JPS62199947A - 多気筒機関のクランク角検出装置 - Google Patents
多気筒機関のクランク角検出装置Info
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- JPS62199947A JPS62199947A JP4285686A JP4285686A JPS62199947A JP S62199947 A JPS62199947 A JP S62199947A JP 4285686 A JP4285686 A JP 4285686A JP 4285686 A JP4285686 A JP 4285686A JP S62199947 A JPS62199947 A JP S62199947A
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Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明1土多γ饋尋関のクランク角締出装置斤に関す
る。
る。
(従来の技術)
火花式内燃機関では、クランク角検出装置が点火時期制
御に必要不可欠であり、点火時期制御の内容に応じて検
出装置の構成も様々である。
御に必要不可欠であり、点火時期制御の内容に応じて検
出装置の構成も様々である。
たとえば、時間管理方式の点火時期制御では、クランク
角の単位角度を検出する単位角度検出センサを必要とし
ないので、制御精度は及ばないものの、装置が簡便に構
成される。
角の単位角度を検出する単位角度検出センサを必要とし
ないので、制御精度は及ばないものの、装置が簡便に構
成される。
こうした時間管理方式の点火時期制御装置を第8IAに
示すと(たとえば、特開昭52−54842号公報参照
。)、図示したように、クランク紬に同期して回転する
円板1と、この円板周縁の突起2 A、2 Bに対向し
て設けた1個の基準位置検出センサ(電磁ピックアップ
)3とから信号発生手段が構成され、このセンサ3は各
突起2 A、2 Bの通過のたびにfjrJ9図の信号
S1に示す基準位置信号を発生する。この基準位置は基
準気筒の所定のクランク角(たとえば圧縮上死、α前9
0°)となるように設定される。
示すと(たとえば、特開昭52−54842号公報参照
。)、図示したように、クランク紬に同期して回転する
円板1と、この円板周縁の突起2 A、2 Bに対向し
て設けた1個の基準位置検出センサ(電磁ピックアップ
)3とから信号発生手段が構成され、このセンサ3は各
突起2 A、2 Bの通過のたびにfjrJ9図の信号
S1に示す基準位置信号を発生する。この基準位置は基
準気筒の所定のクランク角(たとえば圧縮上死、α前9
0°)となるように設定される。
こうして得られる基準位置信号S1を整形増幅器4にて
整形した基準パルスS2はコントロールユニット7に入
力される。なお、5は点火装置、6はパワトランジスタ
である。
整形した基準パルスS2はコントロールユニット7に入
力される。なお、5は点火装置、6はパワトランジスタ
である。
フントロールユニット内では、基準パルスS2から得ら
れる機関回転速度N (rpm)と他の運転変数に基づ
いて要求点火時期ADVがHヰされる。
れる機関回転速度N (rpm)と他の運転変数に基づ
いて要求点火時期ADVがHヰされる。
ここに、ADVは圧縮上死点面のクランク角を表す数値
であり、このADVと前記回転速度Nを用いて基準位置
から要求点火時期までの時間TADVが演算される。
であり、このADVと前記回転速度Nを用いて基準位置
から要求点火時期までの時間TADVが演算される。
TADV=(T/180)X(90−ADV)ただし、
Tは周期で、Nとの開には逆数関係を有する。
Tは周期で、Nとの開には逆数関係を有する。
この換算時間TADVはI10レジスタにセットされ、
このl10L/ノスタから出力されるパルスにて点火コ
イルの1次電流を遮断する点火指令信号が作られる。す
なわち、基準位置からTAD■経過後に点火が行なわれ
る。このため、こうした時間管理方式によれば、信号発
生手段が簡素に構成されるのである。
このl10L/ノスタから出力されるパルスにて点火コ
イルの1次電流を遮断する点火指令信号が作られる。す
なわち、基準位置からTAD■経過後に点火が行なわれ
る。このため、こうした時間管理方式によれば、信号発
生手段が簡素に構成されるのである。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、こうした検出装置では、各気筒の基準位置を
知ることはできるが、気筒判別を行なうことはできない
ので、こうした装置だけでは、多気筒機関に適用するこ
とができず、このため多気筒機関において実行される電
子配電、気筒別点火時期制御、気筒別燃料噴射を行なう
ことができな11゜ そこで、気筒判別を行なうようにするには、気筒判別用
の別の信号発生手段を設けることが考えられるが、それ
では装置の複雑化を招く。また、たとえ気筒判別用の信
号発生手段を設けたとしても、基準位置信号あるいは気
筒判別信号を発生する手段のいずれかが不調になっては
正常な動作を実行することができなくなる。
知ることはできるが、気筒判別を行なうことはできない
ので、こうした装置だけでは、多気筒機関に適用するこ
とができず、このため多気筒機関において実行される電
子配電、気筒別点火時期制御、気筒別燃料噴射を行なう
ことができな11゜ そこで、気筒判別を行なうようにするには、気筒判別用
の別の信号発生手段を設けることが考えられるが、それ
では装置の複雑化を招く。また、たとえ気筒判別用の信
号発生手段を設けたとしても、基準位置信号あるいは気
筒判別信号を発生する手段のいずれかが不調になっては
正常な動作を実行することができなくなる。
この発明は、こうした従来の問題点に着目してなされた
もので、基準位置信号発生手段に補助信号発生手段の機
能を付加して気筒判別を行なえるようにするともに、こ
の信号発生手段を位相をずらして2個設け、一方に不調
を招いても他方により正常な動作が確保されるようにし
た検出装置を提供することを目的とする。
もので、基準位置信号発生手段に補助信号発生手段の機
能を付加して気筒判別を行なえるようにするともに、こ
の信号発生手段を位相をずらして2個設け、一方に不調
を招いても他方により正常な動作が確保されるようにし
た検出装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
この発明では、第1図に示すように、互いに位相の異な
る信号を発生する2個の信号発生手段であって、それぞ
れ所定のクランク角を各気筒の第1及びPIS2の基準
位置として信号を発生するとともに、気筒数分の第1及
びf52の基準位置のうちいずれか1の基準位置の直後
のクランク角を補助位置として信号を発生するもの11
.12と、これらの信号発生手段11.12からの信号
を入力し前記第1及び@2の基準位置で割り込み信号を
発生する割り込み信号発生手段13と、同じくこれらの
信号発生手段11.12からの信号を入力しいずれの信
号発生手段11.12からの信号であるかを判別した1
″JiJi別信生する判別信号発生手段14とを設けた
。
る信号を発生する2個の信号発生手段であって、それぞ
れ所定のクランク角を各気筒の第1及びPIS2の基準
位置として信号を発生するとともに、気筒数分の第1及
びf52の基準位置のうちいずれか1の基準位置の直後
のクランク角を補助位置として信号を発生するもの11
.12と、これらの信号発生手段11.12からの信号
を入力し前記第1及び@2の基準位置で割り込み信号を
発生する割り込み信号発生手段13と、同じくこれらの
信号発生手段11.12からの信号を入力しいずれの信
号発生手段11.12からの信号であるかを判別した1
″JiJi別信生する判別信号発生手段14とを設けた
。
(作用)
基準位置信号の直後に補助信号を発生させるようにする
ことは、気筒判別用の別の信号発生手段を付加する場合
に比べて簡単であり装置の複雑化を招くことがない。ま
た、気筒判別は補助信号を伴う基準位置信号から得られ
る2つの信号(割り込み信号と判別信号)を信号処理す
ることにより、容易に行なうことができる。これにより
簡素にして気筒判別の可能な検出装置が構成され、多気
筒機関への適用が可能となる。
ことは、気筒判別用の別の信号発生手段を付加する場合
に比べて簡単であり装置の複雑化を招くことがない。ま
た、気筒判別は補助信号を伴う基準位置信号から得られ
る2つの信号(割り込み信号と判別信号)を信号処理す
ることにより、容易に行なうことができる。これにより
簡素にして気筒判別の可能な検出装置が構成され、多気
筒機関への適用が可能となる。
また、信号発生手段が複数設けられたので、たとえ一方
に不調をきたしても正常な他方の動作により、確実にク
ランク角の検出が行なえ、検出装置としての信頼性が向
上する。
に不調をきたしても正常な他方の動作により、確実にク
ランク角の検出が行なえ、検出装置としての信頼性が向
上する。
次に、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
(実施例)
第2図はこの発明を電子制御式4気筒機関に適用したf
51実施例の機械的構成を示し、同図において、信号発
生手段は、クランク紬の172で同期回転する回転体2
1と、互いに位相の異なる信号を発生する2個の基準位
置検出センサ23,24とから61成される。
51実施例の機械的構成を示し、同図において、信号発
生手段は、クランク紬の172で同期回転する回転体2
1と、互いに位相の異なる信号を発生する2個の基準位
置検出センサ23,24とから61成される。
ここには電磁式の信号発生手段を示し、4気筒機関では
各気筒の行程がクランク角で180°ずれているので、
基準位置信号は180°毎に立ち上がる信号でよく、こ
のため、回転体周縁に、90°の回転角毎に突起22A
〜22Dが設けられる。
各気筒の行程がクランク角で180°ずれているので、
基準位置信号は180°毎に立ち上がる信号でよく、こ
のため、回転体周縁に、90°の回転角毎に突起22A
〜22Dが設けられる。
こうした基準位置用突起22A〜22Dだけでは気筒判
別を行なうことができないことを前述したが、この発明
では、これらの突起22A〜22Dの1つの直ぐ近く、
たとえば突起22Aの直ぐ近くに補助突起22Eを設け
る。この点がこの発明の要部であり、この補助突起22
Eは気筒判別用に形成されるものである。なお、この補
助突起22Eによる補助信号が基準位置信号の直後に立
ち上がるように回1に体21の回転方向を考慮して設け
る。また、こうして設ける突起22A〜22Eは、セン
サ23.24(電磁ピックアップ)との間に磁束変化を
生じさせるものであり、したがって四部として設けるも
のであっても構わない。
別を行なうことができないことを前述したが、この発明
では、これらの突起22A〜22Dの1つの直ぐ近く、
たとえば突起22Aの直ぐ近くに補助突起22Eを設け
る。この点がこの発明の要部であり、この補助突起22
Eは気筒判別用に形成されるものである。なお、この補
助突起22Eによる補助信号が基準位置信号の直後に立
ち上がるように回1に体21の回転方向を考慮して設け
る。また、こうして設ける突起22A〜22Eは、セン
サ23.24(電磁ピックアップ)との間に磁束変化を
生じさせるものであり、したがって四部として設けるも
のであっても構わない。
次に、突起22A〜22Eに対向してセンサ23.24
を設けるのであるが、この場合、突起22Aと22Eの
間隔よりも離して2つのセンサ23.24を配置する。
を設けるのであるが、この場合、突起22Aと22Eの
間隔よりも離して2つのセンサ23.24を配置する。
これは7ヱイルセー7成1泄を持たせるために複数とし
ているのであり、この点もこの発明の要部となる。
ているのであり、この点もこの発明の要部となる。
したがって、これらのセンサ23,24から出力される
それぞれの信号bl 、clは、第3図に示すように、
互いに位相の異なる基準位置信号となる。なお、以下の
説明の都合上、信号b1にて得られる基準位置を第1の
基準位置、信号c1にて得られる基準位置をPIS2の
基準位置とする。
それぞれの信号bl 、clは、第3図に示すように、
互いに位相の異なる基準位置信号となる。なお、以下の
説明の都合上、信号b1にて得られる基準位置を第1の
基準位置、信号c1にて得られる基準位置をPIS2の
基準位置とする。
次に、27は割り込み信号発生手段として構成されるオ
アデートで、これらの信号bl +clを入力し、f5
3図に示すように、f51及び第2の基準位置で割り込
み信号d1を発生する。
アデートで、これらの信号bl +clを入力し、f5
3図に示すように、f51及び第2の基準位置で割り込
み信号d1を発生する。
28は判別信号発生手段としてのRSフリップ70ツブ
で、信号b1をセット信号、信号c1をリセット信号と
して入力し、いずれのセンサ23゜24からの信号であ
るかを判別した判別信号e1を出力する。すなわち、信
号e1がハイレベルのときは一方のセンサ23からの信
号であると、反対にローレベルであるときは、他方のセ
ンサ24であると判別することができる。なお、この判
別信号は以下、ハイレベルのときを数字の“1″、ロー
レベルのときを“0″で示すこととし、割り込み信号d
1が発生するときの判別信号を第3図の信号d1の下に
括弧付きで表している。25.26は整形増幅器である
。
で、信号b1をセット信号、信号c1をリセット信号と
して入力し、いずれのセンサ23゜24からの信号であ
るかを判別した判別信号e1を出力する。すなわち、信
号e1がハイレベルのときは一方のセンサ23からの信
号であると、反対にローレベルであるときは、他方のセ
ンサ24であると判別することができる。なお、この判
別信号は以下、ハイレベルのときを数字の“1″、ロー
レベルのときを“0″で示すこととし、割り込み信号d
1が発生するときの判別信号を第3図の信号d1の下に
括弧付きで表している。25.26は整形増幅器である
。
次に、こうして構成された検出装置を多気筒機関につい
ての時間管理方式の点火時期制御に適用した例について
説明する。
ての時間管理方式の点火時期制御に適用した例について
説明する。
こうした場合、検出装置に付加されるのは、これらの割
り込み信号d1と判別信号clを入力するコントロール
ユニット30と、従来例と同様の点火装置、パワトラン
ジスタ(図示しない)である。
り込み信号d1と判別信号clを入力するコントロール
ユニット30と、従来例と同様の点火装置、パワトラン
ジスタ(図示しない)である。
そこで、コントロールユニット30で’lT3れる動作
を第4図、第5図の流れ図を参照しながら説明する。な
お、コントロールユニット30はCPU、ROM、RA
Mt110イン97x−ス等からなるマイクロコンピュ
ータにて構成すればよい。
を第4図、第5図の流れ図を参照しながら説明する。な
お、コントロールユニット30はCPU、ROM、RA
Mt110イン97x−ス等からなるマイクロコンピュ
ータにて構成すればよい。
図中の番号は処理番号を示す。
ff15図は、前記割り込み信号の入力毎に実行される
ルーチンであり、50〜52.53.59にて気筒判別
が行なわれる。
ルーチンであり、50〜52.53.59にて気筒判別
が行なわれる。
すなわち、前記補助信号を用いて気筒判別を行なうので
あるが、補助信号は1サイクル当たり1回発生するので
、この補助信号の発生を捕らえて基準となる気筒との対
応付けが行なわれる。
あるが、補助信号は1サイクル当たり1回発生するので
、この補助信号の発生を捕らえて基準となる気筒との対
応付けが行なわれる。
具体的には、第3図にも示すように、補助信号の発生す
る箇所で、1゛す別信号が同じ値を連続する。
る箇所で、1゛す別信号が同じ値を連続する。
そこで、同じ値が連続することを判別した場合には、基
準気筒(たとえば1番気箭)に設定するのである。
準気筒(たとえば1番気箭)に設定するのである。
こうした動作を実行するのが50〜52であり、判別(
g号が11w回と同じであれば、気筒判別用カウンタの
カウンタ値CYLNOをOにセットする。
g号が11w回と同じであれば、気筒判別用カウンタの
カウンタ値CYLNOをOにセットする。
ここに、4気筒であれば、CY L N Oの数字O〜
3が1〜4番気筒に割り振られる。
3が1〜4番気筒に割り振られる。
そして、基準気筒の設定が終了した後は、いずれかの基
準位置信号(この例では信号+a )の入力毎、すなわ
ち判別信号がOのときにこのカウンタ値CYLNOを1
づつ増加していく(ステップ53.59)。こうして得
られるカウンタ値CYLNOが第3図下段に示す数値で
ある。これにより、気筒判別が実行されたことになる。
準位置信号(この例では信号+a )の入力毎、すなわ
ち判別信号がOのときにこのカウンタ値CYLNOを1
づつ増加していく(ステップ53.59)。こうして得
られるカウンタ値CYLNOが第3図下段に示す数値で
ある。これにより、気筒判別が実行されたことになる。
次に、割り込み信号d1 と判別信号e1に基づく点火
時期の時間換算制御について説明する。
時期の時間換算制御について説明する。
ここに述べる点火時期制御の特徴は、前記mlの基準位
置を始動時ないしはアイドル運転時の要求点火進角値近
傍、前記第2の基準位置を最大点火進角値近傍のクラン
ク角としてそれぞれ設定し、運転条件によって、要求点
火時期にいずれか近いほうの基準位置を選択して、これ
を基準にして点火時期を制御するようにした点にある。
置を始動時ないしはアイドル運転時の要求点火進角値近
傍、前記第2の基準位置を最大点火進角値近傍のクラン
ク角としてそれぞれ設定し、運転条件によって、要求点
火時期にいずれか近いほうの基準位置を選択して、これ
を基準にして点火時期を制御するようにした点にある。
まず、第4図は所定時間毎あるいはバックグラウンドル
ーチンにて実行されるもので、機関回転速度Nと他の機
関運転変数とに基づいてクランク角単位の要求点火時期
ADVを求める(ステップ40)。これは、公知のテー
ブル検索による処理により行なわれ、圧縮上死点前のク
ランク角を示す数値として求められる。
ーチンにて実行されるもので、機関回転速度Nと他の機
関運転変数とに基づいてクランク角単位の要求点火時期
ADVを求める(ステップ40)。これは、公知のテー
ブル検索による処理により行なわれ、圧縮上死点前のク
ランク角を示す数値として求められる。
こうして演算したADVに基づき、このADVに近いほ
うの基準位置が選択される(ステップ41)。たとえば
、f51の基準位置を境にしてADVが第1の基準位置
よりも進角側にある場合には第2の基準位置を選択しく
7ラグFLGを1にセットする。)、反対にADVが第
1の基準位置よりも遅角側にあるときは第1の基準位置
を選択する(FLGをOにセットする)。なお、この7
ラグFLGは、第5図において判別信号として使用され
る。
うの基準位置が選択される(ステップ41)。たとえば
、f51の基準位置を境にしてADVが第1の基準位置
よりも進角側にある場合には第2の基準位置を選択しく
7ラグFLGを1にセットする。)、反対にADVが第
1の基準位置よりも遅角側にあるときは第1の基準位置
を選択する(FLGをOにセットする)。なお、この7
ラグFLGは、第5図において判別信号として使用され
る。
次に、ADVと周期1゛を用いて次式によりtjS2の
基準位置(たとえば上死点前50°)から要求式χ火時
期までの時間TADV2あるいはfjSlの基準位置(
たとえば上死、α前20°)からの時間TAD■1を演
算する。
基準位置(たとえば上死点前50°)から要求式χ火時
期までの時間TADV2あるいはfjSlの基準位置(
たとえば上死、α前20°)からの時間TAD■1を演
算する。
TADV2=(T/180)X(50ADV)TADV
+ =(T/180)X(20−ADV)ここに、これ
らの式の第2の因子(50−ADV)、(20−ADV
)はそれぞれ152の基準位置。
+ =(T/180)X(20−ADV)ここに、これ
らの式の第2の因子(50−ADV)、(20−ADV
)はそれぞれ152の基準位置。
f51の基準位置から要求点火時期までのクランク角差
、第1の因子(T/180)はクランク角1゜当たりに
要する平均時間を示す。
、第1の因子(T/180)はクランク角1゜当たりに
要する平均時間を示す。
次に、こうして演算されたTADV2 、TAD■1を
I10レジスタにセットする。たとえば第2の基準位f
a倍信号Iの入力からTADV2経過後に点火が行なわ
れるようにするには、判別信号がOlすなわちこの43
号c1.が入力した場合に、TADV2をI10レジス
タにセットさせればよい(ステップ53.58)。
I10レジスタにセットする。たとえば第2の基準位f
a倍信号Iの入力からTADV2経過後に点火が行なわ
れるようにするには、判別信号がOlすなわちこの43
号c1.が入力した場合に、TADV2をI10レジス
タにセットさせればよい(ステップ53.58)。
こうした制御を実行するのが、今述べた第5図の53.
58と111別信号が1となる場合の53,55である
。なお、信号c1が入力したときにADV1が、また信
号b1が入力したときにADV2がセットされないよう
に、前記7ラグFLGの値を判別信号として使用してい
る(57.54)。
58と111別信号が1となる場合の53,55である
。なお、信号c1が入力したときにADV1が、また信
号b1が入力したときにADV2がセットされないよう
に、前記7ラグFLGの値を判別信号として使用してい
る(57.54)。
最後に、ステップ56では前回の信号b1の入力)、?
から今回のblの入力時までに要した時間(この時間は
180°パルスゆえ周期Tの1/2である。)をクロッ
クパルスを計数することにより求め、この値から回転速
度Nを演算する。この回転速度Nが次点火サイクルにて
使用される6なお、通電開始時期制御も同様に行なわれ
る(ステップ42+55*58等) こうした点火時期の制御により、機関の全運転域にわた
って要求点火時期からのずれを小さくして制御精度を向
上することができろ。
から今回のblの入力時までに要した時間(この時間は
180°パルスゆえ周期Tの1/2である。)をクロッ
クパルスを計数することにより求め、この値から回転速
度Nを演算する。この回転速度Nが次点火サイクルにて
使用される6なお、通電開始時期制御も同様に行なわれ
る(ステップ42+55*58等) こうした点火時期の制御により、機関の全運転域にわた
って要求点火時期からのずれを小さくして制御精度を向
上することができろ。
次に、クランク角検出装置としての作用を述べると、t
tS2IAに示すように、基準位置信号の直後に補助信
号を発生させるように補助突起22Eを設けることは、
新たに気筒判別用の別の信号発生手段を付加する場合に
比べて簡単であり、このため装置の複雑化を招くことが
ない。
tS2IAに示すように、基準位置信号の直後に補助信
号を発生させるように補助突起22Eを設けることは、
新たに気筒判別用の別の信号発生手段を付加する場合に
比べて簡単であり、このため装置の複雑化を招くことが
ない。
また、気筒判別は点火時期制御でも説明したように(ス
テップ50〜52)、2つの信号(割り込み(W号d1
と判別信号c+ )を信号処理することにより容易に
行なわれる。すなわち、こうした検出装置によれば、簡
素にして気筒判別の可能な検出装置が構成されるのであ
り、多気筒機関への適用が可能となるのである。
テップ50〜52)、2つの信号(割り込み(W号d1
と判別信号c+ )を信号処理することにより容易に
行なわれる。すなわち、こうした検出装置によれば、簡
素にして気筒判別の可能な検出装置が構成されるのであ
り、多気筒機関への適用が可能となるのである。
さらに、第5図では一方のセンサ出力信号blの周期を
用いて回転速度Nを求めるようにしているが、7工イル
セー7代能を付与するには、両方のセンサ出力信号IJ
I telの周期を用いてそれぞれ回転速度Nbl 、
Nclを演算し、この2つのNbI vNclを比較す
ることにより一方のセンサの不調あるいは故障を判別す
ることができる。
用いて回転速度Nを求めるようにしているが、7工イル
セー7代能を付与するには、両方のセンサ出力信号IJ
I telの周期を用いてそれぞれ回転速度Nbl 、
Nclを演算し、この2つのNbI vNclを比較す
ることにより一方のセンサの不調あるいは故障を判別す
ることができる。
すなわち、信号発生手段が複数設けられたので、たとえ
一方に不調、故障をさたしても正常な他方の動作により
、確実にクランク角の検出が行なえ、検出装置としての
信頼性が向上するのである。
一方に不調、故障をさたしても正常な他方の動作により
、確実にクランク角の検出が行なえ、検出装置としての
信頼性が向上するのである。
なお、オアデート27により2つの基準位置信号1)I
telをまとめて一つの信号d1 としているので、
一つの割り込み入力端子で処理することが可能となって
いる。
telをまとめて一つの信号d1 としているので、
一つの割り込み入力端子で処理することが可能となって
いる。
次に、第6図はこの発明の第2実施例の機械的構成を示
し、信号発生手段を光学的に構成したものである。なお
、この例64気筒機関に適用したものである。
し、信号発生手段を光学的に構成したものである。なお
、この例64気筒機関に適用したものである。
光″7的信号発生手段ではスリットを設けた回転円板6
1と、スリットを間に置いて対峙される発光源と受光素
子とから構成されるもので、発光源63と受光素子64
.65間をスリン)62A〜G2Dの通過している間だ
け受光素子64.65からハイレベルとなる信号t)2
+e2が第7図に示すように出力される。
1と、スリットを間に置いて対峙される発光源と受光素
子とから構成されるもので、発光源63と受光素子64
.65間をスリン)62A〜G2Dの通過している間だ
け受光素子64.65からハイレベルとなる信号t)2
+e2が第7図に示すように出力される。
第1実施例との相違は、気筒判別用にスリットの一つ6
2Aを幅広に設け、かつ信号の立ち上がりを検出する立
ち上がり検出器70.71を付加した点にあるが、この
例でもf51実施例と同様の作用効果を奏するものであ
る。
2Aを幅広に設け、かつ信号の立ち上がりを検出する立
ち上がり検出器70.71を付加した点にあるが、この
例でもf51実施例と同様の作用効果を奏するものであ
る。
ただし、こうした構成においては、幅広に設けたスリン
)62Aのクランク角幅θと2個の受光素子64.65
間の位相差φとの間にθ〉φなる関係を持たせる必要が
ある。
)62Aのクランク角幅θと2個の受光素子64.65
間の位相差φとの間にθ〉φなる関係を持たせる必要が
ある。
これは、もしeとφの関係を逆にすると、同じ値のtl
lll秒信号続させることができず、気筒判別を行なう
ことができなくなるためである。
lll秒信号続させることができず、気筒判別を行なう
ことができなくなるためである。
(発明の効果)
以上説明した通りこの発明によれば、所定のクランク角
を各気筒の基準位置として信号を発生するとともに、気
筒数分の基準位置のうちいずれか1の基準位置の直後の
クランク角を補助位置として信号を発生する2つの信号
発生手段を、互いに位相の異なるように配置し、これら
の信号発生手段から出力される第1及び12の基準位置
信号の両方を処理することにより、第1及V第2の基準
位置にて発生する割り込み信号と、いずれの信号発生手
段からの信号であるかを判別した判別信号とを出力させ
るようにしたので、mζ匹な構成により気筒判別が行な
え多気筒機関への適用を可能とするとともに、検出装置
としての信頼性を向上することができる。
を各気筒の基準位置として信号を発生するとともに、気
筒数分の基準位置のうちいずれか1の基準位置の直後の
クランク角を補助位置として信号を発生する2つの信号
発生手段を、互いに位相の異なるように配置し、これら
の信号発生手段から出力される第1及び12の基準位置
信号の両方を処理することにより、第1及V第2の基準
位置にて発生する割り込み信号と、いずれの信号発生手
段からの信号であるかを判別した判別信号とを出力させ
るようにしたので、mζ匹な構成により気筒判別が行な
え多気筒機関への適用を可能とするとともに、検出装置
としての信頼性を向上することができる。
第1図はこの発明の構成概念図である。tjS2図はこ
の発明の第1実施例の機械的65戒を示す概略図、13
図はこの実施例の作用を示す波形図である。14図、第
5図はこの実施例を点火時期制御に適用した一例におけ
る動作内容を表す流れ図である。 m6図はこの発明の第2実施例の機械的構成を示す概略
図、第7図はこの実施例における作用を示す波形図であ
る。 第8図は従来例の機械的構成を示す概略図、第9図は同
じ〈従来例の作用を説明する波形図である。 11・・・第1の信号発生手段、12・・・第2の信号
発生手段、13・・・割り込み信号発生手段、14・・
・判別信号発生手段、21・・・回転体、22A〜22
D・・・突起、22E・・・補助突起、23.24・・
・センサ、27・・・オアデート、28・・・R37り
ンプ70・ンプ、30・・・コントロールユニット、6
1・・・回転円板、62A・・・幅広のスリット、62
B〜62D・・・スリット、63・・・発光源、64.
65・・・受光素子、70.71・・・立ち上がり検出
器。 (外1名) 第5図 第8図 第9図 クランク門(・)
の発明の第1実施例の機械的65戒を示す概略図、13
図はこの実施例の作用を示す波形図である。14図、第
5図はこの実施例を点火時期制御に適用した一例におけ
る動作内容を表す流れ図である。 m6図はこの発明の第2実施例の機械的構成を示す概略
図、第7図はこの実施例における作用を示す波形図であ
る。 第8図は従来例の機械的構成を示す概略図、第9図は同
じ〈従来例の作用を説明する波形図である。 11・・・第1の信号発生手段、12・・・第2の信号
発生手段、13・・・割り込み信号発生手段、14・・
・判別信号発生手段、21・・・回転体、22A〜22
D・・・突起、22E・・・補助突起、23.24・・
・センサ、27・・・オアデート、28・・・R37り
ンプ70・ンプ、30・・・コントロールユニット、6
1・・・回転円板、62A・・・幅広のスリット、62
B〜62D・・・スリット、63・・・発光源、64.
65・・・受光素子、70.71・・・立ち上がり検出
器。 (外1名) 第5図 第8図 第9図 クランク門(・)
Claims (1)
- 互いに位相の異なる信号を発生する2個の信号発生手
段であって、それぞれ所定のクランク角を各気筒の第1
及び第2の基準位置として信号を発生するとともに、気
筒数分の第1及び第2の基準位置のうちいずれか1の基
準位置の直後のクランク角を補助位置として信号を発生
するものと、これらの信号発生手段からの信号を入力し
前記第1及び弟2の基準位置で割り込み信号を発生する
割り込み信号発生手段と、同じくこれらの信号発生手段
からの信号を入力しいずれの信号発生手段からの信号で
あるかを判別した判別信号を発生する判別信号発生手段
とを設けたことを特徴とする多気筒機関のクランク角検
出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4285686A JPS62199947A (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | 多気筒機関のクランク角検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4285686A JPS62199947A (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | 多気筒機関のクランク角検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62199947A true JPS62199947A (ja) | 1987-09-03 |
Family
ID=12647662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4285686A Pending JPS62199947A (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | 多気筒機関のクランク角検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62199947A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63306279A (ja) * | 1987-06-08 | 1988-12-14 | Mitsubishi Electric Corp | 内燃機関の点火時期制御装置 |
JPH11210542A (ja) * | 1998-01-30 | 1999-08-03 | Hitachi Ltd | 内燃機関の気筒判定装置 |
-
1986
- 1986-02-28 JP JP4285686A patent/JPS62199947A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63306279A (ja) * | 1987-06-08 | 1988-12-14 | Mitsubishi Electric Corp | 内燃機関の点火時期制御装置 |
JPH11210542A (ja) * | 1998-01-30 | 1999-08-03 | Hitachi Ltd | 内燃機関の気筒判定装置 |
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