JPH0663124B2 - ジェット型ヘルメット - Google Patents

ジェット型ヘルメット

Info

Publication number
JPH0663124B2
JPH0663124B2 JP2218564A JP21856490A JPH0663124B2 JP H0663124 B2 JPH0663124 B2 JP H0663124B2 JP 2218564 A JP2218564 A JP 2218564A JP 21856490 A JP21856490 A JP 21856490A JP H0663124 B2 JPH0663124 B2 JP H0663124B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap body
plate
shield plate
liner
window
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2218564A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04100907A (ja
Inventor
栄太郎 鎌田
Original Assignee
昭栄化工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 昭栄化工株式会社 filed Critical 昭栄化工株式会社
Priority to JP2218564A priority Critical patent/JPH0663124B2/ja
Priority to CA002031597A priority patent/CA2031597C/en
Priority to US07/623,624 priority patent/US5136728A/en
Priority to KR1019900020004A priority patent/KR920010985B1/ko
Priority to DE69025610T priority patent/DE69025610T2/de
Priority to EP90313377A priority patent/EP0474939B1/en
Publication of JPH04100907A publication Critical patent/JPH04100907A/ja
Publication of JPH0663124B2 publication Critical patent/JPH0663124B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A42HEADWEAR
    • A42BHATS; HEAD COVERINGS
    • A42B3/00Helmets; Helmet covers ; Other protective head coverings
    • A42B3/04Parts, details or accessories of helmets
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A42HEADWEAR
    • A42BHATS; HEAD COVERINGS
    • A42B3/00Helmets; Helmet covers ; Other protective head coverings
    • A42B3/04Parts, details or accessories of helmets
    • A42B3/28Ventilating arrangements
    • A42B3/281Air ducting systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A42HEADWEAR
    • A42BHATS; HEAD COVERINGS
    • A42B3/00Helmets; Helmet covers ; Other protective head coverings
    • A42B3/04Parts, details or accessories of helmets
    • A42B3/10Linings

Landscapes

  • Helmets And Other Head Coverings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A.発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は、シェルとその内面に嵌装された緩衝ライナと
よりなる帽体に、下部を開放した窓が形成され、その窓
を開閉可能なシールド板が帽体の両側壁に支承され、前
記窓の上方位置で帽体の前壁には、シールド板を閉鎖位
置としたときに前方からの空気を帽体内に導く導入口が
設けられるジェット型ヘルメットに関する。
(2) 従来の技術 従来、かかるジェット型ヘルメットは、たとえば実開昭
63−94924号公報等により公知である。
(3) 発明が解決しようとする課題 ところで、かかるジェット型ヘルメットを被って自動二
輪車等を走行させているときに、シールド板を閉鎖位置
とした状態でヘルメット装着者が前傾姿勢となったとき
にはシールド板の内方への走行風の導入が困難となり、
ヘルメット装着者の呼気がシールド板の内面に触れるこ
とにより、シールド板が曇ってしまうことがある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、閉
鎖状態にあるシールド板の曇りを解消し得るようにした
ジェット型ヘルメットを提供することを目的とする。
B.発明の構成 (1) 課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、シェルとその内面
に嵌装された緩衝ライナとよりなる帽体に、下部を開放
した窓が形成され、その窓を開閉可能なシールド板が帽
体の両側壁に支承され、前記窓の上方位置で帽体の前壁
には、シールド板を閉鎖位置としたときに前方からの空
気を帽体内に導く導入口が設けられるジェット型ヘルメ
ットにおいて、前記緩衝ライナの内面を覆う内装パッド
を帽体に着脱可能に取付けるための取付板が帽体の前縁
部に係脱可能に係止され、その取付板には、前記緩衝ラ
イナの、窓側の端面に対応する位置において、前記導入
口に通じ且つ閉鎖位置のシールド板内面に向けて開口し
た吹出口が配設されることを特徴とする。
(2) 作 用 上記構成によれば、導入口から帽体内に導入された空気
が、内装パッド取付用の取付板の、シールド板内面と近
接した位置に在る吹出口から前方のシールド板内面に向
けて効率よく吹き出されるから、シールド板を閉鎖状態
にしてヘルメット装着者が前傾姿勢となった時に、シー
ルド板の開放下部に生じる負圧の吸出し作用より上記空
気の下方への流通が促進される効果と相俟って、上記吹
出口から吹出された空気をシールド板の内面に沿って下
方に極めて効率よく流通させることができ、これにより
シールド板の曇り解消が図られる。
しかも上記吹出口は、内装パッドを帽体に装着すべく帽
体の前縁部に係脱可能に係止される取付板に設けられ
て、緩衝ライナの、窓側の端面に対応した位置に置かれ
るから、その吹出口をシールド板内面に無理なく近接配
置することが可能となり、また取付板を帽体から取り外
せば、汚れた吹出口を内装パッドと共に水洗いすること
ができる。
(3) 実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明する。
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図はヘ
ルメットの側面図、第2図はヘルメットの正面図、第3
図は第1図のIII矢視拡大底面図、第4図は3図のIV−I
V線断面図、第5図は第3図のV−V線断面図、第6図
は第4図のVI−VI線断面図、第7図は帽体および内装パ
ッドの分解斜視図、第8図は内装パッドを取外した状態
でのヘルメットの前部底面図、第9図は第4図のIX−IX
線断面図である。
先ず第1図ないし第6図において、このヘルメットはジ
ェット型のものであり、その帽体1は、外殻をなす硬質
高強度樹脂製シェル2内に発泡スチロール製の緩衝ライ
ナ3が密合されて構成される。而して前記シェル2に
は、装着者の耳部周辺を覆う左、右一対の耳覆い部4,4
が垂下するように一体に連設されており、シェル2の下
端縁にはゴム製縁部材5が嵌合して接着される。また前
記緩衝ライナ3は、前記両耳覆い部4,4を除くシェル2
の内面に嵌合、装着される。
帽体1の前面には、下部を開放した窓18が設けられてお
り、この窓18を開閉するための透明な合成樹脂から成る
シールド板19の両端部は、帽体1における窓18の両側で
枢軸20によりそれぞれ軸支されており、シールド板19
は、第1図の実線で示す閉鎖位置と、第1図の鎖線で示
す開放位置との間で回動可能である。
緩衝ライナ3の前端側内面には、その幅方向中央寄りで
帽体1の前後方向に延びる2条の前部通風溝6a,6aが凹
設され、また緩衝ライナ3の後端側内面には前記前部通
風溝6a,6aに対応する2条の後部通風溝6b,6bが前後方向
に延びて凹設される。しかもそれらの通風溝6a,6a;6b,6
bは緩衝ライナ3の内面頂部で該緩衝ライナ3の内面と
面一となるべく緩衝ライナ3の内面頂部に向かうにつれ
て浅くなるように形成されている。而して各前部通風溝
6aの前端部は緩衝ライナ3に穿設された一対の通孔7に
それぞれ連通され、各通孔7はシェル2の前部に設けら
れる一対の導入口8にそれぞれ連通している。またシェ
ル2の前部外面には、それらの導入口8を開閉すべくス
ライド式開閉蓋9が取付けられる。さらにシェルの下端
縁に嵌着されている縁部材5において帽体1の後部下端
に対応する位置には、外観をルーバ状とすべく水平方向
に延びる複数条の突起が上下に間隔をあけて設けられて
成る被覆部10が一体に設けられており、該被覆部10はシ
ェル2の後部下端外面を覆う。しかも前記被覆部10に
は、緩衝ライナ3における各後部通風溝6bに連通する2
つの導出口11,11が設けられる。したがってヘルメット
を装着した状態での自動二輪車の走行時に前記導出口1
1,11に生じる負圧により各後部通風溝6bには導出口11,1
1に向けての空気流が生じる。
第7図ないし第9図を併せて参照して、緩衝ライナ3に
おける後部を除く下端部内側面には、柔軟な合成樹脂か
ら成る支持シート12が貼着される。しかも両前部通風溝
6aの前端部に対応する部分で支持シート12には、適度な
剛性を有する合成樹脂製カバー23が貼着されており、こ
のカバー板23により両前部通風溝6aに支持シート12が入
り込むことが回避される。また支持シート12には、通気
性を有するように比較的大きな編み目で織られた支持布
13が縫着され、緩衝ライナ3の前部下端面を覆う第1支
持板14が支持布13に縫着される。この第1支持板14は、
比較的剛性の高い合成樹脂により形成されるものであ
り、緩衝ライナ3およびシェル2間に差し込まれるべき
挿入部15を有して横断面略L字状に形成されながら、全
体として緩衝ライナ3の前部下端面に対応した円弧状に
形成されている。而して支持布13の第1支持板14を除く
部分の周縁部が緩衝ライナ3およびシェル2間に挟持さ
れるとともに、第1支持板14の挿入部15が緩衝ライナ3
およびシェル2間に差し込まれることにより、支持布13
は、空気の流通を許容しながら緩衝ライナ3の前部およ
び両側部下端面を覆う。しかも第1支持板14には、一対
の連通孔16,16が穿設されており、これらの連通孔16,16
は緩衝ライナ3の前部下端面に設けられた連通溝17を介
して前部通風溝6a,6aの前端に連通せしめられる。
一方、帽体1の後部下端において緩衝ライナ3およびシ
ェル2間には、緩衝ライナ3の後部下端面を覆う支持布
21の端部が挟持されており、この支持布21には、緩衝ラ
イナ3の後部下端内側面を覆う第2支持板22が縫着され
る。而して支持布21は比較的大きな編み目で織られたも
のであり、第2支持板22は比較的剛性の高い合成樹脂に
より形成される。
帽体1には緩衝ライナ3の内方に配置される内装パッド
24が着脱可能に配設される。この内装パッド24は、ヘル
メット装着者の頭側部に接触するように基本的には鉢巻
状に形成される側部パッド25と、ヘルメット装着者の頭
頂部に当接される天井パッド26とが一体化されて成る。
側部パッド25の表面全体は通気性を有する布製カバー27
で覆われる。しかも該カバー27には、帽体1の前部およ
び両側部で緩衝ライナ3の下端面を覆うカバー延長部28
が延設されており、該カバー延長部28には、第1支持板
14に係脱可能に係着される第1取付板29が縫着される。
この第1取付板29は、比較的剛性の高い合成樹脂により
緩衝ライナ3の前部下端面に対応した円弧状に形成され
るものであり、第1支持板14に対向する。しかも第1取
付板29の周方向両端部寄りの前端には、緩衝ライナ3お
よびシェル2間に挟み込むための一対の挿入部30,30が
設けられ、第1取付板29の周方向両端には、後述の耳パ
ッド46と緩衝ライナ3との間に挟持するための挟持部3
1,31がそれぞれ設けられる。
第1取付板29および第1支持板14には、第1取付板29の
第1支持板14に対する所定の取付位置を規定すべく係合
位置および分離位置間での第1取付板29の前後摺動を案
内する案内手段Gと、第1取付板29および第1支持板14
を係脱可能に係着するための第1係止手段Eとが設け
られる。
案内手段Gは、周方向に間隔をあけて第1支持板14に設
けられる3つの係合部32と、各係合部32に対応して第1
取付板29に設けられる3つの凹部35とを備える。各係合
部32は、第1支持板14の一部をその下面から下方に切り
起こすことにより、第1支持板14の前端から後方側に延
設されるものであり、各凹部35は、対応する係合部32に
嵌合すべく第1取付板29の前端部を切欠いて形成され
る。而して係合部32に各凹部35を嵌合することにより、
第1取付板29を所定の取付位置で係合位置および分離位
置間で案内することができる。
また第1係止手段Eは、各係合部32の後端部上面にそ
れぞれ設けられた爪34と、それらの爪34に係合すべく各
凹部35の前端部下面にそれぞれ突設される係止突部33と
から成る。
かかる第1係止手段Eでは、案内手段Gにより第1取
付板29を所定の取付位置に規定しながら第1支持板14に
対して後方の分離位置から前方の係合位置へと摺動させ
て押し込むことにより、各係止突部33が対応する爪34に
弾発的に係合することになる。またその係止状態から第
1取付板29を後方側に摺動操作すると、係止突部33の爪
34との弾発係合状態が解除され、第1取付板29が第1支
持板14から外れる。
第1取付板29の下面において各凹部35相互間には、前方
に向かうにつれて隆起量を大として下方に隆起した箱状
の隆起部36が形成されており、それらの隆起部36の前端
には、閉鎖位置にあるシード板19の内面に向かうべく前
方に向けて開口した複数の吹出口37が設けられる。而し
て第1取付板29を第1支持板14に係合した状態で、前記
隆起部36と第1支持板14との間には、第1支持板14に設
けた連通孔16に通じる通路38がそれぞれ形成され、前記
各吹出口37は通路38、連通孔16および連通溝17を経て各
前部通風溝6a,6aの前端に通じることになる。
そして前記吹出口37は、緩衝ライナ3の、窓18側の端面
(即ち前端面)に対応した位置に在ることから、シール
ド板19の内面上部に無理なく近接配置することができ、
後述する如くそこからシールド板19の内面上部に向けて
空気を効率よく吹き付けることができる。
天井パッド26は帯状に形成されており、この天井パッド
26は、その左右両端を自由端としながら前後両端部が側
部パッド25の前後端部にそれぞれ縫着される。而して天
井パッド26の内面には、緩衝ライナ3の内面における一
対の前部通風溝6a,6aならびに一対の後部通風溝6b,6bに
対応する一対の通風溝40,40が設けられており、内装パ
ッド24を帽体1内に装着したときに両通風溝40,40を前
部通風溝6a,6aに連通させる一対の導孔41,41と、両通風
溝40,40を後部通風溝6b,6bに連通させる一対の導孔42,4
2とが天井パッド26に設けられる。而してヘルメットを
装着した状態での自動二輪車の走行時に前記導出口11,1
1に負圧が生じると、両前部通風溝6a,6a、両導孔41,4
1、両通風溝40,40および両導孔42,42を経て後部通風溝6
b,6bに向けての空気流が生じることになる。
また内装パッド24における側部パッド25の後端部には、
第2支持板22に対向する第2取付板43が縫着される。こ
の第2取付板43は、比較的剛性の高い合成樹脂により形
成されるものであり、第2支持板22および第2取付板43
は第2係止手段Eを介して係脱可能に係着される。こ
の第2係止手段Eは、周方向に間隔をあけて第2支持
板22に設けられる一対の係合孔44と、各係合孔44に弾発
的に係合すべく第2取付板43に突設される一対の係合突
起45とから成る。
両係合突起45は、軸45aの先端に、先端側に向かうにつ
れて小径となるテーパ状に形成された拡大係止部45bが
段差を介して設けられて成るものであり、拡大係止部45
bの最大外径は係合孔44の内径よりも大きく設定され
る。而して各拡大係止部45bを係合孔44に押し込むこと
により、係合突起45が係合孔44に弾発的に係合されるこ
とになる。
各耳覆い部4,4の内面には装着者の耳部を受容する耳パ
ッド46,46が着脱可能にそれぞれ装着される。これらの
耳パッド46は、緩衝ライナ3の下端との間に装着者の耳
部を受容する凹部を形成すべく略C字状に形成されるも
のであり、比較的剛性の高い合成樹脂から成る支持板47
の内面にそれぞれ固着され、該支持板47が耳覆い部4に
それぞれ着脱可能に係着される。
帽体1をヘルメット装着者の頭部に固定するための相互
に締結可能な一対の顎ベルト48の一端が、耳覆い部4,4
にリベット49を介してそれぞれ固着されており、これら
の顎ベルト48は、前記支持板47にそれぞれ設けられた挿
通孔50を貫通して内方に延ばされる。
次にこの実施例の作用について説明すると、内装パッド
24を帽体1に装着する際には、第1取付板29をその各凹
部35が各係合部33にそれぞれ対応する位置で第1支持板
14に重ねた状態で前方に摺動させながら押し込む。そう
すると、案内手段Gにより所定の係合位置で第1取付板
29が分離位置から係合位置へと案内されることになり、
各係止突部33が前記係合部32および第1支持板14間に押
し込まれ、係止突部33が爪34に弾発的に係合し、第1係
止手段Eにより第1取付板29が第1支持板14に係合さ
れることになる。このような第1係止手段Eによる係
合状態で、一対の挿入部30を緩衝ライナ3およびシェル
2間に押し込むとともに、一対の挟持部31を耳パッド46
および緩衝ライナ3間に押し込むことにより、内装パッ
ド24の前部が帽体1の所定位置に固定されることにな
る。次いで内装パッド24の後端部を第2係止手段E
より帽体1の後端部に係着することにより、内装パッド
24の帽体1への取付けが完了することになり、取付け操
作が極めて容易である。
このような内装パッド24の帽体1への取付けにあたっ
て、案内手段Gで所定の係合位置で第1取付板29を案内
しながら、第1係止手段Eにより第1取付板29を第1
支持板14に係合するので、内装パッド24の帽体1の取付
け位置が定まる。
ところで、内装パッド24を取付けた帽体1を被って自動
二輪車を走行させる際には、帽体1の前端の導入口8を
開放した状態では、走行風が該導入口8から前部通風溝
6aに導入され、導入さた一部の空気は、導孔41、通風溝
40、導孔42および後部通風溝6bを流通して導出口11から
外部に吸い出され、帽体1内の換気を効率よく行なうこ
とができる。
ところで、自動二輪車の走行時にシールド板19を第1図
の実線で示す閉鎖位置にした状態でヘルメット装着者が
頭を下げた前傾姿勢にあるときには、走行風がシールド
板19の内方にその下方からは直接侵入し難い。
しかるに上記構成によれば、導入口8から帽体1内に導
入された空気のうち一部は、連通溝17、連通孔16、通路
38を経て、シールド板19内面と近接した位置に在る複数
の吹出口37からシールド板19の内面に向けて効率よく吹
き出される。一方、ヘルメット装着者が前傾姿勢にある
自動二輪車の走行時に、シールド板19の内方では該シー
ルド板19の下部に負圧が生じ、吹出口37から吹き出され
た空気は上記負圧により吸い出されるようにしてシール
ド板19の内面に沿って下方に効率よく流通することにな
る。これらの結果、ヘルメット装着者の呼気によりシー
ルド板19が曇ることが効果的に防止される。
C.発明の効果 以上のように本発明によれば、導入口から帽体内に導入
された空気を、内装パッド取付用の取付板の、シールド
板内面と近接した位置に在る吹出口から前方のシールド
板内面に向けて効率よく吹き出すことができるので、シ
ールド板を閉鎖状態にしてヘルメット装着者が前傾姿勢
となった時に、シールド板の開放下部に生じる負圧の吸
出し作用より上記空気の下方への流通が促進される効果
と相俟って、上記吹出口から吹き出された空気をシール
ド板の内面に沿って下方に極めて効率よく流通させるこ
とができ、従ってシールド板の曇りを効果的に解消する
ことができる。
しかも上記吹出口は、内装パッドを帽体に装着すべく帽
体の前縁部に係脱可能に係止される取付板に設けられ
て、緩衝ライナの、窓側の端面に対応した位置に置かれ
るから、吹出口をシールド板内面に無理なく近接配置で
きるばかりか、その内装パッド用取付板が曇り防止用空
気の吹出し手段に兼用されることになって構造の簡素
化、延いてはコスト節減に寄与することができる。また
取付板を帽体から取り外せば、汚れた吹出口を内装パッ
ドと共に容易に水洗いすることができて衛生的である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図はヘ
ルメットの側面図、第2図はヘルメットの正面図、第3
図は第1図のIII矢視拡大底面図、第4図は3図のIV−I
V線断面図、第5図は第3図のV−V線断面図、第6図
は第4図のVI−VI線断面図、第7図は帽体および内装パ
ッドの分解斜視図、第8図は内装パッドを取外した状態
でのヘルメットの前部底面図、第9図は第4図のIX−IX
線断面図である。 1……帽体、8……導入口、18……窓、19……シールド
板、29……取付板としての第1取付板、37……吹出口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シェル(2)とその内面に嵌装された緩衝
    ライナ(3)とよりなる帽体(1)に、下部を開放した
    窓(18)が形成され、その窓(18)を開閉可能なシール
    ド板(19)が帽体(1)の両側壁に支承され、前記窓
    (18)の上方位置で帽体(1)の前壁には、シールド板
    (19)を閉鎖位置としたときに前方からの空気を帽体
    (1)内に導く導入口(8)が設けられるジェット型ヘ
    ルメットにおいて、 前記緩衝ライナ(3)の内面を覆う内装パッド(24)を
    帽体(1)に着脱可能に取付けるための取付板(29)が
    帽体(1)の前縁部に係脱可能に係止され、この取付板
    (29)には、前記緩衝ライナ(3)の、窓(18)側の端
    面に対応する位置において、前記導入口(8)に通じ且
    つ閉鎖位置のシールド板(19)内面に向けて開口した吹
    出口(37)が配設されることを特徴とするジェット型ヘ
    ルメット。
JP2218564A 1990-08-20 1990-08-20 ジェット型ヘルメット Expired - Fee Related JPH0663124B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2218564A JPH0663124B2 (ja) 1990-08-20 1990-08-20 ジェット型ヘルメット
CA002031597A CA2031597C (en) 1990-08-20 1990-12-05 Jet type helmet for motor vehicle riders with a downblown air swept visor
US07/623,624 US5136728A (en) 1990-08-20 1990-12-06 Jet type helmet
KR1019900020004A KR920010985B1 (ko) 1990-08-20 1990-12-06 제트형 헬멧
DE69025610T DE69025610T2 (de) 1990-08-20 1990-12-10 Helm
EP90313377A EP0474939B1 (en) 1990-08-20 1990-12-10 Helmet

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2218564A JPH0663124B2 (ja) 1990-08-20 1990-08-20 ジェット型ヘルメット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04100907A JPH04100907A (ja) 1992-04-02
JPH0663124B2 true JPH0663124B2 (ja) 1994-08-17

Family

ID=16721921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2218564A Expired - Fee Related JPH0663124B2 (ja) 1990-08-20 1990-08-20 ジェット型ヘルメット

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5136728A (ja)
EP (1) EP0474939B1 (ja)
JP (1) JPH0663124B2 (ja)
KR (1) KR920010985B1 (ja)
CA (1) CA2031597C (ja)
DE (1) DE69025610T2 (ja)

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5245994A (en) * 1991-01-08 1993-09-21 National Science Council Air cleaning and supplying system equipped to a helmet for a motorcyclist
AU661758B2 (en) * 1992-05-20 1995-08-03 Shoei Kako Kabushiki Kaisha Vehicle helmet
JPH07207512A (ja) * 1994-01-13 1995-08-08 Sumiya Hirahara 安全オーディオヘルメット
US5829065A (en) * 1994-02-15 1998-11-03 Cahill; Kevin J. Industrial protective helmet
US5915537A (en) * 1997-01-09 1999-06-29 Red Corp. Helmet
US6009561A (en) * 1998-08-26 2000-01-04 Bell Sports Inc. Helmet with rotatable accessory mount and method of making the same
US6009562A (en) * 1998-08-26 2000-01-04 Bell Sports, Inc. Helmet with accessory mounting apparatus and method of making the same
MXPA03003843A (es) 2002-05-01 2004-09-03 Riddell Casco de futbol americano.
JP4059729B2 (ja) * 2002-08-09 2008-03-12 株式会社Shoei 安全用ヘルメットのための頭部保護体
US20060107431A1 (en) * 2004-11-12 2006-05-25 Curran Desmond T Supplied air helmet having a knitted face seal
US7987525B2 (en) * 2007-04-13 2011-08-02 Klim Helmet
CA2629024C (en) 2007-04-16 2016-10-11 Riddell, Inc. Sports helmet with quick-release faceguard connector and adjustable internal pad element
US9289024B2 (en) 2007-04-16 2016-03-22 Riddell, Inc. Protective sports helmet
US8209784B2 (en) 2007-10-31 2012-07-03 Kranos Ip Corporation Helmet with an attachment mechanism for a faceguard
JP5103290B2 (ja) * 2008-06-10 2012-12-19 株式会社Shoei ヘルメット用またはゴーグル用のシールド構造およびこのようなシールド構造を備えているヘルメット
USD681281S1 (en) 2011-05-02 2013-04-30 Riddell, Inc. Protective sports helmet
USD838922S1 (en) 2011-05-02 2019-01-22 Riddell, Inc. Football helmet
US9763488B2 (en) 2011-09-09 2017-09-19 Riddell, Inc. Protective sports helmet
US10159296B2 (en) 2013-01-18 2018-12-25 Riddell, Inc. System and method for custom forming a protective helmet for a customer's head
EP2853168B1 (en) * 2013-09-26 2016-09-21 Strategic Sports Limited Helmet with pivotable shield
AU2014360109B2 (en) * 2013-12-06 2019-09-12 Bell Sports, Inc. Flexible multi-layer helmet and method for making the same
USD752822S1 (en) 2014-02-12 2016-03-29 Riddell, Inc. Football helmet
CN113907477A (zh) 2014-10-28 2022-01-11 贝尔运动股份有限公司 内成型转动头盔
EP3277116B1 (en) * 2015-03-30 2021-01-27 Dainese S.p.A. Protective helmet
AU201617063S (en) * 2016-06-22 2017-01-12 Locatelli S P A Helmet
US11033796B2 (en) 2016-07-20 2021-06-15 Riddell, Inc. System and methods for designing and manufacturing a bespoke protective sports helmet
JP7025004B2 (ja) * 2017-12-27 2022-02-24 株式会社オージーケーカブト ヘルメット用シールド
WO2020037279A1 (en) 2018-08-16 2020-02-20 Riddell, Inc. System and method for designing and manufacturing a protective helmet
CA3120841A1 (en) 2018-11-21 2020-05-28 Riddell, Inc. Protective recreational sports helmet with components additively manufactured to manage impact forces
USD927084S1 (en) 2018-11-22 2021-08-03 Riddell, Inc. Pad member of an internal padding assembly of a protective sports helmet
USD939782S1 (en) 2021-05-21 2021-12-28 Riddell, Inc. Visor for a football helmet

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE508419C (de) * 1930-09-26 Robert Larsen Einlage fuer Kopfbedeckungen, insbesondere fuer Stahlhelme
US4115874A (en) * 1977-02-21 1978-09-26 Masahiro Hasegawa Helmet for use in riding vehicles
FR2498060A1 (fr) * 1981-01-16 1982-07-23 Gallet Adrien Coiffure de protection, notamment pour motocyclistes et skieurs
DE3148725C1 (de) * 1981-12-09 1983-03-31 Bayerische Motoren Werke AG, 8000 München Schutzhelm,insbes,fuer Benutzer von Kraftfahrzeugen
JPS5937324U (ja) * 1982-09-03 1984-03-09 本田技研工業株式会社 ヘルメツト
DE8229801U1 (de) * 1982-09-16 1983-01-27 Hans Römer GmbH + Co, 7910 Neu-Ulm Schutzhelm, insbesondere Motorradhelm
DE8325066U1 (de) * 1983-09-01 1985-02-14 Uvex Winter Optik GmbH, 8510 Fürth Schutzhelm, insbesondere Integralhelm für Motorradfahrer
US4700411A (en) * 1984-11-16 1987-10-20 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Helmet
US4612675A (en) * 1985-03-07 1986-09-23 Bell Helmets Inc. Helmet with adjustable ventilation
US4698856A (en) * 1986-09-22 1987-10-13 Michio Arai Ventilated helmet
JPS6394924A (ja) * 1986-10-09 1988-04-26 小橋工業株式会社 ソイルブロツク製造装置
CH669716A5 (ja) * 1986-10-30 1989-04-14 Kiwi Sa
JPS63159508A (ja) * 1986-12-17 1988-07-02 昭栄化工株式会社 ヘルメツト
US4833735A (en) * 1987-07-01 1989-05-30 Gentex Corporation Helmet suspension with integrated crown straps and headband
JPH02118725U (ja) * 1989-03-10 1990-09-25

Also Published As

Publication number Publication date
KR920003918A (ko) 1992-03-27
KR920010985B1 (ko) 1992-12-26
DE69025610T2 (de) 1996-07-11
DE69025610D1 (de) 1996-04-04
JPH04100907A (ja) 1992-04-02
EP0474939B1 (en) 1996-02-28
US5136728A (en) 1992-08-11
EP0474939A1 (en) 1992-03-18
CA2031597C (en) 1995-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0623527Y2 (ja) ヘルメット
JPH0663124B2 (ja) ジェット型ヘルメット
EP1743538B1 (en) Full-face-type helmet
US3945044A (en) Goggle and accessories therefor
JP4592871B2 (ja) ヘルメット
EP0474941B1 (en) Helmet with improved ventilation
JP3675976B2 (ja) ヘルメット
JPH0635684B2 (ja) 乗車用ヘルメット
JPH0715734U (ja) ヘルメットの空気取入装置
JP2010043392A (ja) ヘルメット用シールドおよびこのようなシールドを備えているヘルメット
JPH0441138Y2 (ja)
JPH0638090Y2 (ja) ヘルメット
JPH057212Y2 (ja)
JPH026609A (ja) ヘルメット
JPH0437858Y2 (ja)
JPH0519296Y2 (ja)
JPH0627613Y2 (ja) ヘルメット
JPH0437857Y2 (ja)
JPH10245712A (ja) ヘルメット
JP2990688B2 (ja) ヘルメット
JPH0444590Y2 (ja)
JPH0441135Y2 (ja)
JPH0613215Y2 (ja) フルフェイス型ヘルメット
JPH0441137Y2 (ja)
JPH0441136Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080817

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090817

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090817

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100817

Year of fee payment: 16

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees