JPS6223046Y2 - - Google Patents

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JPS6223046Y2
JPS6223046Y2 JP1981144406U JP14440681U JPS6223046Y2 JP S6223046 Y2 JPS6223046 Y2 JP S6223046Y2 JP 1981144406 U JP1981144406 U JP 1981144406U JP 14440681 U JP14440681 U JP 14440681U JP S6223046 Y2 JPS6223046 Y2 JP S6223046Y2
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JP
Japan
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resistor
slider
shaft
rotation
terminal
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JP1981144406U
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JPS5849403U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えばテレビジヨン受像機のフオー
カス電圧調整回路、スクリーン電圧調整回路とい
つた高電圧回路に使用される可変抵抗器に関す
る。
第1図a,bは例えばテレビジヨン受像機のフ
オーカス電圧調整回路、スクリーン電圧調整回路
といつた高電圧回路に使用される従来の可変抵抗
器の正面図及び断面図である。図中、11は基板
であり、12はこの基板上に形成された抵抗体で
ある。この抵抗体12は略半円弧状をしており、
その一端は第1の端子13に接続され、他端は第
2の端子14に接続されている。半円弧状の抵抗
体12の中心には一端が第3の端子15に接続さ
れた導電部16の他端が延在されている。17は
スライダーであり、抵抗体12と導電部16の他
端間にまたがるように配設されている。18はシ
ヤフトであり、導電部16の他端上に回転中心を
有し、スライダー17を導電部16の他端側を中
心に抵抗体12に沿つて回動させることができ
る。19はケースである。
上記構成の場合、スライダー17を回動駆動す
る為のシヤフト18の回転中心がスライダー17
の回動中心と一致する為、シヤフト18の回転角
度をスライダー17の回動角度までしか取ること
ができない。ところで抵抗値のクリテイカルな調
整を行う為には、シヤフト18の回転角度は大き
ければ大きい程良いが、シヤフト18の回転角度
を大きくすれば、当然抵抗体12の延在角度(導
体部16の他端を中心とした抵抗体12の一端か
ら他端までの角度)も大きくする必要がある。抵
抗体12の延在角度を大きくすると、導電部16
が抵抗体12で囲まれるような状態となる為、第
1の端子13と第3の端子15、あるいは第2の
端子14と第3の端子15間に高い電圧が加わつ
た場合、抵抗体12と導電部16との間で放電が
起こり易くなる。これを防ぐには、抵抗体12の
円弧の半径を大きくする必要があるが、このよう
にすれば、可変抵抗器の形状が大型化し、単価が
高くなることを避けられない。
従来は以上説明したような点を考慮して抵抗体
12を半円弧状に形成していたが、このような構
成では耐電圧性能はある程度良い結果が得られる
が、抵抗値のクリテイカルな調整、可変抵抗器の
小型、低価格化という面ではあまり充分な効果が
得られなかつた。
この考案は上記の事情に対処すべくなされたも
ので、耐電圧性能に優れることは勿論、小型、低
価格化を図り得るとともに抵抗値のクリテイカル
な調整も可能な可変抵抗器を提供することを目的
とする。
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を詳
細に説明する。第2図a,bはそれぞれこの実施
例の正面図及び断面図である。図中21は基板、
22はこの基板21上に印刷等により形成した抵
抗体であり、一端は第1の端子23に接続され、
他端は第2の端子24に接続されている。この抵
抗体22は略円弧状をしており、その延在角度は
例えば略90゜ぐらいに設定されている。25は導
電部であり、一端は第3の端子26に接続され、
他端は抵抗体22の中心付近に位置する。この導
電部25の他端と抵抗体22間には抵抗可変部材
としてのスライダー27が架け渡すように配設さ
れている。このスライダー27は例えば、ステン
レス等の弾性を有する部材で形成され、中央部に
はその長手方向(抵抗体22の径方向)に延在す
る案内部としての長孔28が設けられている。ま
た、スライダー27の導電部25側端部に於いて
は、導電部25と当接する面とは反対側の面から
突出する突起29が設けられている。30は駆動
部材としてのシヤフトであり、このシヤフト30
はその回転中心がスライダー27の回動軌跡面内
に位置するように配設されている。そしてこのシ
ヤフト30にはスライダー27の長孔28に嵌合
される係合部としての突起31が設けられてい
る。32はケースであり、その一部に設けられた
舌片33にはスライダー27の突起29が挿入さ
れる孔34が設けられている。これにより、スラ
イダー28は導電部25の他端を中心に回動運動
を行うことができる。
上記構成によれば、シヤフト30を回転させる
と、突起31はスライダー27の長孔28内を移
動しながらスライダー27を押すので、スライダ
ー27は他端が抵抗体22に沿うようにして回動
する。この場合、シヤフト30の回転中心はスラ
イダー27の回動軌跡面内に設けられるので、ス
ライダー27の回動中心とシヤフト30の回転中
心との離間間隔や、シヤフト30の回転中心と突
起31との離間間隔、つまり突起31の回転半径
等を適宜設定することにより、シヤフト30の回
転角度は大きく、スライダー27の回動角度は小
さなものにすることができる。例えば第2図の場
合、スライダー27を略90゜回動させるのにシヤ
フト30は180゜以上回転する。このように、シ
ヤフト30の回転角度を大きくすることができる
ことにより、抵抗値のクリテイカルな調整が可能
となる。また、スライダー27の回動角度が小さ
いので抵抗体22の延在角度を小さくすることが
できる。これにより、従来のように抵抗体22が
導電部25を取り囲んでしまうということがない
ので、耐電圧性能に対する設計が有利となり、ま
た、可変抵抗器の小型、低価格化も図り得る。
なお、この考案は先の実施例に限定されるもの
ではない。例えば、スライダー27とシヤフト3
0を連結する手段としては、長孔28と突起31
によるものではなく、例えばカム(案内部)と突
起(係合部)を利用したものであつてもよく、シ
ヤフト30の回転角度に比べてスライダー27の
回転角度が小さくなるような構成であればよい。
この他にも考案の要旨を逸脱しない範囲で種々
様々変形実施可能である。
このようにこの考案によれば、耐電圧性能に優
れていることは勿論、小型、低価格化を図り得る
とともに抵抗値のクリテイカルな調整も可能とす
る可変抵抗器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bはそれぞれ従来の可変抵抗器を示
す正面図及び側面図、第2図a,bはそれぞれこ
の考案に係る可変抵抗器の一実施例を示す正面図
及び側面図である。 21…基板、22…抵抗体、23…第1の端
子、24…第2の端子、25…導電部、26…第
3の端子、27…スライダー、28…長孔、29
…突起、30…シヤフト、31…突起、32…ケ
ース、33…舌片、34…孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 第1,第2の端子間を接続する円弧状の抵抗体
    と、 一端が第3の端子に接続され、他端が上記抵抗
    体の中心を回動中心として、上記抵抗体上を摺動
    する抵抗可変部材と、 この抵抗可変部材に上記抵抗体の径方向に沿つ
    て設けられた案内部と、 上記可変抵抗部材の回動軌跡面内に回転中心を
    有する駆動部材と、 上記案内部に係合するように上記駆動部材に設
    けられ、該駆動部材の回転に伴つて、上記案内部
    を移動するようにしながら、上記駆動部材の回転
    を上記抵抗可変部材に伝える係合部とを具備した
    可変抵抗器。
JP14440681U 1981-09-29 1981-09-29 可変抵抗器 Granted JPS5849403U (ja)

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JP14440681U JPS5849403U (ja) 1981-09-29 1981-09-29 可変抵抗器

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JP14440681U JPS5849403U (ja) 1981-09-29 1981-09-29 可変抵抗器

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Publication Number Publication Date
JPS5849403U JPS5849403U (ja) 1983-04-04
JPS6223046Y2 true JPS6223046Y2 (ja) 1987-06-12

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ID=29937370

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JP14440681U Granted JPS5849403U (ja) 1981-09-29 1981-09-29 可変抵抗器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6136145U (ja) * 1984-08-06 1986-03-06 マツダ株式会社 エンジンの制御装置

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Publication number Publication date
JPS5849403U (ja) 1983-04-04

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