JP2000348576A - 多方向操作スイッチおよびこれを用いた複合スイッチ - Google Patents

多方向操作スイッチおよびこれを用いた複合スイッチ

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JP2000348576A
JP2000348576A JP16049999A JP16049999A JP2000348576A JP 2000348576 A JP2000348576 A JP 2000348576A JP 16049999 A JP16049999 A JP 16049999A JP 16049999 A JP16049999 A JP 16049999A JP 2000348576 A JP2000348576 A JP 2000348576A
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JP16049999A
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Takaya Nakamura
孝也 中村
Yoshihiko Kamimura
芳彦 神村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/008Operating part movable both angularly and rectilinearly, the rectilinear movement being perpendicular to the axis of angular movement
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/04Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick
    • H01H25/041Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick having a generally flat operating member depressible at different locations to operate different controls

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  • Switches With Compound Operations (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種電子機器に用いられる多方向操作スイッ
チに関し、押圧位置に対応したスイッチ接点を確実に接
離させるものを提供することを目的とする。 【解決手段】 固定接点11Aと、対となった固定接点
11B,11Cを有するスイッチ基板11上面に、それ
ぞれの上記固定接点に対応した中央可動部14および複
数個の周辺可動部17を一体に有する弾性材料製の駆動
体12を載せ、各周辺可動部17の下面に、固定接点1
1B,11Cの中間で先端がスイッチ基板11に当接す
る支持部18を設けることにより、支持部18が支点と
なって中央可動部14と周辺可動部17、および周辺可
動部17の左右の動作をそれぞれ独立したものとするこ
とができ、操作体23を押圧操作した時の押圧位置が多
少ずれても、目的のスイッチ接点のみを略確実に接離さ
せるものを実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器に用
いられる多方向操作スイッチおよびこれを用いた複合ス
イッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種電子機器の高機能化や多様化
が進み、その入力形態が画面上でのカーソルの移動およ
び選択キーによる決定などの方式に変りつつあり、この
種の入力デバイスとして、一つの操作体で複数のスイッ
チ接点を動作させる多様な機能のスイッチが求められて
おり、これに対応して各種の多方向操作スイッチが提案
されている。
【0003】この様な従来の多方向操作スイッチについ
て、図17〜図20を用いて説明する。
【0004】図17は従来の多方向操作スイッチの分解
斜視図、図18は同断面図であり、同図において、1は
上面に一組の中央スイッチ接点用の固定接点1Aと周辺
に四組の周辺スイッチ接点用の固定接点1B,1C,1
D,1Eを有するスイッチ基板であり、2はスイッチ基
板1に載置された駆動体で、略平板状の基台部2Aと、
中央に固定接点1Aと対峙した可動接点2Bを下面に有
し、外周下部に形成された薄肉のドーム状の連結部2C
で基台部2Aに連結された中央駆動部2Dと、この中央
駆動部2Dの周辺に配置され、周辺の固定接点1B〜1
Eとそれぞれ対峙した可動接点2Eを下面に有し、外周
下部に形成された薄肉のドーム状の連結部2Fで基台部
2Aに連結された四つの周辺駆動部2Gから構成されて
いる。
【0005】そして、3は厚肉円板状の操作体で、下面
中央が中央駆動部2Dの上面に当接すると共に、中央駆
動部2Dの側面を囲う位置決め用の係合部3Aと、外周
に突出した鍔部3Bに複数の切欠き部3Cを有してお
り、4は樹脂ケースで、操作体3を上方へ突出させる開
口部4Bを有し、裏面に操作体3の鍔部3Bの複数の切
欠き部3Cと所定の隙間をもって係合する複数の柱状突
起4Aを備えている。
【0006】なお、通常状態において中央の可動接点2
Bと固定接点1Aとの間隔aは、周辺の四つの可動接点
2Eと固定接点1B,1C,1D,1Eとの間隔bと、
操作体3の下面と周辺駆動部2Gの上面との間隔cとの
和より小さく設定されている。
【0007】すなわち、間隔a<(間隔b+間隔c)で
ある。
【0008】以上の構成において、通常状態である図1
8の中立位置から、図19の断面図に矢印で示すように
操作体3の中央部を押圧操作すると、駆動体2の中央駆
動部2Dは連結部2Cが撓んで下方へ移動し、可動接点
2Bがスイッチ基板1上の固定接点1Aを短絡させて中
央スイッチ接点がオン状態となるが、このとき間隔bと
間隔cの和は間隔aより大きいので、周辺駆動部2G下
面の四つの可動接点2Eは固定接点1B〜1Eを短絡さ
せることはなく周辺スイッチ接点はオフ状態となってい
る。
【0009】そして、操作体3に対する押圧を除くと、
連結部2Cの弾性復元力によって、操作体3は中央駆動
部2Dに押し上げられ、上方へ移動して中立位置に復帰
する。
【0010】また、図20の断面図に矢印で示すよう
に、操作体3の周辺部を押圧操作すると、操作体3は鍔
部3Bの切欠き部3Cと前述の樹脂ケース4の柱状突起
4Aに案内されて鍔部3Bを支点として傾倒するに伴
い、駆動体2の中央駆動部2Dの連結部2Cが少し撓む
と共に、操作体3の外周下面が支点側とは反対の周辺駆
動部2G上面に接触し、更に押圧すると連結部2Fが撓
んで周辺駆動部2Gが下方へ移動して可動接点2Eがス
イッチ基板1上の固定接点1Bを短絡させて周辺スイッ
チ接点がオン状態となる。
【0011】このとき、中央駆動部2D下面の可動接点
2Bは、固定接点1Aと所定の間隔を有するように設定
されているので固定接点1Aを短絡させることはなく、
中央スイッチ接点はオフ状態となっている。
【0012】そして、操作体3に対する押圧を除くと、
連結部2Cおよび2Fの弾性復元力によって、操作体3
は中央駆動部2Dおよび周辺駆動部2Gに押し上げら
れ、上方へ移動し中立位置に復帰するものであった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の多方向操作スイッチは、操作体3の中央部を押圧操作
する時、押圧位置が外周寄りにずれた場合、あるいは適
正位置を押圧しても所定以上の押圧力を加えた場合に、
中央スイッチ接点用の固定接点1Aおよび周辺スイッチ
接点用の固定接点1B〜1Eいずれか一組の双方が同時
にオン状態となる場合があるという課題があった。
【0014】また、操作体3の周辺部を押圧操作する
時、押圧位置が適正位置から円周方向に少しずれた場
合、意図した周辺スイッチ接点用の固定接点1Bがオン
状態とならなかったり、隣接する固定接点1Cや1Eが
オン状態となる場合があるという課題があった。
【0015】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、押圧位置が適正位置から多少ずれても目
的の押圧位置に対応したスイッチ接点のみを確実に接離
できる多方向操作スイッチおよびこれを用いた複合スイ
ッチを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の多方向操作スイッチは、一組の中央スイッチ
接点用の固定接点、および左右の固定接点が対となって
複数対配設された周辺スイッチ接点を有するスイッチ基
板上に、それぞれの固定接点に対応した中央可動部およ
び複数個の周辺可動部下面の押圧部を一体に有する弾性
材料製の駆動体を載せ、各周辺可動部の下面に上記左右
の固定接点の中間でスイッチ基板に当接する支持部を設
けることにより、中央可動部と各周辺可動部および周辺
可動部の両押圧部の動作をそれぞれ独立させるものであ
る。
【0017】これにより、駆動体の上方に配された操作
体の中央部あるいは周辺部を押圧操作した時の押圧位置
が多少ずれても、中央スイッチ接点あるいは意図した周
辺スイッチ接点のみを確実に接離させる多方向操作スイ
ッチを得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、上面の所定の位置に、上方からの押圧により接離す
る一組の中央スイッチ接点およびその周辺の同一円周上
の等分位置に左右のスイッチ接点が対となって複数対配
設された周辺スイッチ接点を有するスイッチ基板と、こ
のスイッチ基板上に厚肉の基台部が載せられると共に、
厚肉円柱状の中央可動部が上記中央スイッチ接点と所定
の間隔をあけて対峙し、その外周下部の薄肉の略ドーム
状の第一連結部で下方の基台部に連結された中央駆動
部、およびその周囲の等角度、等距離の放射線上に、上
面は中央可動部よりも所定の寸法だけ低い厚肉ブロック
状の周辺可動部を備えて、この周辺可動部の下面の中間
位置に先端が上記スイッチ基板上に当接する支持部を、
下面の両端位置に対となった上記左右のスイッチ接点に
所定の間隔をあけて対峙した押圧部を有し、外周から伸
ばされた薄肉の略ドーム状の第二連結部で、下方の基台
部に連結された複数個の周辺駆動部を有する弾性材料製
の駆動体と、この駆動体の上方に通常状態で安定して保
持されるように配置され、下面が上記各周辺駆動部の周
辺可動部と所定の間隔を有すると共に、下面中央が上記
中央可動部に当接する厚肉円板状または多角形状の操作
体からなる多方向操作スイッチとしたものであり、駆動
体の各周辺駆動部の周辺可動部の下面の中間位置に支持
部が設けられているため、操作体の押圧操作時に支持部
よりも中央部側を押圧した場合には中央スイッチ接点
が、意図した周辺部側を押圧した場合には押圧位置近く
の周辺スイッチ接点の少なくとも一つがオンし、双方が
同時にオン状態となることを防止できると共に、安定し
た操作が可能な多方向操作スイッチを得ることができる
という作用を有する。
【0019】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、操作体を弾性材料製とし、駆動体の上面
全体を覆い、外周下部の薄肉の略ドーム状の第三連結部
で下方の厚肉の周縁部に連結されたものであり、操作体
を弾性材料製にして略ドーム状の第三連結部による弾性
復帰力を持たせることにより、押圧を取除いた時に操作
体を大きい復元力で安定に復帰させることができると共
に、操作体のがたつきがなく安定に保持することができ
るという作用を有する。
【0020】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2記載の発明において、駆動体の周辺駆動部が、中央駆
動部の周辺にリング状に一体化して配設され、上面は中
央可動部よりも所定の寸法だけ低い厚肉の中空円板状の
周辺可動部を備え、下面に先端がスイッチ基板上に当接
する支持部と、周辺スイッチ接点の一組と所定の間隔を
あけて対峙した押圧部をそれぞれ交互に略等間隔で複数
個有して、内周側を薄肉の略ドーム状の第四連結部で、
外周側を薄肉の略ドーム状の第五連結部で下方の基台部
に連結したものであり、周辺駆動部をリング状に一体化
して支持部と押圧部を交互に配することにより、周辺部
を押圧操作した時の押圧位置が多少ずれても、意図した
周辺スイッチ接点のみを略確実にオンさせる多方向操作
スイッチを得ることができるという作用を有する。
【0021】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか一つに記載の発明において、スイッチ基板上の
一組の中央スイッチ接点および複数対の周辺スイッチ接
点が、いずれも一組の固定接点をスイッチ基板上に所定
の間隔をあけて配置し、可動接点を駆動体の中央可動部
下面および周辺可動部の押圧部下面に一体に形成して構
成されたものであり、操作体の押圧操作により、可動接
点が固定接点間を短絡させる方式のスイッチ接点を構成
できるので、可動接点を駆動体に、固定接点をプリント
基板等を用いたスイッチ基板上に一体に形成することに
よって、部品点数を少なくできるため、組立てが容易で
安価な多方向操作スイッチを得ることができるという作
用を有する。
【0022】請求項5に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか一つに記載の発明において、スイッチ基板上の
一組の中央スイッチ接点および複数対の周辺スイッチ接
点が、可撓性絶縁基板下面の上接点と、スイッチ基板上
またはこれに載せられた絶縁基板上面の下接点を所定の
間隔をあけて対向配置して構成されたものであり、操作
体の押圧操作により、駆動体の中央可動部の下面両端ま
たは周辺可動部の下面の押圧部が上接点を押圧して下接
点に接触させる所謂メンブレンスイッチ接点を構成でき
るので、防塵性に優れた接触信頼性の高い多方向操作ス
イッチを得ることができるという作用を有する。
【0023】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか一つに記載の発明において、スイッチ基板上の
中央スイッチ接点と周辺スイッチ接点のスイッチ構造
を、異なる構成としたものであり、中央スイッチ接点と
周辺スイッチ接点をそれぞれ別のスイッチ構造にするこ
とにより、操作力や操作ストローク等を変えることが出
来るので、操作体の中央部側や周辺部側の押圧操作時
に、明確に区分した操作感を有する多方向操作スイッチ
を得ることができるという作用を有する。
【0024】請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の
いずれか一つに記載の多方向操作スイッチと、この多方
向操作スイッチのスイッチ基板の外方延長部に設けられ
た一つ以上のスイッチ接点およびそのスイッチ接点のそ
れぞれの上方に配され、外周下部の薄肉の略ドーム状の
第六連結部で上記多方向操作スイッチの基台部に連結さ
れた厚肉円柱状の外方駆動部を備えた一つ以上の押釦ス
イッチからなる複合スイッチとしたものであり、多方向
操作スイッチの中央駆動部と周辺駆動部および一つ以上
の押釦スイッチの外方駆動部を一体に形成した駆動体、
およびそれら両方に対応するスイッチ接点を有するスイ
ッチ基板を用いて複合スイッチを構成することにより、
安価でコンパクトな複合スイッチを得ることができると
いう作用を有する。
【0025】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図16を用いて説明する。
【0026】(実施の形態1)図1は本発明の第一の実
施の形態による多方向操作スイッチの分解斜視図、図2
は同要部平面図、図3は図2に示したX−X線における
中央駆動部の断面図、図4は図2に示したY−Y線にお
ける周辺駆動部の断面図であり、同図において、11は
絶縁基板からなるスイッチ基板で、上面中央に中央スイ
ッチ接点用の一組の固定接点11Aと、この固定接点1
1Aを中心として周囲の同一円周上の等分位置に、周辺
スイッチ接点用の二組で一対となった八組の固定接点1
1B,11Cおよび固定接点11D,11E等がカーボ
ンインクや金属箔等で回路部(図示せず)と一体に形成
されている。
【0027】そして、12はゴムやエラストマー等の弾
性材料からなる駆動体で、スイッチ基板11上に載置さ
れた厚肉の基台部13を有しており、また14は中央可
動部で、中央の固定接点11A上に配された厚肉の円柱
状からなり、下面にカーボン材料等で印刷形成した可動
接点14Aを固定接点11Aと所定の間隔dをあけて対
向するように設けられ、中央可動部14の外周下部は薄
肉の略ドーム状の第一連結部15で下方の基台部13に
連結されて中央駆動部16となっており、この中央駆動
部16の周囲には90度の等角度、等距離の放射線状
に、上面が中央可動部14よりも所定の寸法だけ低い厚
肉ブロック状の四つの周辺可動部17,17A等が配設
され、この周辺可動部17,17Aそれぞれの下面の中
間位置に先端が円形断面でスイッチ基板11上に当接す
る支持部18,18Aを、下面の両端位置には先端が平
面状で一対となった押圧部19,20および押圧部19
A,20Aを備え、この押圧部19,20および押圧部
19A,20Aのそれぞれの下面にカーボン材料等で印
刷形成し一対となった可動接点19B,20Cおよび可
動接点19D,20Eが固定接点11B,11Cおよび
固定接点11D,11Eと所定の間隔eをあけて対峙す
るように設けられ、周辺可動部17,17Aの外周から
伸ばされた薄肉の略ドーム状の第二連結部21で下方の
基台部13に連結されて四つの周辺駆動部22となって
いる。
【0028】なお、周辺可動部17,17Aの支持部1
8,18Aの当接面端部は、中央可動部14の中心から
同一円周上に配置された押圧部19,20よりも小円の
同一円周上に配置されている。
【0029】さらに、23はゴムやエラストマー等の弾
性材料からなる操作体で、駆動体12の上面全体を覆う
厚肉円板状であり、下面が周辺可動部17,17Aの上
面と所定の間隔fを有し、下面中央が中央可動部14の
上面に当接すると共に、中央可動部14を囲う位置決め
用の係合部23Aと上面の周辺部に四つの方向マーク2
3Bを備えて、外周下部の薄肉の略ドーム状の第三連結
部26で下方の厚肉の周縁部27に連結され、駆動体1
2の基台部13上に載せられている。
【0030】また、28は樹脂ケースで、操作体23を
上方へ突出させる開口28Aと内面下方に伸びる略棒状
の突起28Bを備え、この突起28Bにより操作体23
がその周縁部27に配した切欠き部27Aで位置決めさ
れて、駆動体12の基台部13と共にスイッチ基板11
との間に挟み込まれて固定されている。
【0031】なお、可動接点14Aと固定接点11Aの
間隔dは、可動接点19Bおよび可動接点20Cと固定
接点11Bおよび固定接点11Cとの間隔eより大き
く、操作体23の下面と周辺可動部17の上面との間隔
fは、間隔dより大きいか等しく設定されている。
【0032】すなわち、間隔f≧間隔d>間隔eであ
る。
【0033】以上の構成において、通常状態である図
3、図4の中立位置から図5の中央駆動部の断面図、お
よび図6の周辺駆動部の断面図に矢印で示すように、操
作体23の中央部を押圧操作すると、第三連結部26が
撓むと共に、操作体23の下面に当接した駆動体12の
中央駆動部16の中央可動部14は第一連結部15が撓
んで下方へ移動し、可動接点14Aがスイッチ基板11
上の固定接点11Aを短絡させて中央スイッチ接点がオ
ン状態となるが、このとき四つの周辺駆動部22の周辺
可動部17,17A等側は、操作体23と間隔fがなく
なるものの一対となった押圧部19,20下面の可動接
点19B,20Cは、スイッチ基板11上の固定接点1
1B,11Cと間隔eを有しているので周辺スイッチ接
点はオフ状態となっている。
【0034】さらに、操作体23に所定以上の押圧を加
えても、スイッチ基板11に当接している周辺可動部1
7下面の支持部18の当接面端部は、押圧部19,20
よりも小円の同一円周上に配置されているので、この支
持部18が支点となって押圧部19,20側への押圧は
抑制されて下方へ押下されることなく固定接点11B,
11Cとの所定の間隔が保たれるため、可動接点19
B,20Cは固定接点11B,11Cを短絡させること
はなく周辺スイッチ接点はオフ状態を維持できる。
【0035】そして、操作体23に対する押圧を除く
と、第三連結部26の弾性復元力によって、操作体23
は円滑に上方へ復帰すると共に、駆動体12の中央可動
部14への押圧も解放されて中央可動部14は第一連結
部15の弾性復元力によって上方へ移動し中立位置に復
帰する。
【0036】次に、図7の中央駆動部の断面図、および
図8の周辺駆動部の断面図に矢印で示すように、操作体
23の周辺部の一つの方向マーク23Bの上面を押圧操
作すると、第三連結部26の一方が撓み、他方が伸びて
操作体23全体が押圧された方向へ傾倒するに伴い、二
つの周辺可動部17,17Aは操作体23の下面に押圧
されてそれぞれの第二連結部21が撓み、支持部18,
18Aを支点として押圧部19,19Aがスイッチ基板
11側へ回動して、下面の可動接点19Bあるいは可動
接点19Dが、スイッチ基板11上の固定接点11Bあ
るいは固定接点11Dのどちらか一方を短絡させれば周
辺スイッチ接点がオン状態となるように予め回路構成し
ているものであるが、このとき中央可動部14側は、第
一連結部15が少し撓んで傾倒し下面の可動接点14A
は固定接点11Aとの間隔dが小さくなるものの短絡さ
せることはなく中央スイッチ接点はオフ状態となってい
る。
【0037】さらに、操作体23に所定以上の押圧を加
えても、周辺可動部17,17Aの支持部18,18A
先端がスイッチ基板11に当接していることにより、中
央可動部14側への押圧は抑制されるので下方へ押下さ
れることなく固定接点11Aとの所定の間隔が保たれる
ため、可動接点14Aは固定接点11Aを短絡させるこ
とはなく中央スイッチ接点はオフ状態を維持できる。
【0038】そして、操作体23に対する押圧を除く
と、第三連結部26の弾性復元力によって、操作体23
は円滑に上方へ復帰するとともに駆動体12の周辺可動
部17,17Aへの押圧も解放され、周辺可動部17,
17Aはそれぞれの第二連結部21の弾性復元力によっ
て上方へ移動し中立位置に復帰する。
【0039】また、操作体23への押圧位置が、中央部
を押圧操作した時に周辺側へ、あるいは周辺部を押圧操
作した時に中央側にずれた場合でも、周辺可動部17,
17A下面の支持部18,18Aを支点として駆動体1
2への押圧力が中央部近傍の押圧操作時には中央側へ、
周辺部近傍の押圧操作時には周辺側へ働くと共に、方向
マーク23B近傍の押圧操作時においても、押圧部1
9,19Aに対となって配された隣接する押圧部20,
20A下面の可動接点20C,20Eは、支持部18,
18Aを支点とする回動によって上方へ移動するため、
意図した押圧操作位置に対応したスイッチ接点を略確実
にオン状態とすることができるものである。
【0040】このように、本実施の形態によれば、操作
体の押圧操作時において、中央部を押圧した場合には中
央スイッチ接点が、意図した周辺部を押圧した場合には
意図した周辺スイッチ接点を略確実にオンし、双方が同
時にオン状態となることを防止できると共に、押圧を取
除いた時に操作体を弾性復元力で円滑に復帰させること
ができるので、安定した操作が可能で、大きな復元力を
有した安価な多方向操作スイッチを得ることができるも
のである。
【0041】なお、以上の説明では操作体23がゴムや
エラストマー等の弾性材料からなる厚肉円板状で、外周
下部の薄肉の略ドーム状の第三連結部26で下方の周縁
部27に連結され、駆動体12の基台部13上に載せら
れた構成について説明したが、図9の分解斜視図、およ
び図10の中央駆動部の断面図に示すように、厚肉円板
状で、外周に突出した鍔30Aを有して樹脂ケース31
の開口31Aに突出した合成樹脂材料製の操作体30で
押圧操作する構成としても、中央スイッチ接点と周辺ス
イッチ接点双方が同時にオン状態となることを防止し、
安定した押圧操作が可能な多方向操作スイッチが得られ
るものであり、この操作体30は、上面に四個所の方向
マーク30Bを、下面中央に中央可動部14を当接して
圧入・保持する係合部30Cを備えており、鍔30Aに
より樹脂ケース31上方への抜け止めと、樹脂ケース3
1のリブ31Bによる回転止め、および凹部31Cによ
る案内を得るようにして円滑な動作を得ることができる
ものである。
【0042】(実施の形態2)図11は本発明の第二の
実施の形態による多方向操作スイッチの図2に示したX
−X線における中央駆動部の断面図、図12は図2に示
したY−Y線における周辺駆動部の断面図であり、開口
を有した樹脂ケース28と、中央駆動部33や周辺駆動
部34および基台部35からなる弾性材料製の駆動体3
6と、厚肉円板状の弾性材料製の操作体23とで構成さ
れていることや、操作体23の押圧操作でスイッチ接点
の接離が行われることについては、実施の形態1の場合
と同様であるが、スイッチ接点の構成が異なっている。
【0043】すなわち、42,43は可撓性絶縁基板で
スイッチ基板41上に載せられ、厚みが100μm前後
の可撓性を有する二枚のポリエチレンテレフタレート等
のフィルム製で、絶縁スペーサ44を介して貼り合わさ
れたメンブレンスイッチ45により中央スイッチ接点お
よび周辺スイッチ接点を構成するものであり、駆動体3
6の中央駆動部33および周辺駆動部34のそれぞれの
下方に配置した、上側の可撓性絶縁基板42に上接点4
2Aと、一対となった上接点42B,42Cを、下側の
可撓性絶縁基板43に下接点43Aと、一対となった下
接点43B,43Cをそれぞれ対向させて設けたもので
ある。
【0044】そして、この場合の動作としては、操作体
23の中央部または周辺部の所定位置を押圧操作するこ
とにより、駆動体36の中央可動部37下面あるいは周
辺可動部38の一対となった押圧部39,40下面が、
上接点42Aあるいは上接点42B,42Cを押圧し
て、下接点43Aあるいは下接点43B,43Cに接触
させオン状態とするものである。
【0045】このように、本実施の形態によれば、スイ
ッチ接点を、貼り合わされた二枚の可撓性絶縁基板の内
部に上接点と下接点を対向配置したメンブレンスイッチ
構成としているため、防塵性に優れた接触信頼性の高い
多方向操作スイッチを得ることができるものである。
【0046】(実施の形態3)図13は本発明の第三の
実施の形態による多方向操作スイッチの分解斜視図、図
14は同要部平面図、図15は図14に示したX−X線
における断面図であり、弾性材料製で厚肉円板状の操作
体50、および操作体50を上方へ突出させる開口28
Aを有した樹脂ケース28は実施の形態1によるものと
同様に構成されているものであるが、スイッチ基板51
上の固定接点の構成と駆動体52の周辺駆動部53の形
状が異なっている。
【0047】すなわち、スイッチ基板51の上面中央に
中央スイッチ接点用の一組の固定接点51Aと、この固
定接点51Aの周辺に等間隔で等距離位置に放射線状に
配された周辺スイッチ接点用の八組の固定接点51B,
51C,51D等が形成されている。
【0048】そして、駆動体52の中央駆動部54の周
辺に中央可動部55を中心にしてリング状に一体化して
配設された周辺駆動部53に、上面は中央可動部55よ
りも所定の寸法だけ低い厚肉の中空円板状の周辺可動部
56を備え、下面は先端が円形断面でスイッチ基板51
上に当接する八つの支持部57,57A等と、この支持
部57,57Aの中心側の当接面端部よりも外側に、先
端が平面状で固定接点51B,51C,51Dと所定の
間隔をあけて対峙した可動接点58Bを有する八つの押
圧部58,58C,58D等を、それぞれ交互に等間
隔、等距離位置に配して、内周側は上部拡径となった薄
肉の略ドーム状の第四連結部59で、外周側は下部拡径
となった薄肉の略ドーム状の第五連結部60で下方の基
台部61に連結されている。
【0049】さらに、この押圧部58,58C,58D
の上方位置には操作体50の八つの方向マーク50Bが
配置されている。
【0050】以上の構成において、通常状態である図1
5の中立位置から、操作体23の周辺部の一つの方向マ
ーク50Bの上面を押圧操作すると、周辺駆動部53の
第四連結部59と第五連結部60が撓んで周辺可動部5
6が下方に移動し、押圧部58下面の可動接点58Bが
スイッチ基板51上の固定接点51Bを短絡させて周辺
スイッチ接点がオン状態となるが、方向マーク50Bの
近傍を押圧操作した場合においては、支持部57と57
Aの双方が支点となって外側に回動し、押圧部58に隣
接する押圧部58C,58Dは上方へ移動して押圧力が
印加されないので、隣接するスイッチ基板51上の固定
接点51D,51Cは短絡することはなく周辺スイッチ
接点はオフ状態を維持できる。
【0051】このように、本実施の形態によれば、中央
駆動部の周辺にリング状に一体化して配された周辺駆動
部に、支持部と可動接点を備えた押圧部をそれぞれ交互
に配置することにより、周辺部を押圧操作した時の押圧
位置が多少ずれても、意図する周辺スイッチ接点のみを
略確実にオンさせることができる多方向操作スイッチを
得ることができるものである。
【0052】なお、上記の説明では、スイッチ基板51
上の固定接点51Bと周辺駆動部53の支持部57と押
圧部58をそれぞれ八個所設けたもので説明したが、固
定接点51Bと支持部57と押圧部58は必要に応じて
四個所または複数個所に設けたものでもよいことは勿論
である。
【0053】(実施の形態4)図16は本発明の第四の
実施の形態による複合スイッチの分解斜視図であり、実
施の形態1による多方向操作スイッチと同一のスイッチ
基板上に複数の押釦スイッチが設けられているものであ
る。
【0054】すなわち、スイッチ基板71上の固定接点
71A,71B、および基台部72上の中央駆動部7
3、周辺駆動部74からなる駆動体75、さらに厚肉円
板状の操作体76が樹脂ケース77内に収納されて多方
向操作スイッチが構成されていることは実施の形態1の
場合と同様であるが、多方向操作スイッチから延長され
た基台部72の上面に複数の厚肉円柱状の外方押圧部7
8が設けられ、その外周下部の薄肉の略ドーム状の第六
連結部79で下方の基台部72に連結された複数の外方
駆動部80が一体に形成されていると共に、外方押圧部
78の上部は樹脂ケース77の開口77Aの上方へ突出
し、下面にはそれぞれ複数の可動接点(図示せず)を備
えている。
【0055】そして、多方向操作スイッチから延長され
たスイッチ基板71上には、上記各可動接点に対応して
複数組の固定接点71Eが設けられて複数の押釦スイッ
チが構成されたものである。
【0056】以上の構成において、樹脂ケース77の開
口77Aから突出した外方駆動部80の外方押圧部78
を押圧操作すると、第六連結部79が撓んで上記可動接
点がスイッチ基板71上の固定接点71Eを短絡させて
オン状態にし、押圧を除くと第六連結部79の弾性復元
力により上記可動接点が固定接点71Eから離れてオフ
状態に復帰する。
【0057】このように、本実施の形態によれば、中央
駆動部と周辺駆動部、および一つ以上の押釦スイッチの
外方駆動部を一体に形成した駆動体およびスイッチ基板
を共通にした多方向操作スイッチと押釦スイッチを一つ
の樹脂ケース内に構成できると共に、多様な機能を持た
せて、安価でコンパクトな複合スイッチを得ることがで
きるものである。
【0058】なお、以上の実施の形態1〜4では駆動体
の下面に可動接点を形成し、スイッチ基板上面に形成さ
れた固定接点を短絡させてスイッチ接点を接離するもの
や、メンブレンスイッチ接点を用いた構成について説明
したが、スイッチ基板の上面に形成された固定接点上に
弾性金属薄板製可動接点を配置して、駆動体の中央可動
部下面あるいは周辺可動部の押圧部下面で押圧する構成
としたり、あるいは、中央スイッチ接点用の固定接点の
みに上記弾性金属薄板製可動接点や単体のプッシュオン
スイッチを配置して、中央スイッチ接点と周辺スイッチ
接点の操作感を異なるものとして構成しても上記実施の
形態1〜4と同様な効果を奏することは勿論である。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、中央スイ
ッチ接点および左右のスイッチ接点が対となった複数対
の周辺スイッチ接点を有するスイッチ基板上に、それぞ
れのスイッチ接点に対応した中央可動部および複数個の
周辺可動部を一体に有する弾性材料製の駆動体を載せ、
この各周辺可動部の下面に上記左右のスイッチ接点の中
間でスイッチ基板に当接する支持部を設けることによ
り、この支持部が支点となって中央可動部および周辺可
動部の両押圧部の動作をそれぞれ独立したものとするの
で、駆動体の上方に配された操作体の中央部あるいは周
辺部を押圧操作した時の押圧位置が多少ずれても、中央
スイッチ接点あるいは意図した周辺スイッチ接点のみを
略確実に接離させることができ、スイッチ接点の接触信
頼性が高く、大きな復帰力を持って良好な操作感を有す
る、安価な多方向操作スイッチおよびこれを用いたコン
パクトな複合スイッチを得ることができるという有利な
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態による多方向操作ス
イッチの分解斜視図
【図2】同要部平面図
【図3】図2に示したX−X線における中央駆動部の断
面図
【図4】図2に示したY−Y線における周辺駆動部の断
面図
【図5】同操作体の中央部を押圧操作した時の中央駆動
部の断面図
【図6】同操作体の中央部を押圧操作した時の周辺駆動
部の断面図
【図7】同操作体の周辺部を押圧操作した時の中央駆動
部の断面図
【図8】同操作体の周辺部を押圧操作した時の周辺駆動
部の断面図
【図9】同別構成の操作体を使用した時の分解斜視図
【図10】同別構成の操作体を使用した時の中央駆動部
の断面図
【図11】本発明の第二の実施の形態による多方向操作
スイッチの図2に示したX−X線における中央駆動部の
断面図
【図12】同図2に示したY−Y線における周辺駆動部
の断面図
【図13】本発明の第三の実施の形態による多方向操作
スイッチの分解斜視図
【図14】同要部平面図
【図15】図14に示したX−X線における断面図
【図16】本発明の第四の実施の形態による複合スイッ
チの分解斜視図
【図17】従来の多方向操作スイッチの分解斜視図
【図18】同断面図
【図19】同操作体の中央部を押圧操作した時の断面図
【図20】同操作体の周辺部を押圧操作した時の断面図
【符号の説明】
11,41,51,71 スイッチ基板 11A,11B,11C,11D,11E,51A,5
1B,51C,51D,71A,71B,71E 固定
接点 12,36,52,75 駆動体 13,35,61,72 基台部 14,37,55 中央可動部 14A,19B,19D,20C,20E,58B 可
動接点 15 第一連結部 16,33,54,73 中央駆動部 17,17A,38,56 周辺可動部 18,18A,57,57A 支持部 19,19A,20,20A,39,40,58,58
C,58D 押圧部 21 第二連結部 22,34,53,74 周辺駆動部 23,30,50,76 操作体 23A,30C 係合部 23B,30B,50B 方向マーク 26 第三連結部 27 周縁部 27A 切欠き部 28,31,77 樹脂ケース 28A,31A,77A 開口 28B 突起 30A 鍔 31B リブ 31C 凹部 42,43 可撓性絶縁基板 42A,42B,42C 上接点 43A,43B,43C 下接点 44 絶縁スペーサ 45 メンブレンスイッチ 59 第四連結部 60 第五連結部 78 外方押圧部 79 第六連結部 80 外方駆動部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面の所定の位置に、上方からの押圧に
    より接離する一組の中央スイッチ接点およびその周辺の
    同一円周上の等分位置に左右のスイッチ接点が対となっ
    て複数対配設された周辺スイッチ接点を有するスイッチ
    基板と、このスイッチ基板上に厚肉の基台部が載せられ
    ると共に、厚肉円柱状の中央可動部が上記中央スイッチ
    接点と所定の間隔をあけて対峙し、その外周下部の薄肉
    の略ドーム状の第一連結部で下方の基台部に連結された
    中央駆動部、およびその周囲の等角度、等距離の放射線
    上に、上面は中央可動部よりも所定の寸法だけ低い厚肉
    ブロック状の周辺可動部を備えて、この周辺可動部の下
    面の中間位置に先端が上記スイッチ基板上に当接する支
    持部を、下面の両端位置に対となった上記左右のスイッ
    チ接点に所定の間隔をあけて対峙した押圧部を有し、外
    周から伸ばされた薄肉の略ドーム状の第二連結部で、下
    方の基台部に連結された複数個の周辺駆動部を有する弾
    性材料製の駆動体と、この駆動体の上方に通常状態で安
    定して保持されるように配置され、下面が上記各周辺駆
    動部の周辺可動部と所定の間隔を有すると共に、下面中
    央が上記中央可動部に当接する厚肉円板状または多角形
    状の操作体からなる多方向操作スイッチ。
  2. 【請求項2】 操作体を弾性材料製とし、駆動体の上面
    全体を覆い、外周下部の薄肉の略ドーム状の第三連結部
    で下方の厚肉の周縁部に連結された請求項1記載の多方
    向操作スイッチ。
  3. 【請求項3】 駆動体の周辺駆動部が、中央駆動部の周
    辺にリング状に一体化して配設され、上面は中央可動部
    よりも所定の寸法だけ低い厚肉の中空円板状の周辺可動
    部を備え、下面に先端がスイッチ基板上に当接する支持
    部と、周辺スイッチ接点の一組と所定の間隔をあけて対
    峙した押圧部をそれぞれ交互に略等間隔で複数個有し
    て、内周側を薄肉の略ドーム状の第四連結部で、外周側
    を薄肉の略ドーム状の第五連結部で下方の基台部に連結
    した請求項1または2記載の多方向操作スイッチ。
  4. 【請求項4】 スイッチ基板上の一組の中央スイッチ接
    点および複数対の周辺スイッチ接点が、いずれも一組の
    固定接点をスイッチ基板上に所定の間隔をあけて配置
    し、可動接点を駆動体の中央可動部下面および周辺可動
    部の押圧部下面に一体に形成して構成された請求項1〜
    3のいずれか一つに記載の多方向操作スイッチ。
  5. 【請求項5】 スイッチ基板上の一組の中央スイッチ接
    点および複数対の周辺スイッチ接点が、可撓性絶縁基板
    下面の上接点と、スイッチ基板上またはこれに載せられ
    た絶縁基板上面の下接点を所定の間隔をあけて対向配置
    して構成された請求項1〜3のいずれか一つに記載の多
    方向操作スイッチ。
  6. 【請求項6】 スイッチ基板上の中央スイッチ接点と周
    辺スイッチ接点のスイッチ構造を、異なる構成とした請
    求項1〜5のいずれか一つに記載の多方向操作スイッ
    チ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか一つに記載の多
    方向操作スイッチと、この多方向操作スイッチのスイッ
    チ基板の外方延長部に設けられた一つ以上のスイッチ接
    点およびそのスイッチ接点のそれぞれの上方に配され、
    外周下部の薄肉の略ドーム状の第六連結部で上記多方向
    操作スイッチの基台部に連結された厚肉円柱状の外方駆
    動部を備えた一つ以上の押釦スイッチからなる複合スイ
    ッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003139634A (ja) * 2001-11-05 2003-05-14 Alps Electric Co Ltd 座標入力装置
CN100463091C (zh) * 2003-06-18 2009-02-18 诺基亚有限公司 数字式多方向控制开关
JP2011156943A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Nhk Spring Co Ltd 車両用シート構造
JP2014014608A (ja) * 2012-07-11 2014-01-30 Sophia Co Ltd 遊技機
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JP2016194737A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 ブラザー工業株式会社 キー入力装置

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