JPH11328972A - 半導体装置、その設計方法およびその検査方法 - Google Patents

半導体装置、その設計方法およびその検査方法

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JPH11328972A
JPH11328972A JP10134704A JP13470498A JPH11328972A JP H11328972 A JPH11328972 A JP H11328972A JP 10134704 A JP10134704 A JP 10134704A JP 13470498 A JP13470498 A JP 13470498A JP H11328972 A JPH11328972 A JP H11328972A
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semiconductor device
circuit
delay
sense amplifier
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Yoshiyuki Shimizu
禎之 清水
Kunihiko Kozaru
邦彦 小猿
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は活性化信号を受信することにより作
動状態となるセンスアンプを備える半導体装置に関し、
センスアンプが活性化するまでの遅延時間を容易に適正
な時間に設定することを目的とする。 【解決手段】 活性化信号を受信することにより信号増
幅が可能な状態となるセンスアンプ44を設ける。遅延
時間の異なる複数の伝搬経路を形成することができ、そ
れらの伝搬経路のうち選択信号に対応する伝搬経路を介
して活性化信号を伝搬する遅延回路50を設ける。遅延
回路50に対して第1乃至第3選択信号を供給する選択
信号生成回路を設ける。無定義モードの1つを選択信号
生成回路を適当に動作させるモードに割り当てたJTAGバ
ウンダリスキャンテスト回路を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置、その
設計方法およびその検査方法に係り、特に、活性化信号
を受信することにより作動状態となるセンスアンプを備
える半導体装置、その設計方法およびその検査方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、メモリICのように、活性
化信号を受信することにより作動状態となるセンスアン
プを備える半導体装置が知られている。図9は、上記従
来の半導体装置が備えるセンスアンプ10の周辺構造を
表す回路図を示す。センスアンプ10は、Data端子1
2、および/Data端子14を備えている。Data端子12
および/Data端子14には、それぞれ、図示しないData
線および/Data線が接続されている。Data線および/Data
線は、指定されたアドレスを有するメモリセルからそれ
ぞれData信号および/Data信号の供給を受ける電送線で
ある。
【0003】センスアンプ10は、更に、出力端子16
と活性化端子18とを備えている。センスアンプ10
は、活性化端子18に活性化信号(Read Enable Signal)
が供給されている場合に、Data端子と/Data端子との間
に印加される電圧を差動増幅して、出力端子16から出
力する。センスアンプ10の活性化端子18には、複数
のインバータ回路を直列に接続することにより形成され
る遅延回路20が接続されている。
【0004】図10(A)および(B)は、遅延回路2
0の動作を説明するためのタイムチャートを示す。図1
0(A)は、半導体装置の内部回路が遅延回路18に供
給する活性化信号変化を示す。一方、図10(B)は、
図9に示すノードA、すなわち、センスアンプ10の活
性化端子16に現れる電位の変化を示す。
【0005】遅延回路20は、図10(A)および
(B)に示す如く、半導体装置の内部回路が発生する活
性化信号を所定の遅延時間Tの後にセンスアンプ10の
活性化端子18に供給する。このため、センスアンプ1
0は、半導体装置の内部回路が活性化信号をロー信号か
らハイ信号に変化させた後、所定の遅延時間Tが経過し
た時点で信号の増幅を開始する。
【0006】半導体装置において、データを出力させる
べきメモリセルのアドレスが指定された後、そのメモリ
セルから発せられたData信号がセンスアンプ10に到達
するまでにはある程度の時間を要する。従来の半導体装
置において、遅延回路20の遅延時間Tが、Data信号の
伝搬時間と一致する場合、センスアンプ10の消費電力
を抑制しつつ、Data信号の増幅機能を確実に実現するこ
とができる。このため、遅延回路20は、上記の条件を
満たすように形成されることが望ましい。
【0007】従来の半導体装置は、図9に示す如く、上
記の要求を満たすべく回路基板中に予備の遅延回路22
を備えている。そして、センスアンプ10が活性化され
るタイミングが所望のタイミングでない場合、すなわ
ち、遅延回路20による遅延時間Tが所望の時間でない
場合は、アルミ配線やスルーホールを形成するためのマ
スクを変更して、活性化信号を伝搬する回路を予備の遅
延回路22に変更する措置が採られる。従来の半導体装
置においては、上記の方法で試行錯誤的に回路構成を変
更することで、所望の遅延時間Tを確保していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の方
法によれば、遅延回路の構成を決定するまでに何度もマ
スクを交換して、異なる回路を試作する必要が生ずる。
このため、上記従来の方法は、半導体装置の回路構成の
決定段階で費用と時間を多大に消費するという問題を有
していた。
【0009】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、センスアンプが活性化するまでの
遅延時間を容易に適正な時間に設定することのできる半
導体装置およびその製造方法を提供することを第1の目
的とする。
【0010】また、本発明は、センスアンプが活性化す
るまでの遅延時間を容易に変更し得る構造を有し、か
つ、センスアンプが確実に動作する状態での作動検査を
容易に実行し得る半導体装置およびその検査方法を提供
することを第2の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
半導体装置は、活性化信号を受信することにより信号増
幅が可能な状態となるセンスアンプと、遅延時間の異な
る複数の伝搬経路を形成することができ、前記複数の伝
搬経路のうち選択信号に対応する伝搬経路を介して前記
活性化信号を伝搬する遅延ユニットと、前記選択信号を
複数生成し得る選択信号生成回路と、所定指令に対応し
て前記選択信号生成回路を作動状態とするJTAGバウンダ
リスキャンテスト回路と、を備えることを特徴とするも
のである。
【0012】本発明の請求項2に係る半導体装置は、前
記センスアンプが、メモリセルから出力される信号を増
幅することを特徴とするものである。
【0013】本発明の請求項3に係る半導体装置は、前
記選択信号生成回路が、前記JTAGバウンダリスキャンテ
スト回路の信号入力端子に供給される信号を受けて所定
ビット数の前記選択信号を生成するレジスタを備えるこ
とを特徴とするものである。
【0014】本発明の請求項4に係る半導体装置の設計
方法は、活性化信号を受信することにより信号増幅が可
能な状態となるセンスアンプを備える半導体装置の設計
方法であって、遅延時間の異なる複数の伝搬経路を形成
することができ、前記複数の伝搬経路のうち選択信号に
対応する伝搬経路を介して前記活性化信号を伝搬する遅
延ユニットを形成する遅延ユニット形成ステップと、複
数の選択信号を生成し得る選択信号生成回路を形成する
選択信号生成回路形成ステップと、所定指令に対応して
前記選択信号生成回路を作動状態とするJTAGバウンダリ
スキャンテスト回路を形成するバウンダリスキャンテス
ト回路形成ステップと、前記JTAGバウンダリスキャンテ
スト回路の指令に従って選択された前記伝搬経路を評価
することにより、最適な遅延時間を有する最適伝搬経路
を決定する最適経路決定ステップと、を備えることを特
徴とするものである。
【0015】本発明の請求項5に係る半導体装置の設計
方法は、前記遅延経路決定ステップにより最適伝搬経路
が決定された後に、前記遅延ユニットが、常時前記最適
伝搬経路を介して前記活性化信号を伝搬するように所望
の回路処理を実行する回路処理ステップを備えることを
特徴とするものである。
【0016】本発明の請求項6に係る半導体装置の設計
方法は、前記センスアンプが、メモリセルから出力され
る信号を増幅することを特徴とするものである。
【0017】本発明の請求項7に係る半導体装置の設計
方法は、前記選択信号生成回路が、前記JTAGバウンダリ
スキャンテスト回路の信号入力端子に供給される信号を
受けて所定ビット数の前記選択信号を生成するレジスタ
を備えることを特徴とするものである。
【0018】本発明の請求項8に係る半導体装置は、活
性化信号を受信することにより信号増幅が可能な状態と
なるセンスアンプと、遅延時間の異なる複数の伝搬経路
を形成することができ、前記複数の伝搬経路のうち指令
信号に対応する伝搬経路を介して前記活性化信号を伝搬
する遅延ユニットと、最大の遅延時間を有する伝搬経路
を前記活性化信号の伝搬経路とするために出力される所
定の最大遅延指令信号と、任意の伝搬経路を前記活性化
信号の伝搬経路とするために出力される任意の選択信号
との論理和を前記指令信号として前記遅延ユニットに供
給する指令信号生成回路と、を備えることを特徴とする
ものである。
【0019】本発明の請求項9に係る半導体装置は、前
記センスアンプが、メモリセルから出力される信号を増
幅することを特徴とするものである。
【0020】本発明の請求項10に係る半導体装置は、
所定の信号を受けて前記最大遅延指令信号を生成する最
大遅延指令信号生成回路を備えることを特徴とするもの
である。
【0021】本発明の請求項11に係る半導体装置は、
複数の選択信号を生成し得る選択信号生成回路と、所定
指令に対応して前記選択信号生成回路を作動状態とする
JTAGバウンダリスキャンテスト回路と、を備えることを
特徴とするものである。
【0022】本発明の請求項12に係る半導体装置の検
査方法は、請求項8乃至11の何れか1項記載の半導体
装置の検査方法であって、前記指令信号生成回路に対し
て前記最大遅延指令信号を出力させる最大遅延指令ステ
ップと、前記最大遅延指令信号が出力されている間に前
記センスアンプから出力される出力データを検出するデ
ータ検出ステップと、前記出力データに基づいて前記半
導体装置の良否を判断する良否判断ステップと、を備え
ることを特徴とするものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。尚、各図において共通す
る要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略す
る。
【0024】実施の形態1.図1および図2は、本発明
の実施の形態1の半導体装置の要部の回路図を示す。本
実施形態の半導体装置は、BGA(ボールグリッドアレ
イ)パッケージに収納されるメモリICである。図1に示
す如く、本実施形態の半導体装置は、複数のメモリセル
30を備えている。個々のメモリセルには、2本のワー
ド線32,34と、2本のビット線36,38とが接続
されている。
【0025】半導体装置は、Data線40および/Data線
42を備えている。Data線40および/Data線42に
は、それぞれ、アドレスの指定されたメモリセル30か
ら、Data信号および/Data信号が供給される。Data線4
0および/Data線42には、センスアンプ44の非反転
入力端子46および反転入力端子48に接続されてい
る。
【0026】センスアンプ44は、出力端子46および
活性化端子48を備えている。センスアンプ44は、活
性化端子48にハイ信号が供給されることにより活性化
状態、すなわち、作動状態となり、Data端子46および
/Data端子48に供給される信号を差動増幅して出力端
子46から出力する。
【0027】センスアンプ44の活性化端子48には、
遅延回路50が接続されている。遅延回路50は、第1
乃至第3遅延ユニット52〜56と、2つのインバータ
回路58,60とを備えている。これら3つのユニット
52〜56および2つのインバータ回路58,60は、
直列に接続されている。遅延回路50の入力側端部に設
けられるインバータ58には、図示しない活性化信号発
生回路から活性化信号(Read Enable信号)が供給されて
いる。半導体装置において活性化信号は、メモリセルか
らデータを読み出すべき所定時期にロー信号からハイ信
号に切り換えられる。
【0028】第1遅延ユニット52は、インバータ回路
60を備えている。インバータ回路60には、インバー
タチェーン62と伝送線64とが並列に接続されてい
る。インバータチェーン62は、直列に接続された2n
個のインバータにより構成されている。インバータチェ
ーン62および伝送線64は、共にマルチプレクサ66
に接続されている。
【0029】第1遅延ユニット52には、マルチプレク
サ66の入力端子に通じるインバータ回路68が接続さ
れている。インバータ回路68には、後述の如く第1選
択信号が供給されている。マルチプレクサ66は、第1
選択信号がハイ信号である場合に、インバータチェーン
62を伝搬する信号を第2遅延ユニットへ出力し、一
方、第1選択信号がロー信号である場合に、伝送線64
を流れる信号を第2遅延ユニットへ出力する。
【0030】第2遅延ユニット54は、インバータ回路
70、インバータチェーン72、伝送線74およびマル
チプレクサ76を備えている。インバータチェーン72
は、直列に接続された2m個のインバータにより構成さ
れている。また、第2遅延ユニット54には、第2選択
信号をマルチプレクサ76に伝送するインバータ回路7
8が接続されている。第2遅延ユニット54は、第2選
択信号の状態に応じて動作し、インバータチェーン72
または伝送線74を通過する信号を第3遅延ユニットに
供給する。
【0031】第3遅延ユニット56は、インバータ回路
80、インバータチェーン82、伝送線84およびマル
チプレクサ86を備えている。インバータチェーン82
は、直列に接続された2k個のインバータにより構成さ
れている。また、第2遅延ユニット56には、第3選択
信号をマルチプレクサ86に伝送するインバータ回路8
8が接続されている。第3遅延ユニット56は、第3選
択信号の状態に応じて動作し、インバータチェーン82
または伝送線84を通過する信号をインバータチェーン
60に供給する。
【0032】本実施形態の半導体装置は、図2に示す第
1乃至第3レジスタ90〜94を備えている。第1乃至
第3レジスタ90〜94は直列に接続されている。第3
レジスタ94に入力される信号は、第1乃至第3レジス
タ90〜94にクロック信号が入力される毎に、順次、
第3レジスタ94→第2レジスタ92→第1レジスタ9
0の順に伝送される。半導体装置において、第1乃至第
3レジスタ90〜92の出力信号は、それぞれ、上述し
た第1乃至第3選択信号として、インバータ回路68,
78,88に、すなわち、第1乃至第3遅延ユニット5
2,54,56に供給されている。
【0033】本実施形態の半導体装置は、図2に示す如
く、JTAGバウンダリスキャンテスト回路96を備えてい
る。JTAGバウンダリスキャンテスト回路96は、IEEE11
49.1aのサブセットであり、プロセッサボード上に実装
されたときのBGAパッケージの半田不良の検出を主目的
とする回路である。
【0034】JTAGバウンダリスキャンテスト回路96に
は、テストデータ入力端子TDI98、テストクロック端
子TCK100、テストモードセレクタ端子TMS102、テ
ストリセット端子TRST104およびテストデータ出力端
子TDO106が設けられている。上述した第3レジスタ
94のクロック入力端子および第1レジスタ90の出力
端子は、それぞれ、上記のテストクロック端子TCK10
0またはテストデータ出力端子106に導通している。
また、第3レジスタ94の信号入力端子は、マルチプレ
クサ106を介して上記のテストクロック端子TCK10
0に導通している。
【0035】JTAGバウンダリスキャンテスト回路96に
は、インストラクションデコーダ108、および、マル
チプレクサ110等の機能回路が内蔵されている。第3
レジスタ94の信号入力端子とテストデータ入力端子TD
I98との間に介在するマルチプレクサ106は、イン
ストラクションデコーダ108の指令に応じてTDI98
に入力されるテストデータを第3レジスタ94に供給す
る。
【0036】JTAGバウンダリスキャンテスト回路96に
は、使用者が内容を自由に定義し得る無定義モードが設
けられている。本実施形態において、JTAGバウンダリス
キャン回路96の無定義モードの一つは、選択信号設定
モードに割り当てられている。JTAGバウンダリスキャン
テスト回路96の指令設定において、上記の選択信号設
定モードが選択されると、インストラクションデコーダ
108によりマルチプレクサ106が動作状態とされ
る。
【0037】上記の状態が形成されると、テストクロッ
ク端子TCK102にクロック信号が入力される毎に、テ
ストデータ入力端子TDI98から入力されるテストデー
タが、順次第3〜第1レジスタ94〜90に向けて伝送
される状態が実現できる。従って、本実施形態の半導体
装置によれば、JTAGバウンダリスキャン回路96の指令
設定で選択信号設定モードを選択することにより、第1
乃至第3選択信号を任意に変更し得る状態が形成でき
る。
【0038】次に、図3を参照して、本実施形態の半導
体装置の動作について説明する。図3(A)および
(B)は、それぞれ、遅延回路50のインバータ回路5
8に入力される活性化信号の波形と、第1選択信号がハ
イ信号である場合に上記図1に示すノードB、すなわ
ち、第1遅延ユニット52の出力端子に現れる信号の波
形とを示す。また、図3(C)および(D)は、それぞ
れ、遅延回路50のインバータ回路58に入力される活
性化信号の波形と、第1選択信号がロー信号である場合
に上記図1に示すノードBに現れる信号の波形とを示
す。
【0039】上述の如く、第1選択信号がハイ信号であ
る場合、第1遅延ユニット52の出力端子には、インバ
ータチェーン62を通過した信号が到達する。この場
合、その出力信号がインバータチェーン62を通過する
ことに起因して、図3(A),(B)に示す如く、活性
化信号がローからハイに変化した後、ノードBの電位が
ローからハイに変化するまでに比較的長い遅延時間T1
が生ずる。
【0040】一方、第1選択信号がロー信号である場
合、第1遅延ユニット52の出力端子には、伝送線64
を通過した信号が到達する。この場合、その出力信号が
インバータチェーン62を通過しないため、図3
(C),(D)に示す如く、活性化信号がローからハイ
に変化した後、ノードBの電位がローからハイに変化す
るまでの遅延時間T2は比較的短時間となる。
【0041】このように、本実施形態の半導体装置によ
れば、第1遅延ユニット52が生成する遅延時間を、第
1選択信号の値に応じて2段階に切り換えることができ
る。同様に、本実施形態の半導体装置によれば、第2選
択信号の値、および、第3選択信号の値に応じて、第2
遅延ユニット54が発生する遅延時間、および、第3遅
延ユニット56が発生する遅延時間を、それぞれ2段階
に変化させることができる。このため、本実施形態の半
導体装置によれば、第1乃至第3選択信号の値を適当に
変化させることにより、遅延回路50が発生する遅延時
間を、容易に8段階に切り換えることができる。
【0042】本実施形態の半導体装置において、遅延回
路50が発生する遅延時間は、センスアンプ44が適切
なタイミングで活性化するように設定されることが望ま
しい。より具体的には、半導体装置の動作中に、メモリ
セル30から出力されるデータ信号がセンスアンプ44
に到達するタイミングでセンスアンプ44が活性化する
ように設定されることが望ましい。
【0043】上記の要求を満たすためには、遅延回路5
0の発生する遅延時間が、容易に他段階に変更し得るこ
とが好ましい。この点、本実施形態の半導体装置は、活
性化信号に与える遅延時間を容易に最適値に調整する上
で有利な構造を有している。以下、上記の利点を利用し
て、半導体装置の回路構成を決定する方法について説明
する。
【0044】図4は、本実施形態の半導体装置の回路構
成を決定する方法のフローチャートを示す。図4に示す
一連の工程は、半導体装置の回路構成を決定する段階で
実行される。図4に示す一連の工程においては、先ずス
テップ112の処理が実行される。
【0045】ステップ112では、JTAGバウンダリスキ
ャン回路96を利用して第1乃至第3選択信号を任意の
値に設定する処理が実行される。本ステップ112の処
理が実行されると、遅延回路50において、設定された
選択信号の組合せに対応する遅延時間が生成される。
【0046】ステップ114では、上記ステップ112
の処理により設定された遅延回路50の評価が実行され
る。本ステップ114において、遅延回路50は、メモ
リセル30から出力されるデータをセンスアンプ44が
確実に読みとることができ、かつ、半導体装置が高速で
データを出力できるほど優れていると判断される。
【0047】ステップ116では、最適な遅延回路が決
定されたか否かが判別される。その結果、未だ最適な遅
延回路が決定されていないと判別される場合は、再び上
記ステップ112の処理が実行される。一方、既に最適
な遅延回路が決定されていると判別される場合は、次に
ステップ118の処理が実行される。
【0048】ステップ118では、活性化信号が、常に
上記ステップ116で決定された最適な遅延回路を流通
するように、必要な回路処理が実行される。上記の処理
により半導体装置の回路構成を決定するための工程が終
了する。以後、半導体装置は、上記の如く決定された回
路構成が実現されるように製造される。上記の処理によ
れば、JTAGバウンダリスキャン回路の機能を利用して、
半導体装置の遅延回路の構成を容易に最適な構造に決定
することができる。このため、本実施形態の方法によれ
ば、高速で動作し、かつ、優れた省電力特性を示す半導
体装置を容易かつ安価に製造することができる。
【0049】ところで、上記の実施形態においては、遅
延回路50に、3つの遅延ユニット52〜56用いるこ
ととしているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、遅延回路50に用いる遅延ユニットの数は任意に決
定することができる。
【0050】上記の実施形態においては、第1乃至第3
遅延ユニット52〜56が前記請求項1記載の「遅延ユ
ニット」に、第1乃至第3レジスタ90〜94が前記請
求項1記載の「選択信号生成回路」に、それぞれ相当し
ている。
【0051】また、上記の実施形態においては、第1乃
至第3遅延ユニット52〜56を形成するステップが前
記請求項4記載の「遅延ユニット形成ステップ」に、第
1乃至第3レジスタ90〜94を形成するステップが前
記請求項4記載の「選択信号生成回路形成ステップ」
に、JTAGバウンダリスキャンテスト回路96を形成する
ステップが前記請求項4記載の「バウンダリスキャンテ
スト回路形成ステップ」に、それぞれ相当している。
【0052】更に、上記の実施形態においては、上記ス
テップ112〜116が前記請求項4記載の「最適経路
決定ステップ」に、また、上記ステップ118が前記請
求項5記載の「回路処理ステップ」に、それぞれ相当し
ている。
【0053】実施の形態2.次に、図5乃至図8を参照
して、本発明の実施の形態2の半導体装置について説明
する。図5および図6は、本実施形態の半導体装置の要
部の回路図を示す。尚、図5および図6において、上記
図1または図2に示す構成部分と同一の部分について
は、同一の符号を付してその説明を省略または簡略す
る。
【0054】図5に示す如く、本実施形態の半導体装置
は、遅延回路120を備えている。遅延回路120は、
2つのインバータ回路58,60と、第1および第2の
遅延ユニット52,54とを直列に接続することにより
実現されている。また、第1および第2の遅延ユニット
52,54には、それぞれ、インバータ回路68,78
が接続されている。
【0055】遅延回路120の入力側端部に配置される
インバータ回路58には、半導体装置が発生する活性化
信号が供給されている。一方、遅延回路120の出力側
端部に配置されるインバータ回路60は、センスアンプ
44に接続されている。上記の構成によれば、インバー
タ回路68,78を介して第1および第2遅延ユニット
52,54に供給する指令信号を変化させることによ
り、活性化信号の遅延時間を4通りに変化させることが
できる。
【0056】本実施形態の半導体装置において、インバ
ータ回路68,78には、それぞれ、OR回路122,1
24が接続されている。OR回路122には、最大遅延指
令信号Maxdelayと、第1選択信号とが供給されている。
一方、OR回路124には、最大遅延指令信号Maxdelay
と、第2選択信号とが供給されている。
【0057】図6は、最大遅延指令信号Maxdelayを生成
する信号生成回路126を示す。上述した2つのOR回路
122,124には、図6に示す信号生成回路126で
生成された最大遅延指令信号Maxdelayが供給される。信
号生成回路126は、第1乃至第4レジスタ128〜1
34を備えている。第1レジスタ128には、半導体装
置の入力ピンが接続されている。第1乃至第4レジスタ
128〜134は、半導体装置のクロック信号に同期し
て、入力ピンから入力される信号を順次伝送する。
【0058】図7(A)および(B)は、それぞれ、半
導体装置のクロック信号の波形と、最大遅延指令信号Ma
xdeleyをハイ信号とするために入力ピンに入力される信
号の波形とを示す。図7(A)および(B)に示す如
く、Maxdelayをハイ信号としようとする場合、入力ピン
には、クロック信号の1周期毎にハイ・ローレベルの反
転する信号が供給される。
【0059】上記図6に示す第1乃至第4レジスタ12
8〜134は、クロック信号の立ち上がりエッジを検知
して、それぞれ入力ピンまたは前段のレジスタから信号
を取り込む。従って、入力ピンに対して上記図7(B)
に示す信号が供給されると、第1乃至第4レジスタ12
8〜134には、ハイ信号とロー信号とが交互にラッチ
される。
【0060】上記図6に示す信号生成回路126におい
て、第1および第2レジスタ128,130の出力信号
はイクスクルーシブOR回路(Ex-OR回路)136に供給さ
れている。同様に、第3および第4レジスタ132,1
34の出力信号はEx-OR回路138に供給されている。
また、Ex-OR回路136,138の出力信号は、共にAND
回路140に供給されている。
【0061】第1乃至第4レジスタ128〜134がハ
イ信号とロー信号とを交互にラッチしている場合、Ex-O
R回路136,138の出力信号は共にハイ信号とな
る。従って、この場合、AND回路140の出力信号、す
なわち、最大遅延指令信号Maxdelayは、ハイ信号とな
る。一方、入力ピンに対する上記図7(B)に示す信号
の入力が停止されると、隣接する2つのレジスタに同じ
レベルの信号がラッチされる状態が形成される。この場
合、AND回路から出力されるMaxdelay信号はロー信号と
なる。このように、本実施形態の半導体装置によれば、
信号生成回路126の入力ピンに上記図7(B)に示す
信号を供給するか否かに応じて、最大遅延指令信号Maxd
elayをハイ信号またはロー信号に設定することができ
る。
【0062】本実施形態の半導体装置において、最大遅
延指令信号Maxdelayがハイ信号である場合、第1遅延ユ
ニット52は、インバータチェーン62を通過する信号
を次段の回路に供給する。同様に、この場合、第2遅延
ユニット54は、インバータチェーン72を通過する信
号を次段の回路に出力する。従って、Maxdelayがハイ信
号である場合、遅延回路120は、第1および第2選択
信号の状態に関わらず、常に最大の遅延時間を発生させ
る。
【0063】本実施形態の半導体装置において、遅延回
路120の遅延時間を最大に設定すると、センスアンプ
44が不当に早期に活性化する事態を確実に回避するこ
とができる。従って、遅延回路120の遅延時間を最大
に設定すると、センスアンプ44が、個々のメモリセル
から供給されるData信号および/Data信号を、確実に増
幅する状態が形成できる。
【0064】実施の形態1の場合と同様に、半導体装置
の遅延回路120が生成する遅延時間は、個々のメモリ
セルから出力される信号をセンスアンプ44が確実に増
幅することができる範囲で可能な限り短いことが望まし
い。本実施形態の半導体装置によれば、第1選択信号お
よび第2選択信号を適正に設定することで、上記の要求
を容易に満たすことができる。
【0065】一方、半導体装置において、メモリセルの
状態を正確に検査すためには、センスアンプ44がメモ
リセルの信号を確実に増幅する状況下でその検査が実行
されることが望ましい。本実施形態の半導体装置によれ
ば、最大遅延指令信号Maxdelayをハイ信号とすること
で、容易に上記の要求を満たすことができる。このた
め、本実施形態の半導体装置によれば、最適な遅延時間
を容易に設定する機能と、メモリセルの検査を正確に実
行する上で好適な状態を容易に形成する機能とを共に実
現することができる。
【0066】以下、本実施形態の半導体装置が備える利
点を利用して、半導体装置の正否を検査する方法につい
て説明する。図8は、本実施形態の半導体装置の検査工
程において実行される一連の処理のフローチャートを示
す。図8に示す一連の処理は、半導体装置の製造工程に
おいて、メモリセルの状態を検査するために実行され
る。図8に示す一連の処理においては、先ずステップ1
42の処理が実行される。
【0067】ステップ142では、最大遅延指令信号Ma
xdelayをハイ信号とする処理、具体的には、信号生成回
路126の入力ピンに上記図7(B)に示す信号を入力
する処理が実行される。
【0068】ステップ144では、センスアンプ44か
ら出力されるデータ信号の読み出し検査が実行される。
【0069】ステップ146では、上記ステップ144
で読み出されたデータ信号が適正であるか否かに基づい
て、対応するメモリセルの正否が判定される。上記の処
理により、1つのメモリセルに対する検査が終了する。
以後、上記ステップ144,146の処理を繰り返し実
行することにより、全てのメモリセルを対象とする検査
を、容易かつ正確に実現することができる。
【0070】また、本実施形態の半導体装置は、上記の
如く、第1および第2選択信号を適当に変更することで
容易に遅延回路120の遅延時間を変更し得る機能を備
えている。従って、本実施形態の半導体装置によれば、
回路構成の決定段階において、安価に、かつ短時間で最
適な回路構成を決定することができる。
【0071】ところで、上記の実施形態においては、半
導体装置にJTAGバウンダリスキャン回路が内蔵されてい
ないが、本発明は、これに限定されるものではなく、半
導体装置をBGAパッケージに収納する場合には、半導体
装置にJTAGバウンダリスキャン回路を内蔵させることと
してもよい。
【0072】尚、上記の実施形態においては、第1およ
び第2遅延ユニット52,54が前記請求項8記載の
「遅延ユニット」に、OR回路122,124が前記請求
項8記載の「指令信号生成回路」に、それぞれ相当して
いる。また、上記の実施形態においては、信号生成回路
126が前記請求項10記載の「最大遅延指令信号生成
回路」に相当している。
【0073】また、上記の実施形態においては、上記ス
テップ142が前記請求項12記載の「最大遅延指令ス
テップ」に、上記ステップ144が前記請求項12記載
の「データ検出ステップ」に、上記ステップ146が前
記請求項12記載の「良否判断ステップ」に、それぞれ
相当している。
【0074】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に示すような効果を奏する。請求項
1、2、4、5および6記載の発明によれば、半導体装
置の回路構成を決定する段階において、JTAGバウンダリ
スキャン回路の機能を利用して、容易に最適な遅延回路
構成を決定することができる。
【0075】請求項3および7記載の発明によれば、JT
AGバウンダリスキャン回路の入力端子を利用して、所定
ビット数の選択信号を容易に生成すること、すなわち、
遅延回路の構成を容易に変更することができる。
【0076】請求項8乃至10記載の発明によれば、最
適な遅延回路構成を容易に決定する機能と共に、メモリ
セルの検査を正確に実行するうえで好適な状態を容易に
形成する機能とを共に実現することができる。
【0077】請求項11記載の発明によれば、JTAGバウ
ンダリスキャン回路の機能を利用して、半導体回路の回
路構成決定段階において、最適な遅延回路構成を容易に
決定することができる。
【0078】請求項12記載の発明によれば、請求項8
乃至11記載の半導体装置が備える利点を利用して、セ
ンスアンプの前段の状態を容易に検査することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の半導体装置の要部の
回路図(その1)である。
【図2】 本発明の実施の形態1の半導体装置の要部の
回路図(その2)である。
【図3】図3(A)および(C)は図1に示す遅延回路
に供給される活性化信号の波形を示す図である。図3
(B)は、第1選択信号がハイ信号である場合に図1に
示すノードBに現れる信号の波形を示す図である。図3
(C)は、第1選択信号がロー信号である場合に図1に
示すノードBに現れる信号の波形を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態1の半導体装置の回路構
成を決定する段階で実行される一連の工程のフローチャ
ートである。
【図5】 本発明の実施の形態2の半導体装置の要部の
回路図(その1)である。
【図6】 本発明の実施の形態2の半導体装置の要部の
回路図(その2)である。
【図7】図7(A)は、図6に示す信号生成回路に供給
されるクロック信号の波形を示す図である。図7(B)
は、最大遅延指令信号をハイ信号とするために図6に示
す信号生成回路の入力ピンに供給される信号の波形を示
す図である。
【図8】 本発明の実施の形態2の半導体装置を対象と
する検査工程で実行される一連の処理のフローチャート
である。
【図9】 従来の半導体装置が備えるセンスアンプ10
の周辺の回路図である。
【図10】図10(A)は、半導体装置の内部回路が遅
延回路に供給する活性化信号の波形を示す図である。図
10(B)は、図9に示すノードAに現れる電位の変化
を示す図である。
【符号の説明】
44 センスアンプ、 50;120 遅延回路、
52〜56 第1乃至第3遅延ユニット、 62,
72,82 インバータチェーン、 96JTAGバウン
ダリスキャン回路、 122,124 OR回路。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活性化信号を受信することにより信号増
    幅が可能な状態となるセンスアンプと、 遅延時間の異なる複数の伝搬経路を形成することがで
    き、前記複数の伝搬経路のうち選択信号に対応する伝搬
    経路を介して前記活性化信号を伝搬する遅延ユニット
    と、 前記選択信号を複数生成し得る選択信号生成回路と、 所定指令に対応して前記選択信号生成回路を作動状態と
    するJTAGバウンダリスキャンテスト回路と、 を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記センスアンプは、メモリセルから出
    力される信号を増幅することを特徴とする請求項1記載
    の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記選択信号生成回路は、前記JTAGバウ
    ンダリスキャンテスト回路の信号入力端子に供給される
    信号を受けて所定ビット数の前記選択信号を生成するレ
    ジスタを備えることを特徴とする請求項1または2記載
    の半導体装置。
  4. 【請求項4】 活性化信号を受信することにより信号増
    幅が可能な状態となるセンスアンプを備える半導体装置
    の設計方法であって、 遅延時間の異なる複数の伝搬経路を形成することがで
    き、前記複数の伝搬経路のうち選択信号に対応する伝搬
    経路を介して前記活性化信号を伝搬する遅延ユニットを
    形成する遅延ユニット形成ステップと、 複数の選択信号を生成し得る選択信号生成回路を形成す
    る選択信号生成回路形成ステップと、 所定指令に対応して前記選択信号生成回路を作動状態と
    するJTAGバウンダリスキャンテスト回路を形成するバウ
    ンダリスキャンテスト回路形成ステップと、 前記JTAGバウンダリスキャンテスト回路の指令に従って
    選択された前記伝搬経路を評価することにより、最適な
    遅延時間を有する最適伝搬経路を決定する最適経路決定
    ステップと、 を備えることを特徴とする半導体装置の設計方法。
  5. 【請求項5】 前記遅延経路決定ステップにより最適伝
    搬経路が決定された後に、前記遅延ユニットが、常時前
    記最適伝搬経路を介して前記活性化信号を伝搬するよう
    に所望の回路処理を実行する回路処理ステップを備える
    ことを特徴とする請求項4記載の半導体装置の設計方
    法。
  6. 【請求項6】 前記センスアンプは、メモリセルから出
    力される信号を増幅することを特徴とする請求項4また
    は5記載の半導体装置の設計方法。
  7. 【請求項7】 前記選択信号生成回路は、前記JTAGバウ
    ンダリスキャンテスト回路の信号入力端子に供給される
    信号を受けて所定ビット数の前記選択信号を生成するレ
    ジスタを備えることを特徴とする請求項4乃至6の何れ
    か1項記載の半導体装置の設計方法。
  8. 【請求項8】 活性化信号を受信することにより信号増
    幅が可能な状態となるセンスアンプと、 遅延時間の異なる複数の伝搬経路を形成することがで
    き、前記複数の伝搬経路のうち指令信号に対応する伝搬
    経路を介して前記活性化信号を伝搬する遅延ユニット
    と、 最大の遅延時間を有する伝搬経路を前記活性化信号の伝
    搬経路とするために出力される所定の最大遅延指令信号
    と、任意の伝搬経路を前記活性化信号の伝搬経路とする
    ために出力される任意の選択信号との論理和を前記指令
    信号として前記遅延ユニットに供給する指令信号生成回
    路と、 を備えることを特徴とする半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記センスアンプは、メモリセルから出
    力される信号を増幅することを特徴とする請求項8記載
    の半導体装置。
  10. 【請求項10】 所定の信号を受けて前記最大遅延指令
    信号を生成する最大遅延指令信号生成回路を備えること
    を特徴とする請求項8または9記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 複数の選択信号を生成し得る選択信号
    生成回路と、 所定指令に対応して前記選択信号生成回路を作動状態と
    するJTAGバウンダリスキャンテスト回路と、 を備えることを特徴とする請求項10記載の半導体装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項8乃至11の何れか1項記載の
    半導体装置の検査方法であって、 前記指令信号生成回路に対して前記最大遅延指令信号を
    出力させる最大遅延指令ステップと、 前記最大遅延指令信号が出力されている間に前記センス
    アンプから出力される出力データを検出するデータ検出
    ステップと、 前記出力データに基づいて前記半導体装置の良否を判断
    する良否判断ステップと、 を備えることを特徴とする半導体装置の検査方法。
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