JPS6315312Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6315312Y2 JPS6315312Y2 JP15455382U JP15455382U JPS6315312Y2 JP S6315312 Y2 JPS6315312 Y2 JP S6315312Y2 JP 15455382 U JP15455382 U JP 15455382U JP 15455382 U JP15455382 U JP 15455382U JP S6315312 Y2 JPS6315312 Y2 JP S6315312Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jaw
- cap
- front surface
- bead member
- helmet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 14
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 3
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- 229920002430 Fibre-reinforced plastic Polymers 0.000 description 1
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Landscapes
- Helmets And Other Head Coverings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はオートバイの搭乗者等が装着するフル
フエイス型ヘルメツト、特に、帽体に装着者の顎
部を保護する覆顎部を備え、その帽体および覆顎
部の下部全周縁に弾性ビード部材を付設したもの
に関する。
フエイス型ヘルメツト、特に、帽体に装着者の顎
部を保護する覆顎部を備え、その帽体および覆顎
部の下部全周縁に弾性ビード部材を付設したもの
に関する。
従来、前記弾性ビード部材の、覆顎部前面の下
部周縁に沿う部位前面は、後方に向けて下り勾配
の傾斜面に形成されているため、オートバイの走
行中に装着者が信号確認等で顎部を上げたりする
と、覆顎部が走行風に煽られてヘルメツトが浮上
り傾向になるという不具合がある。
部周縁に沿う部位前面は、後方に向けて下り勾配
の傾斜面に形成されているため、オートバイの走
行中に装着者が信号確認等で顎部を上げたりする
と、覆顎部が走行風に煽られてヘルメツトが浮上
り傾向になるという不具合がある。
本考案は上記に鑑み、覆顎部が走行風により煽
られないようにした前記フルフエイス型ヘルメツ
トを提供することを目的とし、前記弾性ビード部
材の、前記覆顎部前面の下部周縁に沿う部位前面
を、前方に向けて下り勾配の傾斜面に形成すると
共に該部位と前記覆顎部前面との間に緩衝空間を
画成したことを特徴とする。
られないようにした前記フルフエイス型ヘルメツ
トを提供することを目的とし、前記弾性ビード部
材の、前記覆顎部前面の下部周縁に沿う部位前面
を、前方に向けて下り勾配の傾斜面に形成すると
共に該部位と前記覆顎部前面との間に緩衝空間を
画成したことを特徴とする。
以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、帽体1は装着者の顎部を保護する覆顎
部2を一体に備えており、それは繊維強化プラス
チツク製外殻体3に発泡ポリスチレン製衝撃吸収
体4を内張りして構成され、その衝撃吸収体4の
内面適所に発泡ポリウレタン製クツシヨン体5が
接着される。
明すると、帽体1は装着者の顎部を保護する覆顎
部2を一体に備えており、それは繊維強化プラス
チツク製外殻体3に発泡ポリスチレン製衝撃吸収
体4を内張りして構成され、その衝撃吸収体4の
内面適所に発泡ポリウレタン製クツシヨン体5が
接着される。
帽体1と覆顎部2との間に装着者の顔面が臨む
窓孔7が形成され、その周縁にシール部材8が付
設される。帽体1の左右両側部に風防板9の両端
部がそれぞれ枢支され、その風防板9は上方回動
位置で窓孔7を開放し、また下方回動位置でシー
ル部材8との協働により窓孔7を閉鎖してヘルメ
ツト内部への雨水の浸入を防止する。
窓孔7が形成され、その周縁にシール部材8が付
設される。帽体1の左右両側部に風防板9の両端
部がそれぞれ枢支され、その風防板9は上方回動
位置で窓孔7を開放し、また下方回動位置でシー
ル部材8との協働により窓孔7を閉鎖してヘルメ
ツト内部への雨水の浸入を防止する。
覆顎部2の衝撃吸収体4はビニルレザー10で
被覆されており、その上部に発泡ポリエチレン製
呼気案内板11が接着される。この案内板11に
より呼気が覆顎部2下方から外部に排出されるの
で、帽体1内に呼気がこもることがなく、これに
より風防板9内面の曇りといつた不具合を防止し
て装着者の視界を常に良好に保つことができる。
被覆されており、その上部に発泡ポリエチレン製
呼気案内板11が接着される。この案内板11に
より呼気が覆顎部2下方から外部に排出されるの
で、帽体1内に呼気がこもることがなく、これに
より風防板9内面の曇りといつた不具合を防止し
て装着者の視界を常に良好に保つことができる。
帽体1および覆顎部2の下部全周縁にネオプレ
ンゴム等の無端状弾性ビード部材12が付設され
ている。そのビード部材12は外側折曲げ部13
と、それの下縁に連設された内側折曲げ部14と
を有し、その覆顎部2前面の下部周縁に沿う部位
において、両折曲げ部13,14は平面略三日月
形をなす接続部15により接続されると共に互い
に内向きに傾斜するように形成される。また接続
部15の内面には、内側折曲げ部14に接近させ
て平面弧状をなす突条16が設けられる。
ンゴム等の無端状弾性ビード部材12が付設され
ている。そのビード部材12は外側折曲げ部13
と、それの下縁に連設された内側折曲げ部14と
を有し、その覆顎部2前面の下部周縁に沿う部位
において、両折曲げ部13,14は平面略三日月
形をなす接続部15により接続されると共に互い
に内向きに傾斜するように形成される。また接続
部15の内面には、内側折曲げ部14に接近させ
て平面弧状をなす突条16が設けられる。
帽体1の下部周縁および覆顎部2両側面の下部
周縁は内、外側折曲げ部13,14間に嵌込まれ
る。一方、覆顎部2前面の下部周縁は内側折曲げ
部14と突条16間に嵌込まれ、また外側折曲げ
部13は、接続部15との協働で覆顎部2前面と
の間に三角形状の緩衝空間Sを画成して、その上
縁が前記前面に当接し、これにより外側折曲げ部
13前面は、覆顎部2の下部周縁に沿うと共に前
方に向けて下り勾配の傾斜面17に形成される。
ビード部材12の内、外側折曲げ部13,14お
よび突条16は帽体1および覆顎部2に接着剤に
より接着される。
周縁は内、外側折曲げ部13,14間に嵌込まれ
る。一方、覆顎部2前面の下部周縁は内側折曲げ
部14と突条16間に嵌込まれ、また外側折曲げ
部13は、接続部15との協働で覆顎部2前面と
の間に三角形状の緩衝空間Sを画成して、その上
縁が前記前面に当接し、これにより外側折曲げ部
13前面は、覆顎部2の下部周縁に沿うと共に前
方に向けて下り勾配の傾斜面17に形成される。
ビード部材12の内、外側折曲げ部13,14お
よび突条16は帽体1および覆顎部2に接着剤に
より接着される。
このように傾斜面17をビード部材12に備え
ると、覆顎部2にそれを直接形成する場合に比べ
て製造コストの点で極めて有利であり、また既製
のフルフエイス型ヘルメツトに傾斜面を容易に備
えることができる。
ると、覆顎部2にそれを直接形成する場合に比べ
て製造コストの点で極めて有利であり、また既製
のフルフエイス型ヘルメツトに傾斜面を容易に備
えることができる。
さらに、ビード部材12は弾性を有し、また緩
衝空間Sはクツシヨン作用を有するので、前方か
らの衝撃に対して覆顎部2を保護する上に有効で
ある。
衝空間Sはクツシヨン作用を有するので、前方か
らの衝撃に対して覆顎部2を保護する上に有効で
ある。
以上のように本考案によれば、オートバイの走
行中において顎部を下げている場合は勿論顎部を
上げた場合にもビード部材の傾斜面に走行風が当
り、これによりヘルメツトにそれを押下げる力が
作用するのでヘルメツトの浮上がりを確実に防止
することができる。
行中において顎部を下げている場合は勿論顎部を
上げた場合にもビード部材の傾斜面に走行風が当
り、これによりヘルメツトにそれを押下げる力が
作用するのでヘルメツトの浮上がりを確実に防止
することができる。
また前記傾斜面を弾性ビード部材に備えるの
で、覆顎部に傾斜面を直接形成する場合に比べて
製造コストの点で極めて有利であり、その上、既
製のフルフエイス型ヘルメツトに傾斜面を備える
ことも容易である。
で、覆顎部に傾斜面を直接形成する場合に比べて
製造コストの点で極めて有利であり、その上、既
製のフルフエイス型ヘルメツトに傾斜面を備える
ことも容易である。
さらに、弾性ビード部材の弾性と緩衝空間によ
るクツシヨン作用とにより前方からの衝撃に対し
て覆顎部を保護することができる。
るクツシヨン作用とにより前方からの衝撃に対し
て覆顎部を保護することができる。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は全体の側面図、第2図はその底面図、第3図は
要部の縦断側面図、第4図は第1図−線断面
図である。 S……緩衝空間、1……帽体、2……覆顎部、
12……弾性ビード部材、17……傾斜面。
は全体の側面図、第2図はその底面図、第3図は
要部の縦断側面図、第4図は第1図−線断面
図である。 S……緩衝空間、1……帽体、2……覆顎部、
12……弾性ビード部材、17……傾斜面。
Claims (1)
- 帽体1に覆顎部2を備え、該帽体1および覆顎
部2の下部全周縁に弾性ビード部材12を付設し
たフルフエイス型ヘルメツトにおいて、前記弾性
ビード部材12の、前記覆顎部2前面の下部周縁
に沿う部位前面を、前方に向けて下り勾配の傾斜
面17に形成すると共に該部位と前記覆顎部2前
面との間に緩衝空間Sを画成したことを特徴とす
るフルフエイス型ヘルメツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15455382U JPS5961241U (ja) | 1982-10-13 | 1982-10-13 | フルフエイス型ヘルメツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15455382U JPS5961241U (ja) | 1982-10-13 | 1982-10-13 | フルフエイス型ヘルメツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5961241U JPS5961241U (ja) | 1984-04-21 |
JPS6315312Y2 true JPS6315312Y2 (ja) | 1988-04-28 |
Family
ID=30341603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15455382U Granted JPS5961241U (ja) | 1982-10-13 | 1982-10-13 | フルフエイス型ヘルメツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5961241U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0516177Y2 (ja) * | 1988-06-23 | 1993-04-28 |
-
1982
- 1982-10-13 JP JP15455382U patent/JPS5961241U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5961241U (ja) | 1984-04-21 |
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