JPH10312914A - スイッチ付回転可変抵抗器 - Google Patents

スイッチ付回転可変抵抗器

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JPH10312914A
JPH10312914A JP9120396A JP12039697A JPH10312914A JP H10312914 A JPH10312914 A JP H10312914A JP 9120396 A JP9120396 A JP 9120396A JP 12039697 A JP12039697 A JP 12039697A JP H10312914 A JPH10312914 A JP H10312914A
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JP
Japan
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knob
resin substrate
switch
variable resistor
resistor
Prior art date
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Pending
Application number
JP9120396A
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English (en)
Inventor
Masao Imamura
今村昌雄
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Tsubame Musen Inc
Original Assignee
Tsubame Musen Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】スイッチ入切の際にクリック音を発する新規な
スイッチ機構を備えたスイッチ付回転可変抵抗器を提供
する。 【解決手段】抵抗体3Aと導体4C及び導体4Aと4B
に当接しつつ摺動する互いに絶縁された可変抵抗用とス
イッチ用の摺動子29A、29Bを配設するとともに樹
脂基板21の一方主面22に回動自在に中心Zを軸着し
た円盤状のツマミ35と、他方の主面23に当着される
とともに小孔25の位置に相対する一部分が弾性変形す
る金属板32と、小孔25に配設された小球31と、ツ
マミ35の回転停止位置における前記小孔25の位置に
相対するツマミ周辺部に2つの近接する凹部37(楔
形)と凹部38(矩形)が設けられてツマミ35が回転
されるに伴い小球31が前記金属板32によってツマミ
35側へ付勢されつつ前記2つの凹部37、38に続け
て2度押入されてクリック音が発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチ付回転可
変抵抗器に関し、特に全体の厚さが2mm程度の超薄型
の回転可変抵抗器に対応しつつスイッチの入切操作に際
しクリック音(「カチッ」という音)が発生するスイッ
チ付可変抵抗器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スイッチ付回転可変抵抗器は抵抗値可変
のための可変抵抗機構とスイッチ入切という電気的接触
・非接触のスイッチ機構の2つの機構を併せ持つ点に特
徴がある。
【0003】そして、従来のスイッチ付回転可変抵抗器
は上記2つの機構を2段に重ね合わせた構造となってお
り、可変抵抗機構のみからなる通常の回転可変抵抗器
(ボリューム)よりはサイズが多少とも大きくなってし
まうのが一般である。
【0004】また、単なる可変回転抵抗器の構造に加え
てスイッチ機構にはバネ(ねじりコイルバネ等)や接点
となる金属片が配設されるので必然的に使用部品点数が
増えて組立が複雑となり、結果的に製造コストも大幅に
上昇するのが常である。
【0005】この点、電子機器は軽薄短小の傾向が著し
くカードラジオ、携帯ステレオカセットレコーダ、低周
波治療器といった小型薄型の電子機器に用いる回転可変
抵抗器も厚さが2mmを切る超薄型の回転可変抵抗器が
用いられるようになってきている。最近ではこの超薄型
の回転可変抵抗器にスイッチを付加する要請が高くなっ
ているが、現在のところ超薄型の回転可変抵抗器にスイ
ッチ付きのものは未だ無い。
【0006】上記超薄型の回転可変抵抗器の構造例を概
説すると、図11に示されるように、一方主面2(表
面)に抵抗材料として炭素粉末、膠着剤として油状フェ
ノール樹脂及び溶剤を混合した抵抗液を塗布印刷して所
定の形状、例えば300度の回転角まで描かれた同心円
状の抵抗体3とし、且つ導体4を同じく同心円状に印刷
し、この抵抗体3の両端部から印刷導体5、6(銀ペイ
ント等)にて導出されてターミナル端子8A、8Bに接
続され、導体4は直接に裏面に配された接続端子8C
(金属板7と一体)に電気的に接続された構造の樹脂基
板1(例えばフェノール積層板)と、前記樹脂基板1の
抵抗体3と導体4に当接しつつ摺動する摺動子9を樹脂
基板側の主面13に配設するとともに前記樹脂基板1の
一方主面2に回動自在に中心15Aを軸着された円盤状
のツマミ15と、から構成されている。
【0007】上記超薄型の回転可変抵抗器20は全体の
厚さが1.7mm〜1.9mmまで薄く設計されてい
る。尚、ツマミ15の直径は12mm程度である。
【0008】現在では上記構造に加えて抵抗体3を同心
円状に複数形成して摺動子9を2個付けた2連の超薄型
の回転可変抵抗器も製品化されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の超薄型の回転可変抵抗器20の厚さをそのままに且
つコスト上昇を抑えつつスイッチ機構を設けることは従
来の手法では困難であることは明らかであろう。蓋し裏
面側に付加的にスイッチ機構を設けることは厚さの増
大、組立工程の複雑化を招きコスト上昇となってしまう
のである。
【0010】そこで新たな超薄型の回転可変抵抗器に適
応する簡素な(部品点数の増加が少なく、組立工程の増
大もない)スイッチ機構が必要となっている。
【0011】そしてスイッチ機構として必要不可欠な点
として、ツマミを回している操作者が確実にスイッチが
入切されたことを知る手応えと「カチッ」というクリッ
ク音で感知できる機構を備えていることが重要となる。
【0012】また、コスト削減の観点からスイッチ機構
の付加によるコスト上昇は可及的に抑えることが強く要
請される。
【0013】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、従来の超薄型の回転可変抵抗器の厚さをほぼその
ままにスイッチ機構を付加し、且つスイッチの入切操作
に際してクリック音がするようにした新規なスイッチ機
構を有するスイッチ付回転可変抵抗器を提供するもので
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、 (1)抵抗体と導体が一方主面に同心円状に塗布印刷さ
れるとともに周辺部に配設された複数のターミナル端子
に電気的に接続され、さらに所定箇所に小孔が穿設され
た構造の樹脂基板と、前記樹脂基板の抵抗体ないし導体
に当接しつつ摺動する互いに絶縁された可変抵抗用とス
イッチ用の2個の摺動子を樹脂基板側の主面に配設する
とともに前記樹脂基板の一方主面に回動自在に中心を軸
着された円盤状のツマミと、前記樹脂基板の他方の主面
に当着されるとともに前記小孔の位置に相対する一部分
が樹脂基板方向に弾性変形する構造の金属板と、前記樹
脂基板の小孔に配設された小孔よりも小さく樹脂基板の
厚さよりも大きい直径の小球と、からなり、さらに前記
ツマミの回転停止位置における前記樹脂基板の小孔の位
置に相対するツマミ周辺部に2つの近接する凹部が設け
られて前記ツマミが回転停止位置にまで回転もしくは回
転停止位置から反対方向へ回転されるに伴って前記樹脂
基板の小孔に配された小球が前記金属板によってツマミ
側へ付勢されつつ前記2つの凹部に続けて2度押入され
る構成を特徴とするスイッチ付回転可変抵抗器を提供す
ることにより、上記目的を達成するものである。
【0015】(2) また、ツマミの2つの近接する凹
部の一方凹部断面が垂直面からなる略矩形状であり他方
の凹部断面が斜面を有する楔形状であることを特徴とす
る上記(1)記載のスイッチ付回転可変抵抗器を提供す
ることにより、上記目的を達成するものである。
【0016】上記のようにツマミの周辺部分に「近接す
る2つの凹部」を設けたことによって、樹脂基板の小孔
に配された小球(これ自身は小孔内にほぼ全体が在って
前後左右への動きが規制され且つ上下が金属板とツマミ
との間に挟持されている状態である)が凹部の段差を瞬
間に越えることになりその時クリック音が発生する。こ
れは右回転方向及び左回転方向の双方で発生する。
【0017】また、同様の機構をツマミの回転途中(中
点)で配設すると、準安定停留位置ができ、そこに至る
とクリック音が発生することになる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に係るスイッチ付回転可変
抵抗器の実施の形態を図面を用いて詳述する。
【0019】図1は本発明の請求項1乃至請求項2に係
るスイッチ付回転可変抵抗器30の構造を説明するため
の斜視図である。図2は上記スイッチ付回転可変抵抗器
に使用するツマミの樹脂基板側の主面を表す平面図であ
る。図3は主面に塗布印刷された抵抗体と導体を表す樹
脂基板の平面図である(ターミナル端子は未装着)。図
4は金属板の平面図である。図5は上記スイッチ付回転
可変抵抗器30の側面図である。
【0020】図1及び図5において、スイッチ付回転可
変抵抗器30の構造を概説すると、抵抗体3Aと導体4
Cないし導体4A、4Bが一方主面22に同心円状に塗
布印刷されるとともに周辺部に配設された複数のターミ
ナル端子28A〜28Eに電気的に接続され、さらに所
定箇所に小孔25が穿設された構造の樹脂基板21と、
前記樹脂基板21の抵抗体3Aと導体4C、及び導体4
Aと4Bに各々当接しつつ摺動する互いに絶縁された可
変抵抗用とスイッチ用の2個の摺動子29A、29Bを
樹脂基板側の主面33に配設するとともに前記樹脂基板
21の一方主面22に回動自在に中心Zを軸着した円盤
状のツマミ35と、前記樹脂基板21の他方の主面23
(図1では見えない裏側)に当着されるとともに前記小
孔25の位置に相対する一部分が樹脂基板方向に弾性変
形する構造の金属板32(図4参照)と、前記樹脂基板
21の小孔25に配設された小孔よりも小さく樹脂基板
1の厚さよりも大きい直径の小球31と、からなり、さ
らに前記ツマミ35の回転停止位置における前記樹脂基
板の小孔の位置に相対するツマミ周辺部に2つの近接す
る凹部37、38が設けられて前記ツマミ35が回転停
止位置にまで回転もしくは回転停止位置から反対方向へ
回転されるに伴って前記樹脂基板21の小孔25に配さ
れた小球31が前記金属板32によってツマミ35側へ
付勢されつつ前記2つの凹部37、38に続けて2度押
入される構成となっている。
【0021】ここに上記ツマミ35の回転停止位置にお
いては、小球31は凹部38直下に位置して金属板32
によって下から上へ(樹脂基板側へ)付勢されていて凹
部38の中へ一部押入れられている状態である。この
時、スイッチ用の摺動子29Bはその導体4Aとの接点
αが離れた状態(図1のxの位置)に至っており、スイ
ッチ用のターミナル端子28Cと28Dとの間は不通、
即ちオフの状態になっている。
【0022】全体の寸法は、最大縦17mm,横14m
mで、厚さHは1.8mm程度となり、超薄型で超小型
の回転可変抵抗器に属し、スイッチ付きとして全体の寸
法がスイッチ無しの回転可変抵抗器と比して増大する部
分は殆ど無いといえる(実質ゼロである)。
【0023】また、使用部材についてもスイッチ付きと
して新たに付加される部材は小球31のみであり、組立
工程における追加は上記小球31の配設のみでコスト上
昇は可及的に抑えられる。尚、小球以外の部材は従来の
スイッチの無い超薄型の2連回転可変抵抗器に使用され
ているものを流用することが可能である(2連の可変抵
抗機構の内のひとつをスイッチ機構として流用し、その
同心円状の抵抗体をスイッチの導体4A、4Bに変更す
る)。
【0024】次に、主要部材について説明する。
【0025】ツマミ35は樹脂製であり、概ね直径14
mm、周辺部の厚さが0.9mmで、ツマミの外周は6
0乃至80山のギザギザが付いている。ツマミの周辺部
に設けられた凹部37、38は深さが0.3mm、長さ
1〜2mm程度である。
【0026】樹脂基板21は材質は従前と同様のガラス
エポキシ樹脂やフェノール樹脂等であり、抵抗体3A、
導体4C、4A、4Bも従前と同じである。寸法は概ね
縦14mm、横11mm、厚さ0.4mmである。尚、
図3に示されるように抵抗体3Aと導体4C、4A、4
Bが同心円状に塗布印刷され、抵抗体3Aと導体4Cは
端部にて導体に接続され、導体4A、4Bはそのまま延
出されて各々周辺部に導出されている。
【0027】金属板32は図4に示されるような平面形
状の厚さ0.3mm程度の多少の弾性を有する所謂シー
ルド板であり、周辺に配された突起41a・・によって
樹脂基板21に装着される。この金属板32には前記樹
脂基板21の小孔25の位置に相対する一部分が腕のよ
うに伸びていて自身の弾性によりバネ性が付与されて樹
脂基板方向に弾性変形する構造である。この延伸部分3
2Aは多少樹脂基板方向に曲げて小孔25内の小球31
を押圧することが好ましいであろう。
【0028】小球31は直径1mm程度のクロームメッ
キされた鋼球が適当であるが、勿論クリック音が発生す
る硬質な耐久性のある球であればよく、例えばセラミッ
ク球でもよい。
【0029】摺動子29A、29Bは厚さ0.1mm程
度の金属箔であり、接点となるブラシ先端が適度な圧力
で抵抗体ないし導体に接触するように折曲形状にプレス
抜きされており、ツマミ35の樹脂基板側の主面33に
嵌設固定されている(図1参照)。
【0030】次に、上記のようなスイッチ付回転可変抵
抗器30のスイッチ機構におけるクリック音の発生のメ
カニズムについて詳述する。
【0031】図6は本発明の請求項1に係るツマミ35
と樹脂基板21、小球31、金属板の延伸部分32Aと
の関係を示す拡大断面図である。
【0032】凹部38、37′は例えば共に単純な垂直
面からなる矩形状の断面であり、太矢印の方向(オン状
態からオフする方向)へとツマミ35が回転すると、先
ず小球31が凹部37′に金属板の延伸部分32Aの弾
性力fで付勢されて押入されて凹部37′の底面に衝っ
てクリック音が生じ、続けてツマミを回すと凹部37′
から出て凹部38に押入され、この時に再びクリック音
が生じる。このクリック音はゆっくりと回す場合でも殆
ど同時に聞こえるので「カチッ、カチッ」と2度聞こえ
ても違和感は少ないであろう。
【0033】回転停止位置(小球31が凹部38に押入
されている状態でスイッチがオフしている状態)から逆
に回すと、小球31は凹部38から出て凹部37′に押
入され、クリック音が一度だけ生じる。
【0034】尚、凹部の深さは小球31の半径よりも小
さいことが肝要である。本実施の形態では小球31の半
径が0.5mmに対して深さは0.3mmに設定されて
いる。
【0035】上記のように凹部37′、38が2個近接
して配設されていることにより、オンからオフとオフか
らオンの双方で必ずクリック音が発生する。蓋し、凹部
が1個のみだとオンからオフの場合にはクリック音が発
生するがオフからオンの場合には単に小球31が凹部か
ら出るのみなのでクリック音は発生しないのである。
【0036】およそ適度な音量のクリック音を発生させ
つつ適度な手応えとスムーズな回転を得るためには、凹
部の深さは小球31の半径の0.5〜0.7倍が望まし
い。
【0037】次に、本発明の請求項2に係るスイッチ付
回転可変抵抗器は、図1及び図7に示されるように特に
請求項1における前記ツマミ35の2つの近接する凹部
37、38のうち一方凹部断面38が垂直面からなる略
矩形状であり、他方の凹部37の断面が斜面37aを有
する楔形状であることを特徴とする。
【0038】上記構造の場合、図7から図10に示され
るツマミ35と樹脂基板21、小球31、金属板32の
延伸部分32Aとの関係を示す拡大断面図から判るよう
に、スイッチを図7のようなオン状態から図10のよう
なオフ状態にする操作において、ツマミ35を太矢印の
方向へ回すと先ず小球31は図8のように楔形の凹部3
7に押入されるが、この際前述の略矩形状の凹部37′
の場合のように垂直面からなる段差を瞬時に落ちるので
はなくテーパーのついた斜面37aを転がるのでクリッ
ク音が発生せず、図9のような状態から次の凹部38に
押入される時に一度だけクリック音が発生する。
【0039】また、逆にスイッチをオフからオンにする
場合、図10に示されるオフ状態で凹部38に押入され
ていた小球31は押し出された後、直ぐに凹部37の楔
形断面の垂直面から瞬時に押入(落下)してクリック音
が発生する。
【0040】以上のように一方の凹部37(但し、凹部
37、38の位置関係はスイッチの設定箇所とツマミの
回転方向にて一義的に定まり、凹部37はオン状態から
オフ状態に移る場合に小球31が最初に押入される凹部
を指す)を楔形断面とすることで図6のような単なる略
矩形断面の凹部37′よりも適切なクリック音と手応え
が得られて確実なスイッチの入切操作が為されるのであ
る。
【0041】尚、念のために付言すれば、上記スイッチ
付回転可変抵抗器30の全体の寸法、形状並びに各部材
の寸法、形状は種々の設計が想定されるものであり、上
記実施の形態に記載されたものに限定されないことは勿
論である。
【0042】以上詳述したように、本発明のスイッチ付
回転可変抵抗器は特にそのスイッチ機構が超薄型化/小
型化に即応し、今後の超薄型の回転可変抵抗器のスイッ
チ機構を決定づける誠に有用な発明であることは疑いな
いところである。
【0043】
【発明の効果】本発明に係るスイッチ付回転可変抵抗器
は上記のように構成されているため、以下に記載するよ
うな効果を有する。
【0044】(1)スイッチ機構の付加に伴う寸法の増
加がほとんどなく、超薄型の回転可変抵抗器に適応し得
るという優れた効果を有する。
【0045】(2)クリック音がスイッチの入切の際に
発生するのでスイッチ操作が手応えとともに音で確認で
きるという優れた効果を有する。
【0046】(3)スイッチの入切の際のクリック音が
入切の際に一度だけ発生するので確実なスイッチ操作が
できるという優れた効果を有する。
【0047】(4)スイッチ機構が簡単で部品点数の増
加も少なく組立も容易であって低コストにできるという
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の請求項1乃至請求項2に係るスイッ
チ付回転可変抵抗器の構造を説明するための斜視図であ
る。
【図2】 上記スイッチ付回転可変抵抗器に使用するツ
マミの樹脂基板側の主面を表す平面図である。
【図3】 主面に塗布印刷された抵抗体と導体を表す樹
脂基板の平面図である(ターミナル端子は未装着)。
【図4】 金属板の平面図である。
【図5】 上記スイッチ付回転可変抵抗器の側面図であ
る。
【図6】 本発明の請求項1に係るツマミと樹脂基板、
小球、金属板の延伸部分との関係を示す拡大断面図であ
る。
【図7】 本発明の請求項2に係るツマミと樹脂基板、
小球、金属板の延伸部分とのスイッチがオン状態での関
係を示す拡大断面図である。
【図8】 同オン状態での小球が楔形状の凹部に押入し
た状態を示す拡大断面図である。
【図9】 同クリック音の発生する直前の状態を示す拡
大断面図である。
【図10】 同オフ状態での関係を示す拡大断面図であ
る。
【図11】 従来の超薄型の回転可変抵抗器の構造例を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1、21 樹脂基板 3、3A 抵抗体 4C、4A、4B 導体 8A・・、28A・・ ターミナル端子 9、29A、29B 摺動子 15、35 ツマミ 20 超薄型の回転可変抵抗器 25 小孔 30 スイッチ付回転可変抵抗器 31 小球 32 金属板 32A 延伸部分 37、37′、38 凹部 37a 斜面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抵抗体と導体が一方主面に同心円状に塗
    布印刷されるとともに周辺部に配設された複数のターミ
    ナル端子に電気的に接続され、さらに所定箇所に小孔が
    穿設された構造の樹脂基板と、前記樹脂基板の抵抗体な
    いし導体に当接しつつ摺動する互いに絶縁された可変抵
    抗用とスイッチ用の2個の摺動子を樹脂基板側の主面に
    配設するとともに前記樹脂基板の一方主面に回動自在に
    中心を軸着された円盤状のツマミと、前記樹脂基板の他
    方の主面に当着されるとともに前記小孔の位置に相対す
    る一部分が樹脂基板方向に弾性変形する構造の金属板
    と、前記樹脂基板の小孔に配設された小孔よりも小さく
    樹脂基板の厚さよりも大きい直径の小球と、からなり、
    さらに前記ツマミの回転停止位置における前記樹脂基板
    の小孔の位置に相対するツマミ周辺部に2つの近接する
    凹部が設けられて前記ツマミが回転停止位置にまで回転
    もしくは回転停止位置から反対方向へ回転されるに伴っ
    て前記樹脂基板の小孔に配された小球が前記金属板によ
    ってツマミ側へ付勢されつつ前記2つの凹部に続けて2
    度押入される構成を特徴とするスイッチ付回転可変抵抗
    器。
  2. 【請求項2】 前記ツマミの2つの近接する凹部の一方
    凹部断面が垂直面からなる略矩形状であり他方の凹部断
    面が斜面を有する楔形状であることを特徴とする請求項
    1記載のスイッチ付回転可変抵抗器。
JP9120396A 1997-05-12 1997-05-12 スイッチ付回転可変抵抗器 Pending JPH10312914A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030006493A (ko) * 2001-07-13 2003-01-23 김기홍 스위치장치가 부설된 초소형 초박형 볼륨조절용 가변저항기

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