JPH0516177Y2 - - Google Patents
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- JPH0516177Y2 JPH0516177Y2 JP1988083130U JP8313088U JPH0516177Y2 JP H0516177 Y2 JPH0516177 Y2 JP H0516177Y2 JP 1988083130 U JP1988083130 U JP 1988083130U JP 8313088 U JP8313088 U JP 8313088U JP H0516177 Y2 JPH0516177 Y2 JP H0516177Y2
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Links
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Landscapes
- Helmets And Other Head Coverings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
A 考案の目的
(1) 産業上の利用分野
本考案は、装着者の頭部を覆う帽体をシエルと
そのシエルの内面に密合する衝撃ライナとより構
成すると共に、その帽体の前部に、装着者の顔面
を臨ませる開口部と、該開口部の下方で装着者の
顎を覆う顎覆い部とが設けられる形式のフルフエ
イス型ヘルメツトに関するものである。
そのシエルの内面に密合する衝撃ライナとより構
成すると共に、その帽体の前部に、装着者の顔面
を臨ませる開口部と、該開口部の下方で装着者の
顎を覆う顎覆い部とが設けられる形式のフルフエ
イス型ヘルメツトに関するものである。
(2) 従来の技術
上記形式のヘルメツトにおいて、帽体のシエル
下縁部にその全周に亘り断面略U字状の縁部材を
嵌着したものは従来公知である。
下縁部にその全周に亘り断面略U字状の縁部材を
嵌着したものは従来公知である。
(3) 考案が解決しようとする課題
ところが従来公知のものでは、上記縁部材の、
顎覆い部前端縁に対応した部分と、これに隣接す
る衝撃吸収ライナとの間に加工組立上の誤差等に
起因して比較的大きな段差部や凹溝が形成されて
外観上の体裁を損なうばかりか、ヘルメツトを装
着した状態で走行している時に該段差部や凹溝に
走行風が巻き込まれて不快な巻込音を生じること
がある。また装着者の顎と顎覆い部の衝撃吸収ラ
イナ内面との間に比較的大きな隙間があるため、
その隙間へも走行風が巻き込まれて不快な巻込音
を生じることがある。
顎覆い部前端縁に対応した部分と、これに隣接す
る衝撃吸収ライナとの間に加工組立上の誤差等に
起因して比較的大きな段差部や凹溝が形成されて
外観上の体裁を損なうばかりか、ヘルメツトを装
着した状態で走行している時に該段差部や凹溝に
走行風が巻き込まれて不快な巻込音を生じること
がある。また装着者の顎と顎覆い部の衝撃吸収ラ
イナ内面との間に比較的大きな隙間があるため、
その隙間へも走行風が巻き込まれて不快な巻込音
を生じることがある。
本考案は、斯かる事情に鑑みてなされたもので
あり、上記従来のものの問題を解決することがで
きるフルフエイス型ヘルメツトを提供することを
目的とする。
あり、上記従来のものの問題を解決することがで
きるフルフエイス型ヘルメツトを提供することを
目的とする。
B 考案の構成
(1) 課題を解決するための手段
上記目的を達成するために本考案によれば、前
記形式のフルフエイス型ヘルメツトにおいて、前
記縁部材は、帽体のシエル下縁部にその全周に亘
り嵌着される断面略U字状の縁本体と、この縁本
体の、顎覆い部に対応する部分の下端より帽体の
内方側に延びて顎覆い部の衝撃吸収ライナ下端面
を覆う張出部とを有して柔軟材料より一体成形さ
れ、前記縁本体の、顎覆い部前端縁に対応した部
分と、これに隣接する前記張出部との外表面相互
が曲面で滑らかに接続される。
記形式のフルフエイス型ヘルメツトにおいて、前
記縁部材は、帽体のシエル下縁部にその全周に亘
り嵌着される断面略U字状の縁本体と、この縁本
体の、顎覆い部に対応する部分の下端より帽体の
内方側に延びて顎覆い部の衝撃吸収ライナ下端面
を覆う張出部とを有して柔軟材料より一体成形さ
れ、前記縁本体の、顎覆い部前端縁に対応した部
分と、これに隣接する前記張出部との外表面相互
が曲面で滑らかに接続される。
(2) 作用
縁本体の、顎覆い部前端縁に対応した部分と、
これに隣接する衝撃吸収ライナとの間に段差部や
凹溝が形成されてもそれらを上記張出部により覆
うことができるため、ヘルメツトを装着した状態
で走行している時に上記段差部や凹溝に走行風が
巻き込まれて不快な巻込音を生じるのを未然に防
止することができる。しかも上記張出部と縁本体
の、顎覆い部前端縁に対応した部分との外表面相
互が滑らかに接続されることで、顎覆い部にぶつ
かつてその下方に向かう走行風の誘導をスムーズ
に行うことができる。
これに隣接する衝撃吸収ライナとの間に段差部や
凹溝が形成されてもそれらを上記張出部により覆
うことができるため、ヘルメツトを装着した状態
で走行している時に上記段差部や凹溝に走行風が
巻き込まれて不快な巻込音を生じるのを未然に防
止することができる。しかも上記張出部と縁本体
の、顎覆い部前端縁に対応した部分との外表面相
互が滑らかに接続されることで、顎覆い部にぶつ
かつてその下方に向かう走行風の誘導をスムーズ
に行うことができる。
また上記張出部の特設によれば、装着者の顎
と、顎覆い部における衝撃吸収ライナ内面との間
の隙間を極力狭めることができるため、その隙間
に走行風が巻き込まれて不快な巻込音を生じるこ
とも可及的に防止される。
と、顎覆い部における衝撃吸収ライナ内面との間
の隙間を極力狭めることができるため、その隙間
に走行風が巻き込まれて不快な巻込音を生じるこ
とも可及的に防止される。
(3) 実施例
以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、先ず第1図、第2図および第3図にお
いて、このフルフエイス型ヘルメツトは主として
自動二輪車の操縦者が装着するためのものであ
り、装着者の頭部を顎の下方まで覆い帽体1は、
繊維強化樹脂製シエル2と、そのシエル2の内面
に密合される発泡スチレン製衝撃吸収ライナ3と
から構成される。
明すると、先ず第1図、第2図および第3図にお
いて、このフルフエイス型ヘルメツトは主として
自動二輪車の操縦者が装着するためのものであ
り、装着者の頭部を顎の下方まで覆い帽体1は、
繊維強化樹脂製シエル2と、そのシエル2の内面
に密合される発泡スチレン製衝撃吸収ライナ3と
から構成される。
衝撃吸収ライナ3の天井面には、柔軟なウレタ
ンフオーム製のトツプパツド4が接着され、上記
天井面および装着者の頬に対応する部分を除く衝
撃吸収ライナ3の内面には、パイル地等の通気性
に富む生地から成る布で覆われたフイツトパツド
5が重合して配設される。また帽体1の後部下縁
には、装着者の首を後方側から覆うべく軟質合成
樹脂により半月状に形成されるネツクカバー6が
固着される。さらに前記装着者の頬に対応する部
分で衝撃吸収ライナ3の内面には頬パツド7が重
合して配設される。
ンフオーム製のトツプパツド4が接着され、上記
天井面および装着者の頬に対応する部分を除く衝
撃吸収ライナ3の内面には、パイル地等の通気性
に富む生地から成る布で覆われたフイツトパツド
5が重合して配設される。また帽体1の後部下縁
には、装着者の首を後方側から覆うべく軟質合成
樹脂により半月状に形成されるネツクカバー6が
固着される。さらに前記装着者の頬に対応する部
分で衝撃吸収ライナ3の内面には頬パツド7が重
合して配設される。
第4図を併せて参照して、帽体1の前面下部に
は、装着者の顎を覆う顎覆い部1aが設けられて
おり、この顎覆い部1aの上方で帽体1の前部に
は、装着者の顔面を臨ませる開口部8が設けられ
る。また該開口部8を開閉するシールド板9が帽
体1に支承される。すなわち、シールド板9は、
ポリカーボネート等の透孔性を有する合成樹脂に
よりシエル2の前部外面形状に対応して前方に膨
らんだ円弧状に形成されるものであり、その両端
がねじ部材10によりシエル2に回動自在に支承
される。すなわち開口部8の両側でシエル2には
カバー11がねじ部材10,12により固定され
ており、シールド板9の両端部はカバー11およ
びシエル2間に挟まれるようにしてねじ部材10
により回動自在に支承される。
は、装着者の顎を覆う顎覆い部1aが設けられて
おり、この顎覆い部1aの上方で帽体1の前部に
は、装着者の顔面を臨ませる開口部8が設けられ
る。また該開口部8を開閉するシールド板9が帽
体1に支承される。すなわち、シールド板9は、
ポリカーボネート等の透孔性を有する合成樹脂に
よりシエル2の前部外面形状に対応して前方に膨
らんだ円弧状に形成されるものであり、その両端
がねじ部材10によりシエル2に回動自在に支承
される。すなわち開口部8の両側でシエル2には
カバー11がねじ部材10,12により固定され
ており、シールド板9の両端部はカバー11およ
びシエル2間に挟まれるようにしてねじ部材10
により回動自在に支承される。
顎覆い部1aの前面におけるシエル2には矩形
状の透孔13が穿設されており、この透孔13に
は、上下一対ずつ2組の空気取入孔14を形成す
る孔形成部材15が嵌合固着される。該孔形成部
材15には、上下の空気取入孔14を同時に開閉
可能なシヤツタ16が上下移動自在に支承されて
おり、孔形成部材15から前面側に突出した撮み
部17がシヤツタ16に設けられる。したがつて
該撮み部17を撮んで上下に移動せしめることに
より、空気取入孔14の開度を自在に変化させる
ことができる。
状の透孔13が穿設されており、この透孔13に
は、上下一対ずつ2組の空気取入孔14を形成す
る孔形成部材15が嵌合固着される。該孔形成部
材15には、上下の空気取入孔14を同時に開閉
可能なシヤツタ16が上下移動自在に支承されて
おり、孔形成部材15から前面側に突出した撮み
部17がシヤツタ16に設けられる。したがつて
該撮み部17を撮んで上下に移動せしめることに
より、空気取入孔14の開度を自在に変化させる
ことができる。
第5図を併せて参照して、帽体1におけるシエ
ル2の下縁部には、その全周にわたつてゴム製縁
部材18が沿設される。この縁部材18は、シエ
ル2の下縁部にその全周に亘り嵌着される断面略
U字状の縁本体18bと、この縁本体18bの、
顎覆い部1aを含む前半部分の下端より帽体1の
内方側に延びて顎覆い部1aの衝撃吸収ライナ3
下端面を覆う張出部18aとを有していて、その
全体がゴム材より一体成形されており、前記縁本
体18bの、顎覆い部1a前端縁に対応した部分
18bfと、該部分18bfに隣接する前記張出部1
8aとの外表面相互が曲面rで滑らかに接続され
る。一方、開口部8を形成するシエル2の周縁部
にはゴム製縁部材19が全周にわたつて装着され
る。
ル2の下縁部には、その全周にわたつてゴム製縁
部材18が沿設される。この縁部材18は、シエ
ル2の下縁部にその全周に亘り嵌着される断面略
U字状の縁本体18bと、この縁本体18bの、
顎覆い部1aを含む前半部分の下端より帽体1の
内方側に延びて顎覆い部1aの衝撃吸収ライナ3
下端面を覆う張出部18aとを有していて、その
全体がゴム材より一体成形されており、前記縁本
体18bの、顎覆い部1a前端縁に対応した部分
18bfと、該部分18bfに隣接する前記張出部1
8aとの外表面相互が曲面rで滑らかに接続され
る。一方、開口部8を形成するシエル2の周縁部
にはゴム製縁部材19が全周にわたつて装着され
る。
顎覆い部1aにおけるシエル2の内面と、衝撃
吸収ライナ3との間には前記空気取入孔14に通
じる通路20が形成され、この通路20の上端
は、開口部8の下縁に臨んで開口される。この通
路20の上部開口端には呼気案内部材21が着脱
可能に嵌合される。該呼気案内部材21は、装着
者の呼気がシールド板9の内面に直接あたらない
ようにするとともに前記通路20に導入された空
気をシールド板9の内面に沿つて上方に流通させ
てシールド板9の曇り止めを果たすものであり、
装着者の鼻を覆うべく上方に膨らんだ半月状に形
成される本体21aと、開口部8の下縁でシエル
2および衝撃吸収ライナ3間に差し込むべく本体
21aの前端から下方に突設される差込み突部2
1bと、通路20の上端開口部における後面に沿
つて通路20内に嵌合されるべく本体21aから
下方に突設される嵌合突部21cとを備え、可撓
性を有する合成樹脂により一体成形される。
吸収ライナ3との間には前記空気取入孔14に通
じる通路20が形成され、この通路20の上端
は、開口部8の下縁に臨んで開口される。この通
路20の上部開口端には呼気案内部材21が着脱
可能に嵌合される。該呼気案内部材21は、装着
者の呼気がシールド板9の内面に直接あたらない
ようにするとともに前記通路20に導入された空
気をシールド板9の内面に沿つて上方に流通させ
てシールド板9の曇り止めを果たすものであり、
装着者の鼻を覆うべく上方に膨らんだ半月状に形
成される本体21aと、開口部8の下縁でシエル
2および衝撃吸収ライナ3間に差し込むべく本体
21aの前端から下方に突設される差込み突部2
1bと、通路20の上端開口部における後面に沿
つて通路20内に嵌合されるべく本体21aから
下方に突設される嵌合突部21cとを備え、可撓
性を有する合成樹脂により一体成形される。
この呼気案内部材21の前記差込み突部21b
には係合孔22が穿設されており、開口部8の周
縁に嵌着された縁部材19には該係合孔22に嵌
合する突起23が一体に突設される。また呼気案
内部材21の本体21aには、通路20の上部開
口端に通じる複数の導孔24が設けられる。しか
も該導孔24は、差込み突部21bおよび嵌合突
部21c間で本体21aを格子状に形成すること
により形成されるものであり、このように格子状
とすることにより、通路20の上端に嵌合した状
態で導孔24が潰れることを回避することができ
る。
には係合孔22が穿設されており、開口部8の周
縁に嵌着された縁部材19には該係合孔22に嵌
合する突起23が一体に突設される。また呼気案
内部材21の本体21aには、通路20の上部開
口端に通じる複数の導孔24が設けられる。しか
も該導孔24は、差込み突部21bおよび嵌合突
部21c間で本体21aを格子状に形成すること
により形成されるものであり、このように格子状
とすることにより、通路20の上端に嵌合した状
態で導孔24が潰れることを回避することができ
る。
シエル2の後方側両側部には、後方側に向けて
開口する複数の排出孔25が穿設されており、衝
撃吸収ライナ3には、帽体1内部を該排出孔25
に連通させる一対の通路孔26が穿設される。
開口する複数の排出孔25が穿設されており、衝
撃吸収ライナ3には、帽体1内部を該排出孔25
に連通させる一対の通路孔26が穿設される。
第6図および第7図に併せて参照して、開口部
8の上方でシエル2の前部には、該シエル2との
間に通気間隙27を形成する誘導板28が固定さ
れる。この誘導板28は、シエル2の前面に対応
した円弧状に形成されており、その両端はねじ部
材29により開口部8の両側でシエル2に固着さ
れる。一方、開口部8の周縁に嵌着された縁部材
19の上部には、該誘導板28の下端を嵌合する
ための上方に開いた略U字状嵌合部30が設けら
れ、縁部材19の上部には、シールド板9の内方
側で帽体1内を通気間隙27に連通させる複数の
通気孔31が穿設される。さらに誘導板28に裏
面にはピン47が突設されており、このピン47
はシエル2の外面に穿設された位置決め孔48に
嵌合される。しかもこのように帽体1の固定した
状態で誘導板28の上端縁は、シエル2の外面に
密接する。
8の上方でシエル2の前部には、該シエル2との
間に通気間隙27を形成する誘導板28が固定さ
れる。この誘導板28は、シエル2の前面に対応
した円弧状に形成されており、その両端はねじ部
材29により開口部8の両側でシエル2に固着さ
れる。一方、開口部8の周縁に嵌着された縁部材
19の上部には、該誘導板28の下端を嵌合する
ための上方に開いた略U字状嵌合部30が設けら
れ、縁部材19の上部には、シールド板9の内方
側で帽体1内を通気間隙27に連通させる複数の
通気孔31が穿設される。さらに誘導板28に裏
面にはピン47が突設されており、このピン47
はシエル2の外面に穿設された位置決め孔48に
嵌合される。しかもこのように帽体1の固定した
状態で誘導板28の上端縁は、シエル2の外面に
密接する。
誘導板28の下端寄り中央部には、上下で対を
なす2組の矩形状空気導入孔32が穿設されてお
り、両組の導入孔32間で上下に延びて設けられ
た支持部33により上下移動自在に支持されたシ
ヤツタ板34が各導入孔32の開度を調節すべく
誘導板28の内面に沿つて上下移動自在に配設さ
れる。すなわちシヤツタ板34は、誘導板28の
内面に摺接されており、支持部33を貫通して前
方に突出する撮み部35が該シヤツタ板34に一
体に設けられる。而してこの撮み部35が支持部
33で上下移動自在に支承される。
なす2組の矩形状空気導入孔32が穿設されてお
り、両組の導入孔32間で上下に延びて設けられ
た支持部33により上下移動自在に支持されたシ
ヤツタ板34が各導入孔32の開度を調節すべく
誘導板28の内面に沿つて上下移動自在に配設さ
れる。すなわちシヤツタ板34は、誘導板28の
内面に摺接されており、支持部33を貫通して前
方に突出する撮み部35が該シヤツタ板34に一
体に設けられる。而してこの撮み部35が支持部
33で上下移動自在に支承される。
前記導入孔32に対応する位置で、衝撃吸収ラ
イナ3には、一対の流通孔36が穿設されてお
り、この流通孔36に連なる管部材37がシエル
2に嵌着される。これにより帽体1内部は、流通
孔36および管部材37を介して通気間隙27に
連通する。
イナ3には、一対の流通孔36が穿設されてお
り、この流通孔36に連なる管部材37がシエル
2に嵌着される。これにより帽体1内部は、流通
孔36および管部材37を介して通気間隙27に
連通する。
通気間隙27内で縁部材19の上端には、通気
孔31の上方に位置するようにして樋部38が設
けられる。この樋部38はシエル2の表面を流下
して来る雨水を受けるべく、略L字状に屈曲して
形成されるものである。
孔31の上方に位置するようにして樋部38が設
けられる。この樋部38はシエル2の表面を流下
して来る雨水を受けるべく、略L字状に屈曲して
形成されるものである。
誘導板28の中央上部には内方側に窪んだ凹部
40が設けられ、この凹部40には、その中央寄
りで上下に並んだ一対の排風口41と、それらの
排風口41の両側でそれぞれ上下に延びる排風口
42とが設けられ、これらの排風口41,42は
通気間隙27に連通する。また凹部40には開閉
板43が嵌合されており、この開閉板43の下端
には両排風口41の下端縁に係合する一対の係合
突起44が突設される。このように各係合突起4
3を排風口41の下端縁に係合することにより、
開閉板43をその下端部を支点として開閉作動可
能である。さらに開閉板43には、排風口42に
それぞれ摺動可能に嵌合される係合腕45が一体
に設けられており、これらの係合腕45の先端に
は排風口42の縁部内面に係合し得る爪46が一
体に設けられる。したがつて開閉板43は爪46
が排風口42の縁部内面に係合する全開位置と、
開閉板43を凹部40の底部に当接させる全閉位
置との間で回動可能であり、両位置間の中間位置
は係合腕45と排風口42の両側縁との摩擦力に
より保持される。
40が設けられ、この凹部40には、その中央寄
りで上下に並んだ一対の排風口41と、それらの
排風口41の両側でそれぞれ上下に延びる排風口
42とが設けられ、これらの排風口41,42は
通気間隙27に連通する。また凹部40には開閉
板43が嵌合されており、この開閉板43の下端
には両排風口41の下端縁に係合する一対の係合
突起44が突設される。このように各係合突起4
3を排風口41の下端縁に係合することにより、
開閉板43をその下端部を支点として開閉作動可
能である。さらに開閉板43には、排風口42に
それぞれ摺動可能に嵌合される係合腕45が一体
に設けられており、これらの係合腕45の先端に
は排風口42の縁部内面に係合し得る爪46が一
体に設けられる。したがつて開閉板43は爪46
が排風口42の縁部内面に係合する全開位置と、
開閉板43を凹部40の底部に当接させる全閉位
置との間で回動可能であり、両位置間の中間位置
は係合腕45と排風口42の両側縁との摩擦力に
より保持される。
次にこの実施例の作用について説明すると、こ
のフルフエイス型ヘルメツトを装着して自動二輪
車等で走行するときを想定すると、第7図aで示
すように開閉板43を開放して排風口41,42
を開き、しかもシヤツタ板34を閉じた状態で
は、走行風により排風口41,42から導出され
る空気により通気間隙27には負圧が生じ、その
負圧によりシールド板9の内方に導かれた空気が
通気口31から通気間隙27に流入し、さらに排
風口41,42から外部に排出される。また通気
間隙27での負圧により流通孔36を介して帽体
1内部の空気が通気間隙27に誘引され、この空
気も通気間隙27から排風口41,42を経て外
部に誘引排出される。
のフルフエイス型ヘルメツトを装着して自動二輪
車等で走行するときを想定すると、第7図aで示
すように開閉板43を開放して排風口41,42
を開き、しかもシヤツタ板34を閉じた状態で
は、走行風により排風口41,42から導出され
る空気により通気間隙27には負圧が生じ、その
負圧によりシールド板9の内方に導かれた空気が
通気口31から通気間隙27に流入し、さらに排
風口41,42から外部に排出される。また通気
間隙27での負圧により流通孔36を介して帽体
1内部の空気が通気間隙27に誘引され、この空
気も通気間隙27から排風口41,42を経て外
部に誘引排出される。
したがつてシールド板9の内方で熱気および湿
気が吸引されて上昇し、排風口41,42から排
出されるとともに、帽体1および装着者の頭部間
の熱気および湿気も同様にして排出されて、換気
が効果的に行なわれる。また空気取入孔14を開
いているときには、新鮮な空気がシールド板9の
内方に導かれるので、シールド板9の曇り止めが
効果的に行なわれる。しかも装着者の呼気は呼気
案内部材21によりシールド板9に直接あたるこ
とを阻止されているので、シールド板9の曇り止
めをより確実にすることができる。
気が吸引されて上昇し、排風口41,42から排
出されるとともに、帽体1および装着者の頭部間
の熱気および湿気も同様にして排出されて、換気
が効果的に行なわれる。また空気取入孔14を開
いているときには、新鮮な空気がシールド板9の
内方に導かれるので、シールド板9の曇り止めが
効果的に行なわれる。しかも装着者の呼気は呼気
案内部材21によりシールド板9に直接あたるこ
とを阻止されているので、シールド板9の曇り止
めをより確実にすることができる。
また呼気案内部材21は、導孔24を有して通
路20の上端に嵌合して装着されているので、通
路20の流通面積を確実に確保しながらシールド
板9を内方に新鮮な空気を確実に供給することが
できる。
路20の上端に嵌合して装着されているので、通
路20の流通面積を確実に確保しながらシールド
板9を内方に新鮮な空気を確実に供給することが
できる。
次に第7図bで示すように、開閉板43を開放
位置としたままで、導入孔32を開放した状態で
は、その導入孔32から導入される新鮮な空気が
流通孔36を経て帽体1内に導入され、装着者の
頭部および帽体1間を流通して排出孔25から導
出されるので、これによつても装着者の頭部およ
び帽体1間の換気を行なうことができる。しかも
このとき、通気間隙27では上方に向けて空気流
が依然としてあり、シールド板9の内方を上昇し
て来た空気は該通気間隙27を経て排風口41,
42から排出される。
位置としたままで、導入孔32を開放した状態で
は、その導入孔32から導入される新鮮な空気が
流通孔36を経て帽体1内に導入され、装着者の
頭部および帽体1間を流通して排出孔25から導
出されるので、これによつても装着者の頭部およ
び帽体1間の換気を行なうことができる。しかも
このとき、通気間隙27では上方に向けて空気流
が依然としてあり、シールド板9の内方を上昇し
て来た空気は該通気間隙27を経て排風口41,
42から排出される。
ところで、このように排風口41,42を開い
た状態では、雨中の走行時には通気間隙27内に
雨水が浸入することは避けられない。しかるに縁
部材19の上端には樋部38が設けられているの
で、浸入した雨水は該樋部38で受けられて、開
口部8の両側に流れる。したがつて開口部8から
帽体1内に雨水が浸入することを確実に防止する
ことができる。しかも樋部38は通気孔31の上
方に設けられているので、該樋部38が通気孔3
1の流通面積に影響を及ぼすことが回避され、通
気孔31の流通面積を充分に確保することができ
る。また通気孔31を縁部材19に設けたことに
より、該通気孔31が潰れてしまうことを回避す
ることができ、これによつても通気孔31の流通
面積を充分に確保して換気用空気を常時充分に確
保することができる。
た状態では、雨中の走行時には通気間隙27内に
雨水が浸入することは避けられない。しかるに縁
部材19の上端には樋部38が設けられているの
で、浸入した雨水は該樋部38で受けられて、開
口部8の両側に流れる。したがつて開口部8から
帽体1内に雨水が浸入することを確実に防止する
ことができる。しかも樋部38は通気孔31の上
方に設けられているので、該樋部38が通気孔3
1の流通面積に影響を及ぼすことが回避され、通
気孔31の流通面積を充分に確保することができ
る。また通気孔31を縁部材19に設けたことに
より、該通気孔31が潰れてしまうことを回避す
ることができ、これによつても通気孔31の流通
面積を充分に確保して換気用空気を常時充分に確
保することができる。
冷寒時にシールド板9の内方を空気が流通する
ことを回避するためには、第7図cで示すように
開閉板43を閉じればよく、そうすれば、排風口
41,42が閉じられるので通気間隙27に負圧
が生じることはなく、したがつてシールド板9の
内方を空気が流通することもない。
ことを回避するためには、第7図cで示すように
開閉板43を閉じればよく、そうすれば、排風口
41,42が閉じられるので通気間隙27に負圧
が生じることはなく、したがつてシールド板9の
内方を空気が流通することもない。
またこのように開閉板43を閉じた状態で、装
着者の頭部と帽体1との間の換気を行なう際に
は、第7図dで示すようにシヤツタ板34により
導入孔32を開けばよく、そうすれば、導入孔3
2から導入される新鮮な空気が流通孔36から帽
体1内に導入されるので、装着者の頭部および帽
体1間の換気を充分に行なうことができる。
着者の頭部と帽体1との間の換気を行なう際に
は、第7図dで示すようにシヤツタ板34により
導入孔32を開けばよく、そうすれば、導入孔3
2から導入される新鮮な空気が流通孔36から帽
体1内に導入されるので、装着者の頭部および帽
体1間の換気を充分に行なうことができる。
さらに、シエル2の下端縁に嵌着した縁部材1
8は、断面略U字状の縁本体18bと、この縁本
体18bの、顎覆い部1aに対応する部分の下端
より帽体1の内方側に延びて顎覆い部1aの衝撃
吸収ライナ3下端面を覆い張出部18aとを有し
てゴム材より一体成形され、且つ縁本体18b
の、顎覆い部1a前端縁に対応した部分18bf
と、これに隣接する前記張出部18aとの外表面
相互が曲面rで滑らかに接続されているので、縁
本体18bの、顎覆い部1a前端縁に対応した部
分と、これに隣接する衝撃吸収ライナ3との間に
段差部や凹溝が形成されてもそれらを上記張出部
18aにより覆うことができ、これによりヘルメ
ツトを装着した状態で走行している時に上記段差
部や凹溝に走行風が巻き込まれて不快な巻込音を
生じるのを未然に防止することができる。しかも
上記張出部18aと縁本体18bの、顎覆い部1
a前端縁に対応した部分18bfとの外表面相互が
滑らかに接続されることで、顎覆い部1aにぶつ
かつてその下方に向かう走行風の誘導をスムース
に行うことができて、風切り音の発生も極力抑え
ることができる。更に上記張出分18bを特設す
ることによつて、装着者の顎と、顎覆い部1aに
おける衝撃吸収ライナ3内面との間の隙間を極力
狭めることができるから、その隙間に走行風が巻
き込まれて不快な巻込音を生じることを可及的に
防止することができる。
8は、断面略U字状の縁本体18bと、この縁本
体18bの、顎覆い部1aに対応する部分の下端
より帽体1の内方側に延びて顎覆い部1aの衝撃
吸収ライナ3下端面を覆い張出部18aとを有し
てゴム材より一体成形され、且つ縁本体18b
の、顎覆い部1a前端縁に対応した部分18bf
と、これに隣接する前記張出部18aとの外表面
相互が曲面rで滑らかに接続されているので、縁
本体18bの、顎覆い部1a前端縁に対応した部
分と、これに隣接する衝撃吸収ライナ3との間に
段差部や凹溝が形成されてもそれらを上記張出部
18aにより覆うことができ、これによりヘルメ
ツトを装着した状態で走行している時に上記段差
部や凹溝に走行風が巻き込まれて不快な巻込音を
生じるのを未然に防止することができる。しかも
上記張出部18aと縁本体18bの、顎覆い部1
a前端縁に対応した部分18bfとの外表面相互が
滑らかに接続されることで、顎覆い部1aにぶつ
かつてその下方に向かう走行風の誘導をスムース
に行うことができて、風切り音の発生も極力抑え
ることができる。更に上記張出分18bを特設す
ることによつて、装着者の顎と、顎覆い部1aに
おける衝撃吸収ライナ3内面との間の隙間を極力
狭めることができるから、その隙間に走行風が巻
き込まれて不快な巻込音を生じることを可及的に
防止することができる。
C 考案の効果
以上のように本考案によれば、縁部材は、帽体
のシエル下縁部にその全周に亘り嵌着される断面
略U字状の縁本体と、この縁本体の、顎覆い部に
対応する部分の下端より帽体の内方側に延びて顎
覆い部の衝撃吸収ライナ下端面を覆い張出部とを
有して柔軟材料より一体成形され、縁本体の、顎
覆い部前端縁に対応した部分と、これに隣接する
前記張出部との外表面相互が曲面で滑らかに接続
されるので、縁本体の、顎覆い部前端縁に対応し
た部分と、これに隣接する衝撃吸収ライナとの間
に段差部や凹溝が形成されてもそれらを上記張出
部により覆うことができ、従つてヘルメツトを装
着した状態で走行している時に上記段差部や凹溝
に走行風が巻き込まれて不快な巻込音を生じるの
を未然に防止することができ、その上、上記段差
部や凹溝を該張出部により体裁よく覆い隠すこと
ができて商品性を高めることができる。しかも上
記張出部と縁本体の、顎覆い部前端縁に対応した
部分との外表面相互が滑らかに接続されること
で、顎覆い部にぶつかつてその下方に向かう走行
風の誘導をスムーズに行うことができて、風切り
音の発生も極力抑えることができる。しかもまた
上記張出部の特設によれば、装着者の顎と、顎覆
い部における衝撃吸収ライナ内面との間の隙間を
極力狭めることができるから、その隙間に走行風
が巻き込まれて不快な巻込音を生じることも可及
的に防止することができる。更に前記張出部は縁
本体と共に柔軟材料より一体成形されているか
ら、組立時の取扱いが良好であり、また装着者の
頭部にヘルメツトを被る際にその顎等に該張出部
が直接接触しても肌への馴染み性が良い。
のシエル下縁部にその全周に亘り嵌着される断面
略U字状の縁本体と、この縁本体の、顎覆い部に
対応する部分の下端より帽体の内方側に延びて顎
覆い部の衝撃吸収ライナ下端面を覆い張出部とを
有して柔軟材料より一体成形され、縁本体の、顎
覆い部前端縁に対応した部分と、これに隣接する
前記張出部との外表面相互が曲面で滑らかに接続
されるので、縁本体の、顎覆い部前端縁に対応し
た部分と、これに隣接する衝撃吸収ライナとの間
に段差部や凹溝が形成されてもそれらを上記張出
部により覆うことができ、従つてヘルメツトを装
着した状態で走行している時に上記段差部や凹溝
に走行風が巻き込まれて不快な巻込音を生じるの
を未然に防止することができ、その上、上記段差
部や凹溝を該張出部により体裁よく覆い隠すこと
ができて商品性を高めることができる。しかも上
記張出部と縁本体の、顎覆い部前端縁に対応した
部分との外表面相互が滑らかに接続されること
で、顎覆い部にぶつかつてその下方に向かう走行
風の誘導をスムーズに行うことができて、風切り
音の発生も極力抑えることができる。しかもまた
上記張出部の特設によれば、装着者の顎と、顎覆
い部における衝撃吸収ライナ内面との間の隙間を
極力狭めることができるから、その隙間に走行風
が巻き込まれて不快な巻込音を生じることも可及
的に防止することができる。更に前記張出部は縁
本体と共に柔軟材料より一体成形されているか
ら、組立時の取扱いが良好であり、また装着者の
頭部にヘルメツトを被る際にその顎等に該張出部
が直接接触しても肌への馴染み性が良い。
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は側面図、第2図は第1図の矢視図、第3
図は第2図の−線拡大断面図、第4図は分解
斜視図、第5図は第2図の−線拡大断面図、
第6図は第3図の−線断面図、第7図は排風
口の開閉状態に応じた空気の流通変化を示すため
の要部断面図である。 1……帽体、1a……顎覆い部、8……開口
部、18……縁部材、18a……張出部、18b
……縁本体、18bf……縁本体の、顎覆い部前端
縁に対応した部分、r……曲面。
1図は側面図、第2図は第1図の矢視図、第3
図は第2図の−線拡大断面図、第4図は分解
斜視図、第5図は第2図の−線拡大断面図、
第6図は第3図の−線断面図、第7図は排風
口の開閉状態に応じた空気の流通変化を示すため
の要部断面図である。 1……帽体、1a……顎覆い部、8……開口
部、18……縁部材、18a……張出部、18b
……縁本体、18bf……縁本体の、顎覆い部前端
縁に対応した部分、r……曲面。
Claims (1)
- 装着者の頭部を覆う帽体1をシエル2とそのシ
エル2の内面に密合する衝撃吸収ライナ3とより
構成すると共に、その帽体1の前部に、装着者の
顔面を臨ませる開口部8と、該開口部8の下方で
装着者の顎を覆う顎覆い部1aとが設けられ、該
帽体1のシエル2下縁部には縁部材18が設けら
れるフルフエイス型ヘルメツトにおいて、前記縁
部材18は、前記シエル2の下縁部にその全周に
亘り嵌着される断面略U字状の縁本体18bと、
この縁本体18bの、顎覆い部1aに対応する部
分の下端より帽体1の内方側に延びて顎覆い部1
aの衝撃吸収ライナ3下端面を覆う張出部18a
とを有して柔軟材料より一体成形され、前記縁本
体18bの、顎覆い部1a前端縁に対応した部分
18bfと、これに隣接する前記張出部18aとの
外表面相互が曲面rで滑らかに接続されたことを
特徴とするフルフエイス型ヘルメツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988083130U JPH0516177Y2 (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988083130U JPH0516177Y2 (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0210427U JPH0210427U (ja) | 1990-01-23 |
JPH0516177Y2 true JPH0516177Y2 (ja) | 1993-04-28 |
Family
ID=31307852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988083130U Expired - Lifetime JPH0516177Y2 (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0516177Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52137948U (ja) * | 1976-04-05 | 1977-10-19 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6241033B2 (ja) * | 1979-09-19 | 1987-09-01 | Nippon Kagaku Kogyo Kk |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5961241U (ja) * | 1982-10-13 | 1984-04-21 | 昭栄化工株式会社 | フルフエイス型ヘルメツト |
JPH0220178Y2 (ja) * | 1985-08-26 | 1990-06-01 |
-
1988
- 1988-06-23 JP JP1988083130U patent/JPH0516177Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6241033B2 (ja) * | 1979-09-19 | 1987-09-01 | Nippon Kagaku Kogyo Kk |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0210427U (ja) | 1990-01-23 |
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