JP2962700B2 - ヘルメット装置 - Google Patents

ヘルメット装置

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JP2962700B2
JP2962700B2 JP10010458A JP1045898A JP2962700B2 JP 2962700 B2 JP2962700 B2 JP 2962700B2 JP 10010458 A JP10010458 A JP 10010458A JP 1045898 A JP1045898 A JP 1045898A JP 2962700 B2 JP2962700 B2 JP 2962700B2
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    • A42B3/32Collapsible helmets; Helmets made of separable parts ; Helmets with movable parts, e.g. adjustable

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貫通孔を有したヘ
ルメットとこのヘルメットに外嵌されるヘルメット用
バーとからなるヘルメット装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自転車用のヘルメットでは、所定強度
を保持し得る範囲内で、複数箇所に肉厚方向の貫通孔を
設けるようにしている。この貫通孔は、主にヘルメット
の軽量化を目的としたもので、近年では、一つ一つの貫
通孔を大きくしたり、その形成数を多くしたりする傾向
にある。なお、このような貫通孔は、通気性を良好にす
る意味でも好適とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】冬季等では、貫通孔か
らヘルメット内へ入り込む風で、頭部が寒いということ
があった。また、冬季だけに限らず、雨天等となったと
きには、貫通孔からヘルメット内へ入り込む雨等で頭部
が濡れて不快になるということがあった。従って、これ
らに対する防寒、防雨対策が待たれている。本発明の第
1の目的は、自転車用等の貫通孔を有するヘルメットに
対して、防寒、防雨対策が簡単且つ迅速に行えるように
したヘルメット用カバーを外嵌したヘルメット装置を提
供することにある。
【0004】また、本発明の第2の目的は、上記カバー
において、ヘルメットに対する防寒、防雨対策が不要に
なったときに、ヘルメットを簡単且つ迅速に元の状態へ
戻すことができるようにすることにある。更に、本発明
の第3の目的は、上記カバーにおいて、ヘルメットに対
する防寒、防雨対策を行った状況下にあって、ヘルメッ
トの軽量化や空気抵抗等にとって障害とならないように
するとともに、該カバーの変形等を防止したことにあ
る。また、本発明の第4の目的は、上記カバーにおい
て、ヘルメットに対する防寒、防雨対策を行った状況下
にあって、ヘルメットに施された配色(番号等の表示を
含む)が阻害されないようにすることである。
【0005】更に、本発明の第5の目的は、上記カバー
において、ヘルメットに対する防寒、防雨対策を行うの
と同時に、ヘルメットを意匠変えするようなことも可能
としたことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明に係るヘルメット装置は、ヘルメットとこのヘルメッ
ト用カバーとからなり、カバーの装着状態においてヘル
メットに外嵌する形体を有したものである。従って、こ
のカバーをヘルメットへ装着することにより、その装着
領域内において、ヘルメットに所定配置で設けられた肉
厚方向の貫通孔を閉塞可能となるものである。
【0007】このカバーは、適宜樹脂材によって形成し
たものであり、真空成形法等を採用すれば1mm以下の
微厚に形成できる。従って、重さ的にも、また空気抵抗
的にも、ヘルメットに対して障害を与えるものではな
い。このカバーをヘルメットに対して装着し、またその
装着状態を保持させるには、両面テープ等を用いること
もできるが、ヘルメットの複数箇所に風きり凹部を形成
し、この凹部の底に貫通孔を形成し、この貫通孔を閉塞
するとともにヘルメットの風きり凹部に適合する風きり
凹部をカバーに形成して各対応する風きり凹部を互いに
嵌合させるようにする。
【0008】この構造を採用すると、カバーをヘルメッ
トへ装着するのが簡単且つ迅速に行えると共に、カバー
自体の変形はこれに形成した風きり凹部のリブ作用にて
防止しかつ、ヘルメットからカバーを取り外すことも簡
単且つ迅速にできる。しかも、このようなヘルメットに
対するカバーの脱着を何度でも繰り返すことができる
(即ち、カバーとしての繰り返し使用が可能になる)。
更に、カバーに形成した風きり凹部にはヘルメットにお
ける複数箇所の貫通孔内に向けて突出する内方突出部が
形成されており、該内方突出部を対応する貫通孔へ嵌合
することによって該貫通孔を閉塞しているとともにヘル
メットへの装着状態を保持可能にしていることによっ
て、カバーをヘルメットへ着脱するのが容易となるし、
また、内方突出部は少なくともカバーの正面部および左
右両側部に形成されていて該内方突出部と対応する貫通
孔を閉塞することで前後左右の位置決めがなされている
ことによって、ヘルメットからカバーが風圧等によって
不測に外れることもないのである。
【0009】形成素材とする樹脂材を透明樹脂にする
と、このカバーをヘルメットへ装着した後も、ヘルメッ
トに施された配色を隠すことがないので、ヘルメットを
カバーの装着前と同じ外観のまま使用できるという利点
がある。なお、このカバーは、ヘルメットへの装着によ
って、ヘルメットに施された配色を保護するという効果
もあり、この効果を得るためにヘルメットへ装着すると
いった使い方もできる。一方、上記とは反対に、カバー
に対して、ヘルメットに施されたものとは異なる配色を
施しておくと、カバーの装着を明確にできると共に、ヘ
ルメットとしての意匠変えが簡単にできる利点もある。
【0010】カバーとしては、ヘルメットの帽頂領域だ
けを外嵌可能な形状とすることも可能であるし、ヘルメ
ットの帽頂領域を除く領域を外嵌可能な形状とすること
も可能である。なお、このようにカバーの形状を、ヘル
メットの一部領域とすることにより、カバーによって外
嵌されない領域(例えばヘルメットの左右両側面領域
や、後部領域等)に設けられる貫通孔を開放状態のまま
にでき、これによってヘルメットの通気性を確保すると
いった使い方もできる。
【0011】更に、カバーはその後部の風きり凹部をヘ
ルメットの後部に形成した風きり凹部に係合され、該凹
部を基点としてカバーをヘルメットに押込んで正面部お
よび左右両側部の風きり凹部にて位置決めしてカバーが
装着されていることによって、カバーをヘルメットに装
着しても風きり作用を維持しつつ防寒、防雨対策がで
き、カバーをヘルメットに装着するのが密着性良好のも
とでできるのである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1乃至図3は、本発明に係る
ルメット装置の一実施形態を示しており、該ヘルメット
装置はヘルメット2とヘルメット用カバー1を備えてい
。なお、図示したヘルメット2は自転車用であって、
前部側に、空気取入口部3a,3bを具備した顎ガード
部4が設けられたフルフェース一体型となっている。ま
た、このヘルメット2の後部側は、風剥離点を後方へ位
置付けるために後方へやや長めに突き出させるようにし
た整流領域2aとなっている。
【0013】このヘルメット2には、その帽頂領域2b
から上記整流領域2aへかけた複数箇所に、風の流れを
安定化し且つその後の風剥離を誘発させるために、流線
型又は波型をした風きり凹部5が設けられている。そし
て、これら殆どの風きり凹部5には、その凹みの内側
(底)に、帽体6及びライナー7(図3参照)を肉厚方
向に貫通する貫通孔10が設けられていて、通気性を確
保している。このようなヘルメット2に対し、カバー1
は、その帽頂領域2bに外嵌装着可能になっている。
【0014】このカバー1は、適宜樹脂材により、1m
m以下の微厚に形成されたものである。使用可能な樹脂
としては、塩化ビニル系、アクリル系、アセテート系を
はじめ、ポリカーボネイト、PET、ABS等、何ら限
定されない。本実施形態では、塩化ビニル系の透明樹脂
を用い、これを真空成形法により所定形体に成形するこ
とで、肉厚を0.5mmとすることに成功している。こ
れによって重量を50グラム程度に抑えてあり、ここ
に、カバー1をヘルメット2に装着したとしても重くは
ならないのである。
【0015】このカバー1は、ヘルメット2の帽頂領域
2bだけを外嵌すべく、ラグビーボールを半割りにした
様な形体を有している。そして、この帽頂領域2b内に
設けられた各風きり凹部5と対応する部分では、それぞ
れの風きり凹部5内へ嵌まるように内方へ膨出した風き
り凹部12が設けられており、このようにカバー1に風
きり凹部12を形成することによって、ヘルメット2に
装着しても風きり作用を保証するだけでなく、該風きり
凹部12によるリブ作用でカバー1の変形等が防止さ
れ、これ故、カバー1の繰返し使用が可能となってい
る。
【0016】そのため、このカバー1は、ヘルメット2
への装着状態において、各風きり凹部5の内側を含む外
面の殆どに対して面接触状になる。但し、このカバー1
において、いずれの風きり凹部12も、完全な閉塞状態
になっている。従って、このカバー1をヘルメット2へ
装着することにより、ヘルメット2の貫通孔10は閉塞
されることになり、風や雨等の侵入が防止可能になって
いる。上記カバー1に形成した風きり凹部12のうち、
カバー1における正面部に配置のもの12aと左右両側
部に配置のもの12bとの計3か所のものには、その内
面側から更にカバー1の内方へ向けて突出する内方突出
部13が設けられている。
【0017】これら内方突出部13は、それぞれが対応
する風きり凹部5の貫通孔10に対して、それらの開口
形状に内接しつつ嵌合可能な形状とされていて、ここ
に、風きり凹部5,12を適合することで前後・左右の
位置決めを確実にしている。上記したようにカバー1は
樹脂製であり、且つ微厚に形成されているため、全体と
して可撓性及び弾性を備えたものとなっている。従っ
て、このカバー1をヘルメット2へ装着するときに、上
記した正面配置の凹部12aや左右両側配置の凹部12
bを一時的に相互離反させるように広げることができ
る。
【0018】また、カバー1をヘルメット2へ装着した
後は、上記各凹部12a,12bが必然的に相互近接し
て元の形状に戻るので、このカバー1の装着状態は保持
されることになる。このように、このカバー1は、所定
配置の凹部12に設けられた各内方突出部13を、それ
ぞれ各対応する貫通孔10へ嵌合させた状態でヘルメッ
ト2へ外嵌装着するものであり、この装着状態におい
て、前後・左右へのガタツキが防止されることになる。
【0019】なお、本実施形態では、凹部12のうち、
カバー1の後部に配置のもの12cについても、これと
対応するヘルメット2の風きり凹部5が後方へ突き出し
た段部形状を有していることに伴って、この段部形状と
上下方向の係合を可能とする形状に形成してある。この
ことも、ヘルメット2に対するカバー1の装着状態につ
き、前後・左右へのガタツキ防止作用を一層強くして、
ヘルメット2に対するカバー1の装着状態を密着状態に
まで高められるものとしている。従って、ヘルメット2
へ装着後のカバー1が強風等を受けてもガタツキが生じ
ないようになっている。
【0020】すなわち、カバー1の後部に形成した凹部
12Cをこれと対応するヘルメット2の凹部5に係合さ
せ、ここを基点としてカバー1の前部をヘルメット2に
対して押込むことによって、正面部および左右両側部風
きり凹部5,12にてカバー1が位置決めされてヘルメ
ット2にカバー1の弾性変形を介して密着状態で装着さ
れているのであり、これによって、ヘルメット2にカバ
ー1を装着して走行等してもカバー1が不測に外れるこ
とはないのである。上記のようにカバー1は全体として
可撓性及び弾性を備えたものであるので、ヘルメット2
からカバー1を取り外すことも、勿論、可能である。そ
して、このようなヘルメット2に対する脱着は、カバー
1の前側左右を上方へ持上げることによって極めて簡単
且つ迅速にできるものであると共に、カバー1には風き
り凹部12が形成されたことによるリブ作用によってこ
の脱着を何度でも繰り返すことができる。
【0021】従って、例えばカバー1が未装着のヘルメ
ット2を使用中に、突然に雨が降りだしたような場合で
も、カバー1を直ちにヘルメット2へ装着するといった
ことができ、また雨が上がった後は、カバー1を外せば
よく、このようにカバー1としての繰り返し使用が可能
になる。上記したように、本実施形態では、形成素材に
透明樹脂(半透明を含む)を用いてあるので、ヘルメッ
ト2に施された配色(模様だけでなく、文字や番号等の
各種表示及び地色等を含む)を隠すことがないので、ヘ
ルメット2をカバー1の装着前と同じ外観のまま、使用
できる。
【0022】なお、カバー1に対して、ヘルメット2に
施されたものとは異なる配色を施しておけば、カバー1
の装着によってヘルメット2の意匠変えができることに
なる。このことは、ヘルメット2に対するカバー1の装
着の有無を、一目して判別することができるという利点
にも繋がるし、使用者の好みに応じたヘルメット装置
できる。ところで、カバー1は、ヘルメット2の帽頂領
域2bへの装着用として形成することが限定されるもの
ではない。例えば、図4に示すように、上記の帽頂用1
Aとするものとは別に、帽頂領域2bを除く領域(例え
ばヘルメット後部の整流領域2a)への装着を想定した
後部用1Bとして形成することもできる。
【0023】このように、各種形状のカバー1(1A,
1B)を併用使用することで、ヘルメット2がどのよう
な複雑形状を有したものであっても、その全体をカバー
1で被覆することが可能になり、このようにカバー1で
貫通部10を閉塞したヘルメット装置を提供できる。上
記した後部用のカバー1Bでは、ヘルメット2の整流領
域2aに設けられた左右両側下部の貫通孔10に対応さ
せて、左右一対の内方突出部13が設けられており、こ
れらの内方突出部13が相互近接方向へ弾性的に付勢す
る作用で、ヘルメット2への装着状態を保持するように
なっている。
【0024】この他、帽頂用とするカバー1(1A)を
例に挙げて言うと、図5に示すように、ヘルメット2の
風きり凹部5に対応したカバー1の風きり凹部12を左
右両側部に具備させ、この左右両側部間は全体として外
面が球面状にすることも可能である。また、図6に示す
ように、装着対象とするヘルメット2としての形状や構
造は、何ら限定されるものではなく、(すなわち、フル
フェース形、ジェット形等を問わない)カバー1として
の形状や、ヘルメット2に対する装着保持のための構造
等は、このヘルメット2の形状や構造に即したものに適
宜変更すればよいものである。
【0025】本発明は、上記した各実施形態以外にも、
細部構造、形状、材質、製造方法、ヘルメットの用途
等、実施の形態に応じて適宜変更可能である。例えば、
カバー1として、当初からヘルメット2の外形状に即し
た形状に形成しておく必要はない。すなわち、加熱及び
その後の冷却を行うことで、当初の立体形を収縮させた
り、又は所定の立体形に変形したりする特性を有した樹
脂材料により、カバー1の一次品(ヘルメット2よりも
一回り大きな半球中空体状や、軟質の袋状乃至シート状
等をしたもの)を形成しておく。
【0026】そして、この一次品をヘルメット2に対し
て被蓋させ、そのままの状態で、湯や温風等による加熱
処理を施す。その後、放冷してもよいが、必要に応じて
水等による急冷却を行う。このようにすることで、上記
したカバー1の一次品に所定立体形への変形を生じさ
せ、ヘルメット2の外面に対して面接触状の外嵌装着状
態にするというものである。このような構造では、ヘル
メット2に対する密着性を高めることができると共に、
適用対象とするヘルメット2の形状として、汎用性を出
すことができる利点がある。
【0027】更に、風きり凹部12を有するカバー1
は、風きり凹部5を有するヘルメット2の成形時に用い
る成形型(真空型)を利用することによって簡単に製作
することもでき、これは成形型の併用によって製造コス
トが大幅に節減できるのである。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るヘルメット装置は、自転車用等のヘルメットとこ
に対して外嵌装着可能とされたヘルメット用カバーと
を備え、カバーの装着時に、ヘルメットに所定配置で設
けられた貫通孔を閉塞可能としている。そのため、上記
ヘルメットに対して、防寒、防雨対策が簡単且つ迅速に
行えるものである。このカバーにおいて、ヘルメットに
おける所定配置の風きり凹部に適合する風きり凹部を形
成していることによって、カバーのリブ作用が生じるだ
けでなく、カバーをヘルメットに装着しても空気抵抗等
は軽減できるし、更に、カバーの凹部にはヘルメットの
貫通孔内へ嵌まる内方突出部を設けておけば、ヘルメッ
トへの装着が簡単且つ迅速に行えるだけでなく、ヘルメ
ットからカバーを取り外すことも簡単且つ迅速にでき、
しかもこの脱着を何度でも繰り返すことができる。
【0029】このカバーは、樹脂により微厚に形成し、
且つヘルメットに面接触状に外嵌装着可能であるので、
ヘルメットの軽量化や空気抵抗等を害することはない。
カバーを透明樹脂製とすれば、このカバーの装着後も、
ヘルメットをカバーの装着前と同じ外観のまま使用でき
る。これとは反対に、カバーに配色を施しておけば、カ
バーの装着を明確化したり、ヘルメットの意匠変えをし
たりできることにもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヘルメット装置の一実施形態を示
す斜視図である。
【図2】図1のカバーをヘルメットへ装着した状態にし
て示す側面図である。
【図3】図2のA−A線拡大断面図である。
【図4】図1のカバーを帽頂用としたことに伴いこれと
は別に後部用として形成した別形態のカバーをもヘルメ
ットへ装着するようにして示した側面図である。
【図5】ヘルメットの風きり凹部に対応する凹部を設け
ていない点で図1のカバーとは異なる別形態のカバーを
ヘルメットへ装着した状態にして示す正面断面図(図3
に対応させた図)である。
【図6】別種のヘルメットに対応させたカバーの実施形
態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 カバー 2 ヘルメット 2a 整流領域 2b 帽頂領域 5 風きり凹部 10 貫通孔 12 凹部 13 内方突出部

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘルメット(2)とこのヘルメット
    (2)に外嵌されるカバー(1)とを備え、該カバー
    (1)は樹脂製であり、ヘルメット(2)への装着状態
    においてヘルメット(2)に外嵌する形体を有してお
    り、この装着領域内でヘルメット(2)に所定配置で設
    けられた肉厚方向の貫通孔(10)を閉塞可能になって
    いることを特徴とするヘルメット装置
  2. 【請求項2】 ルメット(2)はこの複数箇所に風き
    り凹部(5)が形成されており、この風きり凹部(5)
    の底に貫通孔(10)が形成されており、該貫通孔(1
    0)を閉塞するとともに風きり凹部(5)に適合する風
    きり凹部(12)がカバー(1)に形成されており、各
    対応する風きり凹部(5)(12)を互いに嵌合させる
    ことによってヘルメット(2)への装着状態を保持可能
    にしていることを特徴とする請求項1記載のヘルメット
    装置
  3. 【請求項3】 バー(1)に形成した風きり凹部(1
    2)にはヘルメット(2)における複数箇所の貫通孔
    (10)内に向けて突出する内方突出部(13)が形成
    されており、該内方突出部(13)を対応する貫通孔
    (10)へ嵌合することによって該貫通孔(10)を閉
    塞しているとともにヘルメット(2)への装着状態を保
    持可能にしていることを特徴とする請求項1又は2記載
    のヘルメット装置
  4. 【請求項4】 方突出部(13)は少なくともカバー
    (1)の正面部および左右両側部に形成されていて該内
    方突出部(13)と対応する貫通孔(10)を閉塞する
    ことで前後左右の位置決めがなされていることを特徴と
    する請求項3記載のヘルメット装置
  5. 【請求項5】 カバー(1)は、この形成素材となる樹
    脂材が透明樹脂であることを特徴とする請求項1〜4の
    いずれかに記載のヘルメット装置
  6. 【請求項6】 カバー(1)は、ヘルメット(2)に施
    されたものとは異なる配色がなされていることを特徴と
    する請求項1〜4のいずれかに記載のヘルメット装置
  7. 【請求項7】 カバー(1)は、ヘルメット(2)の帽
    頂領域(2b)だけを外嵌可能な形状とされていること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のヘルメッ
    ト装置
  8. 【請求項8】 カバー(1)は、ヘルメット(2)の帽
    頂領域(2b)を除く領域を外嵌可能な形状とされてい
    ることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のヘ
    ルメット装置
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