JP3074135U - スイッチ付回転可変抵抗器 - Google Patents

スイッチ付回転可変抵抗器

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JP3074135U
JP3074135U JP2000004212U JP2000004212U JP3074135U JP 3074135 U JP3074135 U JP 3074135U JP 2000004212 U JP2000004212 U JP 2000004212U JP 2000004212 U JP2000004212 U JP 2000004212U JP 3074135 U JP3074135 U JP 3074135U
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昌雄 今村
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TSUBAME RADIO CO.,LTD
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TSUBAME RADIO CO.,LTD
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Adjustable Resistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 スイッチ入切の際にクリック音を発する新規
なスイッチ機構を備えたスイッチ付回転可変抵抗器を提
供する。 【解決手段】 スイッチ付回転可変抵抗器30は、小孔
25が穿設された樹脂基板21と、抵抗体3Aと導体4
C及び導体4Aと4Bに当接しつつ摺動する互いに絶縁
された可変抵抗用とスイッチ用の摺動子29A、29B
を配設するとともに一方主面22に回動自在に中心Zを
軸着した円盤状のツマミ35と、他方の主面23に当着
されるとともに小孔25の位置に相対する一部分が弾性
変形する金属板32と、小孔25に配設された小球31
と、からなり、ツマミ35の回転停止位置における小孔
25の位置に相対するツマミ周辺部に2つの近接する凹
部37(楔形)と凹部38(矩形)が設けられツマミ3
5の回転に伴い小球31が金属板32によってツマミ3
5側へ付勢されつつ2つの凹部37、38に続けて2度
押入されてクリック音が発生する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、スイッチ付回転可変抵抗器に関し、特に全体の厚さが2mm程度の 超薄型の回転可変抵抗器に対応しつつスイッチの入切操作に際しクリック音(「 カチッ」という音)が発生するスイッチ付可変抵抗器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スイッチ付回転可変抵抗器は抵抗値可変のための可変抵抗機構とスイッチ入切 という電気的接触・非接触のスイッチ機構の2つの機構を併せ持つ点に特徴があ る。
【0003】 そして、従来のスイッチ付回転可変抵抗器は上記2つの機構を2段に重ね合わ せた構造となっており、可変抵抗機構のみからなる通常の回転可変抵抗器(ボリ ューム)よりはサイズが多少とも大きくなってしまうのが一般である。
【0004】 また、単なる可変回転抵抗器の構造に加えてスイッチ機構にはバネ(ねじりコ イルバネ等)や接点となる金属片が配設されるので必然的に使用部品点数が増え て組立が複雑となり、結果的に製造コストも大幅に上昇するのが常である。
【0005】 この点、電子機器は軽薄短小の傾向が著しくカードラジオ、携帯ステレオカセ ットレコーダ、低周波治療器といった小型薄型の電子機器に用いる回転可変抵抗 器も厚さが2mmを切る超薄型の回転可変抵抗器が用いられるようになってきて いる。最近ではこの超薄型の回転可変抵抗器にスイッチを付加する要請が高くな っているが、現在のところ超薄型の回転可変抵抗器にスイッチ付きのものは未だ 無い。
【0006】 上記超薄型の回転可変抵抗器の構造例を概説すると、図11に示されるように 、一方主面2(表面)に抵抗材料として炭素粉末、膠着剤として油状フェノール 樹脂及び溶剤を混合した抵抗液を塗布印刷して所定の形状、例えば300度の回 転角まで描かれた同心円状の抵抗体3とし、且つ導体4を同じく同心円状に印刷 し、この抵抗体3の両端部から印刷導体5、6(銀ペイント等)にて導出されて ターミナル端子8A、8Bに接続され、導体4は直接に裏面に配された接続端子 8C(金属板7と一体)に電気的に接続された構造の樹脂基板1(例えばフェノ ール積層板)と、前記樹脂基板1の抵抗体3と導体4に当接しつつ摺動する摺動 子9を樹脂基板側の主面13に配設するとともに前記樹脂基板1の一方主面2に 回動自在に中心15Aを軸着された円盤状のツマミ15と、から構成されている 。
【0007】 上記超薄型の回転可変抵抗器20は全体の厚さが1.7mm〜1.9mmまで 薄く設計されている。尚、ツマミ15の直径は12mm程度である。
【0008】 現在では上記構造に加えて抵抗体3を同心円状に複数形成して摺動子9を2個 付けた2連の超薄型の回転可変抵抗器も製品化されている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の超薄型の回転可変抵抗器20の厚さをそのままに且 つコスト上昇を抑えつつスイッチ機構を設けることは従来の手法では困難である ことは明らかであろう。蓋し裏面側に付加的にスイッチ機構を設けることは厚さ の増大、組立工程の複雑化を招きコスト上昇となってしまうのである。
【0010】 そこで新たな超薄型の回転可変抵抗器に適応する簡素な(部品点数の増加が少 なく、組立工程の増大もない)スイッチ機構が必要となっている。
【0011】 そしてスイッチ機構として必要不可欠な点として、ツマミを回している操作者 が確実にスイッチが入切されたことを知る手応えと「カチッ」というクリック音 で感知できる機構を備えていることが重要となる。
【0012】 また、コスト削減の観点からスイッチ機構の付加によるコスト上昇は可及的に 抑えることが強く要請される。
【0013】 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、従来の超薄型の回転可変抵抗 器の厚さをほぼそのままにスイッチ機構を付加し、且つスイッチの入切操作に際 してクリック音がするようにした新規なスイッチ機構を有するスイッチ付回転可 変抵抗器を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本考案は、 (1)抵抗体と導体が一方主面に同心円状に塗布印刷されるとともに周辺部に配 設された複数のターミナル端子に電気的に接続され、さらに所定箇所に小孔が穿 設された構造の樹脂基板と、 前記樹脂基板の抵抗体ないし導体に当接しつつ摺動する互いに絶縁された可変抵 抗用とスイッチ用の2個の摺動子を樹脂基板側の主面に配設するとともに前記樹 脂基板の一方主面に回動自在に中心を軸着された円盤状のツマミと、 前記樹脂基板の他方の主面に当着されるとともに前記小孔の位置に相対する一部 分が樹脂基板方向に弾性変形する構造の金属板と、 前記樹脂基板の小孔に配設された小孔よりも小さく樹脂基板の厚さよりも大きい 直径の小球と、からなり、 さらに前記ツマミの回転停止位置における前記樹脂基板の小孔の位置に相対する ツマミ周辺部に2つの近接する凹部が設けられて前記ツマミが回転停止位置にま で回転もしくは回転停止位置から反対方向へ回転されるに伴って前記樹脂基板の 小孔に配された小球が前記金属板によってツマミ側へ付勢されつつ前記2つの凹 部に続けて2度押入される構成を特徴とするスイッチ付回転可変抵抗器を提供す ることにより、上記目的を達成するものである。 (2) また、ツマミの2つの近接する凹部の一方凹部断面が垂直面からなる略 矩形状であり他方の凹部断面が斜面を有する楔形状であることを特徴とする上記 (1)記載のスイッチ付回転可変抵抗器を提供することにより、上記目的を達成 するものである。
【0015】 上記のようにツマミの周辺部分に「近接する2つの凹部」を設けたことによっ て、樹脂基板の小孔に配された小球(これ自身は小孔内にほぼ全体が在って前後 左右への動きが規制され且つ上下が金属板とツマミとの間に挟持されている状態 である)が凹部の段差を瞬間に越えることになりその時クリック音が発生する。 これは右回転方向及び左回転方向の双方で発生する。
【0016】 また、同様の機構をツマミの回転途中(中点)で配設すると、準安定停留位置 ができ、そこに至るとクリック音が発生することになる。
【0017】
【考案の実施の形態】
本考案に係るスイッチ付回転可変抵抗器の実施の形態を図面を用いて詳述する 。
【0018】 図1は本考案の請求項1乃至請求項2に係るスイッチ付回転可変抵抗器30の 構造を説明するための斜視図である。図2は上記スイッチ付回転可変抵抗器に使 用するツマミの樹脂基板側の主面を表す平面図である。図3は主面に塗布印刷さ れた抵抗体と導体を表す樹脂基板の平面図である(ターミナル端子は未装着)。 図4は金属板の平面図である。図5は上記スイッチ付回転可変抵抗器30の側面 図である。
【0019】 図1及び図5において、スイッチ付回転可変抵抗器30の構造を概説すると、 抵抗体3Aと導体4Cないし導体4A、4Bが一方主面22に同心円状に塗布印 刷されるとともに周辺部に配設された複数のターミナル端子28A〜28Eに電 気的に接続され、さらに所定箇所に小孔25が穿設された構造の樹脂基板21と 、前記樹脂基板21の抵抗体3Aと導体4C、及び導体4Aと4Bに各々当接し つつ摺動する互いに絶縁された可変抵抗用とスイッチ用の2個の摺動子29A、 29Bを樹脂基板側の主面33に配設するとともに前記樹脂基板21の一方主面 22に回動自在に中心Zを軸着した円盤状のツマミ35と、前記樹脂基板21の 他方の主面23(図1では見えない裏側)に当着されるとともに前記小孔25の 位置に相対する一部分が樹脂基板方向に弾性変形する構造の金属板32(図4参 照)と、前記樹脂基板21の小孔25に配設された小孔よりも小さく樹脂基板1 の厚さよりも大きい直径の小球31と、からなり、さらに前記ツマミ35の回転 停止位置における前記樹脂基板の小孔の位置に相対するツマミ周辺部に2つの近 接する凹部37、38が設けられて前記ツマミ35が回転停止位置にまで回転も しくは回転停止位置から反対方向へ回転されるに伴って前記樹脂基板21の小孔 25に配された小球31が前記金属板32によってツマミ35側へ付勢されつつ 前記2つの凹部37、38に続けて2度押入される構成となっている。
【0020】 ここに上記ツマミ35の回転停止位置においては、小球31は凹部38直下に 位置して金属板32によって下から上へ(樹脂基板側へ)付勢されていて凹部3 8の中へ一部押入れられている状態である。この時、スイッチ用の摺動子29B はその導体4Aとの接点αが離れた状態(図1のxの位置)に至っており、スイ ッチ用のターミナル端子28Cと28Dとの間は不通、即ちオフの状態になって いる。
【0021】 全体の寸法は、最大縦17mm,横14mmで、厚さHは1.8mm程度とな り、超薄型で超小型の回転可変抵抗器に属し、スイッチ付きとして全体の寸法が スイッチ無しの回転可変抵抗器と比して増大する部分は殆ど無いといえる(実質 ゼロである)。
【0022】 また、使用部材についてもスイッチ付きとして新たに付加される部材は小球3 1のみであり、組立工程における追加は上記小球31の配設のみでコスト上昇は 可及的に抑えられる。尚、小球以外の部材は従来のスイッチの無い超薄型の2連 回転可変抵抗器に使用されているものを流用することが可能である(2連の可変 抵抗機構の内のひとつをスイッチ機構として流用し、その同心円状の抵抗体をス イッチの導体4A、4Bに変更する)。
【0023】 次に、主要部材について説明する。
【0024】 ツマミ35は樹脂製であり、概ね直径14mm、周辺部の厚さが0.9mmで 、ツマミの外周は60乃至80山のギザギザが付いている。ツマミの周辺部に設 けられた凹部37、38は深さが0.3mm、長さ1〜2mm程度である。
【0025】 樹脂基板21は材質は従前と同様のガラスエポキシ樹脂やフェノール樹脂等で あり、抵抗体3A、導体4C、4A、4Bも従前と同じである。寸法は概ね縦1 4mm、横11mm、厚さ0.4mmである。尚、図3に示されるように抵抗体 3Aと導体4C、4A、4Bが同心円状に塗布印刷され、抵抗体3Aと導体4C は端部にて導体に接続され、導体4A、4Bはそのまま延出されて各々周辺部に 導出されている。
【0026】 金属板32は図4に示されるような平面形状の厚さ0.3mm程度の多少の弾 性を有する所謂シールド板であり、周辺に配された突起41a・・によって樹脂 基板21に装着される。この金属板32には前記樹脂基板21の小孔25の位置 に相対する一部分が腕のように伸びていて自身の弾性によりバネ性が付与されて 樹脂基板方向に弾性変形する構造である。この延伸部分32Aは多少樹脂基板方 向に曲げて小孔25内の小球31を押圧することが好ましいであろう。
【0027】 小球31は直径1mm程度のクロームメッキされた鋼球が適当であるが、勿論 クリック音が発生する硬質な耐久性のある球であればよく、例えばセラミック球 でもよい。
【0028】 摺動子29A、29Bは厚さ0.1mm程度の金属箔であり、接点となるブラ シ先端が適度な圧力で抵抗体ないし導体に接触するように折曲形状にプレス抜き されており、ツマミ35の樹脂基板側の主面33に嵌設固定されている(図1参 照)。
【0029】 次に、上記のようなスイッチ付回転可変抵抗器30のスイッチ機構におけるク リック音の発生のメカニズムについて詳述する。
【0030】 図6は本考案の請求項1に係るツマミ35と樹脂基板21、小球31、金属板 の延伸部分32Aとの関係を示す拡大断面図である。
【0031】 凹部38、37′は例えば共に単純な垂直面からなる矩形状の断面であり、太 矢印の方向(オン状態からオフする方向)へとツマミ35が回転すると、先ず小 球31が凹部37′に金属板の延伸部分32Aの弾性力fで付勢されて押入され て凹部37′の底面に衝ってクリック音が生じ、続けてツマミを回すと凹部37 ′から出て凹部38に押入され、この時に再びクリック音が生じる。このクリッ ク音はゆっくりと回す場合でも殆ど同時に聞こえるので「カチッ、カチッ」と2 度聞こえても違和感は少ないであろう。
【0032】 回転停止位置(小球31が凹部38に押入されている状態でスイッチがオフし ている状態)から逆に回すと、小球31は凹部38から出て凹部37′に押入さ れ、クリック音が一度だけ生じる。
【0033】 尚、凹部の深さは小球31の半径よりも小さいことが肝要である。本実施の形 態では小球31の半径が0.5mmに対して深さは0.3mmに設定されている 。
【0034】 上記のように凹部37′、38が2個近接して配設されていることにより、オ ンからオフとオフからオンの双方で必ずクリック音が発生する。蓋し、凹部が1 個のみだとオンからオフの場合にはクリック音が発生するがオフからオンの場合 には単に小球31が凹部から出るのみなのでクリック音は発生しないのである。
【0035】 およそ適度な音量のクリック音を発生させつつ適度な手応えとスムーズな回転 を得るためには、凹部の深さは小球31の半径の0.5〜0.7倍が望ましい。
【0036】 次に、本考案の請求項2に係るスイッチ付回転可変抵抗器は、図1及び図7に 示されるように特に請求項1における前記ツマミ35の2つの近接する凹部37 、38のうち一方凹部断面38が垂直面からなる略矩形状であり、他方の凹部3 7の断面が斜面37aを有する楔形状であることを特徴とする。
【0037】 上記構造の場合、図7から図10に示されるツマミ35と樹脂基板21、小球 31、金属板32の延伸部分32Aとの関係を示す拡大断面図から判るように、 スイッチを図7のようなオン状態から図10のようなオフ状態にする操作におい て、ツマミ35を太矢印の方向へ回すと先ず小球31は図8のように楔形の凹部 37に押入されるが、この際前述の略矩形状の凹部37′の場合のように垂直面 からなる段差を瞬時に落ちるのではなくテーパーのついた斜面37aを転がるの でクリック音が発生せず、図9のような状態から次の凹部38に押入される時に 一度だけクリック音が発生する。
【0038】 また、逆にスイッチをオフからオンにする場合、図10に示されるオフ状態で 凹部38に押入されていた小球31は押し出された後、直ぐに凹部37の楔形断 面の垂直面から瞬時に押入(落下)してクリック音が発生する。
【0039】 以上のように一方の凹部37(但し、凹部37、38の位置関係はスイッチの 設定箇所とツマミの回転方向にて一義的に定まり、凹部37はオン状態からオフ 状態に移る場合に小球31が最初に押入される凹部を指す)を楔形断面とするこ とで図6のような単なる略矩形断面の凹部37′よりも適切なクリック音と手応 えが得られて確実なスイッチの入切操作が為されるのである。
【0040】 尚、念のために付言すれば、上記スイッチ付回転可変抵抗器30の全体の寸法 、形状並びに各部材の寸法、形状は種々の設計が想定されるものであり、上記実 施の形態に記載されたものに限定されないことは勿論である。
【0041】 以上詳述したように、本考案のスイッチ付回転可変抵抗器は特にそのスイッチ 機構が超薄型化/小型化に即応し、今後の超薄型の回転可変抵抗器のスイッチ機 構を決定づける誠に有用な考案であることは疑いないところである。
【0042】
【考案の効果】
本考案に係るスイッチ付回転可変抵抗器は上記のように構成されているため、 以下に記載するような効果を有する。
【0043】 (1)スイッチ機構の付加に伴う寸法の増加がほとんどなく、超薄型の回転可 変抵抗器に適応し得るという優れた効果を有する。
【0044】 (2)クリック音がスイッチの入切の際に発生するのでスイッチ操作が手応え とともに音で確認できるという優れた効果を有する。
【0045】 (3)スイッチの入切の際のクリック音が入切の際に一度だけ発生するので確 実なスイッチ操作ができるという優れた効果を有する。
【0046】 (4)スイッチ機構が簡単で部品点数の増加も少なく組立も容易であって低コ ストにできるという優れた効果を有する。
【0047】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の請求項1乃至請求項2に係るスイッ
チ付回転可変抵抗器の構造を説明するための斜視図であ
る。
【図2】 上記スイッチ付回転可変抵抗器に使用するツ
マミの樹脂基板側の主面を表す平面図である。
【図3】 主面に塗布印刷された抵抗体と導体を表す樹
脂基板の平面図である(ターミナル端子は未装着)。
【図4】 金属板の平面図である。
【図5】 上記スイッチ付回転可変抵抗器の側面図であ
る。
【図6】 本考案の請求項1に係るツマミと樹脂基板、
小球、金属板の延伸部分との関係を示す拡大断面図であ
る。
【図7】 本考案の請求項2に係るツマミと樹脂基板、
小球、金属板の延伸部分とのスイッチがオン状態での関
係を示す拡大断面図である。
【図8】 同オン状態での小球が楔形状の凹部に押入し
た状態を示す拡大断面図である。
【図9】 同クリック音の発生する直前の状態を示す拡
大断面図である。
【図10】 同オフ状態での関係を示す拡大断面図であ
る。
【図11】 従来の超薄型の回転可変抵抗器の構造例を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1、21 樹脂基板 3、3A 抵抗体 4C、4A、4B 導体 8A・・、28A・・ ターミナル端子 9、29A、29B 摺動子 15、35 ツマミ 20 超薄型の回転可変抵抗器 25 小孔 30 スイッチ付回転可変抵抗器 31 小球 32 金属板 32A 延伸部分 37、37′、38 凹部 37a 斜面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抵抗体と導体が一方主面に同心円状に塗
    布印刷されるとともに周辺部に配設された複数のターミ
    ナル端子に電気的に接続され、さらに所定箇所に小孔が
    穿設された構造の樹脂基板と、前記樹脂基板の抵抗体な
    いし導体に当接しつつ摺動する互いに絶縁された可変抵
    抗用とスイッチ用の2個の摺動子を樹脂基板側の主面に
    配設するとともに前記樹脂基板の一方主面に回動自在に
    中心を軸着された円盤状のツマミと、前記樹脂基板の他
    方の主面に当着されるとともに前記小孔の位置に相対す
    る一部分が樹脂基板方向に弾性変形する構造の金属板
    と、前記樹脂基板の小孔に配設された小孔よりも小さく
    樹脂基板の厚さよりも大きい直径の小球と、からなり、
    さらに前記ツマミの回転停止位置における前記樹脂基板
    の小孔の位置に相対するツマミ周辺部に2つの近接する
    凹部が設けられて前記ツマミが回転停止位置にまで回転
    もしくは回転停止位置から反対方向へ回転されるに伴っ
    て前記樹脂基板の小孔に配された小球が前記金属板によ
    ってツマミ側へ付勢されつつ前記2つの凹部に続けて2
    度押入される構成を特徴とするスイッチ付回転可変抵抗
    器。
  2. 【請求項2】 前記ツマミの2つの近接する凹部の一方
    凹部断面が垂直面からなる略矩形状であり他方の凹部断
    面が斜面を有する楔形状であることを特徴とする請求項
    1記載のスイッチ付回転可変抵抗器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014225381A (ja) * 2013-05-16 2014-12-04 キヤノン株式会社 回転ダイヤルおよび電子機器

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