JPH11262712A - ペースト塗布方法とペースト塗布機 - Google Patents

ペースト塗布方法とペースト塗布機

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JPH11262712A
JPH11262712A JP10067188A JP6718898A JPH11262712A JP H11262712 A JPH11262712 A JP H11262712A JP 10067188 A JP10067188 A JP 10067188A JP 6718898 A JP6718898 A JP 6718898A JP H11262712 A JPH11262712 A JP H11262712A
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coating
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茂 石田
Yukihiro Kawasumi
幸宏 川隅
Fukuo Yoneda
福男 米田
Haruo Sankai
春夫 三階
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    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
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    • H01L2224/741Apparatus for manufacturing means for bonding, e.g. connectors
    • H01L2224/743Apparatus for manufacturing layer connectors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペースト塗布速度を高めて、かつ可動部の振
動を抑制し、所望形状のペーストパターンを良好に塗布
することを可能として生産性を高める。 【解決手段】 ダミー基板を用い(ステップ300)、
実際に用いるペーストパターンデータでペースト塗布し
ない模擬塗布動作を行なう(ステップ600)。この模
擬塗布動作でノズルと基板間の距離を測定し(ステップ
700)、許容範囲外の大きな振動を発生する塗布位置
を探索する(ステップ700)。かかる塗布位置が存在
すると、この塗布位置でのみ塗布速度を新たな塗布速度
に修正する(ステップ1100)とともに、この新たな
塗布速度で同様の模擬塗布動作を行ない、以下、かかる
振動を発生する塗布位置がなくなるまで、順次塗布速度
を修正しながら繰り返す。このようにして、振動を発生
する塗布位置では、発生する振動の大きさに応じている
が、かかる振動が発生しない塗布速度が設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノズルの吐出口に
対向するように基板をテ−ブル上に載置し、基板の主面
に垂直な方向での該ノズルと該基板の相対距離を所定に
維持して、ペースト収納筒に充填されたペーストを該吐
出口から該基板上に吐出させながら該基板と該ノズルと
の相対位置関係を変化させ、該基板上に所望形状のペー
ストパタ−ンを塗布するペースト塗布方法とペースト塗
布機に係り、特に、生産性を向上させるようにしたペー
スト塗布方法とペースト塗布機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のペースト塗布機では、生産性を向
上させるための方法として、ペースト収納筒に充填した
ペーストをノズルから基板上に吐出させながら、ノズル
と基板との間の相対移動速度、即ち、ペーストパターン
を塗布するときの速度(以下、塗布速度という)を上昇
させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ペースト塗
布機においては、上記従来技術のように、塗布速度を上
昇させると、ペーストパターンの直線部では問題ない
が、曲率半径の小さい曲線部では、塗布方向が直角に変
化するとき、即ち、例えば、X軸方向からY軸方向ある
いはY軸方向からX軸方向に塗布方向が変わるとき、移
動している部分に振動が発生する。例えば、移動部分が
ノズルであって、固定部分が基板が載置される基板吸着
盤である場合(即ち、基板に対してノズルが移動してい
る場合)、ノズルの移動方向が変化すると、ノズルに垂
直(Z軸)方向や水平(X,Y軸)方向の振動が発生
し、特に、垂直方向の振動が大きい。また、固定部分が
ノズルであって、移動部分が基板吸着盤である場合(即
ち、基板が移動している場合)でも、この基板吸着盤の
移動方向が変化すると、基板吸着盤、従って、これに載
置固定されている基板に同様の振動が発生し、特に、垂
直方向の振動が大きくなる。かかる振動は基板の周辺
部、特に、角部において大きい。このため、ノズルと基
板との間の距離が変動し、塗布精度が低下する。
【0004】つまり、図10に示すように、ノズル13
aと基板22との間の相対位置距離がδ-z間で変動す
るために、単位時間当たりのペースト塗布量が変化し、
所望形状のペーストパターン23が塗布形成できないと
いう問題があり、しかも、塗布速度を上昇させる程ノズ
ル13aと基板22との間の相対位置の変動が大きくな
る。このため、塗布速度を高めることは不可能となり、
生産性の向上を図かることができなかった。
【0005】本発明の目的は、かかる問題を解消し、塗
布速度を高めて生産性の向上を図りながら、所望形状の
ペーストパターンを良好に塗布形成することができるよ
うにしたペースト塗布方法とペースト塗布機を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるペースト塗布方法は、ノズルの吐出口
に対向するようにして基板をテーブル上に載置し、該基
板の主面に垂直な方向での該ノズルと該基板との間の相
対距離を所定に維持し、ペースト収納筒に充填したペー
ストを該吐出口から該基板上に吐出させながら該基板と
該ノズルとの該基板の主面における相対位置関係を変化
させることにより、該基板上に所望形状のペーストパタ
ーンを描画するペースト塗布方法において、該テーブル
上に載置された所望基板と該ノズルとの相対位置関係を
所定の相対移動速度で変化させながら、該ノズルと該所
望基板との間の該所望基板の主面に垂直な方向での相対
距離を検出する第1の工程と、該第1の工程で検出され
た該相対距離が予め設定された許容範囲にあるか否か判
定する第2の工程と、該第2の工程によって該相対距離
が該許容範囲外にあると判定されたとき、該所定の相対
速度よりも所定量低減した速度を新たな所定の相対移動
速度とし、該新たな所定の相対移動速度を用いて、該所
望基板と該ノズルとの相対位置関係を変化させながら、
該所望基板と該ノズルとの間の該所望基板の主面に垂直
な方向での相対距離を検出する第3の工程と、該第2の
工程によって該相対距離が該許容範囲内にあると判定さ
れたとき、そのときの該所定の相対移動速度を、所望形
状のペーストパターンを描画するために該ノズルの吐出
口からペーストが吐出される基板と該ノズルとの間の相
対移動速度とする第4の工程とを備える。
【0007】また、本発明によるペースト塗布機は、ノ
ズルの吐出口に対向するようにして基板をテーブル上に
載置し、該基板の主面に垂直な方向での該ノズルと該基
板との間の相対距離を所定に維持し、ペースト収納筒に
充填したペーストを該吐出口から該基板上に吐出させな
がら該基板と該ノズルとの該基板の主面における相対位
置関係を変化させることにより、該基板上に所望形状の
ペーストパターンを描画するペースト塗布機において、
該テーブル上に載置された所望基板と該ノズルとの相対
位置関係を所定の相対移動速度で変化させながら、該ノ
ズルと該所望基板との間の該所望基板の主面に垂直な方
向での相対距離を検出する第1の手段と、該第1の手段
が検出した該相対距離が予め設定された許容範囲にある
か否か判定する第2の手段と、該第2の手段によって該
相対距離が該許容範囲外にあると判定されたとき、該所
定の相対速度よりも所定量低減した速度を新たな所定の
相対移動速度とし、該新たな所定の相対移動速度を用い
て該第1の手段を動作させる第3の手段と、該第2の手
段によって該相対距離が該許容範囲内にあると判定され
たとき、そのときの該所定の相対移動速度を、所望形状
のペーストパターンを描画するために該ノズルの吐出口
からペーストが吐出される基板と該ノズルとの間の相対
移動速度とする第4の手段とを備える。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明する。図1は本発明によるペースト塗布機
の一実施形態を示す斜視図であって、1は架台、2a,
2bは基板搬送コンベア、3は支持台、4は基板吸着
盤、5はθ軸移動テ−ブル、6a,6bはX軸移動テ−
ブル、7はY軸移動テ−ブル、8a,8bはサ−ボモ−
タ、9はZ軸移動テ−ブル、10はサ−ボモ−タ、11
はボ−ルねじ、12はサーボモータ、13はペースト収
納筒(シリンジ)、14は距離計、15は支持板、16
a,16bは画像認識カメラ、17は制御部、18はモ
ニタ、19はキ−ボ−ド、20は外部記憶装置を備えた
パソコン本体、21はケ−ブルである。
【0009】同図において、架台1上には、X軸方向に
並行で、かつ昇降可能な2つの基板搬送コンベア2a,
2bが設けられており、図示していない基板を図面の奥
の方から手前の方に、即ち、X軸方向に水平に搬送す
る。また、架台1上に支持台3が設けられ、この支持台
3上にθ軸移動テ−ブル5を介して基板吸着盤4が載置
されている。このθ軸移動テ−ブル5は、基板吸着盤4
をZ軸廻りのθ方向に回転させるものである。
【0010】架台1上には、さらに、基板搬送コンベア
2a,2bよりも外側でX軸に平行にX軸移動テ−ブル
6a,6bが設けられ、これらX軸移動テ−ブル6a,
6b間を渡るようにしてY軸移動テ−ブル7が設けられ
ている。このY軸移動テ−ブル7は、X軸移動テ−ブル
6a,6bに設けられたサ−ボモ−タ8a,8bの正転
や逆転の回転(正逆転)によりX軸方向に水平に搬送さ
れる。Y軸移動テ−ブル7上には、サ−ボモ−タ10の
駆動によるボ−ルねじ11の正逆転によってY軸方向に
移動するZ軸移動テ−ブル9が設けられている。このZ
軸移動テ−ブル9には、ペースト収納筒13や距離計1
4を支持固定した支持板15が設けられ、サーボモータ
12がこれらペースト収納筒13や距離計14をこの支
持板15に設けられた図示していないリニヤガイドの可
動部を介してZ軸方向に移動させる。ペースト収納筒1
3は、このリニヤガイドの可動部に着脱自在に取り付け
られている。また、架台1の天板には、図示していない
基板の位置合わせなどのための画像認識カメラ16a,
16bが上方向を向けて設けられている。
【0011】架台1の内部には、サーボモータ8a,8
b,10,12,24(図示せず)などを制御する制御
部17が設けられており、この制御部17はケーブル2
1を介してモニタ18やキーボード19、パソコン本体
20と接続されており、かかる制御部17での各種処理
のためのデータがキーボード19から入力され、画像認
識カメラ16a,16bで捉えた画像や制御部17での
処理状況がモニタ18で表示される。
【0012】また、キ−ボ−ド19から入力されたデー
タなどは、パソコン本体20の外部記憶装置でフロッピ
ディスクなどの記憶媒体に記憶保管される。
【0013】図2は図1に示すペースト収納筒13と距
離計14との部分を拡大して示す斜視図であって、13
aはノズル、22は基板、23はペーストパターンであ
り、図1に対応する部分には同一符号を付けている。
【0014】同図において、距離計14は下端部に三角
形の切込部があって、その切込部に発光素子と複数の受
光素子とが設けられている。ノズル13aは、距離計1
4の切込部の下部に位置付けられている。距離計14
は、ノズル13aの先端部からガラスからなる基板22
の表面(上面)までの距離を非接触の三角測法で計測す
る。即ち、上記三角形の切込部での片側の斜面に発光素
子が設けられ、この発光素子から放射されたレ−ザ光L
は基板22上の計測点Sで反射し、上記切込部の他方の
斜面に設けられた複数の受光素子のいずれかで受光され
る。従って、レ−ザ光Lはペースト収納筒13やノズル
13aで遮られることはない。
【0015】また、基板22上でのレ−ザ光Lの計測点
Sとノズル13aの直下位置とは基板22上で僅かな距
離ΔX,ΔYだけずれるが、この僅かな距離ΔX,ΔY
程度ずれた位置間では、基板22の表面のうねり(凹
凸)に差がないので、距離計14の計測結果とノズル1
3aの先端部から基板22の表面までの距離との間に差
は殆ど存在しない。従って、この距離計14の測定結果
に基づいてサーボモータ12を制御することにより、基
板22の表面のうねりに合わせてノズル13aの先端部
から基板22の表面までの距離を一定に維持することが
でき、基板22上に塗布されるペーストパターン23の
幅や厚さが一様になる。
【0016】図3は図1に示した制御部17の構成やペ
ースト収納筒13の空気圧の制御,基板22の制御を示
すブロック図であって、17aはマイクロコンピュ−
タ、17bはモ−タコントロ−ラ、17c1,17c2
はX1、X2軸ドライバ、17dはY軸ドライバ、17
eはθ軸ドライバ、17fはZ軸ドライバ、17gはデ
ータ通信バス、17hは外部インタ−フェ−ス、24は
θ軸移動テ−ブル5(図1)を駆動するサーボモータ、
25〜29はエンコ−ダ、30は正圧源、30aは正圧
レギュレータ、31は負圧源、31aは負圧レギュレー
タ、32はバルブユニットであり、図1及び図2に対応
する部分には同一符号をつけている。
【0017】同図において、制御部17は、マイクロコ
ンピュ−タ17aやモ−タコントロ−ラ17b、X,
Y,Z,θの各軸ドライバ17c1〜17f、画像認識
カメラ16a,16bで得られる映像信号を処理する画
像処理装置17i、キ−ボ−ド19などとの間の信号伝
送を行なう外部インタ−フェ−ス17hを内蔵してい
る。制御部17は、さらに、基板搬送コンベア2a,2
bの駆動制御系を含むが、ここでは、図示を省略してい
る。
【0018】また、マイクロコンピュ−タ17aは、図
示しないが、主演算部や後述するペーストの塗布描画を
行なうための処理プログラムを格納したROM,主演算
部での処理結果や外部インタ−フェ−ス17h及びモ−
タコントロ−ラ17bからの入力デ−タを格納するRA
M,外部インタ−フェ−ス17hやモ−タコントロ−ラ
17bとデ−タをやりとりする入出力部などを備えてい
る。各サ−ボモ−タ8a,8b,10,12,24に
は、回転量を検出するエンコ−ダ25〜29が設けられ
ており、その検出結果をX,Y,Z,θの各軸ドライバ
17c1〜17fに戻して位置制御を行なっている。
【0019】サ−ボモ−タ8a,8b,10がキ−ボ−
ド19から入力されてマイクロコンピュ−タ17aのR
AMに格納されているデ−タに基いて正逆回転すること
により、負圧源131から分配した負圧によって基板吸
着盤4(図1)に真空吸着された基板22に対し、ノズル
13a(図2)が、Z軸移動テ−ブル9(図1)を介して、
X,Y軸方向に任意の距離を移動し、その移動中、マイ
クロコンピュータ17aがバルブユニット32を制御す
ることにより、正圧源30から、正圧レギュレータ30
aとバルブユニット32とを介して、ペースト収納筒1
3に僅かな空気圧が印加され、ノズル13aの先端部の
吐出口からペーストが吐出されて基板22にペーストが
所望のパタ−ンが塗布される。このZ軸移動テ−ブル9
のX,Y軸方向への水平移動中に距離計14がノズル1
3aと基板22との間の距離を計測し、この距離を常に
一定に維持するように、サ−ボモ−タ12がZ軸ドライ
バ17fで制御される。
【0020】また、ペースト塗布を行なわない待機状態
では、マイクロコンピュータ17aがバルブユニット3
2を制御することにより、負圧レギュレータ31a及び
バルブユニット32を介して負圧源31がペースト収納
筒13に連通し、ノズル13aの吐出口から垂れ出たペ
ーストをペースト収納筒13内に引き戻す。これによ
り、この吐出口からのペーストの液垂れを防止すること
ができる。なお、図示しない画像認識カメラでこのノズ
ル13aの吐出口を監視し、液垂れが生じたときのみ、
負圧源31をペースト収納筒13に連通するようにして
もよい。
【0021】図4は図1に示した実施形態の一連の動作
を示すフローチャートである。
【0022】同図において、まず、この実施形態のペー
スト塗布機に電源が投入されると(ステップ100)、
その初期設定が実行される(ステップ200)。この初
期設定工程では、図1において、サーボモータ8a、8
b,10を駆動することにより、Z軸移動テ−ブル9を
X,Y方向に移動させて所定の基準位置に位置決めし、
ノズル13a(図2)を、そのペースト吐出口がペース
トを吐出開始させる位置(即ち、ペースト塗布開始点)
に位置付けられるように、所定の原点位置に設定すると
ともに、さらに、ペーストパターン描画の対象とする基
板(以下、実基板という)に塗布する1以上のペースト
パターン毎のデータ(以下、ペーストパタ−ンデ−タと
いう)や実基板の位置デ−タ,実基板に実際にペースト
を塗布するときのこの実基板とノズルとの間の相対速度
(これを塗布速度というが、特にこの場合の塗布速度を
初期設定塗布速度という)と基板表面からのノズルの高
さ(これを塗布高さというが、特にこの場合の塗布高さ
を初期設定塗布高さという)とノズルからのペースト吐
出量を決めるペースト収納筒13に印加される圧力(こ
れを塗布圧力というが、特にこの場合の塗布圧力を初期
設定塗布圧力という)との夫々のデータ,ぺースト吐出
終了位置を示す位置デ−タ,塗布したペーストパタ−ン
の計測位置デ−タなどの設定を行なう。かかるデ−タの
入力はキ−ボ−ド19(図1)から行なわれ、入力され
たデ−タはマイクロコンピュ−タ17a(図3)に内蔵
されたRAMに格納される。
【0023】この初期設定処理工程(ステップ200)
が終了すると、次に、図1において、所望形状のペース
トパタ−ンが精度良く塗布できるか否かを判断するため
に用いるダミー基板(図示せず)を基板吸着盤4に載置
して吸着保持させる(ステップ300)。このダミー基
板載置工程では、ダミー基板が、基板搬送コンベア2
a,2bによってX軸方向に基板吸着盤4の上方まで搬
送され、次いで、図示しない昇降手段によってこれら基
板搬送コンベア2a,2bを下降させることにより、基
板吸着盤4に載置される。
【0024】次に、ペースト塗布動作時での可動部の振
動の有無を測定するために、このダミー基板を用いて模
擬的にペーストを塗布する動作(ペースト模擬塗布動
作)を行なう。このペースト模擬塗布動作の目的は、実
基板上にペーストパターンを塗布描画するときの可動部
の振動発生個所を検出するとともに、かかる個所での振
動が発生しなくなる最大の塗布速度を求め、さらに、こ
の求めた塗布速度に対する塗布高さ,塗布圧力を求める
ものである。なお、上記の初期設定処理工程(ステップ
200)で設定される上記の初期設定塗布速度や初期設
定塗布高さ,初期設定塗布圧力は、経験などによって決
められたペーストパターンの直線部をペースト塗布する
ときのものである。
【0025】かかるペースト模擬塗布動作では、ノズル
13aと基板22(図2)との間の距離の変化から振動
の有無を測定するのであるが、このための振動測定セン
サとして距離計14を用いる。また、このペースト模擬
塗布動作に使用されるペーストパターンは実基板に使用
されるn個(但し、nは、通常、2以上の整数)のペー
ストパターンであって、上記のように、それらのペース
トパターンデータがキーボード19(図1)から入力さ
れてマイクロコンピュータ17a(図3)のRAM(以
下、単にメモリという)に、例えば、実基板でのペース
ト塗布の際に使用される順に1,2,……,nと番号が
付されて格納されている。
【0026】かかるペースト模擬塗布動作を開始するに
当って、まず、振動測定センサとして使用される距離計
14をダミー基板上の所定の高さに位置決めする(ステ
ップ400)。そして、模擬塗布動作に使用するペース
トパターンのデータをメモリに格納されているペースト
パターンデータから選択してその番号をメモリに格納す
る。最初では、番号1のペーストパターンデータが選択
される(ステップ500)。
【0027】そこで、まず、マイクロコンピュータ17
a(図3)は、直ちにこの選択した番号1のペーストパ
ターンデータを用いてサーボモータ8a,8b,10を
制御し、ノズル13aをこの番号1のペーストパターン
データによって規定されるペーストパターンに沿って上
記の初期設定塗布速度で移動させることにより、模擬塗
布動作を開始させる(ステップ600)。この場合、ノ
ズル13aからはペーストが吐出されず、また、サーボ
モータ12は制御されない。
【0028】この模擬塗布動作の開始とともに、距離計
14によってノズル13aと基板22との間の距離を順
次測定し、この測定データを垂直方向の距離測定結果と
してペーストパターンデータが表わす位置データと関連
付けてメモリに格納する(ステップ700)。
【0029】図5はこの距離測定処理工程(ステップ7
00)の詳細を示すフローチャートである。
【0030】同図において、距離計14によってノズル
13aと基板22との間の距離を順次測定し(ステップ
710)、順次得られる測定結果を距離データとして上
記の位置データと関連付けてメモリに格納する(ステッ
プ720)。かかる距離データの測定・格納の処理は、
模擬塗布動作を行なっている番号1のペーストパターン
が終了するまで続ける(ステップ730)。
【0031】かかる距離測定処理工程(ステップ70
0)が終了すると、距離計14を上方に待避させ(ステ
ップ800)、得られた距離データから許容範囲外の振
動発生位置、即ち、ペーストパターン上での許容範囲外
の振動が発生するペースト塗布位置の探索・判定(ステ
ップ900)を行なう。
【0032】図6はこの許容範囲外の振動発生パターン
の探索処理工程(ステップ900)の詳細を示したフロ
ーチャートである。
【0033】同図において、まず初めに、探索・判定す
べき距離データが存在するか否かを判定する(ステップ
910)。距離データでの探索・判定が終了したときに
は、探索・判定すべき距離データが存在しないものとし
て、許容範囲判定フラグ用の変数V_Fに値0を代入す
る(ステップ950)。一方、距離データでの探索・判
定が終了していない場合には、次の距離データを読み込
んでデータ変換を行なう(ステップ920)。
【0034】このデータ変換処理を図7によって説明す
ると、図7(a)は距離測定によって得られた距離デー
タ(波形1)を示すものであって、この距離データの緩
やかなうねりはダミー基板の表面のうねりによるもので
あり、サーボモータ12に制御がかからないため、距離
計14はこのうねりによるノズル13aと基板22との
間の距離の変化を測定する。また、この距離データの部
分aでの急激な変化は、距離計14(従って、ノズル1
3a)の上下振動によるものであり、塗布速度、即ち、
ノズルの移動速度が速すぎた状態でノズル13aの移動
方向が変化するときに発生する。
【0035】図7(a)に示す振動部分が予め設定され
た許容範囲外にあるか否かを判定できるようにするため
に、距離データのうちのダミー基板の表面のうねりによ
る変化分を除去し、振動による変化分が顕著に現われる
ようにデータ変換を行なう。その一方法として、距離デ
ータを微分処理する方法があり、かかる処理によって得
られるデータを図7(b)に示す。
【0036】図7(b)において、変換データ(波形
2)では、ダミー基板の表面のうねりによる変化分は上
記の許容範囲内に入り、ノズル13aの振動による変化
分が顕著に現われるようになる。
【0037】図6におけるステップ930は、この変換
された距離データについて、上記の許容範囲外となる部
分bがあるか否かを判定するものであり、この部分bが
一箇所でもあれば、この許容範囲外となる全ての部分b
の番号1のペーストパターンデータでの位置データ(即
ち、このペーストパターンデータによるペーストパター
ン上の位置)を検出するとともに、許容範囲判定フラグ
用の変数V_Fに値1を代入する(ステップ940)。
また、この番号1のペーストパターンデータに対して検
出された距離データの終わりまで上記の判定処理を行な
っても(ステップ910)、許容範囲外の部分bが1つ
もない場合には(ステップ930)、上記のように、許
容範囲判定フラグ用の変数V_Fに値0を代入する(ス
テップ950)。
【0038】なお、上記の距離データのデータ変換方法
としては、上記の微分処理による方法に限るものではな
く、前後のデータ値の差分を取る差分処理による方法な
ど、ダミー基板の表面のうねりによる変化分を抑圧して
振動による変化分が顕著に現われるようにできれば、如
何なる方法でもよい。
【0039】以上が図4のステップ900であって、番
号1のペーストパターンデータによる塗布速度を上記の
初期設定塗布速度で行なった1回目の模擬塗布動作で振
動が発生した位置が検出されたことになる。これによる
と、振動が発生しなかった位置では、番号1のペースト
パターンデータで実基板の実際のペースト塗布を行なう
ときでの塗布速度を上記の初期設定塗布速度とすること
ができることになる。
【0040】このステップ900の処理が終了すると、
次に、変数V_Fの値が1か否か判定し(ステップ10
00)値が1の場合には、塗布条件修正工程(ステップ
1100)に移る。以下、図8により、この塗布条件修
正処理工程(ステップ1100)について説明する。
【0041】同図において、まず、上記の初期設定塗布
速度を予め決められた値だけ小さくして新たな塗布速度
とする(ステップ1110)。
【0042】ところで、一般に、塗布速度を減少させた
場合には、ノズル13aからの単位移動距離当りのペー
スト吐出量が多くなるため、ペーストパターンの幅が大
きくなるし、高さも高くなり、所望形状のペーストパタ
ーンが得られなくなる。このために、ペーストの吐出圧
力、つまり、塗布圧力を減少させることによってペース
ト吐出量を減少させ、所望形状のペーストパターンが得
られるようにすることが必要となる。
【0043】このことから、ステップ1110で初期設
定塗布速度を上記所定量だけ減少させて新たな塗布速度
として、この新たな塗布速度に対して塗布圧力の減少を
必要とするか否かを判定し(ステップ1120)、かか
る塗布圧力の変更を必要する場合には、新たな塗布速度
の変更値を判断基準にして予め決められた値分塗布圧力
を減少させる(ステップ1130)。
【0044】次に、新たな塗布速度に対して、塗布時の
ノズル設定高さ(塗布高さ)の変更が必要か否かを判定
し(ステップ1140)、変更を必要とする場合には、
塗布圧力の変更とと同様に、塗布速度の変更値を判断基
準にして予め決められた値分塗布高さを上昇させる(ス
テップ1150)。
【0045】以上のステップ1100の処理が終わる
と、上記の番号1のペーストパターンデータを用いた最
初の模擬塗布動作で検出された振動発生個所での塗布速
度,塗布圧力,塗布高さを上記新たに設定された塗布速
度,塗布圧力,塗布高さとする。そして、図4におい
て、これら新たな塗布速度,塗布圧力,塗布高さで同じ
番号1のペーストパターンデータを用いたステップ40
0からの上記の一連の2回目の模擬塗布動作を行なう。
【0046】この2回目の模擬塗布動作でも、振動が許
容範囲外の個所が存在する場合には、塗布条件修正工程
(ステップ1100)で、このとき使用した塗布速度を
上記のように修正してさらに新たな塗布速度を設定する
とともに、必要に応じて塗布圧力と塗布高さも修正し
(図8のステップ1130,1150)、振動が許容範
囲外の個所の塗布速度,塗布圧力,塗布高さをかかる修
正された塗布速度,塗布圧力,塗布高さに変更する。従
って、上記2回目の模擬塗布動作で振動が許容範囲内に
小さくなった個所では、1回目の模擬塗布動作で求めら
れた上記の新たな塗布速度,塗布圧力,塗布高さが設定
されたままとなっている。
【0047】このようにして、2回目の模擬塗布動作で
新たな塗布速度,塗布圧力,塗布高さが求められると、
この条件で同じ番号1のペーストパテーンデータを用い
る3回目の模擬塗布動作をステップ400から開始し、
以下、変数V_Fが値0になるまで繰り返す(ステップ
1000)。このようにして、番号1のペーストパター
ンデータに対して、これによるペーストパターン上での
各位置の塗布速度や塗布圧力,塗布高さが得られること
になる。この場合、このペーストパターンの直線部の各
個所では、初期設定塗布速度や初期設定塗布圧力,初期
設定高さが割り当てられ、また、大きな振動を生ずる個
所ほど、割り当てられる塗布速度が小さくなり、これに
応じて塗布圧力や塗布高さが決められる。
【0048】図9は以上の模擬塗布動作によって得られ
るデータを模式的に示すものであって、番号1のペース
トパターンデータによるペーストパターン上の塗布位置
をS1〜S7の7個としている。
【0049】図9(a)は最初の模擬塗布動作の場合を示
すものであって、初期設定塗布速度をV0,初期設定塗
布圧力をF0,初期設定塗布高さをH0としている。い
ま、この最初の模擬塗布動作で塗布位置S2,S5に許
容範囲外の振動が発生したものとすると、図9(b)に示
すように、これら塗布位置S2,S5に対する塗布速度
を初期設定塗布速度V0からV1に修正し(この場合、こ
れらでの塗布圧力をF0からF1に修正する必要がある
が、塗布高さは修正しない必要がないものとしてい
る)、この新たな塗布速度V1で2回目の模擬塗布動作
を行なう。この2回目の模擬塗布動作で塗布位置S2に
許容範囲外の振動が生ずると、図9(c)に示すように、
この塗布位置S2に対する塗布速度を塗布速度V1から
2に修正し(この場合、塗布圧力を修正する必要がな
いが、塗布高さをH0からH1に修正する必要があるもの
としている)、この新たな塗布速度V2で3回目の模擬
塗布動作を行なう。この3回目の模擬塗布動作でいずれ
の塗布位置でも許容範囲外の振動が生じなければ、これ
でもってこの番号1のペーストパターンデータを用いた
模擬塗布動作を終了し、このペーストパターンデータに
対して、各塗布位置での塗布速度や塗布圧力,塗布高さ
を図9(c)に示すものに決定する。
【0050】以上のようにして番号1のペーストパター
ンデータに対する模擬塗布動作が終了すると(ステップ
1000)、次に、番号2のペーストパターンデータが
選択され(ステップ1200)、ステップ400からの
上記の模擬塗布動作が繰り返され、以下、番号3,4,
……の順にペーストパターンデータによる模擬塗布動作
が行なわれる。この場合、各ペーストパターンデータの
1回目の模擬塗布動作では、塗布速度,塗布圧力,塗布
高さとしてステッブ200で初期設定された初期設定塗
布速度,初期設定塗布圧力,初期設定高さが用いられ
る。
【0051】最後の番号nまでの全てのペーストパター
ンデータについて変数V_Fが値0になって模擬塗布動
作が終了すると(ステップ1200)、夫々のペースト
パターンデータ毎に、ペーストパターン上の各個所での
塗布速度,塗布圧力,塗布高さが設定されたことにな
り、これにより、実基板でのペースト塗布描画時にノズ
ル13aに発生する振動が所望の塗布ペーストパターン
の精度に影響しない条件に設定されたものとして、ダミ
ー基板を排出し(ステップ1300)、次に説明する実
基板の生産(ペーストパターンの塗布描画)に移る。
【0052】まず、実基板を基板吸着盤4(図1)に載
置して吸着保持させる(ステップ1400)。この基板
載置工程では、基板搬送コンベア2a,2b(図1)に
よって実基板がX軸方向に基板吸着盤4の上方まで搬送
され、図示しない昇降手段によってこれら基板搬送コン
ベア2a,2bを下降させることにより、実基板を基板
吸着盤4に載置する。
【0053】次に、基板予備位置決め処理(ステップ1
500)を行なう。この処理では、図1において、図示
しない位置決めチャックにより、この実基板のX,Y方
向の位置合わせが行われる。また、基板吸着盤4に載置
された実基板の位置決め用マ−クを画像認識カメラ16
a,16bで撮影し、位置決め用マ−クの重心位置を画
像処理で求めて実基板のθ方向での傾きを検出し、これ
に応じてサ−ボモ−タ24(図3)を駆動し、そのθ方
向の傾きも補正する。
【0054】なお、ペースト収納筒13内のペースト残
量が少なくなり、ペーストパターンの塗布動作中にペー
ストが途切れる可能性がある場合には、前もってペース
ト収納筒13をノズル13aとともに交換するが、ノズ
ル13aを交換したときには、その交換前と比較して、
取付位置の位置ずれが生じて再現性が損なわれることも
ある。そこで、再現性を確保するために、実基板上のペ
ーストを塗布しない箇所に交換した新たなノズル13a
を用いて十字状にペスートを塗布し、この十字塗布パタ
ーンの交点の重心位置を画像処理で求め、この重心位置
と実基板上の位置決め用マ−クの重心位置との間の距離
を算出して、これをノズル13aのペースト吐出口の位
置ずれ量dx,dy(図2)とし、マイクロコンピュ−
タ17aに内蔵のRAMに格納する。これが実基板に対
する基板予備位置決め処理(ステップ1500)であ
り、かかるノズル13aの位置ずれ量dx,dyを用い
て、後に行なうペーストパターンの塗布描画時でのノズ
ル13aの位置ずれを補正するようにする。
【0055】次に、番号1のペーストパターンデータか
ら順番にペーストパターン塗布処理(ステップ160
0)を行なう。この処理では、塗布開始位置にノズル1
3aの吐出口を位置付けるために、Z軸移動テ−ブル9
(図1)を移動させ、ノズル位置の比較・調整移動を行
なう。このために、まず、先の基板予備位置決め処理
(ステップ1500)で得られてマイクロコンピュ−タ
17aのRAMに格納されたノズル13aの位置ずれ量
dx,dyが、図2に示したノズル13aの位置ずれ量
の許容範囲△X,△Y内にあるか否かの判断を行なう。
許容範囲内(即ち、△X≧dx及び△Y≧dy)であれ
ば、そのままとし、許容範囲外(即ち、△X<dxまた
は△Y<dy)であれば、この位置ずれ量dx,dyを
基にZ軸移動テ−ブル9を移動させてペースト収納筒1
3を調整することにより、ノズル13aのペースト吐出
口と実基板の所望位置との間の位置ずれを解消させ、ノ
ズル13aを所望位置に位置決めする。
【0056】次に、ノズル13aの高さの設定を行な
う。ペースト収納筒13が交換されていないときには、
ノズル13aの位置ずれ量dx,dyのデータはないの
で、ペーストパターン塗布処理(ステップ1600)に
入ったところで、直ちにノズル13aの高さ設定を行な
う。この設定される高さは先の模擬塗布動作で用いた初
期設定塗布高さに設定され、ノズル13aの吐出口から
実基板の表面までの距離がペーストの厚み、即ち、この
塗布高さになるようにするものである。
【0057】以上の処理が終了すると、次に、マイクロ
コンピュータ17aのRAMに格納されているペースト
パターンデータに基づいてサーボモータ8a,8b,1
0(図1)が駆動され、これにより、ノズル13aのペ
ースト吐出口が、実基板に対向した状態で、このペース
トパターンデータに応じてX,Y方向に移動するととも
に、正圧源30(図3)からペースト収納筒13に僅か
な空気圧が印加されてノズル13aのペースト吐出口か
らペーストが吐出し始める。このときの塗布速度は先の
模擬塗布動作で用いた初期設定塗布速度であり、また、
空気圧は先の模擬塗布動作で用いた初期設定塗布圧力に
応じたものである。これにより、実基板へのペーストパ
ターンの塗布描画が、先の模擬塗布動作で得られた塗布
速度で開始される。
【0058】この塗布描画動作の開始とともに、マイク
ロコンピュータ17aは、先の模擬塗布動作で得られた
データに基づいて、ペーストパターンの塗布位置に応じ
て塗布速度や塗布圧力,塗布高さを制御する。図9(c)
に示すデータを例にとると、塗布位置S1では塗布速度
をV0,塗布圧力をF0,塗布高さをH0とし、塗布位置
S2に近づくとともに、塗布速度をV2,塗布圧力を
1,塗布高さをH1として、この塗布位置S2でかかる
塗布速度,塗布圧力,塗布高さとなるようにする。これ
により、塗布位置S2をペースト塗布するときには、可
動部に上記の許容範囲外の大きな振動は生じない。ま
た、この塗布位置S2を過ぎると、塗布速度,塗布圧
力,塗布高さをもとのV0,F0,H0に戻し、次に、塗
布位置S5近くになると、塗布速度をV1に、塗布圧力
をF1に夫々変更する。
【0059】また、かかるペーストパターンの描画とと
もに、マイクロコンピュータ17aは距離計14からノ
ズル13aのペースト吐出口と実基板の表面との間の距
離の実測デ−タを入力して実基板の表面のうねりを測定
し、この測定値に応じてサーボモータ12を駆動するこ
とにより、実基板の表面からのノズル13aの設定高さ
が一定になるように維持されてペーストパターンの塗布
描画が行なわれる。
【0060】このようにして、ペーストパターンの塗布
描画が進むが、ペーストパターンの塗布描画動作を継続
するか、終了するかの判定は、塗布点がペーストパター
ンデータによって決まる塗布すべきペーストパターンの
終端であるかどうかの判断によって決定され、終端でな
ければ、再び実基板の表面のうねりの測定処理に戻り、
以下、上記の各工程を繰り返して、ペーストパターンの
塗布終端に達するまで継続する。
【0061】かかるペーストパターンの塗布動作は設定
されたn個のペーストパターンデータの全てについて行
なわれ、最後の番号nのペーストパターンデータによる
ペーストパターンの終端に達すると、サーボモータ12
を駆動してノズル13aを上昇させ、このペーストパタ
ーン塗布工程(ステップ1600)を終了させる。
【0062】次に、基板排出処理(ステップ1700)
に進む。この処理工程では、図1において、実基板の基
板吸着盤4への吸着が解除され、基板搬送コンベア2
a,2bを上昇させてこれに実基板22を載置させ、そ
の状態でこの基板搬送コンベア2a,2bにより装置外
に排出する。
【0063】そして、以上の全工程が終了したか否かで
判定し(ステップ1800)、複数枚の実基板に同じペ
ーストパタ−ンデータを用いてペ−ストパターンを塗布
する場合には、別の実基板に対して基板載置処理(ステ
ップ1400)から繰り返される。そして、全ての実基
板についてかかる一連の処理が終了すると、作業が全て
終了(ステップ1900)となる。
【0064】なお、上記実施形態では、ノズルが可動部
として、基板を固定部としたが、本発明はこれに限るも
のではなく、ノズルを固定部、基板を移動部とするよう
にしてもよい。
【0065】以上のように、この実施形態では、ダミー
基板を用いて模擬塗布動作を行ない、前もって塗布すべ
きペーストパターンデータでの塗布条件を決定するため
に、実基板に対して無駄な塗布動作を行なう必要がな
く、歩留まりの向上が図れる。
【0066】また、ペーストパターンの直線部と曲線
部、つまりペーストパターンの形状に応じて実基板での
塗布条件(即ち、塗布速度や塗布圧力,塗布高さ)を決
定するので、実基板でのペーストパターンの塗布描画に
おいては、可動部(ノズル部または実基板)の振動を描
画するペーストパターンに影響しない程度に小さくする
ことができるし、また、塗布精度を確保して単位時間当
たりのペースト塗布量を一定にすることができ、所望形
状のペーストパターンを高い精度で塗布形成することが
可能となる。
【0067】さらに、ペーストパターンの曲線部では、
可動部での振動の影響が大きいために、そこでの塗布速
度を高めることが不可能でも、かかる振動の影響が生じ
ない最大の塗布速度とすることができるし、また、直線
部では振動の影響が小さいために、そこでの塗布速度を
高めることができる。従って、ペーストパターンの塗布
時間を短かくすることができて、しかも、ペーストパタ
ーンの塗布描画を良好に行なうことができて、生産性の
向上が図れる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
可動部の振動を抑えることができる範囲内で可能な最大
の塗布速度を設定することができ、所望形状のペースト
パターンの良好な塗布描画を可能として生産性が大幅に
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるペースト塗布機の一実施形態を示
す斜視図である。
【図2】図1におけるペースト収納筒と距離計との部分
を拡大して示す斜視図である。
【図3】図1における制御部の構成とその制御系統とを
示すブロック図である。
【図4】図1に示した実施形態の全体動作を示すフロー
チャートである。
【図5】図4における振動測定処理工程の詳細を示すフ
ローチャートである。
【図6】図4における振動発生ペーストパターンの探索
・判定処理工程の詳細を示すフローチャートである。
【図7】図6における距離データ読み込み,変換工程と
許容範囲外か否かの判定工程の説明図である。
【図8】図4における塗布条件修正処理工程の詳細を示
すフローチャートである。
【図9】図4における塗布条件修正工程による塗布条件
の変化を説明するための図である。
【図10】従来のペースト塗布機で塗布されたペースト
パターンの厚み変化を示す図である。
【符号の説明】
1 架台 2a,2b 基板搬送コンベア 4 基板吸着盤 5 θ軸移動テ−ブル 6a,6b X軸移動テ−ブル 7 Y軸移動テ−ブル 8a,8b,10,12,24 サ−ボモ−タ 9 Z軸移動テ−ブル 10,12 サ−ボモ−タ 13 ペ−スト収納筒 13a ノズル 14 距離計 17 制御部 22 基板 23 ペーストパターン 25〜29 エンコーダ 30 正圧源 30a 正圧レギュレータ 31 負圧源 31a 負圧レギュレータ 32 バルブユニット S 計測点 L レーザ光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米田 福男 茨城県竜ケ崎市向陽台5丁目2番 日立テ クノエンジニアリング株式会社開発研究所 内 (72)発明者 三階 春夫 茨城県竜ケ崎市向陽台5丁目2番 日立テ クノエンジニアリング株式会社開発研究所 内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルの吐出口に対向するようにして基
    板をテーブル上に載置し、該基板の主面に垂直な方向で
    の該ノズルと該基板との間の相対距離を所定に維持し、
    ペースト収納筒に充填したペーストを該吐出口から該基
    板上に吐出させながら該基板と該ノズルとの該基板の主
    面における相対位置関係を変化させることにより、該基
    板上に所望形状のペーストパターンを描画するペースト
    塗布方法において、 該テーブル上に載置された所望基板と該ノズルとの相対
    位置関係を所定の相対移動速度で変化させながら、該ノ
    ズルと該所望基板との間の該所望基板の主面に垂直な方
    向での相対距離を検出する第1の工程と、 該第1の工程で検出された該相対距離が予め設定された
    許容範囲にあるか否か判定する第2の工程と、 該第2の工程によって該相対距離が該許容範囲外にある
    と判定されたとき、該所定の相対速度よりも所定量低減
    した速度を新たな所定の相対移動速度とし、該新たな所
    定の相対移動速度を用いて、該所望基板と該ノズルとの
    相対位置関係を変化させながら、該所望基板と該ノズル
    との間の該所望基板の主面に垂直な方向での相対距離を
    検出する第3の工程と、 該第2の工程によって該相対距離が該許容範囲内にある
    と判定されたとき、そのときの該所定の相対移動速度
    を、所望形状のペーストパターンを描画するために該ノ
    ズルの吐出口からペーストが吐出される基板と該ノズル
    との間の相対移動速度とする第4の工程とを備えたこと
    を特徴とするペースト塗布機。
  2. 【請求項2】 ノズルの吐出口に対向するようにして基
    板をテーブル上に載置し、該基板の主面に垂直な方向で
    の該ノズルと該基板との間の相対距離を所定に維持し、
    ペースト収納筒に充填したペーストを該吐出口から該基
    板上に吐出させながら該基板と該ノズルとの該基板の主
    面における相対位置関係を変化させることにより、該基
    板上に所望形状のペーストパターンを描画するペースト
    塗布機において、 該テーブル上に載置された所望基板と該ノズルとの相対
    位置関係を所定の相対移動速度で変化させながら、該ノ
    ズルと該所望基板との間の該所望基板の主面に垂直な方
    向での相対距離を検出する第1の手段と、 該第1の手段が検出した該相対距離が予め設定された許
    容範囲にあるか否か判定する第2の手段と、 該第2の手段によって該相対距離が該許容範囲外にある
    と判定されたとき、該所定の相対速度よりも所定量低減
    した速度を新たな所定の相対移動速度とし、該新たな所
    定の相対移動速度を用いて該第1の手段を動作させる第
    3の手段と、 該第2の手段によって該相対距離が該許容範囲内にある
    と判定されたとき、そのときの該所定の相対移動速度
    を、所望形状のペーストパターンを描画するために該ノ
    ズルの吐出口からペーストが吐出される基板と該ノズル
    との間の相対移動速度とする第4の手段とを備えたこと
    を特徴とするペースト塗布機。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記第3の手段によって前記新たな所定の相対移動速度
    が設定される毎に、前記ノズルの吐出口からのペースト
    の吐出圧を低減するか否か判定する第5の手段と、 該第5の手段によってペーストの吐出圧を低減すべきと
    判定される毎に、ペーストパターンを描画するときの前
    記ノズルの吐出口からの設定すべきペーストの吐出圧を
    所定量ずつ低減する第6の手段と、 前記第2の手段によって該相対距離が該許容範囲内にあ
    ると判定されたとき、該第6の手段で得られるペースト
    の吐出圧をペーストパターンを描画するときの前記ノズ
    ルの吐出口からの設定すべきペーストの吐出圧とする第
    7の手段とを備えたことを特徴とするペースト塗布機。
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