JP2529144B2 - 回転接続型コネクタ - Google Patents

回転接続型コネクタ

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JP2529144B2
JP2529144B2 JP3281424A JP28142491A JP2529144B2 JP 2529144 B2 JP2529144 B2 JP 2529144B2 JP 3281424 A JP3281424 A JP 3281424A JP 28142491 A JP28142491 A JP 28142491A JP 2529144 B2 JP2529144 B2 JP 2529144B2
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子機器内のプリン
ト基板間を接続する回転接続型コネクタに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図11に示すように、従来の回転接続型
コネクタ20は、断面O型で一部に切欠き部が形成され
たコンタクト71がインシュレータ70に囲撓するよう
に位置している。すなわち、回転接続型コネクタ20
は、コンタクト71の切欠きを挟んだ両側、すなわち、
挟持部71a、71bによって基板80を保持するもの
である。
【0003】ところで、コンタクト71の両挟持部71
a、71bは、その高さが異なるように形成されてい
る。したがって、基板80取り付けに際しては、図11
(A)に示すように、基板80を斜めに、すなわち、挟
持部71a、71b間の間隔がもっとも広い角度で挿入
し、図中左方向に回転させる。そうすると、図11
(B)に示すように、基板80が直立状態になる。
【0004】このように、基板80が直直状態で保持す
るようにさせるためには、図12に示すように、両挟持
部71a、71b端面間寸法W2より基板80直立状態
時における水平間距離W1の方が小さく設定されている
からである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記の従来
の回転接続型コネクタ20にあっては、基板80の保持
力を強めるためには、前記挟持部71a、71bの端面
間水平距離W1を小さく設定しておかなければならなか
った。
【0006】また、挟持部71a、71bの端面間距離
W2は基板80の厚さとほぼ同じに設定しておかなけれ
ばならない。そうすると、図11(A)に示した基板8
0の回転角度θ0を大きく設定しておく必要がある。
【0007】このため、従来の回転接続型コネクタ20
にあっては、図13に示すように、実装状態においてコ
ネクタ間のピッチをどうしても大きく設定しておかねば
ならず、実装密度があがらないという問題がある。
【0008】この発明の課題は、コネクタの実装密度の
向上が図れ、かつ、基板の挿入作業を容易にすることが
できる回転接続型コネクタを提供することある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、下端に複数の基板側接点を有する基板の
一端に外に向けて開放した切欠き凹部を形成し、溝部を
有するコネクタの一端の所定位置であって前記切欠き凹
部と対応する位置にこの切欠き凹部に入り込む支承軸を
設け、前記基板の切欠き凹部を前記コネクタの支承軸に
嵌合した後にこの支承軸を回転中心として前記基板をコ
ネクタの溝部側に回転してこの溝部に前記基板の下端部
を嵌入して前記コネクタに接続するものであって、前記
コネクタにおける前記支承軸が設けられている端部と反
対側の端部に前記基板を保持する基板ガイド保持用係合
レバーを設け、前記基板の下端部が前記コネクタの溝部
に嵌入した状態において前記各基板側接点を挟持するよ
うに複数のコネクタ側接点を前記コネクタの溝部に配置
し、かつ、対向する前記コネクタ側接点の間隔は前記支
承軸側が大きいように各コネクタ側接点がテーパ状に形
成されていることを特徴とする。
【0010】また、本発明は、溝部を有するコネクタの
一端に下端に複数の基板側接点を有する基板の端部を収
受し、かつ、内側上端部に係合突起を有する基板受け部
材を設け、この基板受け部材は前記コネクタに固定され
たシャフトに対して所定角度だけ回転可能に設け、前記
基板は前記係合突起と対向する係合凹部を有し、前記基
板の係合凹部を基板受け部材の係合突起に係合した後に
前記シャフトを回転中心として前記基板をコネクタの溝
部側に回転してこの溝部に前記基板の下端部を嵌入して
前記コネクタに接続するものであって、前記コネクタに
おける前記基板受け部材が設けられている端部と反対側
の端部に前記基板を保持する基板ガイド保持用係合レバ
ーを設け、前記基板の下端部が前記コネクタの溝部に嵌
入した状態において前記各基板側接点を挟持するように
複数のコネクタ側接点を前記コネクタの溝部に配置し、
かつ、対向する前記コネクタ側接点の間隔は前記基板受
け部材側が大きいように各コネクタ側接点がテーパ状に
形成されていることを特徴とする。
【0011】
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基いて詳細に
説明する。
【0013】図1に示すように、コネクタ1は長手方向
両端側には端部11、12が一体的に立設するように形
成されている。このコネクタ1には、長手方向に沿って
溝部13が形成されている。
【0014】前記コネクタ1の一方の端部11には溝部
13を架け渡すようにして支承軸14が設けられてお
り、また、他方の端部12には基板ガイド保持部15a
が形成された係合レバー15が設けられている。該係合
レバー15はシャフト16に回転可能に支承されてお
り、コネクタ1の長手方向に回転自在に構成されてい
る。図2はこの発明に用いる基板3を示すもので、長手
方向における一方の側面部の下側所定位置には切欠き凹
部31が形成されている。この凹部31の大きさは前記
したコネクタに形成された支承軸14に回転可能な状態
で嵌り込む大きさである。前記基板3の下端には長手方
向に所定の間隔をおいて基板側接点33が列設されてい
る(図示においては列設状態を省略してある)。
【0015】図3は、前記基板3をコネクタ1に装着す
る場合の説明図であり、まず、基板3に形成された切欠
き凹部31を支承軸14に嵌め込む(矢印A)。この嵌
め込む状態における嵌め込み角度は図示のものに限定さ
れるものではないことはいうまでもない。この後、矢印
Bに示すように、基板3を支承軸14を回転中心として
回転してやる。回転が終了すると、係合レバー15を基
板3側に回転して(二点鎖線の状態から実線の状態に回
転して)ガイド保持部15aにて基板3を挟持して固定
する。なお、基板3をコネクタ1から取外す場合は上記
とは反対の操作を行なう。
【0016】前記したように基板3をコネクタ1に接続
する場合は基板3を回転して押し込むことを要するが、
この場合において基板3の押圧部には図4に示すような
基板3の厚さより大きな寸法の押圧・つまみ部37を設
けておけば、押し込み作業も、また引き抜き作業も簡単
に行なえることになる。
【0017】図5はコネクタ1の導通接触部分を示した
もので、インシュレータ4には上部に開口部が形成され
ており、また、その内部には、基板3の接点33と同ピ
ッチにコンタクト5が配設されている。前記コンタクト
5には、ターミナル52が形成されている。前記インシ
ュレータ4には、基板留め41が形成されている。
【0018】前記コンタクト5の接点51は、図6及び
図7から良く分かるように、テーパー状に形成されてい
る。この収斂方向は前記基板3をコネクタ1に挿嵌する
際に押圧回転させる方向となっている。すなわち、対向
する各接点51の間隔は前記支承軸14側が大きいよう
に各接点51がテーパー状に形成されている。これは、
基板側接点33のの挟持力を増強させるために相対向す
る接点51の間の距離を小さくしておきながらも、基板
3の挿嵌時に基板側接点33がコンタクト5の接点51
の間に挿入されやすく、かつ、挟持状態から抜けにくく
なるようにするためである。
【0019】前記実施例においては、基板3の回転中心
側、すなわち、支承軸14側のコネクタ端部11をコネ
クタ1の本体と一体的に構成した。しかし、本発明はこ
れに限定されるものではなく、図8に示すように、コネ
クタ1における基板3の回転中心側の端部11aを基板
受け部材として、コネクタ1の長手方向に回転自在に取
り付けるものである。そして、この基板受け部材11a
の内側上端には、係合突起部19を形成しておき、他方
の基板3側には図9に示すように、その上側端部に係合
凹部39を形成しておく。
【0020】図9に示すように、前記基板受け部材11
aは基板3の挿入前の状態においては、シャフト17を
回転中心として外側(図中左側)に倒れている。この状
態のときに、基板3の係合凹部39を基板受け部材11
aの係合突起部19にはめ込み、その後基板3を押圧し
て嵌め込む方向、すなわち図においては時計方向に回転
させるべく押圧してやる。このとき、基板受け部材11
aを同様にシャフト17を回転中心として時計方向に回
転してやり、基板3をコネクタに挿嵌してやる。そし
て、前記実施例と同様に、係合レバー15を回転させて
そのガイド保持部15aで基板3を挟持固定する。基板
のコネクタへの挿嵌保持状態は図10に示すとおりであ
る。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、基板の長手方向一端側
を基板幅方向の回転中心とし、基板を幅方向に回転させ
ることにより、基板の挿抜を行なうので、回転させる場
合に隣り合う基板に衝突することがなくなるので、実装
密度が高く、かつ、基板の挿抜作業が容易になり作業効
率も大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の回転接続型コネクタを示した
斜視図である。
【図2】図1の実施例に適用される基板を示す正面図で
ある。
【図3】図1の実施例において、コネクタに基板を挿嵌
する場合を説明するための正面断面図である。
【図4】図1の実施例において、コネクタに基板を挿嵌
した状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の回転接続型コネクタのコンタクトの配
置・形状などを示した側面断面図である。
【図6】本発明の回転接続型コネクタのコンタクトの配
置・形状などを示した平面図である。
【図7】本発明の回転接続型コネクタのコンタクトの配
置・形状などを示した正面断面図である。
【図8】本発明の他の実施例示す斜視図である。
【図9】図8の実施例に用いる基板を示し、かつ、その
操作状態を示した説明するための正面断面図である。
【図10】図8の実施例において、基板をコネクタに挿
嵌した状態を示す斜視図である。
【図11】従来の回転接続型コネクタの要部を示し、か
つ、その操作状態を説明するための断面図である。
【図12】従来の回転接続型コネクタの要部を示し、か
つ、その操作状態を説明するための正面図である。
【図13】従来の回転接続型コネクタの操作状態におけ
る問題を説明するための正面図である。
【符号の説明】
1 コネクタ 3 基板 4 インシュレータ 5 コンタクト 13 溝部 14 支承軸 15 係合レバー 15a ガイド保持部 19 係合突起部 31 切欠凹部 39 係合凹部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端に複数の基板側接点を有する基板の
    一端に外に向けて開放した切欠き凹部を形成し、溝部を
    有するコネクタの一端の所定位置であって前記切欠き凹
    部と対応する位置にこの切欠き凹部に入り込む支承軸を
    設け、前記基板の切欠き凹部を前記コネクタの支承軸に
    嵌合した後にこの支承軸を回転中心として前記基板をコ
    ネクタの溝部側に回転してこの溝部に前記基板の下端部
    を嵌入して前記コネクタに接続するものであって、前記
    コネクタにおける前記支承軸が設けられている端部と反
    対側の端部に前記基板を保持する基板ガイド保持用係合
    レバーを設け、前記基板の下端部が前記コネクタの溝部
    に嵌入した状態において前記各基板側接点を挟持するよ
    うに複数のコネクタ側接点を前記コネクタの溝部に配置
    し、かつ、対向する前記コネクタ側接点の間隔は前記支
    承軸側が大きいように各コネクタ側接点がテーパ状に形
    成されていることを特徴とする回転接続型コネクタ。
  2. 【請求項2】 溝部を有するコネクタの一端に下端に複
    数の基板側接点を有する基板の端部を収受し、かつ、内
    側上端部に係合突起を有する基板受け部材を設け、この
    基板受け部材は前記コネクタに固定されたシャフトに対
    して所定角度だけ回転可能に設け、前記基板は前記係合
    突起と対向する係合凹部を有し、前記基板の係合凹部を
    基板受け部材の係合突起に係合した後に前記シャフトを
    回転中心として前記基板をコネクタの溝部側に回転して
    この溝部に前記基板の下端部を嵌入して前記コネクタに
    接続するものであって、前記コネクタにおける前記基板
    受け部材が設けられている端部と反対側の端部に前記基
    板を保持する基板ガイド保持用係合レバーを設け、前記
    基板の下端部が前記コネクタの溝部に嵌入した状態にお
    いて前記各基板側接点を挟持するように複数のコネクタ
    側接点を前記コネクタの溝部に配置し、かつ、対向する
    前記コネクタ側接点の間隔は前記基板受け部材側が大き
    いように各コネクタ側接点がテーパ状に形成されている
    ことを特徴とする回転接続型コネクタ。
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JPH07312266A (ja) * 1994-05-13 1995-11-28 Japan Aviation Electron Ind Ltd 基板用コネクタ
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