JPH037861Y2 - - Google Patents

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JPH037861Y2
JPH037861Y2 JP1983044106U JP4410683U JPH037861Y2 JP H037861 Y2 JPH037861 Y2 JP H037861Y2 JP 1983044106 U JP1983044106 U JP 1983044106U JP 4410683 U JP4410683 U JP 4410683U JP H037861 Y2 JPH037861 Y2 JP H037861Y2
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JP
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movable contact
contact piece
operator
rotary switch
base body
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JP1983044106U
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JPS59149339U (ja
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【考案の詳細な説明】 この考案は例えば印刷配線基板に実装されるロ
ータリースイツチに関する。
周知のように、近時、操作子の回転に伴なつ
て、デイジタル信号を出力するロータリースイツ
チが種々開発されている。
第1図は従来のロータリースイツチを示すもの
である。基体11にはケース12が取着される。
このケース12には回転自在にキヤツプ13が設
けられる。このキヤツプ13の軸部131には例
えばゴム材からなる防水、防塵用Oリング14が
装着される。前記キヤツプ13にはキヤツプ13
とともに回転されるロータ15が係合され、この
ロータ15の軸部151は前記基体11の内底部
に設けられた凹部111に嵌挿される。また、前
記ロータ15の軸部151にはロータ15ととも
に回転される印刷回路板16が設けられる。この
印刷回路板16の裏面部には第2図に示す如く接
触部17(斜線で示す)が回転方向および直径方
向に所定間隔離間して印刷形成される。また、前
記基体11の内底部には印刷回路板16の直径方
向に所定間隔離間して、前記接触部17に接触さ
れる複数個の固定接点181,182…が設けられ
る。しかして、前記キヤツプ13、ロータ15、
印刷回路板16が一体的に回転されると、接触部
17によつて所定の固定接点181,182…が接
続され、対応するデイジタル信号が出力される。
ところで、上記従来のロータリースイツチでは
印刷回路板16を回転してスイツチ状態を切換え
ている。この印刷回路板16はその強度を維持す
るため、ある程度の厚みが必要である。したがつ
て、ロータリースイツチ全体の厚みを薄くするこ
とが困難なものであつた。
また、前記固定接点181,182…の幅は極め
て狭くなされているため、これを複雑な形状の接
触部17に正確に接触させることが難しく、誤接
触が生じ易いものであつた。
そこで、第3図に示す如く印刷回路板16を使
用しないロータリースイツチが開発されている。
第3図において、操作子31の裏面部には回転方
向および直径方向に所定間隔離間して複数個のカ
ム311,312が設けられる。前記操作子31の
裏面部から所定間隔離れた位置には保持板32が
設けられる。この保持板32には透孔321,3
2が設けられ、これら透孔321,322内には
鋼球33,34がそれぞれ設けられる。前記保持
板32の裏面部、且つ前記透孔321,322と対
応する位置には可動接片351,352が設けられ
る。これら可動接片351,352は一枚の金属板
によつて一体的に形成されており、基端部が連結
部353によつて連結されている。そして、これ
ら可動接片351,352によつて前記鋼球33,
34が保持される。また、前記可動接片351
352から所定距離離れた位置には基板36が設
けられ、この基板36には前記可動接片351
352に対応して固定接点37,38が設けられ
る。
上記構成において、操作子31が回転される
と、カム311,312によつて鋼球33,34が
押圧駆動され、この鋼球33,34によつて可動
接片351,352が駆動される。しかして、可動
接片351,352が固定接点37,38に当接さ
れ、所定のデイジタル信号が発生される。
上記構成によれば、複雑な形状の接触部を有す
る印刷回路板を使用せず、一対一に対応された可
動接片351,352および固定接点37,38を
接触させることによりスイツチ状態を変えている
ため、第1図に示す構成と比較して誤接触を減少
することが可能である。しかし、この構成の場
合、鋼球33,34を介して可動接片351,3
2を駆動しているため、これを保持する保持板
32が必要であり、この構成によつてもロータリ
ースイツチ全体の厚みを薄くすることが困難であ
る。
また、前記ロータリースイツチでは、第4図に
示す如く可動接片351,352354,355の先
端部が上方に向くよう基端部が折曲げられてい
る。これは可動接片351,352,354,355
と固定接点との絶縁距離を確保するためである。
即ち、可動接片351,352,354,355が第
5図に示す如く偏平である場合、例えば可動接片
352が駆動されると、連結部353も変形され、
第6図に示す如く隣接する可動接片351も一諸
に動いてしまう。よつて、固定接点と可動接片3
1との絶縁距離を十分とることが困難となり、
振動等によつて誤接触が生じ易くなるものであ
る。そこで、第4図に示す如く、可動接片351
352,354,355を折曲げることにより、こ
のような場合においても絶縁距離を十分確保し得
るようにしている。したがつて、仮りに、ロータ
リースイツチの厚みを薄くするために、保持板3
2を取り除いた場合、可動接片351,352,3
4,355の先端部がカム311,312に引つ掛
り易くなり、滑らかな切換え動作を行うことが困
難となる不都合を生じるものであつた。
この考案は上記事情に基づいてなされたもの
で、その目的とするところは隣り合う同志の先端
部が互いに逆向きとなるよう一体形成されたほぼ
偏平の可動接片を、操作子の裏面部に設けられた
カムによつて直接駆動することにより、全体の厚
みを従来に比べて薄くでき、しかも、接触の安定
性が優れたロータリースイツチを提供しようとす
るものである。
以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。
第7図、第8図において、基体71には接続端
子72,73〜76がインサート成形して設けら
れる。これら接続端子72,73〜76は第9図
に示す如く基体71、の内底部において斜線で示
す如く露出され、それぞれ2進化10進符号の1,
2,4,8に対応する固定接点77,78〜80
およびコモン接点81とされる。また、前記基体
71には第10図に示す如く、一枚の導電性金属
板82に一体的に切欠き形成された可動接片82
,822〜825が設けられる。これら可動接片
821,822〜825の先端部は隣り合うもの同
志が互いに逆向きとなるよう形成され、前記基体
71に装着された状態において、前記固定接点7
7,78,〜80およびコモン接点81にそれぞ
れ対向される。さらに、前記可動接片821,8
2〜825はほぼ偏平となされ、中間部にそれぞ
れ突起826が形成されている。
一方、前記基体71にはケース83が取着され
る。このケース83には回転自在に操作子が設け
られる。この操作子84の軸部841先端面には
例えばドライバーの先端部が挿入される凹部84
が設けられ、さらに、この軸部841には防水、
防塵用のOリング85が装着される。また、操作
子84の表面部には回転方向に沿つて、第11図
に示す如く、節度用カム843が形成されている。
この節度用カム843にはリング状バネ86に設
けられた突部861,862が圧接される。このリ
ング状バネ86は第12図に示す如く前記ケース
83の内面部に設けられたリング状凹部831
収容され、この状態において、突起863,864
が切欠き部832,833に係合されて回転止めが
行われる。
また、前記操作子84の裏面部には第13図に
示す如く、回転方向および直径方向に所定間隔離
間され、前記可動接片821,822〜825を駆
動する複数のカム844が形成されている。同図
において、斜線部845はカムの最上部を示し、
その前後にはそれぞれテーパ部846,847が形
成されている。しかして、操作子84を回転する
ことにより、カム844によつて可動接片821
822〜825のうちの所定のものが駆動され、こ
れに対応した固定接点77,78〜80およびコ
モン接点81に接触されて、所定のデイジタル信
号が出力される。尚、第12図に示すカム844
は16進用とされている。
上記構成によれば、操作子84の裏面部に形成
されたカム844によつて可動接片821,822
〜825を直接駆動している。したがつて、従来
のように鋼球や鋼球を保持する保持板が不要であ
るため、ロータリースイツチの厚みを従来に比べ
て大幅に薄くすることが可能である。しかも、可
動接片821,822〜825は隣り合う同志の先
端部を互いに逆向きとしているため、ある可動接
片を駆動した場合において、隣接する可動接片が
連動されない。したがつて、可動接片を従来のよ
うに上方に折曲する必要がないため、可動接片の
先端部がカムに引つ掛ることがなく、滑らかな切
換えを行うことができる。
また、可動接片が隣接する可動接片によつて連
動されないため、可動接片と固定接点との絶縁距
離を十分保つことができ、振動等による誤接触が
防止できる。
尚、この考案は上記実施例に限定されるもので
はなく、考案の要旨を変えない範囲で種々変形実
施可能なことは勿論である。
以上詳述したようにこの考案によれば、隣り合
う同志の先端部が互いに逆向きとなるよう一体形
されたほぼ偏平の可動接片を、操作子の裏面部に
設けられたカムによつて直接駆動することにより
全体の厚みを従来に比べて薄くでき、しかも、、
接触の安定性が優れたロータリースイツチを提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のロータリースイツチを示す一部
断面とした側面図、第2図は第1図の印刷回路板
を示す下面図、第3図は第1図と異なる従来のロ
ータリースイツチを示す要部の断面図、第4図乃
至第6図はそれぞれ従来の可動接片を説明するた
めに示すものであり、第4図は斜視図、第5図は
上面図、第6図は正面図、第7図、第8図はそれ
ぞれこの考案に係わるロータリースイツチの一実
施例を示すものであり、それぞれ異なる方向より
見た側断面図、第9図乃至第13図はそれぞれ第
7図、第8図の要部を示すものであり、第9図、
第10図は上面図、第11図は一部切除した側面
図、第12図、第13図はそれぞれ下面図であ
る。 71……基体、77,78,79,80……固
定接点、81……コモン接点、821,822〜8
5……可動接片、83…ケース、84……操作
子、844……カム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基体と、この基体の内底部に配設された複数の
    固定接点と、これら固定接点に対応して設けられ
    隣り合う同志の先端部が互いに逆向きとなるよう
    一枚の導電体にほぼ偏平に一体形成された可動接
    片と、前記基体に取着されるケースと、このケー
    スに対して回転自在に設けられた操作子と、この
    操作子の裏面部に形成され前記可動接片を駆動す
    るカムとからなるロータリースイツチ。
JP4410683U 1983-03-26 1983-03-26 ロ−タリ−スイツチ Granted JPS59149339U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4410683U JPS59149339U (ja) 1983-03-26 1983-03-26 ロ−タリ−スイツチ

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JP4410683U JPS59149339U (ja) 1983-03-26 1983-03-26 ロ−タリ−スイツチ

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JPS59149339U JPS59149339U (ja) 1984-10-05
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Families Citing this family (3)

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JPH076581Y2 (ja) * 1988-04-08 1995-02-15 アルプス電気株式会社 スイツチ
JPH0637552Y2 (ja) * 1988-08-11 1994-09-28 コパル電子株式会社 ロータリスイッチの可動接片板
JP2012196368A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Maruhon Industry Co Ltd 遊技機

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JPS5815948B2 (ja) * 1979-11-28 1983-03-28 日東電工株式会社 回路基板用絶縁材料

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