JPH11206049A - 永久磁石電動機 - Google Patents

永久磁石電動機

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JPH11206049A
JPH11206049A JP10288327A JP28832798A JPH11206049A JP H11206049 A JPH11206049 A JP H11206049A JP 10288327 A JP10288327 A JP 10288327A JP 28832798 A JP28832798 A JP 28832798A JP H11206049 A JPH11206049 A JP H11206049A
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permanent magnet
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rotor core
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憲治 成田
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孝史 鈴木
Hiroyuki Okudera
浩之 奥寺
Yuji Kawai
裕司 河合
Yuji Soma
裕治 相馬
Koji Kasai
宏治 河西
Yoshifumi Fukuda
好史 福田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用途に見合った適正な性能および大きさの永
久磁石電動機を得る。 【解決手段】 各磁極が永久磁石により構成されたロー
タコアを回転磁界を発生するステータコア内に配置した
永久磁石電動機において、第1コアメンバー12と第2
コアメンバー14とを同軸的に一体に接合してロータコ
ア10を作製し、第1コアメンバー12内に各磁極ごと
に所定の断面形状を有する第1永久磁石11を埋設する
とともに、第2コアメンバー内には、磁石材料および断
面形状がともに第1永久磁石11と異なる第2永久磁石
12を各磁極ごとに埋設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラシレスDCモ
ータなどのロータに永久磁石を有する電動機に係り、さ
らに詳しく言えば、性能およびサイズや製造コストを用
途に見合った合理的なものにすることができるようにし
た、例えば空気調和機のコンプレッサなどの駆動源とし
て好適な電動機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ブラシレスDCモータなどの電動機にお
いては、そのインナーロータのコアに永久磁石が埋設さ
れており、図23および図24にはその一例が示されて
いる。なお、これらの図は、電動機の内部をその回転軸
線と直交する面から見た平面図である。
【0003】まず、図23の例において、ロータコア2
は界磁が回転する例えば24スロットのステータコア1
内に配置されている。この例における電動機の極数は4
極であり、したがって、ロータコア2には、その極数分
に応じて4つの永久磁石3が設けられている。
【0004】各永久磁石3は断面が矩形の帯板状に形成
されており、ロータコア2の外周縁側において、同ロー
タコア2の直径線と直交する方向に沿ってN極とS極の
各一対が対向的に配置されている。なお、各永久磁石3
は図23の紙面に対して直交する方向に沿ってロータコ
ア2内に埋設されている。
【0005】各永久磁石3の間には、隣接する永久磁石
間における磁束の短絡や漏洩を防止するためのフラック
スバリアとしての孔4が形成されている。この例では、
孔4は三角形状の孔として示されており、各永久磁石3
の両端に配置されている。また、ロータコア2の中心に
は、図示しない回転軸が挿通される中心孔5が設けられ
ている。
【0006】ここで、永久磁石3による空隙部(ステー
タコア1の歯と永久磁石3との間)の磁束分布が正弦波
状になっているものとすると、この電動機のトルクT
は、T=Pn{Φa・Ia・cosβ−0.5(Ld−
Lq)・I・sin2β}で表される。なお、Φaは
d,q座標軸上の永久磁石3による電機子鎖交磁束、L
d,Lqはd,q軸インダクタンス、Iaはd,q座標
軸上の電機子電流の振幅、βはd,q座標軸上の電機子
電流Iのq軸からの進み角、Pnは極対数である。
【0007】上記の式において、第1項は永久磁石3に
よるマグネットトルクであり、第2項はd軸インダクタ
ンスとq軸インダクタンスとの差によって生じるリラク
タンストルクである。詳しくは、T.IEE Japa
n,Vol.117―D,No8,1997の論文を参
照されたい。
【0008】もう一つの従来例である図24のロータコ
ア2においては、断面円弧状の永久磁石6が用いられて
いるが、そのトルクTは同じく上記の演算式により求め
ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ロータコア
にはその磁極数分の永久磁石が埋設されるが、従来にお
いては、そのほとんどが1種類の永久磁石、例えばフェ
イライト磁石もしくは希土類磁石のいずれか一方を用い
ている。このため、設計の自由度が狭く、トルクや効率
などの性能および大きさが画一的になりがちであり、ま
た、製造コストも使用する永久磁石材料によってほぼ一
義的に決まってしまう。
【0010】例えば、図22に示すロータコア2の磁極
としての永久磁石3を希土類磁石とした場合には、サイ
ズは小さく、しかも性能も良好であるが、コストが高く
なってしまう。一方、図23に示すロータコア2の磁極
となる永久磁石6をフェイライト磁石とした場合には、
コスト的には安価であるが、希土類磁石に匹敵する性能
を得ようとすると、ロータコア2の径を大きくしなけれ
ばならない。
【0011】すなわち、フェライト磁石は安価であり、
成形の容易性により種々形状の永久磁石を得ることが可
能であるが、磁束密度が小さいため、ロータコアの小型
化が難しい。これに対して、希土類磁石は、磁束密度が
高いため、ロータコアの小型化が容易であるが、成形の
困難性により永久磁石の形状が限られる。また、希土類
磁石はフェライト磁石に比べて高価である。
【0012】このように、従来においては、ロータコア
の磁極に1種類の永久磁石を用いているため、性能、大
きさおよびコストの選択幅が狭く、用途に見合った合理
的な電動機を得ることが困難であった。
【0013】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、その目的は、用途に見合った適正な
性能および大きさを有し、しかもコスト的にも合理的で
ある永久磁石電動機を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的は、各磁極が永久磁石により構成されたロータコアを
回転磁界を発生するステータコア内に配置した永久磁石
電動機において、上記ロータコアは、その回転中心軸に
対して同軸的に一体に接合された第1コアメンバーおよ
び第2コアメンバーを含み、上記第1コアメンバー内
に、上記各磁極ごとに所定の断面形状を有する第1永久
磁石を埋設するとともに、上記第2コアメンバー内に、
磁石材料および断面形状がともに上記第1永久磁石と異
なる第2永久磁石を上記各磁極ごとに埋設することによ
って達成される。
【0015】例えば、第1永久磁石にフェライト磁石を
用い、第2永久磁石に希土類磁石を用いることにより、
その性能を各磁極をフェライト磁石のみで構成した場合
と各磁極を希土類磁石のみで構成した場合の中間的な性
能とすることができる。この場合において、ロータコア
に対する第1コアメンバーと第2コアメンバーの構成比
率を変えることにより、永久磁石電動機として、性能や
サイズ、それにコストも用途により適したものが得られ
る。
【0016】また、本発明において、第1コアメンバー
と第2コアメンバーは、その各一端側の端面を緊密に接
触させて同軸的に接合されるが、第2コアメンバー側の
第2永久磁石は、第1コアメンバー側から見て同第1コ
アメンバーに埋設されている第1永久磁石の断面形状の
投影面積内に配置されることが好ましく、この点も本発
明の特徴の一つである。これによれば、第1コアメンバ
ーと第2コアメンバーの接触面において、第1および第
2永久磁石が、互いに相手方のフラックスバリアとして
作用することになる。
【0017】本発明には、次のようないくつもの態様が
含まれる。
【0018】まず、第1の態様として、第1コアメンバ
ー側においては、第1永久磁石を断面扇状とする。第2
コアメンバー側においては、第2永久磁石を断面矩形状
としてロータコアの直径線と直交する方向に沿って同ロ
ータコアの外周縁側に配置するとともに、第2永久磁石
の両端に一対のフラックスバリア孔を形成し、この第2
永久磁石およびフラックスバリア孔をともに、第1永久
磁石の断面扇状の投影面積内に配置する。これによれ
ば、第2コアメンバーに対して、ステータコアからの磁
束が入りやすくなり、リラクタンストルクを大きくする
ことができる。また、フラックスバリア孔により、磁束
の短絡や漏洩を防止することができる。
【0019】この第1の態様を変形して、第2永久磁石
をロータコアの内周縁側に配置するとともに、この第2
永久磁石の両端にロータコアの直径線に沿って同ロータ
コアの外周縁側に向けてスリット状に延びる一対のフラ
ックスバリア孔を形成としてもよい(第2の態様)。
【0020】第3の態様として、第1コアメンバー側に
おいては、第1永久磁石を断面扇状とする。第2コアメ
ンバー側においては、第2永久磁石として断面矩形状の
2つの第2磁石片を用い、この2つの第2磁石片の各一
端側をロータコアの中心方向に向けて互いに近づくよう
な角度をもって配置するとともに、各第2磁石片の他端
側にフラックスバリア孔をそれぞれ形成し、これら2つ
の第2磁石片およびフラックスバリア孔をともに、第1
永久磁石の断面扇状の投影面積内に配置する。これによ
れば、第2永久磁石としての2つの第2磁石片がステー
タコアからの磁束の磁路曲線に沿って配置されているた
め、その磁路の磁気抵抗を小さくすることができ、これ
によりリラクタンストルクが大きくなる。
【0021】第4の態様として、第1コアメンバー側に
おいては、第1永久磁石として断面矩形状の2つの第1
磁石片を用い、この2つの第1磁石片を磁極の境界線に
沿って配置するとともに、この2つの第1磁石片のコア
内径側端部間に第1フラックスバリア孔を形成する。ま
た、第2コアメンバー側においても、第2永久磁石とし
て断面矩形状の2つの第2磁石片を用い、この2つの第
2磁石片を磁極の境界線に沿って配置するとともに、こ
の2つの第2磁石片のコア内径側端部間に第2フラック
スバリア孔を形成し、これらの2つの第2磁石片および
第2フラックスバリア孔を第1永久磁石の2つの第1磁
石片および第1フラックスバリア孔の各投影面積内に配
置する。これによれば、第1および第2コアメンバーの
双方に対して、ステータコアからの磁束が入り込みやす
く、第3の態様と同じく、ステータコアから入り込む磁
束に対する磁気抵抗を小さくすることができ、これによ
りリラクタンストルクが大きくなる。
【0022】第5の態様として、第1コアメンバー側に
おいては、第1永久磁石を断面円弧状とし、その凸面側
をロータコアの中心側に向けて配置する。第2コアメン
バー側においては、第2永久磁石として断面矩形状の2
つの第2磁石片を用い、この2つの第2磁石片の各一端
側をロータコアの中心方向に向けて互いに近づくような
角度をもって配置するとともに、各第2磁石片の他端側
にフラックスバリア孔をそれぞれ形成し、これらの2つ
の第2磁石片およびフラックスバリア孔をともに、第1
永久磁石の断面円弧状の投影面積内に配置する。これに
より、上記の各態様と同じく、ステータコアから入り込
む磁束に対する磁気抵抗を小さくして、リラクタンスト
ルクを大きくすることができる。
【0023】このような作用効果は、以下に説明する第
6ないし第11の態様によっても得ることができる。
【0024】すなわち、第6の態様として、第1コアメ
ンバー側においては、第1永久磁石を断面円弧状とし、
その凸面側をロータコアの中心側に向けて配置する。第
2コアメンバー側においては、第2永久磁石を断面矩形
状としてロータコアの直径線と直交する方向に沿って同
ロータコアの外周縁側に配置するとともに、この第2永
久磁石の両端に一対のフラックスバリア孔を形成し、第
2永久磁石およびフラックスバリア孔をともに、第1永
久磁石の断面円弧状の投影面積内に配置するようにして
もよい。
【0025】第7の態様として、第1コアメンバー側に
おいては、第1永久磁石を断面円弧状とし、その凸面側
をロータコアの中心側に向けて配置する。第2コアメン
バー側においては、第2永久磁石を断面矩形状としてロ
ータコアの直径線と直交する方向に沿って同ロータコア
の内周縁側に配置するとともに、第2永久磁石の両端に
ロータコアの直径線に沿って同ロータコアの外周縁側に
向けてスリット状に延びる一対のフラックスバリア孔を
形成し、第2永久磁石および上記フラックスバリア孔を
ともに、第1永久磁石の断面円弧状の投影面積内に配置
するようにしてもよい。
【0026】第8の態様として、第1コアメンバー側に
おいては、第1永久磁石を断面円弧状とし、その凸面側
をロータコアの外周縁に沿って配置する。第2コアメン
バー側においては、2永久磁石を断面矩形状としてロー
タコアの直径線と直交する方向に沿って同ロータコアの
外周縁側に配置するとともに、この第2永久磁石の両端
に一対のフラックスバリア孔を形成し、第2永久磁石お
よびフラックスバリア孔をともに、第1永久磁石の断面
円弧状の投影面積内に配置するようにしてもよい。
【0027】第9の態様として、第1コアメンバー側に
おいては、第1永久磁石を断面扇状とする。第2コアメ
ンバー側においては、第2永久磁石を磁極の境界線に沿
って配置された断面矩形状の2つの第2磁石片により構
成するとともに、この2つの第2磁石片のコア内径側端
部間にフラックスバリア孔を形成し、これら2つの第2
磁石片およびフラックスバリア孔をともに、第1永久磁
石の断面扇状の投影面積内に配置するようにしてもよ
い。
【0028】また、第10の態様として、第1コアメン
バー側においては、第1永久磁石として断面矩形状の2
つの第1磁石片を用い、この2つの第1磁石片を磁極の
境界線に沿って配置するとともに、この2つの第1磁石
片のコア内径側端部間にフラックスバリア孔を形成す
る。第2コアメンバー側においても、第2永久磁石とし
て断面矩形状の2つの第2磁石片を用い、この2つの第
2磁石片の各一端側をロータコアの中心方向に向けて互
いに近づくような角度をもって配置し、これら2つの第
2磁石片を第1永久磁石の2つの第1磁石片の各投影面
積内に配置するようにしてもよい。
【0029】さらに、第11の態様として、第1コアメ
ンバー側においては、第1永久磁石として断面矩形状の
2つの第1磁石片を用い、この2つの第1磁石片の各一
端側をロータコアの中心方向に向けて互いに近づくよう
な角度をもって配置するとともに、この2つの第1磁石
片のコア内径側端部間にフラックスバリア孔を形成し、
また、第2コアメンバー側においても、第2永久磁石と
して断面矩形状の2つの第2磁石片を用い、この2つの
第2磁石片の各一端側をロータコアの中心方向に向けて
互いに近づくような角度をもって配置し、これら2つの
第2磁石片を第1永久磁石の2つの第1磁石片の各投影
面積内に配置するようにしてもよい。
【0030】本発明において使用する磁石材料として
は、第1コアメンバーの第1永久磁石がフェライト磁石
であり、第2コアメンバーの第2永久磁石が希土類磁石
であることが好ましい。フェライト磁石および希土類磁
石はともに、入手が容易であり、本発明の永久磁石電動
機を容易に実現することができる。
【0031】本発明において、第1および第2コアメン
バーはともに、プレスにて打ち抜かれた永久磁石埋設孔
およびフラックスバリア孔を有する電磁鋼板の積層体か
らなるが、第1コアメンバー用電磁鋼板においては、そ
の永久磁石埋設孔およびフラックスバリア孔が、第2コ
アメンバーの永久磁石埋設孔およびフラックスバリア孔
を被せるように打ち抜かれていることが好ましい。
【0032】すなわち、第2コアメンバー側の永久磁石
埋設孔およびフラックスバリア孔は、第1コアメンバー
側の永久磁石埋設孔およびフラックスバリア孔の投影面
積内に配置されており、第2コアメンバー側の永久磁石
埋設孔およびフラックスバリア孔は、第1コアメンバー
側の永久磁石埋設孔およびフラックスバリア孔よりも寸
法的に小さい。
【0033】したがって、ロータコアの製造に際して
は、まず、ロータコアを構成するすべてのコア材(電磁
鋼板)を対象として、第2コアメンバー用の永久磁石埋
設孔およびフラックスバリア孔を打ち抜き、しかる後、
第1コアメンバー用の永久磁石埋設孔およびフラックス
バリア孔については、その第1コアメンバーに必要とさ
れる枚数分のコア材に対して、先に形成した第2コアメ
ンバーの永久磁石埋設孔およびフラックスバリア孔を被
せるように打ち抜けばよい。これによれば、さほどコス
ト負担を招くことなく、能率的に電磁鋼鈑からなるコア
積層体が得られることになる。なお、その後にこのコア
積層体に永久磁石材料が埋設され、着磁が施される。
【0034】本発明は、空気調和機のコンプレッサ駆動
用として用いられるブラシレスDCモータに好適であ
り、これによれば空気調和機の性能アップが図れる。
【0035】
【発明の実施の形態】次に、本発明を図面に示されてい
る実施列により説明する。
【0036】まず、図1ないし図4を参照して、本発明
による永久磁石電動機の第1実施例ついて説明する。こ
の永久磁石電動機は、回転磁界を発生するステータコア
17と、このステータコア17内に回転可能に設けられ
たロータコア10とを備えている。この実施例におい
て、ステータコア17は24のスロットを有し、三相
(U相,V相およびW相)の電機子巻線が施されてい
る。この場合、外径側の巻線がU相、内径側の巻線がW
相、その中間に位置する巻線がV相とされているが、ス
ロット数および電機子巻線の形態は任意であってよい。
【0037】図2の断面図に示されているように、ロー
タコア10は、第1永久磁石12が埋設された第1コア
メンバー12と、第2永久磁石13が埋設された第2コ
アメンバー14とを同軸的に一体に接合することにより
構成されている。なお、ロータコア10の回転中心に
は、図示しない回転軸を挿通するための中心孔16が穿
設されている。この実施例において、第1永久磁石12
はフェライト磁石からなり、第2永久磁石13には希土
類磁石が用いられている。
【0038】図3に示されているように、第1永久磁石
11は断面扇状に形成され、第1コアメンバー12内
に、このモータの極数(この例では4極)に応じて円周
方向に沿って等間隔に埋設されている。このように、第
1永久磁石11は断面扇状であるため、第1コアメンバ
ー12における磁石の占有率が極めて高くなっている。
【0039】これに対して、図4に示されているよう
に、第2永久磁石13は断面矩形状、すなわち所定の板
厚を有する帯板状であり、第2コアメンバー14内に第
1永久磁石11と同じく、モータの極数に応じて均等な
間隔をもって埋設されている。このように、第2永久磁
石13は帯板状であるため、第2コアメンバー14にお
ける磁石の占有率が第1コアメンバー12に比べて小さ
くなっている。
【0040】各第2永久磁石13は、第2コアメンバー
14の外周縁側寄りの位置において、同第2コアメンバ
ー14の直径線と直交する方向に沿って配置されてい
る。
【0041】第1コアメンバー12と第2コアメンバー
14とを同軸的に接合するにあたって、第1永久磁石1
1と第2永久磁石13は、その同じ磁極同士がそれぞれ
対応するように位置合わせされるが、この場合、第1コ
アメンバー12側から見て、第2コアメンバー14側の
第2永久磁石13は、第1コアメンバー12に埋設され
ている第1永久磁石11の投影面積内に配置されてい
る。すなわち、図1において、第1永久磁石11は鎖線
で示され、第2永久磁石13はその鎖線内に実線で示さ
れているように、第2永久磁石13は第1永久磁石11
の断面形状に含まれるように配置されている。
【0042】また、各第2永久磁石13の両端側には、
磁束の短絡および磁束の漏洩を防止するためのフラック
スバリア孔15a,15bが一対として形成されてい
る。このフラックスバリア孔15a,15bもまた第1
永久磁石11の投影面積内に形成されることが好まし
い。
【0043】このロータコア10を観察すると、第1コ
アメンバー12においては、第1永久磁石11が安価で
磁束密度の低いフェライト磁石であっても、その形状が
断面扇状で第1コアメンバー12に対する磁石占有率が
高いことから、マグネットトルクをある程度大きくする
ことができるが、他方において、その高い磁石占有率に
よりq軸インダクタンスおよびd軸インダクタンスが小
さい値となるため、リラクンストルクが小さくなる。
【0044】これに対して、第2コアメンバー14にお
いては、第2永久磁石13が高価で磁束密度の高い希土
類磁石であることから、マグネットトルクが大きく、ま
た、第2コアメンバー14に対する磁石占有率が低く、
図4の実線矢印で示す磁路の磁気抵抗が小さいため、ス
テータコア17からの磁束が内部に入り込み易くなり、
d軸とq軸のインダクタンス差(Lq−Ld)が大きく
なり、リラクタンストルクが大きくなる。
【0045】したがって、ロータコア10において、例
えば第1コアメンバー12の比率を相対的に増やすと、
性能(トルク、効率)が低下するが、コストが大幅に低
減する。すなわち、安価なフェライト磁石の第1永久磁
石11の使用量が増え、その反面、希土類磁石の第2永
久磁石13の量が減るからである。ちなみに、希土類磁
石はフェライト磁石よりも20倍程度高価である。
【0046】これとは反対に、第2コアメンバー14の
比率を相対的に増やすと、性能的には向上するが、コス
トがかなり高くなる。なお、この永久磁石電動機の用途
によっては、第1コアメンバー12および第2コアメン
バー14をともに増やし、もしくは逆にそれらのコアメ
ンバーをともに減らすようにしてもよい。
【0047】このように、ロータコア10に対する第1
コアメンバー12と第2コアメンバー14の占める比率
を選択することにより、所望の性能、サイズおよびコス
トのモータを得ることができる。すなわち、モータ設計
の自由度(選択の幅)が大きくなる。
【0048】また、第1永久磁石11の断面形状を第2
永久磁石13の断面形状よりも大きくしているため、第
1コアメンバー12と第2コアメンバー14との接触面
において、第1永久磁石11と第2永久磁石13とが、
互いに相手方の永久磁石のフラックスバリアの機能(磁
束の短絡、漏洩防止機能)を果たすことになる。すなわ
ち、第1永久磁石11を埋設している孔が第2永久磁石
13のフラックスバリアの機能を発揮し、第2永久磁石
13を埋設している孔が第1永久磁石11のフラックス
バリアの機能を発揮する。
【0049】このロータコア10の製造においては、自
動プレス機械でコアプレス金型により電磁鋼板からコア
材を打ち抜き、そのコア材を金型内で所定枚数積層した
後、リベットを挿通してかしめる自動コア積層方式が採
用されている。
【0050】このプレス加工工程で、第1コアメンバー
12用のコア材と第2コアメンバー14用のコア材と
を、あらかじめ別々に所定枚数分打ち抜いてもよいが、
本発明では、まず、ロータコア10を構成するのに必要
なすべてのコア材を第2コアメンバー14用として打ち
抜く。すなわち、すべてのコア材に第2永久磁石13を
埋設するための孔とフラックスバリア孔15a,15b
とを形成する。しかる後、そのコア材の中から第1コア
メンバー12に必要とされる枚数分のコア材を取り出
し、これについて第1永久磁石11を埋設するための孔
を打ち抜くようにしている。この場合、第1永久磁石1
1の埋設孔は、先に形成した第2コアメンバー14用の
磁石埋設孔およびフラックスバリア孔15a,15bを
被せるように打ち抜かれ、したがって、第1コアメンバ
ー12用のコア材には第1永久磁石11の埋設孔のみが
形成されることになる。
【0051】上記のようにして、第1コアメンバー12
と第2コアメンバー14とを一体に組み立てた後、第1
コアメンバー12に第1永久磁石11としてのフェライ
ト磁石を埋設し、第2コアメンバー14には第2永久磁
石13としての希土類磁石を埋設してそれぞれ着磁する
ことによりロータコア10が得られる。なお、各永久磁
石11,13を着磁した後、コア内に埋設するようにし
てもよい。
【0052】このように、本発明によれば、新たに設備
を導入する必要がなく、既存の装置を利用してロータコ
ア10を製造することができるため、コスト負担が増え
ることもない。
【0053】また、このロータコア10を空気調和機の
圧縮機用モータとしてのブラシレスDCモータに適用す
ることにより、コストアップを伴なうことなく、空気調
和機の性能アップ(運転効率の上昇、振動や騒音の低
下)を図ることができる。
【0054】次に、図5ないし図7に示されている第2
実施例について説明する。この第2実施例では、第2コ
アメンバー14内に埋設される第2永久磁石18が上記
第1実施例のものと変更されており、その他の構成は第
1実施例と同じである。
【0055】この第2実施例においても、第2コアメン
バー14内に埋設される第2永久磁石18は断面矩形状
の希土類磁石からなるが、この場合、第2永久磁石18
は第2コアメンバー14の内周縁側において、同第2コ
アメンバー14の直径線と直交する方向に沿って配置さ
れている。
【0056】この第2永久磁石18は、第1コアメンバ
ー12に埋設されている第1永久磁石11の断面扇状の
投影面積内に入るように、第1実施例の第2永久磁石1
3よりも幅が狭くされている。
【0057】また、この第2実施例によると、第2永久
磁石18の両端部には、磁極の境界に沿ってコア外周縁
側に延びるスリット状のフラックスバリア孔20a,2
0bが形成されている。このフラックスバリア孔20
a,20bは、できるだけコア外周縁近くまで延ばすこ
と好ましいが、このフラックスバリア孔20a,20b
もまた、第1コアメンバー12に埋設されている第1永
久磁石11の断面扇状の投影面積内からはみ出さないよ
うに、その長さが決められている。
【0058】このように、第1実施例に比べて、第2永
久磁石18の使用量および位置を異ならせることによ
り、磁束密度(マグネットトルク)および磁路の磁気抵
抗(リラクタンストルク)やコストが異なったロータコ
アを得ることができる。
【0059】また、図8ないし図10に示されている第
3実施例では、第2コアメンバー14内に第2永久磁石
として、一つの磁極あたり2つの磁石片21a,21b
が埋設されている。なお、この第3実施例において、ス
テータコア17および第1コアメンバー12などのその
他の構成は上記第1実施例と同じである。
【0060】磁石片21a,21bはともに、断面矩形
状の希土類磁石からなり、それらの各一端側がロータコ
ア10の中心方向に向けて互いに近づくような角度をも
って配置されている。すなわち、各磁石片21a,21
bは、それらの交差角が鈍角となるように、d軸に対し
て線対称的に配置されている。
【0061】磁石片21a,21bのコア外周縁側に位
置する各他端側には、フラックスバリア孔23a,23
bがそれぞれ形成されている。なお、このフラックスバ
リア孔23a,23bは、磁石片21a,21b用の埋
設孔と一体に形成されてもよい。
【0062】この場合、磁石片21a,21bおよびフ
ラックスバリア孔23a,23bは、先の第1および第
2実施例と同様に、第1コアメンバー12に埋設されて
いる第1永久磁石11の断面扇状の投影面積内に配置さ
れている。
【0063】この第3実施例においては、第2永久磁石
として2つの磁石片21a,21bを用い、その希土類
磁石の使用量が多いことから、大きなマグネットトルク
が得られる。また、図10に示されているように、磁石
片21a,21bが磁路に沿って配置されているため、
その磁路の磁気抵抗を最小として、リラクタンストルク
を最大限に大きくすることができる。したがって、上記
第1および第2実施例よりも、高トルクで、高効率のモ
ータを得ることができる。
【0064】次に、図11ないし図13を参照しなが
ら、第4実施例について説明する。この第4実施例で
は、第1コアメンバー12の第1永久磁石および第2コ
アメンバー14の第2永久磁石をともに変更している。
なお、この第4実施例の全体的な構成が示されている図
11において、ステータコア17については、上記各実
施例と同じである。
【0065】図12によく示されているように、第1コ
アメンバー12に埋設される第1永久磁石として、一つ
の磁極あたり2つの第1磁石片24a,24bが用いら
れている。この第1磁石片24a,24bはともに、断
面矩形で所定の板厚を有する帯板状のフェライト磁石か
らなる。
【0066】この第1磁石片24a,24bは磁極の境
界線に沿って配置されており、そのコア内径側端部間に
は、第1フラックスバリア孔26が形成されている。こ
の第1フラックスバリア孔26はできるだけコア内径側
に近い方が好ましい。
【0067】また、図13に示されているように、第2
コアメンバー14に埋設される第2永久磁石にも、一つ
の磁極あたり2つの第2磁石片27a,27bが用いら
れている。この第2磁石片27a,27bはともに、断
面矩形で所定の板厚を有する帯板状の希土類磁石からな
る。第2磁石片27a,27bも第1磁石片24a,2
4bと同様に、磁極の境界線に沿って配置されており、
そのコア内径側端部間には、第2フラックスバリア孔2
9が形成されている。
【0068】この場合、第2磁石片27a,27bの板
厚は、第1磁石片24a,24bよりも薄くされてい
る。また、第2フラックスバリア孔29も、その長さお
よび幅が第1フラックスバリア孔26よりも実質的に小
さくされている。すなわち、第2磁石片27a,27b
および第2フラックスバリア孔29は、第1磁石片24
a,24bおよび第1フラックスバリア孔26の各投影
面積内に含まれるように配置されている。
【0069】次に、図14ないし図16に示されている
第5実施例について説明する。なお、この第5実施例の
全体的な構成が示されている図14において、ステータ
コア17については、上記各実施例と同じである。
【0070】この第5実施例において、第1コアメンバ
ー12内に埋設される第1永久磁石30はフェライト磁
石からなるが、この第1永久磁石30は断面円弧状とさ
れている。図15に示されているように、この第1永久
磁石30は各磁極ごとに一つとして割り当てられるが、
この場合、第1永久磁石30はその凸面側がコアの中心
側に向けて配置されている。
【0071】これに対して、図16に示されているよう
に、第2コアメンバー14側においては、上記第3実施
例と同じく、第2永久磁石として、一つの磁極あたり2
つの磁石片32a,32bが用いられている
【0072】すなわち、磁石片32a,32bはとも
に、断面矩形状の希土類磁石からなり、それらの各一端
側がロータコア10の中心方向に向けて互いに近づくよ
うな角度をもって配置されている。換言すれば、各磁石
片21a,21bは、それらの交差角が鈍角となるよう
に、d軸に対して線対称的に配置されている。
【0073】磁石片32a,32bのコア外周縁側に位
置する各他端側には、フラックスバリア孔34a,34
bがそれぞれ形成されている。磁石片32a,32bお
よびフラックスバリア孔34a,34bは、第1コアメ
ンバー12に埋設されている第1永久磁石30の断面円
弧状の投影面積内に配置されている。
【0074】以上、本発明の代表的な各実施例について
説明したが、本発明には次のような各種の変形例が含ま
れる。なお、これらの変形例においても、ステータコア
17側は変更を要しないため、変形例の各図面にはロー
タコア10の概略的な平面図のみを示すことにする。
【0075】また、この変形例に係るロータコア10の
各平面図は、第2コアメンバー14側から見た場合のも
のであり、したがって、第2コアメンバー14内の第2
永久磁石を実線とし、第2コアメンバー14に対して紙
面後方となる第1コアメンバー12内の第1永久磁石に
ついては鎖線で示している。
【0076】図17の第1変形例において、ロータコア
10は上記第5実施例で説明した第1コアメンバー12
と、上記第1実施例で説明した第2コアメンバー14と
を同軸的に一体に接合したものである。
【0077】すなわち、第1コアメンバー12内には、
断面円弧状のフェライト磁石からなる第1永久磁石30
が、各磁極ごとにその凸面側をコアの中心方向に向けて
配置されている。これに対して、第2コアメンバー14
には、断面矩形状(平らな帯板状)の希土類磁石からな
る第2永久磁石13が、各磁極ごとに、第2コアメンバ
ー14の外周縁側において、同第2コアメンバー14の
直径線と直交する方向に沿って配置されている。なお、
図示されていないが、第2永久磁石13の両端側にはフ
ラックスバリア孔がそれぞれ設けられている。
【0078】なお、図18に第2変形例として示されて
いるように、上記第1変形例における断面円弧状のフェ
ライト磁石からなる第1永久磁石30を、その凸面側が
コアの外周縁に沿うように配置してもよい。
【0079】図19には、上記第5実施例で説明した第
1コアメンバー12と、上記第2実施例で説明した第2
コアメンバー14とを同軸的に一体に接合してなる第3
変形例としてのロータコア10が示されている。
【0080】第1コアメンバー12については、上記第
1変形例と同一であるため、その説明は省略する。第2
コアメンバー14には、断面矩形状の希土類磁石からな
る第2永久磁石18が、各磁極ごとに、第2コアメンバ
ー14の内周縁側において、同第2コアメンバー14の
直径線と直交する方向に沿って配置されている。また、
第2永久磁石18の両端部には、磁極の境界に沿ってコ
ア外周縁側に延びるスリット状のフラックスバリア孔2
0a,20bが形成されている。
【0081】図20には、上記第1実施例で説明した第
1コアメンバー12と、上記第4実施例で説明した第2
コアメンバー14とを同軸的に一体に接合してなる第4
変形例としてのロータコア10が示されている。
【0082】すなわち、第1コアメンバー12には、断
面扇状のフェライト磁石からなる第1永久磁石11が、
各磁極ごとに設けられている。これに対して、第2コア
メンバー14には、一つの磁極あたり2つの第2磁石片
27a,27bが用いられている。この第2磁石片27
a,27bはともに、断面矩形で所定の板厚を有する帯
板状の希土類磁石からなり、その各々が磁極の境界線に
沿って配置されている。また、そのコア内径側端部間に
は、第2フラックスバリア孔29が形成されている。
【0083】図21は第5変形例で、上記第4実施例で
説明した第1コアメンバー12と、上記第3実施例で説
明した第2コアメンバー14とを同軸的に一体に接合し
てなるロータコア10が示されている。
【0084】すなわち、第1コアメンバー12には、第
1永久磁石として、一つの磁極あたり2つの磁石片24
a,24bが用いられている。この磁石片24a,24
bはともに、断面矩形で所定の板厚を有する帯板状のフ
ェライト磁石からなり、その各々が磁極の境界線に沿っ
て配置されている。また、そのコア内径側端部間には、
フラックスバリア孔26が形成されている。
【0085】これに対して、第2コアメンバー14に
は、第2永久磁石として、一つの磁極あたり2つの磁石
片21a,21bが用いられている。磁石片21a,2
1bはともに、断面矩形状の希土類磁石からなり、それ
らの各一端側がロータコア10の中心方向に向けて互い
に近づくような角度をもって配置されている。また、図
示されていないが、磁石片21a,21bのコア外周縁
側に位置する各他端側には、フラックスバリア孔がそれ
ぞれ形成されている。
【0086】図22は上記第5変形例で第1永久磁石と
して用いられている2つの磁石片24a,24bをさら
に変形した第6変形例である。すなわち、第5変形例で
は、第1コアメンバー12側において、2つの磁石片2
4a,24bを磁極の境界線に沿って平行に配置してい
るが、この第1コアメンバー12側の2つの磁石片24
a,24bを第2コアメンバー14側の2つの磁石片2
1a,21bと同じく、それらの各一端側がロータコア
10の中心方向に向けて互いに近づくような角度をもっ
て配置するようにしてもよい。
【0087】なお、各変形例の図面からも分かるよう
に、いずれの場合においても、第2コアメンバー14側
の第2永久磁石の幅および長さは、第1コアメンバー1
2側の第1永久磁石よりも実質的に小さく、第2永久磁
石が第1永久磁石の投影面積内に入るようにしている。
【0088】以上、本発明を具体的な実施例および変形
例により詳細に説明したが、本発明はこれに限定される
ものでなく、当業者にとって容易に考えられる均等物を
も当然に含む。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
磁極が永久磁石により構成されたロータコアを回転磁界
を発生するステータコア内に配置した永久磁石電動機に
おいて、第1コアメンバーと第2コアメンバーとを同軸
的に一体に接合することによりロータコアを構成し、第
1コアメンバー内に各磁極ごとに所定の断面形状を有す
る第1永久磁石(例えば、フェライト磁石)を埋設する
とともに、第2コアメンバー内には磁石材料および断面
形状がともに第1永久磁石と異なる第2永久磁石(例え
ば、希土類磁石)を各磁極ごとに埋設するようにしたこ
とにより、その性能を、各磁極をフェライト磁石のみで
構成した場合と各磁極を希土類磁石のみで構成した場合
の中間的な性能とすることができる。
【0090】また、ロータコアに対する第1コアメンバ
ーと第2コアメンバーの構成比率を変えることにより、
永久磁石電動機として、性能やサイズ、それにコストも
用途により適したものが得られる。
【0091】第2コアメンバー側の第2永久磁石を、第
1コアメンバー側から見て同第1コアメンバーに埋設さ
れている第1永久磁石の断面形状の投影面積内に配置す
るようにしたことにより、第1コアメンバーと第2コア
メンバーの接触面において、第1および第2永久磁石が
互いに相手方のフラックスバリアとして作用し、磁束の
短絡や漏洩を防止することができる。
【0092】第1コアメンバー側においては第1永久磁
石を断面扇状とし、第2コアメンバー側においては第2
永久磁石として断面矩形状の2つの第2磁石片を用い、
この2つの第2磁石片の各一端側をロータコアの中心方
向に向けて互いに近づくような角度をもって配置するよ
うにしたことにより、第2永久磁石としての2つの第2
磁石片がステータコアからの磁束の磁路曲線に沿って配
置されることになるため、その磁路の磁気抵抗を小さく
することができ、これによりリラクタンストルクを大き
くすることができる。
【0093】第1コアメンバー側においては第1永久磁
石として断面矩形状の2つの第1磁石片を用い、この2
つの第1磁石片を磁極の境界線に沿って配置するととも
に、第2コアメンバー側においても第2永久磁石として
断面矩形状の2つの第2磁石片を用い、この2つの第2
磁石片を磁極の境界線に沿って配置するようにしたこと
により、第1および第2コアメンバーの双方に対して、
ステータコアからの磁束が入り込みやすくなり、すなわ
ちステータコアから入り込む磁束に対する磁気抵抗を小
さくなり、これによりリラクタンストルクを大きくする
ことができる。
【0094】第1コアメンバー側においては第1永久磁
石を断面円弧状とし、その凸面側をロータコアの中心側
に向けて配置し、第2コアメンバー側においては第2永
久磁石として断面矩形状の2つの第2磁石片を用い、こ
の2つの第2磁石片の各一端側をロータコアの中心方向
に向けて互いに近づくような角度をもって配置すること
によっても、上記と同様に、ステータコアから入り込む
磁束に対する磁気抵抗を小さくして、リラクタンストル
クを大きくすることができる。
【0095】第2コアメンバー側の永久磁石埋設孔およ
びフラックスバリア孔を、第1コアメンバー側の永久磁
石埋設孔およびフラックスバリア孔よりも寸法的に小さ
くして、第1コアメンバー側の永久磁石埋設孔およびフ
ラックスバリア孔の投影面積内に配置するようにしたこ
とにより、ロータコアの製造に際しては、まず、ロータ
コアを構成するすべてのコア材(電磁鋼板)を対象とし
て、第2コアメンバー用の永久磁石埋設孔およびフラッ
クスバリア孔を打ち抜き、しかる後、第1コアメンバー
用の永久磁石埋設孔およびフラックスバリア孔について
は、その第1コアメンバーに必要とされる枚数分のコア
材に対して、先に形成した第2コアメンバーの永久磁石
埋設孔およびフラックスバリア孔を被せるように打ち抜
けばよく、さほどコスト負担を招くことなく、能率的に
電磁鋼鈑からなるコア積層体を得ることができる。
【0096】本発明の永久磁石電動機は、空気調和機の
コンプレッサ駆動用ブラシレスDCモータに好適であ
り、これによればコストアップを伴なうことなく空気調
和機の性能アップを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示した概略的な平面図。
【図2】同第1実施例に適用されているロータコアのd
軸に沿った断面図。
【図3】同ロータコアを構成する第1コアメンバーの平
面図。
【図4】同ロータコアを構成する第2コアメンバーの平
面図。
【図5】本発明の第2実施例を示した概略的な平面図。
【図6】同第2実施例に適用されているロータコアのd
軸に沿った断面図。
【図7】同ロータコアを構成する第2コアメンバーの平
面図。
【図8】本発明の第3実施例を示した概略的な平面図。
【図9】同第3実施例に適用されているロータコアのd
軸に沿った断面図。
【図10】同ロータコアを構成する第2コアメンバーの
平面図。
【図11】本発明の第4実施例を示した概略的な平面
図。
【図12】同第4実施例に適用されているロータコアを
構成する第1コアメンバーの平面図。
【図13】同ロータコアを構成する第2コアメンバーの
平面図。
【図14】本発明の第5実施例を示した概略的な平面
図。
【図15】同第4実施例に適用されているロータコアを
構成する第1コアメンバーの平面図。
【図16】同ロータコアを構成する第2コアメンバーの
平面図。
【図17】ロータコアの第1変形例を示した平面図。
【図18】ロータコアの第2変形例を示した平面図。
【図19】ロータコアの第3変形例を示した平面図。
【図20】ロータコアの第4変形例を示した平面図。
【図21】ロータコアの第5変形例を示した平面図。
【図22】ロータコアの第6変形例を示した平面図。
【図23】従来例を示した概略的な平面図。
【図24】従来例を示した概略的な平面図。
【符号の説明】 10 ロータコア 11,24a,24b,30 第1永久磁石(フェライ
ト磁石) 12 第1コアメンバー 13,18,21a,21b,27a,27b,32
a,32b 第1永久磁石(希土類磁石) 14 第2コアメンバー 15a,15b,20a,20b,23a,23b,2
6,29,34a,34b フラックスバリア孔 16 中心孔 17 ステータコア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河合 裕司 神奈川県川崎市高津区末長1116番地 株式 会社富士通ゼネラル内 (72)発明者 相馬 裕治 神奈川県川崎市高津区末長1116番地 株式 会社富士通ゼネラル内 (72)発明者 河西 宏治 神奈川県川崎市高津区末長1116番地 株式 会社富士通ゼネラル内 (72)発明者 福田 好史 神奈川県川崎市高津区末長1116番地 株式 会社富士通ゼネラル内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各磁極が永久磁石により構成されたロー
    タコアを回転磁界を発生するステータコア内に配置した
    永久磁石電動機において、上記ロータコアは、その回転
    中心軸に対して同軸的に一体に接合された第1コアメン
    バーおよび第2コアメンバーを含み、上記第1コアメン
    バー内には、上記各磁極ごとに所定の断面形状を有する
    第1永久磁石が埋設されているとともに、上記第2コア
    メンバー内には、磁石材料および断面形状がともに上記
    第1永久磁石と異なる第2永久磁石が上記各磁極ごとに
    埋設されていることを特徴とする永久磁石電動機。
  2. 【請求項2】 各磁極が永久磁石により構成されたロー
    タコアを回転磁界を発生するステータコア内に配置した
    永久磁石電動機において、上記ロータコアは、その回転
    中心軸に対して同軸的に一体に接合された第1コアメン
    バーおよび第2コアメンバーを含み、上記第1コアメン
    バー内には、上記各磁極ごとに所定の断面形状を有する
    第1永久磁石が埋設されているとともに、上記第2コア
    メンバー内には、磁石材料および断面形状がともに上記
    第1永久磁石と異なる第2永久磁石が上記各磁極ごとに
    埋設されており、上記第2コアメンバー内において、上
    記第2永久磁石が上記第1永久磁石の断面形状の投影面
    積内に配置されていることを特徴とする永久磁石電動
    機。
  3. 【請求項3】 上記第1永久磁石が断面扇状であり、上
    記第2永久磁石が断面矩形状として上記ロータコアの直
    径線と直交する方向に沿って同ロータコアの外周縁側に
    配置されているとともに、上記第2永久磁石の両端に一
    対のフラックスバリア孔が形成され、上記第2コアメン
    バー内において、上記第2永久磁石および上記フラック
    スバリア孔がともに、上記第1永久磁石の断面扇状の投
    影面積内に配置されていることを特徴とする請求項2に
    記載の永久磁石電動機。
  4. 【請求項4】 上記第1永久磁石が断面扇状であり、上
    記第2永久磁石が断面矩形状として上記ロータコアの直
    径線と直交する方向に沿って同ロータコアの内周縁側に
    配置されているとともに、上記第2永久磁石の両端には
    上記ロータコアの直径線に沿って同ロータコアの外周縁
    側に向けてスリット状に延びる一対のフラックスバリア
    孔が形成され、上記第2コアメンバー内において、上記
    第2永久磁石および上記フラックスバリア孔がともに、
    上記第1永久磁石の断面扇状の投影面積内に配置されて
    いることを特徴とする請求項2に記載の永久磁石電動
    機。
  5. 【請求項5】 上記第1永久磁石が断面扇状であり、上
    記第2永久磁石が断面矩形状の2つの第2磁石片からな
    り、この2つの第2磁石片の各一端側が上記ロータコア
    の中心方向に向けて互いに近づくような角度をもって配
    置されているとともに、上記各第2磁石片の他端側には
    フラックスバリア孔がそれぞれ形成されており、上記第
    2コアメンバー内において、上記第2永久磁石の2つの
    第2磁石片および上記フラックスバリア孔がともに、上
    記第1永久磁石の断面扇状の投影面積内に配置されてい
    ることを特徴とする請求項2に記載の永久磁石電動機。
  6. 【請求項6】 上記第1永久磁石が上記磁極の境界線に
    沿って配置された断面矩形状の2つの第1磁石片からな
    るとともに、この2つの第1磁石片のコア内径側端部間
    に第1フラックスバリア孔が形成され、また、上記第2
    永久磁石も上記磁極の境界線に沿って配置された断面矩
    形状の2つの第2磁石片からなるとともに、この2つの
    第2磁石片のコア内径側端部間に第2フラックスバリア
    孔が形成され、上記第2コアメンバー内において、上記
    第2永久磁石の2つの第2磁石片および第2フラックス
    バリア孔が上記第1永久磁石の2つの第1磁石片および
    第1フラックスバリア孔の各投影面積内に配置されてい
    ることを特徴とする請求項2に記載の永久磁石電動機。
  7. 【請求項7】 上記第1永久磁石が断面円弧状であっ
    て、その凸面側が上記ロータコアの中心側に向けて配置
    されており、上記第2永久磁石が断面矩形状の2つの第
    2磁石片からなり、この2つの第2磁石片の各一端側が
    上記ロータコアの中心方向に向けて互いに近づくような
    角度をもって配置されているとともに、上記各第2磁石
    片の他端側にはフラックスバリア孔がそれぞれ形成され
    ており、上記第2コアメンバー内において、上記第2永
    久磁石の2つの第2磁石片および上記フラックスバリア
    孔がともに、上記第1永久磁石の断面円弧状の投影面積
    内に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の
    永久磁石電動機。
  8. 【請求項8】 上記第1永久磁石が断面円弧状であっ
    て、その凸面側が上記ロータコアの中心側に向けて配置
    されており、上記第2永久磁石が断面矩形状として上記
    ロータコアの直径線と直交する方向に沿って同ロータコ
    アの外周縁側に配置されているとともに、上記第2永久
    磁石の両端に一対のフラックスバリア孔が形成され、上
    記第2コアメンバー内において、上記第2永久磁石およ
    び上記フラックスバリア孔がともに、上記第1永久磁石
    の断面円弧状の投影面積内に配置されていることを特徴
    とする請求項2に記載の永久磁石電動機。
  9. 【請求項9】 上記第1永久磁石が断面円弧状であっ
    て、その凸面側が上記ロータコアの中心側に向けて配置
    されており、上記第2永久磁石が断面矩形状として上記
    ロータコアの直径線と直交する方向に沿って同ロータコ
    アの内周縁側に配置されているとともに、上記第2永久
    磁石の両端には上記ロータコアの直径線に沿って同ロー
    タコアの外周縁側に向けてスリット状に延びる一対のフ
    ラックスバリア孔が形成され、上記第2コアメンバー内
    において、上記第2永久磁石および上記フラックスバリ
    ア孔がともに、上記第1永久磁石の断面円弧状の投影面
    積内に配置されていることを特徴とする請求項2に記載
    の永久磁石電動機。
  10. 【請求項10】 上記第1永久磁石が断面円弧状であっ
    て、その凸面側が上記ロータコアの外周縁に沿って配置
    されており、上記第2永久磁石が断面矩形状として上記
    ロータコアの直径線と直交する方向に沿って同ロータコ
    アの外周縁側に配置されているとともに、上記第2永久
    磁石の両端に一対のフラックスバリア孔が形成され、上
    記第2コアメンバー内において、上記第2永久磁石およ
    び上記フラックスバリア孔がともに、上記第1永久磁石
    の断面円弧状の投影面積内に配置されていることを特徴
    とする請求項2に記載の永久磁石電動機。
  11. 【請求項11】 上記第1永久磁石が断面扇状であり、
    上記第2永久磁石が上記磁極の境界線に沿って配置され
    た断面矩形状の2つの第2磁石片からなるとともに、こ
    の2つの第2磁石片のコア内径側端部間にフラックスバ
    リア孔が形成され、上記第2コアメンバー内において、
    上記第2永久磁石の2つの第2磁石片およびフラックス
    バリア孔がともに、上記第1永久磁石の断面扇状の投影
    面積内に配置されていることを特徴とする請求項2に記
    載の永久磁石電動機。
  12. 【請求項12】 上記第1永久磁石が上記磁極の境界線
    に沿って配置された断面矩形状の2つの第1磁石片から
    なるとともに、この2つの第1磁石片のコア内径側端部
    間にフラックスバリア孔が形成され、上記第2永久磁石
    が断面矩形状の2つの第2磁石片からなり、この2つの
    第2磁石片の各一端側が上記ロータコアの中心方向に向
    けて互いに近づくような角度をもって配置されており、
    上記第2コアメンバー内において、上記第2永久磁石の
    2つの第2磁石片が上記第1永久磁石の2つの第1磁石
    片の各投影面積内に配置されていることを特徴とする請
    求項2に記載の永久磁石電動機。
  13. 【請求項13】 上記第1永久磁石が断面矩形状の2つ
    の第1磁石片からなり、この2つの第1磁石片の各一端
    側が上記ロータコアの中心方向に向けて互いに近づくよ
    うな角度をもって配置されているとともに、この2つの
    第1磁石片のコア内径側端部間にフラックスバリア孔が
    形成され、また、上記第2永久磁石も断面矩形状の2つ
    の第2磁石片からなり、この2つの第2磁石片の各一端
    側が上記ロータコアの中心方向に向けて互いに近づくよ
    うな角度をもって配置されており、上記第2コアメンバ
    ー内において、上記第2永久磁石の2つの第2磁石片が
    上記第1永久磁石の2つの第1磁石片の各投影面積内に
    配置されていることを特徴とする請求項2に記載の永久
    磁石電動機。
  14. 【請求項14】 上記第1コアメンバーの第1永久磁石
    がフェライト磁石からなり、上記第2コアメンバーの第
    2永久磁石が希土類磁石からなることを特徴とする請求
    項1または2に記載の永久磁石電動機。
  15. 【請求項15】 上記第1および第2コアメンバーはと
    もに、プレスにて打ち抜かれた永久磁石埋設孔およびフ
    ラックスバリア孔を有する電磁鋼板の積層体からなり、
    上記第1コアメンバー用電磁鋼板においては、その永久
    磁石埋設孔およびフラックスバリア孔が、上記第2コア
    メンバーの永久磁石埋設孔およびフラックスバリア孔を
    被せるように打ち抜かれていることを特徴とする請求項
    1または2に記載の永久磁石電動機。
  16. 【請求項16】 請求項1または2のロータコアを有す
    るブラシレスDCモータ。
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