JPH0619162Y2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH0619162Y2
JPH0619162Y2 JP1989116169U JP11616989U JPH0619162Y2 JP H0619162 Y2 JPH0619162 Y2 JP H0619162Y2 JP 1989116169 U JP1989116169 U JP 1989116169U JP 11616989 U JP11616989 U JP 11616989U JP H0619162 Y2 JPH0619162 Y2 JP H0619162Y2
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JP
Japan
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insulator
contact
fixing
tip
connector
Prior art date
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JP1989116169U
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English (en)
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JPH0355689U (ja
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宣和 加藤
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は例えば電気回路が形成された2枚の回路基板を
相互に電気的に接続するためのコネクタに関し、特にヒ
ンジ型のコネクタに関するものである。
[従来の技術] 従来のコネクタは、第8図に示すように、一方の接続端
を形成する導電性のソケットコンタクト51を組込んだ
第1のインシュレータ53と、他方の接続端を形成する
導電性のピンコンタクト55を組込んだ第2のインシュ
レータ57とを有している。第2のインシュレータ57
の両側には固定軸59が設けられている。第1のインシ
ュレータ57の両側には固定孔61が設けられている。
固定軸59は固定孔61に回転可能に結合されている。
また、第1及び第2のインシュレータ53,57の夫々
には、回路基板63,65が取付けられている。各回路
基板63,65はソケットコンタクト51とピンコンタ
クト55との接続によって、電気的に接続するものであ
る。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、コネクタは、相互に接続した状態におい
ては第1及び第2のインシュレータ53,57の相互の
回転中心の位置が常に一定であるため、フレキシブル運
動、即ち第1及び第2のインシュレータ53,57の結
合状態における相対的な位置の変更は出来なかった。こ
のため2枚の回路基板63,65の接続に際しては各回
路基板63,65の相対的な位置関係に制約を受け、設
計の自由度に欠ける欠点があった。
それ故に、本考案の課題は、このような従来のコネクタ
の欠点を改善し、フレキシブル運動を可能にしたヒンジ
型のコネクタを提供することを目的とするものである。
また、本考案の他の課題は、2枚の回路基板の配置を自
由に選定でき、設計の自由度を向上できるコネクタを提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、導電性の第1のコンタクトを組込んだ
第1のインシュレータと、導電性の第2のコンタクトを
組込んだ第2のインシュレータとを含み、上記第1のイ
ンシュレータと上記第2のインシュレータとを互いに嵌
合方向の軸線を横切る一軸線を中心として、回動可能に
ヒンジ結合をしたコネクタにおいて、上記第1のインシ
ュレータは先端を外向きに湾曲して突出した先端部と、
該先端部のコンタクト挿入溝と、上記先端部の側部に設
けた固定用突起とを有し、上記第1のコンタクトは上記
コンタクト挿入溝に位置した接触部を有し、上記第2の
インシュレータは上記固定用突起を遊嵌する固定用孔
と、該固定用孔に上記固定用突起を遊嵌した状態で上記
先端部を当接可能とした平坦な壁部とを有し、上記固体
用孔は上記固定用突起の回転中心を一定範囲内で移動し
て偏心可能とするために上記固定用突起の直径に対して
十分に大きな径を有し、上記第2のコンタクトは上記第
1のインシュレータに嵌合方向で対向する先端に円弧部
を有することを特徴とするコネクタが得られる。
[実施例] 第1図は及び第2図は本考案の一実施例によるコネクタ
を示す。
第1図は及び第2図を参照して、コネクタは第1のイン
シュレータレータ11を有している。第1のインシュレ
ータレータ11は先端が湾曲状に形成された先端部12
を有している。この先端部12には複数のコンタクト挿
入溝13が所定のピッチで形成されている。各コンタク
ト挿入溝13内には導電性のソケットコンタクト14
(第1のコンクト)の接触部を構成する二股状のソケッ
ト部14aが収納されている。ソケットコンタクト14
は、ソケット部14aに接続されたフローティング部1
4b及びこのフローティング部14bに対して直角方向
に延長され、第1のインシュレータ11の外部下方に導
出された端子部14cとを有している。また、ソケット
コンタクト14のフローティング部14bと端子部14
cとの接続部には係合突起14d,14eが形成されて
いる。各係合突起14d,14eはインシュレータ11
に形成されている係合孔15,16に係合している。
第1のインシュレータ11の先端部12の両側には固定
用突起17が設けられている。また、第1のインシュレ
ータの下面には、固定用突起19,20が設けられてい
る。各固定用突起19,20は、回路基板18の孔に挿
入されている。
なお、第3図は第1のインシュレータ11の構造を示す
図で、(A)及び(B)はそれぞれ下面図及び側面図で
ある。図中第1図および第2図と同一部分には同一符号
を付して説明は省略する。
一方、第1のインシュレータ11は、第2のインシュレ
ータ31に嵌合・接続される。第2のインシュレータ3
1にはソケットコンタクト14の二股状のソケット部1
4aに一対一に挿入される複数の導電性の刃状コンタク
ト32(第2のコンタクト)が所定のピッチで支持され
ている。これらの刃状コンタクト32は第2のインシュ
レータ31に設けられた圧入孔33に挿入・固定され
る。刃状コンタクト32は、第4図にも示されているよ
うに、平板部32aを有し、その先端はソケットコンタ
クト14の二股状のソケット部14aへの挿入を容易と
し、回転運動をも可能とするため、角部を円弧部32b
として刃状に形成されている。刃状コンタクト32の後
端には垂直方向に延長された端子部32cが形成されて
いる。端子部32cは回路基板35の孔に挿入されてい
る。
第2のインシュレータ31の両側には、第1のインシュ
レータ11の固定用突起17が遊嵌する固定用孔34が
設けられている。固定用孔34は固定用突起17の直径
に対して十分に大きな径を有している。このため、固定
用突起17と固定用孔34とが互いに係合すると、固定
用突起17の位置を固定用孔34内で移動できるように
している。さらに、第1図に示すように、第2のインシ
ュレータ31には、固定用孔34に固定用突起17を遊
嵌した状態で、第1のインシュレータ11の先端部12
が当接することができる平坦な壁部31aが設けてあ
る。
なお、第5図は第2のインシュレータ31の構造を示す
図で、(A)及び(B)はそれぞれ下面図および側面図
である。同図中において、第1図および第4図と同一部
分には同一符号を付して説明は省略する。
次に、このように構成されたコネクタの使用状態を第6
図及び第7図をも用いて説明する。
第6図(A)は直交する回路基板18,35にそれぞれ
第1のインシュレータ11及び第2のインシュレータ3
1を装着し、両者を接続状態に結合した状態を示してい
る。すなわち、第2のインシュレータ31の刃状コンタ
クト32はその刃状の先端部32bが第1のインシュレ
ータ11のソケットコンタクト14の二股状のソケット
部14aへ挿入されるとともに、第1のインシュレータ
11の両側に設けられた固定用突起17は第2のインシ
ュレータ31の両側に設けられた固定用孔34に嵌合す
る。この状態において、回路基板35及びこれに装着さ
れた第2のインシュレータ31を半時計方向に90度回
転すると、第6図(B)のようになる。この回転は、第
1のインシュレータ11の先端部12と、コンタクト挿
入溝13に挿入された第2のインシュレータ31の刃状
コンタクト32の先端部32bとの間で円滑に行われ
る。また、第1のインシュレータ11の先端部12が第
2のインシュレータ31の壁部31aに当接した状態で
ヒンジ運動が始まると、第1のインシュレータ11の先
端部12を壁部31aに突き当てつつ回転操作を行うこ
とができる。
第7図(A)は第6図(A)に対応する断面図である
が、第7図(A)及び第7図(B)を比較することによ
り、コネクタのヒンジ運動の回転中心を移動できること
がわかる。
第6図(A)では、第1のインシュレータ11の両側に
設けられた固定用突起17は第2のインシュレータ31
の固定用孔34のほぼ中心部で嵌合している。これに対
して第7図(B)では、固定用突起17は固定用孔34
の中心から偏心した部分で嵌合している。この偏心方向
は、複数の刃状コンタクト32が所定のピッチで配列さ
れた平面内およびこれに直交する平面内の両方向に可能
である。これにより、互いに直交配置される2枚の回路
基板18及び35の相対的な位置を一定の範囲で変更調
整することができる。
[考案の効果] 以上説明した本考案のコネクタによれば、接続状態にお
けるコネクタのヒンジ運動の回転中心を一定範囲内で移
動して偏心できるため、2枚の回路基板を所定の角度で
配置してなる電気製品の設計に際して回路基板の配置を
自由に選定することができ、設計の自由度を向上でき
る。また、第1のインシュレータの先端部が第2のイン
シュレータの壁部に当接した状態でヒンジ運動を行う
と、第1のインシュレータの先端部を壁部に突き立てつ
つ回転操作をすることができるため回転操作が確実かつ
円滑な回転操作ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコネクタの一実施例を示す一部切欠斜
視図、第2図は第1図のコネクタの第1のインシュレー
タの構造を示す側断面図、第3図は同じく第1のインシ
ュレータ11の構造を示す図で、(A)及び(B)はそ
れぞれ下面図及び側面図、第4図は第2のインシュレー
タの構造を示す側断面図、第5図は同じく第2のインシ
ュレータの構造を示す図で、(A)及び(B)はそれぞ
れ下面図及び側面図、、第6図(A)、(B)及び第7
図(A)、(B)は本考案のコネクタの使用状態を示す
側面図、第8図は従来のコネクタの断面図である。 11……第1のインシュレータ、12……先端部、13
……コンタクト挿入溝、14……ソケットコンタクト、
17……固定用突起、31……第2のインシュレータ、
32b……円弧部、32……ピンコンタクト、32b…
…円弧部、34……固定用孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性の第1のコンタクトを組込んだ第1
    のインシュレータと、導電性の第2のコンタクトを組込
    んだ第2のインシュレータとを含み、上記第1のインシ
    ュレータと上記第2のインシュレータとを互いに嵌合方
    向の軸線を横切る一軸線を中心として、回動可能にヒン
    ジ結合をしたコネクタにおいて、上記第1のインシュレ
    ータは先端を外向きに湾曲して突出した先端部と、該先
    端部のコンタクト挿入溝と、上記先端部の側部に設けた
    固定用突起とを有し、上記第1のコンタクトは上記コン
    タクト挿入溝に位置した接触部を有し、上記第2のイン
    シュレータは上記固定用突起を遊嵌する固定用孔と、該
    固定用孔に上記固定用突起を遊嵌した状態で上記先端部
    を当接可能とした平坦な壁部とを有し、上記固定用孔は
    上記固定用突起の回転中心を一定範囲内で移動して偏心
    可能とするために上記固定用突起の直径に対して十分に
    大きな径を有し、上記第2のコンタクトは上記第1のイ
    ンシュレータに嵌合方向で対向する先端に円弧部を有す
    ることを特徴とするコネクタ。
JP1989116169U 1989-10-04 1989-10-04 コネクタ Expired - Lifetime JPH0619162Y2 (ja)

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JPH0355689U JPH0355689U (ja) 1991-05-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10907816B2 (en) 2015-06-26 2021-02-02 Sakai Display Products Corporation Connector, connector mounting board, illumination device, and display device

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JPH0127278Y2 (ja) * 1984-09-17 1989-08-15
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JPH0355689U (ja) 1991-05-29

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