JP2010200510A - 永久磁石式回転電機 - Google Patents

永久磁石式回転電機 Download PDF

Info

Publication number
JP2010200510A
JP2010200510A JP2009043323A JP2009043323A JP2010200510A JP 2010200510 A JP2010200510 A JP 2010200510A JP 2009043323 A JP2009043323 A JP 2009043323A JP 2009043323 A JP2009043323 A JP 2009043323A JP 2010200510 A JP2010200510 A JP 2010200510A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
rotor
axial
axial direction
magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009043323A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Tanimoto
勉 谷本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2009043323A priority Critical patent/JP2010200510A/ja
Publication of JP2010200510A publication Critical patent/JP2010200510A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

【課題】ロータ本体の軸方向中心に行くほど永久磁石の発熱を下げて、減磁性能を向上させることができる永久磁石式回転電機を提供すること。
【解決手段】環状のステータ2,前記ステータ2内に回転自在に配設されたロータ3及び前記ロータ3と一体の回転軸4を備えている。また、前記ロータ3は導磁性のロータ本体9および前記ロータ本体9に保持された永久磁石10を備えると共に、前記永久磁石10は前記回転軸4の延びる方向に分割された複数の磁石片(10a〜10g)から構成されている。しかも、前記複数の磁石片(10a〜10g)の磁気抵抗が、前記軸方向端部と前記軸方向中心とで異なるように設定されている。
【選択図】 図2

Description

この発明は、ロータ本体内に永久磁石が埋め込まれたロータを備える永久磁石式回転電機に関するものである。
この永久磁石式回転電機としては、ロータ本体内に埋め込まれた永久磁石をロータの軸方向に対して複数の磁石片に分割することで、複数の磁石片からなる永久磁石の内部の渦電流損失を低減させて、永久磁石全体の発熱を抑え、永久磁石の減磁(磁石の機能を失うこと)を防止する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−324736
しかしながら、従来の永久磁石は全てロータ本体の回転軸の軸方向に均等な磁石片に分割されているのみであるので、ロータ本体の回転軸の軸方向中心の磁石片では磁石温度が高温化する傾向にあり、永久磁石全体の減磁性能が低下するという問題点がある。
そこで、この発明は、ロータ本体の軸方向中心に行くほど永久磁石の発熱を下げて、減磁性能を向上させることができる永久磁石式回転電機を提供することを目的とするものである。
この目的を達成するため、この発明の永久磁石式回転電機は、環状のステータ,前記ステータ内に回転自在に配設されたロータ及び前記ロータと一体の回転軸を備え、前記ロータは導磁性のロータ本体および前記ロータ本体に保持された永久磁石を備えている。また、前記永久磁石は前記回転軸の軸方向に分割された複数の磁石片から構成されている。しかも、前記複数の磁石片の磁気抵抗が、前記軸方向端部と前記軸方向中心とで異なるように設定されている。
この構成によれば、軸方向中心に行くほど永久磁石に流れる渦電流が小さくなるようにしたので、軸方向中心に行くほど永久磁石の発熱を下げることができるようになり、減磁性能を向上させることができる。
この発明に係る回転電機の回転軸と直交する方向の断面図である。 この発明に係る回転電機の回転軸と直交する方向の他の断面図である。 図1のB−B線に沿うロータの断面図である。 図1〜図2の回転電機の磁石損失、トルク等を示す特性線図である。 図1〜図2の回転電機の熱伝導及び磁石損失,熱抵抗,磁石温度等の作用説明図である。 この発明の回転電機のロータの他の実施例を示す展開説明図である。 図5のロータを備える回転電機の作用説明図である。 この発明の回転電機の他の実施例を示すロータの断面である。 この発明の回転電機の更に他の実施例を示すロータの断面図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[構成]
図1,図1Aにおいて、1はこの発明に係る車両用の永久磁石式回転電機を示したものである。この永久磁石式回転電機1は、モータ機能を有する永久磁石式同期電動機や、ジェネレータ機能を有する永久磁石式同期電動機等に適用できる。また、永久磁石式回転電機1は、自動車等の車両の車輪の駆動源として用いられるが、他の産業機械に用いることもできる。
この磁石式回転電機1は、図1,図1Aに示したように環状のステータ(固定子)2と、ステータ2内に回転自在に配設されたロータ(回転子)3と、このロータ3の回転軸4を有する。
(ステータ2)
このステータ2は、図1,図1Aに示したように、複数に分割されたステータ構成部品(分割ステータ部品)2aから環状に形成されている。また、各ステータ構成部材2aはステータコア部材(分割固定鉄心)5をそれぞれ有し、複数のテータ構成部材2aのステータコア部材5は環状のステータコア(環状固定子鉄心)2bを形成している。また、ステータ構成部材2aは、ステータコア部材5のティース(極歯)6と、ティース6に捲回されたステータコイル7を有する。そして、各ティース6,6間にはスロット8が形成されている。
(ロータ3)
このロータ3は、図2に示したように、回転軸4と一体に設けられるロータ本体9と、ロータ本体9に取り付けられる永久磁石10と、ロータ本体9の軸方向(回転軸4の延びる方向)の両端部にそれぞれ配設されたエンドリング(環状の端板)11,11を有する。このロータ本体9とステータコア5のティース6との間には、図1,図2に示したように微小なエアギャップ(空隙)12が形成されている。
また、図2に示したようにロータ本体9は、軸方向に複数に分割された複数のロータ部材9a,9b,9c・・・9gを有する。この各ロータ部材9a,9b,9c・・・9gは、多数枚のリング状の磁極用鋼板を積層することにより、厚肉の円板状に形成したもので、互いに積層した状態で回転軸4に固定されている。尚、ロータ部材9a,9b,9c・・・9gのうち、ロータ部材9a,9gはロータ本体9の軸方向端部に位置しており、ロータ部材9dはロータ本体9の軸方向中央(軸方向中心)に位置している。ここで、ロータ本体9の軸方向中央(軸方向中心)は回転軸4が延びる方向におけるロータ本体9の中央(中心)を意味し、ロータ本体9の軸方向端部は回転軸4が延びる方向におけるロータ本体9の両端部を意味する。
また、ロータ本体9は、図2に示したように、軸方向に延びる磁石取付穴9hを有する。この磁石取付穴9hは、ロータ部材9a,9b,9c・・・9gにそれぞれ設けられた分割穴9ha,9hb,9hc・・・9hgから構成されている。
更に、分割穴9ha,9hb,9hc・・・9hgは、ロータ本体9の軸方向両端部から軸方向中心に向かうに従ってエアギャップ12から離れる方向、即ち回転軸4に近づく方向に変位させられた位置に形成されている。
また、永久磁石10は軸方向に複数に分割された磁石片10a,10b,10c,・・・10gから構成されている。この複数の磁石片10a,10b,10c,・・・10gは、磁石の強さである起磁力が同じに設定されている。しかも、各磁石片10a,10b,10c,・・・10gは、分割穴9ha,9hb,9hc・・・9hgにそれぞれ埋設した状態で配設されている。
このようにして、磁石片10a,10b,10c,・・・10gは、ロータ本体9の軸方向両端部から軸方向中心に向かうに従ってエアギャップ12から離れる方向、即ち回転軸4に近づく方向(ロータ3の回転中心側)に変位させられた位置に埋設した状態で配設されている。
尚、上述した永久磁石10は、図1に示したようにロータ本体9に周方向に等ピッチで偶数個配設されている。しかも、ロータ3は同一磁極数すなわちロータ3のS極とN極の数は同一に設定されている。また、図1は図2の永久磁石10の一つである磁石片10aの部分で断面し、図1Aは図2の永久磁石10の一つである磁石片10bの部分で断面している。更に、永久磁石10(各磁石片10a〜10g)の断面形状は、図1,図1Aに示したように直線状に形成しているが、周知の円弧状に形成することもできるし、周知のV字状又はハの字状に形成することもできる。
[作用]
次に、このような構成の永久磁石式回転電機1の作用を説明する。
上述したようにステータ(固定子)2にはティース6とスロット8が存在し、ロータ(回転子)3の回転方向で見るとティース6とスロット(空隙)8が交互に配置されている。このティース6にはステータコイル7により磁束が生じ、ロータ3には永久磁石10による磁束が生じ、これらの磁束の通り道である磁気回路がステータ2とロータ3に跨って生じる。ここで、ロータ本体9においては、永久磁石10の複数の磁石片10a,10b,10c,・・・10gからロータ本体9の周面までの部分が磁束の通りやすさである磁気抵抗となる。
このような永久磁石式回転電機1では、ロータ(回転子)3の回転角度によって、永久磁石10とティース6が対向する場合や永久磁石10とスロット(空隙)8が対向する場合がある。しかも、ティース6に巻かれたステータコイル(巻線)7による磁束が永久磁石10に鎖交する量は回転子角度(ロータ3の回転角度)によって異なる。そして、永久磁石10に鎖交する磁束が時間変化すると、永久磁石表面に渦電流が発生し、永久磁石温度を上昇させる。
一方、ロータ(回転子)3は図のように、電磁鋼板の両端に、電磁鋼板の反りを防ぐ目的で非磁性金属のエンドリング11,11を配置し、それらが回転軸(ロータシャフト)4に焼きばめ等で結合されている。
このロータ(回転子)3の回転中は前述のように永久磁石10で発熱するほかに、電磁鋼板からなるロータ本体9でも鉄損が発生する。これらの熱は一部は空気中に放熱されるが、大部分は熱抵抗の小さい回転軸4の方へ伝熱する。またこれに加えて、軸方向端部には非磁性のエンドリング11,11が存在するため、永久磁石10の軸方向端部に近い場所やロータ本体9の軸方向端部で発生した熱は、回転軸(シャフト)4だけでなくエンドリング11へも伝熱するため、軸方向中央部より伝熱の経路が多く熱抵抗が小さくなり、軸方向端部のほうが温度上昇しにくい。
このような理由により、仮に永久磁石10のエアギャップ12からの埋め込み深さが一様で、発熱も一様に起こったとすると、軸方向中央の永久磁石温度が、軸方向端部の永久磁石温度より高くなる。
そこで、永久磁石10の軸方向中央(軸方向中心)の埋め込み深さを深くすることにより、すなわち複数の磁石片10a,10b,10c,・・・10gの埋め込み深さをロータ本体9の軸方向両端部から軸方向中心に向かうに従って深くすることにより、渦電流による発熱を抑制して、軸方向端部の永久磁石温度程度にまで温度上昇を抑制するようにできる。
即ち、このように複数の磁石片10a,10b,10c,・・・10gの埋め込み深さをロータ本体9の軸方向両端部から軸方向中心に向かうに従って深くすることにより、複数の磁石片10a,10b,10c,・・・10gからロータ本体9の周面までの磁気抵抗はロータ本体9の軸方向端部側より軸方向中心側ほど増大する。
しかも、磁気抵抗をロータ本体9の軸方向両端部から軸方向中心に向かうに従って増大させることで、ロータ本体9や永久磁石10に発生する渦電流はロータ本体9の軸方向両端部から軸方向中心に向かうに従って低減する。この結果、渦電流によりロータ本体9に熱が発生してロータ本体9の温度は上昇するが、このロータ本体9の渦電流により発生する熱はロータ本体9の軸方向両端部から軸方向中心に向かうに従って減少することになる。この結果、ロータ本体9の渦電流による温度上昇は、ロータ本体9の軸方向両端部から軸方向中心に向かうに従って低減することになる。
換言すれば、ロータ本体9においては、ロータ本体9の軸方向中心から軸方向端部に向かうに従って磁束による渦電流が増大し、この渦電流によりロータ本体9に発生する熱はロータ本体9の軸方向中心から軸方向端部に向かうに従って増大することになる。
しかし、ロータ本体9で発生する熱は、回転軸4に直接に伝達される一方、上述したようにロータ本体9の両端部のエンドリング11の部分を介して回転軸4に伝達された後、回転軸4を介して外部に放熱されることになる。この際、ロータ本体9で発生する熱が回転軸4に伝達される量は、エンドリング11があるために、ロータ本体9の軸方向中心から軸方向端部に向かうに従って増大することになる。このように放熱することで、ロータ本体9の渦電流による温度上昇は、ロータ本体9の軸方向中心から軸方向端部に向かうに従ってより抑制することができる。
ところで、永久磁石式回転電機1では、永久磁石10の温度が上昇するに従い磁力が低下するという磁石損失が発生し、永久磁石10が所定の温度以上になると不可逆減磁を起こし出力が大幅に低下してしまう。
しかし、上述したようにロータ本体9や永久磁石10の渦電流による発熱量をロータ本体9の軸方向両端部から軸方向中心に向かうに従って減少させて、ロータ本体9や永久磁石10の渦電流による温度上昇をロータ本体9の軸方向両端部から軸方向中心に向かうに従って低減させることにより、永久磁石10の磁石片10a,10b,10c,・・・10gの磁石損失がロータ本体9の軸方向両端部から軸方向中心に向かうに従って小さくなる。また、これに加えてロータ本体9の放熱量をロータ本体9のエンドリング11により軸方向端部に向かうに従って増大させることで、永久磁石10の温度上昇をロータ本体9の軸方向中心から軸方向端部まで抑制して、永久磁石10の磁石片10a,10b,10c,・・・10gの磁石損失を全体として低減させることができる。
したがって、図3において、磁石埋め込み深さh(mm)と平均トルク(Nm)及び磁石損失(Nm)等の関係を見ると、平均トルク(Nm)はトルク変化曲線Taのように磁石埋め込み深さh(mm)が深くなるに従って小さくなり、磁石損失(Nm)は磁石損失変化曲線Bmのように磁石埋め込み深さh(mm)が深くなるに従って小さくなることが分かる。
また、ロータ本体9の軸方向端部にはエンドリングキャップ11があるために、ロータ本体9の軸方向端部ではロータ本体9及び永久磁石10で発生する熱が図4の矢印A1で示したようにロータ本体9を介して回転軸4に伝達されると共に矢印A2で示したようにエンドキャップ11に伝達されることになる。このエンドキャップ11に伝達されるは一部が回転軸4に伝達される。そして、回転軸4に伝達された熱は回転軸4から放熱されることになる。この結果、ロータ本体9の軸方向端部側におけるロータ本体9及び永久磁石10から回転軸4への熱抵抗は小さい。
一方、ロータ本体9の軸方向中心側に向かうに従って永久磁石10からエンドリングキャップ11への距離は長くなるので、ロータ本体9の軸方向中心側に向かうに従ってロータ本体9及び永久磁石10で発生する熱の大半は図4の矢印A3で示したようにロータ本体9内を回転軸4に直接伝導する量が増大し、ロータ本体9の軸方向中心側に向かうに従ってロータ本体9及び永久磁石10から回転軸4への熱抵抗は増大する。
しかし、上述したように磁石埋め込み深さh(mm)が深くなるに従って永久磁石10の磁石片10a,10b,10c,・・・10gから回転軸4までの距離を短く(小さく)しているので、磁石片10a,10b,10c,・・・10gから回転軸4までの熱抵抗は図4に示したように磁石埋め込み深さh(mm)が深くなっても、熱抵抗は殆ど大きくならないようになっている。
このように、永久磁石10の軸方向中央(軸方向中心)の埋め込み深さhを深くすることにより渦電流による発熱を抑制して、ロータ本体9の軸方向中心側における永久磁石10の磁石温度を図4に示したように軸方向端部の永久磁石温度程度にまで温度上昇を抑制するようにできる。
従って、軸方向端部の磁石温度には余裕があるにもかかわらず、軸方向中央部の永久磁石の負荷逆減磁を防ぐために定格時間を短くしなければならないという問題を回避することができ、定格時間の延長が期待できる。
埋め込み深さの設計は、埋め込み深さと鉄損の関係を磁場解析等で見積もり、更に各永久磁石から回転子の外部までの熱抵抗を見積もり、両者の情報から、各永久磁石温度がほぼ同一となるような深さに設定する。
(変形例1)
上述した実施例では、永久磁石10の磁石片10a,10b,10c,・・・10gが軸方向中心ほどエアギャップ12からの埋め込み深さのみを深くしているが、必ずしもこの構成のみに限定されるものではない。
例えば、上述したように永久磁石10の磁石片10a,10b,10c,・・・10gは、ロータ本体9の軸方向端部から軸方向中心に向かうにしたがってエアギャップ12からの埋め込み深さのみを深くすると共に、図5に示したようにロータ本体9の軸方向端部から軸方向中心に向かうにしたがってロータ3の円周方向にずらして配置した構成としても良い。
このようにステータ(固定子)2・ロータ(回転子)3間のエアギャップ(空隙)12からの永久磁石10の埋め込み深さ(即ち磁石片10a,10b,10c,・・・10gの埋め込み深さ)は、ロータ本体9の軸方向端部から軸方向中心に向かうに従い深くしている。このため、磁石片10a,10b,10c,・・・10gは、軸方向中心付近に向かうに従いスロット高調波磁束と鎖交しにくくなり、軸方向中心付近に向かうに従い渦電流損が低減する。
しかも、永久磁石10をロータ本体9内に埋め込むと、永久磁石10の磁石磁束によるマグネットトルクは図6の(i)のように減少するが、埋め込み深さに応じて永久磁石10を回転方向且つ周方向にずらすことでリラクタンストルクが図6の(ii)に示すように発生する(尚、最大トルク電流位相β1とβ2は等しくない)。また、ある巻線電流実効値のときに最大のトルクが発生する電流位相(最大トルク電流位相)は、マグネットトルクとリラクタンストルクの割合によって変化する。
そこで、この変形例におけるように、磁石片10a,10b,10c,・・・10gの埋め込み深さによって変化する最大トルク電流位相に対応するため、その位相の変化分だけ磁石片10a,10b,10c,・・・10gを円周方向にずらすことによって、各埋め込み深さにおける最大トルク電流位相を一致させることができる。これにより上述した実施例に比べて最大トルクを増大させることができる。
即ち、ステータ(固定子)2・ロータ(回転子)3間のエアギャップ(空隙)12からの永久磁石10(磁石片10a,10b,10c,・・・10g)の埋め込み深さが深くなるにつれ、回転子円周方向(ロータ3の周方向)に対する永久磁石10(磁石片10a,10b,10c,・・・10g)の位置が回転子正転方向(ロータ3の正転方向)に対して反対側に変位する量を増大させて配置している。これによって、永久磁石10(磁石片10a,10b,10c,・・・10g)の埋め込み深さが深くなるにつれてマグネットトルクに加えリラクタンストルクが生じるため、最大トルクを発生させられる電流位相もそれに伴って変化する。そこで、永久磁石10の磁石片10a,10b,10c,・・・10gの埋め込み深さに応じて埋め込み位置をロータ3の周方向(回転子円周方向)にずらすことで、最大トルクを発生する電流位相を一致させ、回転方向が正転の時には平均トルクを増大させることができる。
尚、最大トルク電流位相を一致させられるのはひとつの回転方向のみであるが、自動車のように正転方向のみを多用し、その回転方向での効率や出力を重視するような用途で有効である。
また、1極ごとに永久磁石をずらす方向を反対にすることで、正転と逆転の特性を同一にすることも可能である。
(変形例2)
また、上述した実施例では、永久磁石10の磁石片10a,10b,10c,・・・10gが軸方向中心ほどエアギャップ12からの埋め込み深さのみを深くしているが、必ずしもこれに限定されるものではない。
例えば、図7に示したようにエアギャップ12から永久磁石10を構成する複数の磁石片10a,10b,10c,・・・10gの表面までの埋め込み深さは一定に設定されている。しかも、磁石片10a,10b,10c,・・・10gの回転子径方向(ロータ半径方向)の永久磁石10の厚さは、ロータ本体9の軸方向端部から軸方向中心に向かうほど厚くなっている。
このように磁石片10a,10b,10c,・・・10gの埋め込み深さが一定なため、永久磁石10の磁石片10a,10b,10c,・・・10gの表面に発生する渦電流も一定となり、永久磁石温度は軸方向中心の方が高くなる。一方、磁石片10a,10b,10c,・・・10gは軸方向中心付近の厚さは軸方向端部側の厚さより厚いため、磁石片10a,10b,10c,・・・10gは軸方向中心付近の方がパーミアンス係数が大きくなり、不可逆減磁が発生する温度を高くすることができる。
従って、磁石片10a,10b,10c,・・・10gは軸方向端部と軸方向中心とで、損失による温度分布の差と、不可逆減磁が発生する温度の差を一致させるように磁石厚さを設計する。これにより上述した実施例と同じように定格時間を延長させる効果が期待できる。
また、軸方向端部から軸方向中心に向うにつれ、回転子半径方向に対する永久磁石の厚さが厚くなるので、軸方向中心付近の磁石のパーミアンス係数が上がるので、軸方向端部付近の磁石より不可逆減磁が発生する温度を高くすることが出来、磁石温度が軸方向に対して分布を持っていたとしても定格時間を従来より延長することが可能となる。
(変形例3)
また、上述した実施例では、永久磁石10の磁石片10a,10b,10c,・・・10gが軸方向中心ほどエアギャップ12からの埋め込み深さのみを深くしているが、必ずしもこれに限定されるものではない。
例えば、図8に示したように、複数に分割した永久磁石10の磁石片10a,10b,10c,・・・10gの埋め込み深さは軸方向端部から軸方向中心まで同じに設定すると共に、磁石片10a,10b,10c,・・・10gの厚さを同じに設定する。また、磁石片10a,10b,10c,・・・10gの起磁力は、ロータ本体9の軸方向端部から軸方向中心に向かうに従い小さくなるように、設定している。
このように磁石片10a,10b,10c,・・・10gの起磁力を変える、つまり永久磁石10(磁石片10a,10b,10c,・・・10gの起磁力)の強さを軸方向端部から軸方向中心に向かうに従い変える(異ならせる)ことで、永久磁石10の特性の異なったものを使用することで可能となる。しかも、このように起磁力を変えることで、上述した実施例のように、磁石片10a,10b,10c,・・・10gの埋め込み深さを変えることなく、軸方向に対して単に分割磁石(磁石片10a,10b,10c,・・・10gの起磁力)を組み合わせただけの場合でも、その分割磁石自体を特性の異なるもので構成することが可能となる。
(変形例4)
また、永久磁石の埋め込み深さを変える代わりに、導電率が異なる永久磁石を配置する方法もある。この場合、軸方向中央(軸方向中心)付近には軸方向端部付近よりも導電率が低い永久磁石を使用し、磁石の渦電流損を低減し、永久磁石の温度分布を一様にすることができる。
導電率が低い永久磁石は残留磁束密度が低く、高導電率磁石よりマグネットトルクが低下するが、回転子の電磁鋼板の形状が軸方向で変化しないので、電磁鋼板打ち抜き用の型が一つで済むなど、製造コストの低減が見込める。
このように軸方向端部から軸方向中心に向うにつれ、導電率の低い永久磁石を配置するので、軸方向中心の磁石ほど渦電流損が小さく、温度分布としては軸方向に対してほぼ一定となる。また、導電率の高い永久磁石ほど残留磁束密度も高いため、軸方向端部の永久磁石によるマグネットトルクでトルク低下を抑制している。更に軸方向垂直断面の永久磁石配置は軸方向位置によらず同じとなり、回転子の電磁鋼板は全て同形状とすることができるので、電磁鋼板を打ち抜く型が一つで済み、製造コストの低減が見込める。
以上説明したように、この発明の実施の形態の永久磁石式回転電機1は、環状のステータ2,前記ステータ2内に回転自在に配設されたロータ3及び前記ロータ3と一体の回転軸4を備えている。また、前記ロータ3は導磁性のロータ本体9および前記ロータ本体9に保持された永久磁石10を備えると共に、前記永久磁石10は前記回転軸4の延びる方向に分割された複数の磁石片(10a〜10g)から構成されている。しかも、前記複数の磁石片(10a〜10g)の磁気抵抗が、前記軸方向端部と前記軸方向中心とで異なるように設定されている。
この構成によれば、軸方向中心に行くほど永久磁石10に流れる渦電流が小さくなるようにしたので、軸方向中心に行くほど永久磁石の発熱を下げることができるようになり、減磁性能を向上させることができる。
また、この発明の実施の形態の永久磁石式回転電機1において、前記回転軸4の軸方向に垂直な断面内のロータ磁気回路のステータ・ロータ間の空隙(エアギャップ12)から前記複数の磁石片(10a〜10g)までの磁気抵抗を前記軸方向端部から前記軸方向中心に向うに従って増大するように設定されている。これにより、前記複数の磁石片(10a〜10g)は発生する渦電流が前記軸方向端部から前記軸方向中心に向かうに従って小さくなるように設定されている。
この構成によれば、軸方向中心に行くほど永久磁石10に流れる磁束を通りにくくすることにより、軸方向中心に行くほど永久磁石10に流れる渦電流が小さくなるようにしたので、軸方向中心に行くほど永久磁石の発熱を下げることができるようになり、減磁性能を向上させることができる。
また、この発明の実施の形態の永久磁石式回転電機1において、前記永久磁石10の複数の磁石片(10a〜10g)の前記ロータ本体9内への埋め込み深さを前記軸方向端部から前記軸方向中心に向うに従い深く設定されている。これにより、複数の磁石片(10a〜10g)とステータ2との間の磁気抵抗は軸方向端部から軸方向中心に向かうに従って増大する(異なる)ので、前記磁気抵抗が前記軸方向端部から前記軸方向中心に向うに従って増大するように設定されている。
この構成によれば、磁気抵抗が前記軸方向端部から前記軸方向中心に向うに従って増大するように設定することにより、軸方向中心に行くほど永久磁石10に流れる渦電流が小さくなるようにしたので、軸方向中心に行くほど永久磁石の発熱を下げることができるようになり、減磁性能を向上させることができる。
また、この発明の実施の形態の永久磁石式回転電機1において、前記永久磁石10の複数の磁石片(10a〜10g)は、前記空隙からの埋め込み深さが深くなるに従って前記ロータ3の周方向に変位して配置されている。
この構成によれば、永久磁石10の磁石片10a,10b,10c,・・・10gの埋め込み深さに応じて埋め込み位置をロータ3の周方向(回転子円周方向)に変位させる(ずらす)ことで、最大トルクを発生する電流位相を一致させ、回転方向が正転の時には平均トルクを増大させることができる。
尚、ステータ(固定子)2・ロータ(回転子)3間のエアギャップ(空隙)12からの永久磁石10(磁石片10a,10b,10c,・・・10g)の埋め込み深さが深くなるにつれ、回転子円周方向(ロータ3の周方向)に対する永久磁石10(磁石片10a,10b,10c,・・・10g)の位置が回転子正転方向(ロータ3の正転方向)に対して反対側に変位する量を増大させて配置できる。
また、この発明の実施の形態の永久磁石式回転電機1において、前記永久磁石10の複数の磁石片(10a〜10g)を前記軸方向端部から前記軸方向中心に向うに従って導電率の低い材料から形成されている。これにより、前記複数の磁石片(10a〜10g)は発生する渦電流が前記軸方向端部から前記軸方向中心に向かうに従って小さくなるように設定されている。
この構成によれば、軸方向中心に行くほど永久磁石10に流れる渦電流が小さくなるので、軸方向中心に行くほど永久磁石の発熱を下げることができるようになり、減磁性能を向上させることができる。
また、この発明の実施の形態の永久磁石式回転電機1において、前記複数の磁石片(10a〜10g)を前記軸方向端部から前記軸方向中心に向かうに従って起磁力が小さくなるように設定されている。これにより、前記複数の磁石片(10a〜10g)は発生する渦電流が前記軸方向端部から前記軸方向中心に向かうに従って小さくなるように設定されている。
この構成によれば、軸方向中心に行くほど永久磁石10に流れる渦電流が小さくなるので、軸方向中心に行くほど永久磁石の発熱を下げることができるようになり、減磁性能を向上させることができる。
また、この発明の実施の形態の永久磁石式回転電機1は、環状のステータ2,前記ステータ2内に回転自在に配設されたロータ3及び前記ロータ3と一体の回転軸4を備え、前記ロータ3は導磁性のロータ本体9および前記ロータ本体9に保持された永久磁石10を備えている。しかも、前記永久磁石10は前記回転軸4の軸方向に分割された複数の磁石片(10a〜10g)から構成されている。その上、前記永久磁石10の複数の磁石片(10a〜10g)は、前記回転軸の軸方向端部から前記軸方向中心に向うに従って厚さが厚く形成されている。
この構成によれば、軸方向端部から軸方向中心に向うにつれ、回転子半径方向に対する永久磁石の厚さが厚くなるので、軸方向中心付近の磁石のパーミアンス係数が上がるので、軸方向端部付近の磁石より不可逆減磁が発生する温度を高くすることが出来、磁石温度が軸方向に対して分布を持っていたとしても定格時間を従来より延長することが可能となる。
1・・・永久磁石式回転電機
2・・・ステータ
3・・・ロータ
4・・・回転軸
9・・・ロータ本体
10・・・永久磁石
10a〜10g・・・磁石片

Claims (7)

  1. 環状のステータ,前記ステータ内に回転自在に配設されたロータ及び前記ロータと一体の回転軸を備え、前記ロータは導磁性のロータ本体および前記ロータ本体に保持された永久磁石を備えると共に、前記永久磁石は前記回転軸の軸方向に分割された複数の磁石片から構成されている永久磁石式回転電機において、
    前記回転軸の軸方向に垂直な断面内のロータ磁気回路のステータ・ロータ間の空隙から前記複数の磁石片までの磁気抵抗が、前記軸方向端部と前記軸方向中心とで異なるように設定されていることを特徴とする永久磁石式回転電機。
  2. 請求項1に記載の永久磁石式回転電機において、前記回転軸の軸方向に垂直な断面内のロータ磁気回路のステータ・ロータ間の空隙から前記複数の磁石片までの磁気抵抗を前記軸方向端部から前記軸方向中心に向うに従って増大するように設定したことを特徴とする永久磁石式回転電機。
  3. 請求項2に記載の永久磁石式回転電機において、前記永久磁石の複数の磁石片の前記ロータ本体内への埋め込み深さを前記軸方向端部から前記軸方向中心に向うに従い深く設定したことを特徴とする永久磁石式回転電機。
  4. 請求項3に記載の永久磁石式回転電機において、前記永久磁石の複数の磁石片は、前記空隙からの埋め込み深さが深くなるに従って前記ロータの周方向に変位して配置されていることを特徴とする永久磁石式回転電機。
  5. 請求項1に記載の永久磁石式回転電機において、前記永久磁石の複数の磁石片を前記軸方向端部から前記軸方向中心に向うに従って導電率の低い材料から形成したことを特徴とする永久磁石式回転電機。
  6. 請求項1に記載の永久磁石式回転電機において、前記複数の磁石片を前記軸方向端部から前記軸方向中心に向かうに従って起磁力が小さくなるように設定したことを特徴とする永久磁石式回転電機。
  7. 環状のステータ,前記ステータ内に回転自在に配設されたロータ及び前記ロータと一体の回転軸を備え、前記ロータは導磁性のロータ本体および前記ロータ本体に保持された永久磁石を備えると共に、前記永久磁石は前記回転軸の軸方向に分割された複数の磁石片から構成されている永久磁石式回転電機において、前記永久磁石の複数の磁石片は、前記回転軸の軸方向端部から軸方向中心に向うに従って厚さが厚くなることを特徴とする永久磁石式回転電機。
JP2009043323A 2009-02-26 2009-02-26 永久磁石式回転電機 Pending JP2010200510A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009043323A JP2010200510A (ja) 2009-02-26 2009-02-26 永久磁石式回転電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009043323A JP2010200510A (ja) 2009-02-26 2009-02-26 永久磁石式回転電機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010200510A true JP2010200510A (ja) 2010-09-09

Family

ID=42824627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009043323A Pending JP2010200510A (ja) 2009-02-26 2009-02-26 永久磁石式回転電機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010200510A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012235645A (ja) * 2011-05-06 2012-11-29 Mitsubishi Electric Corp 永久磁石式回転電機
WO2014199769A1 (ja) * 2013-06-10 2014-12-18 三菱電機株式会社 回転電機
JPWO2017056480A1 (ja) * 2015-10-01 2018-07-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動機要素、電動機、装置
CN112366864A (zh) * 2020-10-29 2021-02-12 上海电气风电集团股份有限公司 电机转子、电机及电机转子的安装方法
US11050310B2 (en) 2016-07-11 2021-06-29 Mitsubishi Electric Corporation Rotor, motor, fan, compressor, and air conditioning apparatus

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08251848A (ja) * 1995-01-11 1996-09-27 Yaskawa Electric Corp 永久磁石形同期回転電機のロータ
JPH11206049A (ja) * 1997-10-24 1999-07-30 Fujitsu General Ltd 永久磁石電動機
JP2008148447A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置用モータ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08251848A (ja) * 1995-01-11 1996-09-27 Yaskawa Electric Corp 永久磁石形同期回転電機のロータ
JPH11206049A (ja) * 1997-10-24 1999-07-30 Fujitsu General Ltd 永久磁石電動機
JP2008148447A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置用モータ

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012235645A (ja) * 2011-05-06 2012-11-29 Mitsubishi Electric Corp 永久磁石式回転電機
WO2014199769A1 (ja) * 2013-06-10 2014-12-18 三菱電機株式会社 回転電機
CN105324918A (zh) * 2013-06-10 2016-02-10 三菱电机株式会社 旋转电机
JP5951131B2 (ja) * 2013-06-10 2016-07-13 三菱電機株式会社 回転電機
US9825495B2 (en) 2013-06-10 2017-11-21 Mitsubishi Electric Corporation Rotating electric machine
CN105324918B (zh) * 2013-06-10 2017-12-01 三菱电机株式会社 旋转电机
DE112014002763B4 (de) 2013-06-10 2024-03-07 Mitsubishi Electric Co. Elektrische Rotationsmaschine
DE112014002763B8 (de) 2013-06-10 2024-05-16 Mitsubishi Electric Corporation Elektrische Rotationsmaschine
JPWO2017056480A1 (ja) * 2015-10-01 2018-07-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動機要素、電動機、装置
US11050310B2 (en) 2016-07-11 2021-06-29 Mitsubishi Electric Corporation Rotor, motor, fan, compressor, and air conditioning apparatus
CN112366864A (zh) * 2020-10-29 2021-02-12 上海电气风电集团股份有限公司 电机转子、电机及电机转子的安装方法
CN112366864B (zh) * 2020-10-29 2021-10-01 上海电气风电集团股份有限公司 电机转子、电机及电机转子的安装方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5502571B2 (ja) 永久磁石式回転電機
JP4660406B2 (ja) 回転電機
JP3950378B2 (ja) 同期機
JP5774081B2 (ja) 回転電機
US9502951B2 (en) Electrical machine
JP4619585B2 (ja) リラクタンス型回転電機
JP4900132B2 (ja) 回転子及び回転電機
JP5418467B2 (ja) 回転電機
JP5394756B2 (ja) 永久磁石式回転電機の回転子
JP2008022663A (ja) 回転電機
US20150340915A1 (en) Variable magnetic flux-type rotary electric machine
JPWO2004064225A1 (ja) 永久磁石型電動機
JP2013021840A (ja) リラクタンスモータのロータ
JP5365074B2 (ja) アキシャルギャップ型回転電機
JP2002112513A (ja) 回転電機
JP6048191B2 (ja) マルチギャップ型回転電機
JP2009017669A (ja) 永久磁石式回転機
JP2010200510A (ja) 永久磁石式回転電機
JP2018137924A (ja) 回転電機のロータ
JP5310790B2 (ja) 回転電機のロータ
JP2005304177A (ja) 電動機および電動機の回転子に用いられるエンドプレート
JP5582149B2 (ja) ロータ、これを用いた回転電機および発電機
JP5253355B2 (ja) 回転電機、発電機、電動機
JP2006340507A (ja) 回転電機の固定子
JP7458699B2 (ja) 可変磁束型回転電機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130521

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130716

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130820