JPS5829543Y2 - ロ−タリ−スイツチ - Google Patents

ロ−タリ−スイツチ

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Publication number
JPS5829543Y2
JPS5829543Y2 JP1976061353U JP6135376U JPS5829543Y2 JP S5829543 Y2 JPS5829543 Y2 JP S5829543Y2 JP 1976061353 U JP1976061353 U JP 1976061353U JP 6135376 U JP6135376 U JP 6135376U JP S5829543 Y2 JPS5829543 Y2 JP S5829543Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
pair
wall
side walls
base unit
units
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976061353U
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English (en)
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JPS52153075U (ja
Inventor
邦夫 高橋
Original Assignee
帝国通信工業株式会社
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Publication date
Application filed by 帝国通信工業株式会社 filed Critical 帝国通信工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はユニットスナップイン連結多段ロータリースイ
ッチにおいて、外形が小さく、密閉形でかつ相互の遊び
がたの少ないロータリースイッチの構成に関するもので
ある。
従来の多段型ロータリースイッチは、普通前板及びディ
テント機構を備えた一つの回転軸系にいくつかのスイッ
チユニットを順次組み入れるものが多いが、これにおい
ては各ユニットは共通の支柱によりスペーサーを介して
位置間隔を定めて組立てるものが多いため、丈夫ではあ
るが部品点数が多く、作業能率も低いとともに、接点部
が開放形であり、空気中の粉塵等により接点障害が発生
しやすかった。
本考案は従来のロータリースイッチの上記欠点を除くた
め相互のスナップ結合手段、及び防塵壁を備えた熱可塑
性樹脂のユニット枠と、所定の接点切換え回路が形成さ
れている絶縁板とより成るユニットを所要段数だけスナ
ップイン結合によって一つの操作系に重ねて組立てたも
のである。
この種の試みは近年検討されてきた。
そうしてデジタル形式のロータリースイッチとして、例
えば実開昭48−114069号公報に示されるような
特殊な製品は別として、一般的に実用化されたものは少
ない。
この理由としては、(1)大形となり易いこと。
(2)スイッチの組合せを広範囲に行なうことがむずか
しく、特定のスイッチ構成のみに限定され易いこと。
(3)コストアップになり易いこと。
等がある。
前記実開昭48−114069号公報等で示されるデジ
タルスイッチは通常の10進のスイッチであり節度数は
10で各ユニットのスイッチ回路は全く同一で互に独立
したものが多く、スイッチユニットの数を変えて桁数が
変る構造となっている。
そうして通常は開放型であるが、密閉型は構造が複雑と
なる欠点があった。
そうして上記(2)等はほとんど考慮していない。
又通常のロータリースイッチは節度数は12〜24、電
極数及びそのスイツチとしての切換の組合せは多岐にわ
たっている。
各スイッチユニット回路は操作軸を介して互に連動して
いる。
本考案は小形化と密閉化組合せの多様化構成の簡素化と
相互ガタの減少及びコストダウンを目的としたものであ
る。
本考案の実症例を図面により説明する。
第1図イは本考案の一実症例で、構成部品を組立て順に
配夕1ルた斜視図であり、第1図口はユニット枠2の裏
面斜視図を示す。
第2図は組立て平面図、第3図は同側面図で倒れも1部
は断面を示す。
また第4図は第1図のA部のかわりに用いることのでき
る通常の開放形ロータリースイッチのユニットウェハー
の平面図、第5図は第4図のユニットウェハーを用いた
実症例の縦方向断面図である。
第1図イは本考案の組立例を示している。
1はロータリースイッチのディテント部であり、金属板
よりなる矩形状前板12の中央に形成した軸受15によ
り回転軸13を保持し、対向する左右の側板11と前板
12との境界線の両端近くの角部に後述するユニット枠
2の係止片23に係合する複数のスナップイン取付用角
孔14を設けである。
また、側板11の内側には回転軸13との間に、従来の
技術に準じたディテント機構(図示せず)を設けである
ポリカーボネート等の弾性絶縁モールドよりなるスイッ
チユニット枠2はその矩形状前壁22の中心に透孔20
、前記ディテント部1のスナップイン係止孔14に係合
する1対づつの計4個のかぎ状スナップ係止片23と、
1対のスナップ係止片23間に1対のユニット相互のシ
ャフト方向の固着ガタを防ぐための弾性片25をはゾ直
線上にそれぞれ備え、また背面側の左右の奥行が長い対
向側壁21には、次のユニット枠のかぎ状スナップイン
係止片23に係合する位置にスナップイン係止孔24を
備えている。
スナップイン係止片23はその先端にディテント部又は
前のユニット枠の係止孔14又は24に係合する外側方
向の係止爪を備えている。
前記スナップイン係止片23と弾性片25の外壁はディ
テント部の側板11又は前のユニット枠の側壁21の内
壁に係合する。
ユニット枠2は前壁22の裏面に四方を塵埃保護カバー
となる長短2対の奥行の側壁21.21’で囲った皿状
相部を備えている。
そうして上下方向の1対の奥行の短い側壁21′は1対
の凹部26を形成する。
ユニット枠2の前壁22の上下端面から前方向に延びた
1対の突壁27は、前記奥行が短い側壁21′による凹
部26に後述するスイッチ基板4を保合固着する。
弾性絶縁モールドよりなるローター3はその中心に回転
軸13の小判型等の非円形断面を有する後端部13′と
係合する透孔30を設けた円筒形のボス34が設けられ
、これがユニット枠2の中央透孔20に遊合する。
またローター3の背面32にはリング状周壁31の内部
に摺動片35を取り付けるための突起33等を所要数だ
け設けてあり、これに係合する摺動片35の取付孔36
を介して摺動片35を圧着固定する。
スイッチ絶縁基板4は左右の幅がユニット枠2の愚行が
長い左右側壁21の内側寸法にはゾ等しく、中央透孔4
0の周辺には複数の同一円周上の個別固定接点42と、
集電環41接点とを設け、これと接続する導電回路パタ
ーン43等を印刷または塗布して形成し、それぞれの端
子44を下縁または上縁に取り付けである。
又スイッチ基板4の垂直方向の側面の両端部にはノツチ
(切欠き)45が設けられ、これがユニット枠2のスナ
ップ係止片23の先端外側に設けた係止爪と反対方向の
内側腕部23Bと係合して位置決めされる。
なお接点その他の印刷は基板4の表裏両面に施すことも
可能で、その場合は第1図に示すように1枚の基板を挾
んで2個のローター3゜3が向い合って位置する。
最後板ユニット5はユニット枠2の中央の透孔20及び
突出した側壁21 、21’を除いてその前面部52は
ユニット枠2の前壁22と全く同じ構成である。
以上の各部品を以て全体の組立てを行なうには、先ずデ
ィテント部1のスナップイン係止孔14に第1のユニッ
ト枠2のかぎ状スナップ係止片23をそれぞれ合わせて
ユニット枠2をディテント部1に圧接すると両者間でス
ナップイン結合が行なわれ、又ユニット枠2の弾性片2
5は常に両者間に反撥力を保持し軸方向のガタッキをな
くしている。
またディテント部1の側板11はユニット枠2の前壁2
2の左右の縁部に密接し、またユニット枠の突起27は
ディテント部後側の凹み16に密接する。
このためはゾ密閉構造のスイッチ構成となっている。
又ディテント部1とユニット枠2間は回転方向のガタッ
キはほとんどない。
回転軸13の非円形後端13′は係合するローター3の
透孔20を通って後方に延長するので、これを第1のロ
ーター3の中央孔30に図示の向きで挿通したのち、基
板4の中央透孔40を介して第1のスイッチ基板4に挿
通し、さらに反対向きの第2のローター3の中央孔30
に同様に挿通する。
なおスイッチ基板4の片面だけしかスイッチ切換え回路
が形成されていない場合は一方のローター3は不要にな
る。
続いて第2図に一部を示すように、同形の第2のユニッ
ト枠2′のかぎ状スナップ係止片23′を第1のユニッ
ト枠2のスナップ係止孔24の内側に合わせて圧接する
と、第1のスイッチ基板4は第1のユニット枠2の凹み
26内で第2のユニット枠2′の突壁27′により押し
付けられつつ第1、第2のユニット枠はスナップ結合が
行なわれる。
ここでユニット枠2の1対の前方の突出壁27、及び後
方の突出壁21は側壁としての互に重なった部分がない
ため形状と外径が小さくなる。
又、係止片23及び弾性片25の各外面は奥行の長い対
向側壁の内面に接触しているため、相互の位置決めが改
善される。
スイッチ基板4の側面の係止部ノツチ45は基板4の中
心線X−Xから上下方向に離れた位置にあるためスイッ
チ基板は横方向が全部利用できる。
又、ユニット枠の内部では基板4の両面の印刷の場合に
は、両面接点系に対してそれぞれ二つのローター3,3
(71)摺動片35,35が係合スイッチ接触を行なう
さらに前記と同様にして第3のローター3′、第2の基
板4′を組入れる。
最後に後板ユニット5を第2のユニット枠2′等に圧接
しスナップ結合させて第2図及び第3図に示すように組
立てを終了する。
以上は2段型スイッチの実症例であるが、この段数はユ
ニットの数と回転軸の長さを変更することにより任意に
選ぶことができる。
以上のように本考案によれば単に回転軸の長さを適当に
選ぶことにより、任意の段数のロータリースイッチを簡
単な作業によって組立てることができるとともに、モー
ルドユニットの高さを極めて低くすることができる。
また構成部品の数も少ないため総体的に製造原価を低く
することができ、さらに各段のスイッチユニットは上下
及び側面をユニット枠にて覆っているため、防塵の効果
モ充分である。
又ユニット枠2の1対の係止片23の間に弾性片25を
設け、それぞれを前のユニット枠の奥行が長い対向側壁
21の内面にガイドさせているため相互のガタがなく、
位置決めも正確となっている。
又ユニット枠2の側壁間の相互に重なった部分がないた
め、ロータリースイッチの枠2の横巾は狭くできる。
【図面の簡単な説明】
第1図イは本考案の一実施例で、構成部品を組立て順に
配夕1ルた斜構図であり、第1図口はユニット枠2の裏
面斜視図を示す。 第2図は組立て平面図、第3図は同側面図で何れも1部
は断面を示す。 第4図は第1図のA部のかわりに用いることのできる通
常の開放形ロータリースイッチのユニットウェハーの平
面図、第5図は第4図のユニットウェハーを用いた実症
例の縦方向断面図である。 1・・・・・・ディテント部、11・・・・・・側板、
12・・・・・・前板、13・・・・・・回転軸、14
・・・・・・スナップ係止孔、15・・・・・・軸受、
2・・・・・・ユニット枠、20・・・・・・中央透孔
、21・・・・・・奥行の長い側壁、21′・・・・・
・奥行の短い側壁、22・・・・・・前壁、23・・・
・・・スナップ係止片、24・・・・・・スナップ係止
JL、25・・四弾性片、26・・・・・・凹部、27
・・・・・・突壁、3・・・・・・ローター、30・・
・・・・透孔、31・・・・・・周壁、35・・・・・
・摺動片、4・・・・・・絶縁基板、40・・・・・・
中央透孔、41・・・・・・集電環、42・・・・・・
接点、43・・・・・・回路接続パターン、44・・・
・・・端子、5・・・・・・後板、8・・・・・・通常
の開放形ロータリースイッチのユニットウェハー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央孔20を有するはゾ矩形状の前壁22の裏面の四方
    を塵埃保護カバーとなる奥行の異なる長短2対のそれぞ
    れ対向する側壁21,21’で囲った箱状の弾性を有す
    る絶縁モールドよりなる基体ユニット2の、その前壁2
    2より、前段の基体ユニットの前記奥行の長い1対の側
    壁21の側面に設けた1対の係止孔24に係合するかぎ
    状の1対のスナップ係止片23と、その中間に設けたス
    ィッチ基板4圧着用の弾性片25とを、前記1対の側壁
    21の内壁に沿ってはシー直線上に位置せしめて前方に
    突出させ、前記対向する1対の短い側壁21′の裏側に
    、中央孔40と、これと同心の固定接点群42を前面に
    備え、側面には前記基体ユニット2のスナップ係止片2
    3に係合するノツチ45を備えたスイッチ基板4を、基
    体ユニット2の前記1対の長い側壁21間にガイドしつ
    つ、前後段の基体ユニット2間に位置決めするとともに
    、後段の基体ユニット2の短い側壁21′を前方に延設
    して成る突壁27を、前段の基体ユニット2の短い側壁
    21′の後縁と長い側壁21の側縁で形成される凹部2
    6にスイッチ基板4を介して嵌合密着することにより前
    後段ユニットを組合わせ、これを共通シャフトで操作す
    るようにしたディテント機構付ロータリースイッチ。
JP1976061353U 1976-05-17 1976-05-17 ロ−タリ−スイツチ Expired JPS5829543Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976061353U JPS5829543Y2 (ja) 1976-05-17 1976-05-17 ロ−タリ−スイツチ

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JP1976061353U JPS5829543Y2 (ja) 1976-05-17 1976-05-17 ロ−タリ−スイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS52153075U JPS52153075U (ja) 1977-11-19
JPS5829543Y2 true JPS5829543Y2 (ja) 1983-06-29

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ID=28522740

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976061353U Expired JPS5829543Y2 (ja) 1976-05-17 1976-05-17 ロ−タリ−スイツチ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6119474Y2 (ja) * 1978-08-14 1986-06-12
JPS5932219A (ja) * 1983-07-22 1984-02-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 選局装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5150627Y2 (ja) * 1972-03-31 1976-12-04

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