JP2012038992A - ダイボンダ及び半導体製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】高速処理を実現でき生産性の高いダイボンダ及び半導体製造を提供する。
【解決手段】基板にダイを接着するペーストを吐出口46tから塗布面45sに塗布するダイペースト塗布する際に、投影された投影検出パターンを鉛直方向から撮像し、基準とする基板でペーストが塗布される基準面で、撮像手段41が基準面に投影機42から照射された検出パターンを撮像した基準撮像データを記憶し、測定対象の基板におけるペーストが塗布される塗布面で、撮像手段が塗布面に投影機から照射された検出パターンを撮像した投影撮像データを基準撮像データとのシフト量を算出して、塗布面におけるペースト高さを測定し、高さに基づいて吐出口の塗布面からの高さを制御することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、ダイボンダ及び半導体製造方法に係わり、高速処理可能な生産性の高いダイボンダ及び半導体製造方法に関する。
ダイ(半導体チップ)を配線基板やリードフレームなどの基板に搭載してパッケージを組み立てる工程の一部に、接着用のペーストをリードフレームに塗布する塗布工程がある。
塗布工程ではリードフレームの塗布面とペースト吐出口の間隔を最適に保つ必要がある。ところが被塗布物であるリードフレーム塗布面は品種ごとに高さが異なるのみならず、剛性の低い材料でできた薄板が多く、個々の吐出作業ごとに吐出口かフレームを上下させて吐出口と塗布面の間隔を一定に保つ工夫が必要になる。そこで塗布面の高さを検出して、個々の塗布面の高さ変化に塗布ノズルを追従させることが行われている。
従来の塗布面高さ検出方法として、微小エリアの高さを検出できる検出プローブをXY方向に移動してダイのボンド点を計測し、補正する方法が実施されている(特許文献1)。また、複数の光センサを並列に配置して、それぞれの光センサから塗布部位に光を照射する。接着剤と基板で反射した反射光を光センサで受光して、オン・オフ信号として出力する。このオン・オフ信号の組み合わせにより、塗布位置及び塗布量の異常であるか否かを検査する。(特許文献2)。
特開平05-345160号公報 特開平05-301076号公報
しかし、昨今は、ダイボンダとして廉価でタクト向上の要求があり、特許文献1に開示された方法は、高価な高さ検出センサをXY方向に移動させる機構が必要であり、より一層の廉価で高速処理を実現できる高さ検出システムの要求が高い。
また、特許文献2に開示された方法は、接着剤が所定の位置に塗布されているかを検出するもので、接着剤の塗布高さを簡便な方法で直接的に算出するものではない。
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたもので、本発明の目的は、高速処理を実現でき生産性の高いダイボンダ及び半導体製造方法を提供することである。
本発明は、上記目的を達成するために、少なくとも以下の特徴を有する。
本発明は、基板に任意の形状を有する検出パターンを前記基板に斜め方向から投影する投影機と、投影された前記検出パターンを鉛直方向から撮像する撮像手段と、基準とする基板でペーストが塗布される基準面で、前記撮像手段が前記基準面に投前記影機から照射された前記検出パターンを撮像した基準撮像データを記憶し、測定対象の基板におけるペーストが塗布される塗布面で、前記撮像手段が前記塗布面に前記投影機から照射された前記検出パターンを撮像した投影撮像データを前記基準撮像データとのシフト量を算出して、前記塗布面におけるペースト高さを測定するデータ処理部とを有する高さ検出システムと、前記基準面からの高さに基づいて、前記塗布面からの前記吐出口の高さを制御する制御手段と、を有することを第1の特徴とする。
また、本発明は、前記斜め方向が、前記基準面と45度の成す角度であることを第2の特徴とする。
さらに、本発明は、前記検出パターンが十字型パターン又は格子状の直線縞模様パターンであることを第3の特徴とする
また、本発明は、前記検出パターンは基板が有しない形状パターンであることを第4の特徴とする。
さらに、本発明は、記投影機の斜め投影を水平投影にするシフトして前記塗布面に投影することを第5の特徴とする。
本発明によれば、高速処理を実現できダイペースト塗布装置または塗布方法を提供できる。
また、本発明によれば、上記のダイペースト塗布装置または塗布方法を用い、生産性の高いダイボンダを提供できる。
本発明の一実施形態であるダイボンダを上から見た概念図である。 ペースト吐出口をリードフレームの塗布面からの高さを所定の高さに保つ必要性を説明する図である。 本発明の特徴を有するダイペースト塗布装置の概略構成図示す図である 高さ検出システム4の構成及び高さ検出原理を説明する図である。 リードフリームの例を示す図である。 高さ検出原理に基づく高さを検出結果と、ペースト吐出結果の典型的な場合を示す図である。 高さ検出原理に基づいて高さを補正する高さ調整処理フローを示す図である。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるダイボンダ10を上から見た概念図である。ダイボンダは大別してウエハ供給部1と、ワーク供給・搬送部2と、ダイボンディング部3とを有する。
ウエハ供給部1は、ウエハカセットリフタ11とピックアップ装置12とを有する。ウエハカセットリフタ11はウエハリングが充填されたウエハカセット(図示せず)を有し,順次ウエハリングをピックアップ装置12に供給する。ピックアップ装置12は、所望するダイをウエハリングからピックアップできるように、ウエハリングを移動する。
ワーク供給・搬送部2はスタックローダ21と、フレームフィーダ22と、アンローダ23とを有する。スタックローダ21は、ダイを接着するワーク(リードフレーム)をフレームフィーダ22に供給する。フレームフィーダ22は、ワークをフレームフィーダ22上の2箇所の処理位置を介してアンローダ23に搬送する。アンローダ23は、搬送されたワークを保管する。
ダイボンディング部3はプリフォーム部(ダイペースト塗布装置)31とボンディングヘッド部32とを有する。プリフォーム部31はフレームフィーダ22により搬送されてきたワーク、例えばリードフレーム(図2参照)にダイ接着剤を塗布する。ボンディングヘッド部32は、ピックアップ装置12からダイをピックアップして上昇し、ダイをフレームフィーダ22上のボンディングポイントまで移動させる。そして、ボンディングヘッド部32はボンディングポイントでダイを下降させ、ダイ接着剤が塗布されたワーク上にダイをボンディングする。
図2を用いて、ニードル46のペースト吐出口46tをリードフレーム45の塗布面45sからの高さを所定の高さHsに保つ必要を述べる。ダイが確実に接着される為には、所望の接着面の広さと、ペーストの厚さが必要である。図2(a)は、ペーストが正常な広さと厚さで塗布されて、ペースト高さHが正常な高さHsとなっている状態を示す。図2(b)は、ペーストがやや広がり、やや不十分な厚さで塗布されたことで、塗布面45sの浮き上がり高くなり、高さHがHn1と正常の高さHsよりも低い状態を示す。図2(c)は、ペーストが潰されたようにさらに広がり、不十分な厚さで塗布されて、塗布面がさらに高くなり、高さHがHn2とHn1よりもさらに低い状態を示す。図2(d)は、ペーストが高い位置からの落下により左右に割れて広がり、不十分な厚さで塗布されたことで、高さHがHn3となった状態を示す。なお、割れて広がる現象が発生する可能性は少ない。
塗布形状はペーストPとリードフレーム45との濡れ性などの様々条件で異なるので必ずしも上記の形状になるとは限らない。いずれにしても、ペーストの塗布形状は距離によって異なり、ダイボンダ時のペースト濡れ性にバラつきが生じ、品質上問題となる。
そこで、ペースト吐出口46tをリードフレーム45の塗布面45sからの高さHを測定し、常にニードル46の高さを図2(f)、図2(g)及び図2(h)に示す矢印方向に制御し、所定の高さHsに保つ。
図3は、本発明の特徴を有するダイペースト塗布装置40の概略構成図示す図である。ダイペースト塗布装置31は、リードフレーム45の位置を検出する撮像手段である2次元撮像カメラ41(以下、単に撮像カメラという)と、撮像カメラ41、後述するように塗布面45sに検出パターンを投影する投影機42及び撮像カメラ41からの検出パターンの撮像データに基づいて基準面からの高さを検出するデータ処理部43を具備する高さ検出システム4と、塗布面45sにペーストを塗布するニードル46と、ニードル46を図面上で左右、上下に移動させる2次元移動機構44と、撮像カメラ41等を固定し、2次元移動機構44を図面上で左右方向に移動させるレール(図示せず)を保持する固定台48と、リードフレーム45を保持するステージ47を有する。なお、22はリードフレーム45を搬送するワーク供給・搬送部2を形成するフレームフィーダ22である。
次に、図4を用いて、高さ検出システム4の構成及び高さ検出原理をさらに説明する。図4(a)は、本発明の特徴である高さ検出システム4の光学システムと検出対象である塗布面45sとの関係を示す図である。図4(b)は、図4(a)に示す楕円A部分を拡大した図で、高さ検出原理を示す図である。図4(c)は後述する検出パターンの一例を示す図で、後述する撮像カメラで検出パターンを撮像した図を示す。
図4(a)に示すように、高さ検出システム4の光学システムは、高さを検出したいリードフレーム45の少なくとも塗布面45sに任意の形状を有する検出パターン50を斜めの方向から投影する投影機42と、投影された検出パターン50を鉛直方向から撮像する撮像カメラ41とを有する。前記基準面とは、リードフレームなどの基板の塗布面が所定の状態にあるときの塗布面が形成する平面をいう。また、本実施形態では、撮像カメラ41は、リードフレーム45の位置を検出する撮像カメラで兼用する。勿論、リードフレーム45の位置を検出する撮像カメラと別に設けてもよい。なお、41aは撮像カメラ41の光軸を、42bは投影機42の光軸を示す。
上記において検出パターンは、塗布面45sの高さを検出し易い形状を選ぶ。塗布面45sの形状としては図5に示すものがある。図5は、リードフリーム45の例を示す図である。図5(a)及び図5(b)は、共に、中央部にある円形のダイパット(ダイ搭載部)45tをリード部側45dに吊る4本のタブ吊りリード45rを有するリードフリーム45を示す。
図5(a)における塗布面45sは、ダイパット45tを一回り小さくした円形形状の領域である。図5(b)における塗布面45sは、ダイパット45tの中に設けた4つの小さな円形で形成される領域である。本実施形態では、検出パターンは、図5(a)の例を想定し、円形の塗布面45sより小さい、図4(c)に示す4方向に三角形の形状を有する十字形パターンを用いる。
次に、塗布面45sの高さ検出原理を図4(b)に基づいて説明する。塗布面45sを有する撮像面が、基準面51aから高さZだけ高い撮像面51bになった状態である。投影機42からの検出パターン50bは、撮像面の高さの変化に伴い、基準面51aにおける検出パターン50aから投影機側に水平方向にシフトした位置に投影される。図4(c)では、基準面51aにおける検出パターン50aを破線で示し、基準面51aから高さZだけ高い撮像面51bにおける検出パターン50bを実線で示す。投影機42の基準面51aからの成す角をθとし、基準面51aでの検出パターン50aからシフト量をΔXとすれば、高さZは式(1)で求まる。

Z=ΔX × Tanθ (1)

ここで、θを45度すれば、式(2)となり、シフト量ΔXが高さZとなるので、高さZを簡単に求めることができる。θ=45°が最も簡単に求めることができるが、他の角度を用いてもよい。装置への取り付けを考慮すると、0度より大きく90度より小さい角度が、好ましい。

Z=ΔX (2)

また、シフト量ΔXは、基準面51aにおける撮像カメラ41による撮像データである検出パターン50aと基準面51aにおける検出パターン50aから高さZだけ高い撮像面51bにおける検出パターン50bから求めることができる。
そこで、データ検出部43は、予め、基準面51aにおけるリードフレーム45の塗布位置に対応する位置に検出パターン50aを投影し、その撮像データの位置を記憶しておく。そのときの基準面51aは、十分な剛性と平面性を有する、例えば研磨したセラミック板をフレームフィーダ22(図1参照)上に置いて形成された投影面とする。
図6は、上記検出原理に基づく高さの検出結果とペースト吐出結果の典型的な場合を、中央部にその円形の塗布面45sを有する4連のリードフレームで示した図である。
撮像カメラ41による撮像データは、複数の列を撮像できる撮像範囲毎に行われる。その撮像データを処理することによって、各リードフレーム45(塗布面45s)の位置が求められると共に、撮像データのうち検出パターンデータが処理され、塗布面45sの高さが検出される。前記検出パターンデータ処理は、全てのデータを処理するのでなく、特徴点、例えば十字型検出パターンであれば十字の頂点のデータで行ない、高さはそれらの平均値としてもよい。
図6(a)及び図6(b)は、列内の各リードフレーム45に浮き上がりがなく、その円形の塗布面45sも浮き上がりがない場合である。図6(a)に示すように、検出パターン50は基準面の位置にあり、浮き上がりを示す高さZは0である。従って、図3に示すニードル46の高さを調節する必要がい。図3に示すニードルの吐出口46tを順次塗布面45sの位置(図6のY方向)に移動させ、ダイパット45t上にペーストを塗布する。その結果、図6(b)に示すように、ペーストはダイパット45t上の塗布面45sに所定の広がり所定の厚さを持って塗布される。
図6(c)及び図6(d)は、図6(c)を見て分るように、検出パターン50が下側に行くほど大きくずれている。即ち、下側に行くほど塗布面45sが高くなっている。図2に示すケースに従えば、ニードル46の吐出口46tと塗布面45sとの距離が短くなり、図6(d)に示すように、だんだんペーストが広がり、ダイの接着に必要なペースト厚を確保できなくなってきている。
図6(e)及び図6(f)は、図6(e)を見て分るように、内側のリードフレーム45の塗布面45sが浮き上がっているような状態を示している。そのために、内側の2つが特に十分なペースト厚を有することがでない。従って、確実にダイを接着できない。
さらに、リードフレーム45の厚さが薄くなると、列毎の傾向ではなく、リードフレーム一個一個で異なる傾向を示すようになる。
そこで、図4に示す高さ検出原理に基づいて、ニードル46の高さを調節することによって、図6(d)及び図6(f)の状態から図6(b)の正常な状態にすることができる。
図7は、上記の検出原理に基づいて高さ補正する処理フローを纏めた図である。まず、予め、基準面51aにおけるリードフレーム45の塗布面45sに対応する位置に検出パターンを投影し、その撮像データを記憶する(Step1)。次に、ペーストを塗布する位置に搬送されて来たリードフレーム45に検出パターンを照射し、処理対象のリードフレーム45の撮像データを得る(Step2)。式(1)または式(2)に基づき、処理対象内のリードフレーム45の塗布面45sの高さZを算出する(Step3)。順次処理対象内のリードフレームの塗布面45sに移動し、求めた高さによりニードル46のペースト吐出口46tの高さを調整し、ペーストを吐出する(Step4)。全てのリードフレーム45に対して処理終了するまで、Step2からStep4を繰り返す(Step5)。
以上説明した実施形態によれば、任意の形状を有する検出パターン50を斜めの方向から投影し、その撮像データを基準面における撮像データと比較することにより、塗布面45sの高さを高速に検出でき、塗布処理時間の短縮を図ることができる。
また、以上説明した実施形態によれば、撮像手段で一度に多くのリードフレームを撮像できるので、塗布処理時間の短縮を図ることができる。
さらに、以上説明した実施形態によれば、投影したパターンを撮像手段として、従来から用いてリードフレーム45の位置を測定する撮像カメラを使用することで、新たに撮像手段を設けることしなくて済むので、廉価なダイペースト塗布装置31を提供できる。
以上の説明では、塗布面の高さ検出について述べた。検出パターン50をフレームフィーダ22、例えばリードフレーム搬送するガイドレール(図示せず)に検出パターンを照射し、撮像することによって、投影機42、即ち基準面51aとガイドレールとの高さ方向の距離の熱などのよる変動を検出することができる。また、前記距離変動の測定点を3箇所以上設ければ、投影機42とガイドレールとの傾きの変化も検出できる。これらの結果、塗布面の高さをより精度よく検出でき、信頼性の高いダイボンダまたは半導体製造方法を提供できる。なお、投影機42とガイドレールとの距離の要因としては、熱などの他、撮像カメラ41、投影機42の取付け不良などがある。大幅な距離の変動または傾きの発生の要因は、後者の可能性が高く、特に傾斜の場合は、斜めに固定している投影機の取り付け不良の可能性が高い。また、異常であるか否かの自己診断が可能となる。
また、以上の説明では、高さを検出する検出パターンとして十字型パターンを用いたが、格子状の直線縞模様のパターンなど製作又は手に入り易いものを用いてもよい。
さらに、リ−ドフレーム等の基板にない検出パターンを用いることによって、画像処理における検出パターンの抽出がより容易に確実になり、塗布処理時間の短縮、より信頼性の高いダイペースト塗布装置または塗布方法を提供できる。
また、上記の実施形態では斜めに検出パターンを投影しているが、投影機に斜め投影を水平投影にする所謂シフト光学を用いて、照射領域前面に焦点を合わせ、より精度良く塗布面の高さを検出できる。
さらに、以上説明した実施形態によれば、ダイペースト塗布装置31での処理を高速で処理できるので、生産性の高いダイボンダを提供できる。
以上のように本発明の実施形態について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
1:ウエハ供給部 2:ワーク供給・搬送部
3:ダイボンディング部 4:高さ検出システム
10:ダイボンダ 22:フレームフィーダ
31:ダイペースト塗布装置(プリフォーム部)
41:撮像手段(2次元撮像カメラ等) 42:投影機
43:データ処理部 44:2次元移動機構
45:リードフレーム 45d:リード部側
45r:タブ吊りリード 45s:塗布面
45t:ダイパット(ダイ搭載部) 46:ニードル
46t:ペースト吐出口 47:ステージ
50:検出パターン 50a:基準面における検出パターン
50b:撮像面における検出パターン 51a:基準面
51b:撮像面 Z:基準面から塗布面の高さ
θ:投影機の基準面からの成す角。

Claims (11)

  1. 基板に任意の形状を有する検出パターンを前記基板に斜め方向から投影する投影機と、投影された投影前記検出パターンを鉛直方向から撮像する撮像手段と、
    基準とする基板でペーストが塗布される基準面で、前記撮像手段が前記基準面に投前記影機から照射された前記検出パターンを撮像した基準撮像データを記憶し、測定対象の基板におけるペーストが塗布される塗布面で、前記撮像手段が前記塗布面に前記投影機から照射された前記検出パターンを撮像した投影撮像データを前記基準撮像データとのシフト量を算出して、前記塗布面におけるペースト高さを測定するデータ処理部とを有する高さ検出システムと、
    前記基準面からの高さに基づいて、前記塗布面からの前記吐出口の高さを制御する制御手段と、
    を有することを特徴とするダイボンダ。
  2. 前記斜め方向は、前記基準面と45度の成す角度であることを特徴とする請求項1に記載のダイボンダ。
  3. 前記撮像手段は、前記基板の位置を検出する撮像手段も兼ねることを特徴とする請求項1に記載のダイボンダ。
  4. 前記検出パターンは十字型又は格子状の直線縞模様であることを特徴とする請求項1に記載のダイボンダ。
  5. 前記検出パターンは基板が有しない形状パターンであることを特徴とする請求項1に記載のダイボンダ。
  6. 前記高さ検出システムは、投影機の斜め投影を水平投影にするシフト光学系を有することを特徴とする請求項1に記載のダイボンダ。
  7. 投影機が基板に任意の形状を有する検出パターンを前記基板に斜め方向から投影するステップと、
    撮像手段が投影された前記投影検出パターンを鉛直方向から撮像するステップと、
    データ処理部が、基準とする基板でペーストが塗布される基準面で、前記撮像手段が前記基準面に投前記影機から照射された検出パターンを撮像した基準撮像データを記憶し、測定対象の基板におけるペーストが塗布される塗布面で、前記撮像手段が前記塗布面に前記投影機から照射された検出パターンを撮像した投影撮像データを前記基準撮像データとのシフト量を算出して、前記塗布面におけるペースト高さを測定するステップと、
    制御手段が前記高さに基づいて前記吐出口の前記塗布面からの高さを制御するステップと、を有することを特徴とする半導体製造方法。
  8. 前記斜め方向は、前記基準面と45度の成す角度であることを特徴とする請求項7に記載の半導体製造方法。
  9. 前記検出パターンは、十字型パターン又は格子状の直線縞模様パターンであることを特徴とする請求項7に記載の半導体製造方法。
  10. 前記検出パターンは、基板が有しない形状パターンであることを特徴とする請求項7に記載の半導体製造方法。
  11. 前記投影機の斜め投影を水平投影にシフトして前記塗布面に投影することを特徴とする請求項7に記載の半導体製造方法。
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