JP2000040442A - 回転スイッチ - Google Patents

回転スイッチ

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JP2000040442A
JP2000040442A JP20824698A JP20824698A JP2000040442A JP 2000040442 A JP2000040442 A JP 2000040442A JP 20824698 A JP20824698 A JP 20824698A JP 20824698 A JP20824698 A JP 20824698A JP 2000040442 A JP2000040442 A JP 2000040442A
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Kyoji Ioka
恭治 井岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数及び作業工数を削減してスイッチの
組立を容易にする。 【解決手段】 グランド側固定接点5、電源側固定接点
6を設けたベース1と、可動接点部18を設けたつまみ
部2からなり、つまみ部2は中心の回転中心軸13先端
に係合突部14を形成し、これをベース1の軸取付穴4
内へ押し込むことにより抜け出し不能かつ回転自在に係
合する。グランド側固定接点5及び電源側固定接点6
は、導体板30、40の一部に形成され、導体板30、
40はベース1へ係合により取り付ける。可動接点部1
8はつまみ部2へ嵌合される板バネ17と一体に形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、固定接点の設け
られたベースに対して、可動接点の設けられたつまみ部
を回転させることによりスイッチを切り換えるように構
成した回転スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】このような回転スイッチは公知であり、
略円形をしたつまみ部の中心部から回転中心軸を一体に
突出形成し、これを、略円形の摺動部を有するベース中
央部に形成された貫通穴に通し、この貫通穴から突出し
た回転中心軸の先端部分をクリップで抜け止めすること
により回転自在に一体化している。
【0003】また、固定接点はベースへカシメにより固
定され、かつこの固定接点と摺接する可動接点は、つま
み部側のスリット内へ嵌合され、コイルスプリングによ
りベース方向へ付勢されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来構
造の場合、つまみ部をベースと結合するとき、回転中心
軸の先端部をクリップ止めしなければならない。そのう
え、固定接点をベースへカシメること、及び可動接点を
別体のコイルスプリングで付勢することにより、部品点
数が多く、かつ組立工数も増大することになった。そこ
で本願発明は、係る問題点を解決することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本願に係る回転スイッチは、固定接点を設けたベース
と、このベース上へ回転自在に取り付けられ、かつ固定
接点と摺接する可動接点を設けたつまみ部とを備えた回
転スイッチにおいて、上記つまみ部は、回転中心からベ
ース方向へ一体に突出形成されかつ先端に弾性変形自在
な係合突部が設けられた回転中心軸を備え、この回転中
心軸を予めベースの中心部に貫通形成されている軸取付
穴へ一端側から差し込んで先端側の係合突部を他側へ突
出させて係合させることにより、ベースと回転自在に結
合するとともに、上記可動接点は、つまみ部へ取付けら
れてこのつまみ部をベースから離隔方向へ付勢するため
の板バネの一部として一体に形成され、上記固定接点
は、上記ベースの導体板取付穴内へ差し込まれて係止さ
れる導体板の一部としてベース上へ露出する部分に形成
されていることを特徴とする。
【0006】
【発明の効果】つまみ部と一体に形成された回転中心軸
の先端に弾性突部を設けたので、この弾性突部を弾性変
形させながら回転中心軸をベースの軸取付穴内へ押し込
めば、取付穴から出たところで弾性突部が復元変形し、
ベースへ係合するので、つまみ部がベースに対して回転
自在に一体化する。
【0007】また、導体板をベースの導体板取付穴内へ
差し込むことによりベース側と係合一体化され、同時に
その一部が固定接点としてベース上に露出するので、固
定接点をカシメる必要が無くなる。
【0008】さらに、可動接点はつまみ部へ取付けられ
る板バネの一部として形成されるため、従来のような別
体のコイルスプリングを不要とし、かつ組立分解時にコ
イルスプリングが飛び出して可動接点が脱落するような
ことも無くなる。
【0009】ゆえに、スイッチ全体として部品点数を削
減でき、かつ組立工数も著しく減少できる。その結果、
スイッチの構造を簡単にし、かつコストを下げることが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて車両用エン
ジンのキルスイッチとして構成された一実施例を説明す
る。図1は全体断面図(図2の1−1線相当断面)、図
2はキルスイッチの平面図、図3はその組立図、図4は
ベースの平面図、図5は図4の5−5線断面図、図6は
図4の6−6断面図である。
【0011】まず、図1乃至図4に示すように、このキ
ルスイッチは、ポリアセタール製のベース1と、これへ
回転自在に一体化されるナイロン製のつまみ部2で構成
される。
【0012】ベース1は略円形をなす摺動面3を有し、
その中心部には肉厚方向へ貫通する軸取付穴4が形成さ
れ、この軸取付穴4を囲む摺動面3の同心円上には、グ
ランド側固定接点5と電源側固定接点6が露出し、か
つ、これらの固定接点と離れた位置にクリック溝7a,
7bが設けられている。
【0013】さらに、ベース1には摺動面3の一部外周
部から半径方向へ幅広に突出する表示部8が設けられ、
その表面にON及びOFFの指標文字が成形時の金型面
によって浮き彫り状に表示されている。
【0014】電源側固定接点6からはリード線9がベー
ス1の外部へ延出され、エンジンの点火回路(図示省
略)へ接続され、スイッチを閉じたとき(ONにしたと
き)、点火回路をグランド側へ接続して短絡させるよう
になっている。
【0015】つまみ部2は略円形をなす本体部10の頂
部を直径方向へ横断する矢型のつまみ11が一体に形成
され、その一端に形成された矢形部12がON又はOF
Fの表示を指すようになっている。
【0016】本体部10の中央部には、ベース1方向へ
突出する回転中心軸13が一体に形成され、その先端部
は、軸取付穴4を貫通して他側へ出て拡開する係合突部
14になっている。係合突部14の中央部にはスリット
15が形成され、係合突部14の弾性変形が容易になっ
ている。
【0017】すなわち係合突部14は、軸取付穴4内へ
押し込まれるとスリット15を閉じて軸取付穴4内を通
過可能となり、軸取付穴4から他側へ出ると、軸取付穴
4の径よりも大きく拡開して軸取付穴4周囲へ係合し、
これによりベース1に対してつまみ部2が回転自在かつ
抜け止めされた状態で結合されるようになっている。
【0018】本体部10のベース1に対する摺動面側に
は板バネ嵌合凹部16が形成され、この中に略二つ折り
状に曲げられた板バネ17が嵌合して収容されている。
板バネ17の一端部はベース1の摺動面3に対して、略
平行に曲げられ、ここに可動接点部18が打ち出しで一
体に形成されている。
【0019】図4に示すように、スイッチがOFFのと
き、可動接点部18はAで示すように、グランド側固定
接点5とのみと接触し、スイッチがONのときはBに示
すように、可動接点部18がグランド側固定接点5と電
源側固定接点6へ同時に接触して、電源側固定接点6を
グランドへ短絡させるようになっている。
【0020】板バネ17は自己の復元弾性により、つま
み部2をベース1に対して離隔する方向へ常時付勢して
いる。また、回転中心軸13を挟んで板バネ17の略反
対側には、スプリング穴20が形成され、ここに挿入さ
れたコイルスプリング21によりボール22を摺動面3
方向へ突出付勢し、摺動面3に形成されているクリック
溝7a,7bのいずれかへ係合するようになっている。
【0021】クリック溝の一方の7aにボール22が係
合すると、矢形部12がOFFを指し、他方の7bへ係
合すると、矢形部12がONを指すように位置決めさ
れ、スイッチ切り換えに際して節度を与えている。
【0022】次に、固定接点の取付構造を説明する。図
5に示すように、グランド側固定接点5は断面略L字型
に屈曲する導体板30の一端部側で摺動面3へ露出する
部分として一体に形成され、その他端側は固定部31を
なし、その一部に係合穴32が形成され、かつ先端部3
3は図示しないグランド回路と接続するようになってい
る。
【0023】一方、固定部31が差し込まれる導体板取
付穴34が軸取付穴4と平行に貫通形成され、その一部
内壁に係合爪35が一体に突出形成されている。そこ
で、固定部31を導体板取付穴34内へ差し込むと、係
合穴32が係合爪35と一致した時点で係合して抜け出
し不能に固定される。
【0024】電源側固定接点6は、導体板40の一部を
略コ字状に折り曲げることにより摺動面3へ露出する頂
部として一体に形成される。この導体板40も一部が固
定部41をなし、同様にその一部に係合穴42が形成さ
れ、かつ軸取付穴4と平行に貫通形成された導体板取付
穴44内へ差し込まれ、その内壁面に一体形成された係
合爪45と係合することにより抜け出し不能に固定され
る。
【0025】また、導体板40のうち、電源側固定接点
6を挟んで固定部41と反対側の部分は、逆向きの略コ
字状断面に折り返されて折り返し部46になっている。
この折り返し部46にリード線9の一端がハンダ付けさ
れている。
【0026】折り返し部46はベース1の摺動面3側へ
開放された凹部47内へ収容され、この凹部47はリー
ド線9をベース1の外部へ導出するために形成された溝
部48(図4)と連続している。
【0027】次に、本実施例の作用を説明する。まず、
ベース1及びつまみ部2を別々に組み立てる。このと
き、つまみ部2の可動接点部18は板バネ17と一体化
しているため、板バネ17を板バネ嵌合凹部16内へ嵌
合するだけで取り付けでき、従来のようなコイルスプリ
ングの飛び出しがないので、組立作業が容易であり、か
つ部品点数も減少する。
【0028】また、ベース1においても、グランド側固
定接点5及び電源側固定接点6は、それぞれ導体板30
及び同40の固定部31及び41を導体板取付穴34及
び44内へ差し込むだけで係合一体化でき、従来のよう
にカシメが不要となる。
【0029】そのうえ、予めリード線9を導体板40の
折り返し部46へハンダ付けしてから取り付けできるの
で、リード線9の接続も容易になる。
【0030】さらに、図3に示すようにつまみ部2の回
転中心軸13をベース1の軸取付穴4内へ押し込めば、
係合突部14が弾性変形しながら軸取付穴4を貫通して
から拡開することにより係合し、つまみ部2がベース1
に対して回転自在かつ抜け止めされて結合するので、従
来のクリップを使用する場合と比べて取付作業が迅速か
つ容易となり、しかも部品点数を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体断面図(図2の1−1線相当断面)
【図2】全体の平面図
【図3】組立図
【図4】ベースの平面図
【図5】図4の5−5線断面図
【図6】図4の6−6断面図
【符号の説明】 1:ベース,2:つまみ部、3:摺動部、4:軸取付
穴、5:グランド側固定接点、6:電源側固定接点、1
3:回転中心軸、14:爪部、17:板バネ、18:可
動接点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定接点を設けたベースと、このベース
    上へ回転自在に取り付けられ、かつ固定接点と摺接する
    可動接点を設けたつまみ部とを備えた回転スイッチにお
    いて、上記つまみ部は、回転中心からベース方向へ一体
    に突出形成されかつ先端に弾性変形自在な係合突部が設
    けられた回転中心軸を備え、この回転中心軸を予めベー
    スの中心部に貫通形成されている軸取付穴へ一端側から
    差し込んで先端側の係合突部を他側へ突出させて係合さ
    せることにより、ベースと回転自在に結合するととも
    に、上記可動接点は、つまみ部へ取付けられてこのつま
    み部をベースから離隔方向へ付勢するための板バネの一
    部として一体に形成され、上記固定接点は、上記ベース
    の導体板取付穴内へ差し込まれて係止される導体板の一
    部としてベース上へ露出する部分に形成されていること
    を特徴とする回転スイッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012190750A (ja) * 2011-03-14 2012-10-04 Alps Electric Co Ltd スイッチ装置
CN104021969A (zh) * 2013-02-28 2014-09-03 东洋电装株式会社 轴部件防脱构造以及具有该轴部件防脱构造的开关

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012190750A (ja) * 2011-03-14 2012-10-04 Alps Electric Co Ltd スイッチ装置
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