JPH1131842A - 半導体発光素子 - Google Patents

半導体発光素子

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JPH1131842A
JPH1131842A JP18485197A JP18485197A JPH1131842A JP H1131842 A JPH1131842 A JP H1131842A JP 18485197 A JP18485197 A JP 18485197A JP 18485197 A JP18485197 A JP 18485197A JP H1131842 A JPH1131842 A JP H1131842A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁基板上にチッ化ガリウム系化合物半導体
が積層される半導体発光素子においても、n形層3とn
側電極9とのオーミックコンタクト特性を向上させて順
方向電圧を低下させ、発光効率が高い半導体発光素子を
提供する。 【解決手段】 基板1と、該基板上に発光層を形成すべ
くn形層3およびp形層5を含むチッ化ガリウム系化合
物半導体層が積層される半導体積層部10と、該半導体
積層部のn形層およびp形層にそれぞれ電気的に接続し
て設けられるn側電極9およびp側電極8とを有し、前
記n形層3は、前記n側電極が設けられる部分のキャリ
ア濃度が前記発光層に接する部分のキャリア濃度より大
きくなるように、少なくともn形第1層3aとn+ 形第
2層3bとを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板上にチッ化ガリ
ウム系化合物半導体層が積層される半導体発光素子に関
する。さらに詳しくは、n側電極とn形層とのオーミッ
クコンタクトを良好にして順方向電圧を下げ得る半導体
発光素子に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば青色系の半導体発光素子は、図
4にその発光素子チップ(以下、LEDチップという)
の一例の概略図が示されるように、サファイアからなる
絶縁性の基板21上に、たとえばn形のGaNがエピタ
キシャル成長されたn形層(クラッド層)23と、バン
ドギャップエネルギーがクラッド層のそれよりも小さく
なる材料、たとえばInGaN系(InとGaの比率が
種々変わり得ることを意味する、以下同じ)化合物半導
体からなる活性層24と、p形のGaNからなるp形層
(クラッド層)25とが積層されている。そして、その
表面に図示しない拡散メタル層などを介してp形層25
に電気的に接続するようにp側電極28が設けられてい
る。そして、積層された半導体層の一部がエッチングさ
れて露出するn形層23と電気的に接続するようにn側
電極29が設けられることにより、LEDチップが形成
されている。
【0003】この種の半導体発光素子は、活性層24を
挟持するn形層23およびp形層25は、活性層24へ
のキャリアの閉込め効果などの点から、そのキャリア濃
度が最適になるように設定されており、たとえばn形層
23のキャリア濃度は1018cm-3オーダの一定のキャ
リア濃度でn形層23が形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
チッ化ガリウム系化合物半導体を用いた半導体発光素子
では、そのn形層のキャリア濃度は発光特性に最適なキ
ャリア濃度に設定されて、n形層の下から上まで一様な
キャリア濃度に形成されている。そしてエッチングによ
り露出するn形層の一部に接続するようにn側電極が設
けられている。しかし、n側電極が設けられるn形層の
キャリア濃度は、電極とのオーミックコンタクトを得る
ためには大きいほど好ましく、1×1019cm-3程度以
上が好ましい。そのため、前述のように発光特性から制
限されたキャリア濃度の半導体層に電極を形成すると、
充分なオーミックコンタクトを得ることができず、順方
向電圧の上昇の一因になっている。
【0005】従来のたとえばAlGaInP系化合物半
導体などからなる半導体発光素子においては、半導体基
板上に発光層を形成すべく半導体積層部が設けられるた
め、n形層がキャリア濃度の大きい半導体基板と接続さ
れて半導体基板に電極が設けられるため、発光特性に最
適なキャリア濃度に合わせてn形層が形成されても何等
の問題がないが、チッ化ガリウム系化合物半導体はサフ
ァイア基板上に積層されるため、そのn形層に直接電極
が設けられ、前述のようにオーミック接触が充分に得ら
れないという問題がある。しかも、良好なオーミックコ
ンタクトを得にくい中で少しでもオーミックコンタクト
を良好にするため、電極材料も限定されて、その選択余
地が少ないという問題もある。
【0006】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、絶縁基板上にチッ化ガリウム系化合
物半導体が積層される半導体発光素子においても、発光
層に接する部分では発光特性に最適なキャリア濃度を維
持しながら、n形層とn側電極とのオーミックコンタク
ト特性を向上させて順方向電圧を低下させ、発光効率を
向上させると共に、電極材料の選択余地を拡大すること
ができる半導体発光素子を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体発光
素子は、基板と、該基板上に発光層を形成すべくn形層
およびp形層を含むチッ化ガリウム系化合物半導体層が
積層される半導体積層部と、該半導体積層部のn形層お
よびp形層にそれぞれ電気的に接続して設けられるn側
電極およびp側電極とを有し、前記n形層は、前記n側
電極が設けられる部分のキャリア濃度が前記発光層に接
する部分のキャリア濃度より大きくなるように形成され
ている。この構造にすることにより、発光特性に影響を
及ぼすことなくn形層とn側電極とのオーミックコンタ
クトを良好にとることができ、順方向電圧を下げること
ができる。
【0008】ここにチッ化ガリウム系化合物半導体と
は、III 族元素のGaとV族元素のNとの化合物または
III 族元素のGaの一部がAl、Inなどの他のIII 族
元素と置換したものおよび/またはV族元素のNの一部
がP、Asなどの他のV族元素と置換した化合物からな
る半導体をいう。また、発光層とは活性層をn形層とp
形層とで挟持するダブルへテロ接合構造にあっては活性
層を、pn接合構造ではpn接合近傍の発光部を意味す
る。
【0009】前記n側電極は、前記積層された半導体層
の一部が前記発光層を越えてエッチングされることによ
り露出する前記キャリア濃度の大きい領域のn形層に設
けられてたり、前記半導体積層部が形成される前記基板
の少なくとも一部が除去されることにより露出する前記
キャリア濃度の大きい領域のn形層に設けられる。この
基板が除去される場合、基板上にキャリア濃度が小さい
バッファ層が存在する場合はそのバッファ層もエッチン
グにより除去される。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら本発
明の半導体発光素子について説明をする。
【0011】本発明の半導体発光素子は、たとえば図1
に示されるように、サファイア(Al2 3 単結晶)な
どからなる絶縁性の基板1の表面に発光層を形成する半
導体積層部10が形成されて、その表面側のp形層5
に、図示しない拡散メタル層を介してp側電極8が電気
的に接続されている。また、半導体積層部10の一部が
除去されて露出するn形層3に電気的に接続されるよう
にn側電極9が形成されている。本発明では、たとえば
図1に示されるように、n形層3が、発光特性に適した
キャリア濃度で活性層4に接するn形第1層3aと、オ
ーミックコンタクトに適するキャリア濃度の大きいn+
形第2層3bと、キャリア濃度が任意のn形第3層3c
とからなっており、活性層4(発光層)に接するn形第
1層3aのキャリア濃度よりキャリア濃度が大きいn+
形第2層3bにn側電極9が設けられていることに特徴
がある。
【0012】このようなn形層3を形成するには、n形
層3をエピタキシャル成長する際に、導入するドーパン
トの量を調整することにより得られる。すなわち、たと
えばMOCVD法により半導体層を積層する場合、所望
の半導体層にするための反応ガスと共に導入するドーパ
ントガスのたとえばSiH4 の流量を多くすればキャリ
ア濃度を大きくすることができ、SiH4 の流量を少な
くすることによりキャリア濃度を小さくすることができ
る。そのため、バッファ層2上にたとえばキャリア濃度
が1×1017cm-3程度になるようにn形第3層3cを
1〜2μm程度エピタキシャル成長した後に、ドーパン
トガスSiH4 の流量を多くしてさらに成長を続け、キ
ャリア濃度が1×1019〜5×1019cm-3程度のn+
形第2層3bを2〜3μm程度成長し、さらにドーパン
トガスSiH4 の流量を減らして成長を続け、キャリア
濃度が1×1018〜3×1018cm-3程度のn形第1層
3aを1〜2μm程度成長することにより得られる。
【0013】なお、n形第1層3aの厚さは、キャリア
の閉込め作用をする程度に設けられればよく、少なくと
も0.5μm程度あればよい。また、n+ 形第2層3b
は、エッチングにより露出させた表面にオーミックコン
タクトが得られるように電極を設ける必要があるため、
2μm程度以上設けられることが好ましい。n形第3層
3cのキャリア濃度は大きくても小さくてもよく、ドー
パントがドープされていなくてもよい。したがって、こ
のn形第3層はなくてn形第1層3aと、n+形第2層
3bとからのみなっていても、n形第1層3aが活性層
4に接しており、n+ 形第2層3bにn側電極9が設け
られる構造になっておればよい。
【0014】半導体積層部10は、たとえばGaNから
なる低温バッファ層2が0.01〜0.2μm程度、クラ
ッド層となるn形のGaNおよび/またはAlGaN系
(AlとGaの比率が種々変わり得ることを意味する、
以下同じ)化合物半導体からなり、少なくともn形第1
層3aおよびn+ 形第2層3bを有する前述の構造のn
形層3、バンドギャップエネルギーがクラッド層のそれ
よりも小さくなる材料、たとえばInGaN系化合物半
導体からなる活性層4が0.05〜0.3μm程度、およ
びp形のAlGaN系化合物半導体層および/またはG
aN層からなるp形層(クラッド層)5が0.2〜1μ
m程度、基板1上にそれぞれ順次積層されることにより
構成されている。なお、AlGaN系化合物半導体は、
キャリアの閉込め効果を向上させるため、n形およびp
形のクラッド層の活性層4側に設けられる場合がある。
したがって、n形第1層3aをAlGaN系化合物半導
体層で、n+ 形第2層をGaN層で形成することもでき
る。
【0015】半導体積層部10のp形層5に図示しない
拡散メタル層を介して電気的に接続されるように、たと
えばTiとAuの積層構造からなるp側電極8が設けら
れ、半導体積層部10の一部がエッチングにより除去さ
れて露出するn+ 形第2層3bに、たとえばTiとAl
の合金層からなるn側電極9が設けられ、ウェハからチ
ップ化されて本発明のLEDチップが形成されている。
【0016】この半導体発光素子を製造するには、たと
えば有機金属化学気相成長法(MOCVD法)により、
キャリアガスのH2 と共にトリメチリガリウム(TM
G)、アンモニア(以下、NH3 という)などの反応ガ
スおよびn形のドーパントガスとしてのSiH4 などを
供給して、まず、たとえばサファイアからなる絶縁基板
1上に、たとえば400〜600℃程度の低温で、Ga
N層からなる低温バッファ層2を0.01〜0.2μm程
度、ドーパントガスSiH4 の流量を全体のガス量に対
して0〜1×10-4vol%程度にして同じ組成でキャ
リア濃度が1×1017cm-3程度のn形第3層3cを2
μm程度成長し、ついでSiH4 の流量を1×10-2
ol%程度にしてキャリア濃度が1×1019cm-3程度
のn+ 形第2層3bを3μm程度、さらにSiH4 の流
量を1×10-3vol%程度にしてキャリア濃度が1×
1018cm-3程度のn形第1層3aを2μm程度それぞ
れ成長する。さらに反応ガスとしてトリメチルインジウ
ム(TMIn)を追加し、InGaN系化合物半導体か
らなる活性層4を0.05〜0.3μm程度成膜する。
【0017】ついで、反応ガスのTMInをトリメチル
アルミニウム(TMA)に変更し、ドーパントガスとし
てたとえばジメチル亜鉛(DMZnを導入して、キャリ
ア濃度が1×1017〜1×1018cm-3程度のp形のA
lGaN系化合物半導体層およびTMAを止めてp形の
GaN層をそれぞれ0.1〜0.5μm程度づつ積層し、
p形層5を形成する。
【0018】その後、たとえばNiおよびAuを蒸着し
てシンターすることにより拡散メタル層を2〜100n
m程度形成する。ついで、n側電極9を形成するためn
+ 形第2層3bが露出するように、積層された半導体積
層部10の一部を塩素ガスなどによる反応性イオンエッ
チングによりエッチングをする。そして、真空蒸着など
により金属膜を設け、シンターすることによりp側電極
8およびn側電極9を形成し、チップ化する。その結
果、図1に示される半導体発光素子が得られる。
【0019】本発明の半導体発光素子によれば、発光層
(図1の例では活性層4)側のn形層はそのキャリア閉
込めに最適なキャリア濃度のn形第1層で形成されなが
ら、n側電極が設けられる部分はキャリア濃度が大きい
+ 形第2層により形成されているため、優れた発光特
性を有しながら良好なオーミックコンタクトで電極を設
けることができる。なお、p側電極は拡散メタル層を介
して設けられるため、オーミックコンタクトのためのp
形層のキャリア濃度は余り問題にならない。その結果、
接触抵抗が下がり、順方向電圧Vf の低い半導体発光素
子が得られ、発光効率が向上すると共に、電源電圧を低
くすることができる。
【0020】前述の例では、n側電極9としてTiとA
lとの合金層を用いたが、n側電極9が設けられるn形
層3の部分のキャリア濃度が大きく、オーミックコンタ
クト特性が向上するため、他のTi-Au、Ni-Au、
Ti-Pt、Au、Ptなどを用いることもできる。
【0021】図2は図1の変形例を示す半導体発光素子
のチップの断面形状を示す図である。すなわち、この例
はn側電極9を半導体積層部10の一部をエッチング除
去してn形層3を露出させるのではなく、基板1の一部
をエッチングにより除去してn+ 形第2層3bを露出さ
せ、基板1側にn側電極9が設けられている。この場
合、n形第3層はない方が好ましいが、キャリア濃度が
小さいn形第3層が設けられている場合は、基板1のエ
ッチングの際にn形第3層までエッチングをしてn+
第2層3bが露出するようにコンタクト孔1aを設けれ
ばよい。なお、図1と同じ部分には同じ符号を付してそ
の説明を省略する。
【0022】図3はさらに他の変形例を示す図で、この
例はp側電極8側にAlなどからなる金属板11が設け
られて新たな基板とされると共に、半導体層を積層する
際のサファイア基板は研磨などにより除去され、その除
去により露出したn+ 形第2層3bにn側電極9が設け
られているものである。このような構造の半導体発光素
子においても、n形層3が活性層4側にキャリア濃度が
発光特性に合わせて形成されたn形第1層3aと、n側
電極9が設けられる側にキャリア濃度が大きいn+ 形第
2層3bが設けられることにより、前述と同様の効果が
得られる。なお、図1と同じ部分には同じ符号を付して
その説明を省略する。
【0023】以上の各例では、n形層3とp形層5とで
活性層4が挟持され、活性層4を発光層としたダブルヘ
テロ接合構造であるが、n形層とp形層とが直接接合す
るpn接合構造の半導体発光素子でも同様である。この
場合、pn接合部に発光層が形成され、pn接合部分側
に発光特性に合わせたキャリア濃度のn形第1層で形成
され、電極が形成される部分がn+ 形第2層になるよう
にn形層が形成される。また、前述の各例において積層
される半導体層の材料も一例であって、その材料には限
定されない。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、発光特性を維持しなが
ら電極と半導体層とのオーミックコンタクト特性が向上
し、動作電圧が低く発光効率の優れた半導体発光素子が
得られる。さらに、良好なオーミックコンタクトが得ら
れやすいため、n側の電極金属材料の制限が緩和され、
電極金属の選択範囲が広がるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体発光素子の一実施形態のLED
チップの断面説明図である。
【図2】図1の半導体発光素子の変形例を示すLEDチ
ップの断面説明図である。
【図3】図1の半導体発光素子の他の変形例を示すLE
Dチップの断面説明図である。
【図4】従来の半導体発光素子のLEDチップの一例の
斜視説明図である。
【符号の説明】
1 基板 3 n形層 3a n形第1層 3b n+ 形第2層 4 活性層 5 p形層 8 p側電極 9 n側電極 10 半導体積層部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、該基板上に発光層を形成すべく
    n形層およびp形層を含むチッ化ガリウム系化合物半導
    体層が積層される半導体積層部と、該半導体積層部のn
    形層およびp形層にそれぞれ電気的に接続して設けられ
    るn側電極およびp側電極とを有し、前記n形層は、前
    記n側電極が設けられる部分のキャリア濃度が前記発光
    層に接する部分のキャリア濃度より大きくなるように形
    成されてなる半導体発光素子。
  2. 【請求項2】 前記n側電極が、前記積層された半導体
    層の一部が前記発光層を越えてエッチングされることに
    より露出する前記キャリア濃度の大きい領域のn形層に
    設けられてなる請求項1記載の半導体発光素子。
  3. 【請求項3】 前記n側電極が、前記半導体積層部が形
    成される前記基板の少なくとも一部が除去されることに
    より露出する前記キャリア濃度の大きい領域のn形層に
    接続するように設けられてなる請求項1記載の半導体発
    光素子。
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