JPH08291206A - 被膜形成樹脂及びこれを含有する毛髪化粧料 - Google Patents

被膜形成樹脂及びこれを含有する毛髪化粧料

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JPH08291206A
JPH08291206A JP30572995A JP30572995A JPH08291206A JP H08291206 A JPH08291206 A JP H08291206A JP 30572995 A JP30572995 A JP 30572995A JP 30572995 A JP30572995 A JP 30572995A JP H08291206 A JPH08291206 A JP H08291206A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 (a)式(1)(R1はCH3等を、R2及びR3はH又
はC4-C12のアルキル基を示す)で表される(メタ)アク
リルアミド系単量体30〜80重量%、(b)式(2)(R4及びR5
はH又はC1-C3のアルキル基を示す)で表される(メタ)
アクリルアミド系単量体2〜50重量%、(c)式(3)(R6はC
2-C3のアルキレン基を、R7及びR8はCH 3又はC2H5を、a
は0又は1の数を示す)で表される(メタ)アクリレー
ト系単量体又は(メタ)アクリルアミド系単量体0〜30
重量%、(d)式(4)(R9及びR10はC2-C4のアルキレン基
を、R11はH、CH3又はC6H5を、b及びcは0〜50の数を
示す)で表される(メタ)アクリレート系単量体0〜40
重量%の共重合体である被膜形成樹脂並びにこれを含有
する毛髪化粧料。 【化1】 【化2】 【化3】 【化4】 【効果】 本発明の被膜形成樹脂は、高湿度下でもヘア
スタイルを長時間保持でき、洗髪洗浄性に優れ、整髪用
樹脂として用いた場合は美しい仕上りを保つことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被膜形成樹脂及び
これを含有する毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、整髪力、セット保持力等の目的
で、ヘアスプレー、セットローション等の毛髪化粧料中
に被膜形成樹脂が添加されている。このような被膜形成
樹脂には、例えばポリビニルピロリドン、ポリビニルピ
ロリドン/酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニル/クロトン
酸共重合体等が用いられている。
【0003】毛髪化粧料に含有される被膜形成樹脂は、
セットされたヘアスタイルを長時間保持することがで
き、かつ洗髪時にシャンプーあるいは水で容易に除去さ
れなければならないという性質が要求される。しかしな
がら、従来のポリマーで水溶性の良いものは、高湿度下
で非常に吸湿しやすいためにべたつきが目立つという欠
点を有し、高湿度下でべたつかず、かつ洗髪洗浄性に優
れているといった要求を同時に満足するものではなかっ
た。そのため、従来の被膜形成樹脂は、洗髪洗浄性を断
念してべたつきを低減させたり、高湿度下でのべたつき
を目立ちにくくするためにシリコーン油等の油剤などを
配合するといった方法がとられていた。しかも、これら
の被膜形成樹脂はその吸湿により、毛髪上のフィルムが
軟化するため、高湿度下ではセットしたヘアスタイルが
十分に保持できず、更に整髪用樹脂としてエアゾールス
プレーに使用した場合、被膜形成樹脂は噴射剤に多く用
いられている炭化水素(LPG)への溶解性が小さい傾
向にあり、そのためにスプレー中の溶剤(エタノール、
イソプロピルアルコール等)を増量させることから、噴
射されるミストが大きく重くなり、美しい整髪が困難に
なると共にブラッシングなどにより毛髪表面の樹脂被膜
が剥離する、いわゆるフレーキングを生じ、髪の艶が悪
くなる等の問題を有していた。
【0004】そこで、本発明者らは、上記問題点を解決
せんと研究を行い、高湿度条件下においても優れたヘア
セット保持力を有する被膜形成樹脂を見出し、先に特許
出願した(特開平2−180911号)。しかし、この
被膜形成樹脂も高湿度下においては吸湿によるべたつき
を生ずるという欠点があり、特殊な油剤を配合して感触
を向上させることが必要であった。更にまた、この被膜
形成樹脂は水溶性には非常に優れているが、構成成分で
あるカチオン性ユニットがアニオン性の界面活性剤とコ
ンプレックスを形成するため、シャンプー溶液に溶解し
難いという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、高
湿度下においてもべたつかず、かつセットされたヘアス
タイルを長時間保持することができると共に、洗髪洗浄
性にも優れ、シャンプーや水で容易に除去でき、かつ整
髪用樹脂としてエアゾールスプレーに用いた場合でも、
仕上りが美しく、ブラッシングなどにより表面被膜が剥
離することのない被膜形成樹脂を提供することを目的と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる実状において、本
発明者らは更に研究を重ねたところ、特開平2−180
911号の共重合体の構成成分である(メタ)アクリル
酸エステル系モノマーの代わりに低分子量の(メタ)ア
クリルアミド系モノマーを用いることにより特開平2−
180911号の被膜形成樹脂の基本性能を維持し、且
つ、高湿度下でのべたつき及びシャンプー洗浄性の問題
を解決できることを見出し、本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明は、
【0008】(a)下記式(1)
【0009】
【化5】
【0010】(式中、R1 は水素原子又はメチル基を、
2 及びR3 は同一又は異なって水素原子又は炭素数4
〜12のアルキル基を示すが、R2 とR3 が共に水素原
子となることはない)で表わされる(メタ)アクリルア
ミド系モノマー 30〜80重量%、
【0011】(b)下記式(2)
【0012】
【化6】
【0013】(式中、R1 は前記と同じものを示し、R
4 及びR5 は同一又は異なって水素原子又は炭素数1〜
3のアルキル基を示す)で表わされる(メタ)アクリル
アミド系モノマー 2〜50重量%、
【0014】(c)下記式(3)
【0015】
【化7】
【0016】(式中、R1 は前記と同じものを示し、R
6 は炭素数2又は3のアルキレン基を、R7 及びR8
同一又は異なってメチル基又はエチル基を示す。aは0
又は1の数を示す)で表わされる(メタ)アクリル酸エ
ステル系モノマー又は(メタ)アクリルアミド系モノマ
ー 0〜3
0重量%、
【0017】(d)下記式(4)
【0018】
【化8】
【0019】(式中、R1 は前記と同じものを示し、R
9 及びR10は同一又は異なって炭素数2〜4のアルキレ
ン基を、R11は水素原子、炭素数1〜10のアルキル基
又はフェニル基を示す。b及びcはそれぞれ0〜50の
数を示すが、b及びcが同時に0となることはない)で
表わされる(メタ)アクリル酸エステル系モノマー
0〜40重量%、
【0020】の共重合体である被膜形成樹脂を提供する
ものである。更にまた、本発明は上記被膜形成樹脂を含
有する毛髪化粧料を提供するものである。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の被膜形成樹脂の製造に用
いられる式(1)で表わされる(メタ)アクリルアミド
系のモノマー(1)としては、例えばN−n−ブチル
(メタ)アクリルアミド、N−tert−ブチル(メ
タ)アクリルアミド、N−オクチル(メタ)アクリルア
ミド、N−ラウリル(メタ)アクリルアミド、N−1−
メチルウンデシル(メタ)アクリルアミド、N−2−エ
チルヘキシル(メタ)アクリルアミド、N−tert−
オクチル(メタ)アクリルアミド等が挙げられ、中でも
N−tert−ブチル(メタ)アクリルアミド、N−t
ert−オクチル(メタ)アクリルアミド、N−2−エ
チルヘキシル(メタ)アクリルアミドのN−分岐アルキ
ル(メタ)アクリルアミド等が特に好ましい。これらは
単独又は2種以上を組み合わせて、モノマー全体の30
〜80重量%(以下、単に%と称す)、好ましくは40
〜70%用いられる。
【0022】式(2)で表わされる(メタ)アクリルア
ミド系のモノマー(2)としては、例えば(メタ)アク
リルアミド、N−メチル(メタ)アクリルアミド、N−
エチル(メタ)アクリルアミド、N−イソプロピル(メ
タ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリ
ルアミド、N,N−ジエチル(メタ)アクリルアミド等
が挙げられ、中でもN−メチル(メタ)アクリルアミ
ド、N−エチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメ
チル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチル(メ
タ)アクリルアミド等が特に好ましい。これらは単独又
は2種以上を組み合わせて、モノマー全体の2〜50
%、好ましくは10〜35%用いられる。
【0023】式(3)で表わされる(メタ)アクリル酸
エステル系及び(メタ)アクリルアミド系のモノマー
(3)としては、例えばN,N−ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノプロピ
ル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノプロ
ピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチルアミノ
プロピル(メタ)アクリルアミド等が挙げられる。これ
らは単独又は2種以上を組み合わせて、モノマー全体の
0〜30%、好ましくは0〜10%、更に好ましくは
0.5〜5%用いられる。
【0024】また、式(4)で表わされるモノマーはポ
リオキシアルキレン鎖を有する(メタ)アクリル酸エス
テルである。式中、R11は水素原子、炭素数1〜10の
アルキル基又はフェニル基であり、好ましくは水素原子
又は炭素数1〜4のアルキル基、最も好ましくはメチル
基である。かかる(メタ)アクリル酸エステル系のモノ
マー(4)としては、例えばヒドロキシエチル(メタ)
アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、メトキシポリエチレングリコールモノ(メタ)アク
リレート、メトキシポリプロピレングリコールモノ(メ
タ)アクリレート、エトキシポリエチレングリコールモ
ノ(メタ)アクリレート、ブトキシポリエチレングリコ
ールモノ(メタ)アクリレート、フェノキシポリエチレ
ングリコールモノ(メタ)アクリレート等が挙げられ
る。ポリオキシアルキレン鎖は、C2-4アルキレンオキ
シドのホモポリマー又はコポリマーであり、コポリマー
の場合はエチレンオキシド、プロピレンオキシド等のブ
ロック共重合体でもランダム共重合体でもよい。アルキ
レンオキシドの重合度はガスクロマトグラフィーにて分
析することができ、平均値で1〜50であるものが好ま
しい。これらは単独又は2種以上を組み合わせて、モノ
マー全体の0〜40%、好ましくは5〜30%、更に好
ましくは10〜25%用いられる。
【0025】本発明の被膜形成樹脂は、上記のモノマー
を組み合わせ、ラジカル重合開始剤の存在下、公知の重
合法、すなわちバルク重合法、溶液重合法、懸濁重合
法、乳化重合法等により共重合させて製造できるが、特
に溶液重合法が好ましい。溶液重合法で用いる溶剤とし
ては、水混和性有機溶剤(水との混合物でもよい)が好
ましい。この有機溶剤は単独又は2種以上の成分を混合
して用いることができる。この水混和性有機溶剤の例と
しては、炭素数1〜3の脂肪族アルコール、例えばメタ
ノール、エタノール、プロパノール;ケトン、例えばア
セトン、メチルエチルケトン;エーテル、例えばテトラ
ヒドロフラン、グライム、ジグライム、ジオキサン等が
挙げられ、とりわけメタノール、エタノール、アセトン
又はこれらと水との混合物が好ましい。
【0026】本発明で使用できるラジカル重合開始剤と
しては、アゾ化合物、例えば2,2′−アゾビスイソブ
チロニトリル、2,2′−アゾビス(2,4−ジメチル
バレロニトリル)、2,2′−アゾビス(4−メトキシ
−2,4−ジメチルバレロニトリル)、ジメチル−2,
2′−アゾビスイソブチレート、2,2′−アゾビス
(2−メチルブチロニトリル)、1,1′−アゾビス
(1−シクロヘキサンカルボニトリル)等が好ましい。
また、有機過酸化物、例えばtert−ブチルペルオク
トアート、ジクミルペルオキシド、ジ−tert−ブチ
ルペルオキシド、ジベンゾイルペルオキシドも使える
が、有機過酸化物を重合開始剤に用いた場合は、モノマ
ー(3)の3級アミノ基とレドックス反応を起こす可能
性があるため、40℃以下の低温で重合しなければなら
ない等、反応の制御に難しい面があり、工業的にはあま
り好ましくない。
【0027】重合開始剤の使用量は、モノマー混合物に
対し0.001〜2.0モル%が好ましく、0.01〜
1.0モル%がより好ましい。
【0028】重合は、モノマー混合物及び重合開始剤を
全量仕込んだ後、加熱して行ってもよいし、各モノマー
及び/又は重合開始剤を適宜滴下ないし分割仕込みする
ことにより行ってもよい。
【0029】重合の温度は、使用されるラジカル重合開
始剤、モノマー、溶剤の種類等により適宜選定される
が、通常30〜100℃、好ましくは40〜90℃であ
る。また、その共重合は通常行われているように窒素等
の不活性ガス雰囲気下で行うことができる。
【0030】重合工程の後、重合反応液から再沈殿、あ
るいは溶剤留去等の公知の方法で共重合体を単離するこ
とができる。また、再沈殿を繰り返したり、膜分離、ク
ロマトグラフ法、抽出法等の公知の方法により、得られ
た共重合体中から未反応のモノマーを除去することがで
きる。
【0031】こうして得られる共重合体の分子量(ゲル
ろ過クロマトグラフィー(ポリエチレングリコール換
算)による)は、重合条件を選択すれば1,000〜
1,000,000に制御でき、本発明には分子量1
0,000〜500,000、特に20,000〜20
0,000のものが好ましい。
【0032】かくして得られる共重合体は、水溶性付与
のために、その3級アミノ基を無機酸又は有機酸で中和
して使用することができる。この場合、全3級アミノ基
の50%以上を中和するのが好ましい。
【0033】かかる無機酸としては、例えば塩酸、硫
酸、リン酸等が;有機酸としては、例えば酢酸、グリコ
ール酸、ジメチルグリコール酸、乳酸、ジメチロールプ
ロピオン酸、酒石酸、クエン酸、マレイン酸、リンゴ酸
等が挙げられる。
【0034】また、共重合体中のアミノ基は、適当な4
級化剤を用いて4級化することもできる。この場合は全
3級アミノ基の50%以上を4級化することが好まし
い。
【0035】かかる4級化剤としては、例えばジメチル
硫酸、ジエチル硫酸等の硫酸ジアルキル;塩化メチル、
臭化プロピル、塩化ベンジル等のハロゲン化アルキルや
ハロゲン化アラルキルなどが挙げられる。
【0036】このような4級化共重合体は、モノマー
(3)を4級化剤にて4級化を行った後に共重合させる
方法によっても得ることができる。
【0037】本発明の被膜形成樹脂を含有する毛髪化粧
料としては、例えばヘアスプレー、セットフォーム、セ
ットローション、ジェル、シャンプー、リンス等が挙げ
られ、水溶液、水性アルコール溶液、乳濁液、クリー
ム、ゲル等の各種剤型で用いることが出来る。これら毛
髪化粧料は、ヘアスプレー、セットフォーム等のような
噴射剤を用いるものと、セットローション、ヘアセット
ジェル、シャンプー、リンス等のような噴射剤を用いな
いものとに大別されるが、本発明の毛髪化粧料として
は、噴射剤を用いるものが好ましい。
【0038】噴射剤を用いる毛髪化粧料においては、原
液中に本発明の被膜形成樹脂を0.01〜15%、好ま
しくは2〜8%、エタノール等の低級アルコール類、ポ
リオール類、水から選ばれる溶剤を50〜99.8%、
炭化水素類、エステル油類、シリコーン及びその誘導
体、天然油脂類等から選ばれる油剤を0.1〜20%含
有させるのが好ましい。その他、必要に応じて高級アル
コール類、ミリスチン酸オクチルドデシル、グリセリ
ン、ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレンヘキ
サデシルエーテル等の感触向上剤を0.5〜3.0%、
ポリオキシエチレンステアリルエーテル等アルキレンオ
キサイド付加型のアルキルエーテル類、カチオン化セル
ロース等のカチオン性高分子等の被膜形成助剤を0.1
〜3.0%併用してもよい。
【0039】噴射剤としては、LPG100%、ジメチ
ルエーテル(DME)100%、フロンガス100%、
LPG/フロン混合ガス、LPG/DME混合ガス等を
挙げることができるが、特にLPGガス50〜100%
の系のものが好適に用いられる。噴霧式毛髪化粧料にお
ける原液と噴射剤の比は5/95〜70/30、特に2
0/80〜50/50が好ましい。
【0040】また、ヘアセットジェルの如きゲル状形態
においては、本発明の被膜形成樹脂を0.5〜10.0
%、好ましくは1.0〜3.0%で、ポリアクリル酸、
ヒドロキシエチルセルロース等の水溶性高分子からなる
増粘剤を0.5〜2.0%、これに精製水及び所望によ
り低級アルコールからなる溶剤を用いるのが好ましい。
【0041】その他、シャンプー、リンス等に本発明の
被膜形成樹脂を使用することもでき、その場合0.1〜
5.0%、好ましくは0.5〜2.0%用いるのがよ
い。
【0042】更にまた、これらの毛髪化粧料組成物中に
は、一般に用いられる防腐剤、紫外線吸収剤、金属イオ
ン封鎖剤、抗フケ剤等の薬効剤のほか、色素、香料等を
目的に応じて添加してもよい。
【0043】
【発明の効果】本発明の被膜形成樹脂は、常湿度下のみ
ならず高湿度下においても非常にべたつきが少なく、か
つ優れた整髪力やセット保持力を有しながら、中和ある
いは4級化されたアミノ基を有することにより水溶性と
なるため、通常の水洗浄やシャンプー洗髪により容易に
洗い流すことができる。更に、本発明の被膜形成樹脂
は、LPGに対し相溶性が高い。また、LPG等炭化水
素系溶剤のみならず、芳香族系、ハロゲン系、ケトン
系、エステル系等の種々の有機溶剤に対しても良好な相
溶性を示すため、種々の形態で使用することができる。
例えば、天然皮革、合成皮革、ゴム、プラスチック、ガ
ラスなどの表面処理剤としても使用でき、各種基材に対
して良好な感触、艶、光沢を与え、組成を選べば防腐効
果、帯電防止効果等を付与することもできる。更につ
め、皮膚などのタンパクに対しても良好な密着性を示す
ので、マニキュア等にも使用できる。
【0044】
【実施例】以下、本発明を合成例及び実施例を挙げて更
に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。
【0045】合成例1〜12 還流冷却器、滴下ロート、温度計、窒素ガス導入管及び
攪拌装置を取り付けた四つ口フラスコ内にエタノール1
00部を入れ、60℃まで加熱した。その後、表1に示
す組成のモノマー混合物100部及びエタノール200
部(必要に応じて水も添加する)から成るモノマー溶液
と開始剤をエタノール33部に溶かした開始剤溶液と
を、1.5時間かけて窒素雰囲気下にて同時に滴下し、
更に8時間60℃を維持し、反応させた。重合後、ポリ
マーのエタノール溶液をn−ヘキサン中に注いで再沈精
製し、60℃、20mmHgにて12時間真空乾燥した。
【0046】得られたポリマーは全て白色の固体であっ
た。その重量平均分子量(ジメチルホルムアミド(DM
F)溶液でのGPC:ポリエチレングリコール(PE
G)換算)は、合成例1のポリマーが118,900
で、合成例2〜12のものが70,000〜200,0
00の範囲のものであった。
【0047】
【表1】
【0048】合成例13(アミノ基の4級化) 合成例1の組成のモノマー混合物を上記と同様の手法で
1.5時間滴下を行った後、60℃にて5時間反応を行
った。引き続きN,N−ジメチルアミノプロピルアクリ
ルアミドと等モル量のジエチル硫酸を1時間かけて滴下
した後、更に3時間反応させた。反応終了後ヘキサンに
て再沈精製して60℃、20mmHgにて12時間真空乾燥
した。得られたポリマーは白色の固体であった。合成例
13のポリマーは重量平均分子量が137,000(D
MF溶液でのGPC:PEG換算)であった。
【0049】実施例1〜13 エアゾール組成物の製造 表2に示す組成に従い、まず共重合体を無水エタノール
に溶解させ、次いで中和剤、ジメチルポリシロキサン
(TSF−451−5、東芝シリコーン社製)及び香料
を添加した。この溶液をエアゾール容器内に入れた後、
噴射剤を圧入してエアゾール組成物を得た。
【0050】
【表2】
【0051】実施例14 下記成分を混合し、毛髪用セットローションを得た。
【0052】
【表3】 成分 (%) 合成例1の共重合体 2.0 ポリエーテル変性シリコーン (KF−352A、信越化学工業社製) 1.0 乳酸 0.06 エタノール 86.44 精製水 10.0 香料 0.5 計 100.0
【0053】実施例15 下記成分を混合し、毛髪用シャンプーを得た。
【0054】
【表4】 成分 (%) ラウリルポリオキシエチレン硫酸エステル トリエタノールアミン塩(40%水溶液) (エマール20C、花王社製) 32.0 ラウロイルジエタノールアミド 4.0 ポリエチレングリコール (PEG6000、三洋化成工業社製) 1.0 合成例2の共重合体 1.0 乳酸 0.05 精製水 61.45 香料 0.5 計 100.0
【0055】実施例16 下記成分を混合し、毛髪用ジェルを得た。
【0056】
【表5】 成分 (%) 合成例2の共重合体 2.0 乳酸 0.05 精製水 80.0 カーボポール940(B.F.Goodrich社製) 0.5 トリエタノールアミン 0.5 エタノール 16.75 香料 0.2 計 100.0
【0057】実施例17 下記成分を混合し、毛髪用セットフォームを得た。
【0058】
【表6】 原液組成 (%) 合成例1の共重合体 3.0 ポリオキシエチレンラウリルエーテル (エマルゲン109P、花王社製) 0.5 ポリエーテル変性シリコーン (KF−352A、信越化学工業社製) 1.5 エタノール 10.0 精製水 84.71 香料 0.2 乳酸 0.09 計 100.0 噴射剤(LPG100%) 原液/噴射剤重量比=90/10
【0059】実施例18 下記成分を混合し、毛髪用リンスを得た。
【0060】
【表7】 成分 (%) 合成例1の共重合体 1.0 グリコール酸 0.04 ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド 2.0 セチルアルコール 2.0 精製水 94.76 香料 0.2 計 100.0
【0061】比較例1〜4 実施例1で用いた合成例1の共重合体に代え、比較例1
〜3では特開平2−180911号の合成例1〜3の共
重合体(乳酸100%中和)(尚、これら共重合体のモ
ノマー組成比を表8に記す)を、比較例4では市販の共
重合体メチルビニルエーテル/マレイン酸モノブチルエ
ステル(ガントレッツES425、ISP社製)を用い
た以外は実施例1と同様にしてエアゾール組成物を得
た。
【0062】
【表8】
【0063】実施例19 実施例1〜13、比較例1〜4のエアゾール組成物(ヘ
アスプレー)並びにこれらに含まれる被膜形成樹脂につ
いて以下の性能評価を行った。
【0064】(1)セット保持力試験 長さ18cm、重さ1.5gの毛束を水で濡らし、ロッド
に巻いて自然乾燥させた後、カールのついた毛束からロ
ッドをはずし、カールのついた毛髪に、実施例1〜1
3、比較例1〜4のヘアスプレーをそれぞれ4方向より
スプレーし、自然乾燥させた。その後、乾燥したカール
のついた毛髪を恒温恒湿箱(20℃、98%RH)につ
るし、カールののびを観察し、セット保持力を判定し
た。判定は、カールした毛髪のつるした状態における垂
直方向の長さを測定し、つるした直後の毛髪の長さをセ
ット保持力100%、カールのない元の毛髪の長さ(1
8cm)をセット保持力0%とし、つるして30分後にお
ける毛髪の長さの相対値(%)を求め、以下の基準で評
価した。結果を表13及び14に示す。
【0065】
【表9】「セット保持力」の評価基準 ランク 状態 ◎:81%以上。 ○:61〜80%。 △:51〜60%。 ×: 0〜50%。
【0066】(2)ごわつき・べたつきの官能試験 それぞれのヘアスプレーを実験用人頭モデル(ウィッ
グ)に噴射し、ごわつき及びべたつきの官能評価を下記
評価基準により行った。その結果を表13及び14に示
す。
【0067】
【表10】「ごわつき・べたつき」の評価基準 ◎:たいへん良い。 ○:良い。 △:普通。 ×:悪い。
【0068】(3)毛髪のつや試験 それぞれのヘアスプレーを実験用人頭モデル(ウィッ
グ)に噴射し、その状態を下記評価基準により目視評価
した。その結果を表13及び14に示す。
【0069】
【表11】「毛髪のつや」の評価基準 ◎:たいへん良い。 ○:良い。 △:普通。 ×:悪い。
【0070】(4)水溶性試験 それぞれのヘアスプレーをガラス板上に3秒間噴射し、
形成した被膜を水中に5分間浸漬し、その溶解状態を下
記評価基準により評価した。その結果を表13及び14
に示す。
【0071】
【表12】「水溶性・洗浄性の評価基準」 ◎:たいへん良い。 ○:良い。 △:普通。 ×:悪い。
【0072】(5)洗浄性試験 (4)の水溶性試験で水に浸漬させたものを、3%シャ
ンプー含有水中に浸漬させるのに代えたほかは、(4)
の水溶性試験と同様の方法及び評価基準によりシャンプ
ーによる洗浄性を評価した。
【0073】
【表13】
【0074】
【表14】
【0075】表13及び14からわかるように、比較例
1〜4のヘアスプレーはべたつきを有し、しかも比較例
1〜3のものはシャンプー洗浄性が悪い。これに対し、
実施例1〜13のヘアスプレーはこれら両方の条件を同
時に満足するもので、かつセット保持力にも優れてお
り、特にカチオン性モノマーの組成比の少ないものほど
良い傾向にあった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三田 勝巳 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式会 社研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)下記式(1) 【化1】 (式中、R1 は水素原子又はメチル基を、R2 及びR3
    は同一又は異なって水素原子又は炭素数4〜12のアル
    キル基を示すが、R2 とR3 が共に水素原子となること
    はない)で表わされる(メタ)アクリルアミド系モノマ
    ー 30〜80重量%、 (b)下記式(2) 【化2】 (式中、R1 は前記と同じものを示し、R4 及びR5
    同一又は異なって水素原子又は炭素数1〜3のアルキル
    基を示す)で表わされる(メタ)アクリルアミド系モノ
    マー 2〜50重量%、 (c)下記式(3) 【化3】 (式中、R1 は前記と同じものを示し、R6 は炭素数2
    又は3のアルキレン基を、R7 及びR8 は同一又は異な
    ってメチル基又はエチル基を示す。aは0又は1の数を
    示す)で表わされる(メタ)アクリル酸エステル系モノ
    マー又は(メタ)アクリルアミド系モノマー
    0〜30重量%、 (d)下記式(4) 【化4】 (式中、R1 は前記と同じものを示し、R9 及びR10
    同一又は異なって炭素数2〜4のアルキレン基を、R11
    は水素原子、炭素数1〜10のアルキル基又はフェニル
    基を示す。b及びcはそれぞれ0〜50の数を示すが、
    b及びcが同時に0となることはない)で表わされる
    (メタ)アクリル酸エステル系モノマー 0〜40
    重量%、の共重合体である被膜形成樹脂。
  2. 【請求項2】 共重合体が、その3級アミノ基の少なく
    とも50%が無機酸又は有機酸により中和されたもので
    あるか、あるいは4級化剤により4級化されたものであ
    る請求項1記載の被膜形成樹脂。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の被膜形成樹脂を含
    有する毛髪化粧料。
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