JP3803463B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体記憶装置に関し、例えば、データ記憶保持の動作マージン不足のメモリセル及びセンスアンプを検出する半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体記憶装置は、微細加工技術が年々進み、高集積化に伴い大容量化が年々進んでいる。一般にメモリセルの記憶情報量Qsは、(メモリセル記憶容量)×(メモリセル記憶電圧)である、Qs=Cs×Vcellで表される。
【0003】
図5は、従来例1の半導体記憶装置の構成を表す回路図を示している。本従来例1の半導体記憶装置は、メモリセルアレイ、センスアンプ、プリチャージ部を有して構成される。図5において、10はセンスアンプで、メモリセルはNチャネルエンハンスメント型MOSトランジスタ(以下、Nchトランジスタともいう)TN1(14)及びコンデンサC1(13)により構成されている。プリチャージ回路はNchトランジスタTN2〜4で構成されている。また、ビット線BLnA(11)およびBLnB(12)には複数のメモリセルが接続されており、この複数のメモリセルのNchトランジスタのゲートにはワード線である信号φWLm(m=1〜m)がビット線に交差するように接続されている。
【0004】
図6は、図5の従来例1の半導体記憶装置の回路動作を説明するためのタイミングチャートである。
図6の期間Aにおいて、プリチャージ信号φP(19)は、Nchトランジスタのスレッショルド電圧(以下、VTともいう)を越える十分高い高レベルの電圧である。このため、ビット線BLnA(11)とBLnB(12)は、プリチャージ信号φP(19)をゲート入力とするNchトランジスタTN2〜4により基準電位Vrefの電位に保持される。この時基準電位Vrefの電位量は、電源電圧(以下、Vccという)と接地電位(以下、GNDという)の間の電位と仮定する。その後プリチャージ信号φPは、高レベルからNchトランジスタのVT以下の低レベルの電位になる。
【0005】
図6の期間Bにおいて、メモリセルを選択する信号φWL1(22)が低レベルから高レベルとなり、信号φWL1(22)をゲート入力とするNchトランジスタTN1が活性化され、コンデンサC1(13)に保持された電荷がビット線BLnA(11)に出力される。この時、コンデンサC1(13)に高レベルの電位が充電されていたと仮定しビット線BLnA側の動作を説明すると、図6に示されるように基準電位Vrefに対し△Vの電位上昇がビット線BLnAに生じる。
【0006】
図6の期間Cにおいて、センスアンプ10を活性化する信号φSEが低レベルから高レベルになり、センスアンプ10はビット線BLnAとBLnBの差電位を比較増幅するため、ビット線BLnAはVccに、ビット線BLnBはGNDに電位増幅される。
【0007】
また、従来例2の特開平3−209688号公報の半導体記憶装置でも、読み出し動作時にビット線間の電位差を低下させ、データ記憶保持の動作マージンの小さいメモリセルを検出しテスト時間を短縮することを提案している。しかし、本従来例2では、一方のビット線に充電するN型電解効果トランジスタ3のゲート電位を(VBL+β)にして、プリチャージ期間中においてビット線対間に電位差を生じさせるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記に構成されている従来例1の半導体記憶装置は、メモリセルの大容量化に伴いテスト時間が長大化する。特に微細加工が進んだため、メモリセル内で生じる寄生抵抗、寄生容量、寄生トランジスタ等の寄生素子によるメモリセルアレイの動作への影響が大きくなり、多数の種類のメモリセルパターンと動作タイミングの試験を行わなければならない。そのため、テスト時間の更なる増大も大きな問題になっている。
【0009】
従来例2の半導体記憶装置は、製造時にこのN型電解効果トランジスタ3のVTがばらつくことで、複数のビット線対間の電位差もばらつく。このため、初期の電位差を安定化することができず、マージンの小さいメモリセルのみを検出することは困難である。また、ビット線BLnが高レベルの時、N型電解効果トランジスタ3のゲート電位が(VBL+β)であるため、ビット線BLnの電位が低下するのに長い時間が必要になり、ビット線間に安定した差電位を提供することが困難である。
【0010】
本発明は、マージンの小さなメモリセル、すなわち記憶容量または記憶電圧の少ないメモリセルを、またビット線対間の差電位の増幅感度の低いセンスアンプを簡易に検出し、テスト時間を短縮化した半導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、請求項に記載の発明の半導体記憶装置は、ビット線のプリチャージ完了後にワード線を選択し、この選択されたメモリセルの情報としてビット線の電位をセンスアンプで増幅してメモリセルに保持されている情報を読み出す半導体記憶装置であり、この半導体記憶装置は通常動作モードでの読み出しとテスト動作モードでの読み出し動作との相互にタイミングの異なる2種類を備え、プリチャージ完了後からのセンスアンプの活性化タイミングは、通常動作モードでの読み出しの時のタイミングよりもテスト動作モードでの読み出しの時のタイミングの方を早くし、データ記憶保持の動作マージンの小さなメモリセルの有無を検出するテストを可能としたことを特徴としている。
【0013】
請求項に記載の発明の半導体記憶装置は、ビット線のプリチャージ完了後にワード線を選択し、この選択されたメモリセルの情報としてビット線の電位をセンスアンプで増幅してメモリセルに保持されている情報を読み出す半導体記憶装置であり、この半導体記憶装置は通常動作モードでの読み出しとテスト動作モードでの読み出し動作との相互にタイミングの異なる2種類を備え、ワード線の選択後からのセンスアンプの活性化タイミングは、通常動作モードでの読み出しの時のタイミングよりもテスト動作モードでの読み出しの時のタイミングの方を早くし、データ記憶保持の動作マージンの小さなメモリセルの有無を検出するテストを可能としたことを特徴としている。
【0014】
また、上記のプリチャージの完了タイミングおよびワード線の選択タイミングは通常動作モードとテスト動作モードとで同じであるとするとよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に添付図面を参照して本発明による半導体記憶装置の実施の形態を詳細に説明する。図1〜図4を参照すると本発明の半導体記憶装置の実施形態が示されている。図1および図2は第1の実施形態、図3および図4は第2の実施形態を表す。そして、図1および図3は、各実施形態の半導体記憶装置の回路構成例を示すブロック図であり、図2および図4は動作例を表したタイミングチャートである。
【0019】
[第1の実施形態]
図1において、1はセンスアンプで複数のビット線BLnA(n=1〜n),BLnB(n=1〜n)が接続されている。メモリセル7は、NchトランジスタTN1(34)とコンデンサC1(33)により構成され、このメモリセル7のNchトランジスタTN1(34)のゲートには、ワード線である信号φWL1(41)が接続されている。また、ビット線BLnA(31)およびBLnB(32)には、複数のメモリセル7が接続されており、この複数のメモリセル7のNchトランジスタのゲートには、ワード線である信号φWLm(但し、mは2以上の自然数)がビット線に交差するように接続されている。
【0020】
基準電位を伝達する基準電位伝達手段(または、プリチャージ回路ともいう)は、基準電位発生回路6とNchトランジスタTN2〜TN4で構成されている。このプリチャージ回路を構成するNchトランジスタTN2〜TN4の各々のゲートには、プリチャージ信号φP(39)が接続されている。NchトランジスタTN2(35)はビット線BLnA(31)とビット線BLnB(32)の間に接続され、NchトランジスタTN3はビット線BLnA(31)と基準電位Vref(38)の間に接続され、NchトランジスタTN4(37)はビット線BLnB(32)と基準電位Vref(38)の間に接続されている。センスアンプ1は信号φSE(40)によりセンス時間制御回路4に接続され、センス時間制御回路4はφTによりテストモード判定回路3に接続される。
【0021】
次に図1の半導体記憶装置の回路の動作について説明する。本第1の実施形態の半導体記憶装置には、通常動作モードとテスト動作モードの2種類がある。通常動作モードとテスト動作モードの識別は、半導体記憶装置の外部からの信号情報を入力し、テストモード判定回路3が識別信号φTを出力することにより行う。
【0022】
<通常動作モード>
通常動作モードにおける基本動作は、図6に示した従来例の動作と同様となる。つまり、図1のテストモード判定回路3が、通常動作モードである情報を信号φTに出力したとき、センス時間制御回路4は、センスアンプ1を活性化させる信号φSEをワード線活性化から期間B後に活性化するようセットする。この時のタイムチャートは以下に説明する通りの図6に示した従来例1と同様となる。
【0023】
図6の期間Aにおいて、プリチャージ信号φPは、高レベルであるため、ビット線BLnAとBLnBは、プリチャージ信号φPをゲート入力とするNchトランジスタTN2〜TN4により、基準電位Vrefの電位に保持される。この時Vrefの電位は、VccとGNDの間の電位と仮定する。その後プリチャージ信号φPは、高レベルから低レベルになる。
【0024】
図6の期間Bにおいて、メモリセル7を選択する信号φWL1が低レベルから高レベルとなり、信号φWL1をゲート入力とするNchトランジスタTN1(34)が活性化され、コンデンサC1(33)に保持された電荷がビット線BLnA(31)に出力される。この時、コンデンサC1に高レベルの電位が充電されていたと仮定しビット線BLnA側の動作を説明すると、図6に示されるように、基準電位Vrefに対し△Vの電位上昇がビット線BLnAに生じる。
【0025】
図6の期間Cにおいて、センスアンプ1を活性化する信号φSEが低レベルから高レベルになり、センスアンプ1はビット線BLnAとBLnBの差電位を比較増幅するため、ビット線BLnAはVccに、ビット線BLnBはGNDに電位増幅される。
【0026】
<テスト動作モード>
次に半導体記憶装置外部の信号情報を入力するテストモード判定回路3が、テスト動作モードである情報を信号φTに出力したとき、センス時間制御回路4は、センスアンプ1を活性化させる信号φSEをワード線活性化から期間D後に活性化するようセットする。この時のタイムチャートは図2のようになる。
【0027】
図2の期間Aにおいて、プリチャージ信号φP(39)は高レベルであるため、ビット線BLnAとBLnBは、プリチャージ信号φPをゲート入力とするNchトランジスタTN2〜TN4により、基準電位Vrefの電位に保持される。この時Vrefの電位は、VccとGNDの間の電位と仮定する。その後プリチャージ信号φPは、高レベルから低レベルになる。
【0028】
図2の期間Dにおいて、メモリセル7を選択する信号φWL1(41)が低レベルから高レベルとなり、信号φWL1をゲート入力とするNchトランジスタTN1が活性化され、コンデンサC1(33)に保持された電荷がビット線BLnAに出力される。この時、コンデンサC1に高レベルの電位が充電されていたと仮定しビット線BLnA側の動作を説明すると、図2に示されるように基準電位Vrefに対し(△V−γ)の電位上昇がビット線BLnAに生じる。
【0029】
図2の期間D’と期間Cにおいて、センスアンプ1を活性化する信号φSEが低レベルから高レベルになり、センスアンプ1はビット線BLnAとBLnBの差電位(△V−γ)を比較増幅する。このとき信号φSEの活性化時期が通常動作モードの時より期間D’だけ早いため、メモリセル7から出力される信号電位がγだけ低減されて、センスアンプ1の増幅が開始される。上記の電位差(△V−γ)がセンスアンプ1の検出し得る最小の電位差以上だった場合、その後ビット線BLnAはVccに、ビット線BLnBはGNDに電位増幅される。
【0030】
この期間D’と期間Cに、マージンの小さいメモリセル7の記憶情報が読み出された場合、よりビット線に出力する信号電位も小さくなり、センスアンプ1の検出し得る最小の電位差以下となり、誤増幅動作が行われ、ビット線BLnAはGND、ビット線BLnBはVccになる。
【0031】
このように、この実施形態においては、従来よりも読み出しの条件が厳しくなり、マージンの小さいメモリセルやセンスアンプを容易に見つけ出すことができるという利点を有する。
【0032】
[第2の実施形態]
図3は、本発明の第2の実施形態を示す半導体記憶装置の回路図である。
図3において、1はセンスアンプであり複数のビット線BLnA(n=1〜n),BLnB(n=1〜n)が接続されている。メモリセル7はNchトランジスタTN1(34)とコンデンサC1(33)により構成され、このメモリセル7のNchトランジスタTN1(34)のゲートにはワード線である信号φWL1(41)が接続されている。また、ビット線BLnA,BLnBには、複数のメモリセル7が接続されており、この複数のメモリセル7のNchトランジスタのゲートには、ワード線である信号φWLm(m=2〜m)がビット線に交差するように接続されている。
【0033】
プリチャージ回路はNchトランジスタTN2〜4で構成されており、各々のゲートにはプリチャージ信号φP(39)が接続されている。NchトランジスタTN2(35)はビット線BLnA(31)とビット線BLnB(32)の間に接続され、NchトランジスタTN3(36)はビット線BLnAと基準電位Vrefの間に接続され、NchトランジスタTN4はビット線BLnBと基準電位Vrefの間に接続されている。
【0034】
2は基準電位変圧器であり変圧信号発生回路21と信号φDL,φDLBとコンデンサC2(42),C3(43)で構成される。信号φDL,φDLBは、変圧信号発生回路21に接続され、コンデンサC2(42)の両端は信号φDLとビット線BLnBに接続され、コンデンサC3の両端は信号φDLBとビット線BLnAに接続される。上記の変圧信号発生回路21は、信号φTA,φTBによりテストモード判定回路5に接続される。
【0035】
次に図3の実施例の回路の動作について図4と図6を用いて説明する。
半導体記憶装置外部の信号情報を入力するテストモード判定回路5が、通常動作モードである情報を信号φTA,φTBに出力したとき、変圧信号発生回路21は動作を行わず、信号φDL,φDLBは所定の電位に保持される。この時のタイムチャートは従来例と同様に図6のようになる。
【0036】
<通常動作モード>
以下、通常動作モードの場合の動作は図1の通常動作モードの動作説明と同様であるため説明を省略する。
【0037】
<テスト動作モード>
次に半導体記憶装置外部の信号情報を入力するテストモード判定回路5が、テスト動作モードである情報を信号φTA,φTBに出力したとき、変圧信号発生回路21は動作可能となり、信号φDL,φDLBは低レベルに設定される。この時のタイムチャートは図4のようになる。
【0038】
図4の期間Aにおいて、プリチャージ信号φPは、高レベルであるため、ビット線BLnAとBLnBは、プリチャージ信号φPをゲート入力とするNchトランジスタTN2〜TN4により、基準電位Vrefの電位に保持される。この時Vrefの電位は、VccとGNDの間の電位と仮定する。その後プリチャージ信号φPは、高レベルから低レベルになる。
【0039】
図4の期間Bにおいて、メモリセル7を選択する信号φWL1及びφDLが低レベルから高レベルとなり、信号φWL1をゲート入力とするNchトランジスタTN1が活性化され、コンデンサC1に保持された電荷がビット線BLnAに出力され、ビット線BLnBは一端をφDLに接続されるコンデンサC2により基準電位Vrefより電位β高い(Vref+β)の電位に基準電圧が変圧される。この時、コンデンサC1に高レベルの電位が充電されていたと仮定すると、ビット線BLnA側の動作は、図4に示されるように、基準電位Vrefに対し△V高い(Vref+△V)の電位がビット線BLnAに生じる。このときビット線間の電位差は、(Vref+△V)−(Vref+β)=(△V−β)となる。
【0040】
図4の期間Cにおいて、センスアンプ1を活性化する信号φSE(40)が低レベルから高レベルになり、センスアンプ1はビット線BLnAとBLnBの差電位(△V−β)を比較増幅する。上記の電位差(△V−β)がセンスアンプの検出し得る最小の電位差以上だった場合、ビット線BLnAはVccに、ビット線BLnBはGNDに、センスアンプ1により電位増幅される。この期間Cに、動作マージンの小さいメモリセル7の記憶情報が読み出された場合、よりビット線に出力する信号電位も小さくなり、センスアンプ1の検出し得る最小の電位差以下となり、誤増幅動作が行われ、ビット線BLnAはGNDに、ビット線BLnBはVccになる。
【0041】
また、本第2の実施形態では、テストモード判定回路3の出力によって、変圧信号発生回路21の出力信号φDL,φDLBの極性を図4の点線の波形に変更することで、メモリセルの低レベル出力時のビット線間の差電位を小さくすることが可能となる。
【0042】
このように、第2の実施形態においては、従来よりも読み出しの条件が厳しくなり、マージンの小さいメモリセルやセンスアンプ1を容易に見つけ出すことができるという利点を有する。
【0043】
上記実施形態の半導体記憶装置によれば、センスアンプの活性化時期を早めることにより、センスアンプに接続されたビット線対の差電位を小さくでき、増幅可能な最小の電位差に近づけることで、マージンの小さなメモリセルやセンスアンプを検出することができる。
【0044】
また、センスアンプに接続されたビット線対のうち一方のビット線の基準電位に変圧を加えることにより、センスアンプに接続されたビット線対の差電位を小さくでき、増幅可能な最小の電位差に近づけることで、マージンの小さなメモリセルやセンスアンプを検出することができる。
【0045】
尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。たとえば、上記の各実施形態においては、Nchトランジスタを用いて説明したが、Pチャネルエンハンスメント型MOSトランジスタとしても同様の作用・効果が得られる。
【0046】
【発明の効果】
以上の説明より明かなように、請求項1に記載の発明の半導体記憶装置は、ビット線のプリチャージ完了後にワード線を選択し、この選択されたメモリセルの情報としてビット線の電位をセンスアンプで増幅してメモリセルに保持されている情報を読み出し、通常動作モードでの読み出しとテスト動作モードでの読み出し動作との相互にタイミングの異なる2種類を備え、プリチャージ完了後からのセンスアンプの活性化タイミングは、通常動作モードでの読み出しの時のタイミングよりもテスト動作モードでの読み出しの時のタイミングの方を早くし、データ記憶保持の動作マージンの小さなメモリセルの有無を検出するテストを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体記憶装置の第1の実施形態のプリチャージ部の回路構成例を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態の動作例を示すタイミングチャートである。
【図3】本発明の半導体記憶装置の第2の実施形態のプリチャージ部の回路構成例を示すブロック図である。
【図4】第2の実施形態の動作例を示すタイミングチャートである。
【図5】従来の半導体記憶装置のプリチャージ部の回路構成例を示すブロック図である。
【図6】従来の通常動作モードにおける基本動作例を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 センスアンプ
2 基準電位変圧器
3 テストモード判定回路
4 センス時間制御回路
5 テストモード判定回路
6 基準電位発生回路
7 メモリセル
21 変圧信号発生回路
11,31 ビット線・BLnA
12,32 ビット線・BLnB
13,33 コンデンサ・C1
14,34 Nチャンネルエンハンスメント型MOSトランジスタTN1
15,35 Nチャンネルエンハンスメント型MOSトランジスタTN2
16,36 Nチャンネルエンハンスメント型MOSトランジスタTN3
17,37 Nチャンネルエンハンスメント型MOSトランジスタTN4
18,38 基準電位・Vref
19,39 プリチャージ信号・φP
20,40 センスアンプを活性化する信号・φSE
22,41 メモリセルを選択する信号・φWL1
42 コンデンサ・C2
43 コンデンサ・C3

Claims (3)

  1. ビット線のプリチャージ完了後にワード線を選択し、該選択されたメモリセルの情報として前記ビット線の電位をセンスアンプで増幅してメモリセルに保持されている情報を読み出す半導体記憶装置において、
    前記半導体記憶装置は通常動作モードでの読み出しとテスト動作モードでの読み出し動作との相互にタイミングの異なる2種類を備え、
    前記プリチャージ完了後からの前記センスアンプの活性化タイミングは、前記通常動作モードでの読み出しの時のタイミングよりも前記テスト動作モードでの読み出しの時のタイミングの方を早くし、
    データ記憶保持の動作マージンの小さなメモリセルの有無を検出するテストを可能としたことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. ビット線のプリチャージ完了後にワード線を選択し、該選択されたメモリセルの情報として前記ビット線の電位をセンスアンプで増幅してメモリセルに保持されている情報を読み出す半導体記憶装置において、
    前記半導体記憶装置は通常動作モードでの読み出しとテスト動作モードでの読み出し動作との相互にタイミングの異なる2種類を備え、
    前記ワード線の選択後からの前記センスアンプの活性化タイミングは、前記通常動作モードでの読み出しの時のタイミングよりも前記テスト動作モードでの読み出しの時のタイミングの方を早くし、
    データ記憶保持の動作マージンの小さなメモリセルの有無を検出するテストを可能としたことを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 前記プリチャージの完了タイミングおよび前記ワード線の選択タイミングは前記通常動作モードと前記テスト動作モードとで同じであることを特徴とする請求項1及び2のいずれかに記載の半導体記憶装置。
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