JPH11231822A - 画像表示装置およびその駆動方法 - Google Patents

画像表示装置およびその駆動方法

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JPH11231822A
JPH11231822A JP32465898A JP32465898A JPH11231822A JP H11231822 A JPH11231822 A JP H11231822A JP 32465898 A JP32465898 A JP 32465898A JP 32465898 A JP32465898 A JP 32465898A JP H11231822 A JPH11231822 A JP H11231822A
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signal
driving
liquid crystal
crystal panel
circuit
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JP32465898A
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正明 ▼ひろ▲木
Masaaki Hiroki
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Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像表示装置において、高い周波数帯域を有
する映像信号にも対応できる交流化方法を用いて、階調
性の高い画像を得る。 【解決手段】 入力信号120に基づいて、信号処理回
路が、反転関係にある一対の(信号反転周期が1フレー
ム毎の)アナログ映像信号129、130を信号線駆動
回路に出力し、前記信号線駆動回路が、入力された一対
の映像信号の内、一方の映像信号を奇数番目の信号線に
印加し、もう一方の映像信号を偶数番目の信号線に印加
することで、ソースライン反転駆動を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、液晶等の表示体を
用い、駆動回路を内蔵したアクティブマトリクス型ディ
スプレイに好適な駆動方法に関し、特に、液晶パネルの
交流化駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示装置のブロック図を図7
に示す。
【0003】液晶パネル1は、水平方向に互いに平行に
延びる複数の走査線2と、走査線に直交する垂直方向に
互いに平行に延びる複数の信号線3と、走査線及び信号
線の交差部近傍に配置されるTFT(薄膜トランジス
タ)と、TFTに接続される画素電極とを備えている。
走査線2の一端は、各TFTのゲート電極に接続され、
他端はゲートドライバ回路4(走査線駆動回路)に接続
されている。また、信号線3の一端は、TFTのソース
電極に接続され、他端はソースドライバ回路5(信号線
駆動回路)に接続されている。
【0004】ソースドライバ回路5には、信号処理回路
6からの映像信号と、コントロール回路7からのスター
トパルス信号、クロック信号、水平同期信号等が入力さ
れている。
【0005】信号処理回路6は、アナログ/デジタル
(A/D)変換回路14、補正回路8、デジタル/アナ
ログ(D/A)変換回路9、反転処理回路10等で構成
されている。
【0006】コントロール回路7は、映像信号に基づ
き、ゲートドライバ回路4、ソースドライバ回路5、信
号処理回路6等に必要なパルス(スタートパルス、クロ
ックパルス、同期信号、極性反転信号等)を作成し、出
力する回路である。
【0007】上記のように構成された従来の液晶表示装
置の動作を説明する。
【0008】まず、入力された同期信号を基準として、
コントロール回路7は、位相同期された発振器から出力
される発振クロック信号(OSC)を原発振として、あ
らかじめ設定されたカウント数(分周比)のクロックを
カウントする動作(分周)を繰り返す。コントロール回
路7では、この分周と同時にクロックをカウントし、画
面水平方向のスタートパルス23(SPD)、画面垂直
方向のスタートパルス24(SPS)、画面水平方向の
クロックパルス25(CLD)、画面垂直方向のクロッ
クパルス26(CLS)、極性反転信号22(FRP)
を作成する。また、水平同期信号(HSY)、垂直同期
信号(VSY)を作成する場合もある。この場合、HS
Y、VSYは、画面上に文字を表示する時など水平、垂
直方向の基準として使用される。
【0009】入力映像信号20は、1画面(フレーム)
の画像信号を縦方向(垂直方向)ラインの数だけ分割
し、それぞれ縦方向ラインの数だけ連続している信号で
ある。入力映像信号線には、1画素単位、即ち、赤
(R)、緑(G)、青(B)の各データを1つの組にし
て単位時間毎に転送される。
【0010】この入力映像信号20に対応するように、
画素領域11には、異なる3つの色、赤、緑および青に
対応するR、G、Bの画素がパネルの横方向(水平方
向)に順次繰り返し並べて画素行が構成され、縦方向
(垂直方向)に画素列が構成されている。例えば、画素
領域11が横640画素、縦400画素で構成されてい
るとすると、1画面の映像信号は、横640画素の情報
信号を有する1つの横方向ラインが、それぞれ縦方向ラ
インの数(400列)だけ連続している信号で構成され
ている。通常、この入力映像信号はCRTに対応した信
号であり、液晶パネル表示に適した信号ではない為、様
々な信号処理を行う必要がある
【0011】そこで、信号処理回路6では、液晶特性を
考慮したγ補正処理や、アナログ/デジタル信号(A/
D)変換処理及びデジタル/アナログ信号(D/A)変
換処理、液晶の信頼性向上のための交流化処理等が外部
装置から入力映像信号に施される。
【0012】この信号処理回路6では、良好な表示を得
る為に、外部から入力された入力映像信号に、様々な補
正を行っている。その為に、まず、アナログ/デジタル
信号(A/D)変換回路14により、アナログRGB信
号をデジタルRGB信号に変換している。このデジタル
信号化された映像信号に、液晶特性を考慮したγ補正処
理等を施し、補正する。そして、この補正された映像信
号をデジタル/アナログ信号(D/A)変換回路9によ
り、再びアナログRGB信号に変換する。
【0013】次いで、反転処理回路10によって、映像
信号は、液晶の信頼性向上のための交流化処理等が施さ
れる。この反転処理回路10には、液晶パネルを交流駆
動するのに必要な極性反転を行うためのタイミングを決
める信号である極性反転信号22(FRP)が、コント
ロール回路7から入力されている。この反転処理回路1
0は、映像信号を極性反転信号22(FRP)に従って
反転させる回路である。
【0014】このようにして、信号処理回路6では、入
力映像信号20を基にして、液晶パネル表示に適したア
ナログ映像信号27に加工処理する。そして、この映像
信号(γ補正や、交流化処理が施された)を液晶パネル
1に入力する。
【0015】次に、この映像信号27と、コントロール
回路7で作成されたSPD23と、CLD25とが、液
晶パネル1に設けられたソースドライバ回路5へ入力さ
れる。SPD23は1水平周期期間のどのタイミングか
ら表示を始めるかを規定する信号である。また、CLD
25は、水平方向の各画素に対応する信号であり、ソー
スドライバ回路内ではこの信号に従って、信号処理回路
からの映像信号をサンプリングし、各画素に対応する電
圧(映像信号)を信号線3に出力する。また、ソースド
ライバ回路におけるタイミングチャートを図9に示す。
【0016】また、コントロール回路7で作成されたS
PS24、CLS26は、ゲートドライバ回路4へ入力
される。SPS24は1垂直周期期間のどのタイミング
から表示を始めるかを規定する信号である。CLS26
は、垂直方向の各画素に対応する信号で、この信号に従
って画面上方から1水平期間毎に走査し、画面を表示す
るしくみとなっている。
【0017】この画面を表示するしくみを図8を用いて
以下に詳しく述べる。
【0018】まず、シフトレジスタからの信号に従っ
て、信号線(1)には、映像信号27の横方向(水平方
向)ラインの1部分(画素A1)のみ選択サンプリング
され、その電位が信号線(1)全体に印加される。そし
て、走査線Aにのみ(交差している箇所の近傍に設けら
れたTFTをオンの状態にする)信号電圧を印加する。
そして、信号線(1)と走査線Aが交差している箇所の
近傍に設けられたTFTのみがオン状態として、信号線
(1)の電位が画素A1に印加される。このようにし
て、画素A1に画像情報の1部が書き込まれる。
【0019】次に、画素A1が書き込まれた状態を補助
容量等で保持したまま、次の瞬間には、映像信号の横方
向(水平方向)ラインの1部分(画素A2)のみ選択サ
ンプリングされ、信号線(1)と隣接する信号線(2)
に、その電位が印加される。こうして、画素A2も画素
A1と同様に画像情報の1部が書き込まれる。これを順
次繰り返すことにより、横方向の最初の画素行(A行)
に画像情報の1部を次々と書き込む。この間、走査線A
には、交差している箇所の近傍に設けられたTFTをオ
ンの状態にする信号が印加されている。
【0020】横方向の最初の画素行Aの全てに書き込み
が終了すると、次は、走査線Bにのみ(交差している箇
所の近傍に設けられたTFTをオンの状態にする)信号
電圧を印加する。信号線(1)には、映像信号の1部分
(画素B1)のみサンプリングされ、その電位が保持さ
れる。そして同様に、横方向の2行目に相当する画素行
(B行)のみを順に書き込む。このような動作を画素行
の数(n行)だけ繰り返すことにより、1画面を表示し
ている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、TFTを用
いた液晶ディスプレイでは、液晶材料の劣化を防ぎ、表
示ムラをなくし、表示品位を保つため、各画素への印加
電圧は、1フレームまたは一定期間毎に正負を反転した
電圧を印加(交流化)している。
【0022】従来における液晶ディスプレイパネル表示
の代表的な交流化駆動方法の一つを図10および図11
を用いて以下に説明する。ここでは、簡略化の為に、表
示領域の1部である表示画素6行×6列のモデル画面
(図11(a))を用いて例示した。
【0023】まず、入力映像信号20の極性を反転させ
るための極性反転信号22(FRP)をコントロール回
路で形成する。この極性反転信号22の波形を図10に
示した。このような極性反転信号(FRP)に基づい
て、映像信号の極性を反転させる。この映像信号は、図
10で示したように、極性が1画素毎に正から負、また
は、負から正へ反転された信号波形を有している。
【0024】そのため、図11(b)で示したようなパ
ネル表示が得られる。A1、B1、C1....と、A
3、B3、C3....と、A5、B5、C5....
で示される画素電極には、互いに同じ極性(正または
負)の映像信号が印加される。同様にA2、B2、C
2....と、A4、B4、C4....と、A6、B
6、C6....で示される画素電極には、互いに同じ
極性(負または正)の映像信号が印加されるが、画素電
極A1とは極性が反対である。すなわち、各画素は横
(水平)方向で隣接している画素と逆の極性を有する映
像信号が印加される。そして、図11(c)で示したよ
うに、次の画面(フレーム)は前画面(フレーム)と逆
の極性を有する映像信号が各画素に印加される。この動
作を繰り返すことにより交流化駆動を行っている。この
ような交流化方法をソースライン反転と呼んでいる。
【0025】その他の液晶ディスプレイパネル表示の交
流駆動方法として、図12(a)にその表示パターン図
を示したように、1画面(フレーム)を書き込む度に映
像信号の極性を反転させ画素に印加する交流化方法(フ
レーム反転方法)が提案されている。
【0026】しかしながら、この方法では、極性反転周
期が1フレームと長く、人間の目に視認できる周波数域
(約30Hz程度)となるため、映像信号の極性が正の
時の表示と映像信号の極性が負の時の表示とが微妙に異
なっていることが、ちらつきとして観察者に視認されて
しまっていた。
【0027】また、上記フレーム反転方法で生じるちら
つきを低減した他の交流駆動方法として、図12(b)
にその表示パターン図を示したように、隣合う1走査線
を書き込む度に映像信号の極性を反転させ画素に印加す
る交流化方法(ゲイトライン反転方法)が提案されてい
る。この方法においては、各画素は縦(垂直)方向で隣
接している画素と逆の極性を有する映像信号が印加され
る。この方法は、映像信号の極性が1水平走査期間毎に
正から負、または、負から正へ反転している。
【0028】加えて、最もちらつきが生じにくい交流駆
動方法として、図12(c)にその表示パターン図を示
したように、隣接する全ての画素を書き込む度に映像信
号の極性を反転させ画素に印加する交流化方法(ドット
反転方法)が提案されている。この方法においては、各
画素は横(水平)方向および縦(垂直)方向で隣接して
いる画素と逆の極性を有する映像信号が印加される。こ
の方法も、ソースライン反転と同様に、映像信号の極性
が1画素毎に正から負、または、負から正へ反転してい
る。しかしながら、この交流駆動方法が全てに適用でき
るわけでは無く、現在、主流となっているインターレー
ス駆動、例えば2ライン同時書込み法で行なうことは不
可能であった。
【0029】このように、従来の交流化方法では、図1
0に示したように、映像信号の極性を1画素毎または1
水平走査期間毎に正から負、または、負から正へ反転さ
せるためには、1画素毎または1水平走査期間毎に映像
信号線が有している容量を充電しなおす必要があり、そ
の消費電力が大きいものとなっていた。
【0030】また、従来の構成では、映像信号の極性反
転周期が長いと表示特性の低下(色ずれ、フリッカ等)
が生じ、映像信号の極性反転周期が短いと、位相ずれ、
ノイズ、信号波形のなまり等が生じ、不正確な交流駆動
になるという問題が生じていた。
【0031】また、ディスプレイの表示画素数は年々増
加しており、高画素数のパネルでは、駆動周波数が非常
に高くなる。例えば、NTSC規格で画素数は約40万
個、HDTV規格では画素数は約200万個が必要とさ
れている。従って、入力される映像信号の最高周波数
は、NTSC規格で約6MHz、HDTV規格では約2
0MHz〜30MHzとなっている。この映像信号を正
確に表示するためには、クロック信号は、この映像信号
の数倍の周波数(例えば約50MHz〜60MHz)が
必要である。今後、ますます高精細で高画質な表示が要
求されることが予想され、非常に速いドットクロックを
持つ映像信号が取り扱われることになる。
【0032】従来、このように高い周波数帯域を有する
映像信号およびクロック信号を正確に交流化させて液晶
パネルを駆動することは困難であった。また、高い周波
数帯域で動作する回路を、例えば非晶質シリコンや多結
晶シリコンを用いたTFTより構成することは非常に困
難であった。
【0033】そこで、本発明では、このような諸問題を
解決しようとするものである。
【0034】すなわち、本発明は、比較的高画質な入力
映像信号にも対応できる交流化方法を用いて良好な表示
を得、更には、低消費電力化された液晶表示装置を提供
することを目的とするものである。
【0035】
【課題を解決するための手段】本明細書で開示する本発
明の第1の構成は、各画素電極毎にスイッチング素子を
有した液晶パネルと、前記液晶パネルの走査線を駆動す
る走査線駆動回路と、前記液晶パネルの信号線を駆動す
る信号線駆動回路と、前記液晶パネルの駆動を制御する
コントロール回路と、信号処理回路とを少なくとも備え
る画像表示装置において、前記信号処理回路は、反転関
係にある一対の映像信号を、前記信号線駆動回路に出力
することを特徴とする画像表示装置の駆動方法である。
【0036】更に、本発明の第2の構成は、各画素電極
毎にスイッチング素子を有した液晶パネルと、前記液晶
パネルの走査線を駆動する走査線駆動回路と、前記液晶
パネルの信号線を駆動する信号線駆動回路と、前記液晶
パネルの駆動を制御するコントロール回路と、信号処理
回路とを少なくとも備える画像表示装置において、前記
画素電極に対向して設けられた対向電極の電位を基準と
して対称性を有する一対の映像信号が、前記信号線駆動
回路に入力されることを特徴とする画像表示装置の駆動
方法である。
【0037】更に、本発明の第3の構成は、各画素電極
毎にスイッチング素子を有した液晶パネルと、前記液晶
パネルの走査線を駆動する走査線駆動回路と、前記液晶
パネルの信号線を駆動する信号線駆動回路と、前記液晶
パネルの駆動を制御するコントロール回路と、信号処理
回路とを少なくとも備える画像表示装置において、前記
信号処理回路は、相互に反転関係にある複数対の映像信
号を、前記信号線駆動回路に出力することを特徴とする
画像表示装置の駆動方法である。
【0038】更に、本発明の第4の構成は、各画素電極
毎にスイッチング素子を有した液晶パネルと、前記液晶
パネルの走査線を駆動する走査線駆動回路と、前記液晶
パネルの信号線を駆動する信号線駆動回路と、前記液晶
パネルの駆動を制御するコントロール回路と、信号処理
回路とを少なくとも備える画像表示装置において、前記
画素電極に対向して設けられた対向電極の電位を基準と
して対称性を有する一対の映像信号が、前記信号線駆動
回路に複数入力されることを特徴とする画像表示装置の
駆動方法である。
【0039】更に、本発明の第5の構成は、各画素電極
毎にスイッチング素子を有した液晶パネルと、前記液晶
パネルの走査線を駆動する走査線駆動回路と、前記液晶
パネルの信号線を駆動する信号線駆動回路と、前記液晶
パネルの駆動を制御するコントロール回路と、信号処理
回路とを少なくとも備える画像表示装置において、前記
信号処理回路は、少なくとも1つの第1の映像信号と少
なくとも1つの第2の映像信号を前記信号線駆動回路に
出力し、前記第1の映像信号は、奇数番目の前記信号線
に印加され、前記第2の映像信号は、偶数番目の前記信
号線に印加され、前記第1の映像信号と前記第2の映像
信号は、1フレーム期間毎に信号電位の極性が反転さ
れ、前記第1の映像信号は前記第2の映像信号と反転関
係にあることを特徴とする画像表示装置の駆動方法であ
る。
【0040】上記構成において、前記信号線駆動回路お
よび前記走査線駆動回路は、前記画素電極に対向して設
けられた対向電極の電位を基準として、横方向について
は隣接する前記画素電極同士の信号電位の極性を反転し
て駆動させ、さらに前記各画素電極の信号電位の極性を
1フレーム期間毎に反転して駆動させる画像表示装置の
駆動方法である。
【0041】更に、本発明の第6の構成は、各画素電極
毎にスイッチング素子を有した液晶パネルと、前記液晶
パネルの走査線を駆動する走査線駆動回路と、前記液晶
パネルの信号線を駆動する信号線駆動回路と、前記液晶
パネルの駆動を制御するコントロール回路と、信号処理
回路とを少なくとも備える画像表示装置において、前記
信号処理回路は、少なくとも1つの第1の映像信号と少
なくとも1つの第2の映像信号を前記信号線駆動回路に
出力し、前記第1の映像信号は、奇数番目の前記信号線
に印加され、前記第2の映像信号は、偶数番目の前記信
号線に印加され、前記第1の映像信号と前記第2の映像
信号は、1水平走査期間毎に信号電位の極性が反転さ
れ、前記第1の映像信号は前記第2の映像信号と反転関
係にあることを特徴とする画像表示装置の駆動方法であ
る。
【0042】上記構成において、前記信号線駆動回路お
よび前記走査線駆動回路は、前記画素電極に対向して設
けられた対向電極の電位を基準として、横方向について
は隣接する前記画素電極同士の信号電位の極性を反転し
て駆動させ、縦方向については、1画素毎に信号電位の
極性を反転させ、さらに前記各画素電極の信号電位の極
性を1フレーム期間毎に反転して駆動させる画像表示装
置の駆動方法である。
【0043】上記各構成における画像表示装置は、2枚
の透光性絶縁基板に液晶が充填され、一方の基板の内面
に並列配置された複数の走査線と、並列配置された複数
の信号線とが互いに交差して形成され、前記走査線と前
記信号線とで囲まれた領域に画素電極が形成され、前記
走査線と前記信号線の交差部付近に薄膜トランジスタ
(TFT)が形成され、他方の基板の内面には対向電極
が形成されている。
【0044】また、本発明は、上記各構成の画像表示装
置の駆動方法により駆動されることを特徴とする画像表
示装置である。
【0045】更に、本発明の第7の構成は、各画素電極
毎にスイッチング素子を有した液晶パネルと、前記液晶
パネルの走査線を駆動する走査線駆動回路と、前記液晶
パネルの信号線を駆動する信号線駆動回路と、前記液晶
パネルの駆動を制御するコントロール回路と、信号処理
回路とを少なくとも備える画像表示装置において、前記
信号処理回路は、複数の映像信号線を介して前記液晶パ
ネルと接続され、前記複数の映像信号線とそれぞれ接続
されている同数個のD/A変換回路を有することを特徴
としている画像表示装置である。
【0046】上記各構成において、前記画像表示装置は
透過型液晶パネルおよび投写用光源を備えた投写型の表
示手段であることを特徴としている。
【0047】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明するが、この実
施例に限定されないことは勿論である。 〔実施例1〕図1は本発明の液晶表示装置の実施例1を
示すブロック図である。図1は、主に、液晶パネル10
1と、信号処理回路106と、コントロール回路107
とからなる液晶表示装置である。
【0048】なお、信号処理回路106、コントロール
回路107等は、例えば別のプリント基板に実装されて
おり、該基板と液晶パネル101とは、ケーブルやフレ
キシブル配線板等によって接続されている。また、信号
処理回路106、コントロール回路107等の周辺回路
の一部または全部をパネルと同一基板に設ける構成とす
れば集積化が図れるため好ましいことはいうまでもな
い。
【0049】液晶パネル101は、水平方向(横方向)
に互いに平行に延びる複数の走査線102と、走査線に
直交する垂直方向(縦方向)に互いに平行に延びる複数
の信号線103と、走査線及び信号線の交差部近傍に配
置されたTFT(薄膜トランジスタ)と、TFTに接続
された画素電極とで主に構成されている。
【0050】TFTは、電気的にはスイッチとして用い
られており、また、半導体材料として好ましくは結晶性
を有するシリコン膜等を使用して形成される。本実施例
においては、この結晶性を有するシリコン膜は、石英基
板を用い、触媒元素としてニッケルを用いた結晶化方法
(例えば、特開平9-312260号記載の技術等) により得ら
れたものを使用したが、結晶性を有し、良好な移動度を
有するものであれば、特に限定されない。なお、特開平
9-312260号記載の技術には、触媒元素の濃度を低減する
ゲッタリング技術も記載されており、本実施例ではその
技術も使用した。
【0051】走査線102の一端は、各TFTのゲート
電極に接続され、他端は、ゲートドライバ回路104に
接続されている。また、信号線103の一端は、TFT
のソース電極に接続され、他端は、ソースドライバ回路
105に接続されている。
【0052】尚、図1においては、信号線103は数本
しか記載されていないが、実際は、液晶パネルの横方向
の画素電極の数と同数の本数を有しており、同様に、走
査線102は液晶パネルの縦方向の画素電極の数と同数
の本数を有する。
【0053】また、TFTに接続された画素電極は、他
方の基板に形成された対向電極と、液晶とで液晶コンデ
ンサを構成している。対向電極は全ての液晶コンデンサ
と接続されており、共通電位(中心電位)を有してい
る。
【0054】コントロール回路(制御回路)107は、
入力映像信号に基づき、ゲートドライバ回路(走査線駆
動回路)104、ソースドライバ回路(信号線駆動回
路)105、信号処理回路106等に必要なパルス(ス
タートパルス、クロックパルス、同期信号、極性反転信
号等)を供給する回路である。
【0055】本実施例においては、入力映像信号120
に基づき、信号処理回路106によって、第1のアナロ
グ映像信号129と、第2のアナログ映像信号130を
ソースドライバ回路(信号線駆動回路)105に出力す
る。図4に入力映像信号120、補正後映像信号、同期
信号121、極性反転信号122、第1のアナログ映像
信号129、第2のアナログ映像信号130の信号波形
の一例を示した。図4には簡略化のため、それぞれの信
号の区切りを設けていない。また、1フレーム期間内に
おいて、2〜n行は省略して図示した。
【0056】本実施例の信号処理回路106は、主に、
アナログ/デジタル(A/D)変換回路114、補正回
路108、デジタル/アナログ(D/A)変換回路10
9、110、反転処理回路112、113等で構成す
る。本実施例において、A/D変換回路114、D/A
変換回路109、110は一般的な構成を有するものを
使用しているが、該回路をTFTで構成し、パネルと同
一基板上に設ける構成としてもよい。
【0057】A/D変換回路114は、入力映像信号1
20を、信号の補正が容易に行えるデジタル信号に変換
する為に用いている。本実施例では、入力映像信号とし
てアナログRGB信号を用いた例を示したが、入力映像
信号としてデジタルRGB信号を用いることも可能であ
る。入力映像信号としてデジタルRGB信号を用いる場
合は、このA/D変換回路114は本発明の構成に必要
とされない。
【0058】補正回路108は、入力された入力映像信
号(デジタル信号)に様々な補正を演算処理等によって
施す。この補正回路は、映像信号に主にγ補正処理等を
行い、液晶パネル表示に適した信号に変換する。本実施
例においては、2つの信号に分割する処理もこの補正回
路で行っている。また、この補正回路は、入力された信
号を一時記憶する記憶回路や、2つの信号を分割するこ
とによって生じる位相のずれを補正する信号遅延回路等
を有する構成とすることが好ましい。
【0059】補正回路108から別の信号線に出力され
た2つの信号は、それぞれ対応するD/A変換回路10
9、110によって、アナログ信号に変換される。ここ
では、位相のずれが生じるのを防ぐために、信号線(2
本)と相当数のD/A変換回路(2つ)および反転処理
回路(2つ)が必要となる。ただし、生じる位相のずれ
が小さく、許容範囲内であれば、D/A変換回路(1
つ)および反転処理回路(1つ)で構成してよい。
【0060】反転処理回路112、113は、主にアン
プで構成されており、2つの信号を液晶パネルに適した
大きさ(−5V〜5V)に増幅し、コントロール回路で
形成された極性反転信号122に基づいて反転させる。
加えて、さらにどちらか一方の信号全体を反転させ、対
称性を有する2つの信号(第1のアナログ映像信号12
9、第2のアナログ映像信号130)を出力する。
【0061】このようにして得られた2つの信号をソー
スドライバ回路に入力する。1つの信号をソースドライ
バ回路に入力する場合と比べて、シフトレジスタの動作
周波数を半分に軽減することも可能である。
【0062】ソースドライバ回路105には、信号処理
回路106からの2つの映像信号と、コントロール回路
107からのスタートパルス信号、クロック信号、水平
同期信号等が入力されている。
【0063】また、ソースドライバ回路105は、走査
方向の制御が可能な2相の水平シフトレジスタ及び画像
信号をサンプリングして画素部を駆動するサンプリング
回路からなっている。サンプリング回路は、複数のスイ
ッチングTFTと、容量とから構成されている。
【0064】図2は実施例1におけるソースドライバ回
路の内部構成を示す回路図である。図2に示すソースド
ライバ回路は、シフトレジスタ、レベルシフタ、スイッ
チ、インバータ、出力バッファ回路等を代表的な構成と
する各種回路で構成することが可能であり、画像信号を
サンプリングして表示部に印加するための回路であれ
ば、特に本実施例の構成に限定されない。
【0065】尚、図2においては、信号線は数本しか記
載されていないが、実際は、液晶パネルの横方向の画素
電極の数と同数の本数を有しており、同様に、走査線は
液晶パネルの縦方向の画素電極の数と同数の本数を有す
る。また、このソースドライバ回路におけるタイミング
チャートを図3に示す。
【0066】また、垂直方向のゲートドライバ回路は、
走査方向の制御が可能な垂直シフトレジスタ、シフトレ
ジスタの出力信号を画素を駆動するために必要な電圧に
変換するレベルシフタ、出力バッファ回路等からなって
いる。
【0067】本実施例における出力バッファ回路は、保
持された電圧を増幅、あるいはインピーダンス変換し表
示部に印加するための回路であり、インバータを代表的
な構成とする各種回路が考えられる。
【0068】以下、本実施例の入力映像信号120の信
号電圧波形の一例である図4を参照して、本実施例の交
流化動作について説明する。
【0069】まず、この入力映像信号120を、A/D
変換回路114によりデジタル信号に変換する。そし
て、補正回路108で様々な補正(液晶表示γ補正やカ
メラγ補正、観察者の需要に合わせた補正等)を施し
て、液晶パネル表示に適した信号に変換する。この時の
信号波形を図4に示す。また、本実施例においては、こ
の補正回路で2つの信号に分割して別々の信号線に出力
する。ここで分割することにより、映像信号の低周波数
化を実現することができる。
【0070】本実施例では、アナログ映像信号を2つに
分割した例を示したが、2つ以上に分割しても本発明に
適用することができる。このような構成とすることで、
更に映像信号の低周波数化を図ることができる。
【0071】補正回路108から別々の信号線に出力さ
れた2つの信号を、それぞれ対応するD/A変換回路1
09、110によって、アナログ信号に変換する。
【0072】この2つのアナログ信号の電圧を、それぞ
れ対応する反転処理回路のアンプによって増幅し、パネ
ル駆動に適した電圧値(約−5V〜約5V)を有する信
号にする。この時点では、この2つの信号電圧は、どち
らも0〜5Vの電圧値範囲内にある。すなわち、この2
つの信号は、画素電極に対向して設けられた対向電極の
電位を中心電位(基準電位)として、正の極性を有して
いる。また、この2つの反転処理回路には、図4に示し
たように、中心電位を基準として1フレーム毎に極性が
反転している極性反転信号122が入力されている。即
ち、この2つの反転処理回路では、増幅すると共に入力
された極性反転信号に基づいて、中心電位を基準として
1フレーム毎に信号の極性を反転する。
【0073】また、本実施例においては、駆動電圧の反
転周期を1フレーム周期(1垂直走査周期)としたが、
これとは異なる周期を反転周期としてもよい。例えば、
2フレーム周期、3フレーム周期としてよい。
【0074】さらに、この反転処理回路ではどちらか一
方の映像信号を反転させ、対称性を有する一対の信号を
形成する。この一対の信号波形は図4に示したように、
中心電位に対して対称性を持ち、1画面毎にのみ極性が
反転している信号波形となる。但し、この反転処理回路
112、113内での信号の処理の順序を、回路設計に
より適宜変更することが可能であることはいうまでもな
い。また、図13にその一例を示したように、デジタル
信号に反転処理を施した後、アナログ信号に変換する順
序としてもよい。こうすることで、可能な限りデジタル
信号を処理することによって、正確に信号を処理するこ
とができる。このように、信号処理回路106内におい
ても同様に信号処理の順序を適宜変更することが可能で
ある。
【0075】1画面毎にのみ極性反転され、且つ、画素
電極に対向して設けられた対向電極の電位を基準として
対称性を有する2つの信号(図4に示した)をソースド
ライバ回路105に入力する。
【0076】ソースドライバ回路105には、2相のシ
フトレジスタ部が設けられており、第1相の水平シフト
レジスタには、第1のスタートパルス信号と、第1のク
ロック信号が入力され、サンプリング回路によりサンプ
リングされた第1のアナログ映像信号129を奇数番目
の信号線に出力している。また、第2相の水平シフトレ
ジスタには、第2のスタートパルス信号と、第2のクロ
ック信号が入力され、サンプリング回路によりサンプリ
ングされた第2のアナログ映像信号130を偶数番目の
信号線に出力している。
【0077】2相のシフトレジスタ部を設けた場合、シ
フトレジスタを1列だけ用いた場合と比較して、シフト
レジスタの動作周波数が半分(1/2)に軽減できる。
【0078】また、本発明の応用例として、さらに、2
相以上のシフトレジスタを用いることもできる。例え
ば、n相のシフトレジスタを用いた場合、シフトレジス
タを1列だけ用いた場合と比較して、シフトレジスタの
動作周波数が半分(1/n)に軽減することができる。
【0079】ここで、ソースドライバ回路105周辺の
回路図の一例を示した図2を参照して、図4の映像信号
(第1のアナログ映像信号129、第2のアナログ映像
信号130)が印加された場合における各画素の動作を
説明する。
【0080】走査線Aにのみ(交差している箇所の近傍
に設けられたTFTをオンの状態にする)信号電圧を印
加すると、画素TFTがオン状態となり、走査信号に同
期して、信号線(1)に第1のアナログ映像信号129
が印加され、奇数番目の信号線(1)と接続されている
画素電極A1に正の信号が印加される。
【0081】次に、同様にして、走査信号に同期して、
信号線(2)に第2のアナログ映像信号130が印加さ
れ、偶数番目の信号線(2)と接続されている画素電極
A2に負の信号が印加される。
【0082】これらの動作を繰り返すことにより、順
次、画素電極(A1、B1、C1....と、A3、B
3、C3....)に正の信号が印加され、画素電極
(A2、B2、C2....と、A4、B4、C
4....)に負の信号が印加される。
【0083】そして、1フレーム期間後、再び走査線A
に(交差している箇所の近傍に設けられたTFTをオン
の状態にする)信号電圧が印加された時は、図4に示し
たように、書き込まれる第1のアナログ映像信号129
および第2のアナログ映像信号130の極性が反転され
るので、画素電極に印加される信号の極性が反転する。
【0084】これらの動作を繰り返すことにより、映像
信号に応じて透過光量を制御し、他の画素との組み合わ
せで液晶パネル全体で映像を表示している。
【0085】このようにしてソースライン反転駆動を行
う。本実施例においては、1画面毎にのみ極性反転され
た映像信号を用いて、交流化駆動(ソースライン反転)
を行うことができる。すなわち、本実施例は、1画素
毎、または、1水平走査周期毎に極性反転させていた従
来例と比較して、極性反転させる回数が少ない(1画面
毎に極性反転された)信号を複数用いることでソースラ
イン反転駆動を行う。
【0086】すなわち、極性反転させる回数が少ないの
で、位相ずれやノイズが生じにくく、また、消費電力を
小さくすることができる。したがって、従来と比較し
て、水平解像度、垂直解像度ともに優れ、且つ、フリッ
カの生じにくい画像表示を行うことができた。
【0087】〔実施例2〕実施例1では、映像信号の反
転周期を1フレーム期間とし、ソースライン反転駆動を
行った。本実施例では、装置構成は実施例1と同じであ
るが、反転処理回路において、映像信号の反転周期を1
水平走査期間とすることで、ドット反転駆動を行った一
例を示す。
【0088】また、本実施例においては、駆動電圧の反
転周期を1水平走査期間としたが、これとは異なる周期
を反転周期としてもよい。例えば、2水平走査期間、3
水平走査期間としてよい。
【0089】ドット反転は、隣接する画素同士で映像信
号の電圧の極性が互いに反転するため、ちらつきが最も
目立ちにくいという長所を有している交流化駆動方法で
ある。
【0090】ドット反転駆動の特徴は、図12(c)で
示したように、1フレーム内では、縦方向、横方向とも
に隣接する画素電極間では必ず印加される映像信号の電
圧の極性は反転されており、さらに次のフレームでは、
各画素の極性が反転されることである。
【0091】従来例において、ドット反転をするために
は、1画素毎に極性反転を行う必要があった。しかし、
実施例1と同様の装置構成を用いて、1水平走査期間毎
に極性反転された(相互に反転関係にある)複数の映像
信号をパネルに入力することにより、ドット反転駆動を
可能とすることができる。
【0092】すなわち、本実施例は、1画素毎に極性反
転させていた従来例と比較して、極性反転させる回数が
少ない(1水平走査期間毎に極性反転された)映像信号
を用いてドット反転駆動しているため、正確な交流化駆
動を行うことができ、パネルの信頼性を向上することが
できた。
【0093】従って、本実施例は実施例1と比較して、
ちらつきの少ない高画質で高精細な表示を得ることがで
きる。また、実施例1と同様に、従来と比較して大幅に
消費電力を低減することができる。
【0094】〔実施例3〕実施例1および2では、2相
のシフトレジスタを用いた例を示したが、本実施例で
は、1相のシフトレジスタを用いた応用例を示す。図5
に本実施例のソースドライバ回路周辺の概略図を示す。
【0095】図5において、501はクロック信号、5
02はスタートパルス、503はシフトレジスタ、52
9は第1のアナログ映像信号、530は第2のアナログ
映像信号である。実施例1または2で示したような映像
信号(極性反転周期が、1フレーム毎または1水平走査
期間毎)を用いて、図5のソースドライバ回路によって
も、ソースライン反転またはドット反転駆動させること
ができる。このような構成とすることで、駆動回路の集
積化を図ることができる。
【0096】〔実施例4〕図6に3板式の光学システム
を用いた投射型の画像表示装置(リアプロジェクタ)の
概要を示してある。本実施例のプロジェクタ(本体60
0)では、光源601から投射された投射光が、光学系
613によって、R、G、Bの3原色に分けられ、ミラ
ー614によって、それぞれの色の画像を表示する3枚
のTFT液晶パネル610に導かれる。そして、それぞ
れのTFT液晶パネルによって変調された光が光学系6
16によって、合成され、スクリーン605にカラー画
像が投写される。なお、615は偏光板である。
【0097】本発明の液晶パネルおよび信号処理回路お
よびコントロール回路を用いて入力画像信号をそれぞれ
の液晶パネルに供給すると、それぞれの色の画像を液晶
パネルによって、クロストークや色ムラやフリッカーや
色にじみのない高画質・高解像度で作成できる。加え
て、液晶表示γ補正やカメラγ補正、人間の視覚に適し
た補正、観察者の需要に合わせた補正等が補正回路によ
り施されるため、γ特性の良好な画像を得ることができ
る。
【0098】従って、本リアプロジェクタを用いること
により、鮮明で色再現性及び階調性の高い画像、即ち階
調表現の良い画像をスクリーンに表示することができ
る。
【0099】なお、本発明においては、液晶パネルとし
てアクティブマトリクス型のものを用いたが、種類の異
なる他の液晶パネルを用いることも可能である。
【0100】また、本発明は、駆動回路一体型の液晶表
示装置にのみ適用されるものではなく、駆動回路が液晶
パネルと異なる基板に形成されたいわゆる外付け型の表
示装置に適用することも可能である。
【0101】なお、上記各実施例1乃至4において示し
た、例えばシフトレジスタ回路、バッファ回路、サンプ
リング回路、メモリ回路等の構成は、一例であって同様
な機能を有するものであれば適宜変形できることはいう
までもない。
【0102】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の交流化駆動
方法、装置構成によれば、ソースライン反転駆動表示を
行う際の映像信号の反転周期が従来の1画素書き込み期
間毎から、1画面書き込み期間毎と大幅に延長され、信
号処理回路およびソースドライバ回路の消費電力を低減
し、液晶表示装置の低消費電力化を達成するという効果
を有する。
【0103】また、ドット反転駆動表示を行う際も同様
に、映像信号の反転周期が従来の1画素書き込み期間毎
から、1水平走査書き込み期間毎と大幅に延長すること
ができる。
【0104】すなわち、1本の映像信号線に注目する
と、1水平走査期間中においては、映像信号の極性を反
転する必要がないので、映像信号線が有する容量を充電
するための電力が少なく、さらに、従来と比較して電位
変化が小さいので信号のなまりや位相のずれが少なく、
各画素に正確な画像情報を供給することができる。
【0105】加えて、入力映像信号を、それぞれ相互に
反転関係にある複数の映像信号に分割するため、映像信
号の変化する周期が長くなり、映像信号の低周波数化が
可能となる。また、ソースドライバ内においても複数相
のシフトレジスタを用いることにより、クロック信号の
低周波数化も可能である。従って、比較的高い周波数帯
域を有する映像信号が低周波数化できるため、TFTを
用いて容易にサンプリング回路等が構成でき、従来では
表示することが困難であった高い周波数帯域を有する映
像信号で構成されている高精細な表示を可能とした。
【0106】本発明の構成によって、水平解像度、垂直
解像度ともに優れ、かつ、フリッカの生じにくい高精細
で高画質な画像表示を行うことができる。即ち、階調性
の高い画像、即ち階調表現の良い画像を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】 図1に示されるソースドライバ回路周辺の
部分回路図である。
【図3】 図2に示されるソースドライバ回路におけ
る各信号のタイミング図である。
【図4】 本発明の一実施例を示す信号電圧波形を示
す図である。
【図5】 実施例3に示されるソースドライバ回路周
辺の部分回路図である。
【図6】 本発明に関するリアプロジェクタの概略構
成を示す図である。
【図7】 液晶表示装置の従来例を示すブロック図で
ある。
【図8】 図7に示されるソースドライバ回路周辺の
部分回路図図である。
【図9】 図8に示されるソースドライバ回路におけ
る各信号のタイミング図である。
【図10】 従来例を示す信号電圧波形を示す図であ
る。
【図11】 ソースライン反転駆動における各画素の
極性図である。
【図12】 様々な反転駆動における各画素の極性図
である。
【図13】 本発明の一応用例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 液晶パネル 2 走査線 3 信号線 4 ゲートドライバ回路(走査線駆動回路) 5 ソースドライバ回路(信号線駆動回路) 6 信号処理回路 7 コントロール回路(制御回路) 8 補正回路 9 D/A変換回路 10 反転処理回路 11 画素領域 14 A/D変換回路 20 入力映像信号 21 同期信号 22 極性反転信号 23 水平方向のスタートパルス(SPD) 24 垂直方向のスタートパルス(SPS) 25 水平方向のクロックパルス(CLD) 26 垂直方向のクロックパルス(CLS) 27 アナログ映像信号 101 液晶パネル 102 走査線 103 信号線 104 ゲートドライバ回路(走査線駆動回路) 105 ソースドライバ回路(信号線駆動回路) 106 信号処理回路 107 コントロール回路(制御回路) 108 補正回路 109、110 D/A変換回路 111 画素領域 112、113 反転処理回路 114 A/D変換回路 120 入力映像信号 121 同期信号 122 極性反転信号 123 水平方向の第一のスタートパルス(SPD) 124 水平方向の第二のスタートパルス(SPD) 125 垂直方向のスタートパルス(SPS) 126 水平方向の第一のクロックパルス(CLD) 127 水平方向の第二のクロックパルス(CLD) 128 垂直方向のクロックパルス(CLS) 129 第一のアナログ映像信号 130 第二のアナログ映像信号 501 水平方向のクロックパルス(CLD) 502 水平方向のスタートパルス(SPD) 503 シフトレジスタ 529 第一のアナログ映像信号 530 第二のアナログ映像信号

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各画素電極毎にスイッチング素子を有した
    液晶パネルと、前記液晶パネルの走査線を駆動する走査
    線駆動回路と、前記液晶パネルの信号線を駆動する信号
    線駆動回路と、前記液晶パネルの駆動を制御するコント
    ロール回路と、信号処理回路とを少なくとも備える画像
    表示装置において、前記信号処理回路は、反転関係にあ
    る一対の映像信号を、前記信号線駆動回路に出力するこ
    とを特徴とする画像表示装置の駆動方法。
  2. 【請求項2】各画素電極毎にスイッチング素子を有した
    液晶パネルと、前記液晶パネルの走査線を駆動する走査
    線駆動回路と、前記液晶パネルの信号線を駆動する信号
    線駆動回路と、前記液晶パネルの駆動を制御するコント
    ロール回路と、信号処理回路とを少なくとも備える画像
    表示装置において、前記画素電極に対向して設けられた
    対向電極の電位を基準として対称性を有する一対の映像
    信号が、前記信号線駆動回路に入力されることを特徴と
    する画像表示装置の駆動方法。
  3. 【請求項3】各画素電極毎にスイッチング素子を有した
    液晶パネルと、前記液晶パネルの走査線を駆動する走査
    線駆動回路と、前記液晶パネルの信号線を駆動する信号
    線駆動回路と、前記液晶パネルの駆動を制御するコント
    ロール回路と、信号処理回路とを少なくとも備える画像
    表示装置において、前記信号処理回路は、相互に反転関
    係にある複数対の映像信号を、前記信号線駆動回路に出
    力することを特徴とする画像表示装置の駆動方法。
  4. 【請求項4】各画素電極毎にスイッチング素子を有した
    液晶パネルと、前記液晶パネルの走査線を駆動する走査
    線駆動回路と、前記液晶パネルの信号線を駆動する信号
    線駆動回路と、前記液晶パネルの駆動を制御するコント
    ロール回路と、信号処理回路とを少なくとも備える画像
    表示装置において、前記画素電極に対向して設けられた
    対向電極の電位を基準として対称性を有する一対の映像
    信号が、前記信号線駆動回路に複数入力されることを特
    徴とする画像表示装置の駆動方法。
  5. 【請求項5】各画素電極毎にスイッチング素子を有した
    液晶パネルと、前記液晶パネルの走査線を駆動する走査
    線駆動回路と、前記液晶パネルの信号線を駆動する信号
    線駆動回路と、前記液晶パネルの駆動を制御するコント
    ロール回路と、信号処理回路とを少なくとも備える画像
    表示装置において、前記信号処理回路は、少なくとも1
    つの第1の映像信号と少なくとも1つの第2の映像信号
    を前記信号線駆動回路に出力し、前記第1の映像信号
    は、奇数番目の前記信号線に印加され、前記第2の映像
    信号は、偶数番目の前記信号線に印加され、前記第1の
    映像信号と前記第2の映像信号は、1フレーム期間毎に
    信号電位の極性が反転され、前記第1の映像信号は前記
    第2の映像信号と反転関係にあることを特徴とする画像
    表示装置の駆動方法。
  6. 【請求項6】請求項5において、前記信号線駆動回路お
    よび前記走査線駆動回路は、前記画素電極に対向して設
    けられた対向電極の電位を基準として、横方向について
    は隣接する前記画素電極同士の信号電位の極性を反転し
    て駆動させ、さらに前記各画素電極の信号電位の極性を
    1フレーム期間毎に反転して駆動させる画像表示装置の
    駆動方法。
  7. 【請求項7】各画素電極毎にスイッチング素子を有した
    液晶パネルと、前記液晶パネルの走査線を駆動する走査
    線駆動回路と、前記液晶パネルの信号線を駆動する信号
    線駆動回路と、前記液晶パネルの駆動を制御するコント
    ロール回路と、信号処理回路とを少なくとも備える画像
    表示装置において、前記信号処理回路は、少なくとも1
    つの第1の映像信号と少なくとも1つの第2の映像信号
    を前記信号線駆動回路に出力し、前記第1の映像信号
    は、奇数番目の前記信号線に印加され、前記第2の映像
    信号は、偶数番目の前記信号線に印加され、前記第1の
    映像信号と前記第2の映像信号は、1水平走査期間毎に
    信号電位の極性が反転され、前記第1の映像信号は前記
    第2の映像信号と反転関係にあることを特徴とする画像
    表示装置の駆動方法。
  8. 【請求項8】請求項7において、前記信号線駆動回路お
    よび前記走査線駆動回路は、前記画素電極に対向して設
    けられた対向電極の電位を基準として、横方向について
    は隣接する前記画素電極同士の信号電位の極性を反転し
    て駆動させ、縦方向については、1画素毎に信号電位の
    極性を反転させ、さらに前記各画素電極の信号電位の極
    性を1フレーム期間毎に反転して駆動させる画像表示装
    置の駆動方法。
  9. 【請求項9】請求項1乃至8記載の画像表示装置の駆動
    方法により駆動されることを特徴とする画像表示装置。
  10. 【請求項10】各画素電極毎にスイッチング素子を有し
    た液晶パネルと、前記液晶パネルの走査線を駆動する走
    査線駆動回路と、前記液晶パネルの信号線を駆動する信
    号線駆動回路と、前記液晶パネルの駆動を制御するコン
    トロール回路と、信号処理回路とを少なくとも備える画
    像表示装置において、前記信号処理回路は、複数の映像
    信号線を介して前記液晶パネルと接続され、前記複数の
    映像信号線とそれぞれ接続されている同数個のD/A変
    換回路を有することを特徴とする画像表示装置。
  11. 【請求項11】請求項1乃至10において、前記画像表
    示装置は透過型液晶パネルおよび投写用光源を備えた投
    写型の表示手段であることを特徴とする画像表示装置。
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