JP2009261167A - 永久磁石型ロータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】磁極2Aは、3個の永久磁石と2個のコア片40A、41Aとで構成される。3個の永久磁石は、2個のコア片40A、41Aの間に配置される第1の磁石30Aと、この第1の磁石30Aとの間にそれぞれコア片40A、41Aを挟み込んで配置される2個の第2の磁石31A、32Aとで構成される。第1の磁石30Aは、半径方向に沿って着磁され、第2の磁石31A、32Aは、コア片40A、41Aとの接触面に直交する方向に着磁されている。コア片40A、41Aは、第2の磁石31A、32Aの磁束が作用する面40b、41bの面積が、ロータの表面に現れる面40c、41cの面積より大きく形成されている。上記の構成によれば、磁束の集中作用、磁束の整流作用、および漏れ磁束の低減作用により、モータのトルク向上、効率向上が可能である。
【選択図】図2
Description
図12は永久磁石型モータ100の概略構成図であり、12極の例を示している。この図12に示される永久磁石型モータ100は、ステータコア201に巻線202を巻回して構成されるステータ200と、このステータ200の内周にエアギャップを有して配置される表面磁石型ロータ300Aとを備える。表面磁石型ロータ300Aは、ロータ外側がS極の永久磁石301aと、ロータ外側がN極の永久磁石302aとがロータコア310の周方向に交互に配置されている。なお、図12に示す矢印は、着磁の向きを示している。この永久磁石型モータ100は、ステータ200の巻線202に交流電流を流して回転磁界を発生させることにより、表面磁石型ロータ300Aを回転させる。
図13に示す極異方性ロータ300Bでは、永久磁石301bの着磁により磁束を磁極中心に集中させている。また、図14に示すハルバッハ磁石配列ロータ300Cでは、ロータコア310の表面に図示矢印の向きに着磁した永久磁石301c、302c、303c、304cを図14に示すように配置することで磁束を磁極中心に集中させている。これらの従来例は、磁束を磁極中心に集中させて磁束量の増大を図ることで、モータのトルク向上および効率向上を得るものである。
一方、従来の埋め込み磁石型ロータは、ロータ磁極部にスリットを設けることにより、磁路が狭まるため、特に高磁束密度のネオジウム磁石を用いた場合や大電流を巻線に流した場合などには、スリットが無い時と比べて磁束量が減少し、モータのトルクが低下するという問題があった。さらに、スリットの幅が十分広くない場合は、スリット間の漏れ磁束が顕著となり、スリットの整流作用が弱まってしまうという問題があった。逆に、スリットの幅を十分広くすると、磁束量が著しく低下するという問題が生じる。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、磁束を有効に活用してモータのトルク向上および効率向上が可能な永久磁石型ロータを提供することにある。
本発明は、ロータコアの表面に1磁極当たり複数の永久磁石と、高透磁率材から成る複数のコア片とを配置して構成される永久磁石型ロータであって、複数のコア片は、径方向の断面形状が多角形に設けられて、その一辺がロータ表面に現れ、他の辺が永久磁石と接触して配置され、複数の永久磁石は、周方向にコア片同士の間に配置される第1の磁石と、この第1の磁石と共にコア片の周囲を囲む第2の磁石とを有し、第1の磁石は、ロータコアの半径方向に沿って着磁され、第2の磁石は、コア片との接触面に交差する方向に沿って着磁され、第2の磁石と接するコア片の面積が、ロータ表面に現れているコア片の面積より大きいことを特徴とする。
また、周方向にコア片とコア片との間に第1の磁石を配置することで、整流作用により磁束密度の偏りを抑制できると共に、コア片とコア片との間隔(第1の磁石の周方向幅)を広くとることで、コア片間の磁束漏れ磁束を低減できる。さらに、通常広いスリットでは磁束が減少してしまうところを、コア片とコア片との間に第1の磁石を配置することで磁束を増大できるため、整流作用と漏れ磁束低減に加えて磁束の増大を図ることができ、モータのトルク向上および効率向上が可能となる。
請求項1に記載した永久磁石型ロータにおいて、ロータコアと複数のコア片およびコア片同士が、それぞれ接続部により接続されていることを特徴とする。
上記の構成によれば、ロータの機械的強度を向上できるので、高回転領域まで回転可能となる。
請求項2に記載した永久磁石型ロータにおいて、高透磁率材から成る円板状のコアシートを複数枚積層して構成され、コアシートには、ロータコアを形成する部位と、複数のコア片を形成する部位とが設けられ、且つ、複数の永久磁石を配置するための磁石挿入孔が形成されていることを特徴とする。
上記の構成によれば、ロータコアと複数のコア片とを組み立てる必要はなく、また、コアシートに形成された磁石挿入孔に永久磁石を配置するだけでロータを組み立てることができるので、ロータの組み立てが容易となり、生産性を向上できる。
本実施例の永久磁石型ロータ1Aは、図1に示す様に、鉄等の高透磁率材から成る円環状のロータコア2を有し、このロータコア2の表面上に12極の磁極が形成される。
12極の磁極は、極性が異なる磁極を1つずつ交互に配置して構成されるが、周方向に隣合う2つの磁極、つまり1磁極対は、極性が異なる以外、磁極の構造は同じであるので、以後、図2を参照しながら1つの磁極2Aについて説明する。
3個の永久磁石30A〜32Aは、周方向の中央部に配置される1個の第1の磁石30Aと、この第1の磁石30Aの周方向両側に配置される2個の第2の磁石31A、32Aとで構成される。
第1の磁石30Aは、周方向の両側面がロータ1Aの半径方向に沿って形成され、内周側の端面がロータコア2の表面に当接して配置され、外周側の端面がロータ1Aの表面に現れている。
また、第2の磁石31A、32Aの周方向外側の側面、すなわち、第1の磁石30Aと接しない方の側面は、内周端から外周端までロータ1Aの半径方向に沿って形成され、第2の磁石31A、32Aの周方向内側の側面、すなわち、第1の磁石30Aと接する方の側面は、内周端から外周端に向かう途中までロータ1Aの半径方向に沿って形成され、その途中から外周端までは、第1の磁石30Aから遠ざかる方向に傾斜している。つまり、第2の磁石31A、32Aは、周方向内側の側面のうち、ロータ1Aの半径方向に沿って形成される内周側だけが第1の磁石30Aと接するように配置され、第1の磁石30Aから遠ざかる方向に傾斜する傾斜面と第1の磁石30Aの周方向側面との間には、略三角形状の空間が形成されている。
同様に、コア片41Aは、第1の磁石30Aと第2の磁石32Aとの間に形成される略三角形状の空間に配置され、第1の磁石30Aの周方向側面に接する面41aと、第2の磁石32Aの傾斜面に接する面41bと、ロータ1Aの表面に現れる面41cとを有する略三角形状に設けられている。
なお、第2の磁石31Aと32Aおよびコア片40Aと41Aは、それぞれ、第1の磁石30Aを挟んで周方向に対称に配置されている。
第1の磁石30Aは、図中矢印で示す様に、半径方向の内側向きに着磁されている。
第2の磁石31A、32Aは、図中矢印で示す様に、傾斜面と略直交する方向に沿って着磁されている。着磁の向きはコア片40A、41Aと反対向きである。この第1の磁石30Aと第2の磁石31A、32Aにより、磁極2AはS極として作用する。また、周方向に隣合う他の磁極は、第1の磁石30Aと第2の磁石31A、32Aが、磁極2Aとは逆向きに着磁されるので、N極として作用する。
本実施例のロータ1Aの径方向外側には、エアギャップを介して図示しないステータが配置され、このステータの巻線に交流電流を流して回転磁界を発生させると、ロータ1Aの作る磁界とステータの作る回転磁界との相互作用によりトルクが発生してロータ1Aが回転する。
磁極2Aの構造から分かるように、第2の磁石31Aの磁束が作用するコア片40Aの面積(第2の磁石31Aの傾斜面に接する面40bの面積)は、エアギャップ部に接するコア片40Aの面積(ロータ1Aの表面に現れる面40cの面積)より大きいので、第2の磁石31Aの磁束が面40bを通してコア片40Aを介し、面40cに集中してエアギャップ部に磁束が作用する。同様に、第2の磁石32Aの磁束が作用するコア片41Aの面積(面41bの面積)は、エアギャップ部に接するコア片41Aの面積(面41cの面積)より大きいので、第2の磁石32Aの磁束が面41bを通してコア片41Aを介し、面41cに集中してエアギャップ部に磁束が作用する。
コア片40Aとコア片41Aとの間に第1の磁石30Aが配置されることによる、電流が作用した時の磁束密度の変化を図3に示している。
コア片40Aとコア片41Aとの間に磁石が配置されていない場合、つまり、図4に示す様に、コア片40Aとコア片41Aとの間に鉄片42A(高透磁率材)が配置され、この鉄片42Aを介してコア片40Aとコア片41Aとが一体に形成されている場合(但し、ロータコア2の表面に接する部分には磁石33Aが配置され、図中の矢印は着磁の向きを示している)は、図3の破線で示す様に、磁束密度は発生トルクの向きに偏っている。具体的には、ロータ1Aの回転方向を図示矢印で示す反時計回りとすると、ステータに流れる電流の影響でコア片41A側に磁束が偏る。図3では、電気角30°、120°の辺りに相当する。
これに対し、コア片40Aとコア片41Aとの間に第1の磁石30Aを配置した場合は、図3の実線で示す様に、磁束密度の偏りが解消されて、磁極全体に一様に分布する状態へ近づいている。これが磁束の整流作用である。
上述した様に、本実施例のロータ1Aは、磁束の集中作用、磁束の整流作用、および漏れ磁束の低減作用により、第1の磁石30Aおよび第2の磁石31A、32Aから生じる磁束を有効に活用できるので、従来の表面磁石型ロータより磁束を増大することができ、且つ、従来の埋め込み磁石型ロータより磁束の整流作用および漏れ磁束の低減作用を大きくできるので、モータのトルク向上、効率向上が可能である。
本実施例のロータ1Bは、図5に示す様に、ロータコア2の表面上に12極の磁極が形成され、各磁極が、それぞれ4個の永久磁石30B、31B、32B、33Bと、2個のコア片40B、41Bとで構成される。なお、12極の磁極は、実施例1と同様に、極性が異なる磁極を1つずつ交互に配置して構成され、周方向に隣合う2つの磁極、つまり1磁極対は、極性が異なる以外、磁極の構造は同じである。
第1の磁石30Bは、半径方向の高さが2個のコア片40B、41Bと同一寸法に設けられると共に、周方向の両側面がロータ1Bの半径方向に沿って形成され、外周側の端面がロータ1Bの表面に現れている。
第2の磁石32B、33Bは、周方向の両側面がロータ1Bの半径方向に沿って形成され、且つ、内周側の端面がロータコア2の表面に当接して配置され、外周側の端面がロータ1Bの表面に現れている。この第2の磁石32B、33Bは、周方向に隣合う他の磁極の第2の磁石32B、33Bと共有して設けることができる。
第1の磁石30Bと第2の磁石31Bは、それぞれ、図中矢印で示す様に、半径方向の内側向きに着磁されている。
第2の磁石32Bは、図中矢印で示す様に、円周接線方向に沿って時計回り方向に着磁され、第2の磁石33Bは、図中矢印で示す様に、円周接線方向に沿って反時計回り方向に着磁されている。
この第1の磁石30B、第2の磁石31B、32B、33Bにより、磁極2BはS極として作用する。また、周方向に隣合う他の磁極は、N極として作用する。
同様に、第2の磁石31B、33Bの磁束が作用するコア片41Bの面積(第2の磁石31Bの外周面に接する面41bの面積+第2の磁石33Bの周方向側面に接する面41cの面積)は、エアギャップ部に接するコア片41Bの面積(ロータ1Bの表面に現れる面41dの面積)より大きいので、第2の磁石31B、33Bの磁束が、それぞれ面41b、面41cを通してコア片41Bを介し、面41dに集中してエアギャップ部に磁束が作用する。
磁束の整流作用、漏れ磁束の低減作用については、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
本実施例のロータ1Cは、図7に示す様に、ロータコア2の表面上に12極の磁極が形成され、各磁極が、それぞれ5個の永久磁石30C、31C、32C、33C、34Cと、3個のコア片40C、41C、42Cとで構成される。なお、12極の磁極は、実施例1と同様に、極性が異なる磁極を1つずつ交互に配置して構成され、周方向に隣合う2つの磁極、つまり1磁極対は、極性が異なる以外、磁極の構造は同じである。
2個の磁石30C、31Cは、それぞれL字形状に設けられ、周方向に反対向きに配置されて、L字形状の一方の端面が、それぞれ2個の磁石33C、34Cの周方向側面に当接し、他方の端面がロータ1Cの表面に現れている。
磁石32Cは、ロータコア2の表面に沿って円弧状に配置され、周方向の両端面が、それぞれ2個の磁石33C、34Cの周方向側面に当接している。
磁石33C、34Cは、周方向の両側面がロータ1Cの半径方向に沿って形成され、内周側の端面がロータコア2の表面に当接して配置され、外周側の端面がロータ1Cの表面に現れている。この磁石33C、34Cは、周方向に隣合う他の磁極の磁石33C、34Cと共有して設けることができる。
コア片40Cは、2個の磁石30C、31Cと磁石32Cとの間に配置されて、磁石33C、34Cの磁束が作用する周方向の両端面40a、40bが、それぞれ磁石33C、34Cの周方向側面に当接し、外周側の端面40cがロータ1Cの表面に現れている。
つまり、2個のコア片41C、42Cは、磁極2Cの外周側だけに配置され、磁極2Cの内周側には配置されていない。
L字形状の磁石30C、31C、および磁石32Cは、それぞれ、図中矢印で示す様に、半径方向の内側向きに着磁されている。
磁石33Cは、図中矢印で示す様に、円周接線方向に沿って時計回り方向に着磁され、磁石34Cは、図中矢印で示す様に、円周接線方向に沿って反時計回り方向に着磁されている。
この磁石30C〜34Cにより、磁極2CはS極として作用する。また、周方向に隣合う他の磁極は、N極として作用する。
また、コア片42Cは、磁石31C、34Cの磁束が作用する面積(磁石31Cに接する面42aの面積+磁石34Cに接する面42bの面積)が、エアギャップ部に接する面積(ロータ1Cの表面に現れる面42cの面積)より大きいので、磁石31C、34Cの磁束が、それぞれ面42a、面42bを通してコア片42Cを介し、面42cに集中してエアギャップ部に磁束が作用する。
同様に、コア片40Cは、磁石30C〜34Cの磁束が作用する面積が、エアギャップ部に接する面積(ロータ1Cの表面に現れる面40cの面積)より大きいので、磁石30C〜34Cの磁束が面40cに集中してエアギャップ部に磁束が作用する。
磁束の整流作用、漏れ磁束の低減作用については、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
この実施例4は、実施例2の変形例であり、図9に示すロータ1Dの基本的な構成および効果は、実施例2と同じであるので説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
実施例2と異なる点は、図10に示す様に、ロータコア2と2個のコア片40D、41Dおよびコア片40D、41D同士を、それぞれ接続部により接続している点、および、第2の磁石32D、33Dを周方向に二分割し、その二分割された磁石同士の間に接続部が存在する点である。
上記のロータ1Dは、例えば、ケイ素鋼板などの軟磁性材から形成される円板状のコアシート10(図11参照)を複数枚積層して構成される。コアシート10には、図11に示す様に、第1の磁石30Dを配置するための磁石挿入孔11、第2の磁石31Dを配置するための磁石挿入孔12、第2の磁石32Dを配置するための磁石挿入孔13、第2の磁石33Dを配置するための磁石挿入孔14が形成され、この磁石挿入孔11〜14の他に、ロータコア2を形成する部位20、2個のコア片40D、41Dを形成する部位40、41、および、各接続部50〜55が設けられている。
また、実施例2に記載したロータ1Bの構造では、ロータ表面に高強度な金属製カバーあるいは強化繊維を巻き付ける等の手段を必要とするが、本実施例の構成であれば、金属製カバーや強化繊維を巻き付ける等の手段が不要である。
なお、本実施例では、実施例2の変形例として記載したが、実施例1または実施例3の変形例としても同様に構成することができる。
本発明は、上記の実施例1〜4に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において、種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施例1〜4では、12極のロータ1A〜1Dについて説明したが、12極以外のP極(Pは2以上の偶数)のロータについても本発明を適用できる。
また、実施例1〜4では、ロータ1A〜1Dがステータの内側に位置する、所謂インナーロータ型について説明したが、ロータ1A〜1Dがステータの外側に位置するアウターロータ型、ロータ1A〜1Dとステータとを軸方向に配置するアキシャルギャップ型についても本発明を適用できる。
1B 実施例2に係る永久磁石型ロータ
1C 実施例3に係る永久磁石型ロータ
1D 実施例4に係る永久磁石型ロータ
2 ロータコア
10 コアシート
11〜14 磁石挿入孔
20 ロータコアを形成する部位
30A 第1の磁石(実施例1)
31A 第2の磁石(実施例1)
32A 第2の磁石(実施例1)
40 コア片を形成する部位
40A コア片(実施例1)
41 コア片を形成する部位
41A コア片(実施例1)
50〜55 接続部
Claims (3)
- ロータコアの表面に1磁極当たり複数の永久磁石と、高透磁率材から成る複数のコア片とを配置して構成される永久磁石型ロータであって、
前記複数のコア片は、径方向の断面形状が多角形に設けられて、その一辺がロータ表面に現れ、他の辺が前記永久磁石と接触して配置され、
前記複数の永久磁石は、周方向にコア片同士の間に配置される第1の磁石と、この第1の磁石と共に前記コア片の周囲を囲む第2の磁石とを有し、
前記第1の磁石は、前記ロータコアの半径方向に沿って着磁され、
前記第2の磁石は、前記コア片との接触面に交差する方向に沿って着磁され、
前記第2の磁石と接する前記コア片の面積が、ロータ表面に現れている前記コア片の面積より大きいことを特徴とする永久磁石型ロータ。 - 請求項1に記載した永久磁石型ロータにおいて、
前記ロータコアと前記複数のコア片および前記コア片同士が、それぞれ接続部により接続されていることを特徴とする永久磁石型ロータ。 - 請求項2に記載した永久磁石型ロータにおいて、
高透磁率材から成る円板状のコアシートを複数枚積層して構成され、
前記コアシートには、前記ロータコアを形成する部位と、前記複数のコア片を形成する部位とが設けられ、且つ、前記複数の永久磁石を配置するための磁石挿入孔が形成されていることを特徴とする永久磁石型ロータ。
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