JPH0750467A - ペースト塗布機 - Google Patents
ペースト塗布機Info
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- JPH0750467A JPH0750467A JP19624493A JP19624493A JPH0750467A JP H0750467 A JPH0750467 A JP H0750467A JP 19624493 A JP19624493 A JP 19624493A JP 19624493 A JP19624493 A JP 19624493A JP H0750467 A JPH0750467 A JP H0750467A
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- H05K3/10—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
- H05K3/12—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns
- H05K3/1241—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns by ink-jet printing or drawing by dispensing
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- Coating Apparatus (AREA)
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Abstract
基板を所望の位置関係に位置決めして正確にペーストを
塗布描画することができるようにする。 【構成】 ペーストを吐出するノズル1に対向させて基
板7をテーブル上に保持し、ノズル1からペーストを吐
出させつつノズル1とテーブルを相対的に移動させて、
基板7上に所望のパターンでペーストを塗布するが、ノ
ズル1の吐出口の位置を計測する手段と、この手段の計
測結果からノズル1を交換した際のペースト吐出口の位
置変動を算出する手段と、この算出手段で得た結果から
交換後におけるノズル吐出口に対して基板7を所望位置
に位置決めする手段を設けた。
Description
た基板上に所望形状のペーストパターンを塗布描写する
ペースト塗布機に係り、特に、ノズルを先端に固定した
ペースト収納筒の交換を可能としたペースト塗布機に関
する。
先端に固定されたノズルにテーブル上に載置された基板
を対向させ、ノズルからペーストを吐出させながらノズ
ルとテーブルとの少なくともいずれか一方を移動させて
これらの相対位置関係を変化させることにより、基板上
に所望のパターンでペーストを塗布する吐出描画技術と
して、例えば特開平2ー52742号公報に記載される
ペースト塗布機が知られている。かかるペースト塗布機
では、基板として絶縁基板が使用され、この絶縁基板上
にノズル先端のペースト吐出口から抵抗ペーストを吐出
させ、絶縁基板上に所望形状の抵抗ペーストパターンを
形成するものである。
術のようなペースト塗布機の場合、ペースト収納筒に収
納されているペーストが充分使い尽くされ、次の基板の
描画では途中でペーストが切れてしまうおそれがある場
合がある。このような場合、次の基板での描画に先立
ち、このペースト収納筒にペーストを充填することが考
えられるが、かかる充填は精密機器として構成上問題が
あるので、ペーストが満たされた新たなペースト収納筒
と交換できるようにするのが普通である。この場合、ペ
ースト収納筒にノズルが一体となっており、従って、ノ
ズルも同時に交換される。かかる交換を、以下、ノズル
の交換という。
どの加工精度やこれらの取付け精度には若干のバラツキ
があると、上記のノズルの交換により、ノズル先端のノ
ズル吐出口の位置がノズルの交換の前後でずれてしま
い、基板上の所定の正しい位置に所望形状のペーストパ
ターンを描画ができなくなる場合が多かった。
を行なう場合、このノズルの交換によってノズル先端の
ノズル吐出口の位置変動があると、交換前に形成された
パターンの終端位置と交換後のパターンの先端位置とに
ずれが生ずる。このことは、描画されるペーストパター
ンが細いものほど大きな問題となる。
ル交換前のパターンとノズル交換後のパターンとのつな
ぎ目で一部重なりあったり、幅方向にずれて折れ曲がっ
たようなパターンとなる場合があり、このような場合抵
抗パターンの単位長当りの抵抗値が異なってしまうし、
また、特にノズル交換前のパターンとノズル交換後のパ
ターンとのつなぎ目で隙間が生ずると、抵抗パターンが
断線してしまう場合がある。液晶表示装置のシール材を
描画塗布する場合には、シール材の途切れが生ずる恐れ
もあり、このようなときには、液晶の封止ができないこ
とになる。
ンを描画する場合、これら基板上のペーストパターンの
描画位置は同じでなければならないが、上記のようにノ
ズルの交換によってノズル先端のノズル吐出口の位置変
動があると、ノズルの交換の前と後とでは、基板上に形
成されるペーストパターンの位置がずれてしまい、製品
としての価値がなくなってしまう。例えば、液晶表示装
置の液晶封止基板において、シール材のパターンに位置
ずれがあると、これら基板を重ねたとき、表示画素の一
部がパターン外に位置して正しい表示をすることができ
ない表示装置になってしまうおそれがある。
ズルの交換などによって基板に対するノズル吐出口の位
置関係が変動しても、所望形状のペーストパターンを精
度良く塗布描画することができるようにしたペースト塗
布機を提供することにある。
に、本発明は、該ノズルの交換に際し、該ノズルのペー
スト吐出口の位置を計測する第1の手段と、該第1の手
段の計測結果から該ノズルのノズル吐出口の位置ずれ量
を算出する第2の手段と、該第2の手段で得られた該位
置ずれ量に応じて該基板の位置調整をする第3の手段と
を設ける。
を示す情報を記憶する記憶手段を設け、この情報に基づ
いて上記第1,第2,第3の手段を動作させる。
り、ノズルのペースト吐出口の位置が計測され、この計
測結果により、上記第2の手段がノズルの交換前からの
位置ずれ量が検出される。この検出量に基づいて基板も
しくは該ノズルの位置が上記第3の手段により調整され
る。これにより、交換前後でのノズルの位置ずれがなく
なる。
す情報が記憶手段に記憶される。同じ形状のペーストパ
ターンを複数の基板に描画する場合、その途中でノズル
の交換があっても、上記記憶手段に記憶されている情報
によってノズルの交換があったことを知ることができ、
この情報がこの記憶手段から読み取れるとき、自動的に
上記のノズル位置のずれ測定と調整移動を行なうことに
より、各基板で同じ位置からのペーストパターンの描画
が可能となる。
る。図1は本発明によるペースト塗布機の一実施例を示
す概略斜視図であって、1はノズル、2はペースト収納
筒(またはシリンジ)、3は光学式距離計、4aはZ軸
テーブル、4bはカメラ支持部、5はX軸テーブル、6
はY軸テーブル、7は基板、8はθ軸テーブル、9は架
台部、10はZ軸テーブル支持部、11aは画像認識カ
メラ、11bは画像認識カメラ11aの鏡筒、12はノ
ズル支持具、13は吸着台、14は制御装置、15a〜
15cはサーボモータ、16はモニタ、17はキーボー
ドである。
5が固定され、このX軸テーブル5上にX軸方向に移動
可能にY軸テーブル6が搭載されている。そして、この
Y軸テーブル6上にY軸方向に移動可能に吸着台13が
固定されたθ軸テーブル8が搭載されている。この吸着
台13上に基板7が、例えばその各辺がX,Y軸方向に
平行になるように、吸着されて搭載される。吸着台13
上に搭載させて基板7は、制御装置14の制御駆動によ
り、X,Y軸方向に移動することができる。即ち、サー
ボモータ15bが制御装置14によって駆動されると、
X軸テーブル5がX軸方向に移動して基板7がX軸方向
に移動し、サーボモータ15cが駆動されると、Y軸テ
ーブル6がY軸方向に移動して基板7がY軸方向に移動
する。従って、制御装置14によってX軸テーブル5と
Y軸テーブル6とを夫々任意の距離だけ移動させると、
基板7は架台部9に平行な面内で任意の方向に任意の位
置だけ移動することになる。また、θ軸テーブル8は、
図示しないサーボモータにより、その中心位置を中心軸
として、θ方向に回動可能となっている。
が設置されており、これにZ軸方向(上下方向)に移動
可能にZ軸テーブル4aが取り付けられている。そし
て、このZ軸テーブル4には、ノズル1やペースト収納
筒2,光学式変位計3が載置されている。Z軸テーブル
4aのZ軸方向(上下方向)の制御駆動も制御装置14
によって行なわれる。即ち、サーボモータ15aを制御
装置11が駆動すると、Z軸テーブル4aがZ軸方向に
移動し、これにともなってノズルやペースト収納筒2,
光学式変位計3がZ軸方向に移動する。ノズル1はペー
スト収納筒2の先端に設けられているが、これとペース
ト収納筒2の下端とは連通部を備えたノズル支持具12
を介して僅かに離れている。
であるペースト吐出口と基板7の上面との間の距離を、
非接触でかつ三角測法によって計測する。
の下端部は三角状に切り込まれており、その一辺に発光
素子が、他辺に受光素子が夫々設けられている。ノズル
支持具12はペースト収納筒2の先端に取り付けられて
光学式距離計3の上記切込み部の下方まで伸延してお
り、その先端下面にノズル1が取り付けられている。光
学式距離計3の上記切込み部に設けられた発光素子は、
一点鎖線で示すように、基板7(図1)上のノズル1の
下方位置を照射し、そこからの反射光を上記の受光素子
が受光する。ノズル1の先端のペースト吐出口と基板7
の上面との間の距離が正しい距離である場合、発光素子
からの光がノズル1の真下の基板7の表面を照射するよ
うに、ノズル1と光学式距離計3との位置関係や光学式
距離計3での発光素子,受光素子の配置などが設定され
ている。従って、ノズル1のペースト吐出口と基板7と
の間の距離が変化すると、発光素子からの光の照射位置
が基板7上のノズル1の真下の位置から変動し、受光素
子での受光状態が変化する。これにより、ノズル1のペ
ースト吐出口と基板7との間の距離を計測することがで
きる。
移動してペーストパターンを形成するとき、発光素子か
らの光の基板上での照射点(以下、この点を計測点とい
う)が既に形成されたペーストパターンを横切ると、光
学式距離計3によるノズル1のペースト吐出口と基板7
の表面との間の距離の計測値にペーストパターンの厚み
分だけの誤差が生ずる。そこで、このように計測点がペ
ーストパターンをできるだけ横切らないようにするため
に、基板7上のノズル1からのペースト滴下点(以下、
これを塗布点という)からX,Y軸に対して斜めの方向
に計測点を位置させるとよい。
尽くされると、上記のようにノズルの交換が行なわれ、
塗布点が基板7上のペーストを塗布しようとするある設
定位置と一致するようにノズル1が取り付けられるが、
ペースト収納筒2やノズル支持具12,ノズル1の精度
のバラツキなどにより、ノズルの交換前後でノズル1の
位置が変動することがある。しかし、図2に示すよう
に、塗布点が設定位置を中心に予め設定された大きさの
許容範囲(△X,△Y)内にあるとき、ノズル1は正常
に取り付けられているものとする。但し、△XはX軸方
向の幅、△YはY軸方向の幅である。
4bが取り付けられ、これに画像認識カメラ11aとそ
の鏡筒11bとが載置されている。制御装置14は光学
式距離計3や画像認識カメラ11aからのデータが供給
され、これに応じてサーボモータ15a,15b,15
cやθ軸テーブル8用のサーボモータ(図示せず)を駆
動する。また、これらサーボモータに設けたエンコーダ
から各モータの移動状況についてのデータが制御装置1
4にフィードバックされる。
読み取られた基板7の画像やキーボード17から入力さ
れるデータ、制御装置14から得られるこの実施例での
処理状況に関するデータなどが画面に表示される。
が吸着台13に置かれると、これが真空吸着されて固定
され、θ軸テーブル8を操作することにより、基板7の
各辺がX,Y軸に夫々平行となるように設定される。そ
して、Z軸テーブル4aが、光学式距離計3の測定結果
をもとにサーボモータ15aが駆動制御されることによ
り、下方に移動して基板7の上方からノズル1を降下さ
せていき、ノズル1のペースト吐出口と基板7の表面と
の間の距離が規定の距離になると、この下降を停止させ
る。
具12を経てノズル1からペーストを吐出しつつ、サー
ボモータ15b,15cの駆動制御によってX軸テーブ
ル5とY軸テーブル6が適宜移動され、これによって基
板7上に所望形状パターンでペーストが塗布される。形
成しようとするペーストパターンはX,Y軸方向に距離
で換算でき、このためのデータをキーボード17から入
力すると、制御装置14はこのデータをサーボモータ1
5b,15cに与えるパルス数に変換して指令を出し、
描画を自動で遂行させる。
例を示すブロック図であって、14aはマイクロコンピ
ュータ、14bはモータコントローラ、14caはZ軸
ドライバ、14cbはX軸ドライバ、14ccはY軸ド
ライバ、14cdはθ軸ドライバ、14dは画像処理装
置、14eは外部インターフェース、15dはθ軸テー
ブル8(図1)のサーボモータ、Eはエンコーダであ
り、図1に対応する部分には同一符号をつけている。
グラムを格納しているROMを内蔵したマイクロコンピ
ュータ14aと、各サーボモータ15a〜15dのモー
タコントローラ14bと、各サーボモータ15a〜15
dのドライバ14ca〜14cdと、画像認識カメラ1
1で読み取った画像を処理する画像処理装置14dと、
キーボード17や画像処理装置14dとの外部インター
フェース14eとを備えている。
を示すキーボード17からの各種データや、マイクロコ
ンピュータ14aで処理されて生産された各種データな
どは、マイクロコンピュータ14aに内蔵されたRAM
に格納される。
際しての制御装置14の処理動作について説明する。
ップ100)、ペースト塗布機の初期設定が実行される
(ステップ200)。この初期設定は、図6に示すよう
に、Z軸テーブル4aやX軸テーブル5,Y軸テーブル
6を予め決められた原点位置に位置決めされ(ステップ
201)、ペーストパターンのデータや基板7の位置デ
ータの設定(ステップ202)、ペーストの吐出終了位
置データの設定(ステップ203)を行なうものであ
る。これら設定のためのデータ入力はキーボード17か
ら行なわれる。かかる入力データは、前述したように、
マイクロコンピュータ14aに内蔵されたRAMに格納
される。
て、次に、ノズルの交換があったかどうかの確認判断を
行なう(ステップ300)。ノズルの交換については、
後に図9のペースト膜形成処理工程(ステップ700)
で詳細に説明する。ノズルの交換があった場合には、ノ
ズル位置ずれ量計測処理(ステップ400)が行なわれ
るが、この交換がなければ、ステップ500に進む。以
下、このステップ400について、図7により詳細に説
明する。
13に仮の基板を搭載し(ステップ401)、吸着台1
3に吸着保持させて(ステップ402)画像認識カメラ
11の視野中心にある仮の基板をノズル1の直下に移動
させる(ステップ403)。そして、Z軸テーブル4a
を降下させてノズル1を降下させ(ステップ404)、
ペースト収納筒2に充填されているペーストをノズル1
のペースト吐出口から滴下させて、仮の基板上に点状の
ペースト膜を形成する(ステップ405)。しかる後、
ノズル1を上昇させ(ステップ406)、画像認識カメ
ラ11の視野中心下に仮の基板を移動させる(ステップ
407)。そして、画像認識カメラ11で点状のペース
ト膜を撮影し、その出力を画像処理装置14d(図3)
で公知の画像処理を行ない、点状のペースト膜の重心
(即ち、点の中心位置)を求める(ステップ408)。
ズル1に位置ずれがない場合での塗布点をP1、画像認
識カメラ11aにおける視野をG1とすると、塗布点P
1の中心(上記点状のペースト膜の中心位置)と画像認
識カメラ11aにおける視野G1の中心との間の距離X
1は、サーボモータ15bによって仮の基板を移動させ
た距離である。そこで、マイクロコンピュータ14a
は、次に、仮の基板におけるこの塗布点P1をこの既知
の距離X1だけ画像認識カメラ11aの視野G1の方に
逆送させる。ノズル1に位置ずれがない状況では、距離
X1だけ逆送すると、塗布点P1は視野G1の中心に一
致するが、ノズル1に位置ずれがあると、距離X1だけ
逆送させると、視野G1の中心と塗布点は一致しない。
逆送した状況での塗布点をP2として、画像認識カメラ
11aの視野G1の中心と塗布点P2の中心との偏差△
X1,△Y1を求め(ステップ409)、ノズル1の位
置ずれ量としてマイクロコンピュータ14aのRAMに
格納する。そして、仮の基板の吸着解除をする(ステッ
プ410)。
る。
交換がないとき、或いはステップ400の処理が終わる
と、所望形状のペーストパターンが塗布描画されるべき
基板を吸着台13(図1)に搭載し吸着保持し(ステッ
プ500)、基板予備位置決め処理を行なう(ステップ
600)。以下、図8により、この処理について説明す
る。
た基板7(図1)に予め付されている位置決め用マーク
を画像認識カメラ11aで撮影し(ステップ601)、
画像認識カメラ11aの視野G1(図4)内でのこの位
置決め用マークの重心位置を画像処理で求める(ステッ
プ602)。そして、この視野G1の中心とこの位置決
め用マークの重心位置とのずれ量を算出し(ステップ6
03)、このずれ量を用いて、X軸テーブル5,Y軸テ
ーブル6及びθ軸テーブル8(以上、図1)夫々の基板
7の所望位置への移動量を算出する(ステップ60
4)。さらに、これらの移動量をサーボモータ15b〜
15d(図1,図3)の操作量に変換し(ステップ60
5)、かかる操作量に応じてサーボモータ15b〜15
dを駆動することにより、各テーブル5,6,8を移動
させて基板7を所望位置にセットする(ステップ60
6)。
否か確認するために、再び基板7上の位置決め用マーク
を画像認識カメラ11aで撮影して視野G1内での位置
決め用マーク中心(重心)を計測して(ステップ60
7)、視野G1内でのマーク中心のずれ量を求め(ステ
ップ608)、そのずれ量が図2で説明した許容範囲
(ΔX,ΔY)内にあるか否か確認する(ステップ60
9)。そして、この許容範囲内にあればステップ600
の処理が終了したことになり、許容範囲(ΔX,ΔY)
外にあればステップ604に戻って以上の処理を繰り返
す。
が終了すると、次に、ステップ700のペースト膜形成
工程(処理)に移る。これを、以下、図9に基づいて説
明する。
7を移動させ(ステップ701)、この基板7の位置の
比較・調整移動を行なう(ステップ702)。これは、
図4及び図7で先に説明したステップ400のノズル1
の位置ずれ量計測処理に基づくものである。これを図1
0によって説明する。
409で求めてマイクロコンピュータ14a(図3)の
RAMに格納されているノズル1の位置ずれ量△X1,
△Y1が、図2で説明したノズル1の位置ずれ許容範囲
(ΔX,ΔY)内にあるか否かの判断を行なう(ステッ
プ702a)。この許容範囲(△X≧△X1,△Y≧△
Y1)内にあれば、直接図9のステップ703に進む
が、許容範囲(△X<△X1,△Y<△Y1)外であれ
ば、先に求められた位置ずれ量△X1,△Y1から基板
7の移動を行なうX軸テーブル5とY軸テーブル6との
移動量を算出し(ステップ702b)、これら移動量に
基づいてモータコントローラ14b(図3)に操作量の
設定をする(ステップ702c)。そして、X軸ドライ
バ14cb,Y軸ドライバ14ccを介してサーボモー
タ15b,15cを指定された量だけ夫々回転させ、X
軸テーブル5とY軸テーブル6とを移動させる。これに
より、ペースト収納筒2を交換したことによって生じた
ノズル1の吐出口と基板7の所望塗布点との位置ずれが
なくなり、基板7上のこれから塗布を開始しようとする
所望塗布点がノズル1の吐出口の真下にくるように、基
板7が位置決めされたことになり、この処理が終了す
る。
703に移ってノズル1の高さ設定を行なう(ステッブ
703)。即ち、ノズル1の吐出口から基板7までの間
隔が形成するペースト膜の厚みに等しくなるようにす
る。基板7は基板予備位置決め処理(図8のステップ6
00)と基板位置比較・調整移動処理(図10のステッ
プ702)で所望位置に位置決めされているので、ステ
ップ704に移ってペーストの吐出を開始する。
吐出口から基板7までの間隔の実測データを入力して基
板7の表面のうねりを測定し(ステップ705)、ま
た、光学式距離計3の実測データからこの光学式距離計
3の計測位置がペースト膜上であるか否かを判定する
(ステップ706)。この判定は、光学式距離計3から
の実測データがペースト膜を横断することに基づいて極
端に変化したかどうかや、うねりが許容値を越えたかど
うかなどに基づいて行なわれる。光学式距離計3の計測
位置がペースト膜上にない場合には、実測データを基に
Z軸テーブル4aを移動させるための補正データを算出
する(ステップ707)。そして、Z軸テーブル4aを
用いてノズル1の高さ補正をし、Z軸方向でのノズル1
の位置を設定値に維持する(ステップ708)。これに
対し、計測位置がペースト膜上を通過中と判定した場合
には、ノズル1の高さをこの判定前の高さに保持してペ
ーストの吐出を継続する(ステップ706)。僅かな幅
のペースト膜上を計測位置が通過中には、基板7のうね
りには殆ど変化がないことが多いので、ノズル1の高さ
を変えないでおくとペーストの吐出形状に変化はなく、
これにより、所望の厚さのペースト膜を描くことができ
る。
ステップ709に進み、設定されたパターン動作が完了
したかどうかを判定する(ステップ709)。これが完
了ならばペースト吐出を終了し(ステップ710)、完
了していなければペースト吐出を継続する。かかる処理
は、これまで連続して描画していたパターンの終了点に
達したか否かによる処理動作である。この終了点は、必
ずしも各パターンの終了点ではない。各パターンの終了
点に達したかの判定はステップ711で行なわれ、途中
のパターンの終了点である場合には、再び基板表面うね
り測定処理(ステップ705)に戻って以上説明した各
工程を繰り返す。なお、ペースト膜上を計測しなくなっ
た時点で元のノズル高さ補正工程に戻る(ステップ70
7,708)。
ーンの終端まで行なわれると(ステップ711)、Z軸
テーブル4aを駆動してノズル1を上昇させ(ステップ
712)、ペースト膜形成(ステップ700)を終了す
る。
了すると、ペースト描画の終わった基板7を吸着台13
から排出し(ステップ800)、以上の全工程を停止す
るか否かを判定する(ステップ900)。即ち、複数枚
の基板7に同じパターンのペースト膜を形成する場合に
は、シリンジ交換判定工程(ステップ300)に戻って
基板排出工程(ステップ800)までを繰り返し、基板
7がなくなる時点で終了となる。
は、ペースト収納筒2におけるペースト残量が充分であ
るかどうかを、例えば作業者が確認したり、交換後のペ
ースト吐出量累積からマイクロコンピュータ14aで判
定したりして、その残量が僅かであれば、ここでペース
ト収納筒2の交換を行なう。この交換の事実をキーボー
ド17から入力し、マイクロコンピュータ14aのRA
Mにフラグとして記憶させておくことにより、シリンジ
交換判定工程(ステップ300)に戻った場合に、RA
Mのペースト収納筒交換に関するデータテーブルのフラ
グの有無を確認することにより、次のノズル位置ずれ量
計測工程(ステップ400)で偏差を自動的に求めるこ
とができる。
ースト収納筒交換に関するデータテーブルのフラグの有
無を確認し、次のノズル位置ずれ量計測工程(ステップ
400)で偏差を自動的に求めた場合には、RAMのペ
ースト収納筒交換に関するデータテーブルのフラグを消
去し、そのフラグでノズル位置ずれ量計測工程(ステッ
プ400)が再実行されないようにする。
(ステップ700)の途中でペースト収納筒2のペース
トがなくなり、ペースト収納筒交換を行なった場合で
も、交換時点で基板排出工程(ステップ800)に移っ
たり、取替えをしたりしないでそのまま塗布描画を継続
して差し支えない基板7の場合には、図5のシリンジ交
換判定工程(ステップ300)とノズル位置ずれ量計測
工程(ステップ400)とをペースト膜形成工程(ステ
ップ700)再開の前に行なうようにしておけばよい。
筒2に対してX,Y軸方向に移動させているが、基板7
を固定とし、ペースト収納筒2(従って、ノズル1)を
X,Y軸方向に移動させるようにしてもよい。
ップ200)での所要時間の短縮化を図るために、外部
インターフェース14e(図3)にICカードあるいは
フロッピディスクやハードディスクなどの外部記憶手段
についての記憶読出し装置を接続し、一方、パーソナル
コンピュータなどで図5の塗布機初期設定処理(ステッ
プ200)のための諸データ設定を前もって実行してお
き、塗布機初期設定処理(ステップ200)時に、外部
インターフェース14eに接続した記憶読出し装置を介
してこの外部記憶手段から各データを図3におけるマイ
クロコンピュータ14aのRAMに移すようにしてもよ
い。
ペースト収納筒の交換などによってノズルにおけるペー
スト吐出口の基板に対する位置関係が変動しても、ノズ
ルと基板との位置関係を所望に、かつ精度良く設定する
ことができ、高精度のペーストパターンを描画すること
ができる。
概略斜視図である。
ルと光学式距離計との配置関係を示す斜視図である。
ク図である。
出方法の一具体例を示す図である。
ャートである。
示すフローチャートである。
詳細を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
プの詳細を示すフローチャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 ペースト収納筒に収納されたペーストを
吐出するノズルに対向させて基板をテーブル上に保持
し、該ノズルからペーストを吐出させつつ該ノズルと該
テーブルとの相対位置関係を変化させ、該基板上にペー
ストを塗布して所望形状のペーストパターンを形成する
ようにしたペースト塗布機において、 該ノズルの交換に際し、該ノズルのペースト吐出口の位
置を計測する第1の手段と、 該第1の手段の計測結果から該ノズルのノズル吐出口の
位置ずれ量を算出する第2の手段と、 該第2の手段で得られた該位置ずれ量に応じて該基板の
位置調整をする第3の手段とを設け、ノズルの交換に伴
なうノズルの位置ずれを除去可能に構成したことを特徴
とするペースト塗布機。 - 【請求項2】 請求項1において、 ノズルの交換に伴なって、ノズルが交換されたことを示
す情報を記憶する記憶手段と、 同じペーストパターンを描画する基板へのペーストパタ
ーンの描画に先立ち、該記憶手段の読取りを行なう読取
り手段とを設け、該読取り手段が該記憶手段から該情報
を読み取るとともに、前記第1,第2,第3の手段が動
作し、ノズルの交換に伴なうノズルの位置ずれを除去可
能に構成したことを特徴とするペースト塗布機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5196244A JP2713687B2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | ペースト塗布機 |
US08/281,001 US5614024A (en) | 1993-08-06 | 1994-07-27 | Apparatus for applying paste |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5196244A JP2713687B2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | ペースト塗布機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0750467A true JPH0750467A (ja) | 1995-02-21 |
JP2713687B2 JP2713687B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=16354590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5196244A Expired - Lifetime JP2713687B2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | ペースト塗布機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2713687B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09248512A (ja) * | 1996-03-18 | 1997-09-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 接着剤塗布装置 |
JP2006088103A (ja) * | 2004-09-27 | 2006-04-06 | Shibuya Kogyo Co Ltd | 接着剤塗布装置 |
CN100432800C (zh) * | 2003-08-01 | 2008-11-12 | 株式会社日立工业设备技术 | 液晶面板的制造方法及其制造装置、以及浆料涂敷装置 |
JP2010501324A (ja) * | 2006-08-25 | 2010-01-21 | バウマー エイチエイチエス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 熱糊塗布装置、および熱糊塗布装置の制御および監視方法 |
-
1993
- 1993-08-06 JP JP5196244A patent/JP2713687B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006088103A (ja) * | 2004-09-27 | 2006-04-06 | Shibuya Kogyo Co Ltd | 接着剤塗布装置 |
JP2010501324A (ja) * | 2006-08-25 | 2010-01-21 | バウマー エイチエイチエス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 熱糊塗布装置、および熱糊塗布装置の制御および監視方法 |
US9840643B2 (en) | 2006-08-25 | 2017-12-12 | Baumer Hhs Gmbh | Hot-glue application system and method for controlling and monitoring the hot-glue application system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2713687B2 (ja) | 1998-02-16 |
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