JPH0421784Y2 - - Google Patents

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JPH0421784Y2
JPH0421784Y2 JP1986072209U JP7220986U JPH0421784Y2 JP H0421784 Y2 JPH0421784 Y2 JP H0421784Y2 JP 1986072209 U JP1986072209 U JP 1986072209U JP 7220986 U JP7220986 U JP 7220986U JP H0421784 Y2 JPH0421784 Y2 JP H0421784Y2
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JP
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belt
goggles
cap body
goggle
helmet
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JP1986072209U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はヘルメツトに係り、特にゴーグルを
着用するときそのベルトを帽体表面へ掛けて位置
決めできるものに関する。
[従来の技術] ジエツト型ヘルメツトなどは、帽体前面に顔面
を被覆するための部材を有さないものが多い。そ
のため高速走行する場合など顔面を保護する必要
があるときには、各自がゴーグルをヘルメツトと
併用することが多い。この場合、ゴーグルの左右
両端に伸縮自在で輪状のベルトを取付け、このベ
ルトを帽体の周囲に掛けて使用するものが一般的
である。
また、実開昭58−83419号には、ヘルメツト表
面に防じんマスクのバンドを掛けたとき、そのず
れを防止するため滑り止め突起を頂部付近へベル
ト幅を隔てて前後に設けたものが示されている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、ゴーグルのベルトをずれないように
するため、前記実開昭58−83419号のような滑り
止め突起を設けた場合、略前向に顔面へ支持され
るゴーグルは、略下向きに支持される防じんマス
クと異なり、顔面に対する当り具合が一定しにく
くなる。
すなわち、ゴーグルのベルトが比較的重量のあ
るゴーグルから遠く離れた帽体の頂部に設けられ
た滑り止め突起で支持される場合、顔面に対する
当たり具合に最も影響の大きな部分であるベルト
のゴーグル接続部に対する有効な位置決めができ
ないためである。
また、ゴーグルの左右方向両端部と近接する帽
体の前端部は、ゴーグルの両端部よりも左右方向
へ大きく張り出す傾向にある。しかし、このよう
な場合、ゴーグルの両端部がベルトのゴーグル接
続部により左右に開く方向へ引つ張られ易くなる
ため、ゴーグルが浮き上がり易くなつてしまうこ
とがある。
本考案はかかる問題点を解決してゴーグルの顔
面に対する当たり具合を一定にしたヘルメツトを
提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本考案のヘルメツトは、ベルトのゴーグル接続
部近傍部分に対してその横幅方向下部を支持する
ため、帽体表面左右の各側方下部前方寄り位置に
段部状のベルトガイドを設けるとともに、帽体前
部の開口部を囲む左右の縁部のうち、ベルトのゴ
ーグル接続部の一部分が側面視で重なる部分にヘ
ルメツト内方へ傾斜するガイド斜面を設けたこと
を特徴とする。なお、本願でベルトのゴーグル接
続部とは、ゴーグルと接続するベルトの端部から
帽体前部上までの一定の範囲を有する語として使
用する。
[考案の作用] ゴーグルを着用するため、そのベルトを曲面に
形成された帽体の周囲へ掛けると、ベルトのゴー
グル接続部近傍部分の横幅方向下部がヘルメツト
ガイドに接触する。それゆえゴーグルの顔面に対
する当たり具合に最も影響の大きな部分であるベ
ルトのゴーグル接続部近傍部分がベルトガイドに
よつて下方へずれないように位置決めされるた
め、ゴーグルの顔面に対する当たり具合が一定す
る。
また、ゴーグルの左右方向両端部と近接する帽
体の前端部は、ゴーグルの両端部よりも左右方向
へ大きく張り出す傾向にある。しかし、このよう
な場合、ゴーグルの両端部がベルトのゴーグル接
続部により左右に開く方向へ引つ張られ易くなる
ため、ゴーグルが浮き上がり易くなつてしまうこ
とがある。
そのうえ、側面視でベルトのゴーグル接続部が
重なる帽体前部は、ガイド斜面によりヘルメツト
内方へ傾斜し、ほぼゴーグルの両端部の延長と一
致するようになる。ゆえに、ゴーグルが顔面へ密
着し易くなる。
[実施例] 第1図乃至第4図に基づいて本考案に係る一実
施例を説明する。第1図はヘルメツトの外観を示
す。ヘルメツトはガラス繊維強化プラスチツクな
どからなり、全体を頭部形状に合致するような曲
面に形成された帽体1と、その前面に取付けられ
たキヤツプ2等からなる。また帽体1側面におい
て、ゴーグル3を着用したときそのベルト4のう
ち、ゴーグル3との接続部(後述)近傍部分の横
幅方向下端が掛かる部分、すなわち帽体1の左右
両側面下部の前方寄り位置には、帽体1表面から
側方へ突出する段部が一体に形成され、これがベ
ルトガイド5となつている。したがつて、ベルト
4を帽体1の周囲に掛けたとき、ベルト4はベル
トガイド5によつて常に所定位置となるよう案内
されて位置決め可能となる。しかも、ベルト4の
横幅方向下端部はベルトガイド5の段部に当接し
て支持され、これ以上矢方向すなわち下方へずれ
ることがない。なお、ゴーグル3はヘルメツト着
用者の顔面を覆つて目などを保護する公知のもの
である。さらに、ベルトガイド5の前方端部には
これに接続してサイドキヤツプ6が形成されてい
る。サイドキヤツプ6はベルトガイド5と連続平
面になるようにデザイン処理されている。サイド
キヤツプ6裏側の帽体1にはあご紐7の端部が取
付けられている。また、帽体1の前面側端部のう
ちベルト4が通過する部分は、ヘルメツトの内方
へ傾斜するガイド斜面13とされている。
第2図はベルトガイド5部分を通るヘルメツト
の縦断面を示す。この図から明らかなように、帽
体1の両側部下方寄りには、表面から外方へ突出
形成されたベルトガイド5が設けられている。し
たがつて、ベルト4の下端がベルトガイド5の段
部に当接して支持される。なお、帽体1内には発
泡スチロール等の衝撃吸収部材からなるライナー
8及び軟質ポリウレタンフオーム等からなるパツ
ド9,10が積層されている。
第3図にはサイドキヤツプ6部分を通るヘルメ
ツトの縦断面を示す。サイドキヤツプ6は帽体1
の側面から外方へ突出して形成される樹脂製かつ
別体の装飾部材であり、あご紐7の端部を帽体1
側面に固着するリベツト11の頭部を覆うよう、
ネジ12によつて締結されている。なお、サイド
キヤツプ6も帽体1と段部を形成して側方へ突出
する部材であるので、多少なりともベルト4のず
れ防止に役立つている。
第4図はヘルメツトの横断面を示す。ベルトガ
イド5は帽体1の側面両側のみに部分的に突出形
成されており、これに連続してサイドキヤツプ6
が配設され、外観をよくするべくデザイン処理さ
れている。また、ベルトガイド5及びサイドキヤ
ツプ6が共にゴーグル3のベルト4を支持し、そ
のずれ防止に役立つていることが分る。但し、サ
イドキヤツプ6のずれ防止に対する貢献度はベル
トガイド5に及ばない。
さらに、帽体前端部の一部がヘルメツトの内方
へ傾斜するガイド斜面13となつている。ガイド
斜面13の左右外側は、ゴーグル3の左右両端部
外側を後方へ延長した線とほぼ一致している。
ガイド斜面13の表面には、ベルト4のうちベ
ルトガイド5やサイドキヤツプ6で支持される部
分よりもさらにゴーグル3へ近接した部分である
ベルトのゴーグル接続部14が側面視で重なつて
いる(第1図参照)。なお、ベルトのゴーグル接
続部14はガイド斜面13上からゴーグル3の左
右両端部に適宜な方法で取付けられてい端部まで
の範囲を含む。
このようにガイド斜面13を設けると、ベルト
のゴーグル接続部14を配設する範囲において、
帽体1の前部両外側を近接するゴーグル3の左右
両端部外側よりも左右方向外方へ張り出させない
ようにほぼ一致させることができるので、ベルト
のゴーグル接続部14をあまり左右方向外方へ屈
曲させず、その結果、ゴーグル3の左右両端部を
左右へ開くように引つ張らなくなるので、ゴーグ
ル3は着用者の顔面に常時密着し、浮き上がりに
くくなる。したがつて、ガイド斜面13が顔面に
対するゴーグル3の密着性を確保する。
そのうえ、ベルトガイド5及びサイドキヤツプ
6はガイド斜面13と近接するベルトのゴーグル
接続部14近傍部分に設けられているから、ベル
トのゴーグル接続部14部分を重点的に位置決め
できる。このベルトのゴーグル接続部14近傍部
分はその位置変動がゴーグル3の顔面に対する当
たり具合に最も影響を及ぼし易い部分である。ゆ
えに、比較的重量がありかつ略前方を向いた状態
で使用されるゴーグル3であつても、顔面に対す
る当たり具合を一定にできる。
なお、本考案は上記実施例に限定されず、種々
応用可能である。例えば、帽体側面にベルト幅の
溝を形成してこれをベルトガイドとし、この溝内
にベルトを収納してもよい。このとき溝の両側に
ある段部がベルトのずれ防止に役立つ。また、ベ
ルトガイドは帽体と一体に成形されたものでなく
ても別体部品を後付けしたものでよい。
[考案の効果] 曲面をなす帽体表面の左右側方下部前方寄り位
置でベルトのゴーグル接続部近傍部分の横幅方向
下部を支持する位置に段部状のベルトガイドを設
けたので、ゴーグルを着用するためベルトを帽体
表面に掛けると、ベルトのゴーグル接続部近傍部
分が横幅方向下部でベルトガイドに当接して支持
され、帽体表面からベルトがずれ落ちないよう位
置決めされる。ゆえに、ゴーグルの顔面に対する
当たり具合に最も影響の大きなベルトのゴーグル
接続部近傍部分が一定し、その結果、ゴーグルの
顔面に対する当たり具合を一定にできる。
そのうえ、ベルトのゴーグル接続部が側面視で
重なる帽体の前部にガイド斜面を設けたので、ゴ
ーグルが顔面から浮き上がらないよう顔面との密
着性を良好にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示す。第
1図は側面図、第2図は第1図の−線断面
図、第3図は第1図−線断面図、第4図は第
1図−線断面図である。 符号の説明、1……帽体、3……ゴーグル、4
……ベルト、5……ベルトガイド、13……ガイ
ド斜面、14……ベルトのゴーグル接続部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 曲面で形成された帽体表面へ掛けられたゴーグ
    ルのベルトをずれ止めするベルトガイドを帽体表
    面へ設けたものにおいて、ベルトのゴーグル接続
    部近傍部分に対してその横幅方向下部を支持する
    ため、帽体表面左右の各側方下部前方寄り位置に
    段部状のベルトガイドを設けるとともに、帽体前
    部の開口部を囲む左右の縁部のうち、ベルトのゴ
    ーグル接続部の一部分が側面視で重なる部分にヘ
    ルメツト内方へ傾斜するガイド斜面を設けたこと
    を特徴とするヘルメツト。
JP1986072209U 1986-05-14 1986-05-14 Expired JPH0421784Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986072209U JPH0421784Y2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986072209U JPH0421784Y2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62182938U JPS62182938U (ja) 1987-11-20
JPH0421784Y2 true JPH0421784Y2 (ja) 1992-05-19

Family

ID=30915463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986072209U Expired JPH0421784Y2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14

Country Status (1)

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JP (1) JPH0421784Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5883419U (ja) * 1981-12-01 1983-06-06 田口 勉 突起付きヘルメツト

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62182938U (ja) 1987-11-20

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