JPH0351306A - ヘルメットの曇り止め構造 - Google Patents

ヘルメットの曇り止め構造

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Publication number
JPH0351306A
JPH0351306A JP18837889A JP18837889A JPH0351306A JP H0351306 A JPH0351306 A JP H0351306A JP 18837889 A JP18837889 A JP 18837889A JP 18837889 A JP18837889 A JP 18837889A JP H0351306 A JPH0351306 A JP H0351306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
helmet
covering member
front opening
wearer
shield
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18837889A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Shimada
島田 芳博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
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Publication of JPH0351306A publication Critical patent/JPH0351306A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、前部開口部がシールドによって覆われる構
造のヘルメットのシールドなどの曇り止め構造に関する
ものである。
(従来の技術) オートバイやスノーモービルなどに乗る際に着用するヘ
ルメットにおいては、とくに全開型のものではヘルメッ
トの前部開口部を透明板で覆っているために、ヘルメッ
ト内部に空気がこもり、着用者の吐く患によりシールド
や眼鏡が曇り易いという問題がある。このため、従来は
前部開口部の上下縁部にベンチレーション用の開口部を
形成し、走行中にこの開口部を通して風がヘルメット中
に入り込むようにし、これによってシールドなどが曇る
のを防止するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように、走行中にヘルメット中に風を送り込んで
曇りを防止するようにしても、停止した際には風が入り
込まなくなるために、人の吐く息がヘルメット中にこも
り、これによってシールドや眼鏡が曇ることになる。そ
して曇りが生じるとシールドを開放して曇りを拭う必要
があり、このための手間のわずられしさがあった。とく
にスノーモービルのように椿寒の雰囲気中を走行する場
合には曇りが生じやすかった。
この発明は、このような従来の欠点を解消するためにな
されたものであり、停止時にもあるいは極寒の雰囲気中
でも着用者の吐く息によりシールドや眼鏡が曇ることを
確実に防止することができるヘルメットの曇り止め構造
を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、前部開口部がシールドによって覆われ、こ
の開口部の上側および下側に風取入れ用の開口部が形成
された構造のヘルメットにおいて、前部開口部の下縁部
には覆部材が着脱可能に取付けられ、この覆部材はヘル
メット着用者の鼻およびその両側頬部に上端縁部が沿う
ように前部開口部の、下縁部から上方に延び、かつ上記
上端縁部はその内部に空気が封入できるように空気袋で
構成されるとともに、着用者の顔に沿う形状に変形可能
でその形が保持できる剛性を有する材料で構成されてい
るものである。
〔作用〕
上記構成では、走行中はベンチレーション用の開口部か
ら空気が送り込まれて曇が生じるのが防止され、また停
止状態では覆部材によって着用者の吐く患は上方に送ら
れるのが阻止され、シールドや眼鏡に接することが防止
されて曇が生じるのが防止される。
〔実施例〕
第1図および第2図において、FRPなどのプラスチッ
ク類のヘルメット1はヘルメット本体2の内側に衝撃吸
収用ライナー3が取付けられ、さらにその内側に内装パ
ッド4が取付けられてなり、前部開口部20は開閉可能
なシールド5で覆われている。このシールド5はヘルメ
ット本体2の側部に取付は部材55により回転可能に取
付けられて、開口部20を覆う状態とヘルメットの上方
に移動して開口部20を開放する状態との間で位置変更
可能に構成されている。
ヘルメット本体2の下端縁部および前部開口部20の縁
部にはトリム材21.22.23が取付けられ、シール
ド5の閉止状態ではこのトリム22.23にシールド5
の周縁部が圧着されている。
前部開口部20の上縁のトリム材22の上側にはガイド
部材8が取付けられ、このガイド部材8によりヘルメッ
トの横方向にスライド可能なシャッタ9が取付けられ、
このガイド部材8およびシャッタ9には相対向して複数
個の開口部80および90が形成され、またこれらに対
向してヘルメット本体2およびライナー3にも開口部が
形成されている。そしてシャッタ8をスライドさせて開
口部80と90とを合致させることにより、走行中に風
を第1図矢印Aに示すようにヘルメット1中に送り込む
ことができる。
前部開口部20の下縁では、本体鍔部2aによりシャッ
タ7が横方向にスライド可能に保持され、この本体鍔部
2aおよびシャッタ7にも上記同様に相対向して複数個
の開口部2bおよび70が形成されている。また顎部バ
ッド30にも開口部31が形成されている。そしてシャ
ッタ7をスライドさせて開口部70と2bとを合致させ
ることにより、走行中に風を第1図矢印Bに示すように
へルメット1中に送り込むことができる。
シールド5は、一対の互いに平行な透明板51゜52と
それらの間の周縁部に介在されたシール材53とにより
密閉空間50が形成されてなり、これらの密閉空間50
中には乾燥空気が封入されている。またこのシール材5
3は塩化ビニール独立発泡体などの弾性材で構成され、
密閉空間50に接する透明板51.52の面およびヘル
メット内部側の透明板52の面には防曇処理が施され、
透明板51の外側表面にはハードコーティングが施され
ている。
前部開口部20の下縁部には第3図および第4図に示す
ような覆部材(ブレスガード)6の下端部が顎部本体2
aと顎部バッド30とによって挟持されて覆部材6が着
脱可能に取付けられている。
この縁部61はシート状の本体60藝の上端縁玉丘±丑
からなり、1下端部側部には両面接着テープ64が取付
けられてこの部分でヘルメットの内面に着脱可能に接着
されるようにしている。
上記本体60はポリエチレン発泡体やジャージの布材、
あるいはラミネート材など、気密性および弾力性を有す
る材料で構成され、第5図で示すように上端縁部61は
その内部に空気が封入できるように空気室65が形成さ
れるとともにクツション材62および芯金63が挿入さ
れている。すなわち、上端縁部61は横向きに延びる細
長い空気袋を構成し、その一部には空気室65に空気を
供給するためのバイ766が接続され、そのバイブ66
の端部には栓67が取付けられている。したがって、こ
のバイ766の端部がら空気を吹き込むことにより、任
意の量だけ脹らませることができる。
上記上端縁部61は着用者10の鼻およびその両側頬部
から耳の付近まで達するように構成されている。この芯
金63としては、針金や形状記憶合金が用いられ、この
芯金63により上端縁部61を着用者10のM(鼻およ
びその画調頬部)に沿うように塑性変形させ、かつその
状態が保持されるような剛性を発揮させている。
第6図は空気袋の他の例を示し、空気室65自体の構成
は上記同様であるが、空気供給バイブ66の代りに空気
室65中の一部にゴムなどからなる空気供給部68が形
成され、周知の手動ポンプ69を用いて空気供給部68
に手動ポンプ69の針を刺して空気室65に空気を供給
するようにしている。
上記構成において、着用者10はヘルメット1を被った
後、上端縁部61を自分の顔に沿うように曲げるととも
に空気室65に空気を供給することにより上lR811
61を完全にフィツトさせる。
そして第1図に示す着用状態でオートバイやスノーモー
ビルに乗って走行すると、開口部80を通して風が矢印
へに示すようにヘルメット中に送り込まれ、この風は着
用者10の頭部およびシールド5の内面側に供給される
。また開口部2bを通して風が矢印Bに示すように送り
込まれ、着用者10の吐く息(矢印C)とともに矢印り
に示すようにヘルメットの下側から送り出される。この
ように着用者10の吐く患(矢印C)は覆部材6により
遮られて上方には送られないようにしているために、走
行中は勿論のこと、停止状態で風が外部から送り込まれ
なくなった状態でもシールド5や眼1110aを曇らす
ことは確実に防止される。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば走行中はベンチ
レーション用の開口部から空気が送り込まれて曇が生じ
るのが防止され、また停止状態では覆部材によって着用
者の吐く息は上方に送られるのが阻止され、シールドや
眼鏡に接することが防止されて曇が生じるのが防止され
る。とくに覆部材の上端縁部は空気袋で構成されている
ために、種々の形状の人の顔に確実にフィツトして良好
なシール機能を果すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示すヘルメットの中央縦断
面図、第2図はその正面図、第3図は覆部材取付は部の
断面図、第4図は覆部材の正面図、第5図は覆部材の上
端部の断面図、第6図は覆部材の他の例を示す上端部の
断面図である。 1・・・ヘルメット、2・・・ヘルメット本体、3・・
・ライナー、4・・・内装パッド、5・・・シールド、
6・・・覆部材、60・・・覆部材本体、61・・・覆
部材の上端縁部、63・・・芯金、65・・・空気室、
2b、70.80.90・・・風取入れ用の開口部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、前部開口部がシールドによって覆われ、この開口部
    の上側および下側に風取入れ用の開口部が形成された構
    造のヘルメットにおいて、前部開口部の下縁部には覆部
    材が着脱可能に取付けられ、この覆部材はヘルメット着
    用者の鼻およびその両側頬部に上端縁部が沿うように前
    部開口部の下縁部から上方に延び、かつ上記上端縁部は
    その内部に空気が封入できるように空気袋で構成される
    とともに、着用者の顔に沿う形状に変形可能でその形が
    保持できる剛性を有する材料で構成されていることを特
    徴とするヘルメットの曇り止め構造。
JP18837889A 1989-07-19 1989-07-19 ヘルメットの曇り止め構造 Pending JPH0351306A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18837889A JPH0351306A (ja) 1989-07-19 1989-07-19 ヘルメットの曇り止め構造

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JP18837889A JPH0351306A (ja) 1989-07-19 1989-07-19 ヘルメットの曇り止め構造

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Publication Number Publication Date
JPH0351306A true JPH0351306A (ja) 1991-03-05

Family

ID=16222573

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JP18837889A Pending JPH0351306A (ja) 1989-07-19 1989-07-19 ヘルメットの曇り止め構造

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JP (1) JPH0351306A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04131619U (ja) * 1991-03-18 1992-12-03 昭栄化工株式会社 シールド付ヘルメツト
US6742192B1 (en) * 2002-11-25 2004-06-01 Jtech Co., Ltd. Air mask for a helmet of motorcycles

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04131619U (ja) * 1991-03-18 1992-12-03 昭栄化工株式会社 シールド付ヘルメツト
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