保持する保持力を有した電気機
器のプラグ装置を提供することにある。
とハウジングとの隙間をなくすと共に、プラグを収納状
態と突出状態とに十分に保持する保持力を有した電気機
器のプラグ装置を提供することにある。
（ニ）課題を解決するための手段 本考案は、基台部と該基台部に固着された一対のプラグ
刃とより構成されたプラグをハウジングに回動自在に軸
支した電気機器のプラグ装置であって、前記ハウジング
に、前記一対のプラグ刃を収納する一対の収納凹部を形
成してなり、また前記基台部と係合して前記プラグ刃を
収納状態と突出状態とに保持する弾性変形可能な保持部
材を前記ハウジング内に形成し、前記基台部は前記ハウ
ジングに形成したプラグ取付孔の孔縁と近接するように
円弧状に形成すると共に、前記保持部材の先端突起と係
合する係合段部を有していることを特徴としている。
刃とより構成されたプラグをハウジングに回動自在に軸
支した電気機器のプラグ装置であって、前記ハウジング
に、前記一対のプラグ刃を収納する一対の収納凹部を形
成してなり、また前記基台部と係合して前記プラグ刃を
収納状態と突出状態とに保持する弾性変形可能な保持部
材を前記ハウジング内に形成し、前記基台部は前記ハウ
ジングに形成したプラグ取付孔の孔縁と近接するように
円弧状に形成すると共に、前記保持部材の先端突起と係
合する係合段部を有していることを特徴としている。
（ホ）作用 本考案によれば、プラグの基台部を、回動時にその外周
がプラグ取付孔の孔縁と近接するように円弧状に形成し
ているので、プラグの収納・突出状態及び回動中にプラ
グとハウジングの間に大きな隙間を形成することなく、
塵埃等が入り込みにくい。
がプラグ取付孔の孔縁と近接するように円弧状に形成し
ているので、プラグの収納・突出状態及び回動中にプラ
グとハウジングの間に大きな隙間を形成することなく、
塵埃等が入り込みにくい。
また、基台部と係合して前記プラグ刃を収納・突出状態
に保持する弾性変形可能な保持部材をハウジング内に形
成し、且つ前記基台部に前記保持部材の先端突起と係合
する係合段部を設けているので、プラグを収納状態と突
出状態とに十分に保持する保持力が得られる。
に保持する弾性変形可能な保持部材をハウジング内に形
成し、且つ前記基台部に前記保持部材の先端突起と係合
する係合段部を設けているので、プラグを収納状態と突
出状態とに十分に保持する保持力が得られる。
（ヘ）実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
１はNi-Cd電池を充電する充電器であり、一方のハウジ
ング２と他方のハウジング３とプラグ４とで構成されて
いる。一方のハウジング２はその表面にプラグ４の取付
孔５と、後述する一対のプラグ刃11を収納する一対の収
納凹部６が形成されていると共に、この一対の収納凹部
６間に、他方のハウジング３をネジ20止めして固定する
固定部７が形成されている。なお、一対の収納凹部６は
プラグ４を回動させるときに指が挿入しやすいように、
側方へ凹部が延設されている。
ング２と他方のハウジング３とプラグ４とで構成されて
いる。一方のハウジング２はその表面にプラグ４の取付
孔５と、後述する一対のプラグ刃11を収納する一対の収
納凹部６が形成されていると共に、この一対の収納凹部
６間に、他方のハウジング３をネジ20止めして固定する
固定部７が形成されている。なお、一対の収納凹部６は
プラグ４を回動させるときに指が挿入しやすいように、
側方へ凹部が延設されている。
また前記固定部７の一側壁は、ハウジングの内面に延設
され、プラグ刃11を収納・突出状態に保持する保持部材
８を形成するようになっている。該保持部材８はその先
端に係合突起９が形成されている。
され、プラグ刃11を収納・突出状態に保持する保持部材
８を形成するようになっている。該保持部材８はその先
端に係合突起９が形成されている。
前記プラグ４は基台部10とプラグ刃11により構成されて
おり、基台部10は軸部12を有すると共に、中央部に二つ
の係合段部13を有している。更に前記基台部10は異なる
二つの円弧状に形成されており、その外周面が前記取付
孔５の孔縁と常に近接するように寸法が設計されてい
る。
おり、基台部10は軸部12を有すると共に、中央部に二つ
の係合段部13を有している。更に前記基台部10は異なる
二つの円弧状に形成されており、その外周面が前記取付
孔５の孔縁と常に近接するように寸法が設計されてい
る。
さて、前記プラグ４を前記一方のハウジング２に取り付
けるには、ハウジング２の内面から前記取付孔５にプラ
グ４を挿入する。この時、前記基台部10が前記保持部剤
８に保持されると共に、前記軸部12がハウジング２内面
の軸部固定溝（図示せず）に軸支されるようになってい
る。このようにして取り付けられたプラグ４を回動させ
る場合には、前記プラグ刃11を指でつまみ回動させる。
収納状態または突出状態まで回動させると、前記係合突
起９が前記係合段部13に押されて保持部材８全体が大き
く弾性変形すると共に、その後係合段部13の側壁に係合
する。その結果、前記プラグ４を収納・突出状態に十分
に保持するようになっている。
けるには、ハウジング２の内面から前記取付孔５にプラ
グ４を挿入する。この時、前記基台部10が前記保持部剤
８に保持されると共に、前記軸部12がハウジング２内面
の軸部固定溝（図示せず）に軸支されるようになってい
る。このようにして取り付けられたプラグ４を回動させ
る場合には、前記プラグ刃11を指でつまみ回動させる。
収納状態または突出状態まで回動させると、前記係合突
起９が前記係合段部13に押されて保持部材８全体が大き
く弾性変形すると共に、その後係合段部13の側壁に係合
する。その結果、前記プラグ４を収納・突出状態に十分
に保持するようになっている。
更に、前記基台部10はその外周面が前記取付孔５の孔縁
と近接するように寸法が設計されているので、その収納
・突出状態及び回動途中において、プラグ４とハウジン
グ２の間に隙間を形成することはなく、塵埃等が入り込
むことを抑制する。
と近接するように寸法が設計されているので、その収納
・突出状態及び回動途中において、プラグ４とハウジン
グ２の間に隙間を形成することはなく、塵埃等が入り込
むことを抑制する。
（ト）考案の効果 本考案によれば、プラグの基台部を、回動時にその外周
面がプラグ取付孔の孔縁と近接するように円弧状に形成
しているので、プラグの収納・突出状態及び回動中にプ
ラグとハウジングの間に大きな隙間を形成することはな
く、塵埃等の侵入を抑制することができる。
面がプラグ取付孔の孔縁と近接するように円弧状に形成
しているので、プラグの収納・突出状態及び回動中にプ
ラグとハウジングの間に大きな隙間を形成することはな
く、塵埃等の侵入を抑制することができる。
また、基台部と係合しプラグ刃を収納・突出状態に保持
する弾性変形可能な保持部材をハウジング内に形成し、
且つ前記基台部に前記保持部材の先端突起と係合する係
合段部を設けているので、プラグを収納状態と突出状態
とに十分に保持する保持力が得られる。
する弾性変形可能な保持部材をハウジング内に形成し、
且つ前記基台部に前記保持部材の先端突起と係合する係
合段部を設けているので、プラグを収納状態と突出状態
とに十分に保持する保持力が得られる。
図面は本考案の電気機器のプラグ装置であって、第１図
（ａ）、（ｂ）、（ｃ）は夫々充電器の側面図、背面
図、要部拡大断面図、第２図（ａ）、（ｂ）、（ｃ）、
（ｄ）は夫々プラグの上面図、正面図、左側面図、右側
面図、第３図（ａ）、（ｂ）、（ｃ）は夫々ハウジング
に装着したプラグの収納、回動、突出状態を示す第２図
のＡ−Ａ′の断面図、第４図（ａ）、（ｂ）、（ｃ）は
夫々ハウジングに装着したプラグの収納、回動、突出状
態を示す第２図のＢ−Ｂ′の断面図である。 １……充電器、２……一方のハウジング、３……他方の
ハウジング、４……プラグ、５……取付孔、６……収納
凹部、７……固定部、８……保持部材、９……係合突
起、10……基台部、11……プラグ刃、12……軸部、13…
…係合段部。
（ａ）、（ｂ）、（ｃ）は夫々充電器の側面図、背面
図、要部拡大断面図、第２図（ａ）、（ｂ）、（ｃ）、
（ｄ）は夫々プラグの上面図、正面図、左側面図、右側
面図、第３図（ａ）、（ｂ）、（ｃ）は夫々ハウジング
に装着したプラグの収納、回動、突出状態を示す第２図
のＡ−Ａ′の断面図、第４図（ａ）、（ｂ）、（ｃ）は
夫々ハウジングに装着したプラグの収納、回動、突出状
態を示す第２図のＢ−Ｂ′の断面図である。 １……充電器、２……一方のハウジング、３……他方の
ハウジング、４……プラグ、５……取付孔、６……収納
凹部、７……固定部、８……保持部材、９……係合突
起、10……基台部、11……プラグ刃、12……軸部、13…
…係合段部。
Claims (1)
- 【請求項１】基台部と該基台部に固着された一対のプラ
グ刃とより構成されたプラグをハウジングに回動自在に
軸支した電気機器のプラグ装置であって、前記ハウジン
グに、前記一対のプラグ刃を収納する一対の収納凹部を
形成してなり、また前記基台部と係合して前記プラグ刃
を収納状態と突出状態とに保持する弾性変形可能な保持
部材を前記ハウジング内に形成し、前記基台部は前記ハ
ウジングに形成したプラグ取付孔の孔縁と近接するよう
に円弧状に形成すると共に、前記保持部材の先端突起と
係合する係合段部を有していることを特徴とする電気機
器のプラグ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1572790U JPH0735321Y2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 電気機器のプラグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1572790U JPH0735321Y2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 電気機器のプラグ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03106674U JPH03106674U (ja) | 1991-11-05 |
| JPH0735321Y2 true JPH0735321Y2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=31519019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1572790U Expired - Lifetime JPH0735321Y2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 電気機器のプラグ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0735321Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100677369B1 (ko) * | 2004-10-23 | 2007-02-02 | 엘지전자 주식회사 | 접이식 플러그를 갖는 충전기 |
| TWI356547B (en) * | 2007-10-04 | 2012-01-11 | Phihong Technology Co Ltd | Electric device with rotatable and receivable plug |
| EP2869410A1 (en) * | 2013-10-29 | 2015-05-06 | Velvetwire LLC | A plug-in device having a foldable plug |
-
1990
- 1990-02-20 JP JP1572790U patent/JPH0735321Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03106674U (ja) | 1991-11-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |