JPH11210542A - 内燃機関の気筒判定装置 - Google Patents
内燃機関の気筒判定装置Info
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- JPH11210542A JPH11210542A JP10018528A JP1852898A JPH11210542A JP H11210542 A JPH11210542 A JP H11210542A JP 10018528 A JP10018528 A JP 10018528A JP 1852898 A JP1852898 A JP 1852898A JP H11210542 A JPH11210542 A JP H11210542A
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Abstract
変動の影響を受けずに、速やかに行えるようにするとと
もに、センサ故障時においても、内燃機関の停止を防止
するようにした内燃機関の気筒判別装置を提供する。 【解決手段】カム軸に装着した回転検出用のシグナルプ
レートには、1気筒あたり2つの信号発生手段を設け、
さらに気筒判別信号を前記2つの信号の前に追加し、2
つのセンサを前記突起の検出に対して位相差をもつよう
に配置する。これら2つのセンサより各気筒に応じビッ
トパターンを作成し、前記ビットパターンの組み合わせ
で気筒判別を行う。
Description
中、その中の何れの気筒が特定の行程にあるかを識別す
るための気筒判別装置に係り、特に自動車用に好適な内
燃機関の気筒判別装置に関する。
例えば2、又は4の複数の行程で成り立っており、この
ため2気筒以上の多気筒内燃機関では、点火時期や燃料
噴射時期などの制御のために、何れの気筒が特定の行
程、例えば圧縮行程にあるかを識別する必要がある。こ
のため、気筒判別装置が必要になる。
は、いくつかの従来例がある。その第一の従来例として
は、特公昭63−37336 号公報の図面の図2及び図3に示
されているように、クランク角度検出センサと、カム軸
に取り付けられた気筒判別センサ信号によって第1気筒
の圧縮行程を判別する方法がある。
−86953号公報に示されているように、カム軸に装着し
た回転検出用のディスクにクランク角判定用の3つの突
起を不等間隔で設け、第1気筒の気筒判定用の突起を追
加し、複数の信号が不等間隔で発生するようにし、この
複数信号のパルス間隔の配列状態をチェックし、クラン
ク角判定用パルスのみによる所定の配列パターンを検出
した時点でクランク角を判定し、気筒判定用パルスを含
む所定の配列パターンを検出した時点や、気筒判定用パ
ルスの箇所で所定のパルス間隔の変化を検出した時点で
気筒を判定する方法がある。この所定のパルス間隔の変
化を検出した時点で気筒を判定する方法について、図2
を用いて簡単に説明する。図2は、3気筒内燃機関を代
表しており、各気筒の行程の状態とクランク角センサの
検出位置の関係を示している。行程中の○印は、吸気を
示しており、矢印は点火位置を示している。各気筒の圧
縮行程に対し、2つの信号(A,B)が発生し、さらに
1気筒の圧縮行程を検出するために、C信号がある。図
中のクランク軸2回転が4サイクル内燃機関の基本周期
となる。図2中のA,B,C信号の位置関係の詳細は、
図3の通りとなっている。CR信号とは、クランク角セ
ンサで検出する信号発生位置を意味している。A信号
は、各気筒の圧縮上死点前75°で発生する。B信号も
各気筒の圧縮上死点前5°で発生する。C信号は、クラ
ンク軸2回転に1回のみ発生し、その位置は1気筒圧縮
上死点前210°の位置で発生するようにし、信号間の
角度が他のものより短くなっている。気筒判定は、表中
に示した判定条件を満足した時に確定される。具体的に
は、CR信号間の時間の履歴により、数1で判定する。
り角度比で換算すると、C信号発生時は、Told2は1
75°、Told1は65°、Tは35°となり、TRA
TIO=(175+65)/35=7.5 となる。同様
に、B信号発生時は、Told2は65°、Told1は17
5°、Tは65°となるため、TRATIO=(65+
175)/65=3.7となる。A信号発生時は、Told
2は170°、Told1は65deg、Tは170となり、
TRATIO=(170+65)/170=1.38とな
る。以上まとめると、TRATIOは、A信号発生時
1.38,B信号発生時3.7,C信号発生時7.5とな
るため、気筒判別係数MKRAT#を5とすれば、C信
号とA,B信号が分別可能となる。
上記第一の従来例では、内燃機関の始動時、カム軸が最
大1回転、すなわちクランク軸が2回転するまで気筒判
別ができないという課題がある。次に、第二の従来例で
は、内燃機関の行程判別は迅速に行われるが、信号間の
時間比を用いて判別を行うため、回転変動の大きな内燃
機関では、誤判別をする可能性がある。さらに、回転検
出用のセンサ(クランク角センサ)が1つしかないた
め、コスト的には有利であるが、センサ故障時には内燃
機関が停止してしまう課題があった。
定および回転検出用のシグナルプレート1つのみで、1
気筒当たりに複数種類の基準信号を用いて制御を行うよ
うにした場合での、基準信号の判別が内燃機関の回転変
動の影響を受けずに、速やかに行えるようにするととも
に、センサ故障時においても、内燃機関の停止を防止す
るようにした内燃機関の気筒判別装置を提供することに
ある。
出用のシグナルプレートには、1気筒あたり2つの信号
発生手段を設け、さらに気筒判別信号を前記2つの信号
の前に追加し、2つのセンサを前記突起の検出に対して
位相差をもつように配置する。その位相差は、前記2つ
のセンサの内、第一のセンサ(ベースクランク角セン
サ:以下ベースクラセンと略称する)が検出した信号間
に、第二のセンサ(サブクランク角センサ:以下サブク
ラセンと略称する)が検出する信号数が、0と1と2の
3種類となるようにする。ベースクラセン信号入力手段
からの信号を受け、信号カウント手段で信号発生回数を
計測し、さらにベースクラセン信号入力毎にFLAG状
態を設定するFKAG0,1発生手段と、サブクラセン
信号入力手段によりサブクラセン信号を受け、ビット作
成手段によりビットパターンを生成する。さらに、気筒
判定基準格納手段から気筒判定のためのビットパターン
と、前記ビット作成手段により生成されたビットパター
ンと信号カウント手段の信号発生回数により気筒判別を
行う。
る。まず、図4は、本発明が適用される燃料噴射装置の
システム構成図を示している。1はエアクリーナ、2は
吸入空気の量を制御する絞弁を備えた絞弁組立体すなわ
ちスロットルボディであり、出口には内燃機関5の各気
筒に空気を分岐供給する複数の吸気分岐管4が接続され
ている。6は吸気分岐管4に取付けられた電子制御式の
燃料噴射弁である。内燃機関5の吸込側には吸気弁7が
あり、吐出側に排気弁8が設けられている。10はコン
トローラであり、O2 センサ11,水温センサ12,ベ
ースクラセン(ベースクランク角センサ)13,サブク
ラセン(サブクランク角センサ)14,圧力センサ1
6,スロットルセンサ17等の各出力を入力として、燃
料噴射弁6,点火コイル9,ISCバルブ21,燃料ポ
ンプ31等に対して制御信号を出力する。
0に対するメインリレー、24は燃料ポンプリレーであ
る。30は燃料室であり、燃料は、燃料ポンプ31によ
り吸い出され、プレッシャーレギュレータ32で調圧さ
れた後、燃料配管33を経て燃料噴射弁6に至る。燃料
噴射弁6の適正な噴射量は、各種センサからの入力を基
にコントローラ10により算出されて決定される。ベー
スクラセン13,サブクラセン14は、図5に示すよう
に、シグナルプレート15に設けられた突起が通過する
毎に発生する磁界の変化Aをとらえ、内部処理回路でB
を生成し、コントローラ10に送る。図6はコントロー
ラ10の内部構成を示したものである。コントローラ1
0は、入力回路191,A/D変化部192,中央演算
部193,ROM194,RAM195、及び出力回路
196を含んだコンピュータにより構成されている。入
力回路191は、アナログ信号の場合(例えば、水温セ
ンサ12,スロットル開度センサ9等からの信号)を受
け付けて、概信号からノイズ成分の除去等を行い、当該
信号をA/D変換部192に出力するためのものであ
る。中央演算部193は、概A/D変換結果を取り込
み、ROM194等の媒体に記憶された燃料噴射制御プ
ログラムやその他の制御のための所定の制御プログラム
を実行することによって、前記各制御及び診断等を実行
する機能を備えている。なお、演算結果、及び、前記A
/D変換結果は、RAM195に一時保管されるととも
に、該演算結果は、出力回路196を通じて制御出力信
号197として出力され、燃料噴射弁6,点火コイル9
等の制御に用いられる。一方、ベースクラセン13及び
サブクラセン14の信号は、同様に入力回路191で信
号の有無を識別しHigh/Low 信号として、信号線19
8,199により、中央演算部193へ送る。中央演算
部193では、信号線198の電圧レベルが、Low から
Highに変化した時に、図5のCで示したタイミングで割
り込み処理が行われる構成となっている。
14の装着状態は、図7に示す通りである。図7は、内
燃機関を前方から見た図で、クランク軸50に対しカム
カバ60の内部には、カム軸に装着されたシグナルプレ
ート15が設置され、クランク軸50の1/2の回転数
で回転する。その位置関係を、図8に示す。シグナルプ
レートの突起に対し、図示の通りベースクラセン13,
サブクラセン14が装着されている。図9は、図8の状
態を横から見た図で、シグナルプレート15に設置され
た突起61の磁界の変化を検出する構成となっている。
図10は、別の検出手段を示したもので、シグナルプレ
ート15の周方向にベースクラセン13,サブクラセン
14を装着した形である。装着状態は、図9,図10の
方法、あるいは組み合わせでも良い。尚、信号検出のた
めには、上記突起61(凸部)に代えて、所定の溝(凹
部)としても良いことは言うまでもない。
るブロック図である。ベースクラセン信号は、入力処理
手段210に入力されノイズ等が除去される。つぎに信
号カウント手段230で信号入力毎にカウンタがカウン
トアップされ、ベースクラセン信号が何回入力されたか
を監視する。同様に、FLAG0,1発生手段240で
は、入力処理手段210からの信号をもとに、FLAG
の状態を前記入力処理手段210からの信号入力毎に0
と1を反転させる。一方サブクラセン信号も入力処理手
段220でノイズ等が除去されビット作成手段250へ
信号を送る。ビット作成手段250では、FLAG0,
1発生手段からの信号と、サブクラセン信号の入力処理
手段220からの信号を元に、ビットパターンの作成を
行う。ビットパターンは、図6で示したRAM195の
1バイト(8ビット)をビットパターン判定用レジスタ
として用いて作成する。ビットパターン判定用レジスタ
は、FLAG0,1発生手段240からの信号が反転
(0と1が切り替わる)する毎に左へ1ビット分シフトさ
れる。また、サブクラセン信号の入力処理手段220か
らの信号が入力される毎に、ビットパターンレジスタの
最下位ビットを1にする。FLAG0,1発生手段24
0からの信号が同一状態で、サブクラセンの入力処理手
段からの信号が2回入力された場合は、複数入力時処理
手段260において、ビットパターンレジスタを左へシ
フト後、最下位ビットを0とする処理が行われる。つま
り、ビットパターンの並びとして“10”となるように
する。上記内容を3気筒の内燃機関にあてはめた場合の
一例を図1に示す。ビットパターンレジスタの状態は図
示した通り、011011110・・・・というように
生成される。つぎに、ビットパターン作成手段250で
生成されたビットパターンが、気筒判定手段280に送
られ気筒判定を実施する。気筒判定は、気筒判定基準格
納手段270であらかじめ定めているデータを取り出
し、前記ビットパターンとの一致状態を確認することで
実施される。その方法について以下に説明する。まず、
信号カウント手段230のカウンタの状態を監視し、カ
ウンタが3の場合(ベースクラセン信号が3回入力)
は、ビットパターンが110の並びの時、2気筒の圧縮
行程と判別する。その他の場合は、ビットパターンが1
10の並びの場合、1気筒の圧縮行程と判別。011の
並びの場合、3気筒の圧縮行程と判別。以上により、ベ
ースクラセン信号入力が3回発生すれば、確実に気筒判
別が可能となる。
ーフの方法について説明する。図12は、フェールセー
フ手段を示すブロック図である。ベースクラセン信号
は、クラセン異常検出手段300に入力される。異常判
定は、サブクラセン信号が入力されているにもかかわら
ず、ベースクラセン信号が入力されないときに異常と判
定する方法をとる。この場合、異常と判定されたセンサ
を切り離し、正常なセンサのみにて、従来相当の気筒判
別に切り換えるものとする。判定結果が正常の場合は、
スイッチ350をON,スイッチ360をOFFとし、
ベースクラセン信号を点火時期,燃料噴射演算手段34
0へ信号を送るようにする。異常と判定した場合は、ス
イッチ350をOFF,スイッチ360をONとし位相
差修正手段320からの信号を元に、点火時期,燃料噴
射演算手段340は処理を行うことになる。ここで、位
相差修正手段320の内容について説明する。まず、位
相差検出手段310においてベースクラセン信号とサブ
クラセン信号が入力される。サブクラセン信号入力後か
らベースクラセン入力までの時間を測定し時間比を求め
る。この方法について、図1を利用して説明する。図1
のベースクラセン(ベースCS)信号は、気筒判定が確
定するとB0〜B6まで番号が割り振られ、信号位置が
確定できる。B0は気筒判別位置を示す。同様にサブク
ラセン(サブCS)信号にもC0〜C6までの番号が割
り振られる。したがって、同一番号、たとえばB0とC
0は、シグナルプレート15の突起位置が同一であるこ
とになるため、その時間差を求めれば、位相がわかるこ
とになる。内燃機関は、1周期がC0〜C0の間である
ため下記に示す数3で位相角度を算出する。
遅れ角度がわかる。つぎに位相差修正手段320は、サ
ブクラセン信号発生毎に前記クラセン位相角度をもと
に、Bn(0〜6)発生位置を時間換算して予測する。内
燃機関の運転中における角度−時間換算方法については
既知のため、ここでは説明を省略する。以上により、ベ
ースクラセンが故障した場合は、あらかじめ計算したB
SANGLを用いて、位相修正手段が、サブクラセン信
号を元に、ベースクラセン信号発生位置を予測し、点火
時期,燃料噴射手段へ信号を送ることで、継続して内燃
機関を運転可能となる。
ースクラセン)と第二のセンサ(サブクラセン)から検
出信号が送られてくる。ビットパターン判定用レジスタ
は、第一のセンサからの入力毎に左へ1ビット分シフト
される。また、第二のセンサ(サブクラセン)から信号
が入力される毎に、ビットパターンレジスタの最下位ビ
ットを1にする。第一のセンサ(ベースクラセン)から
信号が発生する前に第二のセンサ(サブクラセン)から
の信号が発生(2回発生したことになる)した場合は、
ビットパターンレジスタを左へシフト後、最下位ビット
を0とする。上記内容を3気筒の内燃機関にあてはめた
場合の一例を図1に示す。ビットパターンレジスタの状
態は図示した通り、011011110・・・・という
ように生成される。気筒判定は、第一のセンサ(ベース
クラセン)の入力状態で区分される。つまり第一のセン
サ(ベースクラセン)からの入力が3回あった場合、ビ
ットパターンが110の並びの時、2気筒の圧縮行程と
判別する。その他の場合は、さらに次の第一のセンサか
らの入力時(つまり4回)にビットパターンをチェック
する。ビットパターンが110の並びの場合、1気筒の
圧縮行程と判別。
判別。以上により、第一のセンサ入力(ベースクラセ
ン)が4回発生すれば、確実に気筒判別が可能となる。
さらに、第一のセンサ(ベースクラセン)が故障した場
合は、第二のセンサで気筒判別を行い、燃料と点火が制
御される。
した場合の実機での確認結果を示す。ともに内燃機関の
始動時の回転数の挙動をしめしている。図13は従来例
の場合で、機関の始動時に回転数の変動が大きいため、
気筒判定の失敗を繰り返し、始動時間に3秒以上要して
いる。一方、図14は、本発明を実施した場合で、回転
変動の影響をうけないため気筒判定が速やかに行われ、
始動時間も1秒未満となっている。上記結果を統計的に
みたものを図15,図16に示す。図15は従来例での
始動時間の分布で、図16を本発明を実施した場合のも
のである。これにより、本発明を実施した場合、始動時
間のばらつきを抑え、かつ短くすることが可能となった
ことがわかる。つまり、内燃機関の始動時、カム軸が最
大1回転、すなわちクランク軸が2回転前に気筒判別が
可能となり、さらに、気筒判定に対し、信号間の時間比
を用いずに判別を行うため、回転変動の大きな内燃機関
でも、誤判別をすることがない。ベースクラセン故障時
においても、サブクラセンにより内燃機関の燃料,点火
の制御を行うため、内燃機関の停止を防止することを可
能とした。
図である。
る。
ある。
である。
図である。
の位置関係を示す図である。
の位置関係の詳細を示す図である。
トの位置関係の他の例を示す図である。
図である。
ブロック図である。
を示す図である。
を示す図である。
示す図である。
示す図である。
岐管、5…内燃機関、6…燃料噴射弁、7…吸気弁、8
…排気弁、9…点火コイル、10…コントローラ、13
…ベースクランク角センサ(ベースクラセン)、14…
サブクランク角センサ(サブクラセン)、15…シグナ
ルプレート、32…プレッシャーレギュレータ(燃圧調
整弁)。
Claims (6)
- 【請求項1】内燃機関の気筒判定装置において、カム軸
に装着したシグナルプレートと前記シグナルプレート
に、前記内燃機関の気筒数と同じ数の凹部群又は凸部群
を有し、基準となる凹部群又は凸部群として前記凹部群
又は凸部群の1つに他の凹部群又は凸部群とは異なる数
の凹部又は凸部を有し、前記シグナルプレートの前記凹
部群又は凸部群に基づく信号を検出するように配置した
2つの検出センサを有することを特徴とする内燃機関の
気筒判定装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の内燃機関の気筒判定装置
において、前記凹部群又は凸部群は、クランク角度72
0°を前記内燃機関の気筒数で除した値となるように配
置することを特徴とする内燃機関の気筒判定装置。 - 【請求項3】請求項1に記載の内燃機関の気筒判定装置
において、前記2つの検出センサの配置は、前記2つの
検出センサの内の一方のセンサ(第一のセンサと称す)
が、前記凹部群又は凸部群の個々の凹部又は個々の凸部
に応じて検出した信号間に、他方の検出センサ(第二の
センサと称す)よりの信号として少なくとも1つの検出
信号が含まれるような位相差にて配置することを特徴と
する内燃機関の気筒判定装置。 - 【請求項4】請求項3に記載の内燃機関の気筒判定装置
において、前記第一のセンサからの信号が入る毎に0,
1又はHigh,Low の信号を発生する手段と、前記第一の
センサからの信号間に、前記第二のセンサからの信号が
あるときは、ビット1,無いときはビット0とすると共
に、前記第一のセンサからの信号間に、前記第二のセン
サからの信号が2個あるときは、最初の信号をビット
1,2つ目の信号をビット0とする手段を有し、これら
のビットの組合せによるビットパターンにより気筒判定
を行うことを特徴とする内燃機関の気筒判定装置。 - 【請求項5】請求項3又は4のいずれかに記載の内燃機
関の気筒判定装置において、前記第一のセンサと前記第
二のセンサより発生する信号の位相差を検出する位相差
検出手段を有し、前記位相差検出手段により検出された
位相差が、予め定められた標準位相差に対して差異があ
る場合に、前記差異に相当する位相差分を修正する位相
修正手段を有することを特徴とする内燃機関の気筒判定
装置。 - 【請求項6】請求項3から5のいずれかに記載の内燃機
関の気筒判定装置において、前記第一のセンサと前記第
二のセンサよりの出力信号の有無を検出又は判定する手
段を有し、前記第一のセンサと前記第二のセンサの出力
信号の検出結果又は有無判定結果が、各々異なる場合
に、前記第一又は第二のセンサの出力信号が無いと判定
された、いずれかのセンサを異常とする異常検出手段と
を有し、前記いずれかのセンサの異常に際し、異常が検
出されたセンサとは独立させ他方のセンサのみによる気
筒判定に切り換える切換手段を有することを特徴とする
内燃機関の気筒判定装置。
Priority Applications (5)
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