JP2006304532A - アキシャルギャップ型回転電機のロータ構造 - Google Patents

アキシャルギャップ型回転電機のロータ構造 Download PDF

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Abstract

【課題】ロータの永久磁石の漏れ磁束を低減し、必要な磁石量を確保するとともに、高回転化を可能とするアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造を提供する。
【解決手段】複数の略扇形柱状の永久磁石11を円板状部材12の周方向に並べて設けた複数の略扇形状の穴13に挿通させて、隣接する永久磁石11の間に位置する円板状部材12に、複数対の磁束透過部14を軸方向外側から接合して設け、当該円板状部材12の永久磁石11よりも内周側に一対のシャフト固定部15を軸方向外側から接合して設け、当該円板状部材12の永久磁石11よりも外周側に一対の外環16を軸方向外側から接合して設け、前記円板状部材12を低損失部材とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、回転軸に沿ってステータとロータとが対向して配置されるアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造に関するものである。
ロータに永久磁石を設けた回転電機は、損失が少なくかつ効率がよく、出力が大きい等の理由により自動車もしくは産業用機械に数多く使用されている。なかでも、回転軸に沿ってステータとディスク状のロータとが対向して配置されるアキシャルギャップ型回転電機は、その回転軸方向の厚みの薄型化が可能であるため、特許文献1に記載されているように、レイアウト上の制約がある場合により多く用いられている。
特開平6−38418号公報
特許文献1に記載のアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造では、ロータの低イナーシャ化と高回転化のために、丸型の円筒状磁石を複数個配置して樹脂成形によりロータを構成しているが、磁石が離散的にロータ内に配置されるため、漏れ磁束が大きくなるとともに、磁石量の確保が難しくなり、必要トルクの確保が困難となると言う問題点が発生する。また、永久磁石を樹脂により保持するため、高回転化が困難となると言う問題点もあった。
本発明は上述したところの課題を解決することを目的とするものであり、その目的は、ロータの永久磁石の漏れ磁束を低減し、必要な磁石量を確保するとともに、高回転化を可能とするアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造を提供することにある。
本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造は、複数の永久磁石を円板状部材の周方向に並べて設けた複数の穴に挿通させて、隣接する永久磁石の間に位置する前記円板状部材に、複数対の磁束透過部を軸方向外側から接合して設け、当該円板状部材の永久磁石よりも内周側に一対のシャフト固定部を軸方向外側から接合して設け、当該円板状部材の永久磁石よりも外周側に一対の外環を軸方向外側から接合して設け、前記円板状部材を低損失部材とすることを特徴とする。
これによれば、前記永久磁石を従来技術のように離散的に配置する構成を廃することができるので、漏れ磁束を低減し、必要な磁石量を確保することを容易なものとすることができ、従来技術のように樹脂で永久磁石を保持する構成を廃して、周方向に穴を設けた強度上有利な円板状部材に永久磁石を挿通して、前記外環により、永久磁石の外周側を強固に保持するため、ロータの高回転化を可能とすることが出来る。また、前記円板状部材を低損失部材とすることにより、永久磁石による渦電流損失を低減して、回転電機としてのトルクの低下を抑制することが出来る。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は一般的なアキシャルギャップ型回転電機の一実施形態を示す模式断面図である。
このアキシャルギャップ型回転電機は、コア1にコイル2を巻装してなるステータ3とロータ4が回転軸に沿って対向して配置されるものであって、ロータ4は、複数の永久磁石5を周方向に等間隔に並べて設けるとともにその内周側にシャフト6を具え、このシャフト6は軸受7を介してケース8により回転自在に支持される。さらにケース8には冷却路9が設けられ、ステータ3の損失による発熱を吸収し冷却するための冷却液が循環される。さらに回転軸6の端部にはロータ4の回転量や位置を検出するための、エンコーダ10が設けられる。
図1に示すアキシャルギャップ型回転電機において、コイル2を図示しないインバータにより励磁すると、ステータ3の周方向に回転磁界が形成され、周方向に交互に極性が異なる複数の永久磁石5が埋設されたディスク状のロータ4がステータ3の発生する回転磁界に吸引反発されてマグネットトルクが発生するとともに、ロータ4を構成する磁性体の存在に起因してリラクタンストルクをも発生して、それらを動力として、ロータ4は回転磁界と同期速度で回転する。
図2は、本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造を詳細に示す模式図である。図2(a)は組み立て前の状態を示し、図2(b)は組み立て後の状態を示す。
このアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造は、複数の略扇形柱状の永久磁石11を円板状部材12の周方向に並べて設けた複数の略扇形状の穴13に挿通させて、前記永久磁石11のギャップ側の周方向端にテーパ形状あるいは段差形状、ここではテーパ形状11aを設け、隣接する永久磁石11の間に位置する円板状部材12に、当該テーパ形状あるいは段差形状に嵌合するテーパ形状あるいは段差形状、ここではテーパ形状14aを有する複数対の磁束透過部14を軸方向外側から接合して設け、当該円板状部材12の永久磁石11よりも内周側に一対のシャフト固定部15を軸方向外側から接合して設け、当該円板状部材12の永久磁石11よりも外周側に一対の外環16を軸方向外側から接合して設け、前記円板状部材12を低損失部材としている。(請求項1に相当)さらに、前記円板状部材12の厚みを、前記永久磁石11の厚みより薄くしている。(請求項2に相当)
請求項1に相当する構成によれば、前記永久磁石11を従来技術のように離散的に配置する構成を廃することができるので、漏れ磁束を低減し、必要な磁石量を確保することを容易なものとすることができ、従来技術のように樹脂で永久磁石を保持する構成を廃して、周方向に穴を設けた強度上有利な円板状部材12に永久磁石11を挿通して、前記外環16により、永久磁石11の外周側を強固に保持するため、ロータの高回転化を可能とすることが出来る。また、前記円板状部材12を低損失部材とすることにより、永久磁石11による渦電流損失を低減して、回転電機としてのトルクの低下を抑制することが出来る。
さらに請求項2に相当する構成によれば、永久磁石11を周方向に保持する円板状部材12の厚みを永久磁石よりも薄くするため、周方向に隣接する永久磁石の間にエアギャップと等価となる部分を構成して、それにより永久磁石11間の渦電流損失を低減することが出来る。
なお、円板状部材12および一対のシャフト固定部15の内周側には図示しないシャフトを嵌合する穴が設けられ、電磁鋼板を積層して構成される。(請求項3に相当)これによれば、永久磁石11を保持する円板状部材12の強度を高めて、ロータを高回転化するとともに、円板状部材12の渦電流損失を低下することが出来る。
あるいは、円板状部材12を軟磁性圧粉材料により構成することも可能である。これによってもロータの高回転化をはかり、渦電流損失を低減することが出来る。
もちろん、テーパ形状あるいは段差形状11aおよび、それに嵌合するテーパ形状あるいは段差形状14aは、永久磁石11のギャップ面の周方向端を、磁束透過部14により軸方向外側から被せて、永久磁石11に軸方向への保持力を作用させる形態のものであれば、テーパ形状や段差形状に限られるものではなく、その他の形態のものとすることも可能である。これにより、当該保持部材14により前記永久磁石11を軸方向に強固に保持して、ロータ4の永久磁石11に対する軸方向の保持強度を高めることができる。
図3は、本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造の永久磁石を示す模式図である。図3(a)は永久磁石をロータのギャップ側から見た図を示し、図3(b)は永久磁石をロータの周方向から見た図を示し、図3(c)は、図3(a)中のAA断面を示す図である。
図3(a)に示すように、永久磁石11は、ロータのギャップ側から見て、略扇形状に形成されており、前述した円板状部材12の穴13の、外周側の周方向端部を強度確保のためにR形状としていることに対応させて、その外周側の周方向端部をC形状に面取り加工している。また、永久磁石11は、薄板状の永久磁石を径方向に積層して樹脂等により接着したものにより、構成されている。
さらに、図3(a)に示すように、ギャップ側の周方向両端にテーパ形状11aを設けている。
このため永久磁石11を周方向から見ると、図3(b)に示すように、その両側にテーパ形状11aが形成され、図3(c)に示す径方向に垂直な断面AA内の形状は、四隅を面取りした長方形をなす。
図4は、本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造の磁束透過部を示す模式図である。図4(a)は磁束透過部をロータの径方向から見た図を示し、図4(b)は磁束透過部をロータのギャップ側から見た図を示し、図4(c)は磁束透過部をロータの周方向から見た図を示し、図4(d)は磁束透過部のギャップ側を内周側から見て示す斜視図である。
図4に示すように、磁束透過部14には、ギャップ側から見て反対側の周方向端に、前述した永久磁石11のテーパ形状11aに嵌合するテーパ形状14aが形成される。当該テーパ形状14aを前述したテーパ形状11aに嵌合することにより、磁束透過部14によって永久磁石11の軸方向の保持強度を高めることができる。
さらに磁束透過部14のギャップ側の内周端には後述する付加テーパ形状14bが設けられる。
ここで、この磁束透過部14を、電磁鋼板を積層して構成する。(請求項4に相当)
これによれば、簡単な構成にて、磁束透過部14内部に発生する渦電流損失を低減することが出来るとともに、磁束透過部14を磁性体として、磁気抵抗の低い磁束透過部14と、磁気抵抗の高い永久磁石とが周方向に交互に設けられることに起因して、リラクタンストルクを得ることが出来る。
あるいは、磁束透過部14を軟磁性圧粉材料により構成することもできる。(請求項5に相当)
これによっても、簡単な構成にて、磁束透過部14内部に発生する渦電流損失を低減することが出来るとともに、磁束透過部14を磁性体として、磁気抵抗の低い磁束透過部14と、磁気抵抗の高い永久磁石とが周方向に交互に設けられることに起因して、リラクタンストルクを得ることが出来る。加えて、磁束透過部14を、電磁鋼板を積層した積層コアにて構成することに比べて、磁束透過部14の形状自由度を高め、製造コストを抑制することができる。
なお、請求項4および5は低損失部材の具体的形態を示すものである。
図5は、本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造の円板状部材をロータの中心軸線方向から見て示す模式図である。
図5に示すように、円板状部材12は、周方向に、前述した複数の扇形状の永久磁石と同数の、複数の扇形状の穴が設けられる。このように周方向に等間隔に穴を設けることにより、穴と穴の間に位置する部分が、当該円板状部材の径方向の強度を高めるため、前述したように、円板状部材12の強度ひいては、円板状部材12の永久磁石11に対する径方向の保持強度を高めることができる。
図6は、本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造の外環をロータの中心軸線方向から見て示す模式図である。
図6に示すように、外環16は、円環状に形成され、前述したように、図示しない円板状部材の永久磁石よりも外周側に接合されるべく、その外周面は円板状部材よりも大きく形成され、その内周面には円板状部材の外周側を内包する円環状の溝が形成される。
ここで、外環16を高強度部材により構成することが好ましい。(請求項6に相当)
これによれば、円板状部材12の外周側に、高強度部材よりなる外環16が配置されるので、永久磁石11と、隣接する永久磁石11の間に配置される磁束透過部14のそれぞれに作用する遠心力を、当該外環16が強固に支持するため、ロータのさらなる高回転化を図ることが出来る。
図7は、本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造を、その中心軸線を含む断面にて示す模式断面図である。
前述したように、複数の略扇形柱状の永久磁石11を円板状部材12の周方向に並べて設けた複数の略扇形状の穴13に挿通させて、前記永久磁石11のギャップ側の周方向端にテーパ形状あるいは段差形状、ここではテーパ形状11aを設け、隣接する永久磁石11の間に位置する円板状部材12に、当該テーパ形状11a(あるいは段差形状)に嵌合するテーパ形状14a(あるいは段差形状)を有する複数対の磁束透過部14を軸方向外側から接合して設け、当該円板状部材12の永久磁石11よりも内周側に一対のシャフト固定部15を軸方向外側から接合して設け、当該円板状部材12の永久磁石11よりも外周側に一対の外環16を軸方向外側から接合して設けている。加えて、円板状部材12および一対のシャフト固定部15の内周側にはシャフト6がキーを介して嵌合されている。
さらに、磁束透過部14のギャップ側の内周側端および外周側端の少なくとも一方、ここでは内周側端に、付加テーパ形状14b(あるいは付加段差形状)を設け、シャフト固定部および外環、ここではシャフト固定部15に当該付加テーパ形状(あるいは付加段差形状)に嵌合する付加テーパ形状15b(あるいは付加段差形状)を設けている。
これによれば、磁束透過部14の付加テーパ形状14bを、シャフト固定部15の付加テーパ形状15bが軸方向外側から被さって、磁束透過部14の軸方向の保持強度を高めることができるため、これにより、磁束透過部14による永久磁石11の軸方向の保持強度をも高めることができる。この効果は、付加テーパ形状を外周側端に設けた場合も、内周側端及び外周側端の両方に設けた場合においても、同様である。
図8は、本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造を、その中心軸線方向から見て示す模式図である。
前述したように、複数の略扇形柱状の永久磁石11を円板状部材12の周方向に並べて設けた複数の略扇形状の穴13に挿通させて、前記永久磁石11のギャップ側の周方向端にテーパ形状あるいは段差形状、ここではテーパ形状11aを設け、隣接する永久磁石11の間に位置する円板状部材12に、当該テーパ形状11aに嵌合するテーパ形状14aを有する複数対の磁束透過部14を軸方向外側から接合して設け、当該円板状部材12の永久磁石11よりも内周側に一対のシャフト固定部15を軸方向外側からボルト締結により接合して設け、当該円板状部材12の永久磁石11よりも外周側に一対の外環16を軸方向外側から接着剤により接合して設けている。
加えて、円板状部材12および一対のシャフト固定部15の内周側にはシャフト6がキーを介して嵌合されている。なお、略扇形状の穴13と永久磁石11との間に生じする隙間には、樹脂等が充填される。
さらに、磁束透過部14のギャップ側の内周側端および外周側端の少なくとも一方、ここでは内周側端に、付加テーパ形状14bを設け、シャフト固定部および外環、ここではシャフト固定部15に当該付加テーパ形状14bに嵌合する付加テーパ形状15bを設けている。
このため、図8に示すように、永久磁石11の周方向端と、磁束透過部14の周方向端は周方向に、前記テーパ形状11aの幅だけオーバーラップする。これにより、永久磁石11の軸方向の保持強度を高めることができる。
さらに、図8に示すように、磁束透過部14の内周端は、シャフト固定部15の外周端は、径方向に、前記付加テーパ形状14bの幅だけオーバーラップする。これにより、シャフト固定部15による、磁束透過部14の軸方向の保持強度を高め、ひいては、永久磁石11に対する磁束透過部15の軸方向の保持強度を高めることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。
例えば、図1には例示として、1ロータ2ステータの形態のアキシャルギャップ型回転電機を示したが、1ロータ2ステータの形態のアキシャルギャップ型回転電機にも本発明に係るロータ構造を適用することは可能である。
本発明は、アキシャルギャップ型回転電機のロータに用いて好適なものであり、ロータの永久磁石による漏れ磁束を低減し、ロータ内部の渦電流損失を低減することができるものである。
一般的なアキシャルギャップ型回転電機の構造を示す模式断面図である。 本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造の一実施形態を示す模式図である。 本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造の、永久磁石の一実施形態を示す模式図である。 本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造の、磁束透過部の一実施形態を示す模式図である。 本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造の、円板状部材の一実施形態を示す模式図である。 本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造の、外環の一実施形態を示す模式図である。 本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造を、中心軸線を含む断面で示す模式断面図である。 本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造を、中心軸線方向から見て示す模式図である。
符号の説明
1 コア
2 コイル
3 ステータ
4 ロータ
5 永久磁石
6 シャフト
7 軸受
8 ケース
9 冷却路
10 エンコーダ
11 永久磁石
11a テーパ形状
12 円板状部材
13 穴
14 磁束透過部
14a テーパ形状
14b 付加テーパ形状
15 シャフト固定部
15b 付加テーパ形状
16 外環

Claims (6)

  1. 複数の永久磁石を円板状部材の周方向に並べて設けた複数の穴に挿通させて、隣接する永久磁石の間に位置する前記円板状部材に、複数対の磁束透過部を軸方向外側から接合して設け、当該円板状部材の永久磁石よりも内周側に一対のシャフト固定部を軸方向外側から接合して設け、当該円板状部材の永久磁石よりも外周側に一対の外環を軸方向外側から接合して設け、前記円板状部材を低損失部材とすることを特徴とするアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造。
  2. 前記円板状部材の厚みを、前記永久磁石の厚みより薄くすることを特徴とする請求項1に記載のアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造。
  3. 前記円板状部材を、電磁鋼板を積層して構成することを特徴とする請求項1もしくは2に記載のアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造。
  4. 前記磁束透過部を、電磁鋼板を積層して構成することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造。
  5. 前記磁束透過部を、軟磁性圧粉材料により構成することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造。
  6. 前記外環を高強度部材により構成することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造。
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