JP2002124152A - 電子機器の操作釦 - Google Patents

電子機器の操作釦

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JP2002124152A
JP2002124152A JP2000312051A JP2000312051A JP2002124152A JP 2002124152 A JP2002124152 A JP 2002124152A JP 2000312051 A JP2000312051 A JP 2000312051A JP 2000312051 A JP2000312051 A JP 2000312051A JP 2002124152 A JP2002124152 A JP 2002124152A
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JP
Japan
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contact portion
movable contact
switch
dome
rubber sheet
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JP2000312051A
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English (en)
Inventor
Wataru Iwasaki
渉 岩崎
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SMK Corp
Original Assignee
SMK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作釦の隅部を押圧してもスイッチ操作が容易
な隅押し性能に優れた電子機器のクリック機能付操作釦
の提供を目的とする。 【解決手段】基板面上に形成した一対のスイッチ主固定
接点部から所定の間隔をあけて一つ以上の一対のスイッ
チ補助固定接点部を形成し、スイッチ主固定接点部に対
応して導電性接点部を裏面に印刷した接離自在のドーム
形状主可動接点部を有し、スイッチ補助固定接点部に対
応して補助可動接点部を延伸フイルムシートまたはラバ
ーシートの裏面に設け、当該ラバーシートの上面にラバ
ーシートと一体的あるいは別ピースとして一つの操作釦
を設けた。この操作釦を押圧すると、ドーム形状の主可
動接点部が基板面上に形成したスイッチ主固定接点部に
当接し、補助可動接点部がスイッチ補助固定接点部に当
接することになるが、いずれか一つ以上の接点部が導通
すると電子回路がオン状態になり押圧を解除するとオフ
状態になるように電子回路を設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビジョン、空調
機等のリモコン送信機、携帯電話、コンピューター、電
子手帳各種電子機器に使用される押圧スイッチに関し、
特に隅押し性能を向上させたクリック機能付操作釦に関
する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機等の小型電子機器の操作釦に
は操作感覚向上をねらいにドーム形状の可動接点部を押
圧操作することでスイッチオンオフ操作するクリック機
能付操作釦が広く使用されている。その構造例は図5及
び図6に示すように基板101の面上に一対のスイッチ
固定接点部102a、102bが設けられ、このスイッ
チ固定接点部の上部を覆うようにドーム形状103aに
加工した延伸フイルムシート103が配設されている。
なお、このドーム形状の裏面にはカーボン等からなる導
通性の可動接点部104が印刷されている。ドーム形状
可動接点部上部に当接するようにドーム作用部105a
が設けられたラバーシート105を介して、操作釦10
6が配設され、操作釦部分を切り欠いたケース107内
に収納されている。この操作釦を押圧して、基板面上の
一対のスイッチ固定接点部にドーム形状の裏側に印刷さ
れた可動接点部が当接することで、一対のスイッチ固定
接点部間が導通し、電子回路がオン状態になり、押圧を
解除すると、ドーム形状により自動復帰してオフ状態に
なるものである。また、クリック感を調整するために基
板と延伸フイルムシートの間に、ドーム形状に対応する
部分を切り抜いたストローク調整シート108が設けら
れることもある。
【0003】このようなクリック機能付操作釦はスイッ
チ操作感に優れていることからテレビジョンや空調機等
のリモコン送信機等への展開が要求されている。しか
し、携帯電話機等においては手元又は手元付近の液晶画
面を見ながらの操作となるが、リモコン送信機等におい
ては遠方に離れた画面を見ながらの操作になるので、操
作性の観点から操作釦面積を大きくする必要がある。と
ころが、操作釦面積が大きくなると、それに合わせて大
きいドーム形状にするとスイッチストロークや、操作荷
重が大きくなりすぎて実用的でなくなり、操作釦中央部
に携帯電話機等に用いられている従来の大きさのドーム
形状スイッチを設けると操作釦の隅部を押圧した場合に
スイッチ操作が作動しにくくなるという課題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は操作釦の隅部
を押圧してもスイッチ操作が容易な隅押し性能に優れた
電子機器のクリック機能付操作釦の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
基板面上に形成した一対のスイッチ主固定接点部から所
定の間隔をあけて一つ以上の一対のスイッチ補助固定接
点部を形成し、スイッチ主固定接点部に対応して導電性
接点部を裏面に印刷した接離自在のドーム形状主可動接
点部を有し、かつスイッチ補助固定接点部に対応する部
分を切り抜いた延伸フイルムシートを当該基板面上に配
設し、その上にドーム形状可動接点部の上面に当接する
ドーム作用部を有し、かつスイッチ補助固定接点部に対
応した部分に導電性接点部を印刷した補助可動接点部を
基板面から所定の空間をあけて設けたラバーシートの裏
面に配設し、当該ラバーシートの上面にラバーシートと
一体的あるいは別ピースとして一つの操作釦を設けた。
この操作釦を押圧すると、ドーム形状の主可動接点部が
基板面上に形成したスイッチ主固定接点部に当接し、ラ
バーシートの裏面に形成した補助可動接点部がスイッチ
補助固定接点部に当接することになるが、いずれか一つ
以上の接点部が導通すると電子回路がオン状態になり押
圧を解除するとオフ状態になるように電子回路を設定し
た。
【0006】請求項2記載の発明は、基板面上に形成し
た一対のスイッチ主固定接点部から所定の間隔をあけて
一つ以上の一対のスイッチ補助固定接点部を形成し、ス
イッチ主固定接点部に対応して導電性接点部を裏面に印
刷した接離自在のドーム形状主可動接点部を有し、かつ
スイッチ補助固定接点部に対応した部分に導電性接点部
を印刷した補助可動接点部を有する延伸フイルムシート
を当該基板面上に配設し、その上にドーム形状可動接点
部の上面に当接するドーム作用部を有し、かつスイッチ
補助可動接点部の上面に当接する導電性接点部を印刷し
た補助可動接点作用部を設けたラバーシートを配設し、
当該ラバーシートの上面にラバーシートと一体的あるい
は別ピースとして一つの操作釦を設けた。この操作釦を
押圧すると、ドーム形状の主可動接点部が基板面上に形
成したスイッチ主固定接点部に当接し、延伸フイルムシ
ートの裏面に形成した補助可動接点部がスイッチ補助固
定接点部に当接することになるが、いずれか一つ以上の
接点部が導通すると電子回路がオン状態になり押圧を解
除するとオフ状態になるように電子回路を設定した。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の望ましい実施の形態を図
に基づいて以下説明する。なお、分かり易くするために
実際より大きく表現してある。請求項1記載の発明に対
する実施の形態を図1、図2に示す。基板1の面上に一
対のスイッチ主固定接点部2a,2bを形成し、その左
右に所定の間隔をあけてそれぞれ対のスイッチ補助固定
接点部21a、21b及び22a、22bを形成した。
次にクリック感を調整するために、後述するドーム形状
3aに対応した部分80及び補助可動接点部41、42
に対応した部分81、82を切り欠いた厚み約0.05
〜0.2mmのクリックストローク調整シート8を配設
した。なお、当該ストローク調整シートはストローク調
整が不要の場合には配設されない。その上に、スイッチ
主固定接点部の位置に対応してドーム形状3aにエンボ
ス加工し、スイッチ補助固定接点部の位置に対応して切
り欠け部31、32を設けたPET(ポリエチレンテレ
フタレート)、PI(ポリイミド)等の厚み約0.1〜
0.2mmの延伸フイルムシート3を配設した。このド
ーム形状の裏面にはカーボン等の導電性材料を印刷した
主可動接点部4が設けられている。その上に、ドーム形
状の上面に当接するドーム作用部5aを有し、スイッチ
補助固定接点部の位置に対応してカーボン等の導電性材
料を印刷した補助可動接点部41、42を有するラバー
シートを配設した。このラバーシートの上部に複数の対
のスイッチ部に対応して一つの操作釦6をラバーシート
と一体的にあるいは別ピースとして操作部ケース7の開
口部70に取り付けられている。
【0008】請求項2記載の発明に対する実施の形態を
図3、図4に示す。請求項1記載の発明においては補助
可動接点部41、42をラバーシートの裏面に設けた
が、請求項2記載の発明はこの補助可動接点部を延伸フ
イルムシートの裏面に設けたものである。基板1の面上
に一対のスイッチ主固定接点部2a、2bを形成し、そ
の左右に所定の間隔をあけて、それぞれ対のスイッチ補
助固定接点部21a、21b及び22a、22bを形成
し、必要に応じてクリックストローク調整シート8を配
設し、その上に、スイッチ主固定接点部の位置に対応し
てドーム形状3aにエンボス加工し、かつスイッチ補助
固定接点部の位置に対応して導電性材料を印刷した補助
可動接点部43、44を設けたPET(ポリエチレンテ
レフタレート)、PI(ポリイミド)等の延伸フイルム
シート3を配設し、その上に、ドーム形状の上面に当接
するドーム作用部5aを有し、かつスイッチ補助可動接
点部の上面に当接する補助可動接点作用部51、52を
有するラバーシートを配設したもので、その他の構成は
請求項1記載の発明と同様である。
【0009】なお、本実施の形態にては略矩形形状の操
作釦形状例を示したが、長円やドーナツ形状等各種形状
が適用され、この形状に限定されるものではない。
【0010】操作釦を部分的に隅押しても主固定接点部
あるいは複数の対のスイッチ補助固定接点部のうちいず
れか一つ以上が可動接点部と当接すると、この主可動接
点部あるいは補助可動接点部を介して対のスイッチ固定
接点部間が導通し、電子回路がオン状態になり、押圧を
解除すると中央部のドーム形状が自動復帰してオフ状態
になるように電子回路が設定されている。これにより、
隅押しされ、仮に主可動接点部が導通しなくても周囲の
補助接点部が導通することになり、スイッチの操作性が
飛躍的に向上する。
【0011】
【発明の効果】本発明に係る電子機器の操作釦構造によ
れば操作釦面積が大きくなり隅押し操作が生じやすい場
合にも確実にスイッチ操作が可能になる。また、構造が
簡単なため、コンパクトで安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明に係るスイッチ部分の断面
図を示す。
【図2】請求項1記載の発明に係るスイッチ部分を分解
した斜視図を示す。
【図3】請求項2記載の発明に係るスイッチ部分の断面
図を示す。
【図4】請求項2記載の発明に係るスイッチ部分を分解
した斜視図を示す。
【図5】従来のスイッチの断面図を示す。
【図6】従来のスイッチ部分を分解した斜視図を示す。
【符号の説明】
1 基板 2a、2b スイッチ主固定接点部 21a、21b、22a、22b スイッチ補助固定接
点部 3 延伸フイルムシート 3a ドーム形状 4 主可動接点部 41、42、43、44 補助可動接点部 5 ラバーシート 5a ドーム作用部 51、52 補助可動接点作用部 6 操作釦 7 ケース 8 ストローク調整シート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板面上に形成した一対のスイッチ主固定
    接点部から所定の間隔をあけて一つ以上の一対のスイッ
    チ補助固定接点部を形成し、スイッチ主固定接点部に対
    応して導電性接点部を裏面に印刷した接離自在のドーム
    形状主可動接点部を有し、かつスイッチ補助固定接点部
    に対応する部分を切り抜いた延伸フイルムシートを当該
    基板面上に配設し、その上にドーム形状可動接点部の上
    面に当接するドーム作用部を有し、かつスイッチ補助固
    定接点部に対応した部分に導電性接点部を印刷した補助
    可動接点部を基板面から所定の空間をあけて設けたラバ
    ーシートを配設し、当該ラバーシートの上面にラバーシ
    ートと一体的あるいは別ピースとして設けた一つの操作
    釦を押圧し、上記いずれか一つ以上の接点部が導通する
    と電子回路がオン状態になり押圧を解除するとオフ状態
    になる電子機器の操作釦。
  2. 【請求項2】基板面上に形成した一対のスイッチ主固定
    接点部から所定の間隔をあけて一つ以上の一対のスイッ
    チ補助固定接点部を形成し、スイッチ主固定接点部に対
    応して導電性接点部を裏面に印刷した接離自在のドーム
    形状主可動接点部を有し、かつスイッチ補助固定接点部
    に対応した部分に導電性接点部を印刷した補助可動接点
    部を有する延伸フイルムシートを当該基板面上に配設
    し、その上にドーム形状可動接点部の上面に当接するド
    ーム作用部を有し、かつスイッチ補助可動接点部の上面
    に当接する補助可動接点作用部を設けたラバーシートを
    配設し、当該ラバーシートの上面にラバーシートと一体
    的あるいは別ピースとして設けた一つの操作釦を押圧
    し、上記いずれか一つ以上の接点部が導通すると電子回
    路がオン状態になり押圧を解除するとオフ状態になる電
    子機器の操作釦。
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