JPH11206049A - 永久磁石電動機 - Google Patents
永久磁石電動機Info
- Publication number
- JPH11206049A JPH11206049A JP10288327A JP28832798A JPH11206049A JP H11206049 A JPH11206049 A JP H11206049A JP 10288327 A JP10288327 A JP 10288327A JP 28832798 A JP28832798 A JP 28832798A JP H11206049 A JPH11206049 A JP H11206049A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- permanent magnet
- magnet
- core
- section
- rotor core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/22—Rotating parts of the magnetic circuit
- H02K1/27—Rotor cores with permanent magnets
- H02K1/2706—Inner rotors
- H02K1/272—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
- H02K1/274—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
- H02K1/2753—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets the rotor consisting of magnets or groups of magnets arranged with alternating polarity
- H02K1/276—Magnets embedded in the magnetic core, e.g. interior permanent magnets [IPM]
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/22—Rotating parts of the magnetic circuit
- H02K1/27—Rotor cores with permanent magnets
- H02K1/2706—Inner rotors
- H02K1/272—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
- H02K1/274—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
- H02K1/2753—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets the rotor consisting of magnets or groups of magnets arranged with alternating polarity
- H02K1/276—Magnets embedded in the magnetic core, e.g. interior permanent magnets [IPM]
- H02K1/2766—Magnets embedded in the magnetic core, e.g. interior permanent magnets [IPM] having a flux concentration effect
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K16/00—Machines with more than one rotor or stator
- H02K16/02—Machines with one stator and two or more rotors
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K7/00—Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
- H02K7/14—Structural association with mechanical loads, e.g. with hand-held machine tools or fans
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K15/00—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
- H02K15/02—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies
- H02K15/03—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies having permanent magnets
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
- Brushless Motors (AREA)
Abstract
久磁石電動機を得る。 【解決手段】 各磁極が永久磁石により構成されたロー
タコアを回転磁界を発生するステータコア内に配置した
永久磁石電動機において、第1コアメンバー12と第2
コアメンバー14とを同軸的に一体に接合してロータコ
ア10を作製し、第1コアメンバー12内に各磁極ごと
に所定の断面形状を有する第1永久磁石11を埋設する
とともに、第2コアメンバー内には、磁石材料および断
面形状がともに第1永久磁石11と異なる第2永久磁石
12を各磁極ごとに埋設する。
Description
ータなどのロータに永久磁石を有する電動機に係り、さ
らに詳しく言えば、性能およびサイズや製造コストを用
途に見合った合理的なものにすることができるようにし
た、例えば空気調和機のコンプレッサなどの駆動源とし
て好適な電動機に関するものである。
いては、そのインナーロータのコアに永久磁石が埋設さ
れており、図23および図24にはその一例が示されて
いる。なお、これらの図は、電動機の内部をその回転軸
線と直交する面から見た平面図である。
は界磁が回転する例えば24スロットのステータコア1
内に配置されている。この例における電動機の極数は4
極であり、したがって、ロータコア2には、その極数分
に応じて4つの永久磁石3が設けられている。
されており、ロータコア2の外周縁側において、同ロー
タコア2の直径線と直交する方向に沿ってN極とS極の
各一対が対向的に配置されている。なお、各永久磁石3
は図23の紙面に対して直交する方向に沿ってロータコ
ア2内に埋設されている。
間における磁束の短絡や漏洩を防止するためのフラック
スバリアとしての孔4が形成されている。この例では、
孔4は三角形状の孔として示されており、各永久磁石3
の両端に配置されている。また、ロータコア2の中心に
は、図示しない回転軸が挿通される中心孔5が設けられ
ている。
タコア1の歯と永久磁石3との間)の磁束分布が正弦波
状になっているものとすると、この電動機のトルクT
は、T=Pn{Φa・Ia・cosβ−0.5(Ld−
Lq)・I2・sin2β}で表される。なお、Φaは
d,q座標軸上の永久磁石3による電機子鎖交磁束、L
d,Lqはd,q軸インダクタンス、Iaはd,q座標
軸上の電機子電流の振幅、βはd,q座標軸上の電機子
電流Iのq軸からの進み角、Pnは極対数である。
よるマグネットトルクであり、第2項はd軸インダクタ
ンスとq軸インダクタンスとの差によって生じるリラク
タンストルクである。詳しくは、T.IEE Japa
n,Vol.117―D,No8,1997の論文を参
照されたい。
ア2においては、断面円弧状の永久磁石6が用いられて
いるが、そのトルクTは同じく上記の演算式により求め
ることができる。
にはその磁極数分の永久磁石が埋設されるが、従来にお
いては、そのほとんどが1種類の永久磁石、例えばフェ
イライト磁石もしくは希土類磁石のいずれか一方を用い
ている。このため、設計の自由度が狭く、トルクや効率
などの性能および大きさが画一的になりがちであり、ま
た、製造コストも使用する永久磁石材料によってほぼ一
義的に決まってしまう。
としての永久磁石3を希土類磁石とした場合には、サイ
ズは小さく、しかも性能も良好であるが、コストが高く
なってしまう。一方、図23に示すロータコア2の磁極
となる永久磁石6をフェイライト磁石とした場合には、
コスト的には安価であるが、希土類磁石に匹敵する性能
を得ようとすると、ロータコア2の径を大きくしなけれ
ばならない。
成形の容易性により種々形状の永久磁石を得ることが可
能であるが、磁束密度が小さいため、ロータコアの小型
化が難しい。これに対して、希土類磁石は、磁束密度が
高いため、ロータコアの小型化が容易であるが、成形の
困難性により永久磁石の形状が限られる。また、希土類
磁石はフェライト磁石に比べて高価である。
の磁極に1種類の永久磁石を用いているため、性能、大
きさおよびコストの選択幅が狭く、用途に見合った合理
的な電動機を得ることが困難であった。
になされたもので、その目的は、用途に見合った適正な
性能および大きさを有し、しかもコスト的にも合理的で
ある永久磁石電動機を提供することにある。
的は、各磁極が永久磁石により構成されたロータコアを
回転磁界を発生するステータコア内に配置した永久磁石
電動機において、上記ロータコアは、その回転中心軸に
対して同軸的に一体に接合された第1コアメンバーおよ
び第2コアメンバーを含み、上記第1コアメンバー内
に、上記各磁極ごとに所定の断面形状を有する第1永久
磁石を埋設するとともに、上記第2コアメンバー内に、
磁石材料および断面形状がともに上記第1永久磁石と異
なる第2永久磁石を上記各磁極ごとに埋設することによ
って達成される。
用い、第2永久磁石に希土類磁石を用いることにより、
その性能を各磁極をフェライト磁石のみで構成した場合
と各磁極を希土類磁石のみで構成した場合の中間的な性
能とすることができる。この場合において、ロータコア
に対する第1コアメンバーと第2コアメンバーの構成比
率を変えることにより、永久磁石電動機として、性能や
サイズ、それにコストも用途により適したものが得られ
る。
と第2コアメンバーは、その各一端側の端面を緊密に接
触させて同軸的に接合されるが、第2コアメンバー側の
第2永久磁石は、第1コアメンバー側から見て同第1コ
アメンバーに埋設されている第1永久磁石の断面形状の
投影面積内に配置されることが好ましく、この点も本発
明の特徴の一つである。これによれば、第1コアメンバ
ーと第2コアメンバーの接触面において、第1および第
2永久磁石が、互いに相手方のフラックスバリアとして
作用することになる。
含まれる。
ー側においては、第1永久磁石を断面扇状とする。第2
コアメンバー側においては、第2永久磁石を断面矩形状
としてロータコアの直径線と直交する方向に沿って同ロ
ータコアの外周縁側に配置するとともに、第2永久磁石
の両端に一対のフラックスバリア孔を形成し、この第2
永久磁石およびフラックスバリア孔をともに、第1永久
磁石の断面扇状の投影面積内に配置する。これによれ
ば、第2コアメンバーに対して、ステータコアからの磁
束が入りやすくなり、リラクタンストルクを大きくする
ことができる。また、フラックスバリア孔により、磁束
の短絡や漏洩を防止することができる。
をロータコアの内周縁側に配置するとともに、この第2
永久磁石の両端にロータコアの直径線に沿って同ロータ
コアの外周縁側に向けてスリット状に延びる一対のフラ
ックスバリア孔を形成としてもよい(第2の態様)。
おいては、第1永久磁石を断面扇状とする。第2コアメ
ンバー側においては、第2永久磁石として断面矩形状の
2つの第2磁石片を用い、この2つの第2磁石片の各一
端側をロータコアの中心方向に向けて互いに近づくよう
な角度をもって配置するとともに、各第2磁石片の他端
側にフラックスバリア孔をそれぞれ形成し、これら2つ
の第2磁石片およびフラックスバリア孔をともに、第1
永久磁石の断面扇状の投影面積内に配置する。これによ
れば、第2永久磁石としての2つの第2磁石片がステー
タコアからの磁束の磁路曲線に沿って配置されているた
め、その磁路の磁気抵抗を小さくすることができ、これ
によりリラクタンストルクが大きくなる。
おいては、第1永久磁石として断面矩形状の2つの第1
磁石片を用い、この2つの第1磁石片を磁極の境界線に
沿って配置するとともに、この2つの第1磁石片のコア
内径側端部間に第1フラックスバリア孔を形成する。ま
た、第2コアメンバー側においても、第2永久磁石とし
て断面矩形状の2つの第2磁石片を用い、この2つの第
2磁石片を磁極の境界線に沿って配置するとともに、こ
の2つの第2磁石片のコア内径側端部間に第2フラック
スバリア孔を形成し、これらの2つの第2磁石片および
第2フラックスバリア孔を第1永久磁石の2つの第1磁
石片および第1フラックスバリア孔の各投影面積内に配
置する。これによれば、第1および第2コアメンバーの
双方に対して、ステータコアからの磁束が入り込みやす
く、第3の態様と同じく、ステータコアから入り込む磁
束に対する磁気抵抗を小さくすることができ、これによ
りリラクタンストルクが大きくなる。
おいては、第1永久磁石を断面円弧状とし、その凸面側
をロータコアの中心側に向けて配置する。第2コアメン
バー側においては、第2永久磁石として断面矩形状の2
つの第2磁石片を用い、この2つの第2磁石片の各一端
側をロータコアの中心方向に向けて互いに近づくような
角度をもって配置するとともに、各第2磁石片の他端側
にフラックスバリア孔をそれぞれ形成し、これらの2つ
の第2磁石片およびフラックスバリア孔をともに、第1
永久磁石の断面円弧状の投影面積内に配置する。これに
より、上記の各態様と同じく、ステータコアから入り込
む磁束に対する磁気抵抗を小さくして、リラクタンスト
ルクを大きくすることができる。
6ないし第11の態様によっても得ることができる。
ンバー側においては、第1永久磁石を断面円弧状とし、
その凸面側をロータコアの中心側に向けて配置する。第
2コアメンバー側においては、第2永久磁石を断面矩形
状としてロータコアの直径線と直交する方向に沿って同
ロータコアの外周縁側に配置するとともに、この第2永
久磁石の両端に一対のフラックスバリア孔を形成し、第
2永久磁石およびフラックスバリア孔をともに、第1永
久磁石の断面円弧状の投影面積内に配置するようにして
もよい。
おいては、第1永久磁石を断面円弧状とし、その凸面側
をロータコアの中心側に向けて配置する。第2コアメン
バー側においては、第2永久磁石を断面矩形状としてロ
ータコアの直径線と直交する方向に沿って同ロータコア
の内周縁側に配置するとともに、第2永久磁石の両端に
ロータコアの直径線に沿って同ロータコアの外周縁側に
向けてスリット状に延びる一対のフラックスバリア孔を
形成し、第2永久磁石および上記フラックスバリア孔を
ともに、第1永久磁石の断面円弧状の投影面積内に配置
するようにしてもよい。
おいては、第1永久磁石を断面円弧状とし、その凸面側
をロータコアの外周縁に沿って配置する。第2コアメン
バー側においては、2永久磁石を断面矩形状としてロー
タコアの直径線と直交する方向に沿って同ロータコアの
外周縁側に配置するとともに、この第2永久磁石の両端
に一対のフラックスバリア孔を形成し、第2永久磁石お
よびフラックスバリア孔をともに、第1永久磁石の断面
円弧状の投影面積内に配置するようにしてもよい。
おいては、第1永久磁石を断面扇状とする。第2コアメ
ンバー側においては、第2永久磁石を磁極の境界線に沿
って配置された断面矩形状の2つの第2磁石片により構
成するとともに、この2つの第2磁石片のコア内径側端
部間にフラックスバリア孔を形成し、これら2つの第2
磁石片およびフラックスバリア孔をともに、第1永久磁
石の断面扇状の投影面積内に配置するようにしてもよ
い。
バー側においては、第1永久磁石として断面矩形状の2
つの第1磁石片を用い、この2つの第1磁石片を磁極の
境界線に沿って配置するとともに、この2つの第1磁石
片のコア内径側端部間にフラックスバリア孔を形成す
る。第2コアメンバー側においても、第2永久磁石とし
て断面矩形状の2つの第2磁石片を用い、この2つの第
2磁石片の各一端側をロータコアの中心方向に向けて互
いに近づくような角度をもって配置し、これら2つの第
2磁石片を第1永久磁石の2つの第1磁石片の各投影面
積内に配置するようにしてもよい。
ンバー側においては、第1永久磁石として断面矩形状の
2つの第1磁石片を用い、この2つの第1磁石片の各一
端側をロータコアの中心方向に向けて互いに近づくよう
な角度をもって配置するとともに、この2つの第1磁石
片のコア内径側端部間にフラックスバリア孔を形成し、
また、第2コアメンバー側においても、第2永久磁石と
して断面矩形状の2つの第2磁石片を用い、この2つの
第2磁石片の各一端側をロータコアの中心方向に向けて
互いに近づくような角度をもって配置し、これら2つの
第2磁石片を第1永久磁石の2つの第1磁石片の各投影
面積内に配置するようにしてもよい。
は、第1コアメンバーの第1永久磁石がフェライト磁石
であり、第2コアメンバーの第2永久磁石が希土類磁石
であることが好ましい。フェライト磁石および希土類磁
石はともに、入手が容易であり、本発明の永久磁石電動
機を容易に実現することができる。
バーはともに、プレスにて打ち抜かれた永久磁石埋設孔
およびフラックスバリア孔を有する電磁鋼板の積層体か
らなるが、第1コアメンバー用電磁鋼板においては、そ
の永久磁石埋設孔およびフラックスバリア孔が、第2コ
アメンバーの永久磁石埋設孔およびフラックスバリア孔
を被せるように打ち抜かれていることが好ましい。
埋設孔およびフラックスバリア孔は、第1コアメンバー
側の永久磁石埋設孔およびフラックスバリア孔の投影面
積内に配置されており、第2コアメンバー側の永久磁石
埋設孔およびフラックスバリア孔は、第1コアメンバー
側の永久磁石埋設孔およびフラックスバリア孔よりも寸
法的に小さい。
は、まず、ロータコアを構成するすべてのコア材(電磁
鋼板)を対象として、第2コアメンバー用の永久磁石埋
設孔およびフラックスバリア孔を打ち抜き、しかる後、
第1コアメンバー用の永久磁石埋設孔およびフラックス
バリア孔については、その第1コアメンバーに必要とさ
れる枚数分のコア材に対して、先に形成した第2コアメ
ンバーの永久磁石埋設孔およびフラックスバリア孔を被
せるように打ち抜けばよい。これによれば、さほどコス
ト負担を招くことなく、能率的に電磁鋼鈑からなるコア
積層体が得られることになる。なお、その後にこのコア
積層体に永久磁石材料が埋設され、着磁が施される。
用として用いられるブラシレスDCモータに好適であ
り、これによれば空気調和機の性能アップが図れる。
る実施列により説明する。
による永久磁石電動機の第1実施例ついて説明する。こ
の永久磁石電動機は、回転磁界を発生するステータコア
17と、このステータコア17内に回転可能に設けられ
たロータコア10とを備えている。この実施例におい
て、ステータコア17は24のスロットを有し、三相
(U相,V相およびW相)の電機子巻線が施されてい
る。この場合、外径側の巻線がU相、内径側の巻線がW
相、その中間に位置する巻線がV相とされているが、ス
ロット数および電機子巻線の形態は任意であってよい。
タコア10は、第1永久磁石12が埋設された第1コア
メンバー12と、第2永久磁石13が埋設された第2コ
アメンバー14とを同軸的に一体に接合することにより
構成されている。なお、ロータコア10の回転中心に
は、図示しない回転軸を挿通するための中心孔16が穿
設されている。この実施例において、第1永久磁石12
はフェライト磁石からなり、第2永久磁石13には希土
類磁石が用いられている。
11は断面扇状に形成され、第1コアメンバー12内
に、このモータの極数(この例では4極)に応じて円周
方向に沿って等間隔に埋設されている。このように、第
1永久磁石11は断面扇状であるため、第1コアメンバ
ー12における磁石の占有率が極めて高くなっている。
に、第2永久磁石13は断面矩形状、すなわち所定の板
厚を有する帯板状であり、第2コアメンバー14内に第
1永久磁石11と同じく、モータの極数に応じて均等な
間隔をもって埋設されている。このように、第2永久磁
石13は帯板状であるため、第2コアメンバー14にお
ける磁石の占有率が第1コアメンバー12に比べて小さ
くなっている。
14の外周縁側寄りの位置において、同第2コアメンバ
ー14の直径線と直交する方向に沿って配置されてい
る。
14とを同軸的に接合するにあたって、第1永久磁石1
1と第2永久磁石13は、その同じ磁極同士がそれぞれ
対応するように位置合わせされるが、この場合、第1コ
アメンバー12側から見て、第2コアメンバー14側の
第2永久磁石13は、第1コアメンバー12に埋設され
ている第1永久磁石11の投影面積内に配置されてい
る。すなわち、図1において、第1永久磁石11は鎖線
で示され、第2永久磁石13はその鎖線内に実線で示さ
れているように、第2永久磁石13は第1永久磁石11
の断面形状に含まれるように配置されている。
磁束の短絡および磁束の漏洩を防止するためのフラック
スバリア孔15a,15bが一対として形成されてい
る。このフラックスバリア孔15a,15bもまた第1
永久磁石11の投影面積内に形成されることが好まし
い。
アメンバー12においては、第1永久磁石11が安価で
磁束密度の低いフェライト磁石であっても、その形状が
断面扇状で第1コアメンバー12に対する磁石占有率が
高いことから、マグネットトルクをある程度大きくする
ことができるが、他方において、その高い磁石占有率に
よりq軸インダクタンスおよびd軸インダクタンスが小
さい値となるため、リラクンストルクが小さくなる。
いては、第2永久磁石13が高価で磁束密度の高い希土
類磁石であることから、マグネットトルクが大きく、ま
た、第2コアメンバー14に対する磁石占有率が低く、
図4の実線矢印で示す磁路の磁気抵抗が小さいため、ス
テータコア17からの磁束が内部に入り込み易くなり、
d軸とq軸のインダクタンス差(Lq−Ld)が大きく
なり、リラクタンストルクが大きくなる。
えば第1コアメンバー12の比率を相対的に増やすと、
性能(トルク、効率)が低下するが、コストが大幅に低
減する。すなわち、安価なフェライト磁石の第1永久磁
石11の使用量が増え、その反面、希土類磁石の第2永
久磁石13の量が減るからである。ちなみに、希土類磁
石はフェライト磁石よりも20倍程度高価である。
比率を相対的に増やすと、性能的には向上するが、コス
トがかなり高くなる。なお、この永久磁石電動機の用途
によっては、第1コアメンバー12および第2コアメン
バー14をともに増やし、もしくは逆にそれらのコアメ
ンバーをともに減らすようにしてもよい。
コアメンバー12と第2コアメンバー14の占める比率
を選択することにより、所望の性能、サイズおよびコス
トのモータを得ることができる。すなわち、モータ設計
の自由度(選択の幅)が大きくなる。
永久磁石13の断面形状よりも大きくしているため、第
1コアメンバー12と第2コアメンバー14との接触面
において、第1永久磁石11と第2永久磁石13とが、
互いに相手方の永久磁石のフラックスバリアの機能(磁
束の短絡、漏洩防止機能)を果たすことになる。すなわ
ち、第1永久磁石11を埋設している孔が第2永久磁石
13のフラックスバリアの機能を発揮し、第2永久磁石
13を埋設している孔が第1永久磁石11のフラックス
バリアの機能を発揮する。
動プレス機械でコアプレス金型により電磁鋼板からコア
材を打ち抜き、そのコア材を金型内で所定枚数積層した
後、リベットを挿通してかしめる自動コア積層方式が採
用されている。
12用のコア材と第2コアメンバー14用のコア材と
を、あらかじめ別々に所定枚数分打ち抜いてもよいが、
本発明では、まず、ロータコア10を構成するのに必要
なすべてのコア材を第2コアメンバー14用として打ち
抜く。すなわち、すべてのコア材に第2永久磁石13を
埋設するための孔とフラックスバリア孔15a,15b
とを形成する。しかる後、そのコア材の中から第1コア
メンバー12に必要とされる枚数分のコア材を取り出
し、これについて第1永久磁石11を埋設するための孔
を打ち抜くようにしている。この場合、第1永久磁石1
1の埋設孔は、先に形成した第2コアメンバー14用の
磁石埋設孔およびフラックスバリア孔15a,15bを
被せるように打ち抜かれ、したがって、第1コアメンバ
ー12用のコア材には第1永久磁石11の埋設孔のみが
形成されることになる。
と第2コアメンバー14とを一体に組み立てた後、第1
コアメンバー12に第1永久磁石11としてのフェライ
ト磁石を埋設し、第2コアメンバー14には第2永久磁
石13としての希土類磁石を埋設してそれぞれ着磁する
ことによりロータコア10が得られる。なお、各永久磁
石11,13を着磁した後、コア内に埋設するようにし
てもよい。
を導入する必要がなく、既存の装置を利用してロータコ
ア10を製造することができるため、コスト負担が増え
ることもない。
圧縮機用モータとしてのブラシレスDCモータに適用す
ることにより、コストアップを伴なうことなく、空気調
和機の性能アップ(運転効率の上昇、振動や騒音の低
下)を図ることができる。
実施例について説明する。この第2実施例では、第2コ
アメンバー14内に埋設される第2永久磁石18が上記
第1実施例のものと変更されており、その他の構成は第
1実施例と同じである。
バー14内に埋設される第2永久磁石18は断面矩形状
の希土類磁石からなるが、この場合、第2永久磁石18
は第2コアメンバー14の内周縁側において、同第2コ
アメンバー14の直径線と直交する方向に沿って配置さ
れている。
ー12に埋設されている第1永久磁石11の断面扇状の
投影面積内に入るように、第1実施例の第2永久磁石1
3よりも幅が狭くされている。
磁石18の両端部には、磁極の境界に沿ってコア外周縁
側に延びるスリット状のフラックスバリア孔20a,2
0bが形成されている。このフラックスバリア孔20
a,20bは、できるだけコア外周縁近くまで延ばすこ
と好ましいが、このフラックスバリア孔20a,20b
もまた、第1コアメンバー12に埋設されている第1永
久磁石11の断面扇状の投影面積内からはみ出さないよ
うに、その長さが決められている。
久磁石18の使用量および位置を異ならせることによ
り、磁束密度(マグネットトルク)および磁路の磁気抵
抗(リラクタンストルク)やコストが異なったロータコ
アを得ることができる。
3実施例では、第2コアメンバー14内に第2永久磁石
として、一つの磁極あたり2つの磁石片21a,21b
が埋設されている。なお、この第3実施例において、ス
テータコア17および第1コアメンバー12などのその
他の構成は上記第1実施例と同じである。
状の希土類磁石からなり、それらの各一端側がロータコ
ア10の中心方向に向けて互いに近づくような角度をも
って配置されている。すなわち、各磁石片21a,21
bは、それらの交差角が鈍角となるように、d軸に対し
て線対称的に配置されている。
置する各他端側には、フラックスバリア孔23a,23
bがそれぞれ形成されている。なお、このフラックスバ
リア孔23a,23bは、磁石片21a,21b用の埋
設孔と一体に形成されてもよい。
ラックスバリア孔23a,23bは、先の第1および第
2実施例と同様に、第1コアメンバー12に埋設されて
いる第1永久磁石11の断面扇状の投影面積内に配置さ
れている。
として2つの磁石片21a,21bを用い、その希土類
磁石の使用量が多いことから、大きなマグネットトルク
が得られる。また、図10に示されているように、磁石
片21a,21bが磁路に沿って配置されているため、
その磁路の磁気抵抗を最小として、リラクタンストルク
を最大限に大きくすることができる。したがって、上記
第1および第2実施例よりも、高トルクで、高効率のモ
ータを得ることができる。
ら、第4実施例について説明する。この第4実施例で
は、第1コアメンバー12の第1永久磁石および第2コ
アメンバー14の第2永久磁石をともに変更している。
なお、この第4実施例の全体的な構成が示されている図
11において、ステータコア17については、上記各実
施例と同じである。
アメンバー12に埋設される第1永久磁石として、一つ
の磁極あたり2つの第1磁石片24a,24bが用いら
れている。この第1磁石片24a,24bはともに、断
面矩形で所定の板厚を有する帯板状のフェライト磁石か
らなる。
界線に沿って配置されており、そのコア内径側端部間に
は、第1フラックスバリア孔26が形成されている。こ
の第1フラックスバリア孔26はできるだけコア内径側
に近い方が好ましい。
コアメンバー14に埋設される第2永久磁石にも、一つ
の磁極あたり2つの第2磁石片27a,27bが用いら
れている。この第2磁石片27a,27bはともに、断
面矩形で所定の板厚を有する帯板状の希土類磁石からな
る。第2磁石片27a,27bも第1磁石片24a,2
4bと同様に、磁極の境界線に沿って配置されており、
そのコア内径側端部間には、第2フラックスバリア孔2
9が形成されている。
厚は、第1磁石片24a,24bよりも薄くされてい
る。また、第2フラックスバリア孔29も、その長さお
よび幅が第1フラックスバリア孔26よりも実質的に小
さくされている。すなわち、第2磁石片27a,27b
および第2フラックスバリア孔29は、第1磁石片24
a,24bおよび第1フラックスバリア孔26の各投影
面積内に含まれるように配置されている。
第5実施例について説明する。なお、この第5実施例の
全体的な構成が示されている図14において、ステータ
コア17については、上記各実施例と同じである。
ー12内に埋設される第1永久磁石30はフェライト磁
石からなるが、この第1永久磁石30は断面円弧状とさ
れている。図15に示されているように、この第1永久
磁石30は各磁極ごとに一つとして割り当てられるが、
この場合、第1永久磁石30はその凸面側がコアの中心
側に向けて配置されている。
に、第2コアメンバー14側においては、上記第3実施
例と同じく、第2永久磁石として、一つの磁極あたり2
つの磁石片32a,32bが用いられている
に、断面矩形状の希土類磁石からなり、それらの各一端
側がロータコア10の中心方向に向けて互いに近づくよ
うな角度をもって配置されている。換言すれば、各磁石
片21a,21bは、それらの交差角が鈍角となるよう
に、d軸に対して線対称的に配置されている。
置する各他端側には、フラックスバリア孔34a,34
bがそれぞれ形成されている。磁石片32a,32bお
よびフラックスバリア孔34a,34bは、第1コアメ
ンバー12に埋設されている第1永久磁石30の断面円
弧状の投影面積内に配置されている。
説明したが、本発明には次のような各種の変形例が含ま
れる。なお、これらの変形例においても、ステータコア
17側は変更を要しないため、変形例の各図面にはロー
タコア10の概略的な平面図のみを示すことにする。
各平面図は、第2コアメンバー14側から見た場合のも
のであり、したがって、第2コアメンバー14内の第2
永久磁石を実線とし、第2コアメンバー14に対して紙
面後方となる第1コアメンバー12内の第1永久磁石に
ついては鎖線で示している。
10は上記第5実施例で説明した第1コアメンバー12
と、上記第1実施例で説明した第2コアメンバー14と
を同軸的に一体に接合したものである。
断面円弧状のフェライト磁石からなる第1永久磁石30
が、各磁極ごとにその凸面側をコアの中心方向に向けて
配置されている。これに対して、第2コアメンバー14
には、断面矩形状(平らな帯板状)の希土類磁石からな
る第2永久磁石13が、各磁極ごとに、第2コアメンバ
ー14の外周縁側において、同第2コアメンバー14の
直径線と直交する方向に沿って配置されている。なお、
図示されていないが、第2永久磁石13の両端側にはフ
ラックスバリア孔がそれぞれ設けられている。
いるように、上記第1変形例における断面円弧状のフェ
ライト磁石からなる第1永久磁石30を、その凸面側が
コアの外周縁に沿うように配置してもよい。
1コアメンバー12と、上記第2実施例で説明した第2
コアメンバー14とを同軸的に一体に接合してなる第3
変形例としてのロータコア10が示されている。
1変形例と同一であるため、その説明は省略する。第2
コアメンバー14には、断面矩形状の希土類磁石からな
る第2永久磁石18が、各磁極ごとに、第2コアメンバ
ー14の内周縁側において、同第2コアメンバー14の
直径線と直交する方向に沿って配置されている。また、
第2永久磁石18の両端部には、磁極の境界に沿ってコ
ア外周縁側に延びるスリット状のフラックスバリア孔2
0a,20bが形成されている。
1コアメンバー12と、上記第4実施例で説明した第2
コアメンバー14とを同軸的に一体に接合してなる第4
変形例としてのロータコア10が示されている。
面扇状のフェライト磁石からなる第1永久磁石11が、
各磁極ごとに設けられている。これに対して、第2コア
メンバー14には、一つの磁極あたり2つの第2磁石片
27a,27bが用いられている。この第2磁石片27
a,27bはともに、断面矩形で所定の板厚を有する帯
板状の希土類磁石からなり、その各々が磁極の境界線に
沿って配置されている。また、そのコア内径側端部間に
は、第2フラックスバリア孔29が形成されている。
説明した第1コアメンバー12と、上記第3実施例で説
明した第2コアメンバー14とを同軸的に一体に接合し
てなるロータコア10が示されている。
1永久磁石として、一つの磁極あたり2つの磁石片24
a,24bが用いられている。この磁石片24a,24
bはともに、断面矩形で所定の板厚を有する帯板状のフ
ェライト磁石からなり、その各々が磁極の境界線に沿っ
て配置されている。また、そのコア内径側端部間には、
フラックスバリア孔26が形成されている。
は、第2永久磁石として、一つの磁極あたり2つの磁石
片21a,21bが用いられている。磁石片21a,2
1bはともに、断面矩形状の希土類磁石からなり、それ
らの各一端側がロータコア10の中心方向に向けて互い
に近づくような角度をもって配置されている。また、図
示されていないが、磁石片21a,21bのコア外周縁
側に位置する各他端側には、フラックスバリア孔がそれ
ぞれ形成されている。
して用いられている2つの磁石片24a,24bをさら
に変形した第6変形例である。すなわち、第5変形例で
は、第1コアメンバー12側において、2つの磁石片2
4a,24bを磁極の境界線に沿って平行に配置してい
るが、この第1コアメンバー12側の2つの磁石片24
a,24bを第2コアメンバー14側の2つの磁石片2
1a,21bと同じく、それらの各一端側がロータコア
10の中心方向に向けて互いに近づくような角度をもっ
て配置するようにしてもよい。
に、いずれの場合においても、第2コアメンバー14側
の第2永久磁石の幅および長さは、第1コアメンバー1
2側の第1永久磁石よりも実質的に小さく、第2永久磁
石が第1永久磁石の投影面積内に入るようにしている。
例により詳細に説明したが、本発明はこれに限定される
ものでなく、当業者にとって容易に考えられる均等物を
も当然に含む。
磁極が永久磁石により構成されたロータコアを回転磁界
を発生するステータコア内に配置した永久磁石電動機に
おいて、第1コアメンバーと第2コアメンバーとを同軸
的に一体に接合することによりロータコアを構成し、第
1コアメンバー内に各磁極ごとに所定の断面形状を有す
る第1永久磁石(例えば、フェライト磁石)を埋設する
とともに、第2コアメンバー内には磁石材料および断面
形状がともに第1永久磁石と異なる第2永久磁石(例え
ば、希土類磁石)を各磁極ごとに埋設するようにしたこ
とにより、その性能を、各磁極をフェライト磁石のみで
構成した場合と各磁極を希土類磁石のみで構成した場合
の中間的な性能とすることができる。
ーと第2コアメンバーの構成比率を変えることにより、
永久磁石電動機として、性能やサイズ、それにコストも
用途により適したものが得られる。
1コアメンバー側から見て同第1コアメンバーに埋設さ
れている第1永久磁石の断面形状の投影面積内に配置す
るようにしたことにより、第1コアメンバーと第2コア
メンバーの接触面において、第1および第2永久磁石が
互いに相手方のフラックスバリアとして作用し、磁束の
短絡や漏洩を防止することができる。
石を断面扇状とし、第2コアメンバー側においては第2
永久磁石として断面矩形状の2つの第2磁石片を用い、
この2つの第2磁石片の各一端側をロータコアの中心方
向に向けて互いに近づくような角度をもって配置するよ
うにしたことにより、第2永久磁石としての2つの第2
磁石片がステータコアからの磁束の磁路曲線に沿って配
置されることになるため、その磁路の磁気抵抗を小さく
することができ、これによりリラクタンストルクを大き
くすることができる。
石として断面矩形状の2つの第1磁石片を用い、この2
つの第1磁石片を磁極の境界線に沿って配置するととも
に、第2コアメンバー側においても第2永久磁石として
断面矩形状の2つの第2磁石片を用い、この2つの第2
磁石片を磁極の境界線に沿って配置するようにしたこと
により、第1および第2コアメンバーの双方に対して、
ステータコアからの磁束が入り込みやすくなり、すなわ
ちステータコアから入り込む磁束に対する磁気抵抗を小
さくなり、これによりリラクタンストルクを大きくする
ことができる。
石を断面円弧状とし、その凸面側をロータコアの中心側
に向けて配置し、第2コアメンバー側においては第2永
久磁石として断面矩形状の2つの第2磁石片を用い、こ
の2つの第2磁石片の各一端側をロータコアの中心方向
に向けて互いに近づくような角度をもって配置すること
によっても、上記と同様に、ステータコアから入り込む
磁束に対する磁気抵抗を小さくして、リラクタンストル
クを大きくすることができる。
びフラックスバリア孔を、第1コアメンバー側の永久磁
石埋設孔およびフラックスバリア孔よりも寸法的に小さ
くして、第1コアメンバー側の永久磁石埋設孔およびフ
ラックスバリア孔の投影面積内に配置するようにしたこ
とにより、ロータコアの製造に際しては、まず、ロータ
コアを構成するすべてのコア材(電磁鋼板)を対象とし
て、第2コアメンバー用の永久磁石埋設孔およびフラッ
クスバリア孔を打ち抜き、しかる後、第1コアメンバー
用の永久磁石埋設孔およびフラックスバリア孔について
は、その第1コアメンバーに必要とされる枚数分のコア
材に対して、先に形成した第2コアメンバーの永久磁石
埋設孔およびフラックスバリア孔を被せるように打ち抜
けばよく、さほどコスト負担を招くことなく、能率的に
電磁鋼鈑からなるコア積層体を得ることができる。
コンプレッサ駆動用ブラシレスDCモータに好適であ
り、これによればコストアップを伴なうことなく空気調
和機の性能アップを図ることができる。
軸に沿った断面図。
面図。
面図。
軸に沿った断面図。
面図。
軸に沿った断面図。
平面図。
図。
構成する第1コアメンバーの平面図。
平面図。
図。
構成する第1コアメンバーの平面図。
平面図。
ト磁石) 12 第1コアメンバー 13,18,21a,21b,27a,27b,32
a,32b 第1永久磁石(希土類磁石) 14 第2コアメンバー 15a,15b,20a,20b,23a,23b,2
6,29,34a,34b フラックスバリア孔 16 中心孔 17 ステータコア
Claims (16)
- 【請求項1】 各磁極が永久磁石により構成されたロー
タコアを回転磁界を発生するステータコア内に配置した
永久磁石電動機において、上記ロータコアは、その回転
中心軸に対して同軸的に一体に接合された第1コアメン
バーおよび第2コアメンバーを含み、上記第1コアメン
バー内には、上記各磁極ごとに所定の断面形状を有する
第1永久磁石が埋設されているとともに、上記第2コア
メンバー内には、磁石材料および断面形状がともに上記
第1永久磁石と異なる第2永久磁石が上記各磁極ごとに
埋設されていることを特徴とする永久磁石電動機。 - 【請求項2】 各磁極が永久磁石により構成されたロー
タコアを回転磁界を発生するステータコア内に配置した
永久磁石電動機において、上記ロータコアは、その回転
中心軸に対して同軸的に一体に接合された第1コアメン
バーおよび第2コアメンバーを含み、上記第1コアメン
バー内には、上記各磁極ごとに所定の断面形状を有する
第1永久磁石が埋設されているとともに、上記第2コア
メンバー内には、磁石材料および断面形状がともに上記
第1永久磁石と異なる第2永久磁石が上記各磁極ごとに
埋設されており、上記第2コアメンバー内において、上
記第2永久磁石が上記第1永久磁石の断面形状の投影面
積内に配置されていることを特徴とする永久磁石電動
機。 - 【請求項3】 上記第1永久磁石が断面扇状であり、上
記第2永久磁石が断面矩形状として上記ロータコアの直
径線と直交する方向に沿って同ロータコアの外周縁側に
配置されているとともに、上記第2永久磁石の両端に一
対のフラックスバリア孔が形成され、上記第2コアメン
バー内において、上記第2永久磁石および上記フラック
スバリア孔がともに、上記第1永久磁石の断面扇状の投
影面積内に配置されていることを特徴とする請求項2に
記載の永久磁石電動機。 - 【請求項4】 上記第1永久磁石が断面扇状であり、上
記第2永久磁石が断面矩形状として上記ロータコアの直
径線と直交する方向に沿って同ロータコアの内周縁側に
配置されているとともに、上記第2永久磁石の両端には
上記ロータコアの直径線に沿って同ロータコアの外周縁
側に向けてスリット状に延びる一対のフラックスバリア
孔が形成され、上記第2コアメンバー内において、上記
第2永久磁石および上記フラックスバリア孔がともに、
上記第1永久磁石の断面扇状の投影面積内に配置されて
いることを特徴とする請求項2に記載の永久磁石電動
機。 - 【請求項5】 上記第1永久磁石が断面扇状であり、上
記第2永久磁石が断面矩形状の2つの第2磁石片からな
り、この2つの第2磁石片の各一端側が上記ロータコア
の中心方向に向けて互いに近づくような角度をもって配
置されているとともに、上記各第2磁石片の他端側には
フラックスバリア孔がそれぞれ形成されており、上記第
2コアメンバー内において、上記第2永久磁石の2つの
第2磁石片および上記フラックスバリア孔がともに、上
記第1永久磁石の断面扇状の投影面積内に配置されてい
ることを特徴とする請求項2に記載の永久磁石電動機。 - 【請求項6】 上記第1永久磁石が上記磁極の境界線に
沿って配置された断面矩形状の2つの第1磁石片からな
るとともに、この2つの第1磁石片のコア内径側端部間
に第1フラックスバリア孔が形成され、また、上記第2
永久磁石も上記磁極の境界線に沿って配置された断面矩
形状の2つの第2磁石片からなるとともに、この2つの
第2磁石片のコア内径側端部間に第2フラックスバリア
孔が形成され、上記第2コアメンバー内において、上記
第2永久磁石の2つの第2磁石片および第2フラックス
バリア孔が上記第1永久磁石の2つの第1磁石片および
第1フラックスバリア孔の各投影面積内に配置されてい
ることを特徴とする請求項2に記載の永久磁石電動機。 - 【請求項7】 上記第1永久磁石が断面円弧状であっ
て、その凸面側が上記ロータコアの中心側に向けて配置
されており、上記第2永久磁石が断面矩形状の2つの第
2磁石片からなり、この2つの第2磁石片の各一端側が
上記ロータコアの中心方向に向けて互いに近づくような
角度をもって配置されているとともに、上記各第2磁石
片の他端側にはフラックスバリア孔がそれぞれ形成され
ており、上記第2コアメンバー内において、上記第2永
久磁石の2つの第2磁石片および上記フラックスバリア
孔がともに、上記第1永久磁石の断面円弧状の投影面積
内に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の
永久磁石電動機。 - 【請求項8】 上記第1永久磁石が断面円弧状であっ
て、その凸面側が上記ロータコアの中心側に向けて配置
されており、上記第2永久磁石が断面矩形状として上記
ロータコアの直径線と直交する方向に沿って同ロータコ
アの外周縁側に配置されているとともに、上記第2永久
磁石の両端に一対のフラックスバリア孔が形成され、上
記第2コアメンバー内において、上記第2永久磁石およ
び上記フラックスバリア孔がともに、上記第1永久磁石
の断面円弧状の投影面積内に配置されていることを特徴
とする請求項2に記載の永久磁石電動機。 - 【請求項9】 上記第1永久磁石が断面円弧状であっ
て、その凸面側が上記ロータコアの中心側に向けて配置
されており、上記第2永久磁石が断面矩形状として上記
ロータコアの直径線と直交する方向に沿って同ロータコ
アの内周縁側に配置されているとともに、上記第2永久
磁石の両端には上記ロータコアの直径線に沿って同ロー
タコアの外周縁側に向けてスリット状に延びる一対のフ
ラックスバリア孔が形成され、上記第2コアメンバー内
において、上記第2永久磁石および上記フラックスバリ
ア孔がともに、上記第1永久磁石の断面円弧状の投影面
積内に配置されていることを特徴とする請求項2に記載
の永久磁石電動機。 - 【請求項10】 上記第1永久磁石が断面円弧状であっ
て、その凸面側が上記ロータコアの外周縁に沿って配置
されており、上記第2永久磁石が断面矩形状として上記
ロータコアの直径線と直交する方向に沿って同ロータコ
アの外周縁側に配置されているとともに、上記第2永久
磁石の両端に一対のフラックスバリア孔が形成され、上
記第2コアメンバー内において、上記第2永久磁石およ
び上記フラックスバリア孔がともに、上記第1永久磁石
の断面円弧状の投影面積内に配置されていることを特徴
とする請求項2に記載の永久磁石電動機。 - 【請求項11】 上記第1永久磁石が断面扇状であり、
上記第2永久磁石が上記磁極の境界線に沿って配置され
た断面矩形状の2つの第2磁石片からなるとともに、こ
の2つの第2磁石片のコア内径側端部間にフラックスバ
リア孔が形成され、上記第2コアメンバー内において、
上記第2永久磁石の2つの第2磁石片およびフラックス
バリア孔がともに、上記第1永久磁石の断面扇状の投影
面積内に配置されていることを特徴とする請求項2に記
載の永久磁石電動機。 - 【請求項12】 上記第1永久磁石が上記磁極の境界線
に沿って配置された断面矩形状の2つの第1磁石片から
なるとともに、この2つの第1磁石片のコア内径側端部
間にフラックスバリア孔が形成され、上記第2永久磁石
が断面矩形状の2つの第2磁石片からなり、この2つの
第2磁石片の各一端側が上記ロータコアの中心方向に向
けて互いに近づくような角度をもって配置されており、
上記第2コアメンバー内において、上記第2永久磁石の
2つの第2磁石片が上記第1永久磁石の2つの第1磁石
片の各投影面積内に配置されていることを特徴とする請
求項2に記載の永久磁石電動機。 - 【請求項13】 上記第1永久磁石が断面矩形状の2つ
の第1磁石片からなり、この2つの第1磁石片の各一端
側が上記ロータコアの中心方向に向けて互いに近づくよ
うな角度をもって配置されているとともに、この2つの
第1磁石片のコア内径側端部間にフラックスバリア孔が
形成され、また、上記第2永久磁石も断面矩形状の2つ
の第2磁石片からなり、この2つの第2磁石片の各一端
側が上記ロータコアの中心方向に向けて互いに近づくよ
うな角度をもって配置されており、上記第2コアメンバ
ー内において、上記第2永久磁石の2つの第2磁石片が
上記第1永久磁石の2つの第1磁石片の各投影面積内に
配置されていることを特徴とする請求項2に記載の永久
磁石電動機。 - 【請求項14】 上記第1コアメンバーの第1永久磁石
がフェライト磁石からなり、上記第2コアメンバーの第
2永久磁石が希土類磁石からなることを特徴とする請求
項1または2に記載の永久磁石電動機。 - 【請求項15】 上記第1および第2コアメンバーはと
もに、プレスにて打ち抜かれた永久磁石埋設孔およびフ
ラックスバリア孔を有する電磁鋼板の積層体からなり、
上記第1コアメンバー用電磁鋼板においては、その永久
磁石埋設孔およびフラックスバリア孔が、上記第2コア
メンバーの永久磁石埋設孔およびフラックスバリア孔を
被せるように打ち抜かれていることを特徴とする請求項
1または2に記載の永久磁石電動機。 - 【請求項16】 請求項1または2のロータコアを有す
るブラシレスDCモータ。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28832798A JP3906882B2 (ja) | 1997-10-24 | 1998-10-09 | 永久磁石電動機 |
AU89426/98A AU760209B2 (en) | 1997-10-24 | 1998-10-20 | Permanent magnet rotor type electric motor |
US09/175,774 US5962944A (en) | 1997-10-24 | 1998-10-20 | Permanent magnet rotor type electric motor |
TW087117454A TW417351B (en) | 1997-10-24 | 1998-10-21 | Permanent magnet rotor type electric motor |
KR1019980044066A KR100687528B1 (ko) | 1997-10-24 | 1998-10-21 | 영구자석 전동기 |
MYPI98004841A MY117463A (en) | 1997-10-24 | 1998-10-23 | Permanent magnet rotor type electric motor |
EP98308680A EP0930691A1 (en) | 1997-10-24 | 1998-10-23 | Permanent magnet rotor type electric motor |
CN98121551A CN1132292C (zh) | 1997-10-24 | 1998-10-26 | 永久磁铁转子型电动机 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-309660 | 1997-10-24 | ||
JP30966097 | 1997-10-24 | ||
JP28832798A JP3906882B2 (ja) | 1997-10-24 | 1998-10-09 | 永久磁石電動機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11206049A true JPH11206049A (ja) | 1999-07-30 |
JP3906882B2 JP3906882B2 (ja) | 2007-04-18 |
Family
ID=26557126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28832798A Expired - Fee Related JP3906882B2 (ja) | 1997-10-24 | 1998-10-09 | 永久磁石電動機 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5962944A (ja) |
EP (1) | EP0930691A1 (ja) |
JP (1) | JP3906882B2 (ja) |
KR (1) | KR100687528B1 (ja) |
CN (1) | CN1132292C (ja) |
AU (1) | AU760209B2 (ja) |
MY (1) | MY117463A (ja) |
TW (1) | TW417351B (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6853106B2 (en) | 2000-06-02 | 2005-02-08 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Brushless motor |
JP2006238678A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Daikin Ind Ltd | 磁性体、回転子、電動機 |
US7482724B2 (en) | 2004-02-05 | 2009-01-27 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Ipm electric rotating machine |
US7635039B2 (en) | 2004-01-13 | 2009-12-22 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Series hybrid electric vehicle |
JP2010041842A (ja) * | 2008-08-06 | 2010-02-18 | Toshiba Corp | 永久磁石式回転電機及び永久磁石電動機ドライブシステム |
JP2010068600A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-25 | Mitsubishi Electric Corp | 永久磁石型モータ及び密閉型圧縮機 |
US7786641B2 (en) | 2005-02-28 | 2010-08-31 | Daikin Industries, Ltd. | Magnetic member, rotor and motor |
JP2010200510A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Nissan Motor Co Ltd | 永久磁石式回転電機 |
JP2015146682A (ja) * | 2014-02-03 | 2015-08-13 | シンフォニアテクノロジー株式会社 | 永久磁石埋込型電動機 |
EP2744078A3 (en) * | 2012-12-17 | 2016-02-24 | LG Innotek Co., Ltd. | Motor |
JP2018182968A (ja) * | 2017-04-19 | 2018-11-15 | ファナック株式会社 | ロータおよび回転電機 |
KR20200087601A (ko) * | 2019-01-11 | 2020-07-21 | 엘지전자 주식회사 | 구동 모터 및 이를 구비하는 압축기 |
CN117277634A (zh) * | 2023-11-21 | 2023-12-22 | 华侨大学 | 一种永磁游标电机 |
Families Citing this family (50)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100411500B1 (ko) * | 1998-05-29 | 2003-12-18 | 가부시키가이샤 리코 | 직류 브러쉬리스 모터, 다면 스캐너 및 이를 포함하는 화상형성장치 |
DE69928363T2 (de) * | 1998-12-25 | 2006-06-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma | Motor mit im Rotor eingebetteten geteilten Dauermagneten |
GB9903308D0 (en) * | 1999-02-13 | 1999-04-07 | Trw Lucas Varity Electric | Improvements relating to electrical power assisted steering assemblies |
IT1307200B1 (it) * | 1999-07-07 | 2001-10-29 | Lafert S P A | Motore elettrico tipo "brushless" con magneti permanenti interni alrotore e suo dispositivo elettronico di alimentazione e controllo. |
JP3740984B2 (ja) * | 2000-02-10 | 2006-02-01 | 日産自動車株式会社 | 電動機の磁極位置検出装置 |
JP4363746B2 (ja) * | 2000-05-25 | 2009-11-11 | 株式会社東芝 | 永久磁石式リラクタンス型回転電機 |
JP2002320363A (ja) * | 2001-04-20 | 2002-10-31 | Denso Corp | 車両用発電電動機 |
JP2002354729A (ja) * | 2001-05-25 | 2002-12-06 | Hitachi Ltd | 永久磁石式回転電機およびそれを用いた空気調和機 |
JP2003009483A (ja) * | 2001-06-21 | 2003-01-10 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 永久磁石埋込み型誘導電動機 |
JP2003047185A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-14 | Nissan Motor Co Ltd | 永久磁石式回転電機 |
JP3811426B2 (ja) * | 2002-05-15 | 2006-08-23 | 株式会社日立製作所 | 永久磁石式回転電機 |
NZ537718A (en) * | 2002-06-20 | 2008-10-31 | Toshiba Kk | Rotor for permanent magnet motor of outer rotor type |
JP4240949B2 (ja) * | 2002-08-09 | 2009-03-18 | 日立アプライアンス株式会社 | 永久磁石式回転電機の回転子 |
FI116756B (fi) * | 2002-08-26 | 2006-02-15 | Abb Oy | Kestomagnetoidun sähkökoneen roottori ja menetelmä sen valmistamiseksi |
DE60212406T2 (de) | 2002-11-15 | 2007-02-01 | Minebea Co., Ltd. | Läufer mit eingebetteten Dauermagneten |
EP1420500A1 (en) * | 2002-11-15 | 2004-05-19 | Minebea Co., Ltd. | Rotor assembly for an electrical machine |
US20050057106A1 (en) * | 2002-12-10 | 2005-03-17 | Ballard Power Systems Corporation | Methods and systems for electric machines having windings |
US20040217666A1 (en) * | 2002-12-11 | 2004-11-04 | Ballard Power Systems Corporation | Rotor assembly of synchronous machine |
DE102004017507A1 (de) * | 2004-04-08 | 2005-10-27 | Minebea Co., Ltd. | Rotoranordnung für eine elektrische Maschine |
US20050249685A1 (en) * | 2004-04-27 | 2005-11-10 | Natalia Botchkareva | Reduction of hair growth |
US7474029B2 (en) * | 2004-06-14 | 2009-01-06 | General Motors Corporation | Rotor magnet placement in interior permanent magnet machines |
US7902703B2 (en) * | 2004-07-21 | 2011-03-08 | Ucer Mustafa O | Apparatus and method for producing mechanical work |
US7564153B2 (en) * | 2004-07-21 | 2009-07-21 | Ucer Mustafa O | Apparatus and method for producing mechanical work |
US20060022541A1 (en) * | 2004-07-30 | 2006-02-02 | Raymond Ong | Rotor hub and assembly for a permanent magnet power electric machine |
EP1670121B2 (de) * | 2004-11-22 | 2012-04-04 | MINEBEA Co., Ltd. | Elektrische Maschine, insbesondere bürstenloser Gleichstrommotor |
JP4668721B2 (ja) | 2004-11-30 | 2011-04-13 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 永久磁石式回転電機 |
US7385328B2 (en) | 2006-05-23 | 2008-06-10 | Reliance Electric Technologies, Llc | Cogging reduction in permanent magnet machines |
JP5212680B2 (ja) * | 2006-12-12 | 2013-06-19 | 日本電産株式会社 | モータ |
US8564168B2 (en) * | 2010-05-24 | 2013-10-22 | Remy Technologies, L.L.C. | Rotor lamination assembly |
JP5141749B2 (ja) * | 2010-12-06 | 2013-02-13 | トヨタ自動車株式会社 | エンドプレートおよびこれを用いた回転電機のロータ |
CN103051135A (zh) * | 2011-10-17 | 2013-04-17 | 安徽美芝精密制造有限公司 | 旋转压缩机的永磁同步电动机 |
DE102012020927A1 (de) | 2012-03-13 | 2013-09-19 | Brose Fahrzeugteile GmbH & Co. Kommanditgesellschaft, Würzburg | Elektrische Maschine |
WO2013179749A1 (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-05 | エドワーズ株式会社 | 真空ポンプ用ipmモータ |
DE102012010993A1 (de) | 2012-06-02 | 2013-12-05 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Rotor für einen Elektromotor |
FR2993109A1 (fr) * | 2012-07-06 | 2014-01-10 | Leroy Somer Moteurs | Machine electrique comportant plusieurs troncons a concentration de flux. |
WO2014047748A1 (en) | 2012-09-29 | 2014-04-03 | Emerson Electric Co. | Rotors with segmented magnet configurations and related dynamoelectric machines and compressors |
KR101363199B1 (ko) * | 2012-12-03 | 2014-02-13 | 뉴모텍(주) | 가변 자속 모터 |
DE102013219309A1 (de) * | 2013-09-25 | 2015-03-26 | Robert Bosch Gmbh | Baukastensystem und Verfahren zur Herstellung einer Elektromaschine |
WO2015063871A1 (ja) * | 2013-10-29 | 2015-05-07 | 三菱電機株式会社 | 永久磁石埋込型電動機、圧縮機、および冷凍空調装置 |
US10205359B2 (en) * | 2013-11-18 | 2019-02-12 | Steering Solutions Ip Holding Corporation | Low cost permanent magnet motor for an electric power steering system |
JP6327446B2 (ja) * | 2014-03-18 | 2018-05-23 | 日本電産株式会社 | モータ |
US9979243B2 (en) | 2014-11-18 | 2018-05-22 | Steering Solutions Ip Holding Corporation | Low cost injection molded buried permanent magnet motor for an electric power steering system |
US10516307B2 (en) * | 2016-08-30 | 2019-12-24 | Hamilton Sundstrand Corporation | Interior permanent magnet motor/rotor with curved and spoke-type permanent magnets |
DE102017206928A1 (de) * | 2017-04-25 | 2018-10-25 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Elektrische Maschine umfassend einen Stator und einen Rotor und Rotor für eine elektrische Maschine |
TWM576750U (zh) | 2017-07-25 | 2019-04-11 | 美商米沃奇電子工具公司 | 電氣組合物、電動化裝置系統、電池組、電馬達、馬達總成及電馬達總成 |
US11831204B2 (en) * | 2018-05-10 | 2023-11-28 | Mitsubishi Electric Corporation | Rotor, motor, compressor, and air conditioner |
US11063485B2 (en) * | 2018-05-11 | 2021-07-13 | Steering Solutions Ip Holding Corporation | Interior permanent magnet machine with hybrid rotor topology |
CN216398138U (zh) | 2019-02-18 | 2022-04-29 | 米沃奇电动工具公司 | 冲击工具 |
US11349358B2 (en) * | 2019-07-11 | 2022-05-31 | Steering Solutions Ip Holding Corporation | Apparatus and method for an interior permanent magnet with rotor hybridization |
KR102302474B1 (ko) * | 2020-01-08 | 2021-09-16 | 엘지전자 주식회사 | 전동기 및 이를 구비한 압축기 |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2608421C3 (de) * | 1976-03-01 | 1979-01-18 | Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen | Dauermagneterregter Innenläufer für eine Synchronmaschine |
US4795936A (en) * | 1986-08-26 | 1989-01-03 | Midwest Dynamometer & Engineering Co. | Driven rotary shaft system using permanent magnets |
US4916346A (en) * | 1987-12-28 | 1990-04-10 | General Electric Company | Composite rotor lamination for use in reluctance hompolar, and permanent magnet machines |
US4922152A (en) * | 1988-07-27 | 1990-05-01 | Siemens Energy & Automation, Inc. | Synchronous machine rotor lamination |
US5182483A (en) * | 1989-12-28 | 1993-01-26 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Squirrel-cage rotor with shaped-conductor harmonic reduction |
JPH0438134A (ja) * | 1990-06-01 | 1992-02-07 | Hitachi Ltd | 永久磁石形回転子 |
WO1992001326A1 (en) * | 1990-07-12 | 1992-01-23 | Seiko Epson Corporation | Rotor of brushless motor and manufacture thereof |
US5508576A (en) * | 1990-07-12 | 1996-04-16 | Seiko Epson Corporation | Rotor for brushless electromotor |
US5097166A (en) * | 1990-09-24 | 1992-03-17 | Reuland Electric | Rotor lamination for an AC permanent magnet synchronous motor |
JPH05227686A (ja) * | 1992-02-12 | 1993-09-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ブラシレスモータ |
JP3028669B2 (ja) * | 1992-02-20 | 2000-04-04 | ダイキン工業株式会社 | ブラシレスdcモータ |
JPH05344668A (ja) * | 1992-06-08 | 1993-12-24 | Fanuc Ltd | 同期電動機のロータ |
US5679995A (en) * | 1992-08-12 | 1997-10-21 | Seiko Epson Corporation | Permanent magnet rotor of brushless motor |
US5666015A (en) * | 1993-04-30 | 1997-09-09 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Electric motor for a compressor with a rotor with combined balance weights and oil separation disk |
US5510662A (en) * | 1993-05-26 | 1996-04-23 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Permanent magnet motor |
JPH08251848A (ja) * | 1995-01-11 | 1996-09-27 | Yaskawa Electric Corp | 永久磁石形同期回転電機のロータ |
JP3371314B2 (ja) * | 1995-03-24 | 2003-01-27 | セイコーエプソン株式会社 | Dcブラシレスモータおよび制御装置 |
BR9504773A (pt) * | 1995-10-04 | 1997-09-02 | Brasil Compressores Sa | Rotor com imãs permanentes para motor elétrico |
JP3690616B2 (ja) * | 1996-04-15 | 2005-08-31 | 日立金属株式会社 | 回転機 |
DE69928363T2 (de) * | 1998-12-25 | 2006-06-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma | Motor mit im Rotor eingebetteten geteilten Dauermagneten |
-
1998
- 1998-10-09 JP JP28832798A patent/JP3906882B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1998-10-20 AU AU89426/98A patent/AU760209B2/en not_active Ceased
- 1998-10-20 US US09/175,774 patent/US5962944A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-10-21 TW TW087117454A patent/TW417351B/zh active
- 1998-10-21 KR KR1019980044066A patent/KR100687528B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1998-10-23 MY MYPI98004841A patent/MY117463A/en unknown
- 1998-10-23 EP EP98308680A patent/EP0930691A1/en not_active Withdrawn
- 1998-10-26 CN CN98121551A patent/CN1132292C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6853106B2 (en) | 2000-06-02 | 2005-02-08 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Brushless motor |
US7635039B2 (en) | 2004-01-13 | 2009-12-22 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Series hybrid electric vehicle |
US7482724B2 (en) | 2004-02-05 | 2009-01-27 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Ipm electric rotating machine |
JP2006238678A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Daikin Ind Ltd | 磁性体、回転子、電動機 |
WO2006092921A1 (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-08 | Daikin Industries, Ltd. | 磁性体、回転子、電動機 |
US7786641B2 (en) | 2005-02-28 | 2010-08-31 | Daikin Industries, Ltd. | Magnetic member, rotor and motor |
JP2010041842A (ja) * | 2008-08-06 | 2010-02-18 | Toshiba Corp | 永久磁石式回転電機及び永久磁石電動機ドライブシステム |
JP2010068600A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-25 | Mitsubishi Electric Corp | 永久磁石型モータ及び密閉型圧縮機 |
JP2010200510A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Nissan Motor Co Ltd | 永久磁石式回転電機 |
EP2744078A3 (en) * | 2012-12-17 | 2016-02-24 | LG Innotek Co., Ltd. | Motor |
US9484776B2 (en) | 2012-12-17 | 2016-11-01 | Lg Innotek Co., Ltd. | Motor |
JP2015146682A (ja) * | 2014-02-03 | 2015-08-13 | シンフォニアテクノロジー株式会社 | 永久磁石埋込型電動機 |
JP2018182968A (ja) * | 2017-04-19 | 2018-11-15 | ファナック株式会社 | ロータおよび回転電機 |
US10797545B2 (en) | 2017-04-19 | 2020-10-06 | Fanuc Corporation | Magnet-embedded type rotor and electric rotating machine having magnet-embedded type rotor |
KR20200087601A (ko) * | 2019-01-11 | 2020-07-21 | 엘지전자 주식회사 | 구동 모터 및 이를 구비하는 압축기 |
CN117277634A (zh) * | 2023-11-21 | 2023-12-22 | 华侨大学 | 一种永磁游标电机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1132292C (zh) | 2003-12-24 |
AU760209B2 (en) | 2003-05-08 |
AU8942698A (en) | 1999-05-13 |
CN1215942A (zh) | 1999-05-05 |
KR19990037255A (ko) | 1999-05-25 |
TW417351B (en) | 2001-01-01 |
JP3906882B2 (ja) | 2007-04-18 |
US5962944A (en) | 1999-10-05 |
EP0930691A1 (en) | 1999-07-21 |
MY117463A (en) | 2004-06-30 |
KR100687528B1 (ko) | 2007-05-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH11206049A (ja) | 永久磁石電動機 | |
JP3906883B2 (ja) | 永久磁石電動機 | |
JP3818340B2 (ja) | 永久磁石電動機 | |
JPH11103546A (ja) | 永久磁石電動機 | |
JP4102708B2 (ja) | 永久磁石を利用したモータ | |
JP2003264947A (ja) | 永久磁石電動機 | |
JPH11243653A (ja) | 永久磁石電動機 | |
JP2000333389A (ja) | 永久磁石電動機 | |
JP3428234B2 (ja) | 磁石埋込形モータ | |
JP2004304958A (ja) | 永久磁石電動機 | |
JPH11113199A (ja) | 永久磁石電動機 | |
JPH11113198A (ja) | 永久磁石電動機 | |
JP3832535B2 (ja) | 永久磁石電動機 | |
JPH1189133A (ja) | 永久磁石形モータ | |
JP2003088019A (ja) | 永久磁石電動機 | |
JP2001211582A (ja) | 永久磁石電動機 | |
JPH1189134A (ja) | 永久磁石形モータ | |
JP3818341B2 (ja) | 永久磁石電動機 | |
JP4299391B2 (ja) | 永久磁石回転子 | |
JP2000333390A (ja) | 永久磁石電動機 | |
JPH11136892A (ja) | 永久磁石電動機 | |
JP3832540B2 (ja) | 永久磁石電動機 | |
JP3818339B2 (ja) | 永久磁石電動機 | |
JPH11285185A (ja) | 永久磁石電動機 | |
JPH1189145A (ja) | 永久磁石形モータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050131 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060301 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20060523 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060615 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060913 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061113 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20061120 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061227 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070109 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110126 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110126 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120126 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |