JP2001003220A - ヘルメット - Google Patents

ヘルメット

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JP2001003220A
JP2001003220A JP11178071A JP17807199A JP2001003220A JP 2001003220 A JP2001003220 A JP 2001003220A JP 11178071 A JP11178071 A JP 11178071A JP 17807199 A JP17807199 A JP 17807199A JP 2001003220 A JP2001003220 A JP 2001003220A
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JP
Japan
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opening
helmet
cap
cap body
main member
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JP11178071A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Tanizawa
和彦 谷澤
Keiichi Watanabe
敬一 渡辺
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Tanizawa Seisakusho Ltd
Original Assignee
Tanizawa Seisakusho Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】換気効率に優れて爽快な感覚で着用することが
でき、また、ヘルメット着用者の額など前頭部における
涼しさを実感することができ、しかも、額部分における
ヘッドバンドの汗によるべと付き感をなくして装着感を
改善することができるヘルメットを提供する。 【解決手段】帽体主部材1と、帽体主部材1の前部から
頭頂後部に亘って被設される帽体カバー部材2から成
り、帽体カバー部材2の前端縁に形成された開口部2b
と帽体主部材1の前縁部に形成された開口部1bにより
構成される前方開口部と、帽体カバー部材2の後端縁に
形成された開口部2dと帽体主部材1の上方後頭部に形
成された開口部1eにより構成される後方開口部を備え
たヘルメットである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘルメットの換気
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、建設作業や工場内作業に着用さ
れる保護帽等のヘルメットは、内部が高温になったり蒸
れたりして、着用者の労働環境の悪化や労働意欲を減退
せしめる一因ともなっている。そのため、従来、ヘルメ
ットを換気構造にして通気性を持たせたものが開発され
ている。
【0003】しかしながら、上記従来の換気構造のヘル
メットは、換気効率が悪く十分に満足出来るものではな
かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点を解決するためになされたもので、その目的とす
るところは、換気効率に優れて爽快な感覚で着用するこ
とができるヘルメットを提供することにある。特に、ヘ
ルメット着用者の額など前頭部における涼しさを実感す
ることができ、しかも、額部分におけるヘッドバンドの
汗によるべと付き感をなくして装着感を改善することが
できるヘルメットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のヘルメットは、
帽体主部材と、該帽体主部材の前部から頭頂後部に亘っ
て被設される帽体カバー部材から成り、該帽体カバー部
材の前端縁に形成された開口部と上記帽体主部材の前縁
部に形成された開口部により構成される前方開口部と、
上記帽体カバー部材の後端縁に形成された開口部と上記
帽体主部材の上方後頭部に形成された開口部により構成
される後方開口部を備えたことを特徴とする。また、上
記帽体カバー部材の前端縁に形成された開口部と上記帽
体主部材の前縁部に形成された開口部が相互に食い違う
ように配置されていることも特徴とする。さらに、上記
帽体主部材の前頭部に開口部を形成すると共に、上記帽
体カバー部材の中央部に形成した膨出部の側面に開口部
を形成したことも特徴とする。さらにまた、全体が一体
的に構成される帽体の前縁部に、前方に面して開口部を
開設すると共に、該帽体の上方後頭部に、後方に面して
開口部を開設したことも特徴とする。またさらに、上記
各開口部の内方に立上壁を形成したことも特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明のヘ
ルメットの一実施例を示す正面図(A)、側面図(B)
および背面図(C)であって、図2からも明らかなよう
に、ヘルメットHは、基本的に帽体主部材1と帽体カバ
ー部材2の2つの部材から構成されている。
【0007】図2は上記ヘルメットHの縦断面を示すも
ので、上記帽体カバー部材2は帽体主部材1に上から被
せるようにして一体的に取り付けられている。なお、上
記帽体カバー部材2は、上記帽体主部材1に着脱自在に
取り付けても、または、取り外し不可能に固着しても、
いずれでもよい。図3(A)からも明らかなように、上
記帽体カバー部材2の前端縁には、複数の櫛歯2aが適
当な間隔で形成されていて、それらの間には下方が開放
した開口部2bが形成されている。上記櫛歯2aに対応
する帽体主部材1の前縁部(ひさしhの付け根付近)に
は、該櫛歯2aの先端部が嵌合する嵌合穴1aが形成さ
れている。また、帽体主部材1の前縁部にも開口部1b
が形成されている。1cは補強ステムである。上記開口
部2bと1bにより前方開口部P1が構成される。
【0008】一方、図3(B)に示すように、上記帽体
カバー部材2の後端縁にも、複数の櫛歯2cが適当な間
隔で形成されていて、それらの間には下方が開放した開
口部2dが形成されている。上記櫛歯2cに対応する帽
体主部材1の上方後頭部には、該櫛歯2dの先端部が嵌
合する嵌合穴1dが形成されている。また、帽体主部材
1の上方後頭部にも開口部1eが形成されている。1f
は補強ステムである。上記開口部2dと1eにより後方
開口部P2が構成される。
【0009】上記帽体カバー部材2の中央部には、その
前頭部から頭頂部に亘って帯状に盛り上がった膨出部2
eが形成されていて、その両側の立上り側面2fにも開
口部2gが形成されている。上記帽体カバー部材2の膨
出部2eと上記帽体主部材1の前頭頂部の間には、空間
Sが形成されている。図3(A)および図4から明らか
なように、上記帽体主部材1の前頭頂部には、前頭開口
部1gが開設されている。
【0010】図2において、3は衝撃吸収ライナーであ
って、上記帽体主部材1の内面に密着状態で付設されて
いる。上記衝撃吸収ライナー3は、各開口部1b、1e
および1gを塞がないように、開口部を避けて形成され
ている。なお、本実施例において、ハンモック、ヘッド
バンド、あごひも等の図示ならびにその説明は省略す
る。
【0011】本実施例のヘルメットは以上のように構成
されているので、これを着用した場合、図5に示すよう
に、前方の開口部2bおよび1bから構成される前方開
口部P1を通じて、前方からヘルメットH内に空気が流
入する。特に、前方からの風は、ひさしhに案内されて
前方開口部P1に流入し易くなっている。前方開口部P
1から流入した空気流(風)は、装着者の額などの前頭
部に触れて涼しさを実感することができるだけでなく、
汗の蒸発を促進する。また、ヘッドバンド(図示せず)
の特に額が触れる部分などに開口部を開設しておくと、
汗によるヘッドバンドのべた付きを少なくすることがで
きたり、ヘッドバンドに付設した吸汗布などの乾燥を促
進することもできる。
【0012】また、上方後頭部に開設した開口部1eお
よび2dから構成される後方開口部P2を通じて、ヘル
メットH内の空気が後方に排出される。特に、上記後方
開口部P2はヘルメットHの頭頂部付近に開設されてい
るので、ヘルメットH内で温まって上昇した空気が排出
し易くなっている。
【0013】さらに、前頭頂部付近に開設した開口部1
gおよび2gを通じて、外気がヘルメットH内に流出入
し、前頭頂部の蒸れを緩和するのに役立っている。特
に、上記帽体カバー部材2の開口部2gはヘルメットH
の側方に向けて開設されているので、上記前方から流入
し難い横風が流入し易くなっている。
【0014】本発明のヘルメットHは、以上のように、
各所に開口部1b、1e、1g、2b、2d、2gが開
設されているが、飛来・落下物や転倒等による衝撃に対
する強度が十分に保障されるように設計する。また、外
側の帽体カバー部2に開設された開口部2b、2d、2
gには、内側の帽体主部材1に開設された開口部1b、
1e、1gがそれぞれ対となるように配置されており、
しかも、各対の開口部(2bと1b、2dと1e、2g
と1g)は、それぞれ位置が食い違ったり方向が異なっ
ていて、外部からヘルメットH内が見えないようになっ
ている。その結果、帽体カバー部2の開口部2b、2
d、2gから細い鋼材や針金などが貫入しようとしても
内側の帽体主部材1に阻止されて、ヘルメット着用者の
頭部が保護される。
【0015】内外の開口部がずれたり方向が異なってい
て外部からヘルメットH内が見えないように構成されて
いるものの、外部からの雨水の侵入に対しては、別の対
策が必要である。まず、前方の開口部2b、1bにおけ
る雨水対策としては、開口部1bの下に形成された立上
壁1hが内部への侵入を阻止すると共に、開口部2bか
ら入った雨水は開口部2bから排出される。次に、後方
の開口部2d、1eにおける雨水対策としては、開口部
1eの下に形成された立上壁1jが内部への侵入を阻止
すると共に、開口部2dから入った雨水は開口部2dか
ら排出される。開口部2dから排出される雨水は、図示
のような通常の姿勢では帽体主部材1の後方に流下する
が、ヘルメットHが前傾姿勢にある場合には、側方溝1
kなどに沿って流下せしめる。さらに、前頭頂部の開口
部2g、1gにおける雨水対策としては、開口部1gの
周囲に形成された立上壁1g′により侵入した雨水は阻
止されてヘルメットH内に入ることなく、帽体主部材1
と帽体カバー部2の間に形成された隙間から流下する。
【0016】上述のヘルメットHは、帽体主部材1と帽
体カバー部材2の2つの部材から構成されているが、本
発明はこれに限定するものではなく、例えば、図6に示
すように、全体として一体成形されたヘルメットH′と
して構成してもよい。本実施例のヘルメットH′におい
て、帽体4の前縁部(ひさしh′の付け根付近)には、
前方に面して開口部4aが開設されていると共に、その
内方に立上壁4bが形成されている。また、帽体4の上
方後頭部にも、後方に面して開口部4cが開設されてい
ると共に、その内方に立上壁4dが形成されている。さ
らに、上記帽体カバー部材2の膨出部2eと同様に、上
記帽体4の前頭部から頭頂部に亘って帯状に盛り上がっ
た膨出部4eを形成し、その立上り側面4fに開口部4
gを開設してもよい。本実施例のヘルメットH′におい
ても、上記実施例のヘルメットHと同様に、前方の開口
部4aから空気が流入し、上方後部の開口部4cから内
部の空気が排出される。なお、上記開口部4a、4cと
立上壁4b、4dが対となった構造部分の成形加工方法
については、例えば、金型にその抜き出し方向に直交す
る方向に摺動するスライドコアを組み付けて製造するこ
とができる。
【0017】
【発明の効果】1)本発明のヘルメットは、帽体主部材
と、該帽体主部材の前部から頭頂後部に亘って被設され
る帽体カバー部材から成り、該帽体カバー部材の前端縁
に形成された開口部と上記帽体主部材の前縁部に形成さ
れた開口部により構成される前方開口部と、上記帽体カ
バー部材の後端縁に形成された開口部と上記帽体主部材
の上方後頭部に形成された開口部により構成される後方
開口部を備えているので、空気が前方開口部から流入す
ると共に後方開口部から流出し易く構成され、換気が円
滑に行われる。また、前方開口部から流入する空気流
(風)が装着者の額などの前頭部に触れて涼しさを実感
することができるだけでなく、汗の蒸発を促進する。さ
らに、汗によるヘッドバンドのべた付きを少なくするこ
とができたり、ヘッドバンドに付設した吸汗布などの乾
燥を促進することもできる。 2)帽体カバー部材の前端縁に形成された開口部と、帽
体主部材の前縁部に形成された開口部が相互に食い違う
ように配置されているので、これらの開口部を通じてヘ
ルメット内に細い鋼材や針金などが貫入して、ヘルメッ
ト装着者の頭部が傷付けられる恐れがない。 3)帽体主部材の前頭頂部に開口部を形成すると共に、
帽体カバー部材の中央部に形成した膨出部の側面に開口
部を形成したので、前頭頂部の蒸れが緩和される。 4)全体が一体的に構成される帽体の前縁部に、前方に
面して開口部を開設すると共に、該帽体の上方後頭部
に、後方に面して開口部を開設することにより、帽体の
構造を簡素化し安価なヘルメットを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヘルメットの一実施例を示す正面図
(A)、側面図(B)および背面図(C)である。
【図2】図1のヘルメットの縦断面図である。
【図3】帽体主部材と帽体カバー部材の分解斜視図
(A)および帽体カバー部材の背面斜視図(B)であ
る。
【図4】前頭部における開口部の説明図である。
【図5】図1のヘルメットを着用した時の作用説明図で
ある。
【図6】本発明のヘルメットの別の実施例を示す縦断面
図である。
【符号の説明】
1 帽体主部材 1a 嵌合穴 1b 開口部 1c 補強ステム 1d 嵌合穴 1e 開口部 1f 補強ステム 1g 前頭開口部 1g′立上壁 1h 立上壁 1j 立上壁 1k 側方溝 2 帽体カバー部材 2a 櫛歯 2b 開口部 2c 櫛歯 2d 開口部 2e 膨出部 2f 立上り側面 2g 開口部 3 衝撃吸収ライナー 4 帽体 4a 開口部 4b 立上壁 4c 開口部 4d 立上壁 4e 膨出部 4f 立上り側面 4g 開口部 H ヘルメット H′ヘルメット h ひさし h′ひさし P1 前方開口部 P2 後方開口部 S 空間

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帽体主部材と、該帽体主部材の前部から頭
    頂後部に亘って被設される帽体カバー部材から成り、該
    帽体カバー部材の前端縁に形成された開口部と上記帽体
    主部材の前縁部に形成された開口部により構成される前
    方開口部と、上記帽体カバー部材の後端縁に形成された
    開口部と上記帽体主部材の上方後頭部に形成された開口
    部により構成される後方開口部を備えたことを特徴とす
    るヘルメット。
  2. 【請求項2】上記帽体カバー部材の前端縁に形成された
    開口部と上記帽体主部材の前縁部に形成された開口部が
    相互に食い違うように配置されていることを特徴とする
    請求項1記載のヘルメット。
  3. 【請求項3】上記帽体主部材の前頭部に開口部を形成す
    ると共に、上記帽体カバー部材の中央部に形成した膨出
    部の側面に開口部を形成したことを特徴とする請求項1
    または2記載のヘルメット。
  4. 【請求項4】全体が一体的に構成される帽体の前縁部
    に、前方に面して開口部を開設すると共に、該帽体の上
    方後頭部に、後方に面して開口部を開設したことを特徴
    とするヘルメット。
  5. 【請求項5】上記各開口部の内方に立上壁を形成したこ
    とを特徴とする請求項4記載のヘルメット。
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