JP3023442B2 - ケーブル用コネクタ - Google Patents
ケーブル用コネクタInfo
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- JP3023442B2 JP3023442B2 JP7241794A JP24179495A JP3023442B2 JP 3023442 B2 JP3023442 B2 JP 3023442B2 JP 7241794 A JP7241794 A JP 7241794A JP 24179495 A JP24179495 A JP 24179495A JP 3023442 B2 JP3023442 B2 JP 3023442B2
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- cable
- contact
- insulator
- cable connector
- pivot
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
関し、特に、フラットリボンケーブルやFPC(Flexib
le Printed Circuit)などのケーブルを接続するために
使用されるケーブル用コネクタの技術に関するものであ
る。
ケーブルを接続するために使用されるケーブル用コネク
タの従来例を示した。このケーブル用コネクタ7は、1
点鎖線で示されたフラットリボンケーブル8が挿入され
るインシュレータ70、インシュレータ70に所定のピ
ッチでそれぞれ固定保持された複数のコンタクト71、
並びにコンタクト71に形成された枢支部71bに係合
した操作子75から構成される。
弧状に形成されており、操作子75に形成された円弧状
の凹部75aが枢支部71bに嵌合されている。これに
より、操作子75は、枢支部71bを回転中心として破
線で示した第1の位置と実線で示した第2の位置との間
で回動可能な構成となっている。
ケーブル8をコンタクト71と協働して仮保持する仮保
持部75c、並びに上記の第2の位置においてインシュ
レータ70に挿入されたケーブル8をコンタクト71の
接触部71aに圧接させた状態に保持する接続保持部7
5bとを有している。
位置に回動する際に、操作子75の外周の角部により押
圧されて、インシュレータ70に挿入されたケーブル8
並びにこのケーブル8の下側に位置する接触部71aが
図8において下側にやや弾性変位する。そして、操作子
75が第2の位置に来たときには、接触部71aの弾性
(ばね性)により接触部71aがケーブル8の下面に圧
接する。
ケーブル用コネクタでは、操作子75が第1の位置から
第2の位置まで回動の際において、上記のように接触部
71aが弾性変位する必要上、このような弾性変位のた
めのかなり大きな高さの空間をインシュレータ内部に予
め設けておく必要がある。そして、このため、コネクタ
高さが高くなり、コネクタの大型化を招くという問題が
ある。
小形化することが可能である、ケーブル用コネクタを提
供することにある。
ルが挿入されるインシュレータと、該インシュレータに
挿入された前記ケーブルの一面に当接する接触部及び前
記ケーブルの他面の上方に位置する枢支部を有し前記イ
ンシュレータに固定保持されたコンタクトと、前記枢支
部にこれを回動中心として回動自在に枢支された操作子
とを含むケーブル用コネクタにおいて、前記枢支部は、
前記コンタクトに設けられた分肢の先端に形成され、前
記分肢と共に前記ケーブルの厚さ方向に弾性変位可能で
あり、前記操作子は、前記インシュレータに挿入された
前記ケーブルを前記コンタクトと協働して仮保持する第
1の位置と、前記インシュレータに挿入された前記ケー
ブルを前記コンタクトに圧接させた状態に保持する第2
の位置との間で回動可能であり、前記操作子が前記第1
の位置から前記第2の位置に回動する際には前記操作子
は前記枢支部と共に前記厚さ方向に弾性変位し、前記操
作子が前記第2の位置にある時には前記操作子は前記分
肢に当接すると共に前記ケーブルを前記接触部に圧接さ
せることを特徴とするケーブル用コネクタが得られる。
ータの両側に形成された軸受部に回動自在に保持されて
おり、前記軸受部が前記厚さ方向に弾性変位可能である
構成とすることもできる。
ータの両側に形成された軸受部に回動自在に保持されて
おり、前記軸受部には、前記操作子の回動の際の前記端
部の前記厚さ方向の逃げが設けられている構成とするこ
ともできる。
1の位置から第2の位置に回動する際にコンタクトの枢
支部が弾性変位する。このため、コンタクトの接触部の
弾性変形の程度を小さくて済み、これによりコネクタの
高さを低く抑えることができて、コネクタの小形化が図
れる。
コネクタの実施の形態を説明する。図1乃至図5を参照
して、ケーブル用コネクタ1は、フラットリボンケーブ
ル3が挿入されるインシュレータ10、インシュレータ
10に固定保持されたコンタクト13、14、コンタク
ト13の枢支部13eに回動可能なように枢支された操
作子15とを含んで構成される。
の位置から図5に示した第2の位置まで回動する。そし
て、第1の位置においては、図3のように、操作子15
は、フラットリボンケーブル3をコンタクト13と協働
して仮保持する。また、第2の位置においては、図5の
ように、フラットケーブル3をコンタクト13,14の
接触部13a,14aに圧接させた状態に保持する。
ータ10の受容孔11にケーブル用コネクタ1の前方か
ら挿入される。また、その挿入端部の裏面、つまり、図
1乃至図5において下面には、所定のピッチで複数の導
体(コンタクト)が露出している。また、フラットリボ
ンケーブル3の表面、つまり図において上面には、絶縁
性の補強板31を備えたものである。本明細書において
は、便宜上、この補強板31も合わせてフラットリボン
ケーブル3と呼ぶ。
直な方向に複数本がフラットリボンケーブル3の下面の
導体と等しいピッチでインシュレータ10に並設されて
いる。各コンタクト13は、フラットリボンケーブル3
の下面の導体に接触するための接触部13a、インシュ
レータ10から外側に突出した半田付け部13b、イン
シュレータ10に固定保持される固定保持部13c、接
触部13aと離間して平行に一体的に形成された分肢1
3d、並びに分肢13dの先端に形成された枢支部13
eを有している。
容孔11に臨むように位置し、またインシュレータ10
の内底面から浮き上がるように配置されており、これに
より上下方向にばね性を付与されて、弾性変位が可能と
なっている。半田付け部13bは、例えば、ケーブル用
コネクタ1の下方に位置する図示しないプリント基板上
のパターンに半田付けされる。固定保持部13cはイン
シュレータ10に圧入される。また、分肢13dの上側
部分はインシュレータ10による抑えがなく、これによ
り分肢13dとその先端の枢支部13eとは、図3乃至
図5において上下方向にばね性を付与されて弾性変位可
能である。枢支部13eは、接触部13aの上方位置に
形成されている。
から分肢13dと枢支部13eを含む上側部分を除いた
形状である。
弧状の凹部15a、仮保持部15c、並びに接続保持部
15bを有している。凹部15aは、操作子15の回転
中心となるもので、上記のようにコンタクト13の枢支
部13eに回転可能に嵌合されている。また、仮保持部
15cは、操作子15が図3に示した第1の位置にある
時に、コンタクト13の接触部13aと協働してフラッ
トリボンケーブル3を仮保持する。また、接続保持部1
5bは、操作子15が図5に示した第2の位置にある時
に、フラットリボンケーブル3をコンタクト13の接触
部13aに圧接させた状態に保持する。
フラットリボンケーブル3をケーブル用コネクタ1に接
続するまでの手順を説明する。
の前部にフラットリボンケーブル3を位置させた状態に
おいて、操作子15を上方向に回動させて起立させ、図
2のようにインシュレータ10の受容孔11がフラット
リボンケーブル3を挿入可能な状態とする。この状態か
ら、フラットリボンケーブル3を受容孔11の開口部か
らケーブル3の先端を受容孔11の内部に挿入する。こ
のとき、接触子15の仮保持用凸部15cが、図3に示
したように、ケーブル3の上面部に食い込んだ状態とな
り、ケーブル3は受容孔11の内部で移動が規制され
る。
方向、つまり反時計回りに、枢支部13eを回動中心と
して回動させる。この図3の状態における操作子15の
外周の角部の回動予想位置は破線Rで示した通りであ
り、フラットリボンケーブル3と一部オーバーラップし
ている。
合、操作子15の外周がフラットリボンケーブル3の上
面に押圧することで、コンタクト13の接触部13aが
下方向に、また枢支部13eが操作子15とともに上方
向に、それぞれ弾性変位して移動する。図4はこの状態
を示したものであり、この時、操作子15の外周の角部
の回動予想位置は破線Rの通り上側に移動して、フラッ
トリボンケーブル3とオーバーラップしない。また、こ
の状態においては、操作子15の仮保持部15cが分肢
13dの枢支部13eから離間した個所に対向してお
り、最終的(図5に示す第2の位置の状態)には、操作
子15の仮保持部15cは、分肢13dの枢支部13e
から離隔した個所に当接する。
た状態を図5に示した。この図5の状態では、フラット
リボンケーブル3は操作子15により受容孔11の奥部
に押し込まれて、インシュレータ10内に確実に保持さ
れる。また、この時、コンタクト13の接触部13aと
枢支部13eはもとの位置に弾性復帰しており、操作子
15の外周の角部の回動予想位置は破線Rの通り再びフ
ラットリボンケーブル3とオーバーラップする。
支部13eを操作子15の回動の際に弾性変位する構成
に加えて、例えば図6、図7に示したように、操作子1
5のの端部15dを回動自在に保持するインシュレータ
10の両側に形成された軸受部10aの個所を、矢印の
ように弾性変位可能な構成としても良い。このような構
成は、インシュレータ10の全体ないしその軸受部10
aの部分だけを弾性変化するような材質の合成樹脂など
で作ることで、容易に達成することができる。
る軸受部10aの溝に高さを軸受部10aの外形よりも
大きく(広く)することで、操作子15の回動の際に端
部15dが上方向に移動可能な逃げを設ける構成とする
こともできる。
コネクタ高さを低く抑えることができる結果、ケーブル
用コネクタの小形化が図れる。
いて操作子が閉の状態の斜視図である。
立状態(開状態)の斜視図である。
立状態の時の側面断面図である。
立状態と閉状態の中間位置における側面断面図である。
状態の時の側面断面図である。
の要部の説明図である。
ある。
面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ケーブルが挿入されるインシュレータ
と、該インシュレータに挿入された前記ケーブルの一面
に当接する接触部及び前記ケーブルの他面の上方に位置
する枢支部を有し前記インシュレータに固定保持された
コンタクトと、前記枢支部にこれを回動中心として回動
自在に枢支された操作子とを含むケーブル用コネクタに
おいて、前記枢支部は、前記コンタクトに設けられた分
肢の先端に形成され、前記分肢と共に前記ケーブルの厚
さ方向に弾性変位可能であり、前記操作子は、前記イン
シュレータに挿入された前記ケーブルを前記コンタクト
と協働して仮保持する第1の位置と、前記インシュレー
タに挿入された前記ケーブルを前記コンタクトに圧接さ
せた状態に保持する第2の位置との間で回動可能であ
り、前記操作子が前記第1の位置から前記第2の位置に
回動する際には前記操作子は前記枢支部と共に前記厚さ
方向に弾性変位し、前記操作子が前記第2の位置にある
時には前記操作子は前記分肢に当接すると共に前記ケー
ブルを前記接触部に圧接させることを特徴とするケーブ
ル用コネクタ。 - 【請求項2】 前記操作子の端部が前記インシュレータ
の両側に形成された軸受部に回動自在に保持されてお
り、前記軸受部が前記厚さ方向に弾性変位可能であるこ
とを特徴とする請求項1記載のケーブル用コネクタ。 - 【請求項3】 前記操作子の端部が前記インシュレータ
の両側に形成された軸受部に回動自在に保持されてお
り、前記軸受部には、前記操作子の回動の際の前記端部
の前記厚さ方向の逃げが設けられていることを特徴とす
る請求項1記載のケーブル用コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7241794A JP3023442B2 (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | ケーブル用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7241794A JP3023442B2 (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | ケーブル用コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0992411A JPH0992411A (ja) | 1997-04-04 |
JP3023442B2 true JP3023442B2 (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=17079619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7241794A Expired - Lifetime JP3023442B2 (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | ケーブル用コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3023442B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3005497B2 (ja) | 1997-05-29 | 2000-01-31 | 東北日本電気株式会社 | フレキシブル基板用コネクタ |
JP3430398B2 (ja) * | 1998-07-31 | 2003-07-28 | 日本航空電子工業株式会社 | ケーブル用コネクタ |
US6431897B1 (en) | 1999-10-06 | 2002-08-13 | Japan Aviation Electroncis Industry Limited | Connector having a rotary actuator engaged with a contact in a direction parallel to a sheet-like object connected to the connector |
JP4692079B2 (ja) | 2005-05-31 | 2011-06-01 | オムロン株式会社 | コネクタ |
-
1995
- 1995-09-20 JP JP7241794A patent/JP3023442B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0992411A (ja) | 1997-04-04 |
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