JPH1126093A - シールドコネクタ - Google Patents

シールドコネクタ

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JPH1126093A
JPH1126093A JP9176951A JP17695197A JPH1126093A JP H1126093 A JPH1126093 A JP H1126093A JP 9176951 A JP9176951 A JP 9176951A JP 17695197 A JP17695197 A JP 17695197A JP H1126093 A JPH1126093 A JP H1126093A
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electric wire
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cover
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悟己 増田
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    • H01R9/03Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections
    • H01R9/05Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections for coaxial cables

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストの低減とシールド電線のシース等
のズレ防止とをそれぞれ図ることができるシールドコネ
クタを提供する。 【解決手段】 シールドコネクタ21を構成するコルゲ
ートホルダBは相対向する一対のハーフカバー36,3
6から成り、各ハーフカバー36はアウターカバー37
とインナーカバー38とを備えると共にアウターカバー
37とインナーカバー38との間に電線取付ケースAに
対するケース差込室39を形成する。インナーカバー3
8は内周面38bの一端部にシールド電線Cに対応する
電線係止部40を備え、他端部にコルゲートチューブE
に対する複数条のチューブ嵌着溝41を備える。アウタ
ーカバー37は電線取付ケースAの外周壁24aに対応
するカバー固定部45を有する。また、シールド電線C
のシースにその径方向を圧縮するシース保持リング46
が挿着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の電気系
統配線に使用されるシールド電線を用いたシールドコネ
クタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、実開平1−112580号公
報に開示されたシールドコネクタ1を示し、該シールド
コネクタ1は、シールド電線2の芯線2aに接続される
複数のコネクタ端子3と、この各コネクタ端子3を収容
する金属製のコネクタハウジング4とを備えている。
【0003】コネクタハウジング4は前方に開放された
端子収容室4aを有し、前記各コネクタ端子3を装着収
容している。端子収容室4aの後方には、シールド電線
2に対する固定室4bが形成されている。
【0004】シールド電線2は端末部が皮剥ぎされてお
り、その皮剥部分近傍にはシース2bの上にゴム又はプ
ラスチック製のチューブ5が被せられ、そのチューブ5
はコネクタハウジング4の外側まで至っている。シール
ド電線2はチューブ5の上からクランプ6によって固定
室4bにねじ締め固定されている。尚、図中2cはシー
ルド電線2を構成するシールド層(編組)を示す。
【0005】上記従来技術にあっては、シールド電線2
に対するクランプ6の締め付け力がチューブ5によって
吸収されてしまい、シールド電線2は十分な固定がされ
ているものとは言えなかった。即ち、シールドコネクタ
1を相手側のコネクタ(図示しない)から抜き取る際、
コネクタハウジング4を手で押えずにシールド電線2を
引張ってしまうと、シース2bとシールド層2c等とに
ズレが生じてしまうという問題点がある。
【0006】一方、シールドコネクタなどの車両におけ
るコネクタは、その使用形態によって防水構造を施す必
要がある。これは洗車などによる高圧の洗浄水がコネク
タハウジング内に浸水して電気接続上好ましくない事態
の発生を防ぐためであり、以下に示すような、コネクタ
にリアホルダカバーが装着された防水構造等が一般的に
知られている。
【0007】図12は、特開平7−122330号公報
に開示されたリアホルダカバー11を示すものである。
リアホルダカバー11はコネクタハウジング12に嵌挿
される板状のリアホルダ13と、ハーフカバー14a,
14bとがヒンジ15,15を介して一体に形成されて
成るものである。
【0008】ハーフカバー14aと14bは対称形状で
あり、ハーフカバー14bはハーフカバー14aを係止
するためのカバー係止突起部16aとカバー係止突起受
部16bとを備えており、同様にハーフカバー14aは
ハーフカバー14bを係止するためのカバー係止突起部
16cとカバー係止突起受部16dとを備えている。ま
た、ハーフカバー14a,14bにはコネクタハウジン
グ12に設けられた複数の固定突起12aに対応する固
定穴17が形成され、更にコルゲートチューブ18(図
13)を嵌着固定する固定溝19(図13)が設けられ
ている。
【0009】リアホルダカバー11の組付け順序は、図
13に示される如く、まずコネクタハウジング12にリ
アホルダ13を嵌着する。次に、ハーフカバー14a,
14bをヒンジ15を介して図中太矢線P方向に回動
し、カバー係止突起部16a,16cとカバー係止突起
受部16b,16dとをそれぞれ係合すると共に、固定
溝19に図示しない電線を収納したコルゲートチューブ
18を嵌着固定する。続いてほぼ同時に、固定突起12
aに固定穴17を嵌合する。これにより、リアホルダカ
バー11はコネクタハウジング12に係合係止されて一
体化する。
【0010】上記従来技術にあっては、リアホルダ13
とハーフカバー14a,14bとがヒンジ15,15を
介して一体に成形されているので、成形金型構造が非常
に複雑なものとなる。また、リアホルダカバー11の金
型当りの取り数が少なくなり、その生産性を重視すれ
ば、大型の成形装置を使用することになるために製造コ
ストがかかるという問題点がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決するため、製造コストの低減とシールド電線のシ
ース等のズレ防止とをそれぞれ図ることができるシール
ドコネクタを提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明により成されたシールドコネクタは、請求項1に
記載されたように、シールド電線の端末部に接続される
コネクタ端子と、前記シールド電線の端末部を保護収容
して電気機器のケースに開口した取付口に固定される電
線取付ケースと、該電線取付ケースの電線挿入側に装着
されるコルゲートホルダと、該コルゲートホルダを介し
て前記電線取付ケースの電線挿入側に接続されるシール
ド電線保護用のコルゲートチューブとを備えるシールド
コネクタであって、前記コルゲートホルダは相対向する
一対のハーフカバーから成り、該各ハーフカバーはアウ
ターカバーとインナーカバーとを備えると共に、該アウ
ターカバーとインナーカバーとの間に前記電線取付ケー
スの電線挿入側に対するケース差込室を形成し、前記イ
ンナーカバーは内周面の一端部に前記シールド電線に対
応する電線係止部を備えると共に、他端部に前記コルゲ
ートチューブと係合する複数条のチューブ嵌着溝を備
え、前記アウターカバーは前記電線取付ケースの外周壁
に対応するカバー固定部を有することを特徴としてい
る。
【0013】上記構成において、シールドコネクタは、
シールド電線の端末部に接続されるコネクタ端子と、シ
ールド電線の端末部を保護収容して電気機器のケースに
開口した取付口に固定される電線取付ケースと、その電
線取付ケースの電線挿入側に装着されるコルゲートホル
ダと、コルゲートホルダを介して電線取付ケースの電線
挿入側に接続されるシールド電線保護用のコルゲートチ
ューブとを備える。また、コルゲートホルダは相対向す
る一対のハーフカバーから成り、各ハーフカバーはアウ
ターカバーとインナーカバーとを備えると共に、アウタ
ーカバーとインナーカバーとの間に電線取付ケースの電
線挿入側に対するケース差込室を形成する。インナーカ
バーは内周面の一端部にシールド電線に対応する電線係
止部を備えると共に他端部にコルゲートチューブと係合
する複数条のチューブ嵌着溝を備える。また、アウター
カバーは電線取付ケースの外周壁に対応するカバー固定
部を有する。これによれば、各ハーフカバーはシールド
電線及びコルゲートチューブを係合係止すると共に、電
線取付ケースに嵌着される構成を一体的に有するもので
あって、対称形状であることから、成形金型の型割構造
を単純化することができ、更には大型の成形装置を使用
しなくとも金型当りの取り数を増すこともできることか
ら、製造コストの低減をすることができる。
【0014】請求項2の本発明は、前記シールド電線の
シースにその径方向を圧縮するシース保持リングが挿着
されることを特徴としている。
【0015】シールド電線のシースにその径方向を圧縮
するシース保持リングが挿着されることにより、シール
ド電線に不意な外力が加わってもシース等のズレを防止
することができる。
【0016】請求項3の本発明は、前記シース保持リン
グは小径の加締部と大径のストッパ部とから段差を有し
て形成され、該ストッパ部は開口する端縁が前記コルゲ
ートホルダの電線係止部に衝合可能な大きさの径を有す
ることを特徴としている。
【0017】シース保持リングは小径の加締部と大径の
ストッパ部とから段差を有して形成される。ストッパ部
は開口する端縁がコルゲートホルダの電線係止部に衝合
可能な大きさの径を有する。これにより、シールド電線
に不意な外力が加わってシールド電線が移動してもスト
ッパ部が電線係止部に係止されてシース等のズレを防止
することができる。
【0018】請求項4の本発明は、前記シールド電線に
前記電線係止部と係合可能なゴム栓が挿着されることを
特徴としている。
【0019】シールド電線に電線係止部と係合可能なゴ
ム栓が挿着されることにより、シールドコネクタの組立
てにおいて、電線係止部がゴム栓を押え込んで電線取付
ケースに確実に挿入することができるので、いちいちゴ
ム栓を手で入れる煩わしさがなく、作業性を向上するこ
とができる。
【0020】請求項5の本発明は、前記シールド電線に
挿着された前記シース保持リングとゴム栓との間に前記
電線係止部が係合することを特徴としている。
【0021】シールド電線に挿着されたシース保持リン
グとゴム栓の間に電線係止部が係合する。これにより、
電線係止部はシース等のズレ防止とゴム栓に対する作業
性の向上とを容易に成すことができる。
【0022】請求項6の本発明は、前記電線係止部は前
記コルゲートホルダの軸に向けて等間隔に複数個突出す
る突起であることを特徴としている。
【0023】電線係止部はコルゲートホルダの軸に向け
て等間隔に複数個突出する複数の突起であるので、成形
金型の型割構造を単純化することができ、またハーフカ
バーの係合と同時に突起の先端がシールド電線を係止す
ることができる。
【0024】請求項7の本発明は、前記電線係止部は、
前記シールド電線を保持する凸条であることを特徴とし
ている。
【0025】電線係止部は、シールド電線を保持する凸
条であるので、成形金型の型割構造を単純化することが
でき、またハーフカバーの係合と同時に凸条の先端の曲
面でシールド電線を係止することができる。
【0026】請求項8の本発明は、前記電線取付ケース
のコネクタ端子接続側の開口部から前記シールド電線の
内皮を延出し、該内皮に前記開口部と衝合可能な鍔付き
の内皮保持リングが挿着されることを特徴としている。
【0027】電線取付ケースのコネクタ端子接続側の開
口部からシールド電線の内皮を延出する。内皮に前記開
口部と衝合可能な鍔付きの内皮保持リングが挿着され
る。これにより、シールド電線に不意な外力が加わって
シールド電線が移動しようとしても内皮保持リングが電
線取付ケースに係合係止されてシース等のズレを防止す
ることができる。
【0028】請求項9の本発明は、前記内皮保持リング
が前記シールド電線の編組に電気的に導通されるシェル
部材の前記コネクタ端子側への移動に対するストッパと
なることを特徴としている。
【0029】内皮保持リングがシールド電線の編組に電
気的に導通されるシェル部材の前記コネクタ端子側への
移動に対するストッパになる。これにより、シェル部材
のズレを防止することができ、電気的接触不良の発生も
避けることもできる。また、内皮保持リングは同様に電
線取付ケースの端子側への移動に対するストッパにもな
る。
【0030】請求項10の本発明は、前記内皮保持リン
グは絶縁体により成形されることを特徴としている。
【0031】内皮保持リングは絶縁体により成形されて
いるので、コネクタ端子と上記シェル部材とのショート
を防止することができる。
【0032】請求項11の本発明は、シールド電線の端
末部に接続されるコネクタ端子と、該コネクタ端子を収
容して係止固定するインナーケースと、該インナーケー
スを囲むと共に前記シールド電線端末部を覆い相手側の
コネクタに接続されるアウターケースと、該アウターケ
ースの電線挿入側に装着されるコルゲートホルダと、該
コルゲートホルダを介して前記アウターケースの電線挿
入側に接続されるシールド電線保護用のコルゲートチュ
ーブとを備えるシールドコネクタであって、前記コルゲ
ートホルダは相対向する一対のハーフカバーから成り、
該各ハーフカバーはアウターカバーとインナーカバーと
を備えると共に、該アウターカバーとインナーカバーと
の間に前記アウターケースの電線挿入側に対するケース
差込室を形成し、前記インナーカバーは内周面の一端部
に前記シールド電線に対応する電線係止部を備えると共
に、他端部に前記コルゲートチューブと係合する複数条
のチューブ嵌着溝を備え、前記アウターカバーは前記ア
ウターケースの外周壁に対応するカバー固定部を有する
ことを特徴としている。
【0033】シールドコネクタは、シールド電線の端末
部に接続されるコネクタ端子と、コネクタ端子を収容し
て係止固定するインナーケースと、このインナーケース
を囲むと共にシールド電線の端末部を覆い相手側のコネ
クタに接続されるアウターケースと、アウターケースの
電線挿入側に装着されるコルゲートホルダと、このコル
ゲートホルダを介してアウターケースの電線挿入側に接
続されるシールド電線保護用のコルゲートチューブとを
備える。また、コルゲートホルダは相対向する一対のハ
ーフカバーから成り、各ハーフカバーはアウターカバー
とインナーカバーとを備えると共に、アウターカバーと
インナーカバーとの間に前記アウターケースの電線挿入
側に対するケース差込室を形成する。インナーカバーは
内周面の一端部にシールド電線に対応する電線係止部を
備えると共に、他端部にコルゲートチューブと係合する
複数条のチューブ嵌着溝を備える。また、アウターカバ
ーは前記アウターケースの外周壁に対応するカバー固定
部を有する。これによれば、各ハーフカバーはシールド
電線及びコルゲートチューブを係合係止すると共に、ア
ウターケースに嵌着される構成を一体的に有するもので
あって、対称形状であることから、成形金型の型割構造
を単純化することができ、更には大型の成形装置を使用
しなくとも金型当りの取り数を増すこともできることか
ら製造コストの低減をすることができる。
【0034】請求項12の本発明は、前記シールド電線
のシースにその径方向を圧縮するシース保持リングが挿
着されることを特徴としている。
【0035】シールド電線のシースにその径方向を圧縮
するシース保持リングが挿着されることにより、シール
ド電線に不意な外力が加わってもシース等のズレを防止
することができる。
【0036】請求項13の本発明は、前記シース保持リ
ングは小径の加締部と大径のストッパ部とから段差を有
して形成され、該ストッパ部は開口する端縁が前記コル
ゲートホルダの電線係止部に衝合可能な大きさの径を有
することを特徴としている。
【0037】シース保持リングは小径の加締部と大径の
ストッパ部とから段差を有して形成される。ストッパ部
は開口する端縁がコルゲートホルダの電線係止部に衝合
可能な大きさの径を有する。これにより、シールド電線
に不意な外力が加わってシールド電線が移動してもスト
ッパ部が電線係止部に係止されてシース等のズレを防止
することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明のシールドコネク
タの分解斜視図を示し、図2は図1の構成部材を組立て
ることによって成されたシールドコネクタの正面図、図
3は図2に対するa−a断面図、図4は図1に示された
コルゲートホルダの拡大斜視図を示す。
【0039】図1ないし図3において、21は電気自動
車の電気系統配線に用いられるシールドコネクタを示
し、該シールドコネクタ21は合成樹脂製の電線取付ケ
ースA、同じく合成樹脂製のコルゲートホルダB、シー
ルド電線C、コネクタ端子D、及びコルゲートチューブ
Eなどから構成されている。
【0040】電線取付ケースAは、その両端が開口した
円筒体であり、外周壁中間に図示しないモータケースに
対する取付部22を有し、その取付部22の前方部分を
前記図示しないモータケースに開口した取付口に挿着さ
れる小径の取付筒部23、後方部分を前記シールド電線
Cに対する大径のケース本体24として形成されてい
る。
【0041】取付筒部23の外周壁23aの中間には凹
溝25(図1,3参照)が周設され、凹溝25にゴム製
のシールリング26が挿着されている。また、取付筒部
23の先端、即ち電線取付ケースAの前端開口部27
(図1,3参照)には、導電性金属薄板をプレス、折曲
加工して形成された第1のシェル部材28(図2,3参
照)が装着されている。尚、電線取付ケースAは取付部
22をねじ締め固定して、前記図示しないモータケース
に装着される。
【0042】ケース本体24は、その外周壁24aの中
間に相対向する一対の固定突起29,29を突設し、各
固定突起29には前記コルゲートホルダBの嵌合を容易
にするためにケース本体24の電線挿入側の端部、即ち
電線取付ケースAの後端開口部30に向けて下るテーパ
面29aが形成されている。
【0043】一方、ケース本体24の内部24bは、図
3に示される如く、後端開口部30から順に、大径のホ
ルダ係合室31と小径のゴム栓係合室32とが段差33
を有して形成されており、ゴム栓係合室32の前方に
は、更に電線取付ケースAの軸と平行に延び、係止段部
としての段差34を有する突条35が等間隔で複数条突
設されている。
【0044】コルゲートホルダBは図4に示される如
く、相対向する一対のハーフカバー36,36から成
り、各ハーフカバー36は前記ケース本体24の外周壁
24aに対するアウターカバー37と、ケース本体24
のホルダ係合室31に収容されるインナーカバー38と
を備える。アウターカバー37とインナーカバー38は
後端が連結されており、アウターカバー37は本一実施
の形態において、ホルダ係合室31の深さに対応した長
さを有するインナーカバー38よりも適宜長く形成され
ている。また、アウターカバー37とインナーカバー3
8間、即ちアウターカバー37の内周面37aとインナ
ーカバー38の外周面38aとの間に前記ケース本体2
4の後端開口部30側に対するケース差込室39を形成
する。
【0045】インナーカバー38の内周面38bには、
前方部分に電線係止部としての電線係止突起40を等間
隔で複数個設けると共に、後方部分にチューブ嵌着溝4
1を複数条周設する。各電線係止突起40において、イ
ンナーカバー38の両端に位置する電線係止突起40
a,40bには、一方にピン状突起42が突設され、他
方にピン状突起42に対応する突起受穴43が形成され
ている。
【0046】一方、アウターカバー37は、内周面37
aにおいて、その先端部分の一部に前記固定突起29に
対応するテーパ状案内部44を有し、中間にカバー固定
部としての矩形の固定穴45を穿設している。
【0047】シールド電線Cは図1に示される如く、芯
線C1 、内皮C2 、編組C3 、及びシースC4 から構成
されており、後述する組立工程を経て芯線C1 にコネク
タ端子Dが接続(図2,3参照)され、シースC4 側に
シールド電線保護用のコルゲートチューブEが被せられ
る(図3参照)。尚、シールド電線C、コネクタ端子
D、及びコルゲートチューブEは既知の構成と同様であ
ってその詳細な説明を省略する。
【0048】図1及び図3において、46は上記シール
ド電線Cに外挿されるシース保持リングを示し、大径の
ストッパ部46aと小径の加締部46bとから段付きに
形成されている。ストッパ部46aはその前端縁がコル
ゲートホルダBの各電線係止突起40の内側面に衝合す
る大きさの径を有する。また、47は前記シールド電線
Cに外挿されるリング状のゴム栓、48は同じく編組保
持リング、49は導電性金属パイプ等から形成された第
2のシェル部材を示す。第2のシェル部材49は中央に
大径部49aを有し、その前後が小径部49b,49c
となる段付きに形成されている。更に、50は前記シー
ルド電線Cの内皮C2 に外挿される内皮保持リングであ
って、後端に鍔部50aが形成されている。内皮保持リ
ング50は、絶縁体であり、例えばガラス繊維によって
強化された耐熱性を有するナイロン66(商品名)など
によって成形されている。51はコネクタ端子Dの圧着
部D1 に対する熱収縮チューブ(図1参照)を示す。
【0049】シールド電線Cに対する加工工程を図5を
参照しながら具体的に説明する。まず、シールド電線C
の端末部にシース保持リング46をセットする(図5
(a))。次に、シース保持リング46を加締部46b
側からシールド電線Cに挿入する(図5(b))。シー
ルド電線Cの端部を加締装置52の保持部52aに保持
させ、ダイス52bによって加締部46bを加締める
(図5(c))。これにより、シースC4 と編組C3
とが強固に密着した状態になる(図5(d))。シール
ド電線Cの端末部を図示しない治具により皮剥ぎして、
編組C3 、内皮C2、芯線C1 を順に露出させる(図5
(e))。加締部46bが加締められているので、皮剥
ぎ作業においてシースC4 等のズレを生じることはな
い。
【0050】次に、シールドコネクタ21の組立工程に
ついて図6ないし図9を参照しながら具体的に説明す
る。図6に示される如く、シースC4 にゴム栓47を挿
着する。その際、ゴム栓47は少なくとも各ハーフカバ
ー36の電線係止突起40の肉厚分だけシース保持リン
グ46との間隔を設けるのが好ましい。尚、ゴム栓47
は前述のシールド電線Cに対する加工工程において、シ
ース保持リング46と共にシールド電線Cに外挿しても
良い。続いて、編組保持リング48を編組C3 の外周に
挿着し、第2のシェル部材49の後方の小径部49cを
編組C3 と内皮C 2 の間に挿入する。第2のシェル部材
49の前方の小径部49bは内皮C2 を保持するように
内皮C2と接触している。
【0051】続いて更に、シース保持リング46を覆う
ようにコルゲートチューブEをひき寄せ(図中、太矢線
Q方向)、ハーフカバー36,36をコルゲートチュー
ブEの両側(図中、太矢線R方向)から係合する。この
時、コルゲートチューブEの凸壁E1 がインナーカバー
38の複数条のチューブ嵌着溝41に嵌着されると共
に、電線係止突起40の先端にシールド電線Cが係合係
止される。また、各インナーカバー38に設けられたピ
ン状突起42と突起受穴43とがそれぞれ嵌合し、各ハ
ーフカバー36は一体化してコルゲートホルダB(図7
参照)を形成する。
【0052】次に、図7に示される如く、電線取付ケー
スAに上記工程を経たシールド電線C及びコルゲートチ
ューブEを係合係止したコルゲートホルダBをセット
し、これらを嵌着する(図中、太矢線S方向)。ケース
差込室39がケース本体24に被着されると共に、イン
ナーカバー38がホルダ係合室31に収容され、更には
固定穴45が固定突起29に嵌合係止される。これによ
って、図8に示される如く、電線取付ケースAにコルゲ
ートホルダBが強固に係合係止された状態になる。
【0053】この状態において、シールド電線Cは、そ
の芯線C1 と内皮C2 とが電線取付ケースAの前端開口
部27からとび出すように装着されている。また、シー
ルド電線Cといっしょに電線取付ケースAに挿入された
ゴム栓47は段差34に係止されると共に、ゴム栓47
の外周面47aとゴム栓係合室32とが水密に係合す
る。一方、第2のシェル部材49の大径部49aと前端
開口部27に装着された第1のシェル部材28とが接触
し、編組C3 が外部と電気的導通可能になる。
【0054】図9に示される如く、内皮C2 に内皮保持
リング50を鍔部50a側から第2のシェル部材49の
小径部49bに当接するまで挿着する。内皮保持リング
50は接着剤等の既知の手段によって内皮C2 に固定す
る。次に、芯線C1 にコネクタ端子Dを圧着し、この圧
着部D1 に熱収縮チューブ51を被せる。熱収縮チュー
ブ51は加熱されて収縮し、圧着部D1 を保護する。
【0055】以上説明したように、本発明の一実施の形
態において、シールド電線Cにシース保持リング46が
加締められた状態で装着されているので、シースC4
編組C3 等が強固に密着し、シースC4 等のズレを生じ
ることはない。また、コネクタ端子Dを電線取付ケース
Aから引き抜くような力がシールド電線Cに加わって
も、シース保持リング46のストッパ部46aが電線係
止突起40に係止され、シールド電線Cはその動きが規
制されて、シースC4 等のズレを生じることはない。更
に、コネクタ端子Dを電線取付ケースAに押し付けるよ
うな力がシールド電線Cに加わっても、内皮保持リング
50の鍔部50aが電線取付ケースAの前端開口部27
に係止され、上記と同様にシールド電線Cはその動きが
規制されることになり、シースC4 等のズレを生じるこ
とはない。
【0056】尚、各電線係止突起40の外側面によっ
て、ゴム栓47が押えつけられながらゴム栓係合室32
に確実に挿着されることになり、いちいち手でゴム栓4
7を押し込む煩わしさが解消され、作業性の向上につな
がる。また、内皮保持リング50は第2のシェル部材4
9の前方への移動を阻止するためのストッパになると共
に、コネクタ端子Dが第1又は第2のシェル部材28,
49と接触してショートしてしまうことを防止すること
ができる。更にまた、内皮保持リング50は電線取付ケ
ースAがコネクタ端子D側へ移動することを阻止するた
めのストッパにもなる。
【0057】コルゲートホルダBは相対向する一対のハ
ーフカバー36,36とから成るため、成形金型を占め
る割合を小とすることができると共に、成形金型の型割
構造が単純化され、大型の成形装置を使用しなくとも多
数個取りが可能となる。従って、製造コストを低く押え
ることができるという効果を奏する。また、各ハーフカ
バー36をコルゲートチューブEの両側から挟み込むよ
うに係合した後、コルゲートホルダB等を電線取付ケー
スAに嵌着させるような簡単な作業手順であるので、初
めて組付作業を行う者でも容易にシールドコネクタ21
を組付けることができる。
【0058】図10は本発明のシールドコネクタの他の
実施の形態を示すものである。シールドコネクタ61は
前述のシールドコネクタ21の電線取付ケースAに変え
てコネクタケースFを適用する構成であり、他の構成は
シールドコネクタ21とほぼ同様であるので詳細な説明
を省略し、コネクタケースFについて以下説明する。
【0059】コネクタケースFは、合成樹脂製のアウタ
ーケース62と、同じく合成樹脂製のインナーケース6
3とから成り、それぞれ両端が開口した円筒体であっ
て、アウターケース62とインナーケース63は共に導
電性金属メッキが施されている。
【0060】アウターケース62は前方部分に相手側の
コネクタ(図示しない)を受け入れるフード64が膨出
形成されている。フード64は内部に前記図示しない相
手側コネクタのケースに対する円筒状の隔壁65を有
し、隔壁65の外側には該隔壁65とフード64とによ
って収容室66が形成されている。収容室66にはシリ
コンゴム製のパッキン67が挿着されている。また、隔
壁65の内周面65aには先端側にインナーケース63
に対する係止突起68,68が突設されている。尚、6
9は図示しない相手側コネクタに対するロッキングアー
ムを示す。
【0061】一方、アウターケース62の後方部分は外
周壁62aに前述したコルゲートホルダBの固定穴45
に対する固定突起70,70が相対向して突設されてい
る。
【0062】インナーケース63は、小径の端子係止部
71とアウターケース62の内周壁62bに対する大径
の被案内部72とから段付きに形成されている。端子係
止部71の先端にはストッパ73が形成され、また内壁
71aの中間には端子係止突起74が設けられている。
端子係止部71の外壁71bには前方部分にアウターケ
ース62の各係止突起68に対応する係止穴75,75
が形成されている。
【0063】上記構成において、コネクタケースFはア
ウターケース62の後方からインナーケース63を挿入
して形成される。係止突起68には係止穴75が嵌合
し、端子係止部71の外壁71bの前半部分が隔壁65
に保持される。
【0064】尚、シールド電線CはシースC4 に前述の
シース保持リング46とゴム栓47′が挿着され、芯線
1 には既知の雌コネクタ端子D′が圧着されている。
編組C3 は先端が外側に折り返されており、その一部が
シールドコネクタ61の組立てにおいて、アウターケー
ス62とゴム栓47′とに挟着される。
【0065】コネクタケースFに対して、上記シールド
電線CとコルゲートチューブEとを係合係止したコルゲ
ートホルダBを嵌着させると、アウターケース62の後
方から挿入されるコネクタ端子D′はストッパ73と端
子係止突起74によってしっかりと固定される。アウタ
ーケース62の後端部分にはコルゲートホルダBのケー
ス差込室39が被着し、固定突起70と固定穴45とが
嵌合する。
【0066】このように、コルゲートホルダBは前述の
電線取付ケースAに限らず、コネクタケースFとも嵌着
可能に形成されており、汎用性が高い。また、シールド
コネクタ21の説明で挙げたように、本形態においても
製造コストの低減ができ、シース等のズレも生じること
はない。
【0067】以上はシールド電線Cを用いて説明をした
が、これに限らず、例えばワイヤーハーネスなどの集束
した電線を適用させても良く、各電線のズレを防止する
ために、前述したシース保持リング46を用いることが
効果的である。また、電線係止突起40は、その突起に
変えて凸条であっても良く、凸条の突出側先端にはシー
ルド電線Cの周囲に対応する曲面を形成することが好ま
しい。更にまた、ハーフカバー36は型割構造が単純に
なるように構成されているので、仮に各ハーフカバー3
6,36とをヒンジによって連結する構造を採用して
も、複雑な型割構造になるものではない。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載され
た本発明によれば、シールドコネクタは、シールド電線
の端末部に接続されるコネクタ端子と、シールド電線の
端末部を保護収容して電気機器のケースに開口した取付
口に固定される電線取付ケースと、その電線取付ケース
の電線挿入側に装着されるコルゲートホルダと、コルゲ
ートホルダを介して電線取付ケースの電線挿入側に接続
されるシールド電線保護用のコルゲートチューブとを備
える。また、コルゲートホルダは相対向する一対のハー
フカバーから成り、各ハーフカバーはアウターカバーと
インナーカバーとを備えると共に、アウターカバーとイ
ンナーカバーとの間に電線取付ケースの電線挿入側に対
するケース差込室を形成する。インナーカバーは内周面
の一端部にシールド電線に対応する電線係止部を備える
と共に他端部にコルゲートチューブと係合する複数条の
チューブ嵌着溝を備える。また、アウターカバーは電線
取付ケースの外周壁に対応するカバー固定部を有する。
これによれば、各ハーフカバーはシールド電線及びコル
ゲートチューブを係合係止すると共に、電線取付ケース
に嵌着される構成を一体的に有するものであって、対称
形状であることから、成形金型の型割構造を単純化する
ことができ、更には大型の成形装置を使用しなくとも金
型当りの取り数を増すこともできることから、製造コス
トの低減をすることができるシールドコネクタである。
【0069】請求項2の本発明によれば、シールド電線
のシースにその径方向を圧縮するシース保持リングが挿
着されることにより、シールド電線に不意な外力が加わ
ってもシース等のズレを防止することができるという効
果を奏する。
【0070】請求項3の本発明によれば、シース保持リ
ングは小径の加締部と大径のストッパ部とから段差を有
して形成される。ストッパ部は開口する端縁がコルゲー
トホルダの電線係止部に衝合可能な大きさの径を有す
る。これにより、シールド電線に不意な外力が加わって
シールド電線が移動してもストッパ部が電線係止部に係
止されてシース等のズレを防止することができるという
効果を奏する。
【0071】請求項4の本発明によれば、シールド電線
に電線係止部と係合可能なゴム栓が挿着されることによ
り、シールドコネクタの組立てにおいて、電線係止部が
ゴム栓を押え込んで電線取付ケースに確実に挿入するこ
とができ、いちいちゴム栓を手で入れる煩わしさがな
く、作業性を向上するという効果を奏する。
【0072】請求項5の本発明によれば、シールド電線
に挿着されたシース保持リングとゴム栓の間に電線係止
部が係合する。これにより、電線係止部はシース等のズ
レ防止とゴム栓に対する作業性の向上とを容易に成すこ
とができるという効果を奏する。
【0073】請求項6の本発明によれば、電線係止部は
コルゲートホルダの軸に向けて等間隔に複数個突出する
複数の突起であるので、成形金型の型割構造を単純化す
ることができ、またハーフカバーの係合と同時に突起の
先端がシールド電線を係止することができるという効果
を奏する。
【0074】請求項7の本発明によれば、電線係止部
は、シールド電線を保持する凸条であるので、成形金型
の型割構造を単純化することができ、またハーフカバー
の係合と同時に凸条の先端の曲面でシールド電線を係止
することができるという効果を奏する。
【0075】請求項8の本発明によれば、電線取付ケー
スのコネクタ端子接続側の開口部からシールド電線の内
皮を延出する。内皮に前記開口部と衝合可能な鍔付きの
内皮保持リングが挿着される。これにより、シールド電
線に不意な外力が加わってシールド電線が移動しようと
しても内皮保持リングが電線取付ケースに係合係止され
てシース等のズレを防止することができるという効果を
奏する。
【0076】請求項9の本発明によれば、内皮保持リン
グがシールド電線の編組に電気的に導通されるシェル部
材の前記コネクタ端子側への移動に対するストッパ及び
電線取付ケースの端子側への移動に対するストッパにな
る。これにより、シェル部材のズレを防止することがで
き、電気的接触不良の発生も避けることもできるという
効果を奏する。
【0077】請求項10の本発明によれば、内皮保持リ
ングは絶縁体により成形されているので、コネクタ端子
と上記シェル部材とのショートを防止することができる
という効果を奏する。
【0078】請求項11の本発明によれば、シールドコ
ネクタは、シールド電線の端末部に接続されるコネクタ
端子と、コネクタ端子を収容して係止固定するインナー
ケースと、このインナーケースを囲むと共にシールド電
線の端末部を覆い相手側のコネクタに接続されるアウタ
ーケースと、アウターケースの電線挿入側に装着される
コルゲートホルダと、このコルゲートホルダを介してア
ウターケースの電線挿入側に接続されるシールド電線保
護用のコルゲートチューブとを備える。また、コルゲー
トホルダは相対向する一対のハーフカバーから成り、各
ハーフカバーはアウターカバーとインナーカバーとを備
えると共に、アウターカバーとインナーカバーとの間に
前記アウターケースの電線挿入側に対するケース差込室
を形成する。インナーカバーは内周面の一端部にシール
ド電線に対応する電線係止部を備えると共に、他端部に
コルゲートチューブと係合する複数条のチューブ嵌着溝
を備える。また、アウターカバーは前記アウターケース
の外周壁に対応するカバー固定部を有する。これによれ
ば、各ハーフカバーはシールド電線及びコルゲートチュ
ーブを係合係止すると共に、アウターケースに嵌着され
る構成を一体的に有するものであって、対称形状である
ことから、成形金型の型割構造を単純化することがで
き、更には大型の成形装置を使用しなくとも金型当りの
取り数を増すこともできることから製造コストの低減を
することができるシールドコネクタである。
【0079】請求項12の本発明によれば、シールド電
線のシースにその径方向を圧縮するシース保持リングが
挿着されることにより、シールド電線に不意な外力が加
わってもシース等のズレを防止することができるという
効果を奏する。
【0080】請求項13の本発明によれば、シース保持
リングは小径の加締部と大径のストッパ部とから段差を
有して形成される。ストッパ部は開口する端縁がコルゲ
ートホルダの電線係止部に衝合可能な大きさの径を有す
る。これにより、シールド電線に不意な外力が加わって
シールド電線が移動してもストッパ部が電線係止部に係
止されてシース等のズレを防止することができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシールドコネクタの一実施の形態
を示す分解斜視図である。
【図2】図1の構成部材を組立てることによって成され
たシールドコネクタの正面図である。
【図3】図2のa−a線断面図である。
【図4】図1のコルゲートホルダの拡大斜視図である。
【図5】図1のシールド電線の端末部の加工工程を示す
図である。 (a)シールド電線にシース保持リングが挿着される前
の状態を示す図である。 (b)シールド電線にシース保持リングが挿着された状
態を示す図である。 (c)シールド電線を加締め装置に固定し、シース保持
リングが加締められる前の状態を示す図である。 (d)シース保持リングが加締められた状態を示す図で
ある。 (e)シールド電線の端末部が皮剥ぎされた状態を示す
図である。
【図6】図5のシールド電線にハーフカバーを係合する
状態を示す図である。
【図7】電線取付ケースにコルゲートホルダがセットさ
れた状態を示す図である。
【図8】電線取付ケースにコルゲートホルダが嵌着され
た状態を示す図である。
【図9】シールドコネクタの組立てが完了した状態を示
す図である。
【図10】本発明によるシールドコネクタの他の一実施
の形態を示す断面図である。
【図11】従来例のシールドコネクタを示す正面図であ
る。
【図12】従来例のリアホルダカバーの分解斜視図であ
る。
【図13】図12の組立て状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 電線取付ケース B コルゲートホルダ C シールド電線 D コネクタ端子 E コルゲートチューブ 21 シールドコネクタ 28 第1のシェル部材 29 固定突起 31 ホルダ係合室 32 ゴム栓係合室 35 突条 36 ハーフカバー 37 アウターカバー 38 インナーカバー 39 ケース差込室 40 電線係止突起(電線係止部) 41 チューブ嵌着溝 42 ピン状突起 43 突起受穴 45 固定穴(固定部) 46 シース保持リング 46a ストッパ部 46b 加締部 47 ゴム栓 50 内皮保持リング 50a 鍔部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールド電線の端末部に接続されるコネ
    クタ端子と、 前記シールド電線の端末部を保護収容して電気機器のケ
    ースに開口した取付口に固定される電線取付ケースと、 該電線取付ケースの電線挿入側に装着されるコルゲート
    ホルダと、 該コルゲートホルダを介して前記電線取付ケースの電線
    挿入側に接続されるシールド電線保護用のコルゲートチ
    ューブとを備えるシールドコネクタであって、 前記コルゲートホルダは相対向する一対のハーフカバー
    から成り、 該各ハーフカバーはアウターカバーとインナーカバーと
    を備えると共に、該アウターカバーとインナーカバーと
    の間に前記電線取付ケースの電線挿入側に対するケース
    差込室を形成し、 前記インナーカバーは内周面の一端部に前記シールド電
    線に対応する電線係止部を備えると共に、他端部に前記
    コルゲートチューブと係合する複数条のチューブ嵌着溝
    を備え、 前記アウターカバーは前記電線取付ケースの外周壁に対
    応するカバー固定部を有することを特徴とするシールド
    コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記シールド電線のシースにその径方向
    を圧縮するシース保持リングが挿着されることを特徴と
    する請求項1記載のシールドコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記シース保持リングは小径の加締部と
    大径のストッパ部とから段差を有して形成され、該スト
    ッパ部は開口する端縁が前記コルゲートホルダの電線係
    止部に衝合可能な大きさの径を有することを特徴とする
    請求項2記載のシールドコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記シールド電線に前記電線係止部と係
    合可能なゴム栓が挿着されることを特徴とする請求項1
    ないし請求項3記載のシールドコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記シールド電線に挿着された前記シー
    ス保持リングとゴム栓との間に前記電線係止部が係合す
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項4記載のシー
    ルドコネクタ。
  6. 【請求項6】 前記電線係止部は前記コルゲートホルダ
    の軸に向けて等間隔に複数個突出する突起であることを
    特徴とする請求項1ないし請求項5記載のシールドコネ
    クタ。
  7. 【請求項7】 前記電線係止部は、前記シールド電線を
    保持する凸条であることを特徴とする請求項1ないし請
    求項5記載のシールドコネクタ。
  8. 【請求項8】 前記電線取付ケースのコネクタ端子接続
    側の開口部から前記シールド電線の内皮を延出し、該内
    皮に前記開口部と衝合可能な鍔付きの内皮保持リングが
    挿着されることを特徴とする請求項1ないし請求項7記
    載のシールドコネクタ。
  9. 【請求項9】 前記内皮保持リングが前記シールド電線
    の編組に電気的に導通されるシェル部材の前記コネクタ
    端子側への移動に対するストッパとなることを特徴とす
    る請求項8記載のシールドコネクタ。
  10. 【請求項10】 前記内皮保持リングは絶縁体により形
    成されることを特徴とする請求項8又は請求項9記載の
    シールドコネクタ。
  11. 【請求項11】 シールド電線の端末部に接続されるコ
    ネクタ端子と、 該コネクタ端子を収容して係止固定するインナーケース
    と、 該インナーケースを囲むと共に前記シールド電線端末部
    を覆い相手側のコネクタに接続されるアウターケース
    と、 該アウターケースの電線挿入側に装着されるコルゲート
    ホルダと、 該コルゲートホルダを介して前記アウターケースの電線
    挿入側に接続されるシールド電線保護用のコルゲートチ
    ューブとを備えるシールドコネクタであって、 前記コルゲートホルダは相対向する一対のハーフカバー
    から成り、 該各ハーフカバーはアウターカバーとインナーカバーと
    を備えると共に、該アウターカバーとインナーカバーと
    の間に前記アウターケースの電線挿入側に対するケース
    差込室を形成し、 前記インナーカバーは内周面の一端部に前記シールド電
    線に対応する電線係止部を備えると共に、他端部に前記
    コルゲートチューブと係合する複数条のチューブ嵌着溝
    を備え、 前記アウターカバーは前記アウターケースの外周壁に対
    応するカバー固定部を有することを特徴とするシールド
    コネクタ。
  12. 【請求項12】 前記シールド電線のシースにその径方
    向を圧縮するシース保持リングが挿着されることを特徴
    とする請求項11記載のシールドコネクタ。
  13. 【請求項13】 前記シース保持リングは小径の加締部
    と大径のストッパ部とから段差を有して形成され、該ス
    トッパ部は開口する端縁が前記コルゲートホルダの電線
    係止部に衝合可能な大きさの径を有することを特徴とす
    る請求項12記載のシールドコネクタ。
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