JP3372799B2 - ペースト塗布機 - Google Patents

ペースト塗布機

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JP3372799B2
JP3372799B2 JP33709496A JP33709496A JP3372799B2 JP 3372799 B2 JP3372799 B2 JP 3372799B2 JP 33709496 A JP33709496 A JP 33709496A JP 33709496 A JP33709496 A JP 33709496A JP 3372799 B2 JP3372799 B2 JP 3372799B2
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茂 石田
正行 齊藤
春夫 三階
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株式会社 日立インダストリイズ
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B12/00Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area
    • B05B12/08Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area responsive to condition of liquid or other fluent material to be discharged, of ambient medium or of target ; responsive to condition of spray devices or of supply means, e.g. pipes, pumps or their drive means
    • B05B12/084Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area responsive to condition of liquid or other fluent material to be discharged, of ambient medium or of target ; responsive to condition of spray devices or of supply means, e.g. pipes, pumps or their drive means responsive to condition of liquid or other fluent material already sprayed on the target, e.g. coating thickness, weight or pattern
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B1/00Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means

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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノズルの吐出口に
対向するように基板をテ−ブル上に載置し、ペースト収
納筒に充填されたペーストをこのノズルの吐出口から該
基板上に吐出させながら該基板と該ノズルの相対位置関
係を変化させ、該基板上に所望形状のペーストパタ−ン
を描画するペースト塗布機に係り、特に、該基板上に描
画したペーストパタ−ンが所望形状になっているか直ち
に確認することができるようにしたペースト塗布機に関
する。
【0002】
【従来の技術】特開平7−275770号公報に記載さ
れているように、ノズルの吐出口に対向するように基板
をテ−ブル上に載置し、ペースト収納筒に充填したペー
ストを該吐出口から該基板上に吐出させながら該基板と
該ノズルの相対位置関係を変化させ、該基板上に所望形
状のペーストパタ−ンを描画するペースト塗布機に、該
吐出口と基板の表面との対向間隔を計測する距離計と、
この距離計と該基板とを該基板の表面に沿って相対的に
移動させる移動手段と、その相対的移動時における距離
計の計測デ−タで基板の表面に描画したペーストパタ−
ンの塗布高さや塗布幅を算出する断面捕捉手段を設けた
ものがある。
【0003】具体的には、距離計はその下部が三角形状
に切り込まれており、その切り込み部の対向する2つの
斜面の一方に発光素子が、また、他方の斜面に複数の受
光素子が一列に夫々設けられ、ノズルは切り込み部の下
方に配置されている。発光素子はノズルの吐出口の真下
近傍を照射し、そこからの反射光をいずれかの受光素子
で受光するようになっている。ノズルと距離計は基板に
対して一緒に移動することによって、ノズルの吐出口と
基板表面の距離(間隔)が変化すると、反射光を捕らえ
る受光素子が替わるために、反射光を捕らえた受光素子
の位置を確認することによってノズルの吐出口と基板表
面の距離を非接触の三角測法で計測している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、発光素子が照射する光は指向性を持っており、基板
の表面に描画されたペーストパタ−ンの形状によって
は、受光素子が並んだ方向に反射しないことによってい
ずれの受光素子でもペーストパタ−ンでの反射光を捕捉
できないことがある。この場合には、ノズルの吐出口と
基板表面の距離は計測不能になってしまう。
【0005】また、発光素子が照射する光は点状ビ−ム
光であるため、上記したようにノズルと距離計は基板に
対して一緒に移動させており、その移動時に発生する振
動で距離計と基板の間隔が微妙にずれてしまい、正確に
ペーストパタ−ンの高さを計測できない。正確さを重視
すれば、距離計と基板の相対移動速度を下げる必要があ
り、作業タクトは低下してしまう。
【0006】本発明の目的は、かかる問題を解消し、描
画されたペーストパタ−ンがいかなる形状であっても正
確にしかも高速に計測することができるペースト塗布機
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ノズルの支持部材に、該ノズルとともに
基板に対する相対位置関係を変化しうるように、該基板
上に描画されたペーストパタ−ンにスリット光を照射す
る光源と、該基板での該スリット光が照射される領域を
画像認識する手段と、該画像認識手段で得られたペース
トパタ−ンと該スリット光の照射によって該ペーストパ
タ−ンを横切るように映出されるスリットマークとの画
像から該ペーストパタ−ンの高さを求める画像処理手段
とを設けた。
【0008】より詳細には、該光源はスリット光をペー
ストパターンが描画される基板の主面に対して45度の
俯角で照射するように上記支持部材に設けられ、画像認
識手段は該基板の主面に対して垂直な位置から画像認識
するように上記支持部材に設けられ、画像処理手段はス
リット光が照射されたペーストパタ−ンの最高地点であ
る画像上の位置と該スリット光の照射によって映出され
るスリットマークが該ペーストパタ−ンの該基板と接す
る端縁に交差する2位置を結ぶ画像上の直線へ該最高地
点である画像上の位置から前記スリット光の照射方向に
延長して引いた線の交点との距離をもって該スリット光
が照射されたペーストパタ−ンの最高地点の高さとする
ものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。
【0010】図1は本発明によるペースト塗布機の一実
施形態を示す斜視図であって、1は架台、2a,2bは
基板搬送コンベア、3は支持台、4は基板吸着盤、5は
θ軸移動テ−ブル、6a,6bはX軸移動テ−ブル、7
はY軸移動テ−ブル、8はサ−ボモ−タ、9はZ軸移動
テ−ブル、10はサ−ボモ−タ、11はボ−ルねじ、1
2はサーボモータ、13はペースト収納筒(シリン
ジ)、14は距離計、15は支持板、16a,16bは
画像認識カメラ、17は制御部、18はモニタ、19は
キ−ボ−ド、20は外部記憶装置、21はケ−ブル、2
2は光源、23は画像認識装置(画像認識手段)であ
る。
【0011】図1において、架台1上には、X軸方向に
並行で、かつ昇降可能な2つの基板搬送コンベア2a,
2bが設けられており、図示していない基板を図面の奥
の方から手前の方に、即ち、X軸方向に水平に搬送す
る。また、架台1上に支持台3が設けられ、この支持台
3上に、θ軸移動テ−ブル5を介して基板吸着盤4が搭
載されている。このθ軸移動テ−ブル5は、基板吸着盤
4をZ軸廻りのθ方向に回転させるものである。
【0012】架台1上には、さらに、基板搬送コンベア
2a,2bよりも外側でX軸に平行にX軸移動テ−ブル
6a,6bが設けられ、これらX軸移動テ−ブル6a,
6b間を渡るようにしてY軸移動テ−ブル7が設けられ
ている。このY軸移動テ−ブル7は、X軸移動テ−ブル
6aに設けられたサ−ボモ−タ8の正転や逆転の回転
(正逆転)により、X軸方向に水平に搬送される。Y軸
移動テ−ブル7上には、サ−ボモ−タ10の駆動による
ボ−ルねじ11の正逆転によってY軸方向に移動するZ
軸移動テ−ブル9が設けられている。
【0013】このZ軸移動テ−ブル9には、ペースト収
納筒13や距離計14を支持固定した支持板15が設け
られ、サーボモータ12がこれらペースト収納筒13や
距離計14を、この支持板15に設けられた図示してい
ないリニヤガイドの可動部を介してZ軸方向に移動させ
る。ペースト収納筒13は、このリニヤガイドの可動部
に着脱自在に取り付けられている。
【0014】また、架台1の天板には、図示しない基板
の位置合わせなどのための画像認識カメラ16a,16
bが上方向を向けて設けられている。
【0015】架台1の内部には、サーボモータ8,1
0,12などを制御する制御部17が設けられており、
この制御部17はケーブル21を介してモニタ18やキ
ーボード19,外部記憶装置20と接続されており、か
かる制御部17での各種処理のためのデータがキーボー
ド19から入力され、画像認識カメラ16a,16bで
捉えた画像や制御部17での処理状況がモニタ18で表
示される。また、キ−ボ−ド19から入力されたデータ
などは、外部記憶装置20において、フロッピディスク
などの記憶媒体に記憶保管される。
【0016】光源22と画像認識装置23は、支持板1
5に設けられているが、ペースト収納筒13や距離計1
4のようにリニヤガイドを介して設けられていないの
で、サ−ボモ−タ12が回転しても、Z軸方向に移動す
ることはない。画像認識カメラ16a,16bで捉えた
画像と同様に、この画像認識装置23で得られた画像も
制御部17で処理される。
【0017】図2は図1におけるペースト収納筒13と
距離計14との部分を拡大して示す斜視図であって、1
3aはノズル、24は基板であり、図1に対応する部分
には同一符号をつけている。
【0018】同図において、距離計14は下端部に三角
形の切込部があって、その切込部に発光素子と複数の受
光素子とが設けられている。ノズル13aは、距離計1
4の切込部の下部に位置付けられている。距離計14
は、ノズル13aの先端部からガラスからなる基板24
の表面(上面)までの距離を非接触の三角測法で計測す
る。
【0019】即ち、上記三角形の切込部での片側の斜面
に発光素子が設けられ、この発光素子から放射されたレ
−ザ光Lは基板24上の計測点Sで反射し、上記切込部
の他方の斜面に設けられた複数の受光素子のいずれかで
受光される。従って、レ−ザ光Lはペースト収納筒13
やノズル13aで遮られることはない。
【0020】また、基板24上でのレ−ザ光Lの計測点
Sとノズル13aの直下位置とは基板24上で僅かな距
離ΔX,ΔYだけずれるが、この僅かな距離ΔX,ΔY
程度のずれでは、基板24の表面の凹凸に差がないの
で、距離計14の計測結果とノズル13aの先端部から
基板24の表面(上面)までの距離との間に差は殆ど存
在しない。従って、この距離計14の計測結果に基いて
サ−ボモ−タ12を制御することにより、基板24の表
面の凹凸(うねり)に合わせてノズル13aの先端部か
ら基板24の表面(上面)までの距離(間隔)を一定に
維持することができる。
【0021】このようにして、ノズル13aの先端部か
ら基板24の表面(上面)までの距離(間隔)は一定に
維持され、かつノズル13aから吐出される単位時間当
りのペースト量が定量に維持されることにより、基板2
4上に塗布描画されるペーストパタ−ンは幅や厚さが一
様になる。
【0022】図3は図1における支持板15に設けられ
た光源22と画像認識装置23の部分を拡大して示す斜
視図であって、23aは照明器、23bは画像認識カメ
ラ、23cは鏡筒であり、図1に対応する部分には同一
符号をつけている。
【0023】同図において、光源22は、ペーストが描
画される基板24上に、その主面に対して45度の俯角
で十字形スリット光を照射するように、支持板(支持部
材)15に設けられている。スリット光の十字形は、図
1の手前側から見た場合、基板24の主面に映る形がX
字状となるようにしている。即ち、この十字は、図1で
のX,Y軸方向に対して45度傾いている。
【0024】画像認識装置23は、基板24の主面に対
して落射照明を行なう環状の照明器23aと、この照明
器23aの中央開口部を通して基板24の主面を捉える
画像認識カメラ23bと、この画像認識カメラ23bに
取り付けられた鏡筒23cとにより構成されている。画
像認識カメラ23bの光軸は、照明器23aの中央開口
部の中心を通り、基板24の主面に対して垂直になるよ
うにしている。光源22と画像認識カメラ23bは、支
持板15に固定されているので、夫々基板24上に任意
の高さで描画されるペーストパタ−ンへの焦点合わせ機
能を備えたものとなっている。
【0025】十字形スリット光を照射する光源22と落
射照明を行なう照明器23aとしては、基板24やペー
ストでの反射や分光の特性から、画像認識カメラ23b
で捉えられる画像のコントラストが明確になるような照
明色を発するものを用いる。
【0026】図4は図1における制御部の構成を示すブ
ロック図であって、17aはマイクロコンピュ−タ、1
7bはモ−タコントロ−ラ、17cはX軸ドライバ、1
7dはY軸ドライバ、17eはθ軸ドライバ、17fは
Z軸ドライバ、17gは画像処理装置、17hは外部イ
ンタ−フェ−ス、25はサーボモータ、26〜29はエ
ンコ−ダであり、前出図面に対応する部分には同一符号
をつけている。
【0027】同図において、制御部17は、マイクロコ
ンピュ−タ17aやモ−タコントロ−ラ17b、X,
Y,Z,θの各軸ドライバ17c〜17f、画像認識カ
メラ16a,16b,23bで得られる映像信号を処理
する画像処理装置17g、キ−ボ−ド19などとの間の
信号伝送を行なう外部インタ−フェ−ス17hを内蔵し
ている。制御部17は、さらに、基板搬送コンベア2
a,2bの駆動制御系を含むが、ここでは、図示を省略
している。また、マイクロコンピュ−タ17aは、図示
しないが、主演算部や後述する塗布描画を行なうための
処理プログラムを格納したROM,主演算部での処理結
果や外部インタ−フェ−ス17h及びモ−タコントロ−
ラ17bからの入力デ−タを格納するRAM,外部イン
タ−フェ−ス17hやモ−タコントロ−ラ17bとデ−
タをやりとりする入出力部などを備えている。
【0028】サーボモータ25はθ軸移動テ−ブル5を
駆動するものである。各サ−ボモ−タ8,10,12,
25には、回転量を検出するエンコ−ダ26〜29が設
けられており、その検出結果をX,Y,Z,θの各軸ド
ライバ17c〜17fに戻して位置制御を行なってい
る。
【0029】サ−ボモ−タ8,10がキ−ボ−ド19か
ら入力されてマイクロコンピュ−タ17aのRAMに格
納されているデ−タに基いて正逆回転することにより、
基板吸着盤4(図1)に真空吸着された基板24(図
2,図3)に対し、ノズル13a(図2)が、Z軸移動
テ−ブル9(図1)を介して、X,Y軸方向に任意の距
離を移動し、その移動中、ペースト収納筒13に僅かな
気圧が継続して印加されてノズル13aの先端部の吐出
口からペーストが吐出され、基板24に所望のペースト
パタ−ンが塗布描画される。このZ軸移動テ−ブル9の
X,Y軸方向への水平移動中に距離計14がノズル13
aと基板24との間隔を計測し、これを常に一定の間隔
を維持するように、サ−ボモ−タ12がZ軸ドライバ1
7fで制御される。
【0030】次に、図5により、この実施形態のペース
トパタ−ンの塗布描画処理と描画したペーストパタ−ン
の計測処理について説明する。
【0031】図5において、電源が投入されると(ステ
ップ100)、まず、塗布機の初期設定が実行されるが
(ステップ200)、この初期設定工程では、図1にお
いて、サーボモータ8,10を駆動することにより、Z
軸移動テ−ブル9をX,Y方向に移動させて所定の基準
位置に位置決めし、ノズル13a(図2)を、そのペー
スト吐出口がペースト塗布を開始する位置(即ち、ペー
スト塗布開始点)となるように、所定の原点位置に設定
するとともに、さらに、ペーストパタ−ンデ−タや基板
位置デ−タ,ペースト吐出終了位置デ−タ,描画したペ
ーストパタ−ンの計測位置デ−タの設定を行なうもので
ある。かかるデ−タの入力はキ−ボ−ド19(図1)か
ら行なわれ、入力されたデ−タは、前述したように、マ
イクロコンピュ−タ17a(図4)に内蔵されたRAM
に格納される。
【0032】この初期設定工程(ステップ200)が終
了すると、次に、ペーストが所望のパタ−ンで塗布描画
されるべき基板24を基板吸着盤4(図1)に搭載して
吸着保持させる(ステップ300)。この基板搭載工程
は、基板搬送コンベア2a,2b(図1)によってこの
基板24がX軸方向に基板吸着盤4の上方まで搬送さ
れ、図1に図示していない昇降手段によってこれら基板
搬送コンベア2a,2bを下降させることにより、基板
24を基板吸着盤4に搭載するものである。
【0033】次に、基板予備位置決め処理(ステップ4
00)を行なう。この処理では、図1において、図示し
ていない位置決めチャックにより、この基板24のX,
Y方向の位置合わせが行なわれる。また、基板吸着盤4
に搭載された基板24の位置決め用マ−クを画像認識カ
メラ16a,16bで撮影し、位置決め用マ−クの重心
位置を画像処理で求めて基板24のθ方向での傾きを検
出し、これに応じてサ−ボモ−タ25(図2)を駆動
し、このθ方向の傾きも補正する。
【0034】なお、ペースト収納筒13内の残りペース
トが少ない場合には、次のペースト塗布作業では、この
作業の途中でペーストの途切れがないようにするため
に、前以てペースト収納筒13をノズル13aとともに
交換するが、このようにノズル13aを交換すると、そ
の位置ずれが生ずることがあるので、基板24のペース
トパターンを形成しない箇所に交換した新たなノズル1
3aを用いて点打ち描画を行ない、この点打ち描画の重
心位置を画像処理で求め、この重心位置と基板24上の
位置決め用マ−クの重心位置との間の距離を算出して、
これをノズル13aのペースト吐出口の位置ずれ量d
x,dyとしてマイクロコンピュ−タ17aに内蔵のR
AMに格納する。これにより、基板予備位置決め処理
(ステップ400)を終了する。かかるノズル13aの
位置ずれ量dx,dyは、後に行なうペーストパターン
の塗布描画の動作時、この位置ずれを補正するようにす
る。
【0035】次に、ペースト膜形成処理(ステップ50
0)を行なう。この処理では、塗布開始位置にノズル1
3aの吐出口を位置付けるために、Z軸移動テ−ブル9
を移動させ、ノズル位置の比較・調整移動を行なう。
【0036】このために、まず、先の基板予備位置決め
処理(ステップ400)で得られてマイクロコンピュ−
タ17aのRAMに格納されたノズル13aの位置ずれ
量dx,dyが、図2に示したノズル13aの位置ずれ
量の許容範囲△X,△Yにあるか否かの判断を行なう。
許容範囲内(△X≧dx及び△Y≧dy)であればその
ままとし、許容範囲外(△X<dxまたは△Y<dy)
であれば、この位置ずれ量dx,dyを基にZ軸移動テ
−ブル9を移動させてペースト収納筒13を移動させる
ことにより、ノズル13aのペースト吐出口と基板24
の所望位置との間のずれを解消させ、ノズル13aを所
望位置に位置決めする。
【0037】次に、ノズル13aの高さ設定を行なう。
ペースト収納筒13が交換されていないときには、ノズ
ル13aの位置ずれ量dx,dyのデータはないので、
ペースト膜形成処理(ステップ500)に入ったところ
で、直ちにノズル13aの高さ設定を行なう。この設定
される高さは、ノズル13aの吐出口から基板24まで
の間隔がペーストの厚みになるようにするものである。
【0038】以上の処理が終了すると、次に、マイクロ
コンピュータ17aのRAMに格納されたペーストパタ
ーンデータに基づいてサーボモータ8,10が駆動さ
れ、これにより、ノズル13aのペースト吐出口が基板
24に対向した状態で、このペーストパターンデータに
応じてX,Y方向に移動するとともに、ペースト収納筒
13に僅かな気圧を印加してノズル13aのペースト吐
出口からのペーストの吐出を開始する。これにより、基
板24へのペーストパターンの塗布描画が開始する。
【0039】そして、これとともに、先に説明したよう
に、マイクロコンピュータ17aは距離計14からノズ
ル13aのペースト吐出口と基板24の表面との間隔の
実測デ−タを入力し、基板24の表面のうねりを測定し
て、この測定値に応じてサーボモータ12を駆動するこ
とにより、基板24の表面からのノズル13aの設定高
さが一定に維持される。
【0040】このようにして、ペーストパターンの描画
が進むが、上記のペーストパターンデータにより、ペー
ストパターンの塗布描画動作が完了しているかどうかを
判定し、この判定結果により、ペースト収納筒13のペ
ースト吐出を継続するか終了するかの判定を行なう。
【0041】このペースト膜形成工程(ステップ50
0)は、ノズル13aのペースト吐出口が基板24上の
上記ペーストパターンデータによって決まる描画パタ−
ンの終端であるか否かの判断により、この終端でなけれ
ば、再び基板の表面うねりの測定処理に戻り、以下、上
記の各工程を繰り返して、ペースト膜形成が描画パタ−
ンの終端に達するまで継続する。そして、この描画パタ
−ン終端に達すると、サーボモータ12を駆動してノズ
ル13aを上昇させ、このペースト膜形成工程(ステッ
プ500)が終了する。
【0042】次に、この描画済みのペーストパタ−ンの
計測処理(ステップ600)を実行する。
【0043】図6において、いま、基板24上にペース
トパターンPPを描画したものとし、この描画ペースト
パタ−ンPPは角部で丸味を持った口字状をなしている
ものとする。
【0044】ここで、紙面をペーストパターンPPが描
画された基板24の表面とし、図3に示す光源22によ
り、この紙面に対して左斜め上方から45度の俯角で十
字形のスリットを通した光、即ち、スリット光をこのペ
ーストパターンPPに照射すると、このペーストパター
ンPPの丸味を持った角部a〜dや直線部e〜hに十字
形のスリットマークが、このペーストスパターンPPが
曲面をなすために、実線で示すような変形した形状で映
し出され、この角部a〜dや直線部e〜hからの反射ス
リット光を受光して画像認識カメラ23bがこの十字形
スリットマークを含む部分の画像を撮像する。
【0045】なお、図6では、ペーストパターンPPの
角部a〜dや直線部e〜hの映し出された十字形スリッ
トマークを一括して示しているが、実際には、これら各
部毎に順に十字スリットマークを映し出し、これを画像
認識カメラ23bが撮像して、後述するように、この十
字形スリットマークが映し出された部分でのペーストパ
ターンPPの高さを計測する。このために、図1に示し
たX軸移動テ−ブル6a,6bやY軸移動テ−ブル7を
サーボモータ8,10によって駆動することにより、支
持板15に固定された画像認識カメラ23bを基板24
上のペーストパターンPPの高さを計測する位置に移動
させて撮像する。また、このようにスリット光の光軸が
ペーストパタ−ンPPの直線部と並行或いは直交するよ
うにするためには、図1に示したθ軸移動テ−ブル5で
もって基板24の向きを調整する。
【0046】次に、図6におけるペーストパターンPP
の角部a〜dでの高さの計測について説明する。
【0047】なお、これら各角部a〜dはスリット光に
対する角度が45度づつ異なるだけで、高さの演算の原
理は同一であるので、角部aを代表させて図7に基いて
説明する。
【0048】図7(a)に示すように、十字形スリット
マークMは、その交差部がペ−ストパタ−ンPPの最高
点に合うように、映し出される。ここでは、この十字形
スリットマークMの一方の直線がペーストパターンPP
の稜線に沿って映出され、これに直交する他方の線がペ
ーストパターンPPを横切って映出されるようにしたも
のとする。従って、図示するように、十字形スリットマ
ークMの一方の線はペーストパターンPPの稜線に沿っ
て直線状に映出され、他方の線は、ペーストパターンP
P上では曲線となって映出される。図3で説明したよう
に、照明器23aでもって基板24のこの十字形スリッ
トマークが映出された部分を照明し、この照明された部
分を画像認識カメラ28bが撮像する。このため、この
画像認識カメラ28bで得られる画像は図7(a)に示
すような画像である。
【0049】但し、図7(a)において、TPは十字形
スリットマークMの2つの直線の交差点が映出される画
像上でのペ−ストパタ−ンPPの最高地点を表わし、E
1,E2は夫々映出された十字形スリットマークの一方
の線がペ−ストパタ−ンPPの端縁と交差する画像上で
の位置を表わす。これら位置E1,E2を結ぶ画像上の
破線で示す直線をL1とし、位置TPからこの直線L1
へ十字形スリットマークMの照射方向に延長して引いた
線をPL1(図7(b)参照)として、この直線L1と
線PL1との交点をCP1とする。
【0050】図7(b)は図7(a)での状態を基板2
4上での断面模式的に示したものある。
【0051】図7(b)において、画像認識カメラ28
bはペーストパターンPPの十字形スリットマークMが
映出された部分を真上から撮像するものであるから、図
7(a)に示す画像がこの画像認識カメラ28aによっ
て得られた場合、図7(b)に示す断面図では、図7
(a)における位置TPの基板24上の直下の位置をT
としたとき、その真上のペ−ストパタ−ンPPの表面上
の位置TPはこのペーストパターンPPの最高地点とい
うことになり、この最高点TPに十字形スリットマーク
Mの上記交差点が映出されていることになる。また、図
7(a)における位置E1,E2は基板24上の位置で
あり、従って、これら位置E1,E2を結ぶ直線L1も
基板24上にあり、この直線L1上にある交点CP1も
基板24上にある。
【0052】一方、このペーストパターンPPの最高点
TPと図7(a)における位置E1,E2とを含む平面
を考えると、これら最高点TPと位置E1,E2とは十
字形スリットマークMの一方の直線状の線上の点が映出
されたものであるから、この平面はスリット光の光軸に
平行である。従って、図7(b)において、ペーストス
ターンPPの最高点TPと基板24上にある交点CP1
とを結ぶ直線PL1は、スリット光の光軸に平行であっ
て、このスリット光の光軸は、先に説明したように、基
板24の表面に対して45度をなしているから、位置T
P,CP1,Tによって形成される三角形は直角二等辺
三角形をなすことになる。従って、位置T,CP1間の
距離は位置TP,T間の距離、即ち、ペ−ストパタ−ン
PPの高さに等しい。
【0053】以上のことからして、画像認識カメラ28
bによって得られる図7(a)に示すような画像におい
て、位置T,CP1間の距離を位置Tの真上の位置TP
とCP1間の距離で求めることにより、ペーストパター
ンPPの高さを検出することができる。
【0054】なお、ペーストパターンPPの角部a〜d
での幅は、図7(a)に示すような場合には、位置E
1,E2間の距離に等しく、これから容易に求まる。
【0055】図8(a)は図6における直線部e〜hで
のペーストパターンの高さの計測方法を説明する図であ
り、ここでは、直線部fを代表させて示したものであ
る。
【0056】この場合も、先の角部の場合と同様である
が、ここでは、図8(a)に示すように、十字形スリッ
トマークMのスリット光がペーストパターンPPの長手
方向から仰角45度で照射される。この場合も、十字形
スリットマークMの2つの直線の交差点がペーストパタ
ーンPPの最高点に映出されるようにしているが、十字
形スリットマークMのこれら2つの直線はペーストパタ
ーンPPを斜め45度で横切るように映出される。この
ため、映出されるこれら2つの直線は、図示するよう
に、ペストパターンPP上で曲線となる。
【0057】この映出されたマークの部分が画像認識カ
メラ28bで撮像され、図8(a)に示す画像が得られ
るのであるが、ここで、図7(a)の場合と同様に、
はペ−ストパタ−ンPPの最高地点に対する画像上の
位置を示し、また、十字形スリットマークMの一方の直
線の映出像がペ−ストパタ−ンPPと基板24との境界
と交差する2つの位置の画像上での位置をE3,E4と
し、画像上でのこれら位置E3,E4を結ぶ破線で示す
直線をL2とし、画像上での位置TPからこの直線L2
へ十字形スリットマークMの照射方向に延長して引いた
破線で示す線PL2がこの直線L2と交差する点をCP
2とする。
【0058】図8(b)は図8(a)での状態を基板2
4での断面で模式的に示した図である。
【0059】この図8(b)においても、図7(b)で
説明したのと同様に、ペ−ストパタ−ンPPの最高地点
TPと交点CP2と位置Tとがなす三角形は直角二等辺
三角形であって、交点CP2と最高地点TPを基板24
上に直下に降ろした位置Tとの間の距離は位置Tとペ−
ストパタ−ンPPの最高地点TPとの間の距離、即ち、
ペ−ストパタ−ンPPの高さに等しい。従って、画像認
識カメラ28bによって得られた図8(a)に示す画像
で位置TPと交点CP2の長さを求めることにより、ペ
ーストパターンPPの高さが得られる。
【0060】以上のようにして、ペーストパターンPP
の高さを得ることができるが、この方法では、十字形ス
リットマークMの交点をペ−ストパタ−ンPPの最高地
点TPに精度良く一致させることは非常に困難であり、
作業タクトの低下をきたすことになる。そのために、か
かる方法を変形した以下に説明する方法によってもペ−
ストパタ−ンPPの高さを求めることができる。これを
図9により説明する。
【0061】(1)まず、十字形スリットマークMをペ
−ストパタ−ンPPに適当に映出させて画像認識カメラ
28bでこれを撮像する。但し、十字形スリットマーク
Mの2つの直線のうち、少なくとも一方がペーストパタ
ーンPPを横切って映出されるようにする。 (2)画像処理装置17gでは、このようにして得られ
た画像において、十字形スリットマークMの画像がペ−
ストパタ−ンPPの端縁と交差する2つの位置の画像上
での位置E5,E6を決める。 (3)次に、これら位置E5,E6の中点NPを求め、
この中点NPを通るペ−ストパタ−ンPPに平行な仮想
線NLを描く。 (4)そして、この仮想線NL上の各画素について明る
さを判定し、そのうちの一番明るい画素を選択し、その
画素をペ−ストパタ−ンPPの最高地点TPの画像上の
位置Tとする。これは、描いたペ−ストパタ−ンPPの
幅方向の中心が最も高い位置にあるとの前提によるもの
である。 (5)次に、画像上において、位置E5,E6を結ぶ直
線L3を描いて位置Tから十字形スリットマークMの照
射方向に延長させて線PL3を引き、これと直線L3と
の交点CP3を求め、図7及び図8に示した方法と同様
に、位置Tと交点CP3との距離を求める。この距離が
求めるペ−ストパタ−ンPPの高さである。なお、交点
CP3は、スリット光の交軸が基板の主面に交差する画
像上の位置である。
【0062】以上のようにして、ペ−ストパタ−ンPP
の任意の位置の高さを計測する。また、直線部e〜hの
幅は、図8(a)に示す直線部fを例に取れば、位置E
3,E4間の距離と位置E1,E2を結ぶ直線のペース
トパターンPPに対する傾き角とから、三角関数を用い
て容易に算出することができる。
【0063】以上は図5におけるパターン計測処理(ス
テップ600)であったが、これが終了すると、図5の
描画したペ−ストパタ−ンの良否判定処理(ステップ7
00)を行なう。この良否判定にあたっては、マイクロ
コンピュ−タ17a(図4)のRAMに前もって格納し
ておいた高さの判定基準とペ−スト計測処理(ステップ
600)で得られたペ−ストパタ−ンPPの高さと幅の
デ−タとを比較し、ペーストスターンPPの高さと幅が
規定範囲にあるか否かを判断する。
【0064】この良否判定処理(ステップ700)でペ
ーストパターンPPが描画された基板が良品と判定され
ると、次に、基板排出処置(ステップ900)に進み、
図1において、基板24の基板吸着盤4への吸着を解除
し、基板搬送コンベア2a,2bを上昇させて基板24
をこれに載置させ、この基板搬送コンベア2a,2bに
より装置外に排出する。また、ステップ700で基板が
不良と判定された場合には、この基板を製造ラインから
除去する不良処理(ステップ800)が行なわれる。
【0065】そして、以上の全工程を停止するか否かを
で判定し(ステップ1000)、複数枚の基板に同じパ
タ−ンでペ−スト膜を形成する場合には、別の基板に対
して基板搭載処理(ステップ300)から繰り返され、
全ての基板についてかかる一連の処理が終了すると(ス
テップ1000)、作業が全て終了となる。
【0066】以上説明したように、この実施形態では、
描いたペ−ストパタ−ンを一挙に画像認識カメラで撮像
した上で、画像処理手段で画像上で高さを計測するの
で、計測誤差が含まれることはないし、処理も高速に行
なわれて作業タクトは低下しない。
【0067】また、ノズル13aで描いたペ−ストパタ
−ンは、直ちに隣接した画像認識カメラ28bで撮像す
ることができるから、粘度が低くて傾けたりすると変形
し易いようなペ−ストであっても、描画直後の形状を正
確に計測することができる。
【0068】なお、上記実施形態では、図6に示したよ
うに、あらゆる形にペ−ストパタ−ンが描かれることを
想定して十字形のスリットマークを用いたものである
が、本発明は、これに限るものではなく、例えば、
「一」の字状などのような単純な直線状などのマークと
してもよいことはいうまでもない。
【0069】また、スリット光の照射角度を俯角45度
としたが、これは撮影した画面上で直角二等辺三角形が
得られ、高さの算出が簡単なためであるが、他の角度で
あっても直角三角形は得られるので、スリット光の照射
俯角は任意に選択して差し支えない。
【0070】さらに、先に示した従来のペ−スト塗布機
のように、ノズル13aや距離計14とともに画像認識
カメラ23bは水平方向において固定し、基板側を水平
方向に移動させる形式のものにも、本発明を適用でき
る。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
描画されたペ−ストパタ−ンがいかなる形状であって
も、正確にしかも高速にこのペーストパターンを計測す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるペ−スト塗布機の一実施形態を示
す斜視図である。
【図2】図1に示した実施形態でのペ−スト収納筒と距
離計との配置関係を示す斜視図である。
【図3】図1に示した実施形態での画像認識装置の配置
関係を示す斜視図である。
【図4】図1に示した実施形態での制御系統を示すブロ
ック図である。
【図5】図1に示した実施形態の全体動作を示すフロ−
チャ−トである。
【図6】図1に示した実施形態での基板上に描画された
ペ−ストパタ−ンとこのペ−ストパタ−ンの各部で映出
される十字形スリットマークとの一具体例を示す図であ
る。
【図7】図1に示した実施形態での図6に示したペ−ス
トパタ−ンの高さの計測方法の一具体例を示す図であ
る。
【図8】図1に示した実施形態での図6に示したペ−ス
トパタ−ンの高さの計測方法の他の具体例を示す図であ
る。
【図9】図1に示した実施形態での図6に示したペ−ス
トパタ−ンの高さの計測方法のさらに他の具体例を示す
図である。
【符号の説明】
1 架台 2a,2b 基板搬送コンベア 3 支持台 4 基板吸着盤 5 θ軸移動テ−ブル 6a,6b X軸移動テ−ブル 7 Y軸移動テ−ブル 8 サ−ボモ−タ 9 Z軸移動テ−ブル 10,12 サ−ボモ−タ 13 ペ−スト収納筒 13a ノズル 15 支持板 17 制御部 17g 画像処理装置 25 サ−ボモ−タ 22 光源 23 画像認識装置 23a 落射照明器 23b 画像認識カメラ 23c 鏡筒 24 基板 PP ペ−ストパタ−ン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三階 春夫 茨城県竜ケ崎市向陽台5丁目2番 日立 テクノエンジニアリング株式会社 開発 研究所内 (56)参考文献 特開 平7−275770(JP,A) 特開 平2−140605(JP,A) 特開 平2−302608(JP,A) 特開 平7−55440(JP,A) 特開 昭62−264833(JP,A) 特開 昭64−21310(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05C 11/00 B05C 5/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルの吐出口に対向するようにして基
    板をテ−ブル上に載置し、ペースト収納筒に充填したペ
    ーストを該吐出口から該基板上に吐出させながら該基板
    と該ノズルとの相対位置関係を変化させることにより、
    該基板上に所望形状のペーストパタ−ンを描画するペー
    スト塗布機において、 該ノズルの支持部材に、該ノズルとともに該基板に対す
    る相対位置関係が変化するように、該基板上に描画され
    たペーストパタ−ンに十字形スリットマークのスリット
    光を該基板の主面に対して45度の俯角で照射する光源
    と、該基板上の該スリット光の照射によって該ペースト
    パターン上に該十字形スリットマークが映出される領域
    該基板の主面に対して垂直な方向から画像認識する画
    像認識手段とを設け、 さらに、該画像認識手段で得たペーストパタ−ンと該ペ
    ーストパタ−ンを横切るように映出される該十字形スリ
    ットマークとの画像から、該スリット光が照射された該
    ペーストパタ−ンの最高地点である画像上の位置と映出
    された該十字形スリットマークの該ペーストパタ−ンを
    横切る線が該ペーストパタ−ンの該基板と接する端縁と
    交差する2位置を結ぶ画像上の直線へ該最高地点である
    画像上の該位置から該スリット光の照射方向に延長して
    引いた線の交点との間の距離をもって該スリット光が照
    射された該ペーストパタ−ンの最高地点の高さとして、
    該ペーストパターンの高さを求める画像処理手段を設け
    たことを特徴とするペースト塗布機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のペースト塗布機におい
    て、前記画像処理手段は、映出された前記十字形スリットマ
    ークの前記ペーストパタ−ンを横切る前記線が前記ペー
    ストパタ−ンの幅方向の中央で交差する前記画像上の位
    置を前記ペーストパタ−ンの前記最高地点とする ことを
    特徴とするペースト塗布機。
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