JPH11217717A - ヘルメット装置 - Google Patents

ヘルメット装置

Info

Publication number
JPH11217717A
JPH11217717A JP10010458A JP1045898A JPH11217717A JP H11217717 A JPH11217717 A JP H11217717A JP 10010458 A JP10010458 A JP 10010458A JP 1045898 A JP1045898 A JP 1045898A JP H11217717 A JPH11217717 A JP H11217717A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
helmet
cover
wind
recess
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10010458A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2962700B2 (ja
Inventor
Tomohiko Takahara
智彦 高原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OGK HANBAI KK
Original Assignee
OGK HANBAI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OGK HANBAI KK filed Critical OGK HANBAI KK
Priority to JP10010458A priority Critical patent/JP2962700B2/ja
Priority to EP99100973A priority patent/EP0931467A3/en
Priority to US09/235,547 priority patent/US6332228B1/en
Publication of JPH11217717A publication Critical patent/JPH11217717A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2962700B2 publication Critical patent/JP2962700B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A42HEADWEAR
    • A42BHATS; HEAD COVERINGS
    • A42B3/00Helmets; Helmet covers ; Other protective head coverings
    • A42B3/04Parts, details or accessories of helmets
    • A42B3/06Impact-absorbing shells, e.g. of crash helmets
    • A42B3/066Impact-absorbing shells, e.g. of crash helmets specially adapted for cycling helmets, e.g. for soft shelled helmets
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A42HEADWEAR
    • A42BHATS; HEAD COVERINGS
    • A42B3/00Helmets; Helmet covers ; Other protective head coverings
    • A42B3/003Helmet covers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A42HEADWEAR
    • A42BHATS; HEAD COVERINGS
    • A42B3/00Helmets; Helmet covers ; Other protective head coverings
    • A42B3/04Parts, details or accessories of helmets
    • A42B3/06Impact-absorbing shells, e.g. of crash helmets
    • A42B3/061External coatings, e.g. with light reflective material
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A42HEADWEAR
    • A42BHATS; HEAD COVERINGS
    • A42B3/00Helmets; Helmet covers ; Other protective head coverings
    • A42B3/04Parts, details or accessories of helmets
    • A42B3/28Ventilating arrangements
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A42HEADWEAR
    • A42BHATS; HEAD COVERINGS
    • A42B3/00Helmets; Helmet covers ; Other protective head coverings
    • A42B3/32Collapsible helmets; Helmets made of separable parts ; Helmets with movable parts, e.g. adjustable

Landscapes

  • Helmets And Other Head Coverings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自転車用ヘルメットには、軽量化を目的とし
て、肉厚方向の貫通孔が複数設けられている。ところ
が、このような貫通孔は、風雨の侵入を許容することに
なり、装着者の頭部が寒いということがあった。 【解決手段】 ヘルメット2の帽頂領域2bに対し、透
明樹脂で形成したカバー1を外嵌装着させるようにし
た。このカバー1には、所定配置の貫通孔10に対して
嵌合可能にされた内方突出部13が設けられており、こ
の内方突出部13を貫通孔10へ付勢的に嵌合させるこ
とで、ヘルメット2への装着状態を保持できるようにし
てある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貫通孔を有したヘ
ルメットに対して使用されるカバーおよびこのカバーを
有するヘルメットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自転車用のヘルメット等では、所定強度
を保持し得る範囲内で、複数箇所に肉厚方向の貫通孔を
設けるようにしている。この貫通孔は、主にヘルメット
の軽量化を目的としたもので、近年では、一つ一つの貫
通孔を大きくしたり、その形成数を多くしたりする傾向
にある。なお、このような貫通孔は、通気性を良好にす
る意味でも好適とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】冬季等では、貫通孔か
らヘルメット内へ入り込む風で、頭部が寒いということ
があった。また、冬季だけに限らず、雨天等となったと
きには、貫通孔からヘルメット内へ入り込む雨等で頭部
が濡れて不快になるということがあった。従って、これ
らに対する防寒、防雨対策が待たれている。
【0004】本発明の第1の目的は、自転車用等の貫通
孔を有するヘルメットに対して、防寒、防雨対策が簡単
且つ迅速に行えるようにしたヘルメット用カバーおよび
ヘルメットを提供することにある。また、本発明の第2
の目的は、上記カバーにおいて、ヘルメットに対する防
寒、防雨対策が不要になったときに、ヘルメットを簡単
且つ迅速に元の状態へ戻すことができるようにすること
にある。
【0005】更に、本発明の第3の目的は、上記カバー
において、ヘルメットに対する防寒、防雨対策を行った
状況下にあって、ヘルメットの軽量化や空気抵抗等にと
って障害とならないようにするとともに、該カバーの変
形等を防止したことにある。また、本発明の第4の目的
は、上記カバーにおいて、ヘルメットに対する防寒、防
雨対策を行った状況下にあって、ヘルメットに施された
配色(番号等の表示を含む)が阻害されないようにする
ことである。
【0006】更に、本発明の第5の目的は、上記カバー
において、ヘルメットに対する防寒、防雨対策を行うの
と同時に、ヘルメットを意匠変えするようなことも可能
としたことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明に係るヘルメット用カバーは、ヘルメットへの装着状
態においてヘルメットに面接触状に外嵌する形体を有し
たものである。従って、このカバーをヘルメットへ装着
することにより、その装着領域内において、ヘルメット
に所定配置で設けられた肉厚方向の貫通孔を閉塞可能と
なるものである。
【0008】このカバーは、適宜樹脂材によって形成し
たものであり、真空成形法等を採用すれば1mm以下の
微厚に形成できる。従って、重さ的にも、また空気抵抗
的にも、ヘルメットに対して障害を与えるものではな
い。このカバーをヘルメットに対して装着し、またその
装着状態を保持させるには、両面テープ等を用いること
もできるが、ヘルメットの複数箇所に風きり凹部を形成
し、この凹部の底に貫通孔を形成し、この貫通孔を閉塞
するとともにヘルメットの風きり凹部に適合する風きり
凹部をカバーに形成して各対応する風きり凹部を互いに
嵌合させるようにする。
【0009】この構造を採用すると、カバーをヘルメッ
トへ装着するのが簡単且つ迅速に行えると共に、カバー
自体の変形はこれに形成した風きり凹部のリブ作用にて
防止しかつ、ヘルメットからカバーを取り外すことも簡
単且つ迅速にできる。しかも、このようなヘルメットに
対するカバーの脱着を何度でも繰り返すことができる
(即ち、カバーとしての繰り返し使用が可能になる)。
【0010】更に、カバーに形成した風きり凹部にはヘ
ルメットにおける複数箇所の貫通孔内に向けて突出する
内方突出部が形成されており、該内方突出部を対応する
貫通孔へ嵌合することによって該貫通孔を閉塞している
とともにヘルメットへの装着状態を保持可能にしている
ことによって、カバーをヘルメットへ着脱するのが容易
となるし、また、内方突出部は少なくともカバーの正面
部および左右両側部に形成されていて該内方突出部と対
応する貫通孔を閉塞することで前後左右の位置決めがな
されていることによって、ヘルメットからカバーが風圧
等によって不測に外れることもないのである。
【0011】形成素材とする樹脂材を透明樹脂にする
と、このカバーをヘルメットへ装着した後も、ヘルメッ
トに施された配色を隠すことがないので、ヘルメットを
カバーの装着前と同じ外観のまま使用できるという利点
がある。なお、このカバーは、ヘルメットへの装着によ
って、ヘルメットに施された配色を保護するという効果
もあり、この効果を得るためにヘルメットへ装着すると
いった使い方もできる。
【0012】一方、上記とは反対に、カバーに対して、
ヘルメットに施されたものとは異なる配色を施しておく
と、カバーの装着を明確にできると共に、ヘルメットと
しての意匠変えが簡単にできる利点もある。カバーとし
ては、ヘルメットの帽頂領域だけを外嵌可能な形状とす
ることも可能であるし、ヘルメットの帽頂領域を除く領
域を外嵌可能な形状とすることも可能である。
【0013】なお、このようにカバーの形状を、ヘルメ
ットの一部領域とすることにより、カバーによって外嵌
されない領域(例えばヘルメットの左右両側面領域や、
後部領域等)に設けられる貫通孔を開放状態のままにで
き、これによってヘルメットの通気性を確保するといっ
た使い方もできる。更に、カバーはその後部の風きり凹
部をヘルメットの後部に形成した風きり凹部に係合さ
れ、該凹部を基点としてカバーをヘルメットに押込んで
正面部および左右両側部の風きり凹部にて位置決めして
カバーが装着されていることによって、カバーをヘルメ
ットに装着しても風きり作用を維持しつつ防寒、防雨対
策ができ、カバーをヘルメットに装着するのが密着性良
好のもとでできるのである。
【0014】このカバーは、ヘルメットに対する装着前
の状態では、ヘルメットへの被蓋が容易な形状(例え
ば、ヘルメットよりも一回り大きな半球中空体状や、軟
質の袋状乃至シート状等)をしたものとしておき、ヘル
メットへの被蓋後に加熱処理を施すことで、面接触状の
外嵌装着状態に変形可能なものとすることも可能であ
る。
【0015】このような構造では、ヘルメットに対する
密着性を高めることができると共に、適用対象とするヘ
ルメットの形状について、汎用性を出すことができる利
点がある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1乃至図3は、本発明に係るヘ
ルメット用カバー1の一実施形態を示している。なお、
図示したヘルメット2は自転車用であって、前部側に、
空気取入口部3a,3bを具備した顎ガード部4が設け
られたフルフェース一体型となっている。また、このヘ
ルメット2の後部側は、風剥離点を後方へ位置付けるた
めに後方へやや長めに突き出させるようにした整流領域
2aとなっている。
【0017】このヘルメット2には、その帽頂領域2b
から上記整流領域2aへかけた複数箇所に、風の流れを
安定化し且つその後の風剥離を誘発させるために、流線
型又は波型をした風きり凹部5が設けられている。そし
て、これら殆どの風きり凹部5には、その凹みの内側
(底)に、帽体6及びライナー7(図3参照)を肉厚方
向に貫通する貫通孔10が設けられていて、通気性を確
保している。
【0018】このようなヘルメット2に対し、カバー1
は、その帽頂領域2bに外嵌装着可能になっている。こ
のカバー1は、適宜樹脂材により、1mm以下の微厚に
形成されたものである。使用可能な樹脂としては、塩化
ビニル系、アクリル系、アセテート系をはじめ、ポリカ
ーボネイト、PET、ABS等、何ら限定されない。
【0019】本実施形態では、塩化ビニル系の透明樹脂
を用い、これを真空成形法により所定形体に成形するこ
とで、肉厚を0.5mmとすることに成功している。こ
れによって重量を50グラム程度に抑えてあり、ここ
に、カバー1をヘルメット2に装着したとしても重くは
ならないのである。このカバー1は、ヘルメット2の帽
頂領域2bだけを外嵌すべく、ラグビーボールを半割り
にした様な形体を有している。そして、この帽頂領域2
b内に設けられた各風きり凹部5と対応する部分では、
それぞれの風きり凹部5内へ嵌まるように内方へ膨出し
た風きり凹部12が設けられており、このようにカバー
1に風きり凹部12を形成することによって、ヘルメッ
ト2に装着しても風きり作用を保証するだけでなく、該
風きり凹部12によるリブ作用でカバー1の変形等が防
止され、これ故、カバー1の繰返し使用が可能となって
いる。
【0020】そのため、このカバー1は、ヘルメット2
への装着状態において、各風きり凹部5の内側を含む外
面の殆どに対して面接触状になる。但し、このカバー1
において、いずれの風きり凹部12も、完全な閉塞状態
になっている。従って、このカバー1をヘルメット2へ
装着することにより、ヘルメット2の貫通孔10は閉塞
されることになり、風や雨等の侵入が防止可能になって
いる。
【0021】上記カバー1に形成した風きり凹部12の
うち、カバー1における正面部に配置のもの12aと左
右両側部に配置のもの12bとの計3か所のものには、
その内面側から更にカバー1の内方へ向けて突出する内
方突出部13が設けられている。これら内方突出部13
は、それぞれが対応する風きり凹部5の貫通孔10に対
して、それらの開口形状に内接しつつ嵌合可能な形状と
されていて、ここに、風きり凹部5,12を適合するこ
とで前後・左右の位置決めを確実にしている。
【0022】上記したようにカバー1は樹脂製であり、
且つ微厚に形成されているため、全体として可撓性及び
弾性を備えたものとなっている。従って、このカバー1
をヘルメット2へ装着するときに、上記した正面配置の
凹部12aや左右両側配置の凹部12bを一時的に相互
離反させるように広げることができる。また、カバー1
をヘルメット2へ装着した後は、上記各凹部12a,1
2bが必然的に相互近接して元の形状に戻るので、この
カバー1の装着状態は保持されることになる。
【0023】このように、このカバー1は、所定配置の
凹部12に設けられた各内方突出部13を、それぞれ各
対応する貫通孔10へ嵌合させた状態でヘルメット2へ
外嵌装着するものであり、この装着状態において、前後
・左右へのガタツキが防止されることになる。なお、本
実施形態では、凹部12のうち、カバー1の後部に配置
のもの12cについても、これと対応するヘルメット2
の風きり凹部5が後方へ突き出した段部形状を有してい
ることに伴って、この段部形状と上下方向の係合を可能
とする形状に形成してある。
【0024】このことも、ヘルメット2に対するカバー
1の装着状態につき、前後・左右へのガタツキ防止作用
を一層強くして、ヘルメット1に対するカバー1の装着
状態を密着状態にまで高められるものとしている。従っ
て、ヘルメット2へ装着後のカバー1が強風等を受けて
もガタツキが生じないようになっている。すなわち、カ
バー1の後部に形成した凹部12Cをこれと対応するヘ
ルメット2の凹部5に係合させ、ここを基点としてカバ
ー1の前部をヘルメット2に対して押込むことによっ
て、正面部および左右両側部風きり凹部5,12にてカ
バー1が位置決めされてヘルメット2にカバー1の弾性
変形を介して密着状態で装着されているのであり、これ
によって、ヘルメット2にカバー1を装着して走行等し
てもカバー1が不測に外れることはないのである。
【0025】上記のようにカバー1は全体として可撓性
及び弾性を備えたものであるので、ヘルメット2からカ
バー1を取り外すことも、勿論、可能である。そして、
このようなヘルメット2に対する脱着は、カバー1の前
側左右を上方へ持上げることによって極めて簡単且つ迅
速にできるものであると共に、カバー1には風きり凹部
12が形成されたことによるリブ作用によってこの脱着
を何度でも繰り返すことができる。
【0026】従って、例えばカバー1が未装着のヘルメ
ット2を使用中に、突然に雨が降りだしたような場合で
も、カバー1を直ちにヘルメット2へ装着するといった
ことができ、また雨が上がった後は、カバー1を外せば
よく、このようにカバー1としての繰り返し使用が可能
になる。上記したように、本実施形態では、形成素材に
透明樹脂(半透明を含む)を用いてあるので、ヘルメッ
ト2に施された配色(模様だけでなく、文字や番号等の
各種表示及び地色等を含む)を隠すことがないので、ヘ
ルメット2をカバー1の装着前と同じ外観のまま、使用
できる。
【0027】なお、カバー1に対して、ヘルメット2に
施されたものとは異なる配色を施しておけば、カバー1
の装着によってヘルメット2の意匠変えができることに
なる。このことは、ヘルメット2に対するカバー1の装
着の有無を、一目して判別することができるという利点
にも繋がるし、使用者の好みに応じたヘルメットにでき
る。
【0028】ところで、カバー1は、ヘルメット2の帽
頂領域2bへの装着用として形成することが限定される
ものではない。例えば、図4に示すように、上記の帽頂
用1Aとするものとは別に、帽頂領域2bを除く領域
(例えばヘルメット後部の整流領域2a)への装着を想
定した後部用1Bとして形成することもできる。このよ
うに、各種形状のカバー1(1A,1B)を併用使用す
ることで、ヘルメット2がどのような複雑形状を有した
ものであっても、その全体をカバー1で被覆することが
可能になり、このようにカバー1で貫通部10を閉塞し
たヘルメットを提供できる。
【0029】上記した後部用のカバー1Bでは、ヘルメ
ット2の整流領域2aに設けられた左右両側下部の貫通
孔10に対応させて、左右一対の内方突出部13が設け
られており、これらの内方突出部13が相互近接方向へ
弾性的に付勢する作用で、ヘルメット2への装着状態を
保持するようになっている。この他、帽頂用とするカバ
ー1(1A)を例に挙げて言うと、図5に示すように、
ヘルメット2の風きり凹部5に対応したカバー1の風き
り凹部12を左右両側部に具備させ、この左右両側部間
は全体として外面が球面状にすることも可能である。
【0030】また、図6に示すように、装着対象とする
ヘルメット2としての形状や構造は、何ら限定されるも
のではなく、(すなわち、フルフェース形、ジェット形
等を問わない)カバー1としての形状や、ヘルメット2
に対する装着保持のための構造等は、このヘルメット2
の形状や構造に即したものに適宜変更すればよいもので
ある。
【0031】本発明は、上記した各実施形態以外にも、
細部構造、形状、材質、製造方法、ヘルメットの用途
等、実施の形態に応じて適宜変更可能である。例えば、
カバー1として、当初からヘルメット2の外形状に即し
た形状に形成しておく必要はない。すなわち、加熱及び
その後の冷却を行うことで、当初の立体形を収縮させた
り、又は所定の立体形に変形したりする特性を有した樹
脂材料により、カバー1の一次品(ヘルメット2よりも
一回り大きな半球中空体状や、軟質の袋状乃至シート状
等をしたもの)を形成しておく。
【0032】そして、この一次品をヘルメット2に対し
て被蓋させ、そのままの状態で、湯や温風等による加熱
処理を施す。その後、放冷してもよいが、必要に応じて
水等による急冷却を行う。このようにすることで、上記
したカバー1の一次品に所定立体形への変形を生じさ
せ、ヘルメット2の外面に対して面接触状の外嵌装着状
態にするというものである。
【0033】このような構造では、ヘルメット2に対す
る密着性を高めることができると共に、適用対象とする
ヘルメット2の形状として、汎用性を出すことができる
利点がある。更に、風きり凹部12を有するカバー1
は、風きり凹部5を有するヘルメット2の成形時に用い
る成形型(真空型)を利用することによって簡単に製作
することもでき、これは成形型の併用によって製造コス
トが大幅に節減できるのである。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るヘルメット用カバー及びヘルメットは、自転車用
等のヘルメットに対して必要に応じて外嵌装着可能とさ
れたものであり、この装着時に、ヘルメットに所定配置
で設けられた貫通孔を閉塞可能としている。そのため、
上記ヘルメットに対して、防寒、防雨対策が簡単且つ迅
速に行えるものである。
【0035】このカバーにおいて、ヘルメットにおける
所定配置の風きり凹部に適合する風きり凹部を形成して
いることによって、カバーのリブ作用が生じるだけでな
く、カバーをヘルメットに装着しても空気抵抗等は軽減
できるし、更に、カバーの凹部にはヘルメットの貫通孔
内へ嵌まる内方突出部を設けておけば、ヘルメットへの
装着が簡単且つ迅速に行えるだけでなく、ヘルメットか
らカバーを取り外すことも簡単且つ迅速にでき、しかも
この脱着を何度でも繰り返すことができる。
【0036】このカバーは、樹脂により微厚に形成し、
且つヘルメットに面接触状に外嵌装着可能であるので、
ヘルメットの軽量化や空気抵抗等を害することはない。
カバーを透明樹脂製とすれば、このカバーの装着後も、
ヘルメットをカバーの装着前と同じ外観のまま使用でき
る。これとは反対に、カバーに配色を施しておけば、カ
バーの装着を明確化したり、ヘルメットの意匠変えをし
たりできることにもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカバーの一実施形態を示す斜視図
である。
【図2】図1のカバーをヘルメットへ装着した状態にし
て示す側面図である。
【図3】図2のA−A線拡大断面図である。
【図4】図1のカバーを帽頂用としたことに伴いこれと
は別に後部用として形成した別形態のカバーをもヘルメ
ットへ装着するようにして示した側面図である。
【図5】ヘルメットの風きり凹部に対応する凹部を設け
ていない点で図1のカバーとは異なる別形態のカバーを
ヘルメットへ装着した状態にして示す正面断面図(図3
に対応させた図)である。
【図6】別種のヘルメットに対応させたカバーの実施形
態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 カバー 2 ヘルメット 2a 整流領域 2b 帽頂領域 5 風きり凹部 10 貫通孔 12 凹部 13 内方突出部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年1月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】自転車用のヘルメットでは、所定強度
を保持し得る範囲内で、複数箇所に肉厚方向の貫通孔を
設けるようにしている。この貫通孔は、主にヘルメット
の軽量化を目的としたもので、近年では、一つ一つの貫
通孔を大きくしたり、その形成数を多くしたりする傾向
にある。なお、このような貫通孔は、通気性を良好にす
る意味でも好適とされている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するためには、次の技術的手段を講じた。即ち、本
発明に係るヘルメット用カバーは、ヘルメットへの装着
状態においてヘルメットに外嵌する形体を有したもので
ある。従って、このカバーをヘルメットへ装着すること
により、その装着領域内において、ヘルメットに所定配
置で設けられた肉厚方向の貫通孔を閉塞可能となるもの
である。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ヘルメット装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貫通孔を有したヘ
ルメットとこのヘルメットに外嵌されるヘルメット用
バーとからなるヘルメット装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自転車用のヘルメットでは、所定強度
を保持し得る範囲内で、複数箇所に肉厚方向の貫通孔を
設けるようにしている。この貫通孔は、主にヘルメット
の軽量化を目的としたもので、近年では、一つ一つの貫
通孔を大きくしたり、その形成数を多くしたりする傾向
にある。なお、このような貫通孔は、通気性を良好にす
る意味でも好適とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】冬季等では、貫通孔か
らヘルメット内へ入り込む風で、頭部が寒いということ
があった。また、冬季だけに限らず、雨天等となったと
きには、貫通孔からヘルメット内へ入り込む雨等で頭部
が濡れて不快になるということがあった。従って、これ
らに対する防寒、防雨対策が待たれている。本発明の第
1の目的は、自転車用等の貫通孔を有するヘルメットに
対して、防寒、防雨対策が簡単且つ迅速に行えるように
したヘルメット用カバーを外嵌したヘルメット装置を提
供することにある。
【0004】また、本発明の第2の目的は、上記カバー
において、ヘルメットに対する防寒、防雨対策が不要に
なったときに、ヘルメットを簡単且つ迅速に元の状態へ
戻すことができるようにすることにある。更に、本発明
の第3の目的は、上記カバーにおいて、ヘルメットに対
する防寒、防雨対策を行った状況下にあって、ヘルメッ
トの軽量化や空気抵抗等にとって障害とならないように
するとともに、該カバーの変形等を防止したことにあ
る。また、本発明の第4の目的は、上記カバーにおい
て、ヘルメットに対する防寒、防雨対策を行った状況下
にあって、ヘルメットに施された配色(番号等の表示を
含む)が阻害されないようにすることである。
【0005】更に、本発明の第5の目的は、上記カバー
において、ヘルメットに対する防寒、防雨対策を行うの
と同時に、ヘルメットを意匠変えするようなことも可能
としたことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明に係るヘルメット装置は、ヘルメットとこのヘルメッ
ト用カバーとからなり、カバーの装着状態においてヘル
メットに外嵌する形体を有したものである。従って、こ
のカバーをヘルメットへ装着することにより、その装着
領域内において、ヘルメットに所定配置で設けられた肉
厚方向の貫通孔を閉塞可能となるものである。
【0007】このカバーは、適宜樹脂材によって形成し
たものであり、真空成形法等を採用すれば1mm以下の
微厚に形成できる。従って、重さ的にも、また空気抵抗
的にも、ヘルメットに対して障害を与えるものではな
い。このカバーをヘルメットに対して装着し、またその
装着状態を保持させるには、両面テープ等を用いること
もできるが、ヘルメットの複数箇所に風きり凹部を形成
し、この凹部の底に貫通孔を形成し、この貫通孔を閉塞
するとともにヘルメットの風きり凹部に適合する風きり
凹部をカバーに形成して各対応する風きり凹部を互いに
嵌合させるようにする。
【0008】この構造を採用すると、カバーをヘルメッ
トへ装着するのが簡単且つ迅速に行えると共に、カバー
自体の変形はこれに形成した風きり凹部のリブ作用にて
防止しかつ、ヘルメットからカバーを取り外すことも簡
単且つ迅速にできる。しかも、このようなヘルメットに
対するカバーの脱着を何度でも繰り返すことができる
(即ち、カバーとしての繰り返し使用が可能になる)。
更に、カバーに形成した風きり凹部にはヘルメットにお
ける複数箇所の貫通孔内に向けて突出する内方突出部が
形成されており、該内方突出部を対応する貫通孔へ嵌合
することによって該貫通孔を閉塞しているとともにヘル
メットへの装着状態を保持可能にしていることによっ
て、カバーをヘルメットへ着脱するのが容易となるし、
また、内方突出部は少なくともカバーの正面部および左
右両側部に形成されていて該内方突出部と対応する貫通
孔を閉塞することで前後左右の位置決めがなされている
ことによって、ヘルメットからカバーが風圧等によって
不測に外れることもないのである。
【0009】形成素材とする樹脂材を透明樹脂にする
と、このカバーをヘルメットへ装着した後も、ヘルメッ
トに施された配色を隠すことがないので、ヘルメットを
カバーの装着前と同じ外観のまま使用できるという利点
がある。なお、このカバーは、ヘルメットへの装着によ
って、ヘルメットに施された配色を保護するという効果
もあり、この効果を得るためにヘルメットへ装着すると
いった使い方もできる。一方、上記とは反対に、カバー
に対して、ヘルメットに施されたものとは異なる配色を
施しておくと、カバーの装着を明確にできると共に、ヘ
ルメットとしての意匠変えが簡単にできる利点もある。
【0010】カバーとしては、ヘルメットの帽頂領域だ
けを外嵌可能な形状とすることも可能であるし、ヘルメ
ットの帽頂領域を除く領域を外嵌可能な形状とすること
も可能である。なお、このようにカバーの形状を、ヘル
メットの一部領域とすることにより、カバーによって外
嵌されない領域(例えばヘルメットの左右両側面領域
や、後部領域等)に設けられる貫通孔を開放状態のまま
にでき、これによってヘルメットの通気性を確保すると
いった使い方もできる。
【0011】更に、カバーはその後部の風きり凹部をヘ
ルメットの後部に形成した風きり凹部に係合され、該凹
部を基点としてカバーをヘルメットに押込んで正面部お
よび左右両側部の風きり凹部にて位置決めしてカバーが
装着されていることによって、カバーをヘルメットに装
着しても風きり作用を維持しつつ防寒、防雨対策がで
き、カバーをヘルメットに装着するのが密着性良好のも
とでできるのである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1乃至図3は、本発明に係る
ルメット装置の一実施形態を示しており、該ヘルメット
装置はヘルメット2とヘルメット用カバー1を備えてい
。なお、図示したヘルメット2は自転車用であって、
前部側に、空気取入口部3a,3bを具備した顎ガード
部4が設けられたフルフェース一体型となっている。ま
た、このヘルメット2の後部側は、風剥離点を後方へ位
置付けるために後方へやや長めに突き出させるようにし
た整流領域2aとなっている。
【0013】このヘルメット2には、その帽頂領域2b
から上記整流領域2aへかけた複数箇所に、風の流れを
安定化し且つその後の風剥離を誘発させるために、流線
型又は波型をした風きり凹部5が設けられている。そし
て、これら殆どの風きり凹部5には、その凹みの内側
(底)に、帽体6及びライナー7(図3参照)を肉厚方
向に貫通する貫通孔10が設けられていて、通気性を確
保している。このようなヘルメット2に対し、カバー1
は、その帽頂領域2bに外嵌装着可能になっている。
【0014】このカバー1は、適宜樹脂材により、1m
m以下の微厚に形成されたものである。使用可能な樹脂
としては、塩化ビニル系、アクリル系、アセテート系を
はじめ、ポリカーボネイト、PET、ABS等、何ら限
定されない。本実施形態では、塩化ビニル系の透明樹脂
を用い、これを真空成形法により所定形体に成形するこ
とで、肉厚を0.5mmとすることに成功している。こ
れによって重量を50グラム程度に抑えてあり、ここ
に、カバー1をヘルメット2に装着したとしても重くは
ならないのである。
【0015】このカバー1は、ヘルメット2の帽頂領域
2bだけを外嵌すべく、ラグビーボールを半割りにした
様な形体を有している。そして、この帽頂領域2b内に
設けられた各風きり凹部5と対応する部分では、それぞ
れの風きり凹部5内へ嵌まるように内方へ膨出した風き
り凹部12が設けられており、このようにカバー1に風
きり凹部12を形成することによって、ヘルメット2に
装着しても風きり作用を保証するだけでなく、該風きり
凹部12によるリブ作用でカバー1の変形等が防止さ
れ、これ故、カバー1の繰返し使用が可能となってい
る。
【0016】そのため、このカバー1は、ヘルメット2
への装着状態において、各風きり凹部5の内側を含む外
面の殆どに対して面接触状になる。但し、このカバー1
において、いずれの風きり凹部12も、完全な閉塞状態
になっている。従って、このカバー1をヘルメット2へ
装着することにより、ヘルメット2の貫通孔10は閉塞
されることになり、風や雨等の侵入が防止可能になって
いる。上記カバー1に形成した風きり凹部12のうち、
カバー1における正面部に配置のもの12aと左右両側
部に配置のもの12bとの計3か所のものには、その内
面側から更にカバー1の内方へ向けて突出する内方突出
部13が設けられている。
【0017】これら内方突出部13は、それぞれが対応
する風きり凹部5の貫通孔10に対して、それらの開口
形状に内接しつつ嵌合可能な形状とされていて、ここ
に、風きり凹部5,12を適合することで前後・左右の
位置決めを確実にしている。上記したようにカバー1は
樹脂製であり、且つ微厚に形成されているため、全体と
して可撓性及び弾性を備えたものとなっている。従っ
て、このカバー1をヘルメット2へ装着するときに、上
記した正面配置の凹部12aや左右両側配置の凹部12
bを一時的に相互離反させるように広げることができ
る。
【0018】また、カバー1をヘルメット2へ装着した
後は、上記各凹部12a,12bが必然的に相互近接し
て元の形状に戻るので、このカバー1の装着状態は保持
されることになる。このように、このカバー1は、所定
配置の凹部12に設けられた各内方突出部13を、それ
ぞれ各対応する貫通孔10へ嵌合させた状態でヘルメッ
ト2へ外嵌装着するものであり、この装着状態におい
て、前後・左右へのガタツキが防止されることになる。
【0019】なお、本実施形態では、凹部12のうち、
カバー1の後部に配置のもの12cについても、これと
対応するヘルメット2の風きり凹部5が後方へ突き出し
た段部形状を有していることに伴って、この段部形状と
上下方向の係合を可能とする形状に形成してある。この
ことも、ヘルメット2に対するカバー1の装着状態につ
き、前後・左右へのガタツキ防止作用を一層強くして、
ヘルメット2に対するカバー1の装着状態を密着状態に
まで高められるものとしている。従って、ヘルメット2
へ装着後のカバー1が強風等を受けてもガタツキが生じ
ないようになっている。
【0020】すなわち、カバー1の後部に形成した凹部
12Cをこれと対応するヘルメット2の凹部5に係合さ
せ、ここを基点としてカバー1の前部をヘルメット2に
対して押込むことによって、正面部および左右両側部風
きり凹部5,12にてカバー1が位置決めされてヘルメ
ット2にカバー1の弾性変形を介して密着状態で装着さ
れているのであり、これによって、ヘルメット2にカバ
ー1を装着して走行等してもカバー1が不測に外れるこ
とはないのである。上記のようにカバー1は全体として
可撓性及び弾性を備えたものであるので、ヘルメット2
からカバー1を取り外すことも、勿論、可能である。そ
して、このようなヘルメット2に対する脱着は、カバー
1の前側左右を上方へ持上げることによって極めて簡単
且つ迅速にできるものであると共に、カバー1には風き
り凹部12が形成されたことによるリブ作用によってこ
の脱着を何度でも繰り返すことができる。
【0021】従って、例えばカバー1が未装着のヘルメ
ット2を使用中に、突然に雨が降りだしたような場合で
も、カバー1を直ちにヘルメット2へ装着するといった
ことができ、また雨が上がった後は、カバー1を外せば
よく、このようにカバー1としての繰り返し使用が可能
になる。上記したように、本実施形態では、形成素材に
透明樹脂(半透明を含む)を用いてあるので、ヘルメッ
ト2に施された配色(模様だけでなく、文字や番号等の
各種表示及び地色等を含む)を隠すことがないので、ヘ
ルメット2をカバー1の装着前と同じ外観のまま、使用
できる。
【0022】なお、カバー1に対して、ヘルメット2に
施されたものとは異なる配色を施しておけば、カバー1
の装着によってヘルメット2の意匠変えができることに
なる。このことは、ヘルメット2に対するカバー1の装
着の有無を、一目して判別することができるという利点
にも繋がるし、使用者の好みに応じたヘルメット装置
できる。ところで、カバー1は、ヘルメット2の帽頂領
域2bへの装着用として形成することが限定されるもの
ではない。例えば、図4に示すように、上記の帽頂用1
Aとするものとは別に、帽頂領域2bを除く領域(例え
ばヘルメット後部の整流領域2a)への装着を想定した
後部用1Bとして形成することもできる。
【0023】このように、各種形状のカバー1(1A,
1B)を併用使用することで、ヘルメット2がどのよう
な複雑形状を有したものであっても、その全体をカバー
1で被覆することが可能になり、このようにカバー1で
貫通部10を閉塞したヘルメット装置を提供できる。上
記した後部用のカバー1Bでは、ヘルメット2の整流領
域2aに設けられた左右両側下部の貫通孔10に対応さ
せて、左右一対の内方突出部13が設けられており、こ
れらの内方突出部13が相互近接方向へ弾性的に付勢す
る作用で、ヘルメット2への装着状態を保持するように
なっている。
【0024】この他、帽頂用とするカバー1(1A)を
例に挙げて言うと、図5に示すように、ヘルメット2の
風きり凹部5に対応したカバー1の風きり凹部12を左
右両側部に具備させ、この左右両側部間は全体として外
面が球面状にすることも可能である。また、図6に示す
ように、装着対象とするヘルメット2としての形状や構
造は、何ら限定されるものではなく、(すなわち、フル
フェース形、ジェット形等を問わない)カバー1として
の形状や、ヘルメット2に対する装着保持のための構造
等は、このヘルメット2の形状や構造に即したものに適
宜変更すればよいものである。
【0025】本発明は、上記した各実施形態以外にも、
細部構造、形状、材質、製造方法、ヘルメットの用途
等、実施の形態に応じて適宜変更可能である。例えば、
カバー1として、当初からヘルメット2の外形状に即し
た形状に形成しておく必要はない。すなわち、加熱及び
その後の冷却を行うことで、当初の立体形を収縮させた
り、又は所定の立体形に変形したりする特性を有した樹
脂材料により、カバー1の一次品(ヘルメット2よりも
一回り大きな半球中空体状や、軟質の袋状乃至シート状
等をしたもの)を形成しておく。
【0026】そして、この一次品をヘルメット2に対し
て被蓋させ、そのままの状態で、湯や温風等による加熱
処理を施す。その後、放冷してもよいが、必要に応じて
水等による急冷却を行う。このようにすることで、上記
したカバー1の一次品に所定立体形への変形を生じさ
せ、ヘルメット2の外面に対して面接触状の外嵌装着状
態にするというものである。このような構造では、ヘル
メット2に対する密着性を高めることができると共に、
適用対象とするヘルメット2の形状として、汎用性を出
すことができる利点がある。
【0027】更に、風きり凹部12を有するカバー1
は、風きり凹部5を有するヘルメット2の成形時に用い
る成形型(真空型)を利用することによって簡単に製作
することもでき、これは成形型の併用によって製造コス
トが大幅に節減できるのである。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るヘルメット装置は、自転車用等のヘルメットとこ
に対して外嵌装着可能とされたヘルメット用カバーと
を備え、カバーの装着時に、ヘルメットに所定配置で設
けられた貫通孔を閉塞可能としている。そのため、上記
ヘルメットに対して、防寒、防雨対策が簡単且つ迅速に
行えるものである。このカバーにおいて、ヘルメットに
おける所定配置の風きり凹部に適合する風きり凹部を形
成していることによって、カバーのリブ作用が生じるだ
けでなく、カバーをヘルメットに装着しても空気抵抗等
は軽減できるし、更に、カバーの凹部にはヘルメットの
貫通孔内へ嵌まる内方突出部を設けておけば、ヘルメッ
トへの装着が簡単且つ迅速に行えるだけでなく、ヘルメ
ットからカバーを取り外すことも簡単且つ迅速にでき、
しかもこの脱着を何度でも繰り返すことができる。
【0029】このカバーは、樹脂により微厚に形成し、
且つヘルメットに面接触状に外嵌装着可能であるので、
ヘルメットの軽量化や空気抵抗等を害することはない。
カバーを透明樹脂製とすれば、このカバーの装着後も、
ヘルメットをカバーの装着前と同じ外観のまま使用でき
る。これとは反対に、カバーに配色を施しておけば、カ
バーの装着を明確化したり、ヘルメットの意匠変えをし
たりできることにもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヘルメット装置の一実施形態を示
す斜視図である。
【図2】図1のカバーをヘルメットへ装着した状態にし
て示す側面図である。
【図3】図2のA−A線拡大断面図である。
【図4】図1のカバーを帽頂用としたことに伴いこれと
は別に後部用として形成した別形態のカバーをもヘルメ
ットへ装着するようにして示した側面図である。
【図5】ヘルメットの風きり凹部に対応する凹部を設け
ていない点で図1のカバーとは異なる別形態のカバーを
ヘルメットへ装着した状態にして示す正面断面図(図3
に対応させた図)である。
【図6】別種のヘルメットに対応させたカバーの実施形
態を示す側面図である。
【符号の説明】 1 カバー 2 ヘルメット 2a 整流領域 2b 帽頂領域 5 風きり凹部 10 貫通孔 12 凹部 13 内方突出部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製であり、ヘルメット(2)への装
    着状態においてヘルメット(2)に面接触状に外嵌する
    形体を有しており、この装着領域内でヘルメット(2)
    に所定配置で設けられた肉厚方向の貫通孔(10)を閉
    塞可能になっていることを特徴とするヘルメット用カバ
    ー。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のヘルメット用カバーにお
    いて、 ヘルメット(2)はこの複数箇所に風きり凹部(5)が
    形成されており、この風きり凹部(5)の底に貫通孔
    (10)が形成されており、該貫通孔(10)を閉塞す
    るとともに風きり凹部(5)に適合する風きり凹部(1
    2)がカバー(1)に形成されており、各対応する風き
    り凹部(5)(12)を互いに嵌合させることによって
    ヘルメット(2)への装着状態を保持可能にしているこ
    とを特徴とするヘルメット用カバー。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のヘルメット
    用カバーにおいて、カバー(1)に形成した風きり凹部
    (12)にはヘルメット(2)における複数箇所の貫通
    孔(10)内に向けて突出する内方突出部(13)が形
    成されており、該内方突出部(13)を対応する貫通孔
    (10)へ嵌合することによって該貫通孔(10)を閉
    塞しているとともにヘルメット(2)への装着状態を保
    持可能にしていることを特徴とするヘルメット用カバ
    ー。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のヘルメット用カバーに
    おいて、 内方突出部(13)は少なくともカバー(1)の正面部
    および左右両側部に形成されていて該内方突出部(1
    3)と対応する貫通孔(10)を閉塞することで前後左
    右の位置決めがなされていることを特徴とするヘルメッ
    ト用カバー。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    のヘルメット用カバーにおいて、 形成素材となる樹脂材が透明樹脂であることを特徴とす
    るヘルメット用カバー。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    のヘルメット用カバーにおいて、 ヘルメット(2)に施されたものとは異なる配色がなさ
    れていることを特徴とするヘルメット用カバー。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
    のヘルメット用カバーにおいて、 ヘルメット(2)の帽頂領域(2b)だけを外嵌可能な
    形状とされていることを特徴とするヘルメット用カバ
    ー。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
    のヘルメット用カバーにおいて、ヘルメット(2)の帽
    頂領域(2b)を除く領域を外嵌可能な形状とされてい
    ることを特徴とするヘルメット用カバー。
  9. 【請求項9】 ヘルメット(2)はこの複数箇所に風き
    り凹部(5)が形成されており、この風きり凹部(5)
    の底に貫通孔(10)が形成されており、該貫通孔(1
    0)を閉塞するとともに風きり凹部(5)に適合する風
    きり凹部(12)がカバー(1)に形成されており、各
    対応する風きり凹部(5)(12)を互いに嵌合させる
    ことによってヘルメット(2)への装着状態を保持可能
    にしていることを特徴とするヘルメット。
  10. 【請求項10】 カバー(1)に形成した風きり凹部
    (12)にはヘルメット(2)における複数箇所の貫通
    孔(10)内に向けて突出する内方突出部(13)が形
    成されており、該内方突出部(13)を対応する貫通孔
    (10)へ嵌合することによって該貫通孔(10)を閉
    塞しているとともにヘルメット(2)への装着状態を保
    持可能にしていることを特徴とするヘルメット。
  11. 【請求項11】 カバー(1)はその後部の風きり凹部
    (12)をヘルメット(2)の後部に形成した風きり凹
    部(5)に係合され、該凹部(5)(12)を基点とし
    てカバー(1)をヘルメット(2)に押込んで正面部お
    よび左右両側部の風きり凹部(5)(12)にて位置決
    めしてカバー(1)が装着されていることを特徴とする
    ヘルメット。
  12. 【請求項12】 カバー(1)はヘルメット(2)に対
    する装着前の状態ではヘルメット(2)への被蓋が容易
    な形状とされ、ヘルメット(2)への被蓋後に加熱処理
    を施すことで面接触状の外嵌装着状態に変形されてヘル
    メット(2)に装着されていることを特徴とするヘルメ
    ット。
JP10010458A 1998-01-22 1998-01-22 ヘルメット装置 Expired - Fee Related JP2962700B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10010458A JP2962700B2 (ja) 1998-01-22 1998-01-22 ヘルメット装置
EP99100973A EP0931467A3 (en) 1998-01-22 1999-01-21 Helmet cover and helmet
US09/235,547 US6332228B1 (en) 1998-01-22 1999-01-22 Helmet cover and helmet

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10010458A JP2962700B2 (ja) 1998-01-22 1998-01-22 ヘルメット装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14207199A Division JPH11350230A (ja) 1999-05-21 1999-05-21 ヘルメット用カバ―

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11217717A true JPH11217717A (ja) 1999-08-10
JP2962700B2 JP2962700B2 (ja) 1999-10-12

Family

ID=11750706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10010458A Expired - Fee Related JP2962700B2 (ja) 1998-01-22 1998-01-22 ヘルメット装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6332228B1 (ja)
EP (1) EP0931467A3 (ja)
JP (1) JP2962700B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013524027A (ja) * 2010-04-02 2013-06-17 レイザー スポーツ エンフェー ヘルメットカバー
KR102638684B1 (ko) * 2023-07-05 2024-02-21 강철웅 장식을 갖는 헬멧

Families Citing this family (42)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1316209B1 (it) * 2000-09-11 2003-04-03 Dainese Spa Casco protettivo, in particolare per motociclisti, provvisto dimezzi regolabili di aerazione.
GB2387102B (en) * 2002-04-04 2005-12-07 Tunnard Mitchell Modular helmet
DE10319500A1 (de) 2002-05-01 2004-01-15 Riddell Inc., Chicago Football-Helm
AU2003247414A1 (en) 2002-05-14 2003-12-02 White Water Research And Safety Institute, Inc. Protective headgear for whitewater use
DE102006031751B4 (de) * 2006-07-04 2009-11-12 Schuberth Gmbh Integralhelm
US9289024B2 (en) * 2007-04-16 2016-03-22 Riddell, Inc. Protective sports helmet
EP2271407B1 (en) * 2008-04-04 2019-04-24 3M Innovative Properties Company Respirator system including convertible head covering member
IT1393926B1 (it) * 2008-07-24 2012-05-17 New Max Srl Struttura di casco di protezione rinforzato.
IT1395338B1 (it) * 2009-03-20 2012-09-14 New Max Srl Struttura di casco di sicurezza componibile.
US9107466B2 (en) * 2009-08-31 2015-08-18 Rawlings Sporting Goods Company, Inc. Batting helmet having localized impact protection
US9357810B2 (en) * 2010-05-14 2016-06-07 Louis Garneau Sports Inc. Cyclist helmet
USD679865S1 (en) 2010-05-17 2013-04-09 Louis Garneau Sports Inc. Helmet
US20110296593A1 (en) * 2010-06-02 2011-12-08 Collegiate My Domz Ltd. Helmet skin
DE202010011681U1 (de) * 2010-08-23 2010-10-21 Krauter, Günter Schutzhelm
US9062939B2 (en) 2011-07-11 2015-06-23 John P. Papp Helmet cover
US9763488B2 (en) 2011-09-09 2017-09-19 Riddell, Inc. Protective sports helmet
US9795179B2 (en) * 2012-03-08 2017-10-24 Protective Sports Equipment International, Inc. Helmet
US8776272B1 (en) * 2012-03-08 2014-07-15 Protective Sports Equipment International Inc. Helmet cover
US9370215B1 (en) * 2012-03-08 2016-06-21 Protective Sports Equipment International Inc Helmet cover
US20130340149A1 (en) * 2012-06-22 2013-12-26 Craig A. RICHWINE Detachable protective helmet shield and helmet
US20140075649A1 (en) * 2012-09-20 2014-03-20 Melanie J. Stern Helmet Cover
US10159296B2 (en) 2013-01-18 2018-12-25 Riddell, Inc. System and method for custom forming a protective helmet for a customer's head
ITCO20130049A1 (it) 2013-10-15 2015-04-16 Ld Project S R L "casco di protezione modulare"
WO2015073104A1 (en) * 2013-11-13 2015-05-21 Air Raid Enterprises, LLC Protective helmet wrap and related method of applying wrap to a protective helmet
AU2014360109B2 (en) 2013-12-06 2019-09-12 Bell Sports, Inc. Flexible multi-layer helmet and method for making the same
EP3096637B1 (en) * 2014-03-07 2019-12-25 Bell Sports Inc. Multi-body helmet construction and strap attachment
DE102014115344B4 (de) * 2014-10-21 2018-10-11 Ruhin Ashuftah Schutzhelm
CN107205515A (zh) 2014-10-28 2017-09-26 贝尔运动股份有限公司 内成型转动头盔
DE102015108170A1 (de) * 2015-05-22 2016-11-24 ABUS August Bremicker Söhne KG Deckschale
US20160345651A1 (en) * 2015-05-26 2016-12-01 Paul William Dvorak Safety Helmet Liner Impact Reducing Technology
USD767828S1 (en) * 2015-10-15 2016-09-27 Gavin Michael Vos Helmet
USD804730S1 (en) * 2016-03-11 2017-12-05 Vog-Image Police Inc. Helmet
USD808083S1 (en) * 2016-03-21 2018-01-16 Fox Head, Inc. Helmet chinbar
USD802846S1 (en) * 2016-04-14 2017-11-14 Caitlin Washburn Helmet
US10780338B1 (en) 2016-07-20 2020-09-22 Riddell, Inc. System and methods for designing and manufacturing bespoke protective sports equipment
US10602795B2 (en) 2017-01-26 2020-03-31 Bell Sports, Inc. Helmet comprising a segmented shell
USD902493S1 (en) * 2018-06-18 2020-11-17 Bell Sports, Inc. Cycling helmet
US11399589B2 (en) 2018-08-16 2022-08-02 Riddell, Inc. System and method for designing and manufacturing a protective helmet tailored to a selected group of helmet wearers
CA3170278A1 (en) 2018-11-21 2020-05-28 Riddell, Inc. Protective recreational sports helmet with components additively manufactured to manage impact forces
USD927084S1 (en) 2018-11-22 2021-08-03 Riddell, Inc. Pad member of an internal padding assembly of a protective sports helmet
WO2020213000A1 (en) * 2019-04-18 2020-10-22 Ashish Kansal Protective band for ballistic helmets
EP3838043B1 (en) * 2019-12-18 2023-08-16 George TFE SCP Helmet

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1456824A (en) * 1973-10-12 1976-11-24 Vero Co Ltd Everitt W Safety helmets
US4599752A (en) * 1984-06-21 1986-07-15 Mitchell Steven C Combination interlocking cap for sports' helmet
DE3575848D1 (de) * 1985-10-11 1990-03-15 Akta Barnsaekerhet Ab Schutzhelm fuer freizeitgebrauch.
US5123121A (en) * 1988-03-07 1992-06-23 Bell Helmets, Inc. Helmet retention system with adjustable buckle
GB2219728B (en) * 1988-06-20 1992-07-29 Britax Child Care Prod Safety helmet
US4995117A (en) * 1988-11-04 1991-02-26 James A. Mirage (Airlock) bicycle helment with adjustable ventilation systems and accessories
JPH0337891A (ja) 1989-07-03 1991-02-19 Mitsubishi Electric Corp ダイナミツク型半導体記憶装置のリフレツシユ回路
US4993082A (en) * 1990-01-05 1991-02-19 Giro Sport Design, Inc. Method for making helmet with indelibly ornamented cover
EP0619955A1 (en) * 1993-04-13 1994-10-19 E.D.C. Sàrl Crash-helmet for cyclists and for non-motor sports in general
US5940889A (en) * 1995-08-11 1999-08-24 Sea Raise Corporation Co., Ltd. Protective cap
US5581819A (en) * 1995-10-18 1996-12-10 Garneau; Louis Protective headgear and abutment plate thereof
US5619756A (en) * 1996-03-29 1997-04-15 9001 6262 Quebec Inc. Cyclist helmet with multiple apertures rim
FI100764B (fi) * 1996-06-17 1998-02-27 Epsira Oy Pyöräilykypärä

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013524027A (ja) * 2010-04-02 2013-06-17 レイザー スポーツ エンフェー ヘルメットカバー
KR102638684B1 (ko) * 2023-07-05 2024-02-21 강철웅 장식을 갖는 헬멧

Also Published As

Publication number Publication date
EP0931467A2 (en) 1999-07-28
US6332228B1 (en) 2001-12-25
EP0931467A3 (en) 2000-08-30
JP2962700B2 (ja) 1999-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2962700B2 (ja) ヘルメット装置
US5996128A (en) Air flow adjusting rear member of the helmet
US5517698A (en) Bicycle helmet
US5412810A (en) Helmet for riding vehicle
US10743603B2 (en) Clip-free helmet visors
JP6121320B2 (ja) ヘルメットカバー
US6062601A (en) Motorized vehicle fuel tank protective device
KR100272216B1 (ko) 헬멧용카바및헬멧
US3763494A (en) Power boat racing helmet
JPH11350230A (ja) ヘルメット用カバ―
US6640345B2 (en) Full-face type helmet for vehicular users
JP2503503Y2 (ja) ヘルメット
JPH0516180Y2 (ja)
US20110209274A1 (en) Form And Function Helmet
JPS6223343Y2 (ja)
EP3747294A2 (en) A helmet with jacket
JPH0987919A (ja) ベンチレータを備えたヘルメット
JP3114207U (ja) ヘルメット
JP2978755B2 (ja) 野球用ヘルメット
JPS6324083B2 (ja)
JPS5812814Y2 (ja) フルフエイス型ヘルメツト
JPS6315312Y2 (ja)
JPH0616882Y2 (ja) ヘ ル メ ッ ト
JPH0634333Y2 (ja) 乗車用ヘルメット
JPH0351306A (ja) ヘルメットの曇り止め構造

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees