JP2002069738A - ヘルメット用チンカバーおよびこのチンカバーが取り付けられたヘルメット - Google Patents
ヘルメット用チンカバーおよびこのチンカバーが取り付けられたヘルメットInfo
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-
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- A42B3/04—Parts, details or accessories of helmets
- A42B3/10—Linings
- A42B3/105—Linings with additional protection for the neck
Abstract
け部2aと、この取り付け状態においてヘルメット装着
者の顎部付近に走行風が当るのを防止し得る風除け部2
cとを有する保形部材2を含んでいる。上記風除け部2
cは、少なくとも1つの通気孔7、8a、8bを有して
いる。 【効果】ヘルメット装着者の顎部付近の換気を良好に行
うことができる。
Description
の顎部を覆うためにヘルメットに取り付けられるチンカ
バーと、このチンカバーが取り付けられたヘルメットと
に関するものである。
は、例えば実公平5−16180号公報に記載されてい
る。この公報に記載されているチンカバーは、弾性保形
部材としての板状の取り付け部材と、この取り付け部材
に取り付けられた柔軟性カバー部材とから成っている。
そして、フルフェイス型ヘルメットに上記チンカバーを
取り付けた状態では、取り付け部材の上半部が外側シェ
ルの下端用縁部材と顎・頬部用衝撃吸収ライナとの間に
差し込まれるとともに、下半部が顎・頬部用衝撃吸収ラ
イナの下端面にほぼ沿って配される。このために、柔軟
性カバー部材は、ヘルメット装着者の顎部をその下方前
方からその下方にかけて覆った状態に配される。
ートバイを走行させると、ヘルメット装着者の胸部に当
って顎部に向う走行風は、柔軟性カバー部材により遮ら
れるので、ヘルメットの顎覆い部の下端とヘルメット装
着者の顎部との間に走行風が巻き込まれて風切り音が発
生することが防止される。
ンカバーをフルフェイス型ヘルメットに取り付けると、
ヘルメット装着者の顎部付近の換気が良好に行われない
欠点が生じる。
カバーの上述のような欠点を、比較的簡単な構成によ
り、効果的に是正するようにしたものである。
メット装着者の顎部付近の換気を良好に行うことができ
るヘルメット用チンカバーを提供することである。
装着者がオートバイを走行させているときに、ヘルメッ
ト装着者の胸部に当って顎部に向う走行風がヘルメット
の顎覆い部の下端とヘルメット装着者の顎部との間に巻
き込まれて風切り音が発生することを防止することがで
きるヘルメット用チンカバーを提供することである。
点によれば、ヘルメットに取り付けることができる取り
付け部と、この取り付け状態においてヘルメット装着者
の顎部付近に走行風が当るのを防止し得る風除け部とを
有する保形部材を備え、上記風除け部に少なくとも1つ
の通気孔が設けられているヘルメット用チンカバーに係
るものである。
よれば、上記第1の観点において、後方に向ってほぼ水
平方向に広がる柔軟性カバー部材が上記風除け部の下端
付近に取り付けられている。また、この第1の実施態様
においては、上記柔軟性カバー部材が通気性のある布地
材料から主として成っているのが好ましい。
よれば、上記第1の観点および上記第1の実施態様にお
いて、上記保形部材は、その中央部分が突出した状態で
ほぼ水平方向に沿ってほぼ円弧状に湾曲して延びかつほ
ぼ上下方向に立ち上がっている弾性を有するほぼ板状の
ものであり、上記保形部材が弾性材料から一体成形され
たものである。
よれば、上記第1および第2の実施態様において、上記
柔軟性カバー部材がほぼ三ヶ月形状である。
よれば、上記第1の観点および上記第1〜第3の実施態
様において、上記取り付け部は、上記保形部材の上部に
そのほぼ長さ方向に沿って形成され、上記風除け部は、
上記取り付け部の下方に位置規制用の段部を介して連設
されている。
よれば、上記第1の観点および上記第1〜第5の実施態
様において、上記通気孔は、上記風除け部のほぼ中央お
よび左右両側にそれぞれ1つずつ設けられていて合計で
3つである。
よれば、上記第1の観点および上記第1〜第6の実施態
様において、上記通気孔は、上記風除け部の後方に向っ
てほぼ錐台形状に突出した筒状突出部を有し、上記筒状
突出部は、前方開口および後方開口を有し、上記筒状突
出部は、上記後方開口から上記前方開口に向ってその開
口面積が末広がりに大きくなっている。
よれば、上記第1の観点および上記第1〜第7の実施態
様において、上記通気孔の少なくとも1つが排気孔とし
て機能するように構成されている。
よれば、上記第7および第8の実施態様において、上記
後方開口は、上記前方開口に対して上方に向って傾斜し
ており、この相対的な傾斜角度が25〜65°、さらに
好ましくは35〜55°の範囲である。
によれば、上記第7〜第9の実施態様において、上記後
方開口に対する上記前方開口の面積比が1.5〜4、さ
らに好ましくは2〜3.5の範囲である。
によれば、上記第7〜第10の実施態様において、上記
後方開口の開口面積が、0.5〜2cm2、さらに好ま
しくは0.8〜1.6cm2の範囲である。
によれば、上記第1の観点および上記第1〜第11の実
施態様において、上記風除け部の中央部の高さが1.5
〜3.5cm、さらに好ましくは2〜3cmの範囲であ
る。
によれば、上記第1の観点および上記第1〜第12の実
施態様において、上記風除け部は、その高さがその中央
部からその左右両側端に向って次第に小さくなるように
構成され、上記中央部の高さに対する上記左右両側端の
高さの比が1/4〜3/4、さらに好ましくは1/3〜
2/3の範囲である。
によれば、上記第1の観点および上記第1〜第13の実
施態様において、上記風除け部の表側の面に沿った水平
方向の長さが18〜32cm、さらに好ましくは21〜
29cmの範囲である。
によれば、上記第1の観点および上記第1〜第14の実
施態様において、上記取り付け部が少なくとも1つの係
止用爪部および/または少なくとも1つの係止用段部を
有する。
ば、ヘルメットに取り付けることができる取り付け部
と、この取り付け状態においてヘルメット装着者の顎部
付近に走行風が当るのを防止し得る風除け部とを有する
保形部材を備え、排気孔として機能する少なくとも1つ
の通気孔が上記風除け部に設けられ、上記保形部材は、
その中央部分が前方に突出した状態でほぼ水平方向に沿
ってほぼ円弧状に湾曲して延びかつほぼ上下方向に立ち
上がっている弾性を有するほぼ板状のものであり、上記
取り付け部は、上記保形部材の上部にそのほぼ長さ方向
に沿って形成され、上記風除け部は、上記取り付け部の
下方に連設され、上記通気孔は、上記風除け部の後方に
向ってほぼ錐台形状に突出した筒状突出部を有し、上記
筒状突出部は、前方開口および後方開口を有し、上記保
形部材は、弾性材料から一体成形されたものであり、後
方に向ってほぼ水平方向に広がる柔軟性カバー部材が上
記風除け部の下端付近に取り付けられているヘルメット
用チンカバーに係るものである。
よれば、上記第2の観点において、上記風除け部が上記
取り付け部の下端に位置規制用の段部を介して連設され
ている。
ば、頭部保護体を備え、上記第1の観点の上記第1〜第
15の実施態様および上記第2の観点の上記第1の実施
態様のいずれか1つによるチンカバーが上記取り付け部
においてこの頭部保護体に取り付けられているヘルメッ
トに係るものである。
よれば、上記第3の観点において、上記頭部保護体が外
側シェルとこの外側シェル内に配された衝撃吸収ライナ
とを有し、上記チンカバーの上記取り付け部が上記外側
シェルと上記衝撃吸収ライナとの間に差し込まれて上記
頭部保護体に取り付けられている。
れば、外側シェルとこの外側シェル内に配された衝撃吸
収ライナとを有する頭部保護体を備え、上記第1の観点
の上記第5〜第15の実施態様および上記第2の観点の
上記第1の実施態様のいずれか1つによるチンカバーの
上記取り付け部が上記外側シェルと上記衝撃吸収ライナ
との間に差し込まれて上記位置規制用段部が上記衝撃吸
収ライナの下端に位置規制された状態で上記頭部保護体
に取り付けられているヘルメットに係るものである。
ば、外側シェルとこの外側シェルの下端に取り付けられ
た縁部材とこの外側シェル内に配された衝撃吸収ライナ
とを有する頭部保護体を備え、上記第1の観点の上記第
15の実施態様によるチンカバーの上記取り付け部が上
記外側シェルと上記衝撃吸収ライナとの間に差し込まれ
て上記係止用爪部および/または上記係止用段部が上記
縁部材に係止された状態で上記頭部保護体に取り付けら
れているヘルメットに係るものである。
例におけるチンカバーとこのチンカバーが取り付けられ
たフルフェイス型ヘルメットとを図面を参照して説明す
る。
央部分が前方に突出した状態でほぼ水平方向に沿ってほ
ぼ円弧状に湾曲して延びかつほぼ上下方向に立ち上がっ
ている弾性を有するほぼ板状の保形部材2と、この弾性
保形部材2に後方に向ってほぼ水平方向に広がるように
取り付けられた柔軟性を有するほぼ三ケ月形状のカバー
部材3とからなっている。弾性保形部材2は、軟質ポリ
エチレンなどの合成樹脂、その他の弾性材料から所定の
形状に一体成形されたものであってよい。柔軟性カバー
部材3は、ほぼ三ケ月形状の柔軟性カバー本体3aと、
この柔軟性カバー本体3aの自由端(すなわち、三ケ月
形状の弦に相当する部分)を挟み込むようにこの自由端
に縫い付けなどにより取り付けられた柔軟性縁部材3b
とから成っていてよい。弾性保形部材2への柔軟性カバ
ー本体3aの取り付けは、柔軟性カバー本体3aの三ケ
月形状の弧に相当する部分(すなわち、上記弦に相当す
る部分に対向する部分)を弾性保形部材2の下端付近に
縫い付けるか、あるいは、接着すればよい。カバー部材
3の三ケ月形状の弦に相当する部分も、上記弧に相当す
る部分に向って屈曲したほぼ円弧状であってよい。
などのレース糸からレース編みして得たレース布地(例
えば、ダブル・ラッセル(raschel )・レース)などの
通気性に富んだ布地や、通気性のない人工皮革などの布
地のような、通気性または非通気性の適当な布地材料か
ら成っていてよい。柔軟性縁部材3bは、例えば2本の
ゴムベルトを互いに離間させた状態にして芯材とし、こ
れらの芯材を適当な布地で被覆した伸縮性および柔軟性
を有するテープ状部材から成っていてよい。このテープ
状部材は柔軟性カバー本体3aの自由端を挟み込むよう
に2つ折りにされて使用されてよい。
状態(図3〜図6参照)とヘルメット20に取り付けら
れた状態とで互いにほぼ同形である。この弾性保形部材
2は、チンカバー1として組み立てられたままの状態
(すなわち、柔軟性カバー部材3はすでに取り付けられ
てはいるがヘルメット20にはまだ取り付けられていな
い状態)には、図1および図2に示すように、ほぼ水平
方向における湾曲が図3〜図6に示す状態よりも大きく
なっている。この理由は、柔軟性縁部材2bが或る程度
伸長された状態で柔軟性カバー本体2aに取り付けられ
ているので、この柔軟性縁部材2bの収縮力がほぼ水平
方向における湾曲を大きくする力として柔軟性カバー本
体2aを通して柔軟性保形部材2に加わるからである。
に、その長さ方向に沿ってその上部に形成されかつヘル
メット20に取り付け得る取り付け部2aと、この取り
付け部2aの下端(すなわち、下方)に位置規制用の段
部2bを介して連設されかつヘルメット20の頭部保護
体21の顎覆い部21aの下方に配され得る風除け部2
cとから成っている。上記段部2bおよび上記風除け部
2cも、取り付け部2aと同様に、中央部分が前方に突
出した状態で弾性保形部材2のほぼ全長にわたってほぼ
円弧状に湾曲して延びている。
(A)に示すように、その左右両端付近の上端に左右一
対の係止用爪部4a、4bを有し、その中央付近および
左右両側に係止用段部5a、5b、5cをそれぞれ有し
ている。風除け部2cの下端には、その長さ方向に沿っ
て肉厚部6が形成されている。柔軟性カバー部材3は、
図1および図2に示すように、この肉厚部6の斜め上方
側において風除け部2cの下端付近に縫い付けなどによ
り取り付けられている。
は、図3〜図6に示すように、中央通気孔7および左右
一対の左側および右側通気孔8a、8bがほぼ横一列に
並ぶように設けられているので、風除け部2cに設けら
れている通気孔は合計で3つである。
ほぼ四角錐台形状などのほぼ錐台形状に突出した筒状突
出部またはつば部10を有している。これらのつば部1
0は、図7(A)および(C)に示すように、前方開口
11および後方開口12をそれぞれ有している。後方開
口12は、雨滴の侵入などを防止するために、前方開口
11に対して角度θだけ上方に向って傾斜している。こ
の傾斜角度θは、図示の実施例においては約45°であ
るが、実用性の観点から一般的に言って、25〜70°
の範囲であるのが好ましく、35〜60°の範囲である
のがさらに好ましい。
方開口12から前方開口11に向ってその開口面積が末
広がりに大きくなっているので、後方開口12は前方開
口11よりも面積が小さくなっている。この理由は、走
行風が通気孔7、8a、8bを通して弾性保形部材2の
風除け部2cの裏側に導入されるのをできるだけ防止し
て風除け部2cの裏側に負圧が発生し易くするためであ
る。通気孔7、8a、8bの後方開口12に対する前方
開口11の面積比は、図示の実施例においては約2.5
であるが、実用性の観点から一般的に言って、1.5〜
4の範囲であるのが好ましく、2〜3.5の範囲である
のがさらに好ましい。通気孔7、8a、8bのそれぞれ
は、図7(A)および(C)に示すように、後方開口1
2において開口面積が最も小さくなっている。後方開口
12の面積は、図示の実施例においては、約1.2cm
2であるが、実用性の観点から一般的に言って、0.5
〜2cm2の範囲であるのが好ましく、0.8〜1.6
cm2の範囲であるのがさらに好ましい。
高さH1図6および図7(A)参照)は、図示の実施例
の場合には約2.5cmであるが、実用性の観点から一
般的に言って、1.5〜3.5cmの範囲であるのが好
ましく、2〜3cmの範囲であるのがさらに好ましい。
風除け部2cの高さはその中央部からその左右両側端に
向って次第に小さくなるのが好ましい。上記中央部の高
さH1に対する上記左右両側端の高さH2の比は、図示の
実施例においては約1/2でありが、実用性の観点から
一般的に言って、1/4〜3/4の範囲であるのが好ま
しく1/3〜2/3の範囲であるのがさらに好ましい。
風除け部2cの表側の面に沿った水平方向の長さ(すな
わち、弧の長さ)は、図示の実施例においては約25c
mであるが、実用性の観点から言って、18〜32cm
の範囲であるのが好ましく、21〜29cmの範囲であ
るのがさらに好ましい。
口12の傾斜角度θ、後方開口12に対する前方開口1
1の面積比、後方開口12の面積、弾性保形部材2の風
除け部2cの中央部の高さH1、風除け部2cの中央部
の高さH1に対する左右両側端の高さH2の比および風除
け部2cの表側の面に沿った水平方向の長さについての
上述の数値範囲は、図3〜図7(E)に示すように一体
成形されたままの状態および図8〜図11に示すように
柔軟性カバー部材3が取り付けられてからヘルメット2
0に取り付けられた状態の弾性保形部材2について該当
するのみでなく、図1および図2に示すように柔軟性カ
バー部材3はすでに取り付けられているがヘルメット2
0にはまだ取り付けられていない状態の弾性保形部材2
についても実質的に該当する。
メット20は、図8〜図11に示すように、ヘルメット
装着者22の頭部に装着されるフルフェイス型のキャッ
プ状頭部保護体21と、ヘルメット装着者22の頭頂部
と口部22aとの間(すなわち、顔面上部)に対向する
ように頭部保護体21の前面に形成した窓孔23を開閉
し得るシールド板24と、頭部保護体21の内側に取り
付けた左右一対の顎掛け用バンド25とから成ってい
る。シールド板24は、従来から周知のように、ポリカ
ーボネートなどの硬質合成樹脂、その他の透明または半
透明の硬質材料から成り、左右一対の取付けねじ26に
より頭部保護体21にほぼ上下方向に往復回動可能に取
り付けられていよい。シールド板24は、図8〜図11
に示す復回動位置においては窓孔23を閉塞し、この復
回動位置から上方へ回動した往回動位置においては、窓
孔23を開放し、これら両者の中間の位置においては、
窓孔23を部分的に開放し得るように構成されている。
着者22がシールド板24を上方および下方に往復回動
させる際に指で摘むために、シールド板24に設けた摘
み部である。符号28は、ヘルメット装着者22が復回
動位置に有るシールド板24を上方へごく僅か往回動さ
せる際に作動させるために、頭部保護体21に設けた作
動レバーである。
うに、(i)この頭部保護体21の外周壁を構成するフ
ルフェイス型の外側シェル31、(ii)この外側シェル
31の下端の全周囲にわたって接着などにより取り付け
られた断面ほぼU字状の下端用縁部材32、(iii )頭
部保護体21の窓孔23を形成するために外側シェル1
1に形成した窓孔33の全周囲にわたって接着などによ
り取り付けた断面ほぼE字状の窓孔用縁部材34、(i
v)ヘルメット装着者22の前頭部、 頭頂部、左右両側
頭部および後頭部にそれぞれ対向する前頭領域、頭頂領
域、左右両側頭領域および後頭領域における外側シェル
31の内周面に当接させて接着などにより取り付けた頭
部用裏当て部材35、および、(v)ヘルメット装着者
22の顎部22bおよび頬部22cにそれぞれ対向する
顎領域および頬領域における外側シェルの内周面に当接
させて接着などにより取り付けた顎・頬部用裏当て部材
36、から成っている。
に、FRPなどの硬質合成樹脂、 その他の硬質材料か
ら成る強度の大きいシェル本体の内周面に多孔性不織布
などの柔軟性シートを裏張りした複合材料から成ってい
てよい。下端用縁部材32は、従来から周知のように、
発泡塩化ビニール、 合成ゴムなどの軟質合成樹脂、そ
の他の軟質材料から成っていてよい。窓孔用縁部材34
は、従来から周知のように、合成ゴム、 その他の可撓
性に富んだ弾性材料から成っていてよい。
1に示すように、外側シェル31内に配された頭部用衝
撃吸収ライナ37と、この頭部用衝撃吸収ライナ37の
内側面全体をほぼ覆うようにこの頭部用衝撃吸収ライナ
37に取り付けた通気性の頭部用裏当てカバー38とか
ら成っている。顎・頬部用裏当て部材36は、外側シェ
ル31内に配された顎・頬部用衝撃吸収ライナ41と、
ヘルメット装着者の左右両頬部22cにそれぞれ対向す
る左右両頬領域における顎・頬部用衝撃吸収ライナ41
の内側面に当接させて取り付けた左右一対の頬部用ブロ
ック状内装パッド42とから成っている。
用衝撃吸収ライナ41は、従来から周知のように、発泡
ポリスチレンなどの合成樹脂、 その他の適度な剛性と
適度な塑性とを備えた材料から成っていてよい。頭部用
裏当てカバー38は、従来から周知のように、頭部用衝
撃吸収ライナ37に対向する側の面(すなわち、外側
面)または両側面にウレタンフォームなどの合成樹脂、
その他の柔軟性に富んだ弾性材料から成る適当な形状の
層をラミネートした織布や多孔性不織布などを組み合わ
せたものから成っていてよい。頬部用ブロック状内装パ
ッド42は、従来から周知のように、ウレタンフォーム
などの合成樹脂、その他の柔軟性に富んだ弾性材料から
構成した厚板状のクッション部材と、このクッション部
材を袋状に覆っている袋状部材とから成っていてよい。
側シェル31の顎領域(すなわち、ヘルメット装着者2
2の顎部22bに対向する領域)にほぼ水平方向に延び
るように左右一対設けられた排気孔兼用の吸気孔であ
る。これらの給排気孔43a、43bのそれぞれは、外
側シェル31の前面の中心寄りの一半部分が吸気孔部分
として機能し、また、外方寄りの他半部分が排気孔部分
として機能する。符号44は、ほぼ水平方向に往復動操
作されることによって、給排気孔43a、43bの給気
孔部分を開放状態(すなわち、外気が給排気孔43a、
43bの給気孔部分を通して頭部保護体21の内部空間
に流入し得る状態)にしたり遮蔽状態(すなわち、外気
が給排気孔43a、43bの給気孔部分を通して頭部保
護体21の内部空間に流入し得ない状態)にしたりする
シャッタ部材である。
気孔43a、43bの給気孔部分から給気用通路46を
通して外側シェル31内に流入した外気がシールド板2
4の内側面に向かって上昇するための給気用開口であ
り、シャッタ部材44はこの給気用開口45を開閉す
る。符号47、48は、外側シェル31と顎・頬部用衝
撃吸収ライナ41との間において上記給気用通路46を
形成するための給気通路形成部材である。符号49は、
従来から周知のブレスガードである。このブレスガード
49は、顎・頬部用衝撃吸収ライナ41の外側面(すな
わち、前面)と、外側シェル31および給気通路形成部
材47、48の内側面(すなわち、後面)との間に挟み
込んで頭部保護体21に取り付けられている。
て部材35には、この頭部裏当て部材35に沿って前端
付近から後端付近までほぼ半円形状に延びる少なくとも
2本の頭部用空気通路51が設けられている。この頭部
用空気通路51の始端には空気流入口52が設けられ、
この空気流入口52はシールド板24の内側面の上端付
近に開口している。上記頭部空気通路51の終端には空
気流出口53が設けられ、この空気流出口53はヘルメ
ット装着者22の後頭部に対向する頭部保護体21の後
頭領域の左右方向におけるほぼ中央部のほぼ下端付近に
開口している。
外側シェル31の前頭領域に左右一対設けられた前頭部
ベンチレータの左右一対のシャッタ部材であり、その長
さ方向に沿って往復摺動させることによりこれらの前頭
部ベンチレータの給気孔をそれぞれ開放状態および遮蔽
状態にすることができる。符号55は、外側シェル31
の後頭領域に左右一対設けられた後頭部ベンチレータの
左右一対のシャッタ部材であり、その長さ方向に沿って
往復摺動させることによりこれらの後頭部ベンチレータ
の排気孔をそれぞれ開放状態および遮蔽状態にすること
ができる。
面に沿って上方する外気(すなわち、空気)は、シール
ド板24の上端付近において空気流入口52から頭部用
空気通路51内に流入し、この頭部用空気通路51内を
空気流出口53まで移動した後、この空気流出口53か
ら外部に放出される。この際、シャッタ部材54が前記
前頭部ベンチレータの前記給気孔を開放状態にしていれ
ば、これらの給気孔から外気が頭部用空気通路51に流
入する。また、シャッタ部材55が前記後頭部ベンチレ
ータの前記排気孔を開放状態にしていれば、頭部用空気
通路51の空気の一部がこれらの排気孔から外部に流出
する。
ット20の頭部保護体21の顎覆い部21aは、弾性保
形部材2と柔軟性カバー部材3とからなるチンカバー1
が取り付けられている。
の説明 図1および図2に示すチンカバー1を図8〜図11に示
すようにフルフェイス型ヘルメット20の頭部保護体2
1に取り付けるには、以下の手順によればよい。
し広げて、そのほぼ水平方向における湾曲の程度を図3
〜図6に示す状態まで低減させる。
吸収ライナ41との間(具体的には、下端用縁部材32
の内周面と顎・頬部用衝撃吸収ライナ41の外周面との
間)に弾性保形部材2の取り付け部2aをその上端から
差し込む。この差し込みは、図11に示すように、弾性
保形部材2の段部2bが顎・頬部用衝撃吸収ライナ41
の外周面の下端に当接して位置規制された状態になるま
で行う。この状態においては、取り付け部2aが下端用
縁部材32の内周面と顎・頬部用衝撃吸収ライナ41の
外周面との間に圧着されるとともに、左右一対の係止用
爪部4a、4bおよび3つの係止用段部5a、5b、5
cが下端用縁部材32の内周面の上端などにそれぞれ係
止されるので、弾性保形部材2、ひいてはチンカバー1
は、簡単に抜け落ちないおように頭部保護体21に取り
付けられる。
すときには、風除け部2cなどを下方に強く引張ればよ
い。この場合、係止用爪部4a、4bおよび係止用段部
5a、5b、5cは下端用縁部材32の内周面の上端な
どに対する係止を解除されて、取り付け部2aが頭部保
護体21から抜き出される。
20の頭部保護体21に取り付けられている状態におい
ては、風除け部2cが頭部保護体21の下端からさらに
下方に延びている。したがって、風除け部2cは、図9
および図11に示すように、ヘルメット装着者22の顎
部22bをその下方前方から覆っている。また、柔軟性
カバー部材3は、顎部22bをその下方前方からその下
方にかけて覆っている。
2がオートバイを走行させると、顎部22bの下方付近
に向って来る走行風は、風除け部2cの外周面に当って
この風除け部2cの外周面に沿って相対的に後方に流れ
るので、風除け部2cにより整流される。このために、
風除け部2cの内側部分が負圧となるので、通気孔7、
8a、8bが排気孔として機能する。この結果、顎部2
2bの下方前方の空気が後方開口12から通気孔7、8
a、8bに流入して前方開口11から外部に放出される
ので、顎部22b付近の換気が良好に行われる。これと
ともに、ヘルメット装着者22の胸部に当って顎部22
bに向かう走行風は柔軟性カバー部材3により或る程度
遮られるので、頭部保護体21の顎覆い部21aの下端
とヘルメット装着者22の顎部22bとの間に走行風が
巻き込まれて風切り音が発生することが防止される。
顎覆い部21aの下端とヘルメット装着者22の顎部2
2bとの間に走行風が巻き込まれて風切り音が発生する
ことを防止する効果のみを考慮すれば、通気性のない布
地材料であるのが好ましいが、このような風切り音の発
生の防止とシールド板24に対する防曇との両方の効果
を考慮すれば、通気性のあるレース布地などの布地材料
から主として成っているのが好ましい。
細に説明したが、本発明は、この実施例に限定されるも
のではなく、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に
基づいて各種の変更および修正が可能である。
バー1をフルフェイス型ヘルメット20に取り付けるよ
うにしたが、顎覆い部分が上昇可能なジェット型兼用の
フルフェイス型ヘルメットにも取り付けるようにするこ
ともできる。この場合、チンカバー1は、必要に応じて
柔軟性カバー部材3が省略されたものであってもよい
し、柔軟性カバー部材3の形状が変更されたものであっ
てもよい。
2cにほぼ横一列に並ぶように3つの通気孔7、8a、
8bを設けたが、通気孔の数や配置箇所などは必要に応
じて任意に変更することができる。
7、8a、8bのすべてが排気孔として機能するように
構成したが、必要に応じて、これらの通気孔の少なくと
も1つが排気孔として機能し、排気孔として機能しない
通気孔は給気孔として機能するようにしてもよい。
部付近の換気を良好に行うことができる。
れば、ヘルメット装着者がオートバイを走行させている
ときに、ヘルメット装着者の胸部に当って顎部に向う走
行風がヘルメットの顎覆い部の下端とヘルメット装着者
の顎部との間に巻き込まれて風切り音が発生するのを効
果的に防止することができる。
の斜め上方から見た斜視図である。
材の斜め上方から見た斜視図である。
る。(B)は、図5のB−B線に沿った断面図である。
(C)は、図5のC−C線に沿った断面図である。
(D)は、図5のD−D線に沿った断面図である。
(E)は、図5のE−E線に沿った断面図である。
ットに取り付けた状態におけるフルフェイス型ヘルメッ
ト全体の斜め前方から見た斜視図である。
である。
面図である。
部分を拡大した図である。
Claims (5)
- 【請求項1】ヘルメットに取り付けることができる取り
付け部と、この取り付け状態においてヘルメット装着者
の顎部付近に走行風が当るのを防止し得る風除け部とを
有する保形部材を備え、 少なくとも1つの通気孔が上記風除け部に設けられてい
るヘルメット用チンカバー。 - 【請求項2】後方に向ってほぼ水平方向に広がる柔軟性
カバー部材が上記風除け部の下端付近に取り付けられて
いる請求項1に記載のチンカバー。 - 【請求項3】上記保形部材は、その中央部分が前方に突
出した状態でほぼ水平方向に沿ってほぼ円弧状に湾曲し
て延びかつほぼ上下方向に立ち上がっている弾性を有す
るほぼ板状のものであり、 上記保形部材が弾性材料から一体成形されたものである
請求項1または2に記載のチンカバー。 - 【請求項4】ヘルメットに取り付けることができる取り
付け部と、この取り付け状態においてヘルメット装着者
の顎部付近に走行風が当るのを防止し得る風除け部とを
有する保形部材を備え、 排気孔として機能する少なくとも1つの通気孔が上記風
除け部に設けられ、 上記保形部材は、その中央部分が前方に突出した状態で
ほぼ水平方向に沿ってほぼ円弧状に湾曲して延びかつほ
ぼ上下方向に立ち上がっている弾性を有するほぼ板状の
ものであり、 上記取り付け部は、上記保形部材の上部にそのほぼ長さ
方向に沿って形成され、 上記風除け部は、上記取り付け部の下方に連設され、 上記通気孔は、上記風除け部の後方に向ってほぼ錐台形
状に突出した筒状突出部を有し、 上記筒状突出部は、前方開口および後方開口を有し、 上記保形部材は、弾性材料から一体成形されたものであ
り、 後方に向ってほぼ水平方向に広がる柔軟性カバー部材が
上記風除け部の下端付近に取り付けられているヘルメッ
ト用チンカバー。 - 【請求項5】頭部保護体を備え、 請求項1〜4のいずれか1つに記載のチンカバーが上記
取り付け部においてこの頭部保護体に取り付けられてい
るヘルメット。
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