JPH11158039A - 水系美爪料 - Google Patents
水系美爪料Info
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- JPH11158039A JPH11158039A JP9326448A JP32644897A JPH11158039A JP H11158039 A JPH11158039 A JP H11158039A JP 9326448 A JP9326448 A JP 9326448A JP 32644897 A JP32644897 A JP 32644897A JP H11158039 A JPH11158039 A JP H11158039A
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Abstract
提供する。 【解決手段】(a)フルオロアルキル(メタ)アクリレ
ート成分と、カルボキシル基又はその塩、スルホン基又
はその塩、燐酸基又はその塩、フェノール基又はその
塩、4級アンモニウム塩基、アミノ基又はその塩、アミ
ド基、ホルミル基、及びポリエーテル鎖含有基から選ば
れる官能基を有する水溶性ビニル化合物成分或は加水分
解可能基を有するビニル化合物成分とを10:90〜9
0:10の重量割合で含む共重合体であり、且つGPC
測定によるポリエチレングリコール換算数平均分子量が
2,000〜200,000であって、pH3〜12の
30℃の水に1重量%以上溶解する水溶性共重合体、及
び(b)水性エマルションポリマーを含有する水系美爪
料である。
Description
詳しくは、特定の水溶性共重合体と水性エマルションポ
リマーとを含有することにより耐水性に優れ、爪に対す
る安全性の高い水系の美爪料に関する。
して広く汎用されてきており、その剤型はトルエン、酢
酸エステル類を中心とした溶剤タイプのものが主流であ
った。しかしながら、近年の安全性嗜好の高まりに伴
い、有機溶剤を使用しないタイプの美爪料、例えば水系
のもの(以下[水系美爪料]という)が検討されるよう
になってきた。
爪料とは異なり、硝化綿のような強固な皮膜を形成する
成分が使用できないため、溶剤タイプと同等の付着性、
膜強度、耐水性といった塗膜性能を有する製品の開発が
主体となってきている。とりわけ耐水性が低いと、日常
生活の炊事、入浴などの時に、塗膜のはがれ、かけが急
速に進行し美爪料としての機能を果たさない。このため
使用時の耐水性は製品の使用性を決定する重要な因子と
なってきている。
すべく水系美爪料の皮膜形成剤として水性エマルション
ポリマーの検討が種々行われてきた。具体的には製造時
に使用される乳化剤を低減化させるためのソープフリー
重合や耐水性の高いスチレン、シリコンあるいはフッ素
モノマー等を共重合させる方法あるいはエマルションポ
リマーの粒径を細かくする、エマルションポリマー自体
を多層構造にする等の塗膜の耐水性を向上させる試みが
なされてきたが、日常生活に耐えうる品質を得るには至
っていない。本発明は、爪に対する安全性が高く、さら
に化粧持ちの良い水系美爪料を提供することを目的とす
る。
題を解決すべく鋭意研究した結果、特定の水溶性共重合
体と水性エマルションポリマーとを含有させることによ
り、塗膜表面の撥水性を向上させて、耐水性に優れ、爪
に対する安全性の高い水系美爪料が得られることを見出
し、本発明の完成に至った。
ル(メタ)アクリレート成分と、カルボキシル基又はそ
の塩、スルホン基又はその塩、燐酸基又はその塩、フェ
ノール基又はその塩、4級アンモニウム塩基、アミノ基
又はその塩、アミド基、ホルミル基、及びポリエーテル
鎖含有基から選ばれる官能基を有する水溶性ビニル化合
物成分或は加水分解可能基を有するビニル化合物成分と
を10:90〜90:10の重量割合で含む共重合体で
あり、且つGPC測定によるポリエチレングリコール換
算数平均分子量が2,000〜200,000であっ
て、pH3〜12の30℃の水に1重量%以上溶解する
水溶性共重合体、及び(b)水性エマルションポリマー
を含有することを特徴とする水系美爪料である。
る。本発明で用いる(a)成分は、フルオロアルキル
(メタ)アクリレートと、上記の水溶性ビニル化合物又
は加水分解可能基を有するビニル化合物との共重合体、
或はフルオロアルキル(メタ)アクリレートと、上記の
水溶性ビニル化合物又は加水分解可能基を有するビニル
化合物と、他の共重合可能な単量体との共重合体であ
る。この共重合体中のフルオロアルキル(メタ)アクリ
レート成分と上記の水溶性ビニル化合物成分又は加水分
解可能基を有するビニル化合物成分との割合は重量で1
0:90〜90:10である。また、他の共重合可能な
単量体成分を用いる場合、その割合は共重合体に対し5
0重量%(以下、「重量%」を単に「%」で示す)未満
である。
合体の共重合成分であるフルオロアルキル(メタ)アク
リレートは、アクリル酸又はメタクリル酸とフルオロア
ルキル基とのエステルであり、好ましくは次の一般式
(1)で示されるビニル系化合物である。 CH2=C(R)・COOCmH2mCnF2n+1 ・・・(1) (式中、Rは水素又はメチル基を、mは1又は2の整数
を、nは5〜10の整数を示す。)
る。 CH2=C(CH3)・COOCH2(CF2)4CF3 CH2=CH・COO(CH2)2(CF2)5CF3 CH2=CH・COO(CH2)2(CF2)5CF(C
F3)2 CH2=CH・COOCH2(CF2)9CF3
クリレートは、次の一般式(2)で示される化合物であ
る。 CH2=C(R)COO(CH2)2(CF2)pCF3 ・・・(2) (式中、RはCH3又はHであり、pは4〜9の整数を
示す。)
合体の共重合成分である水溶性ビニル化合物又は加水分
解能を有するビニル化合物について説明する。先ず、水
溶性ビニル化合物について説明すると、この水溶性ビニ
ル化合物は、カルボキシル基又はその塩、スルホン基又
はその塩、燐酸基又はその塩、フェノール基又はその
塩、4級アンモニウム塩基、アミノ基又はその塩、アミ
ド基、ホルミル基、ポリエーテル鎖含有基から選ばれる
官能基を有する水溶性ビニル化合物である。
塩(Na、K、アンモニウム等)、スチレンスルホン酸
又はその塩、p−ビニルベンジルホスホニウムスルホネ
ート、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホ
ン酸又はその塩、ジアセトン(メタ)アクリルアミド、
N−イソプロピルアクリルアミド、N−メチロール(メ
タ)アクリルアミド、N−ビニルピロリドン、2−ビニ
ルピリジン、4−ビニルピリジン、4−ビニル安息香
酸、メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウ
ムクロライド、N−ビニルホルムアミド、グルコースや
フラクトース等の糖とアクリル酸のエステル、ポリエー
テル鎖を有する化合物、例えばポリエーテル鎖の中間又
は末端に炭化水素基を有しない下記一般式群で示される
ポリエーテル等が挙げられる。
H3)=CH2 CH2=CH・COOCH(CH3)(CH2O)kH (上記式中、kは4〜20の整数を示す。)
クリル酸又はその塩、スチレンスルホン酸又はその塩、
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸又
はその塩、メタクリロイルオキシエチルトリメチルアン
モニウムクロライド、N−ビニルホルムアミド、糖とア
クリル酸とのエステル、下記一般式群で表わされる中間
又は末端に炭化水素基を有さないポリエーテル鎖を有す
る化合物が好ましい。
は、それ自体は水にはほとんど溶解しないが、30℃で
pH2.0の酸性水溶液又はpH13.0のアルカリ水
溶液を用いて加水分解した場合、8時間以内に75%以
上が加水分解して水溶性を示すビニル化合物のことで、
具体的には、(メタ)アクリル酸ベンジル、酢酸ビニ
ル、無水マレイン酸のような化合物が挙げられる。な
お、上記条件では、フルオロアルキル(メタ)アクリレ
ートは実質上加水分解されず、水溶性共重合体の撥水性
能付与は確保される。好ましくは、加水分解後の水溶性
の特に高く、加水分解度の調節が比較的容易な酢酸ビニ
ルがよい。
重合体は、フルオロアルキル(メタ)アクリレートと水
溶性ビニル化合物又は加水分解可能基を有するビニル化
合物とを共重合させることによって得られる。共重合体
中の両者の割合は重量で10:90〜90:10であ
る。そして、水性美爪料に用いられる樹脂成分との親和
性の向上や共重合性の改良のために、さらに他の共重合
可能な化合物、例えばスチレン、アルキル(メタ)アク
リレート、ポリエステル(メタ)アクリレート、ウレタ
ン(メタ)アクリレート等を50%未満の割合で共重合
させてもよい。重合方法は、ラジカル重合、カチオン重
合、アニオン重合等の公知の方法で行われ、重合反応の
制御の容易さの点でラジカル重合が好ましい。ラジカル
重合の場合は、公知の種々のラジカル重合開始剤、例え
ば、過酸化ベンゾイル、アゾビスイソブチロニトリル等
のラジカル重合開始剤の存在下で、60〜90℃の温度
下で4〜7時間共重合させる。
水溶性ビニル化合物又は加水分解能を有するビニル化合
物との比率は、重量比で10:90〜90:10の範囲
で共重合させるが、フルオロアルキル(メタ)アクリレ
ートの比率が90を超える場合は、水溶性に乏しい共重
合体が得られ、逆に水溶性のラジカル重合可能な化合物
の比率が90を超えると、最終的な塗膜で十分な撥水性
を付与することが難しくなる。但し、水溶性を特に重視
せざるを得ない時は、水溶性のラジカル重合可能な化合
物の比率を70以上にした方がよく、撥水性を特に重視
する時はフルオロアルキル(メタ)アクリレートの比率
を70以上にした方がよい。
与するフルオロアルキル(メタ)アクリレートと水溶性
に寄与するビニル化合物とを併用することにより、pH
3〜12の30℃の水に対して1%以上溶解するような
水溶性の共重合体が得られる。この水溶性共重合体の分
子量は、以下の条件下で、pH4の酢酸緩衝液にメチル
アルコールを10%又は40%添加した混合液を用いて
測定したGPC(ゲルパーメイションクロマトグラフィ
ー)測定によるポリエチレングリコール換算の数平均分
子量が2,000〜200,000、好ましくは5,0
00〜80,000のものである。
10 カラム:TOSOH(東ソー)社製 TSKgel G
MPW1本+GP2500PW1本 温 度:40℃ 流 速:1ml/分 注入量:100μl 濃 度:注入濃度0.1重量% 検出器:RI(屈折器計)
の場合は高分子量化した利点が失われ、最終的皮膜から
共重合体がブリードアウトし易くなり、長期的に撥水性
能を付与することができない。一方、水溶性共重合体の
分子量が200,000を超える場合は水溶性において
劣り好ましくない。本発明の(a)成分である水溶性共
重合体の水系美爪料への配合量は、効果の発現、製品の
粘性及び使用性の点において、固形分換算で0.1〜5
0%が好ましく、更に0.1〜30%がより好ましい。
ルションポリマーは、重合可能な二重結合を有する単量
体の重合体又はその2種以上の共重合体である。重合法
は、必要な各単量体を、反応性乳化剤を使用したソープ
フリー重合や、乳化剤を含まない水媒体不均一重合等の
公知の方法が挙げられる。また、これらの単量体は得ら
れたポリマーの構造も1層状もしくは多層状であっても
かまわない。
ル酸、イタコン酸、マレイン酸、フマール酸、クロトン
酸等のエチレン性不飽和カルボン酸;スチレン、メチル
スチレン、クロロスチレン、アルキルスチレン、ジビニ
ルベンゼン等の芳香族モノ及びジビニル化合物;メチル
アクリレート、メチルメタクリレート、エチルアクリレ
ート、エチルメタクリレート、プロピルアクリレート、
プロピルメタクリレート、ブチルアクリレート、ブチル
メタクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、2
−エチルヘキシルメタクリレート、ヒドロキシエチルア
クリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、グリシ
ジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、エチレ
ングリコールジアクリレート、エチレングリコールジメ
タクリレート、ターシャリーブチルアクリレート、ター
シャリーブチルメタクリレート、シクロヘキシルアクリ
レート、シクロヘキシルメタクリレート等のアクリル酸
エステル及びメタクリル酸エステルが挙げられる。
リル等のシアン化ビニル化合物;アクリルアミド、メタ
クリルアミド、N−メチロ−ルアクリルアミド、N−メ
チロールメタクリルアミド等のエチレン性アミド;酢酸
ビニル等のビニルエステル;塩化ビニル、塩化ビニリデ
ン等のハロゲン化ビニル;アミノエチルアクリレート、
アミノエチルメタクリレート、ジメチルアミノエチルア
クリレート、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジ
エチルアミノエチルアクリレート、ジエチルアミノエチ
ルメタクリレート等のエチレン性アミン;トリフルオロ
エチルメタクリレート、2,2,3,3−テトラフルオ
ロプロピルメタクリレート、2,2,3,3,4,4−
ヘキサフルオロブチルメタクリレート、パ−フルオロオ
クチルメタクリレート、パ−フルオロオクチルアクリレ
ート等のフッ素系単量体;シリコーンマクロマーなどが
挙げられる。
性エマルジョンには、例えばボンコート9422、ボン
コート40−418(大日本インキ化学工業(株)
製)、J775、J537(ジョンソンポリマー(株)
製)、ヨドゾールGH28、ヨドゾールGH41(カネ
ボウ・エヌエスシー(株)製)、プライマールC−7
2、プライマールGL−618(ローム・アンド・ハー
ス・ジャパン(株)製)ポリゾールAM−200、AP
−2679、AP−2683(昭和高分子(株)製)な
どが挙げられる。(b)成分の水性エマルションポリマ
ーの配合量は特に規定されるものではないが、皮膜形成
能、粘性及び使用性の点においては、好ましくは固形分
換算で2〜60%、更に好ましくは5〜40%である。
これらの水性エマルションポリマーは単独で用いても良
いし、2種以上組み合わせて用いても良い。
可塑剤又は成膜助剤を配合することができる。可塑剤、
成膜助剤の配合量は、重合安定性、貯蔵安定性及び塗膜
の耐水性、耐久性、乾燥性等を考慮すると全体量に対し
0.1〜30%が好ましく、0.1〜20%がさらに好
ましい。また、配合方法はエマルションポリマーの重合
時でも重合終了後、添加剤として配合してもよい。
ブ、メチルセロソルブ、ブチルセロソルブ等のセロソル
ブ類;カルビトール、ジメチルカルビトール、ジエチル
カルビトール、ブチルカルビトール、ジブチルカルビト
ール等のカルビトール類;エチレンカーボネート、プロ
ピレンカーボネート等のカーボネート類;セロソルブア
セテート、ブチルセロソルブアセテート、ブチルカルビ
トールアセテート、スクロースアセテート等のアセテー
ト類;ヘキサノール、ベンジルアルコール、フェネチル
アルコール等のアルコール類;ヘキシレングリコール、
エチレングリコール、プロピレングリコール等のジオー
ル類;フタル酸ジエステル類、アジピン酸ジエステル
類、コハク酸ジエステル類、セバシン酸ジエステル類、
アビエチン酸エステル類、カプリル酸エステル類、カプ
ロン酸エステル類、酢酸エステル類、エナント酸エステ
ル類、ミリスチン酸エステル類、クエン酸エステル類等
のエステル類;スクロースベンゾエート等の安息香酸エ
ステル;ジエチルベンゼンなどである。
であるが、製品品質を損なったり皮膚刺激等を起こさな
い範囲で有機溶剤を含有しても良い。このような有機溶
剤の例としては、エタノール、イソプロパノール、アセ
トン、メチルエチルケトン等が挙げられる。また、本発
明の樹脂塗膜の乾燥の促進、殺菌等の目的で、微量の揮
発性水性有機溶剤を添加することができる。このような
揮発性水性有機溶剤として、エタノールやイソプロパノ
ールが挙げられる。これらの有機溶剤の配合量は総重量
に対して10%以下で使用される。
損なわない範囲で、粘度調整剤を水系美爪料の使用性の
向上及び顔料の沈降を防止する目的で配合することがで
きる。具体的にはベントナイト、塩化ジメチルジステア
リルアンモニウム処理ヘクトライト、塩化ベンジルジメ
チルステアリルアンモニウム処理ヘクトライト、ケイ酸
アルミニウムマグネシウム、ポリアクリル酸、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドン、キサンタンガ
ム、カルボキシメチルセルロース等を挙げることができ
る。
果を損なわない範囲で顔料、色素あるいはその他の化粧
品用粉体を配合することができる。これらの粉体はその
まま使用しても差し支えないが、もちろん必要に応じて
油剤、シリコン、フッ素化合物、界面活性剤等で処理し
て配合しても良い。また、本発明の効果を損なわない範
囲で、必要に応じて上記必須成分以外に顔料分散用の界
面活性剤、油分、保湿剤、キレート剤、pH調整剤、樹
脂、水溶性高分子、防腐剤、酸化防止剤、香料、紫外線
吸収剤、美容成分等を適宜配合することができる。本発
明の水系美爪料は、水系もしくは水−アルコール混合系
の美爪料で、ネイルエナメル、エナメルベースコート、
トップコート等に用いることができる。
が、本発明はこれらに限定されるものではない。 製造実施例1 (水溶性共重合体1の製造) 1H、1H、2H、2Hヘプタデカフルオロデシルアク
リレート(大阪有機化学工業(株)製「ビスコート17
F」)4g、ポリエチレングリコールモノメタクリレー
ト(日本油脂(株)製「ブレンマーPME400」)1
2gをメチルイソブチルケトン48gに溶解させ、80
mgのアゾビスイソブチロニトリルをラジカル重合開始
剤として加え、攪拌下、70℃に昇温して同温度で、7
時間重合させた後、ヘキサン中に再沈殿させて共重合体
を得た。
造) 1H、1H、2H、2Hヘプタデカフルオロデシルアク
リレート4g、N−ビニルホルムアミド8gをN−メチ
ルピロリドン48gに溶解させ、アゾビスイソブチルニ
トリル80mgをラジカル重合開始剤として添加し、攪
拌下、70℃で7時間重合させた後、ジエチルエーテル
中に再沈殿させて共重合体を得た。
造) 1H、1H、2H、2Hヘプタデカフルオロデシルアク
リレート4g、アクリル酸8g、ポリエステルアクリレ
ート(ダイセル化学工業(株)製PLACCEL FA
−1)0.2gをジオキサン48gに溶解させ、アゾビ
スイソブチロニトリル20mgをラジカル重合開始剤と
して添加し、攪拌下70℃で7時間重合させた後、ヘキ
サン中に再沈殿させて共重合体を得た。
造) 1H、1H、2H、2Hヘプタデカフルオロデシルアク
リレート4g、アクリル酸8g、ポリエステルアクリレ
ート(ダイセル化学工業(株)製PLACCEL FA
−1)0.2gをジオキサン48gに溶解させ、アゾビ
スイソブチロニトリル20mgをラジカル重合開始剤と
して添加し、攪拌下70℃で7時間重合させた後、28
%アンモニア水を3.6g加えて沈殿物(共重合体)を
得た。
造) 1H、1H、2H、2Hヘプタデカフルオロデシルアク
リレート4g、ベンジルメタクリレート16gを1,4
−ジオキサン60gに溶解させ、アゾビスイソブチロニ
トリル80mgをラジカル重合開始剤として添加し、攪
拌下70℃で7時間重合させた後、0.5M水酸化ナト
リウム水溶液45gを添加し、直ちに沈殿物(加水分解
された共重合体)を得た。
造) 1H、1H、2H、2Hヘプタデカフルオロデシルアク
リレート12g、N−ビニルホルムアミド1gをN−メ
チルピロリドン48gに溶解させ、アゾビスイソブチロ
ニトリル80mgをラジカル重合開始剤として添加し、
攪拌下70℃で7時間重合させた後、ジエチルエーテル
中に再沈殿させて共重合体を得た。
造) 1H、1H、2H、2Hヘプタデカフルオロデシルアク
リレ−ト0.1g、アクリル酸15gを1,4−ジオキ
サン60gに溶解させ、アゾビスイソブチロニトリル1
00mgをラジカル重合開始剤として添加し、攪拌下7
0℃で7時間重合させた後、ヘキサン中に再沈殿させて
共重合体を得た。
ー1の製造) メチルメタクリレート48g、エチルアクリレート48
g及びアクリル酸4gに乳化剤としてドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウム3g、ラジカル重合開始剤として
過硫化カリウム0.5gに水230gを加え、これを攪
拌下、85℃に昇温して開始剤で8.5時間乳化重合さ
せ、アクリル系樹脂エマルジョンを得た。このアクリル
系樹脂エマルジョンの樹脂固形分濃度は41%であっ
た。
ー2の製造) メタクリル酸メチル70g、スチレン10g、メタクリ
ル酸−2−エチルヘキシル16g、アクリル酸4g、メ
チルエチルケトン(溶媒)35g及びアゾビスイソ酪酸
ジメチル2gの混合物を、滴下ロートから80℃に加温
したメチルエチルケトン50gに撹拌下で2時間かけて
滴下し、更に2時間撹拌した。重合を完了させるため、
アゾビスイソ酪酸ジメチル2gとメチルエチルケトン1
0gを加え、更に3時間反応させた。その後室温まで冷
却し、トリエチルアミン5.6gを加え中和し、撹拌し
ながら水400gを加えて混合した。これを減圧蒸留し
てメチルエチルケトンを留去し、更に濃縮して固形分4
0%のアクリル系エマルジョンを得た。
水溶性共重合体について下記の方法により分子量、撥水
性(接触角)及び溶解性を測定し、表1に示した。 (測定方法) 1.溶解性 各フッ素系水溶性共重合体の精製水100重量部に対す
る溶解性を目視にて判断した。 2.接触角 各フッ素系水溶性共重合体10重量部をアクリル系エマ
ルションポリマー100重量部に混合し、#80バーコ
ーターでポリカーボネート基板上に塗布し乾燥させて、
厚さ40ミクロンの皮膜を形成し、水との接触角をJI
S K6800に準拠して測定した。 3.分子量 各フッ素系水溶性共重合体について、pH4の酢酸緩衝
液にメタノールを40%添加した混合溶媒を溶離液とす
るGPC(ゲルパーメイションクロマトグラフィー)測
定によるポリエチレングリコール換算数平均分子量を測
定した。
て化粧持ち(はがれ難さ、かけ難さ)、光沢を下記の方
法によりそれぞれ評価を行った。その結果も併せて表2
に示した。
し、最後に脱気し、容器に充填して製品とする。
行ない、2日後の化粧持ち(はがれ難さ、かけ難さ)、
光沢について、下記評価基準に基づいて、5段階に評価
し、その平均点により下記4段階基準で判定した。 (評価基準) 5点:非常に良好 4点:良好 3点:普通 2点:やや不良 1点:不良 (判定基準) ◎:4.0点以上5.0点 ○:3.0点以上4.0点未満 △:2.0点以上3.0点未満 ×:1.0点以上2.0点未満
わる実施例1〜6の水系美爪料は、比較例1〜4に比較
して、光沢に優れ、耐水性に優れ、炊事、入浴といった
温水を用いた日常作業下においてもはがれ、かけが生じ
ず、優れた特性を有していた。これに対し、水溶性共重
合体のフルオロアルキル(メタ)アクリレ−トとビニル
化合物との重量比が92.3:7.7である比較例1、
その重量比が0.66:99.34である比較例2、及
び水溶性共重合体を配合していない比較例3の水系美爪
料は、炊事、入浴時に耐水性の不足が原因となったはが
れ、かけの進行が顕著であり、美爪料として化粧持ち機
能及び光沢ともに満足するものではなかった。また、こ
の結果は水溶性共重合体単独での撥水性の測定結果と一
致するものであり、水溶性共重合体が塗膜表面の撥水性
を向上させることを裏付けるものであった。
に充填して製品とする。この水系トップコートは使用性
に優れ、化粧塗膜に炊事、入浴といた温水を使った日常
作業にも十分堪え得る耐水性を付与するものであった。
脱気し、容器に充填して製品とする。この水系トップコ
ートは使用性に優れ、化粧塗膜に炊事、入浴といた温水
を使った日常作業にも十分堪え得る耐水性を付与するも
のであった。
形分45%) (製法)成分(1)〜(9)を混合攪拌、脱気し、容器
に充填して製品とする。この水系トップコートは使用性
に優れ、化粧塗膜に炊事、入浴といた温水を使った日常
作業にも十分堪え得る耐水性を付与するものであった。
て製造した。すなわち、1H、1H、2H、2H−9−
トリフルオロメチル−ヘキサデカフルオロウンデシルメ
タクリレート4g及びN−ビニルホルムアミド8gをN
−メチルピロリドン48gに溶解させ、アゾビスイソブ
チロニトリル80mgをラジカル重合開始剤として、テ
ルピノレン60gを連鎖移動剤として添加し、攪拌下、
70℃で7時間重合させた後、ジエチルエーテル中に再
沈殿させて共重合体を得た。この共重合体は、pH7.
0の水に40%溶解した。また、pH4の酢酸緩衝液に
メタノールを40%添加した混合溶媒を溶離液とするG
PC(ゲルパーメイションクロマトグラフィー)測定に
よるポリエチレングリコール換算数平均分子量は、4×
103であった。
ルジョンを必須成分としているが、本発明においては、
この水性エマルジョンにフルオロアルキル(メタ)アク
リレートと水溶性ビニル化合物とを共重合体成分とする
上述の共重合体を配合したので、効果的に撥水性を付与
することができ、そのため、本発明の水系美爪料は、化
粧塗膜の光沢、耐水性に優れ、炊事、入浴と言った日常
生活の下で十分に美爪料としての化粧持ちを有する。
Claims (4)
- 【請求項1】(a)フルオロアルキル(メタ)アクリレ
ート成分と、カルボキシル基又はその塩、スルホン基又
はその塩、燐酸基又はその塩、フェノール基又はその
塩、4級アンモニウム塩基、アミノ基又はその塩、アミ
ド基、ホルミル基、及びポリエーテル鎖含有基から選ば
れる官能基を有する水溶性ビニル化合物成分或は加水分
解可能基を有するビニル化合物成分とを10:90〜9
0:10の重量割合で含む共重合体であり、且つGPC
測定によるポリエチレングリコール換算数平均分子量が
2,000〜200,000であって、pH3〜12の
30℃の水に1重量%以上溶解する水溶性共重合体、及
び (b)水性エマルションポリマー を含有することを特徴とする水系美爪料。 - 【請求項2】フルオロアルキル(メタ)アクリレートが
下記一般式(1)であることを特徴とする請求項1記載
の水系美爪料。 CH2=C(R)・COOCmH2mCnF2n+1 ・・・(1) (式中、Rは水素又はメチル基を、mは1又は2の整数
を、nは5〜10の整数を示す。) - 【請求項3】水性エマルションポリマーの配合量が固形
分換算で2〜60重量%であることを特徴とする請求項
1又は2に記載の水系美爪料。 - 【請求項4】水溶性共重合体の配合量が0.1〜50重
量%であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
記載の水系美爪料。
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