JP6327446B2 - モータ - Google Patents

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Description

本発明は、電動式のモータに関する。
従来より、モータの中心軸に垂直な断面が長方形である磁石を、ロータコア内に放射状に配置したスポーク型のIPM(Interior Permanent Magnet)モータが知られている。スポーク型のモータでは、長辺側の面が着磁され、周方向に隣接する磁石において同極が対向する。スポーク型のIPMモータでは、フラックスバリアを設けることにより、磁束を静止部へと向かわせて動作効率の向上が図られる。
例えば、特許文献1の図5の回転子では、永久磁石の外周側の端部と、回転子の外周との間に、周方向に広がる切欠部であるフラックスバリアが設けられる。これにより、磁束の短絡が防止され、マグネットトルクの向上および渦電流による損失の低減が実現される。また、各磁石の内周側の端部にも、一対の孔としてフラックスバリアが設けられる。特許文献2の図3に示されるロータでは、スポーク状に配置された永久磁石の径方向内側において、磁石の各角に接するように空間が設けられる。
特開2001−211582号公報 米国特許出願公開第2011/0290581号明細書
ところで、スポーク型のIPMモータを小型化するためには、磁石を径方向内側に設ける必要がある。しかし、単純に磁石を内側に設けるだけでは、フラックスバリア内への磁束の漏れが多くなり、径方向内側の部位に磁束が流れる虞がある。その結果、同じ磁石を利用しても出力が低下する。このような問題は、スポーク型以外のIPMモータにおいても同様である。
本発明は、IPMモータにおいて、出力の低下を抑制しつつ小型化を図ることを目的としている。
本発明の例示的な一の実施の形態に係るモータは、中心軸を中心として回転する回転部と、前記回転部の周りに配置される静止部と、前記回転部を回転可能に支持する軸受機構と、を備える。前記回転部は、周方向に配列される複数の磁石と、前記複数の磁石を保持するロータコアと、を備える。前記複数の磁石は、2以上の磁石対である。前記複数の磁石のそれぞれは、前記中心軸に垂直な断面において、一対の長辺と一対の短辺とを有する。前記一対の長辺は互いに異なる極に着磁されている。前記2以上の磁石対の各磁石対において、同極が周方向に対向し、前記断面における前記一対の長辺の間の中心線の交点は前記中心軸上で交差する。前記各磁石対の各磁石の前記中心軸側かつ他方の磁石側の角は、前記ロータコアが有する個別のフラックスバリア内に位置する。前記フラックスバリアと前記各磁石と境界は、前記角を含む長辺上と、前記角を含む短辺上または他方の長辺上に位置する。前記ロータコアは、前記各磁石対に接するフラックスバリア対の径方向外側に存在する外コア部と、前記フラックスバリア対の径方向内側に存在する内コア部と、前記フラックスバリア対の間に存在し、前記外コア部と前記内コア部とを連結する連結部と、を備える。 前記フラックスバリアは、径方向の幅を一定にして周方向に沿って延びる。前記連結部の最小幅は、前記短辺よりも小さい。
本発明によれば、出力低下を抑制しつつモータを小型化することができる。
図1は、一の実施形態に係るモータを示す縦断面図である。 図2は、ステータコアと、ロータコアと、磁石と、を示す平面図である。 図3は、ロータコアと、磁石と、を示す斜視図である。 図4は、ロータコアと、磁石と、を示す平面図である。 図5は、ロータコアと、磁石と、を拡大して示す図である。 図6は、フラックスバリア近傍を拡大して示す図である。 図7は、ロータコアおよび磁石の他の例を示す平面図である。 図8は、ロータコアの一部と、磁石と、を拡大して示す図である。 図9は、第1フラックスバリア対近傍を拡大して示す図である。 図10は、第1フラックスバリア対の他の例を示す図である。 図11は、第1フラックスバリア対のさらに他の例を示す図である。 図12は、フラックスバリアの他の例を示す図である。
本明細書では、モータの中心軸方向における図1の上側を単に「上側」と呼び、下側を単に「下側」と呼ぶ。なお、上下方向は、実際の機器に組み込まれたときの位置関係や方向を示すものではない。また、中心軸に平行な方向を「軸方向」と呼び、中心軸を中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、中心軸を中心とする周方向を単に「周方向」と呼ぶ。
図1は、本発明の例示的な一の実施形態に係るモータ1を示す縦断面図である。断面の細部における平行斜線を省略している。モータ1は、回転電機である。モータ1はインナロータ型である。モータ1は、静止部2と、回転部3と、軸受機構4と、を含む。軸受機構4は、モータ1の中心軸J1を中心に回転部3を静止部2に対して回転可能に支持する。
静止部2は、回転部3の周りに配置される。静止部2は、ハウジング21と、ステータ22と、を含む。ハウジング21は、有底略円筒状のハウジング部材211と、蓋部材212と、を含む。ハウジング部材211は、円筒部511と、底部512と、を含む。蓋部材212は、略矩形状であり、円筒部511の上部に取り付けられる。蓋部材212の中央には開口521が設けられる。ステータ22は、ステータコア223と、インシュレータ221と、コイル222と、を含む。ステータコア223のティースは、インシュレータ221により覆われる。インシュレータ221上には、コイル222が設けられる。静止部2に電力が供給されることにより、回転部3は、中心軸J1を中心として回転する。
軸受機構4は、2つの軸受41により構成される。本実施の形態では軸受41は玉軸受である。軸受41は他の構造のものであってもよい。一方の軸受41は、開口521において蓋部材212に固定される。他方の軸受41は、底部512に固定される。
回転部3は、シャフト31と、ロータコア32と、複数の磁石33と、を含む。シャフト31は、中心軸J1を中心として配置される。シャフト31は、軸受機構4により中心軸J1を中心として回転可能に支持される。ロータコア32は、略円筒状であり、シャフト31の外周に固定される。磁石33は、永久磁石である。径方向において、ロータコア32は、ステータ22の内側に配置される。ロータコア32の外周面はステータ22の内周面に近接する。
図2は、ステータコア223と、ロータコア32と、磁石33と、を示す平面図である。ステータコア223は、複数のティース531と、コアバック532と、を含む。コアバック532は、中心軸J1を中心とする環状である。各ティース531は、コアバック532からロータコア32に向かって径方向内方に延びる。ステータコア223では、電磁鋼板が積層される。
図3は、ロータコア32と、磁石33とを示す斜視図である。ロータコア32では、電磁鋼板が積層される。図2および図3に示すように、ロータコア32は、外コア部321と、内コア部322と、複数の連結部323と、を含む。外コア部321は、複数の外コア要素541である。複数の外コア要素541は、周方向に配列される。内コア部322は、外コア部321の内側に位置する。各外コア要素541は、1つの連結部323により内コア部322に接続される。連結部323は径方向に延びる。外コア部321、内コア部322および連結部323は一繋がりの部材である。
外コア要素541の外周面は、径方向外方に向かって凸である。外コア要素541の外周面の曲率半径は、外コア部321の最大半径よりも小さい。外コア要素541の外周面を径方向外方に向かって凸とすることにより、ステータ22に向かう磁束の流れを望ましい状態へと変更することができ、モータ1の誘起電圧波形を正弦波に近づけることができる。連結部323は、外コア要素541の径方向内側の部位の周方向中央と、内コア部322の外周面とを繋ぐ。
図4は、ロータコア32および磁石33の平面図である。外コア要素541の間には、磁石33が配置される。磁石33は周方向に等間隔で存在する。ロータコア32は磁石33を保持する。各磁石33は、中心軸J1に垂直な断面において、一対の長辺611と、一対の短辺612と、を有する。一対の長辺611の間の中心線613は、中心軸J1を通る。すなわち、全ての磁石33の中心線613は、中心軸J1上で交差する。モータ1はスポーク型のIPMモータである。
一対の長辺611は、互いに異なる極に着磁されている。隣接する一対の磁石33において、同極が周方向に対向する。これにより、磁力線の一部は、互いに対向する長辺611から外コア要素541の外周面を経由してロータコア32の外部へ導かれ、両側に隣接する外コア要素541の外周面からロータコア32に入って他方の極へと導かれる。複数の磁石33において、磁石33の配置が2個ずつ同様に周方向に繰り返されるため、以下、互いに隣接する一対の磁石33を「磁石対330」と呼ぶ。図4に示す例では、4つの磁石対330が周方向に配列される。外コア要素541はステータ22に対して磁極部として機能する。
図5は、ロータコア32および磁石33を拡大して示す図である。既述のように、外コア部321と内コア部322とは複数の連結部323にて接続される。外コア要素541と内コア部322の間、かつ、連結部323の周方向両側には、フラックスバリア62が存在する。フラックスバリア62は、ロータコア32も磁石33も存在しない空間である。換言すれば、外コア部321は、フラックスバリア62の径方向外側に存在する。内コア部322は、フラックスバリア62の径方向内側に存在する。連結部323は、互いに隣接する一対の磁石33の間において、一対のフラックスバリア62の間に位置する。本実施形態では、フラックスバリア62は空気層である。空気層はロータコア32よりも透磁率が低いため、フラックスバリア62により磁束の流れが妨げられる。
フラックスバリア62は、必ずしも空気が存在する空間である必要はなく、ロータコア32において、他の部分よりも磁気抵抗が大きい領域であればよい。例えば、フラックスバリア62内には、空気以外の物質が存在してもよい。以下の他のフラックスバリアにおいても同様である。
各磁石33の中心軸J1側の短辺612に連なる2つの角614は、それぞれ個別のフラックスバリア62内に位置する。1つの磁石33に接する2つのフラックスバリア62の間には、磁石支持部542が存在する。以下の説明では、磁石支持部542は内コア部322の一部であるものとする。内コア部322の磁石支持部542以外の部位を「内コア円筒部543」と呼ぶ。磁石支持部542は内コア円筒部543から径方向外方に突出し、先端が磁石33の短辺612に接する。換言すれば、外コア要素541、連結部323、内コア円筒部543および磁石支持部542に囲まれる領域がフラックスバリア62である。
図6は、フラックスバリア62近傍を拡大して示す図である。角614は、フラックスバリア62内に位置するため、フラックスバリア62と磁石33との境界は、角614を含む長辺611上と、角614を含む短辺612上に位置する。各フラックスバリア62において、長辺611のフラックスバリア62内の長さL1は、短辺612のフラックスバリア62内の長さL2よりも小さい。長辺611のフラックスバリア62内への露出を小さくすることにより、フラックスバリア62内への磁束の漏れを低減しつつ、磁石33から外コア要素541へと磁束を効率よく導くことができる。一方、短辺612のフラックスバリア62内への露出を大きくすることにより、短辺612側への磁束の回り込みを抑制することができる。
その結果、多くの磁束が外コア要素541の径方向外側へと導かれ、同等の大きさでモータ1の出力を向上することができる。換言すれば、出力の低下を抑制しつつモータ1の小型化も実現される。なお、ここでの出力とは、トルクであってもよく、単位時間当たりのエネルギー量であってもよい。また、角614をフラックスバリア62内に設けることにより、小型化してもフラックスバリア62を容易に設けることができる。
長辺611のフラックスバリア62内の長さL1が小さすぎると、磁束がフラックスバリア62内に漏れる量が多くなるため、長さL1は、長辺611の長さの10%以上20%未満であることが好ましい。
短辺612のフラックスバリア62内の長さL2が大きいほど、磁石支持部542と短辺612との接触長さW1は短くなる。接触長さW1は短いほど、磁石自身の磁界のトルクに寄与しない磁束のループを抑制することができ、フラックスバリア62内への磁束の漏れを低減することができる。一方で、接触長さW1は極端に小さくしなくても、モータ1の性能への影響は小さい。また、磁石33を径方向内側から支持するため、接触長さW1はある程度の大きさがあることが好ましい。接触長さW1は、実際に接触する幅であり、磁石支持部542の最大幅ではない。接触長さW1は、短辺612の半分以下であることが好ましい。
磁束の内コア部322への回り込みを抑制するために、連結部323は細いことが好ましい。これにより、連結部323を容易に磁気飽和させることができ、磁束を遮断することができる。好ましくは、連結部323の周方向の最小幅W2、すなわち、径方向に延びる連結部323の中心線に垂直な方向における最小幅は、短辺612以下である。実際の設計では、最小幅W2は短辺612よりも大幅に小さくすることができ、より好ましくは、短辺612の半分以下である。これにより、出力の低下を抑制しつつモータ1の小型化が実現される。
連結部323は細長いことが好ましく、連結部323の径方向の長さは周方向の幅よりも長い。ここで、連結部323の長さは、フラックスバリア62の径方向の幅であり、連結部323の周方向の幅は、最小幅W2であるものとする。連結部323の最小幅W2は、短辺612と磁石支持部542との接触長さW1よりも磁束の回り込みに影響を与えるため、連結部323の最小幅W2は、接触長さW1よりも小さいことが好ましい。さらに、連結部323の最小幅W2が、接触長さW1よりも小さいことにより、外コア321から内コア322に流れる磁束もしくは、内コア322から外コア321の流れる磁束によって連結部323が飽和され、磁石33の長辺611から磁力線を内コア322に流すことなく、磁力線を外コア要素541の外側に大きく導き出すことができ、モータ1の出力を向上することができる。
図7は、ロータコア32および磁石33の他の例を示す平面図である。図7では、磁石33は、16対、すなわち、32個存在する。図示省略のステータには、図2よりも多くのティースが設けられる。ロータコア32は、内コア部322と、外コア部321と、第1連結部324と、第2連結部325と、を含む。ロータコア32の形状および磁石33の配置が異なる点を除いて、モータの構造は図1と同様である。以下の説明では、図1、図2等と同様の構成要素には同符号を付す。また、隣接する一対の磁石33であって、径方向外方に向かって互いに離れるものを1つの磁石対330として説明する。
外コア部321は内コア部322の径方向外側に位置する。外コア部321と内コア部322とは、複数の第1連結部324および複数の第2連結部325により連結される。外コア部321、内コア部322、第1連結部324および第2連結部325は一繋がりの部材である。磁石33はロータコア32に設けられた磁石保持孔544に挿入される。磁石保持孔544は軸方向に延びる。
図8は、ロータコア32の一部と、磁石33と、を拡大して示す図である。各磁石33は、図4の場合と同様に、中心軸J1に垂直な断面において、一対の長辺611と一対の短辺612とを有する。一対の長辺611は互いに異なる極に着磁される。各磁石対30において、同極が周方向に対向する。互いに隣接する磁石対330間においても、同極が周方向に対向する。したがって、径方向外方から見た場合、周方向において、磁石対330毎に径方向外方を向く磁極が入れ替わる。
1つの磁石対330の断面における一対の長辺611の間の中心線613の交点は中心軸J1と磁石対330との間で交差する。すなわち、磁石対330は、中心軸J1を中心とする放射方向よりも大きく開くV字状に配置される。
各磁石33の両短辺612側には、フラックスバリア63a,63bが設けられる。以下、磁石対330を構成する2つの磁石33の間に位置するフラックスバリア63aを「第1フラックスバリア63a」と呼び、磁石対330の周方向外側に位置するフラックスバリア63bを「第2フラックスバリア63b」と呼ぶ。第1フラックスバリア63aおよび第2フラックスバリア63bは、磁石保持孔544の一部である。
互いに隣接する第1フラックスバリア63aの間は、第1連結部324である。以下、互いに隣接する第1フラックスバリア63aを「第1フラックスバリア対64a」と呼ぶ。互いに隣接する磁石対330の間において互いに隣接する第2フラックスバリア63bの間は、第2連結部325である。以下、互いに隣接する第2フラックスバリア63bを「第2フラックスバリア対64b」と呼ぶ。
外コア部321は、各磁石対330に接する第1フラックスバリア対64aの径方向外側、および、第2フラックスバリア対64bの径方向外側に存在する。内コア部322は、第1フラックスバリア対64aの径方向内側、および、第2フラックスバリア対64bの径方向内側に存在する。第1フラックスバリア対64aにより、磁束が内コア部322に回り込むことが抑制され、第2フラックスバリア対64bにより、ロータコア32内での磁束の短絡が抑制され、多くの磁束がロータコア32の径方向外側に導かれる。
図9は、第1フラックスバリア対64a近傍を拡大して示す図である。回転部3では、各磁石対330の各磁石33の中心軸J1側かつ他方の磁石33側の角614は、個別の第1フラックスバリア63a内に位置する。第1フラックスバリア63aと磁石33との境界は、角614を含む長辺611上と角614を含む短辺612上(図9の場合は短辺612の端点)に位置する。これにより、外周に対向する長辺611からの磁束が内コア部322に向かうことが抑制され、磁束を効率よく外コア部321の外へと導くことができる。その結果、磁石33がV字に配置される場合において、外周に対向する長辺611の角度が大きくなっても出力の低下を抑制しつつモータ1の小型化が実現される。
また、図6の場合と同様に、第1連結部324の最小幅W2は、短辺612よりも小さい。より好ましくは、第1連結部324の最小幅W2は、短辺612の半分以下である。第1連結部324は細いことが好ましく、第1連結部324の径方向の長さは周方向の幅よりも大きい。これらの条件によっても、内コア部322への磁束の流れの抑制、および、モータ1の小型化が実現される。第1連結部324の長さおよび幅の定義は、図6の場合と同様である。
図10は、第1フラックスバリア対64aの他の例を示す図である。図10においても、第1フラックスバリア63aと磁石33との境界は、角614を含む長辺611上と角614を含む短辺612上に位置する。内コア部322と短辺612との接触部位は、磁石支持部542として機能する。これにより、磁石33は安定して保持される。
図10の例においても、磁石支持部542と磁石33との接触長さW1はある程度あってよいため、好ましくは、第1連結部324の周方向の最小幅W2は、磁石支持部542と短辺612との接触長さW1よりも小さい。図6の場合と同様に、長辺611の第1フラックスバリア63a内の長さは、好ましくは、長辺611の長さの10%以上20%以下である。
図11は、第1フラックスバリア対64aのさらに他の例を示す図である。図11の例では、第1フラックスバリア63aと磁石33との境界は、2つの長辺611上に存在する。短辺612の全体は第1フラックスバリア63a内に位置する。図9および図11の場合は、磁石支持部542が存在しないため、磁石保持孔544における磁石33の位置は、例えば、ロータコア32の軸方向両端に取り付けられる部材により固定される。磁石支持部542が存在しないことにより、磁石33の短辺612での磁石自身の磁界のトルクに寄与しない磁束のループを抑制することができ、磁力線を外コア要素541の外側に大きく導き出すことができる。その結果、モータ1の出力を向上することができる。
図12は、図6のフラックスバリアの他の例を示す図である。図12では、磁石支持部542は省かれる。図12のフラックスバリア65と磁石33との境界は、図11の場合と同様に、2つの長辺611上に存在する。短辺612の全体はフラックスバリア65内に位置する。図11および図12から、図12は、図11の例の特別な状態に対応する構造であることが判る。同様に、図6の例も図10の基本構造の変形と捉えることができる。
図10において磁石33の長辺611間の中心線を径方向に向けた場合、磁石対330の間に第1フラックスバリア対64aが存在する。図6では、この第1フラックスバリア対64aを磁石対330と磁石対330と間にも適用した構造である。
さらに説明すると、図6における中央の磁石33が図10の左の磁石33に対応すると捉えると、図6では、中央の磁石33と右側の磁石33とにより磁石対330が構成される。そして、磁石対330の間の2つのフラックスバリア62は、図10の2つの第1フラックスバリア63aに対応する。磁石対330の各磁石33の中心軸J1側かつ他方の磁石33側の角641、すなわち、図6における中央の磁石33の右の角614および右の磁石33の左の角614は、磁石対330の磁石33間の個別のフラックスバリア62内に位置する。フラックスバリア62と各磁石33との境界は、角641を含む長辺611上と、角641を含む短辺612上に位置する。
加えて、磁石対330の各磁石33の中心軸J1側かつ他方の磁石33とは反対側の他の角641は、他のフラックスバリア62内に位置する。例えば、図6の中央の磁石33の場合、左の他の角614は、右の角614とは別のフラックスバリア62内に位置する。当該他のフラックスバリアと各磁石33と境界は、左の角641を含む他の長辺611上と、左の角641を含む短辺612上とに位置する。そして、このような磁石対330および4つのフラックスバリア62を含む構造が周方向に繰り返されるため、各磁石対330と隣接する磁石対330との間に存在する一対のフラックスバリア62の間にも、外コア部321と内コア部322とを連結する他の連結部323が存在する。
上記のように捉えた場合、図6の構造では、外コア要素541は、磁石対330の2つの磁石33の間と、互いに隣接する2つの磁石対330の間に存在する。
より簡潔に説明すれば、図6の構造は、図10の構造において磁石33を放射状に並べ、フラックスバリアを各磁石33の両側に設けたものである。磁石33の一対の長辺611のそれぞれにフラックスバリア62を設ける構造は、スポーク型のIPMモータに適している。
モータ1は、様々な変更が可能である。
回転部3および静止部2の極数は様々に変更されてよい。ロータコア32に磁石33を固定する手法として、様々なものが採用されてよい。例えば、磁石33はロータコア32に接着剤にて固定されてもよい。積層鋼板の一部が磁石33の位置を固定してもよい。磁石対330の数は2以上であればよい。
ハウジング21やステータ22等の他の構造も様々に変更されてよい。例えば、ハウジング21は3以上の部材を組み合わせたものであってもよい。
上記実施の形態および各変形例における構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わされてよい。
本発明に係るモータは、様々な用途の駆動源として利用可能である。
1 モータ
2 静止部
3 回転部
4 軸受機構
32 ロータコア
33 磁石
62,65 フラックスバリア
63 第1フラックスバリア
64 第1フラックスバリア対
321 外コア部
322 内コア部
323 連結部
330 磁石対
542 磁石支持部
611 長辺
612 短辺
613 (磁石の)中心線
614 (磁石の)角
J1 中心軸

Claims (8)

  1. 中心軸を中心として回転する回転部と、
    前記回転部の周りに配置される静止部と、
    前記回転部を回転可能に支持する軸受機構と、
    を備え、
    前記回転部が、
    周方向に配列される複数の磁石と、
    前記複数の磁石を保持するロータコアと、
    を備え、
    前記複数の磁石が、2以上の磁石対であり、
    前記複数の磁石のそれぞれが、前記中心軸に垂直な断面において、一対の長辺と一対の短辺とを有し、前記一対の長辺が互いに異なる極に着磁されており、
    前記2以上の磁石対の各磁石対において、同極が周方向に対向し、前記断面における前記一対の長辺の間の中心線の交点が前記中心軸上で交差し
    前記各磁石対の各磁石の前記中心軸側かつ他方の磁石側の角が、前記ロータコアが有する個別のフラックスバリア内に位置し、
    前記フラックスバリアと前記各磁石と境界が、前記角を含む長辺上と、前記角を含む短辺上または他方の長辺上に位置し、
    前記ロータコアが、
    前記各磁石対に接するフラックスバリア対の径方向外側に存在する外コア部と、
    前記フラックスバリア対の径方向内側に存在する内コア部と、
    前記フラックスバリア対の間に存在し、前記外コア部と前記内コア部とを連結する連結部と、
    を備え、
    前記フラックスバリアは、径方向の幅を一定にして周方向に沿って延び、
    前記連結部の最小幅が、前記短辺よりも小さい、モータ。
  2. 記連結部の周方向の最小幅が、前記フラックスバリアに接する前記短辺と前記内コア部との接触長さよりも小さい、請求項1に記載のモータ。
  3. 記複数の磁石が周方向に等間隔で存在し、
    前記各磁石対の各磁石の前記中心軸側かつ前記他方の磁石とは反対側の他の角が、前記ロータコアが有する他のフラックスバリア内に位置し、
    前記他のフラックスバリアと前記各磁石と境界が、前記他の角を含む他の長辺上と、前記他の角を含む前記短辺上とに位置し、
    前記外コア部が、前記各磁石対と隣接する磁石対との間にも存在し、
    前記各磁石対と前記隣接する磁石対との間に存在する他のフラックスバリア対の間に、前記外コア部と前記内コア部とを連結する他の連結部が存在する、請求項1または2に記載のモータ。
  4. 前記連結部および前記他の連結部の最小幅が、前記短辺の半分以下である、請求項3に記載のモータ。
  5. 前記各磁石の前記長辺の前記フラックスバリア内の長さが、前記短辺の前記フラックスバリア内の長さよりも小さく、
    前記各磁石の前記他の長辺の前記他のフラックスバリア内の長さが、前記短辺の前記他のフラックスバリア内の長さよりも小さい、請求項3または4に記載のモータ。
  6. 前記各磁石の前記長辺の前記フラックスバリア内の長さ、および、前記各磁石の前記他の長辺の前記他のフラックスバリア内の長さが、前記長辺の長さの10%以上20%以下である、請求項3ないし5のいずれかに記載のモータ。
  7. 前記短辺と前記内コア部との接触長さが、前記短辺の半分以下であり、前記連結部の周方向の幅よりも大きい、請求項3ないし6のいずれかに記載のモータ。
  8. 前記連結部の径方向の長さが周方向の幅よりも大きい、請求項1ないし7のいずれかに記載のモータ。
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