JP2003139634A - 座標入力装置 - Google Patents
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Abstract
り、操作部材の操作性が低下することのない座標入力装
置を提供すること。 【解決手段】 表示部(図示せず)に座標入力が可能な
入力部材Nと、この入力部材Nを操作可能な操作部材S
とを備え、操作部材Sは、片手操作で表面の操作面を親
指で押圧することにより入力部材Nを操作可能とし、外
形を略卵形に形成し、前記表示部に近い側で前記操作部
材Sの一方側の外周面から前記操作部材Sの中心を通る
中心線Tまでを寸法R1とし、前記表示部から遠い側で
前記操作部材Sの他方側の外周面から前記中心線Tまで
を寸法R2として、前記操作部材SをR1<R2の関係
になるように形成した。
Description
り、特に入力部材を操作可能な操作部材を有し、携帯電
話等の携帯機器に用いて好適な座標入力装置に関する。
られたもので説明すると、一般的な折り畳み式の携帯電
話は、図8に示すように、操作者の片手で把持した状態
で、一方の手の親指だけで入可能な入力部20を有して
片手操作可能になっている。前記入力部20には、表面
にアルファベット、又は数字等が印刷された複数のキー
スイッチ21が整列配置されている。また、キースイッ
チ21の図示上方には、座標入力装置22が配設されて
おり、この座標入力装置22は、図9に示すように、外
形が円形状の操作部材23を有し、この操作部材23の
表面には、図示上下左右の四方に、入力方向を示す矢印
状の目印部23a〜23dが形成されている。
れた部分の操作部材23の下部側には、それぞれの目印
部23a〜23dを親指で押圧操作することにより、入
力可能なスイッチ部材24が配設されている。このスイ
ッチ部材24は、それぞれの目印部23a〜23dに略
150gf程度の押圧力を加えることにより、スイッチ
回路の接点の切り換えが行えるようになっている。そし
て、入力部20を片手で把持した状態で、親指により操
作部材23、又はキースイッチ21を押圧操作すること
により、携帯電話が片手操作可能になっている。
ジ部25を支点として入力部20上に折り畳み可能なL
CD等のディスプレー26を有する表示部27が配設さ
れている。このような一般的な携帯電話に用いられてい
る、従来の座標入力装置22は、入力部20を片手で把
持した状態で、親指で、操作部材23のそれぞれの目印
部23a〜23dを押圧操作することにより、ディスプ
レー26上のカーソル等を所望の位置のアイコン等まで
移動できるようになっている。このような従来の座標入
力装置22は、入力部20を操作者が片手操作する時に
おいて、操作部材23の図示下方側の目印部23cを操
作する際に、親指による下方向への入力は、力が入れづ
らいために、親指に加わる荷重が実際より大きく感じら
れていた。
の機能が拡張されるに伴い、例えば地図画面上でのスク
ロールや、ポインティングのアナログ入力が必要となっ
てくるが、従来の円形状の操作部材23では、親指によ
る下方向の入力時に、前述のように、親指に加わる荷重
が実際より大きく感じる。そのために、下方向の目印部
23cを操作時に、上方向の目印部23aと同じ荷重を
加えているつもりでも、下方向の目印部23cに加える
荷重が小さくなって、下方向の出力が小さくなり操作性
が低下するおそれがあった。本発明は、前述したような
問題点に鑑みてなされたもので、操作部材の形状を変え
ることにより、操作部材の操作性が低下することのない
座標入力装置を提供することを目的とする。
の第1の解決手段として本発明の座標入力装置は、表示
部に座標入力が可能な入力部材と、この入力部材を操作
可能な操作部材とを備え、前記操作部材は、片手操作で
表面の操作面を親指で押圧することにより前記入力部材
を操作可能とし、前記表示部に近い側で前記操作部材の
一方側の外周面から前記操作部材の中央部までを寸法R
1とし、前記表示部から遠い側で前記操作部材の他方側
の外周面から前記中央部までを寸法R2として、前記操
作部材をR1<R2の関係になるように、外形形状を略
卵形に形成した構成とした。
決手段として、前記操作部材は、前記操作面の外周部寄
りに、所定高さの凸条部を形成した構成とした。
決手段として、前記操作部材は、前記凸条部の円周方向
を略4等分するような溝を形成した構成とした。
1〜図7に基づいて説明する。まず、図1は本発明の座
標入力装置を携帯機器に取り付けた平面図であり、図2
は図1の要部断面図であり、図3は本発明に係わる操作
部材の平面図であり、図4は図3の要部断面図であり、
図5は図2の要部拡大図であり、図6は本発明に係わる
入力部材の斜視図であり、図7は図6の分解斜視図であ
る。
示すように、例えば操作者の片手に把持した状態で、操
作可能な携帯電話等の携帯機器Kに取り付けられてい
る。そして、携帯機器Kのディスプレーからなる表示部
(図示せず)上のカーソル等を所望の位置に移動させて
入力可能な入力部材Nと、この入力部材Nの上方に配設
されて、操作者の親指で操作可能な操作部材Sとで構成
されている。このような携帯機器Kは、図1、図2に示
すように、下フレーム1には、入力部材Nを半田付け等
で取り付けたプリント基板2が取り付けられている。前
記プリント基板2には、入力部材Nだけでなく、その他
の電気部品である、IC、コンデンサ、抵抗等(図示せ
ず)が取り付けられている。また、入力部材Nの上方に
は、上フレーム3がネジ(図示せず)等で下フレーム1
に取り付けられて配設されている。また、図1に示す携
帯機器Kは、上フレーム3の図示上方側に表示部が配設
されている。
通穴3aが形成され、この貫通穴3aには、貫通穴3a
と略同形状で貫通穴3aよる小さな操作部材Sが配設さ
れている。前記操作部材Sは、表面に操作面4が形成さ
れ、この操作面4の略中央部には、テーパ状の軸穴4a
が形成されている。また、操作部材4は、ディスプレー
からなる表示部(図示せず)に近い側に、一方側の外周
部4bが形成され、操作部から遠い側に他方側の外周部
4cが形成されている。
た略中央部を通る中心線Tを有し、図示上方側の一方側
の外周部4bから中心線Tまでを寸法R1とし、図示下
方側の他方側の外周部4cから中心線Tまでを寸法R2
としている。そして、操作部材Sは、R1<R2の関係
になるように、外形形状が略卵形に形成されている。
一方側の外周部4aまでは、半径が寸法R1の略半円形
状に形成され、この略半円形状の一方側の外周部ba
と、寸法R1より大きな寸法である寸法R2からなる楕
円形状の他方側の外周部4cとを組み合わせることによ
り、操作部材Sが略卵形に形成されている。そして、寸
法R2は、寸法R1に対して1.2〜1.5倍の寸法に
形成されている。
4c寄りには、円弧状の外周部に合わせて、所定の高さ
寸法の凸条部5が形成されている。また、凸条部5は、
図3に示すように、4個の溝5aにより、円周方向が略
等分に4分割されて、第1〜第4の凸条部5b〜5eが
形成されている。また、操作部材Sの軸穴4aには、略
円錐台形状のスイッチ操作軸6が装着されている。前記
スイッチ操作軸6は、図5に示すように、上端部が操作
面4から上方に所定寸法突出した状態で、図示上下方向
に移動可能になっている。
すように、貫通穴3aを覆う防水シート7が、接着剤等
で取り付けられている。そのために、スイッチ操作軸6
は、防水シート7で軸穴4aから抜け止めされるように
なっている。また、貫通穴3aを覆う防水シート7によ
り、操作部材S上から誤って水滴等をこぼしても、この
水滴が上フレーム3の内部に侵入することがなく、プリ
ント基板2上に取り付けた入力装置N、及び電気部品等
の防水を行って、品質の劣化を防ぐことができる。前記
防水シート7は、弾性と可撓性があるゴムシート等から
なり、下面側に所定高さの突部7aが形成されている。
防水シート7上には、スイッチ操作軸6を装着した操作
部材Sが、接着剤等で固着されている。前記防水シート
7に固着された操作部材Sの外周部4b、4cと、貫通
穴3aの内周面との間には、図5に示すように、ほぼ均
等な隙間が設けられて、例えば右側の第3の凸条部5d
を、親指等で矢印Bの垂直方向に押圧操作すると、図示
右側の防水シート7の突部7aが、入力部材Nの後述す
る可動電極16を押圧可能になっている。
の凸条部5b〜5eを押圧することにより、表示部上の
カーソルを所望の位置に移動させることができるように
なっている。そして、図1に示す、例えば右側の第2の
凸条部5cを押圧操作することにより、ディスプレー上
のカーソルを右方向の所望の位置に移動できるようにな
っている。
材Sの形状を、R1<R2の関係の外形形状を略卵形に
形成することにより、中心線Tから他方側の外周面4c
までの操作部材Sの操作面積が、中心線Tから一方側の
外周面4bまでの操作面積より大きくなり、携帯機器K
を片手に把持した状態で、親指で操作面4の図示下方側
の他方側を操作しても無理なく操作することができる。
そのために、片手操作で、親指で下方向の入力時に、図
示上方側の一方側を操作するときに加える荷重と同じ荷
重で、図示下方側の他方側を操作することができ、地図
画面等を操作するときでも操作性が低下することがな
い。また、操作面4に、凸条部5を設けることにより、
親指で凸条部5をなぞりながら操作部材Sを操作するこ
とができ、操作性を更に向上させることができる。ま
た、凸条部5の円周方向を略4等分するような溝5aを
形成したので、片手操作の時に、親指で溝5aを認識す
ることにより操作方向を容易に選択することができる。
力部材Nを、例えば静電容量式のもので説明すると、こ
のような入力部材Nを、図7に基づいて説明すると、入
力部材Nは、下方側に下ケース10が配設されている。
この下ケース10は、表面に円形状で所定の深さの空洞
部10aが設けられ、この空洞部10aは、底部に所定
厚さの底壁10bが形成されている。また、下ケース1
0の互いに対向する2つの外壁には、外向きでフック状
の係止部10cがそれぞれ突出形成されている また、底壁10bには、円周方向に、例えば4等分に分
割して設けた第1電極〜第4電極11a〜11dからな
る固定電極11が形成されている。この固定電極11
は、例えば扇状に形成した導電性の金属板をそれぞれ絶
縁分離した状態で、下ケース10にインサート成形等で
一体化形成されている。
チ回路12が形成されており、このスイッチ回路12
は、中央部に例えば中央固定接点12aと、この中央固
定接点12aの外側に、中央固定接点12aと絶縁分離
された、例えば馬蹄形状の周辺固定接点12bとが、そ
れぞれ金属板等で形成されて、インサート成形等で下ケ
ース10に一体形成されている。また、固定電極11上
には、誘電体フィルム等からなる絶縁フィルム13が配
設されている。この絶縁フィルム13の中央部には、後
述する操作軸15が挿通可能な貫通穴13aが設けられ
て、形状がドーナッツ状に形成されている。
上方に膨らんで内部が空洞のドーム状をなす金属接点1
4が配設されており、この金属接点14は、ステンレス
等の板厚が非常に薄い金属板からなっている。前記金属
接点14の上部には、金属接点14を押圧操作可能な金
属棒等からなる操作軸15が配設されている。前記操作
軸15は、下方側に外径寸法の大きな押圧部15aと、
上方側に押圧部15aより外径寸法が小さい円柱状の操
作部15bとからなっている。そして、スイッチ回路1
2上に配設した金属接点14は、ドーム状に膨らんだ中
央部に操作軸15の押圧部15aが当接すると共に、下
方側の外周部がスイッチ回路12の周辺固定接点12b
に位置して、金属接点14と周辺固定接点12bとが導
通している。
ルム13上の空洞部10a内には、上下動可能な可動電
極16が配設されている。この可動電極16は、図示上
方に円盤状の電極保持部材17と、この電極保持部材1
7の下面に位置して電極保持部材17と一体化された導
電性の金属板からなる電極板18とからなっている。前
記電極保持部材17は、円盤状の上面側を所定寸法突出
させて平坦状に形成した操作面17aが設けられてい
る。また、操作面17aの中央部には、操作軸15の操
作部15bが挿通可能な貫通穴17bが形成されてい
る。電極保持部材18は、円形状の外周壁の四方に、所
定の深さと幅の取付溝17cが形成されるいる。また、
前記外周壁寄りから上方に突出して外周突部17dが形
成され、この外周突部17dは、操作面17aより若干
低く形成されている。
けされる電極板18は、電極保持部材17の取付溝17
cにスナップ係合可能な取付脚18aが四方に形成さ
れ、中央部に操作軸15の押圧部15aが挿通可能な貫
通穴18bが形成されている。そして、電極板18の取
付脚18aを、電極保持部材17の取付溝17cにスナ
ップ係合させると、電極保持部材17と電極板18とが
一体化されて、可動電極16が構成されている。また、
電極板18は、操作軸15の外径寸法の大きな押圧部1
5aが接するようになっている。
16の上部には、金属板からなる上ケース19が配設さ
れ、この上ケース19は、平坦部19aと、この平坦部
19aの中央部に可動電極16の操作面17aが位置し
て挿通可能な挿通穴19bが形成されている。また、平
坦部19aの図示左右が下方側に折り曲げられて、互い
に対向する一対の取付脚19cが設けられている。ま
た、取付脚19cには、下ケース10の外壁に形成した
係止部10cにスナップ係止可能な係止穴19dが形成
されている。
の組立は、下ケース10の固定電極11上に絶縁フィル
ム13を載置し、この絶縁フィルム13の貫通穴13a
から露出するスイッチ回路12上に金属接点14を載置
する。次に、電極保持部材17と電極板18とを一体化
させた可動電極16の貫通穴17a、18bに、操作軸
6の操作部6bを挿通した状態で、下ケース10の空洞
部10a内に位置させると、操作軸15の押圧部15a
下端が金属接点14のドーム状の頂部に当接して、可動
電極16が上方に弾性付勢される。そのために、可動電
極16は、電極板18と固定電極11との間に、絶縁フ
ィルム13を介して、所定の隙間が形成される。
される可動電極16の上から、上ケース19をかぶせる
と、平坦部19aが可動電極16の外周突部17dを下
方に押圧すると共に、取付脚19cの係止穴19dが係
止部10cにスナップ係止されて、本発明に係わる入力
部材Nが組み立てられている。このように組み立てられ
た入力部材Nは、図5に示すように、可動電極16の操
作面17aが、上ケース19の平坦部19aと同一平
面、又は若干挿通穴19bから上方に突出すると共に、
操作軸15の操作部15bの先端部が、操作面8aから
所定の高さ上方に突出する。
接点14、及び操作軸15を介してスイッチ回路12の
周辺固定接点12bに導通しているので、スイッチ回路
12及び固定電極11に通電することにより、固定電極
11のそれぞれの電極11a〜11dと可動電極16と
の間に所定の値の静電容量が形成される。そして、固定
電極11と可動電極16との間に形成される、それぞれ
の静電容量値は、図示を省略した制御手段に自動的に読
み取りされるようになっている。
の座標入力装置Zの操作は、図1に示す携帯機器Kを操
作者の一方の手に把持し、例えば図示右側の第2の凸条
部5cを親指で押圧操作することにより、第2の凸条部
5c下部の防水シート7の突部7aが、可動電極16の
操作面17aを押圧して、可動電極16と固定電極11
との間の静電容量を変化させ、この静電容量の変化に対
応して、ディスプレー(図示せず)上のカーソルを右方
向の所望の位置に移動させることができる。
に限定されるものではなく、下ケース10の円周方向に
複数のスイッチを配設し、操作部材Sを押圧すると、ス
イッチがONされて、ディスプレー上のカーソルを所望
の位置に移動させるようにしたスイッチ式のものでも良
い。
置の操作部材は、操作部材をR1<R2の関係になるよ
うに、外形形状を略卵形に形成したので、操作部材の他
方側の操作面積を、一方側の操作面積より大きくするこ
とができ、携帯機器を片手に把持して、親指で操作部材
を操作するときに、他方側を一方側と同じ操作荷重で操
作することができ、操作性が良い座標入力装置を提供で
きる。
に、所定高さの凸条部を形成したので、片手操作すると
きに、親指で凸条部をなぞりながら操作することがで
き、片手操作時の操作性を、更に向上させることができ
る。
4等分するような溝を形成したので、片手操作時に、親
指で溝を認識することにより、操作方向を容易に選択す
ることができる。
平面図である。
説明する概略図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 表示部に座標入力が可能な入力部材と、
この入力部材を操作可能な操作部材とを備え、前記操作
部材は、片手操作で表面の操作面を親指で押圧すること
により前記入力部材を操作可能とし、前記表示部に近い
側で前記操作部材の一方側の外周面から前記操作部材の
中央部までを寸法R1とし、前記表示部から遠い側で前
記操作部材の他方側の外周面から前記中央部までを寸法
R2として、前記操作部材をR1<R2の関係になるよ
うに、外形形状を略卵形に形成したことを特徴とする座
標入力装置。 - 【請求項2】 前記操作部材は、前記操作面の外周部寄
りに、所定高さの凸条部を形成したことを特徴とする請
求項1記載の座標入力装置。 - 【請求項3】 前記操作部材は、前記凸条部の円周方向
を略4等分するような溝を形成したことを特徴とする請
求項2記載の座標入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001338952A JP2003139634A (ja) | 2001-11-05 | 2001-11-05 | 座標入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001338952A JP2003139634A (ja) | 2001-11-05 | 2001-11-05 | 座標入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003139634A true JP2003139634A (ja) | 2003-05-14 |
Family
ID=19153370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001338952A Pending JP2003139634A (ja) | 2001-11-05 | 2001-11-05 | 座標入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003139634A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012155915A (ja) * | 2011-01-25 | 2012-08-16 | Casio Comput Co Ltd | スイッチ装置 |
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-
2001
- 2001-11-05 JP JP2001338952A patent/JP2003139634A/ja active Pending
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A521 | Request for written amendment filed |
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A02 | Decision of refusal |
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