JPS6328175Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6328175Y2 JPS6328175Y2 JP1982201368U JP20136882U JPS6328175Y2 JP S6328175 Y2 JPS6328175 Y2 JP S6328175Y2 JP 1982201368 U JP1982201368 U JP 1982201368U JP 20136882 U JP20136882 U JP 20136882U JP S6328175 Y2 JPS6328175 Y2 JP S6328175Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- helmet
- eaves
- guide plate
- forehead
- shock absorbing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 8
- 210000001061 forehead Anatomy 0.000 description 10
- 210000003128 head Anatomy 0.000 description 5
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229920006327 polystyrene foam Polymers 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011359 shock absorbing material Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はヘルメツトに関し、更に詳しくは庇
を具備したヘルメツトにおける通気構造の改良に
関する。
を具備したヘルメツトにおける通気構造の改良に
関する。
従来の庇を具備したヘルメツト、例えばジエツ
ト形を呈したモトクロス競技用のヘルメツトは、
その使用に際しゴーグルを着用するが、走行時ヘ
ルメツトに当たる風は庇の内側面に沿つて流れ、
庇の基部側が取付けられた位置よりも下方に突出
したヘルメツトの前側下部に当たる手前位置で下
方へ向きを変え、風の流れはゴーグル表面に沿つ
て下方へ流れる。
ト形を呈したモトクロス競技用のヘルメツトは、
その使用に際しゴーグルを着用するが、走行時ヘ
ルメツトに当たる風は庇の内側面に沿つて流れ、
庇の基部側が取付けられた位置よりも下方に突出
したヘルメツトの前側下部に当たる手前位置で下
方へ向きを変え、風の流れはゴーグル表面に沿つ
て下方へ流れる。
そのため、ヘルメツトの前額部下端とゴーグル
上端との隙間より入り込みて頭の額部分に風が当
たるといつたことは全くなく、従つて、風がヘル
メツト内面に沿つて後方へ流れ、頭部を冷やすと
いつた通気作用は十分に発揮されていないもので
ある。
上端との隙間より入り込みて頭の額部分に風が当
たるといつたことは全くなく、従つて、風がヘル
メツト内面に沿つて後方へ流れ、頭部を冷やすと
いつた通気作用は十分に発揮されていないもので
ある。
尚、ゴーグルを外したとしても上記した風の流
れはほとんど変わらないものである。
れはほとんど変わらないものである。
本考案は上述したような事情に鑑み案出したも
ので、庇本体の下側に誘導板を取付け、庇本体の
下面に沿つて吹き込む風を強制的にヘルメツトの
前額部下端とゴーグル上端との隙間を通して額部
分に当て、それにより風がヘルメツトの内面に沿
つて後方へ流れ、通気作用が円滑に行なわれるよ
うにしたヘルメツトを提供せんとするものであ
る。
ので、庇本体の下側に誘導板を取付け、庇本体の
下面に沿つて吹き込む風を強制的にヘルメツトの
前額部下端とゴーグル上端との隙間を通して額部
分に当て、それにより風がヘルメツトの内面に沿
つて後方へ流れ、通気作用が円滑に行なわれるよ
うにしたヘルメツトを提供せんとするものであ
る。
斯る目的を達成する本考案のヘルメツトは、ヘ
ルメツトに取付けられた庇本体の下側から帽体内
の衝撃吸収ライナーの前端縁に渉り誘導板を取付
けて庇本体の先部下面との間に空気流入口を、衝
撃吸収ライナーの前端部下面との間に空気流出口
を設けたことを要旨とするものである。
ルメツトに取付けられた庇本体の下側から帽体内
の衝撃吸収ライナーの前端縁に渉り誘導板を取付
けて庇本体の先部下面との間に空気流入口を、衝
撃吸収ライナーの前端部下面との間に空気流出口
を設けたことを要旨とするものである。
本考案の対象となるヘルメツトは庇が設けられ
たヘルメツトであれば良く、ジエツト形、フルフ
エース形等、何れでも良いものである。
たヘルメツトであれば良く、ジエツト形、フルフ
エース形等、何れでも良いものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第１図は縦断側面図を示し、図中Ａはヘルメツ
ト、Ｂは庇、Ｃは誘導板である。
ト、Ｂは庇、Ｃは誘導板である。
ヘルメツトＡはジエツト形を呈し、FRP等の
素材によつて成形した帽体１と、その帽体１の内
側に嵌合したポリスチレンフオーム又はこれと同
等以上の衝撃吸収性能をもつ材料で形成した衝撃
吸収ライナー２、及び衝撃吸収ライナー２の内側
に貼着したサイドクツシヨン３、ヘツドクツシヨ
ン４、耳クツシヨン５等の着装体と、更に図示を
省略した顎紐を取付けた今日周知の構造のもの
で、ヘルメツトＡの前額部に庇Ｂがスナツプ６，
６′で着脱可能に取付けられている。庇Ｂは、軟
質の合成樹脂によつて成形され、後端基部は上方
に起曲されてスナツプ６′が固着されており、そ
のスナツプ６′を帽体１側に固着したスナツプ６
に嵌着して止めるようになつている。
素材によつて成形した帽体１と、その帽体１の内
側に嵌合したポリスチレンフオーム又はこれと同
等以上の衝撃吸収性能をもつ材料で形成した衝撃
吸収ライナー２、及び衝撃吸収ライナー２の内側
に貼着したサイドクツシヨン３、ヘツドクツシヨ
ン４、耳クツシヨン５等の着装体と、更に図示を
省略した顎紐を取付けた今日周知の構造のもの
で、ヘルメツトＡの前額部に庇Ｂがスナツプ６，
６′で着脱可能に取付けられている。庇Ｂは、軟
質の合成樹脂によつて成形され、後端基部は上方
に起曲されてスナツプ６′が固着されており、そ
のスナツプ６′を帽体１側に固着したスナツプ６
に嵌着して止めるようになつている。
庇Ａの下側に取付けられる誘導板Ｃは、軟質の
合成樹脂によつて薄肉板状に形成し、その左右両
側に掛止突片７，７′を同一体に延長突設すると
共に、該掛止突片７，７′には庇Ｂの両側部上面
に固着突設した掛合突部８に嵌着掛止する掛止孔
９を形成する。
合成樹脂によつて薄肉板状に形成し、その左右両
側に掛止突片７，７′を同一体に延長突設すると
共に、該掛止突片７，７′には庇Ｂの両側部上面
に固着突設した掛合突部８に嵌着掛止する掛止孔
９を形成する。
又、誘導板Ｃにおける左右の掛止突片７，７′
より内方位置には該誘導板Ｃを庇本体Ｂ下面より
所定の間隔をおいて保持するための突隆１３，１
３′が設けられると共に、その左右の突隆１３，
１３′間にはヘルメツトＡの前額部表面と庇本体
Ｂの取付基部との間に生じる隙間を閉じ、風が外
部へ漏れる防ぐ舌片１０が一体に形成してある。
更に、誘導板Ｃの後端縁は稍々上向きに折曲げて
空気をヘルメツト内に送り込むようにしてある。
より内方位置には該誘導板Ｃを庇本体Ｂ下面より
所定の間隔をおいて保持するための突隆１３，１
３′が設けられると共に、その左右の突隆１３，
１３′間にはヘルメツトＡの前額部表面と庇本体
Ｂの取付基部との間に生じる隙間を閉じ、風が外
部へ漏れる防ぐ舌片１０が一体に形成してある。
更に、誘導板Ｃの後端縁は稍々上向きに折曲げて
空気をヘルメツト内に送り込むようにしてある。
上記の如く構成した誘導板Ｃをスナツプ６，
６′によつて庇本体Ｂの先部下側からヘルメツト
Ａの前額部下端に於ける衝撃吸収ライナー２の下
端後縁に渉つて取付けると、庇本体Ｂの先部下面
との間に空気流入口１１を、又、衝撃吸収ライナ
ー２の下端面との間に空気流出口１２を形成する
ことが出来る。
６′によつて庇本体Ｂの先部下側からヘルメツト
Ａの前額部下端に於ける衝撃吸収ライナー２の下
端後縁に渉つて取付けると、庇本体Ｂの先部下面
との間に空気流入口１１を、又、衝撃吸収ライナ
ー２の下端面との間に空気流出口１２を形成する
ことが出来る。
それによつて、庇本体Ｂの下面側に沿う空気の
流れは空気流入口１１より入り、後方の空気流出
口１２よりヘルメツトＡの前額部下端を通して額
部分に当ると共に、頭部とヘルメツトＡ内面の隙
間に吹き出され、空気はヘルメツトＡ内面に沿つ
て後方へ流れ、首部後側に生じる陰圧によつて吸
引され、ヘルメツトＡ外部に流出される。
流れは空気流入口１１より入り、後方の空気流出
口１２よりヘルメツトＡの前額部下端を通して額
部分に当ると共に、頭部とヘルメツトＡ内面の隙
間に吹き出され、空気はヘルメツトＡ内面に沿つ
て後方へ流れ、首部後側に生じる陰圧によつて吸
引され、ヘルメツトＡ外部に流出される。
本考案のヘルメツトは以上の如き構成としたも
のであるから、庇本体の下側へ入り込む風を、庇
本体の下面と誘導板とで形成された空気流入口よ
り取り入れ、後方の空気流出口より額部分に当て
ると共に、ヘルメツトの内側へ強制的に送り込む
ことができる。
のであるから、庇本体の下側へ入り込む風を、庇
本体の下面と誘導板とで形成された空気流入口よ
り取り入れ、後方の空気流出口より額部分に当て
ると共に、ヘルメツトの内側へ強制的に送り込む
ことができる。
従つて、ヘルメツト内の通気を円滑に行なうこ
とが出来、頭部を適度に冷やして頭部が蒸れるの
を防ぎ、疲労を軽減することが出来るものであ
る。
とが出来、頭部を適度に冷やして頭部が蒸れるの
を防ぎ、疲労を軽減することが出来るものであ
る。
しかも、空気流入口と空気流出口は庇本体と誘
導板によつて区画形成し、ヘルメツトの帽体には
通孔等を開設する必要がないため、ヘルメツトの
強度が低下するといつた危険は全く無く、安全性
に富んだヘルメツトを提供できる。
導板によつて区画形成し、ヘルメツトの帽体には
通孔等を開設する必要がないため、ヘルメツトの
強度が低下するといつた危険は全く無く、安全性
に富んだヘルメツトを提供できる。
図面は本考案の一実施例を示し、第１図は縦断
側面図、第２図は同正面図、第３図は同底面図、
第４図は要部の斜視図、第５図は誘導板の斜視図
である。 図中、Ａ：ヘルメツト、Ｂ：庇本体、Ｃ：誘導
板、１：帽体、２：衝撃吸収ライナー、１１：空
気流入口、１２：空気流出口。
側面図、第２図は同正面図、第３図は同底面図、
第４図は要部の斜視図、第５図は誘導板の斜視図
である。 図中、Ａ：ヘルメツト、Ｂ：庇本体、Ｃ：誘導
板、１：帽体、２：衝撃吸収ライナー、１１：空
気流入口、１２：空気流出口。
Claims (1)
- ヘルメツトに取付けられた庇本体の下側から帽
体内の衝撃吸収ライナーの前端縁に渉り誘導板を
取付けて庇本体の先部下面との間に空気流入口
を、衝撃吸収ライナーの前端部下面との間に空気
流出口を設けたヘルメツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20136882U JPS59109726U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | ヘルメツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20136882U JPS59109726U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | ヘルメツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59109726U JPS59109726U (ja) | 1984-07-24 |
| JPS6328175Y2 true JPS6328175Y2 (ja) | 1988-07-29 |
Family
ID=30426867
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20136882U Granted JPS59109726U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | ヘルメツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59109726U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0431230Y2 (ja) * | 1987-01-27 | 1992-07-28 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5752532B2 (ja) * | 1975-05-20 | 1982-11-08 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5752532U (ja) * | 1980-09-12 | 1982-03-26 |
-
1982
- 1982-12-29 JP JP20136882U patent/JPS59109726U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5752532B2 (ja) * | 1975-05-20 | 1982-11-08 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59109726U (ja) | 1984-07-24 |
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| JPH0216973Y2 (ja) | ||
| JPH052572Y2 (ja) | ||
| JPH0519295Y2 (ja) |