JP3106344B2 - ケーブル用コネクタ - Google Patents

ケーブル用コネクタ

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JP3106344B2
JP3106344B2 JP07160356A JP16035695A JP3106344B2 JP 3106344 B2 JP3106344 B2 JP 3106344B2 JP 07160356 A JP07160356 A JP 07160356A JP 16035695 A JP16035695 A JP 16035695A JP 3106344 B2 JP3106344 B2 JP 3106344B2
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cable
contact
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insulator
connector
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勲 五十嵐
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフラットリボンケーブル
のようなケーブルを接続するために使用されるケーブル
用コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のケーブル用コネクタは、例え
ば、実公平4−33671号公報に開示されている。そ
のコネクタについて図5を参照して説明する。図5にお
いて、コネクタ全体を符号7で示す。このコネクタ7
は、フラットリボンケーブル8を挿入されるインシュレ
ータ70と、このインシュレータ70の後部に紙面垂直
方向に所定のピッチをもって固定保持された複数のコン
タクト71と、コンタクト71の一部に係合した操作子
75とを含んでいる。
【0003】操作子75は枢支部71bを回転中心とし
て第1の位置(実線で示す)及び第2の位置(破線で示
す)間で回動可能なものである。即ち、枢支部71bの
外周は円弧状に形成されており、操作子75に形成され
た円弧状凹部75aが該枢支部71bに回動可能な状態
で嵌合されている。
【0004】操作子75はまた、第1の位置ではインシ
ュレータ70に挿入されたケーブル8をコンタクト71
の接点部71aに圧接させた状態に保持する接続保持部
75bと、第2の位置でケーブル8をコンタクト71と
協働して仮保持する仮保持部75cとを有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5に示すケーブル用
コネクタにおいては、操作子75が起立した第2の位置
にあるときにケーブル8を挿入する。ケーブル8の厚み
が所定の寸法のときは、この操作子75に起立状態で仮
保持部75cによりケーブル8が仮保持される。
【0006】しかしながらケーブル8の厚みがたとえ公
差内であっても小さくなると、仮保持が不十分になるこ
とがある。このため、操作子75をケーブル8の保持位
置まで回動させる前に、ケーブル8が移動してコネクタ
7内のコンタクト71との相対的位置が狂い、適正な接
続が得られなくなる虞がある。
【0007】それ故に本発明の課題は、ケーブルの厚み
の公差を吸収し、仮保持が確実に得られるようにしたケ
ーブル用コネクタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ケーブ
ルを挿入されるインシュレータと、前記インシュレータ
に固定保持されたコンタクトと、第1及び第2の位置間
で回動する操作子とを有するケーブル用コネクタにおい
て、前記操作子は、前記第1の位置では前記ケーブルを
前記コンタクトに圧接した状態で保持する接続保持部
と、前記第2の位置では前記コンタクトと協働して前記
ケーブルを仮保持する、前記操作子の回動中心からの寸
法が前記接続保持部よりも小さい仮保持用凸部と、前記
接続保持部及び前記仮保持用凸部の間にあって前記操作
子の回動中心からの寸法が前記仮保持用凸部よりも小さ
い遊び部分と、前記接続保持部と前記遊び部分との境界
にあって操作子の回動操作時に操作感を与えるための凸
とを有することを特徴とするケーブル用コネクタが得
られる。
【0009】
【0010】
【0011】
【実施例】図1〜図4を参照して、本発明によるケーブ
ル用コネクタの実施例について詳細に説明する。このケ
ーブル用コネクタ1は、フラットリボンケーブル3を挿
入されるインシュレータ10と、インシュレータ10の
後部に固定保持されたコンタクト13と、コンタクト1
3の前部の枢支部13eに、図1に示す第1の位置と図
2に示す第2の位置間で回動可能なように係合した操作
子15とを含んでいる。
【0012】ケーブル3はインシュレータ10の受容孔
11に前方から挿入されるものであり、その挿入端部の
表面即ち下面に所定ピッチで複数の導体が露出し、また
裏面即ち上面には絶縁性の補強板31を備えたものであ
る。ここではこの補強板31も合せてケーブル3と呼
ぶ。
【0013】コンタクト13は図3において紙面に垂直
な方向に複数本がケーブル3の導体と等しいピッチをも
って平行に配設されている。各コンタクト13はケーブ
ル3の下面の導体に接触するための接触部13a、イン
シュレータ10の後部から外側に突出した半田付部13
b、インシュレータ10に固定保持されるための固定保
持部13c、及び接触部13aと離間平行に一体的に形
成された分肢13dとを有する。接触部13aは受容孔
11に臨むように位置し、さらに上下方向にバネ性を付
与されるように、インシュレータ10の低壁面から浮き
上がるように配置されている。
【0014】分肢13dの先端には上述した枢支部13
eが形成されている。分肢13dは、操作子15を回動
させるときにおいても、枢支部13eに定位置を保たせ
るように、インシュレータ10の上壁面に当接するよう
に配置されている。枢支部13eは接触部13aの上方
位置に形成されている。
【0015】操作子15は、枢支部13eに係合する円
弧状凹部15aと、第1の位置にあるとき、インシュレ
ータ10に挿入されたケーブル3をコンタクト13に圧
接させた状態に保持する接続保持部15bと、第2の位
置にあるとき、ケーブル3をコンタクト13の接触部1
3aと協働して仮保持する仮保持部15cとを有する。
図2及び図3に示す状態のときに、ケーブル3が受容孔
11内に挿入可能となり、図1に示す状態のときにケー
ブル3をインシュレータ10に固定保持すると共に、ケ
ーブル3の導体とコンタクト13の接触部13aとが導
通接続されるものとなっている。なお、図1において
は、便宜上、ケーブル3を外した状態で、操作子15を
閉状態位置にして示している。
【0016】操作子15の回転中心側の端部の上方に
は、前記回転中心となる枢支部13eに回転可能なよう
に嵌め合わされる凹部15aが形成されている。操作子
15の先端側には、操作子15が起立状態のときに、ケ
ーブル3の上面に食い込んで、ケーブル3が動くのを阻
止するための仮保持用凸部15cが形成されている。こ
こで、操作子15の回動中心から仮保持用凸部15cの
先端までの寸法は、この回動中心から接続保持部15b
までの寸法よりも小さい。また接続保持部15bと仮保
持用凸部15cとの間の遊び部分15dを、前記回動中
心からの寸法が接続保持部15b及び仮保持用凸部15
cのいずれよりも小さくなるように設定している。な
お、接続保持部15bと遊び部分15dとの境界には、
操作子15の回動操作時に操作感を与えるための凸部1
5eが設けられている。
【0017】次に、ケーブル3のコネクタ1への挿入か
ら接続までの過程について説明する。
【0018】先ず、図2及び図3に示すように、操作子
15を起立状態にしておき、受容孔11開口部からケー
ブル3の先端を受容孔11内部に挿入する。このとき、
接触子15の仮保持用凸部15cが、図3に示すよう
に、ケーブル3の上面部に食い込んだ状態となり、ケー
ブル3は受容孔11内部での移動が規制される。
【0019】この後、操作子15を枢支部13eを回転
中心として反時計周り方向に回動させる。そうすると、
図4に示すように、ケーブル3は仮保持用凸部15cの
仮保持が解除された後に、接続保持部15bの先端がケ
ーブル3の上面を押圧接触するようになる。
【0020】さらに操作子15の回動を進めると、図4
において破線で示す位置に操作子15が位置し、接続保
持部15bの全体でケーブル3の上面を押圧することに
なる。この仮保持用凸部15cから接続保持部15bへ
の保持移行時においては、操作子15の凸部15eがケ
ーブル3を受容孔11の奥部に押込むことになるので、
ケーブル3をインシュレータ10内へ確実に押込むこと
ができる。
【0021】操作子15の回転中心はコンタクト13の
枢支部13eであり、この枢支部13eが接触部13a
の上方位置にあるので、ケーブル3は操作子15の接続
保持部15bとコンタクト13の接触部13aとによっ
て挟持された状態となる。これにより、接触部13aが
ケーブル3の導体に押圧接触し、ケーブル3とコネクタ
1との導通接続が図れ、かつ、ケーブル3がコネクタ1
に固定保持される。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ケーブルはコネクタ内部に挿入した状態で、操作子に形
成された仮保持用凸部によって仮保持状態にされるの
で、操作子を回動させてケーブルの端子とコネクタのコ
ンタクト接触部の導通接続を図る前に、ケーブルがイン
シュレータ内を動いて不適切な位置に移動することを防
止でき、ケーブルの接続位置の位置決めを確実に行え
る。
【0023】また、本発明においては、仮保持用凸部の
突出寸法をある程度大きく設定しておけば、フラットリ
ボンケーブルの接続部の厚さ寸法に公差があっても対応
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるケーブル用コネクタに
おける操作子が閉状態を示す斜視図である。
【図2】図1のケーブル用コネクタにおける操作子が起
立状態(開状態)を示す斜視図である。
【図3】図1のケーブル用コネクタにおける操作子が起
立状態を示す側面断面図である。
【図4】図1のケーブル用コネクタにおける操作子が起
立状態と閉状態の中間位置における状態の側面断面図で
ある。
【図5】従来のケーブル用コネクタの一例を示す側面断
面図である。
【符号の説明】
1 ケーブル用コネクタ(本発明) 3 フラットリボンケーブル 7 ケーブル用コネクタ(従来例) 8 フラットリボンケーブル 10 インシュレータ 11 受容孔 13 コンタクト 13a コンタクトの接触部 13b コンタクトの半田付部 13c コンタクトの固定保持部 13d 分肢 13e 枢支部 15 操作子 15a 凹部 15b 接続保持部 15c 仮保持用凸部 70 インシュレータ 71 コンタクト 71a コンタクトの接触部 75 操作子 75a 凹部 75b 接続保持部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルを挿入されるインシュレータ
    と、前記インシュレータに固定保持されたコンタクト
    と、第1及び第2の位置間で回動する操作子とを有する
    ケーブル用コネクタにおいて、前記操作子は、前記第1
    の位置では前記ケーブルを前記コンタクトに圧接した状
    態で保持する接続保持部と、前記第2の位置では前記コ
    ンタクトと協働して前記ケーブルを仮保持する、前記操
    作子の回動中心からの寸法が前記接続保持部よりも小さ
    い仮保持用凸部と、前記接続保持部及び前記仮保持用凸
    部の間にあって前記操作子の回動中心からの寸法が前記
    仮保持用凸部よりも小さい遊び部分と、前記接続保持部
    と前記遊び部分との境界にあって操作子の回動操作時に
    操作感を与えるための凸部とを有することを特徴とする
    ケーブル用コネクタ。
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