JP2516058Y2 - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JP2516058Y2 JP2516058Y2 JP1990092285U JP9228590U JP2516058Y2 JP 2516058 Y2 JP2516058 Y2 JP 2516058Y2 JP 1990092285 U JP1990092285 U JP 1990092285U JP 9228590 U JP9228590 U JP 9228590U JP 2516058 Y2 JP2516058 Y2 JP 2516058Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- contact
- socket
- plug
- connection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はコネクタに係り、特にプリント配線板等を直
接エッジコネクタに接続することによりプリント配線板
の導通を計るコネクタに関する。
接エッジコネクタに接続することによりプリント配線板
の導通を計るコネクタに関する。
従来の技術 プリント配線板等をコネクタに接続する場合従来は第
7図に示すようにプリント配線板19とコネクタの接続部
20との間に若干の余裕dを設けておき、組立時等に生じ
る誤差を吸収していた。
7図に示すようにプリント配線板19とコネクタの接続部
20との間に若干の余裕dを設けておき、組立時等に生じ
る誤差を吸収していた。
考案が解決しようとする課題 しかるに、従来のコネクタは接続部と接続相手となる
プリント配線板との間にズレ,振動を吸収するための余
裕を設けていたため、ズレ,振動が生じた場合にプリン
ト配線板とコンタクトとにズレが生じ、安定した接触が
得られない等の問題点があった。
プリント配線板との間にズレ,振動を吸収するための余
裕を設けていたため、ズレ,振動が生じた場合にプリン
ト配線板とコンタクトとにズレが生じ、安定した接触が
得られない等の問題点があった。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、常に安定
した接触が可能なコネクタを提供することを目的とす
る。
した接触が可能なコネクタを提供することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 本考案は第1の接続部材と第2の接続部材とを介して
電気的に接続するコネクタにおいて、 変形可能な導電材料よりなり、前記第1の接続部材と
前記第2の接続部との間で連続したコンタクトと、 前記コンタクトの一端を保持し、前記第1の接続部材
が係合され、前記コンタクトの一端を前記第1の接続部
材に接続する第1のコネクタ部と、 前記第1のコネクタ部とは別体に、前記第1のコネク
タ部に移動可能に遊嵌状態に係合しており、前記コンタ
クトの他端を保持し、前記コンタクトの他端を前記第2
の接続部材に摺接して、接続する第2のコネクタ部とを
具備し、 前記コンタクトの変形に応じて前記第1のコネクタ部
と前記第2のコネクタ部とを相対的に移動可能としてな
る。
電気的に接続するコネクタにおいて、 変形可能な導電材料よりなり、前記第1の接続部材と
前記第2の接続部との間で連続したコンタクトと、 前記コンタクトの一端を保持し、前記第1の接続部材
が係合され、前記コンタクトの一端を前記第1の接続部
材に接続する第1のコネクタ部と、 前記第1のコネクタ部とは別体に、前記第1のコネク
タ部に移動可能に遊嵌状態に係合しており、前記コンタ
クトの他端を保持し、前記コンタクトの他端を前記第2
の接続部材に摺接して、接続する第2のコネクタ部とを
具備し、 前記コンタクトの変形に応じて前記第1のコネクタ部
と前記第2のコネクタ部とを相対的に移動可能としてな
る。
作用 本考案によれば、第1のコネクタ部と第2のコネクタ
部とは互いに別体で変形変形可能な導電材料よりなり、
一端が前記第1の接続部材と摺接し接続され、他端が前
記第2の接続部材と摺接し接続され、前記第1の接続部
材と前記第2の接続部との間で連続したコンタクトを介
して遊嵌状態に係合しており、コンタクトの変形により
互いに移動可能であるため、第1の接続部材と第2の接
続部材とにずれが生じてもコンタクトの変形によりずれ
が吸収され、第1の接続部材と第1のコネクタ部、及
び、第2の接続部材と第2のコネクタ部の接続をそれぞ
れ安定に行え、また、コンタクトは変形可能な導電材料
よりなり、前記第1の接続部材と前記第2の接続部材と
の間で連続しているため、接触不良等が生じることがな
く、安定、確実な接続が可能となり、さらに、コンタク
トは第2のコネクタ部で第2の接続部と摺接して、接続
されるため、第2の接続部の接続を容易に行える。
部とは互いに別体で変形変形可能な導電材料よりなり、
一端が前記第1の接続部材と摺接し接続され、他端が前
記第2の接続部材と摺接し接続され、前記第1の接続部
材と前記第2の接続部との間で連続したコンタクトを介
して遊嵌状態に係合しており、コンタクトの変形により
互いに移動可能であるため、第1の接続部材と第2の接
続部材とにずれが生じてもコンタクトの変形によりずれ
が吸収され、第1の接続部材と第1のコネクタ部、及
び、第2の接続部材と第2のコネクタ部の接続をそれぞ
れ安定に行え、また、コンタクトは変形可能な導電材料
よりなり、前記第1の接続部材と前記第2の接続部材と
の間で連続しているため、接触不良等が生じることがな
く、安定、確実な接続が可能となり、さらに、コンタク
トは第2のコネクタ部で第2の接続部と摺接して、接続
されるため、第2の接続部の接続を容易に行える。
実施例 次に本考案の実施例について図面と共に説明する。第
1図は本考案の一実施例のコネクタ、第2図は本考案の
一実施例であるコネクタを構成するプラグを示してお
り、第3図はコネクタを構成するソケットを示してい
る。このコネクタは、プラグ1とソケット2が組み付け
られることにより、ヒンジ構造をなしつつ両者間で電気
的導通を図るよう構成されたコネクタであり、例えば第
6図に示すパーソナルコンピュータ3のディスプレイ部
4と装置本体5との接続部(同図に矢印Aで示す)に適
用されるものである。
1図は本考案の一実施例のコネクタ、第2図は本考案の
一実施例であるコネクタを構成するプラグを示してお
り、第3図はコネクタを構成するソケットを示してい
る。このコネクタは、プラグ1とソケット2が組み付け
られることにより、ヒンジ構造をなしつつ両者間で電気
的導通を図るよう構成されたコネクタであり、例えば第
6図に示すパーソナルコンピュータ3のディスプレイ部
4と装置本体5との接続部(同図に矢印Aで示す)に適
用されるものである。
プラグ1はパーソナルコンピュータ3の装置本体5に
固定されるものであり、プラグモールド6と複数(20〜
50本程度)のプラグコンタクト7とにより構成されてい
る。プラグモールド6は樹脂を一体成形してなり、円弧
状凸部10、軸11,29等により構成されている。
固定されるものであり、プラグモールド6と複数(20〜
50本程度)のプラグコンタクト7とにより構成されてい
る。プラグモールド6は樹脂を一体成形してなり、円弧
状凸部10、軸11,29等により構成されている。
プラグモールド6には一対の孔8a,8bが形成されてお
り、この一対の孔8a,8bにネジ(図示せず)を挿通し装
置本体5に内設された装置本体側回路基板(図示せず)
にネジ止めすることによりプラグ1は装置本体5に固定
される。
り、この一対の孔8a,8bにネジ(図示せず)を挿通し装
置本体5に内設された装置本体側回路基板(図示せず)
にネジ止めすることによりプラグ1は装置本体5に固定
される。
円弧状凸部10は、その曲率が後述するソケット2に形
成される円弧状凹部14と一定のクリアランスを保って対
向する曲率とされている。この円弧状凸部10には、所定
のピッチでコンタクト保持部10aが形成されている。
成される円弧状凹部14と一定のクリアランスを保って対
向する曲率とされている。この円弧状凸部10には、所定
のピッチでコンタクト保持部10aが形成されている。
プラグコンタクト7の円弧状凸部側の端部はこのコン
タクト保持部10aに沿って折曲されると共に、同保持部1
0a内に保持され接続端子部7aを形成する。
タクト保持部10aに沿って折曲されると共に、同保持部1
0a内に保持され接続端子部7aを形成する。
半田付け端子部7bは、パーソナルコンピュータ3の装
置本体2に内設される装置本体側回路基板に半田付けさ
れる。尚、プラグコンタクト7はプラグモールド6にイ
ンサート成形されることにより固定されている。
置本体2に内設される装置本体側回路基板に半田付けさ
れる。尚、プラグコンタクト7はプラグモールド6にイ
ンサート成形されることにより固定されている。
軸部11は円弧状凸部10の両側位置に形成されている。
この軸部11は後述するソケット2に形成される軸受け部
15に回動自在の構成で係合する。この軸受け部15に軸部
11が係合することにより、プラグ1とソケット2はヒン
ジを構成し、プラグ1に対しソケット2は回動自在の構
成となる。
この軸部11は後述するソケット2に形成される軸受け部
15に回動自在の構成で係合する。この軸受け部15に軸部
11が係合することにより、プラグ1とソケット2はヒン
ジを構成し、プラグ1に対しソケット2は回動自在の構
成となる。
次にソケット2について説明する。
ソケット2はパーソナルコンピュータ3のディスプレ
イ部4に固定されるものであり、ソケットモールド12
と、プラグコンタクト7に対応した数のソケットコンタ
クト13とにより構成されている。ソケットモールド12は
樹脂を一体成形してなり、円弧状凹部14、軸受け部15よ
りなり、ソケットモールド12にはさらに接続部16が遊嵌
してなる。
イ部4に固定されるものであり、ソケットモールド12
と、プラグコンタクト7に対応した数のソケットコンタ
クト13とにより構成されている。ソケットモールド12は
樹脂を一体成形してなり、円弧状凹部14、軸受け部15よ
りなり、ソケットモールド12にはさらに接続部16が遊嵌
してなる。
円弧状凹部14は、プラグ1に形成されている円弧状凸
部10と一定のクリアランスを有して対向しうる曲率を有
しており、その湾曲形状に沿ってソケットコンタクト13
が配設されている。このソケットコンタクト13はインサ
ート成形によりソケットモールド12に固定されており、
またその配設ピッチは円弧状凸部10に配設されているプ
ラグコンタクト7の配設ピッチと等しくなるよう設定さ
れている。
部10と一定のクリアランスを有して対向しうる曲率を有
しており、その湾曲形状に沿ってソケットコンタクト13
が配設されている。このソケットコンタクト13はインサ
ート成形によりソケットモールド12に固定されており、
またその配設ピッチは円弧状凸部10に配設されているプ
ラグコンタクト7の配設ピッチと等しくなるよう設定さ
れている。
ソケット2には一対の孔17が形成されている。この一
対の孔17にはネジ(図示せず)が挿通され、このネジを
ディスプレイ部1のケース1aにネジ止めすることにより
ソケット2はディスプレイ部1に固定される。
対の孔17にはネジ(図示せず)が挿通され、このネジを
ディスプレイ部1のケース1aにネジ止めすることにより
ソケット2はディスプレイ部1に固定される。
接続部16はソケットコンタクト13の一端と結合して、
ソケットモールド12と結合している。また、接続部16に
は凹部16aが形成され、ソケットモールド12には凸部12a
が形成されていて、ソケットモールド12と接続部16とは
凹部16aと凸部12aとが互いに遊嵌する状態で結合され
る。
ソケットモールド12と結合している。また、接続部16に
は凹部16aが形成され、ソケットモールド12には凸部12a
が形成されていて、ソケットモールド12と接続部16とは
凹部16aと凸部12aとが互いに遊嵌する状態で結合され
る。
接続部16は薄板状のソケットコンタクト13の一端でソ
ケットモールド12と接続している構成であるため、第3
図矢印A,B方向に凸部12aと凹部16aとで制限される範囲
内で自在に移動できる。
ケットモールド12と接続している構成であるため、第3
図矢印A,B方向に凸部12aと凹部16aとで制限される範囲
内で自在に移動できる。
このため、組立時に挿入口16bとカード18とが若干ズ
レた場合でもカード18の位置に応じて接続部16が移動し
て、カードを容易に接続部16に挿入することができる。
レた場合でもカード18の位置に応じて接続部16が移動し
て、カードを容易に接続部16に挿入することができる。
また、接続部16の挿入口16bの幅寸法をカード18の幅
寸法と略同一に形成し挿入口16a内でカード18がズレな
い構成としており、したがって、組立時の誤差、ズレ等
が生じた場合でも、カード18を接続することができ、カ
ード18とソケットコンタクト13との接続を確実に行なえ
る。
寸法と略同一に形成し挿入口16a内でカード18がズレな
い構成としており、したがって、組立時の誤差、ズレ等
が生じた場合でも、カード18を接続することができ、カ
ード18とソケットコンタクト13との接続を確実に行なえ
る。
接続部16には、ディスプレイ部4に内設された回路基
板(カード)18が挿入される挿入口18が形成されてい
る。この挿入口16b内におけるソケットコンタクト13の
端部13aは、コンタクト形状を有しており、この接続部1
6はカードエッジコネクタを構成する。また、カード18
のエッジ部分にはリード19が形成されており、このリー
ド19の配設ピッチはソケットコンタクト13の配設ピッチ
に対応するよう構成されている。従って、このディスプ
レイ部4に内設されたカード18を挿入口16bに挿入する
だけで、ディスプレイ部4とコネクタとを電気的に接続
することができる。
板(カード)18が挿入される挿入口18が形成されてい
る。この挿入口16b内におけるソケットコンタクト13の
端部13aは、コンタクト形状を有しており、この接続部1
6はカードエッジコネクタを構成する。また、カード18
のエッジ部分にはリード19が形成されており、このリー
ド19の配設ピッチはソケットコンタクト13の配設ピッチ
に対応するよう構成されている。従って、このディスプ
レイ部4に内設されたカード18を挿入口16bに挿入する
だけで、ディスプレイ部4とコネクタとを電気的に接続
することができる。
また、カード18の幅寸法は、カード18のリードとソケ
ットコンタクト13との接続を確実に行なわせるために挿
入口16bの幅寸法と略同一に設定されているが接続部16
によってカード18は挿入口47に挿入された状態で若干面
方向(矢印A,B方向)に変位しうる。しかるにこの変位
が生じても、上記のようにソケットコンタクト13の径寸
法hに対しリードの幅寸法Hは大きな寸法とされている
ため、ソケットコンタクト13とリードとの電気的接続は
維持される。
ットコンタクト13との接続を確実に行なわせるために挿
入口16bの幅寸法と略同一に設定されているが接続部16
によってカード18は挿入口47に挿入された状態で若干面
方向(矢印A,B方向)に変位しうる。しかるにこの変位
が生じても、上記のようにソケットコンタクト13の径寸
法hに対しリードの幅寸法Hは大きな寸法とされている
ため、ソケットコンタクト13とリードとの電気的接続は
維持される。
即ち、接続部16をソケットモールド12と別体構造とす
ることにより、カード18とコネクタとの接続に、換言す
ればディスプレイ部4とコネクタとの接続に若干の自由
度を持たせることができる。よって、ディスプレイ部4
内にアッセンブリ誤差が生じていたとしても、接続部16
とソケットモールド12との接続範囲には若干の自由度が
あるため、上記アッセンブリ誤差はここで吸収されてし
まう。このため、プラグ1とソケット2を組み付けた時
に、アッセンブリ誤差による力がコネクタの組み付け部
分に印加されることがなくなり、コネクタの損傷を防止
できる。また、上記構成とすることによりコネクタはプ
ラグ1とソケット2とを組み付けた状態でディスプレイ
4及び装置本体5に取り付けることが可能となる。よっ
て、組立工程の簡易化を図ることができ、かつプラグ1
とソケット2とを組み付けた状態でコネクタを製造工場
より出荷することができる。
ることにより、カード18とコネクタとの接続に、換言す
ればディスプレイ部4とコネクタとの接続に若干の自由
度を持たせることができる。よって、ディスプレイ部4
内にアッセンブリ誤差が生じていたとしても、接続部16
とソケットモールド12との接続範囲には若干の自由度が
あるため、上記アッセンブリ誤差はここで吸収されてし
まう。このため、プラグ1とソケット2を組み付けた時
に、アッセンブリ誤差による力がコネクタの組み付け部
分に印加されることがなくなり、コネクタの損傷を防止
できる。また、上記構成とすることによりコネクタはプ
ラグ1とソケット2とを組み付けた状態でディスプレイ
4及び装置本体5に取り付けることが可能となる。よっ
て、組立工程の簡易化を図ることができ、かつプラグ1
とソケット2とを組み付けた状態でコネクタを製造工場
より出荷することができる。
続いて上記構成とされたプラグ21及びソケット22によ
り構成されるコネクタ20の動作について説明する。
り構成されるコネクタ20の動作について説明する。
第4図及び第5図はコネクタをパーソナルコンピュー
タ3に適用した態様を示しており、第4図はディスプレ
イ部4を閉じて装置本体5に収納した状態を示してお
り、また第5図はディスプレイ部4を開いた使用状態を
示している。
タ3に適用した態様を示しており、第4図はディスプレ
イ部4を閉じて装置本体5に収納した状態を示してお
り、また第5図はディスプレイ部4を開いた使用状態を
示している。
コネクタは、前記したようにプラグ1の軸部11がソケ
ット2の軸受け部15に回動自在に係合することにより、
プラグ1とソケット2はヒンジを構成し、かつ各コンタ
クト7,13が接続されることによりディスプレイ部4と装
置本体5とを電気的に接続するコネクタとしての機能を
奏する。
ット2の軸受け部15に回動自在に係合することにより、
プラグ1とソケット2はヒンジを構成し、かつ各コンタ
クト7,13が接続されることによりディスプレイ部4と装
置本体5とを電気的に接続するコネクタとしての機能を
奏する。
第4図に示されるように、ディスプレイ部4を閉じて
装置本体5に収納した状態では、プラグコンタクト7と
ソケットコンタクト13は離間しており、両者の電気的接
続は取られていない。一方、パーソナルコンピュータ3
の使用時には、ディスプレイ部4は同図中時計方向に回
動され、第5図に示される状態で使用される。このディ
スプレイ部4の回動は、プラグ1に形成された軸部11が
ソケット2に形成された軸受け部15内で回動することに
より行われる。ディスプレイ部4が開蓋した第5図に示
される状態ではプラグコンタクト7とソケットコンタク
ト13は接続されており、よってディスプレイ部4と装置
本体5とは電気的に接続される。
装置本体5に収納した状態では、プラグコンタクト7と
ソケットコンタクト13は離間しており、両者の電気的接
続は取られていない。一方、パーソナルコンピュータ3
の使用時には、ディスプレイ部4は同図中時計方向に回
動され、第5図に示される状態で使用される。このディ
スプレイ部4の回動は、プラグ1に形成された軸部11が
ソケット2に形成された軸受け部15内で回動することに
より行われる。ディスプレイ部4が開蓋した第5図に示
される状態ではプラグコンタクト7とソケットコンタク
ト13は接続されており、よってディスプレイ部4と装置
本体5とは電気的に接続される。
この接続の際、複数(約20〜50本)のプラグコンタク
ト7及びソケットコンタクト13は一括的に接続される。
よって、各プラグコンタクト7とソケットコンタクト13
の接続を容易に行うことができ、かつ一つのコネクタで
多数の端子の電気的接続が可能となる。このため、従来
必要とされていたケーブル線は不要となり、また多数の
コネクタを用いる必要もなくなるため、パーソナルコン
ピュータ3の製品コストを低減することができる。更
に、プラグコンタクト7の接続端子部7aは、ソケット2
の回動に伴いソケットコンタクト13の広い範囲において
摺動するため、同一接点での繰り返し摺動による磨耗の
発生を防止することができ、コネクタの耐久性及び信頼
性を向上させることができる。
ト7及びソケットコンタクト13は一括的に接続される。
よって、各プラグコンタクト7とソケットコンタクト13
の接続を容易に行うことができ、かつ一つのコネクタで
多数の端子の電気的接続が可能となる。このため、従来
必要とされていたケーブル線は不要となり、また多数の
コネクタを用いる必要もなくなるため、パーソナルコン
ピュータ3の製品コストを低減することができる。更
に、プラグコンタクト7の接続端子部7aは、ソケット2
の回動に伴いソケットコンタクト13の広い範囲において
摺動するため、同一接点での繰り返し摺動による磨耗の
発生を防止することができ、コネクタの耐久性及び信頼
性を向上させることができる。
尚、上記した実施例では接続部16をソケット2にのみ
設けた構成を示したが、これに限るものではなく、プラ
グ1にプラグモールド6と別体とした接続部を設けても
良く、更にはプラグ1及びソケット2の双方に設けても
良いことは勿論である。
設けた構成を示したが、これに限るものではなく、プラ
グ1にプラグモールド6と別体とした接続部を設けても
良く、更にはプラグ1及びソケット2の双方に設けても
良いことは勿論である。
考案の効果 上述の如く、本考案によれば、第1のコネクタ部と第
2のコネクタ部とは互いに別体で変形変形可能な導電材
料よりなり、一端が前記第1の接続部材と摺接し接続さ
れ、他端が前記第2の接続部材と摺接し接続され、前記
第1の接続部材と前記第2の接続部との間で連続したコ
ンタクトを介して遊嵌状態に係合しており、コンタクト
の変形により互いに移動可能であるため、第1の接続部
材と第2の接続部材とにずれが生じてもコンタクトの変
形によりずれが吸収され、第1の接続部材と第1のコネ
クタ部、及び、第2の接続部材と第2のコネクタ部の接
続をそれぞれ安定に行え、また、コンタクトは変形可能
な導電材料よりなり、前記第1の接続部材と前記第2の
接続部材との間で連続しているため、接触不良等が生じ
ることがなく、安定、確実な接続が可能となり、さら
に、コンタクトは第2のコネクタ部で第2の接続部と摺
接して、接続されるため、第2の接続部の接続を容易に
行える等の特長を有する。
2のコネクタ部とは互いに別体で変形変形可能な導電材
料よりなり、一端が前記第1の接続部材と摺接し接続さ
れ、他端が前記第2の接続部材と摺接し接続され、前記
第1の接続部材と前記第2の接続部との間で連続したコ
ンタクトを介して遊嵌状態に係合しており、コンタクト
の変形により互いに移動可能であるため、第1の接続部
材と第2の接続部材とにずれが生じてもコンタクトの変
形によりずれが吸収され、第1の接続部材と第1のコネ
クタ部、及び、第2の接続部材と第2のコネクタ部の接
続をそれぞれ安定に行え、また、コンタクトは変形可能
な導電材料よりなり、前記第1の接続部材と前記第2の
接続部材との間で連続しているため、接触不良等が生じ
ることがなく、安定、確実な接続が可能となり、さら
に、コンタクトは第2のコネクタ部で第2の接続部と摺
接して、接続されるため、第2の接続部の接続を容易に
行える等の特長を有する。
第1図は本考案の一実施例の正面図,平面図,側面図,
断面図、第2図,第3図は夫々本考案の一実施例の要部
の斜視図、第4図,第5図は本考案の一実施例のコネク
タをパーソナルコンピュータに適用した場合の状態を示
す図、第6図はパーソナルコンピュータの外観図、第7
図は従来の一例の概略図である。 1…プラグ、2…ソケット、6…プラグモールド、7…
プラグコンタクト、12…ソケットモールド、13…ソケッ
トコンタクト、16…接続部。
断面図、第2図,第3図は夫々本考案の一実施例の要部
の斜視図、第4図,第5図は本考案の一実施例のコネク
タをパーソナルコンピュータに適用した場合の状態を示
す図、第6図はパーソナルコンピュータの外観図、第7
図は従来の一例の概略図である。 1…プラグ、2…ソケット、6…プラグモールド、7…
プラグコンタクト、12…ソケットモールド、13…ソケッ
トコンタクト、16…接続部。
Claims (1)
- 【請求項1】第1の接続部材と第2の接続部材とを介し
て電気的に接続するコネクタにおいて、 変形可能な導電材料よりなり、前記第1の接続部材と前
記第2の接続部との間で連続したコンタクトと、 前記コンタクトの一端を保持し、前記第1の接続部材が
係合され、前記コンタクトの一端を前記第1の接続部材
に接続する第1のコネクタ部と、 前記第1のコネクタ部とは別体に、前記第1のコネクタ
部に移動可能に遊嵌状態に係合しており、前記コンタク
トの他端を保持し、前記コンタクトの他端を前記第2の
接続部材に摺接して、接続する第2のコネクタ部とを具
備し、 前記コンタクトの変形に応じて前記第1のコネクタ部と
前記第2のコネクタ部とを相対的に移動可能としてなる
コネクタ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990092285U JP2516058Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | コネクタ |
KR1019910013176A KR940009372B1 (ko) | 1990-07-31 | 1991-07-31 | 회전 가능하게 결합되는 플러그 및 소켓을 포함하는 커넥터 |
US08/213,978 US5395248A (en) | 1990-07-31 | 1994-03-16 | Connector comprising plug and socket which are rotatably engaged with each other |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP1990092285U JP2516058Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | コネクタ |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0449494U JPH0449494U (ja) | 1992-04-27 |
JP2516058Y2 true JP2516058Y2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=31828614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP1990092285U Expired - Lifetime JP2516058Y2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-08-31 | コネクタ |
Country Status (1)
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Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59141337A (ja) * | 1983-02-02 | 1984-08-14 | Kyowa Press:Kk | プレスの被加工物送り装置におけるロッド駆動装置 |
JPS6191816A (ja) * | 1984-10-09 | 1986-05-09 | 三菱電機株式会社 | 電源リレ−駆動回路 |
-
1990
- 1990-08-31 JP JP1990092285U patent/JP2516058Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0449494U (ja) | 1992-04-27 |
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