JP2002004127A - ヘルメット - Google Patents

ヘルメット

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JP2002004127A
JP2002004127A JP2000185108A JP2000185108A JP2002004127A JP 2002004127 A JP2002004127 A JP 2002004127A JP 2000185108 A JP2000185108 A JP 2000185108A JP 2000185108 A JP2000185108 A JP 2000185108A JP 2002004127 A JP2002004127 A JP 2002004127A
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JP
Japan
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helmet
cap
cover
cap body
liner
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000185108A
Other languages
English (en)
Inventor
Fusami Oyama
総美 尾山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oshima Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Oshima Electric Works Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘルメットに通気用の通気孔を穿設したもの
において、該通気孔から雨水や冷気が入らないようにす
る。 【解決手段】 ヘルメット外殻を構成する帽体1に開設
した通気孔1aにカバー8を着脱自在に係止して通気孔
1aを塞ぐようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘルメット、特に
通学用のヘルメットの技術分野に属するものである。
【0002】
【従来技術】今日、小中学校の児童、生徒の通学に際
し、ヘルメットを着用することが推奨され、その安全性
が高く評価されている。ところでこのようなヘルメット
は、外殻となる樹脂製の帽体、該帽体の内周に装着され
る衝撃吸収ライナーを備えて形成されるが、従来のヘル
メットは帽体およびライナーが何れも通気孔のないもの
であったため、通気性が損なわれ、ヘルメットを被った
まま激しく動き回ると、頭部が蒸れるという問題があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで帽体およびライ
ナーに通気孔を穿設して頭部が蒸れることを解消しよう
とする試みがある。しかるにこのようにすると、今度は
雨水が通気孔からヘルメット内に流れ込んできて頭が濡
れるうえ、冬季においては冷風がヘルメット内に吹き込
んで寒くなるなどの問題が残されており、ここに本発明
の解決すべき課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作
されたものであって、外殻となる帽体と、該帽体の内周
面に固定される衝撃吸収用のライナーとを備えて構成さ
れるヘルメットにおいて、前記帽体およびライナーに通
気孔を開設して通気性のあるヘルメットを構成するにあ
たり、ヘルメット外周面には、通気孔を覆うためのカバ
ーを着脱自在に取り付けたことを特徴とするヘルメット
である。そしてこのように構成することによって、通気
性のあるヘルメットでありながら、降雨時や冬季等にお
いては必要において通気孔を塞ぐことができることにな
る。このものにおいて、通気孔は列状に形成されるもの
とし、帽体には、前記通気孔列に近接してリブ状突起が
形成されていることを特徴とすることができ、このよう
にすることにより、通気孔列を開設しながら、強度を損
なうことがないようにできる。またこのものにおいて、
ライナーの内周面には、通気孔列に対応して凹溝が形成
され、該凹溝底部に通気孔が開設されていることを特徴
とすることができ、このようにすることにより、通気孔
を通してヘルメット内に入った外気を広く拡散できるよ
うにして頭の蒸れの低減が計れる。さらにこれらのもの
において、カバーの帽体への取り付けは、カバーに係止
爪を突設し、該係止爪を帽体通気孔に係脱自在に係止す
ることで行なうように構成したことを特徴とすることが
でき、このようにした場合には、カバーの取り付けが帽
体通気孔を有効に利用してできることになって、帽体側
にカバー取り付け用の部材を別途形成したりする必要が
ない。
【0005】
【発明の実施の形態】次ぎに、本発明の実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。図面において、1はヘ
ルメットの外殻を構成する硬質樹脂製の帽体、2は該帽
体1の内周に装着される衝撃吸収用のライナーであっ
て、ヘルメットはこれら部材から構成されるが、前記帽
体1の頂部左右位置(正面視で左右中央位置から左右に
ずれた位置)には、前後方向に間隔を存する状態で二列
の通気孔1a列が前後方向に長孔状に穿設されている。
そしてさらに帽体1の外周面には、前記通気孔1a列の
左右方向外方近傍に位置して前後方向に長いリブ状突起
1bが形成されていて、前記通気孔1aを形成したこと
による帽体1の強度低下を補強するようになっている。
【0006】一方、前記ライナー2は、本実施の形態で
は発泡スチロールで形成されるが、ライナー2の通気孔
1a列に対応する部位の内周部は、通気孔1aよりも幅
広に設定された凹溝2aとなっており、さらに該凹溝2
aの通気孔1aと対応する部位には、前後方向に長い通
気孔2bが開設されており、これら通気孔1a、2bに
よりヘルメット内外の通気ができるようになっている。
因みに、ライナー2側の通気孔2bは、帽体1側の通気
孔1aよりも大きくなっており、これによって帽体側通
気孔1aの周縁にはライナー2がない状態になってい
る。
【0007】3は帽体1にリベット4を介して止着され
る顎紐、5は帽体後部外周に取り付けられる反射板であ
る。尚、ライナー2の内周には面テープ(図示せず)を
介して着脱自在にヘッドクッション(図示せず)が止着
されている。
【0008】6は帽体1のカバーであって、該カバー6
は、前記二列の通気孔1a列を覆うものとなるよう、左
右幅が前記リブ状突起1bの左右間隔内に収まり、前後
長さが通気孔1a列の前後長さよりも長くなるよう設定
されるが、その裏面には、前後左右に二対の係止爪6a
が突設されている。そしてカバー6は、係止爪6aを通
気孔1aに係脱自在に嵌入係止することで帽体1の外周
面に止着され、これによって通気孔1a、2bを外側か
ら塞ぐようになっている。
【0009】叙述の如く構成された本実施の形態におい
て、ヘルメットは、帽体1およびライナー2に通気孔1
a、2bが開設されているため、通気性があって快適な
ものとなり、頭が蒸れたりすることを解消できる。この
ように、通気性を備えたヘルメットでありながら、降雨
時や冬季等においては、カバー6を帽体1の外周面に止
着して通気孔1a、2bを塞ぐことが必要においてで
き、このようにして通気孔1a、2bを塞げば、雨水や
冷風がヘルメット内に入り込むことを防止できる。
【0010】しかもこのものでは、帽体1の通気孔1a
は列状に形成されているが、帽体1の外周面には、この
通気孔1a列に近接するようにしてリブ状突起1bが形
成されていて帽体の補強をしているので、通気孔1a列
を形成したことによる強度低下を相殺できて、強度面で
問題となることを回避している。また、ライナー2にあ
っては、通気孔1a列に対応して凹溝2aが形成され、
この凹溝2aの底部に通気孔2bが開設されているた
め、ヘルメット内に入った外気は、通気孔2b部位とい
う局部的な範囲でなく、凹溝2aで拡散されて広い範囲
に行き渡ることになって、快適性が向上する。
【0011】そのうえこのものでは、カバー6の帽体1
への取付けは、該カバー6に突設した係止爪6aを、帽
体通気孔1aに係脱自在に係止して行なうものであるか
ら、帽体側にカバー6の取り付け部材を別途形成したり
する必要がなく、帽体通気孔1aがカバー6の取り付け
部に兼用化され、帽体1の外観が損なわれることがない
だけでなく、帽体1の複雑化も回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カバーを取り付けた状態のヘルメットの斜視図
である。
【図2】ヘルメットの側面図である。
【図3】ヘルメットの背面図である。
【図4】ヘルメットの断面側面図である。
【図5】ヘルメットの正面端面図である。
【図6】ヘルメットの要部拡大端面図である。
【図7】カバーの平面図である。
【図8】カバーの側面図である。
【図9】(A)はカバーの断面正面図、(B)はカバー
の断面側面図である。
【符号の説明】
1 帽体 1a 通気孔 2 ライナー 2b 通気孔 6 カバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外殻となる帽体と、該帽体の内周面に固
    定される衝撃吸収用のライナーとを備えて構成されるヘ
    ルメットにおいて、前記帽体およびライナーに通気孔を
    開設して通気性のあるヘルメットを構成するにあたり、
    ヘルメット外周面には、通気孔を覆うためのカバーを着
    脱自在に取り付けたことを特徴とするヘルメット。
  2. 【請求項2】 請求項1において、通気孔は列状に形成
    されるものとし、帽体には、前記通気孔列に近接してリ
    ブ状突起が形成されていることを特徴とするヘルメッ
    ト。
  3. 【請求項3】 請求項2において、ライナーの内周面に
    は、通気孔列に対応して凹溝が形成され、該凹溝底部に
    通気孔が開設されていることを特徴とするヘルメット。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3において、カバー
    の帽体への取り付けは、カバーに係止爪を突設し、該係
    止爪を帽体通気孔に係脱自在に係止することで行なうよ
    うに構成したことを特徴とするヘルメット。
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