JP2000040438A - 薄型プッシュスイッチ - Google Patents

薄型プッシュスイッチ

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Publication number
JP2000040438A
JP2000040438A JP10206830A JP20683098A JP2000040438A JP 2000040438 A JP2000040438 A JP 2000040438A JP 10206830 A JP10206830 A JP 10206830A JP 20683098 A JP20683098 A JP 20683098A JP 2000040438 A JP2000040438 A JP 2000040438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin
switch
electrode
push switch
electrodes
Prior art date
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Pending
Application number
JP10206830A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyoshi Terasaki
保善 寺崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokuriku Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Hokuriku Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hokuriku Electric Industry Co Ltd filed Critical Hokuriku Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 押圧した感触が良く、ストロークも大きい薄
型プッシュスイッチを提供する。 【解決手段】 一対の絶縁性樹脂フイルム16と、この
樹脂フイルム16上に形成され、端部に電極10を有す
る配線パターン12と、この配線パターン12及び電極
10間に設けられた絶縁性シート19とからなる。電極
10が絶縁性シート19の透孔18内で対向し、外部か
らの押圧により接離可能な接点を形成している薄膜スイ
ッチ14を備える。この薄膜スイッチ14の一方の側面
には、薄膜スイッチ14の電極10に対応する位置に金
属ドーム20を備えた金属板22と、薄膜スイッチ14
の電極10に対応する位置に凸部26を設けた絶縁性の
中間スペーサ28とが設けられている。凸部26に対応
する位置に、押圧部30を有するカバー32とが順に積
層されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子機器や、電
子機器を遠隔操作することができるリモコンなどに設け
られ、押圧することにより操作可能な薄型プッシュスイ
ッチに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化、薄型化に伴
い、操作を切り換えるために用いるスイッチの厚みや大
きさも薄く、小さなものになり、電子機器の側面から突
出しない小さいものが望まれている。従って、従来の薄
型プッシュスイッチは、弾発性の金属ドームとフイルム
上の接点及びカバー等からなるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の場
合、薄型プッシュスイッチは薄く、ストロークも小さい
ため、スイッチを押したという感触がなく、スイッチの
誤操作や二度押し等をしがちであり、目的の機能が得ら
れたのか不明確だった。
【0004】また所望のスイッチを押したという感触が
得られるように、ストロークを大きくすると、外装容器
からの突出部が大きくなり電子機器の小型化が難しく、
また弾発性を得るためのドーム部の製造におけるプレス
成型が難しくなり、コストが高くなるという問題を有し
ていた。
【0005】この発明は上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、押圧した感触が良くストロークも大き
い薄型プッシュスイッチを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の薄型プッシュ
スイッチは、一対の絶縁性樹脂フイルムと、この樹脂フ
イルム上に形成され、端部に電極を有する配線パターン
と、この配線パターン及び電極間に設けられた絶縁性シ
ートとからなり、電極が絶縁性シートの透孔内で対向
し、外部からの押圧により接離可能な接点を形成してい
る薄膜スイッチを備えている。この薄膜スイッチの一方
の側面には、薄膜スイッチの電極に対応する位置に金属
ドームを備えた金属板と、上記薄膜スイッチの電極に対
応する位置に凸部を設けた絶縁性の中間スペーサとが設
けられ、さらに上記凸部に対応する位置に押圧部を有す
るカバーとが順に積層されている。
【0007】ここで中間スペーサに設けられた凸部の周
囲にスリットが形成され、押圧動作を容易にしている。
また、この凸部は、UV硬化樹脂からなる。また押圧部
は、凸状に形成された押しボタンである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面に基づいて説明する。この発明の実施形態の薄型
プッシュスイッチは、図3に示すように、ビデオカメラ
やその他の電子機器2の操作部4に設けられるものであ
る。この薄型プッシュスイッチの構造は、図1に示すよ
うに、押圧により接離可能に設けられ互いに対向する複
数対の電極10と、各電極10を接続するとともに、外
部回路にも接続する配線12とを備えた薄膜スイッチ1
4を有している。
【0009】この薄膜スイッチ14は、絶縁性のフイル
ム16の表面に銀塗料等の導電性塗料からなる配線12
と電極10とが形成され、複数の透孔18を有する絶縁
性シート19を介して、電極10が互いに対向するよう
に積層されている。透孔18は、電極10が対向して位
置する箇所に設けられ、押圧により電極10が接離可能
となる程度の厚みを有している。
【0010】薄膜スイッチ14の表面側には、図2に示
すように、電極10と対向する位置で、薄膜スイッチ1
4との間にわずかな空間を形成するドーム部20を有す
る金属板22と、絶縁性のPET等のフイルム24と、
ドーム部20の中心部に位置する箇所の一方の側面に凸
部26を設けた中間スペーサ28とが積層されている。
また中間スペーサ28の表面には、電極10を押圧する
ことにより、薄膜スイッチ14を備えた電子機器の操作
を切る換えることが可能な押圧部30を有するカバー3
2が設けられている。
【0011】ここで金属板22のドーム部20は、電極
10よりもやや大きな円形部を形成するようにドーム部
20の周囲を半円状に打ち抜いた打ち抜き部34を有
し、押圧によりドーム部20が薄膜スイッチ14方向に
沈み、電極10を接続可能に設けられている。またドー
ム部20は弾力性を有し押圧を除くと、再び元の形状に
戻り、薄膜スイッチ14との間にわずかな空間を形成す
る。
【0012】フイルム24は、金属板22のドーム部2
0に対応する位置に、略平行な二本のスリット36を有
している。スリット36は押圧によりフイルム24の所
定の部分が容易に変形可能であればよく、一本あるいは
複数本を設けることや、また湾曲した形状等、様々な形
状で形成しても良い。
【0013】中間スペーサ28は、ドーム部20の周囲
に設けられた打ち抜き部34と対応する位置にU字型ス
リット38を有し、ドーム部20の略中心部に位置する
箇所で、カバー32と接触する側面に凸部26が設けら
れている。
【0014】凸部26は、アクリル等の紫外線硬化樹脂
で、比較的柔らかい樹脂材料からなり、所定の厚みを有
している。またU字型スリット38により、薄膜スイッ
チ14方向への動きが容易である。このU字型スリット
38においても、フイルム24に設けられたスリット3
6と同様に、略平行な二本線状や、その他様々な形状で
もよく、凸部26の位置がずれることがなければよい。
【0015】この実施形態の薄型プッシュスイッチは、
凸部26を金属板22のドーム部20とカバー32の押
圧部30との間に設けることにより、押圧部30を押し
た際のストロークが小さいにもかかわらず、大きな押圧
部の膨らみを形成することができ、しかも押したという
感じが良好に伝わる。また凸部26を柔らかい樹脂で形
成するため、押圧部30や凸部26を設けた中間スペー
サ28の損傷が少なく、押した感触もよい。しかも確実
に電極10を押圧するので、誤動作がない。
【0016】さらに、この薄型プッシュスイッチはきわ
めて薄く、図3に示すように、電子機器に取り付ける
と、押圧部30の部分が外装容器からわずかに突出した
状態となることから、電子機器の小型化、薄型化が可能
であり、操作性の良好なものにすることができる。
【0017】なおこの発明の薄型プッシュスイッチは、
上記実施形態に限定されるものではなく、凸部を形成す
る樹脂は適宜のものでよく、比較的柔らかいものであれ
ばよりよい。またスリットは押圧による変形でわずかに
動くことが可能な程度で、形状やスリット幅は適宜変更
することが可能である。
【0018】
【発明の効果】この発明の薄型プッシュスイッチは、ス
イッチに対応した位置に凸部を有する中間スペーサを、
カバーと金属板との間に設けることにより、スイッチを
押した時のストロークが小さくても、押した感触が指に
伝わり、また凸部が柔らかい材料であることから、押し
た時の感触がよく、他の部材への損傷もない。
【0019】またストロークが小さいわりに、スイッチ
部分の膨らみを厚くとることができ、操作性、認識性が
よく、電子機器の小型化、薄型化が可能であるととも
に、製造も容易なことから、コストが低く、高品質の薄
型プッシュスイッチを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の薄型プッシュスイッチ
を示す斜視図である。
【図2】この発明の一実施形態の薄型プッシュスイッチ
を示すA−A断面図である。
【図3】この発明の一実施形態の薄型プッシュスイッチ
を設けた電子機器をを示す平面図である。
【符号の説明】
10 電極 12 配線 14 薄膜スイッチ 16 フイルム 18 透孔 19 絶縁性シート 20 ドーム部 22 金属板 24 フイルム 26 凸部 28 中間スペーサ 30 押圧部 32 カバー 34 打ち抜き部 36 スリット 38 U字型スリット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の絶縁性樹脂フイルムと、この樹脂
    フイルム上に形成され、端部に電極を有する配線パター
    ンと、この配線パターン及び電極間に設けられた絶縁性
    シートとからなり、上記電極が上記絶縁性シートの透孔
    内で対向し、外部からの押圧により接離可能な接点を形
    成している薄膜スイッチを備え、この薄膜スイッチの一
    方の側面には、上記薄膜スイッチの電極に対応する位置
    に金属ドームを設けた金属板と、上記薄膜スイッチの電
    極に対応する位置に凸部を設けた絶縁性の中間スペーサ
    と、上記凸部に対応する位置に押圧部を有するカバーと
    が積層された薄型プッシュスイッチ。
  2. 【請求項2】 上記中間スペーサに設けられた上記凸部
    の周囲にスリットが形成されている請求項1記載の薄型
    プッシュスイッチ。
  3. 【請求項3】 上記凸部は、UV硬化樹脂からなる請求
    項1記載の薄型プッシュスイッチ。
  4. 【請求項4】 上記押圧部は、凸状の押しボタンである
    請求項1記載の薄型プッシュスイッチ。
JP10206830A 1998-07-22 1998-07-22 薄型プッシュスイッチ Pending JP2000040438A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011171267A (ja) * 2010-01-21 2011-09-01 Panasonic Electric Works Co Ltd シートスイッチ

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