JP3534642B2 - 回転型可変抵抗器 - Google Patents

回転型可変抵抗器

Info

Publication number
JP3534642B2
JP3534642B2 JP06036299A JP6036299A JP3534642B2 JP 3534642 B2 JP3534642 B2 JP 3534642B2 JP 06036299 A JP06036299 A JP 06036299A JP 6036299 A JP6036299 A JP 6036299A JP 3534642 B2 JP3534642 B2 JP 3534642B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knob
variable resistor
rotary variable
stopper
insulating substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06036299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000260604A (ja
Inventor
利勝 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP06036299A priority Critical patent/JP3534642B2/ja
Publication of JP2000260604A publication Critical patent/JP2000260604A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3534642B2 publication Critical patent/JP3534642B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adjustable Resistors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音響機器、携帯電
話機等の電子機器の使用して好適な回転型可変抵抗器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回転型可変抵抗器を図3、図4に
おいて説明すると、金属板からなる取付部材21は、中
央部に絞り加工により形成された軸部21aと、一端部
に折り曲げて形成されたストッパー部21bとを有して
いる。また、フレキシブルな絶縁材から絶縁基板22に
は、馬蹄型の抵抗体23と導電体24が設けられ、この
絶縁基板22は、取付部材21上に接着剤により取り付
けられている。そして、ストッパー部21bと軸部21
aを挟んで反対側においては、抵抗体23、導電体24
に接続された端子25が取り付けられている。
【0003】また、回転体26には摺動子27が取り付
けられて、この回転体26は、軸部21aに回転可能に
取り付けられている。また、合成樹脂の成型品からなる
摘み28は、中心部に設けられた孔28aと、外形に沿
って設けられた円弧状の凹部28bの端部に形成された
係合部28cとを有している。そして、この摘み28
は、孔28aに軸部21aを挿通し、軸部21aの先端
部をカシメて、軸部21aに回転可能に取り付けられる
と共に、凹部28b内には、ストッパー部21bが突入
して、ストッパー部21bと係合部28cとが係脱可能
となっている。
【0004】そして、このような回転型可変抵抗器は、
摘み28を回転すると回転体26が回転して、摺動子2
7が抵抗体23と導電体24に摺接して、抵抗値の可変
を行うようになっており、そして、係合部28cがスト
ッパー部21bに係合すると、摘み28の回転がストッ
プするようになる。また、このような回転型可変抵抗器
は、電子機器(図示せず)の回路基板(図示せず)に組
み込まれ、摘み28の一部が電子機器のケース29から
突出して取り付けられて、回転型可変抵抗器の操作を可
能としている。そして、摘み28の突出と同時に、スト
ッパー部21bもケース29から突出した状態となって
いる。
【0005】そして、電子機器における回転型可変抵抗
器の調整は、ケース29から突出した摘み28を回転す
ることによって行うが、この回転中において、図4の矢
印A方向に力が加わった状態で回転されることがある。
この時、摘み28は、軸部21aを支点として矢印A方
向に撓み、その結果、ストッパー部21cと係合部28
cの係合シロが減少して、ストッパー強度が低下してし
まうものであった。
【0006】また、電子機器の小型化、薄型化に伴い、
回転型可変抵抗器の摘み28の厚さも薄いものが要求さ
れ、その結果、回転ストッパーの不能が益々多くなるも
のであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転型可変抵抗
器は、ケース29から摘み28とストッパー部21bが
突出するため、摘み28の回転時、摘み28は、軸部2
1aを支点として矢印A方向に撓み、その結果、係合部
28cとストッパー部21bとの係合シロが減少し、強
度が低下してしまうと共に、回転ストッパーが働かない
という問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の手段として、取付部材に軸部を形成し、前記軸
部に円盤状の摘みを回転可能に軸支すると共に、前記摘
みの一部を電子機器のケースから突出させて配設し、前
記摘みの前記ケースから突出する部分を回転させると、
摺動子が抵抗体上を摺動して抵抗値を可変する回転型可
変抵抗器において前記取付部材のおける前記ケースか
ら突出した前記摘みの一部と前記軸部を挟んで反対側
ストッパ部を形成すると共に、前記摘みに前記ストッ
パ部と係合する係合部を形成し、前記係合部と前記スト
ッパー部との係合によって前記摘みの回転を止める構成
とした。また、第2の解決手段ろして、前記取付部材と
前記摘みとの間に絶縁基板を配置し、該絶縁基板に設け
た孔に前記ストッパー部を挿通して、前記ストッパー部
を前記係合部に対向させるようにした構成とした。ま
た、第3の解決手段として、前記摘みは、厚さが0.5
〜2.0mmのものを使用した構成とした。また、第4
の手段として、前記絶縁基板には、導電体がパターン状
に形成され、前記孔は、前記導電体を貫通して形成され
ている構成とした。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の回転型可変抵抗器を図
1、図2に基づいて説明すると、図1は本発明の回転型
可変抵抗器の断面図、図2は本発明の回転型可変抵抗器
の分解斜視図であり、この図1、図2に示すように、金
属板からなる取付部材1は、中央部に絞り加工により形
成された軸部1aと、一端部に折り曲げて形成されたス
トッパー部1bとを有している。また、絶縁材からなる
絶縁基板2は、中央部に設けられた軸部1a挿通用の孔
2aと、端部の近傍に設けられたストッパー部1b挿通
用の孔2bを有している。
【0010】そして、この絶縁基板2の一面には、馬蹄
型の2個の抵抗体3と馬蹄型の2個の導電体4が、それ
ぞれパターン状に設けられ、抵抗体3および導電体4
端部に端子5が接続した状態で絶縁基板2に取り付けら
れている。そして、図1、図2に示すように、ストッパ
ー部1b挿通用の孔2bは、端子5の近傍にパターン状
の導電体4の一部を貫通して設けられた状態となってい
る。また、この絶縁基板2は、孔2aに軸部1aを、ま
た、孔2bにストッパー部1bを挿通した状態で、取付
部材1の一面に載置されている。
【0011】また、合成樹脂の成型品からなる摘み6
は、中心部に設けられた孔6aと、外形に沿って設けら
れた円弧状の凹部6bの端部に形成された係合部6cと
を有している。また、金属板からなる一対の摺動子7
は、摘み6に取り付けられ、摺動子7を取り付けた摘み
6は、孔6aに軸部1aを挿通し、軸部1aの先端部を
カシメて、軸部1aに回転可能に取り付けられると共
に、凹部6b内には、ストッパー部1bが突入して、ス
トッパー部1bと摘み6の係合部6cとが係脱可能とな
っている。
【0012】そして、このような回転型可変抵抗器は、
摘み6を回転する摺動子7が回転して、摺動子7が抵抗
体3と導電体4に摺接して、抵抗値の可変を行うように
なっており、そして、係合部6cがストッパー部1bに
係合すると、摘み6の回転がストップするようになる。
なお、この実施例では、絶縁基板2に抵抗体3を、ま
た、摘み6に摺動子7を設けたもので示したが、絶縁基
板2に摺動子7を、また、摘み6に抵抗体3を設けたも
のでも良い。
【0013】また、このような回転型可変抵抗器は、電
子機器(図示せず)の回路基板8に組み込まれ、摘み6
の一部が電子機器のケース9から突出して取り付けられ
て、回転型可変抵抗器の操作を可能としている。そし
て、回転型可変抵抗が電子機器に取り付けられた際、ケ
ース9から突出する摘み6の一部と軸部1aを挟んで反
対側において、ストッパー部1bが配置された構成とな
っている。
【0014】そして、電子機器における回転型可変抵抗
器の調整は、ケース9から突出した摘み6を回転するこ
とによって行うが、この回転中において、図1の矢印A
方向に力が加わった状態で回転されることがある。この
時、摘み6は、軸部1aを支点として矢印A方向に撓む
が、ストッパー部1bが軸部1aを挟んで反対側に設け
られているため、回転ストッパーが確実に働く。また、
電子機器の小型化、薄型化に伴い、回転型可変抵抗器の
摘み6の厚さも薄いものが要求され、そして、実験の結
果、摘み6の厚みが0.5〜2.0mmにおいて、摘み
6の撓みが大きくなることから有効であった。
【0015】
【発明の効果】本発明の回転型可変抵抗器は、摘み6の
一部が電子機器のケース9から突出して設けられ、ケー
ス9から突出した摘み6の一部と軸部1aを挟んで反対
側において、取付部材1のストッパー部1bを配置し、
係合部6cとストッパー部1bとで摘み6の回転ストッ
パーを構成したため、摘み6の操作時に、摘み6に撓み
が生じても、確実なストッパーを行うことが出来る回転
型可変抵抗器を提供できる。
【0016】また、取付部材1と摘み6との間に絶縁基
板2を配置し、該絶縁基板2に設けた孔2bにストッパ
ー部1bを挿通して、ストッパー部1bを係合部6cに
対向させるようにしたため、ストッパー部1bが孔2b
で支持でき、ストッパー強度を大きくできると共に、ス
ペースファクターが良く、小型の回転型可変抵抗器を提
供できる。また、摘み6は、厚さが0.5〜2.0mm
のものを使用することにより、撓みの大きな摘み6にお
いて、一層有効な回転型可変抵抗器を提供できる。
た、ストッパー部1b挿通用の孔2bは、絶縁基板2に
形成した導電体4を貫通して形成されているので、絶縁
基板を小型にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転型可変抵抗器の断面図。
【図2】本発明の回転型可変抵抗器の分解斜視図。
【図3】従来の回転型可変抵抗器の平面図。
【図4】従来の回転型可変抵抗器の断面図。
【符号の説明】
1 取付部材 1a 軸部 1b ストッパー部 2 絶縁基板 2a 孔 2b 孔 3 抵抗体 4 導電体 5 端子 6 摘み 6a 孔 6b 凹部 6c 係合部 7 摺動子 8 回路基板 9 ケース

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付部材に軸部を形成し、前記軸部に円
    盤状の摘みを回転可能に軸支すると共に、前記摘みの一
    部を電子機器のケースから突出させて配設し、前記摘み
    の前記ケースから突出する部分を回転させると、摺動子
    抵抗体上を摺動して抵抗値を可変する回転型可変抵抗
    器において前記取付部材のおける前記ケースから突出
    した前記摘みの一部と前記軸部を挟んで反対側にスト
    ッパ部を形成すると共に、前記摘みに前記ストッパ部と
    係合する係合部を形成し、前記係合部と前記ストッパー
    部との係合によって前記摘みの回転を止めることを特徴
    とする回転型可変抵抗器。
  2. 【請求項2】 前記取付部材と前記摘みとの間に絶縁基
    板を配置し、該絶縁基板に設けた孔に前記ストッパー部
    を挿通して、前記ストッパー部を前記係合部に対向させ
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載の回転型可
    変抵抗器。
  3. 【請求項3】 前記摘みは、厚さが0.5〜2.0mm
    のものを使用したことを特徴とする請求項1、又は2記
    載の回転型可変抵抗器。
  4. 【請求項4】 前記絶縁基板には、導電体がパターン状
    に形成され、前記孔は、前記導電体を貫通して形成され
    ていることを特徴とする請求項2または3記載の回転型
    可変抵抗器。
JP06036299A 1999-03-08 1999-03-08 回転型可変抵抗器 Expired - Fee Related JP3534642B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06036299A JP3534642B2 (ja) 1999-03-08 1999-03-08 回転型可変抵抗器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06036299A JP3534642B2 (ja) 1999-03-08 1999-03-08 回転型可変抵抗器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000260604A JP2000260604A (ja) 2000-09-22
JP3534642B2 true JP3534642B2 (ja) 2004-06-07

Family

ID=13139968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06036299A Expired - Fee Related JP3534642B2 (ja) 1999-03-08 1999-03-08 回転型可変抵抗器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3534642B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW569245B (en) * 2001-09-28 2004-01-01 Murata Manufacturing Co Variable resistor
JP4731936B2 (ja) 2005-02-09 2011-07-27 本田技研工業株式会社 回転式可変抵抗器
JP6809588B1 (ja) 2019-10-18 2021-01-06 トヨタ自動車株式会社 車両用制御システム、車両用制御装置、および車両用学習装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000260604A (ja) 2000-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3534642B2 (ja) 回転型可変抵抗器
US5939973A (en) Rotary variable resistor with switch
JPS60217601A (ja) 可変抵抗器
JP3471169B2 (ja) 電気部品とその組立方法
KR100230705B1 (ko) 전기부품
JPH11345706A (ja) 回転操作型可変抵抗器およびその製造方法
JPH0121530Y2 (ja)
JPH11238608A (ja) 回転型電気部品
JP3074135U (ja) スイッチ付回転可変抵抗器
JPH0537377Y2 (ja)
JP3698610B2 (ja) スイッチ付き回転型電気部品
JP3990005B2 (ja) 回転型電子部品
JPH10312914A (ja) スイッチ付回転可変抵抗器
JPS62190703A (ja) 可変抵抗器用抵抗基体の製造方法
JPS60220903A (ja) 回転操作式小形電子部品
JPH07147206A (ja) 回転形可変抵抗器
JPH11260605A (ja) 回転型電気部品
JPH11251110A (ja) 電気部品
JP2001250705A (ja) 回転型電気部品、及び回転型電気部品への操作部材の取付構造
JP2001185403A (ja) 回転式電子部品
JP2001093382A (ja) 小型レバー形検出スイッチ
JPH11251119A (ja) 回転型電気部品
JPS6394602A (ja) 可変抵抗器
JPS6251201A (ja) 回転型電気部品の摺動部材の製造方法
JPS60195907A (ja) 小型可変抵抗器

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040309

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040309

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080319

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110319

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees