JP2010126520A - 毛髪化粧料 - Google Patents
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- NWMYHTBCNLTTJC-UHFFFAOYSA-N CC(C)C(C)(C)OC(C)(C)[NH+]([NH+](C)[NH-])[O-] Chemical compound CC(C)C(C)(C)OC(C)(C)[NH+]([NH+](C)[NH-])[O-] NWMYHTBCNLTTJC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Abstract
【課題】セット性及び再整髪性を有し、べたつき、洗髪後の残留感が少ない毛髪化粧料の提供。
【解決手段】N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート/エチル(メタ)アクリレートなどから選ばれる1種以上の共重合体と30℃で液体である、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル又はポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油を含有するする毛髪化粧料。
【選択図】なし
【解決手段】N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート/エチル(メタ)アクリレートなどから選ばれる1種以上の共重合体と30℃で液体である、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル又はポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油を含有するする毛髪化粧料。
【選択図】なし
Description
本発明は、セット性及び再整髪性に優れた毛髪化粧料に関する。
従来、整髪に用いるエアロゾル式毛髪化粧料は、毛髪セット用ポリマーの固着力を用いて、髪を固定するものが一般的であるが、一度毛髪を固定した後、ヘアスタイルが崩れると再度毛髪を固定(以下、「再整髪」という)することができず、仕上がった髪がごわつく、硬いなどの不満が生じている。
一方、ヘアワックスなどのスタイリング剤では、髪を油の粘着力で保持することから、髪は固まることなく自然な仕上がりが得られ、再整髪も可能であるが、油による粘着力はべたつきの原因となる。しかもヘアワックスの固着力は毛髪セット用ポリマーの固着力に比べて極めて弱く、思いどおりのヘアスタイルを長時間保持することは難しい。
そこで、毛髪セット用ポリマーと油剤を含有し、一定以上の粘着力を有する毛髪化粧料が、頭髪を固めずに自然なまとまりを付与でき、ヘアスタイルの保持性に優れるものとして提案されている(特許文献1)。しかし、このものは、粘着性が十分でないため、再整髪性が低く、思いどおりのヘアスタイルを長時間保持することは難しいという問題があった。
また、N-置換(メタ)アクリルアミド単量体とこれ以外の不飽和単量体との共重合体を毛髪化粧料の基剤として使用した、粘着性が低くべたつきの発生が抑制された毛髪化粧料が提案されている(特許文献2)。しかしながら、この技術は粘着性を低く抑えることを目的としたものであり(段落[0003])、実際に、当該文献に記載された毛髪化粧料は粘着性が低く、セット性にも劣るものである。
また、再整髪が可能な毛髪化粧料として、毛髪セット用ポリマーとポリオール溶剤とを一定比率で含有し、更に可塑剤として特定の非イオン界面活性剤を含有する組成物を原液とするエアロゾル化粧料(特許文献3)、1価分岐鎖アルコール、毛髪固定用高分子及び特定の非イオン界面活性剤を含有する透明毛髪化粧料(特許文献4)が提案されている。しかしながら、これらのものも、粘着性が十分でなく、思いどおりのヘアスタイルを長時間保持することは難しい。
従って本発明は、セット性及び再整髪性に優れ、しかもべたつき、洗髪後の残量感が少ない毛髪化粧料を提供することを目的とする。
本発明者らは、特定の毛髪セット用ポリマーと特定の可塑剤を組合せてなる毛髪化粧料が、上記要求を満たすものであることを見出した。
本発明は、次の成分(A)及び(B)を含有し、水酸基を2個以上有し分子量が62〜1000で30℃で液状の化合物の含有量が1質量%未満である毛髪化粧料を提供するものである。
(A) (A1)及び(A2)から選ばれる1種以上の共重合体
(A1) 次のモノマー(a)〜(d)を含むモノマー混合物から得られる共重合体
(a)一般式(1)で表される(メタ)アクリルアミド系モノマー:30〜80質量%
(A1) 次のモノマー(a)〜(d)を含むモノマー混合物から得られる共重合体
(a)一般式(1)で表される(メタ)アクリルアミド系モノマー:30〜80質量%
〔式中、R1 は水素原子又はメチル基を示し、R2 及びR3 は同一又は異なって水素原子又は炭素数4〜12のアルキル基を示すが、R2 とR3 が共に水素原子となることはない。〕
(b)一般式(2)で表される(メタ)アクリルアミド系モノマー:2〜50質量%
(b)一般式(2)で表される(メタ)アクリルアミド系モノマー:2〜50質量%
〔式中、R1 は前記と同じものを示し、R4 及びR5 は同一又は異なって水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を示す。〕
(c)一般式(3)で表される(メタ)アクリル酸エステル系モノマー又は(メタ)アクリルアミド系モノマー:0〜30質量%
(c)一般式(3)で表される(メタ)アクリル酸エステル系モノマー又は(メタ)アクリルアミド系モノマー:0〜30質量%
〔式中、R1 は前記と同じものを示し、R6 は炭素数2又は3のアルキレン基を示し、R7 及びR8 は同一又は異なってメチル基又はエチル基を示す。aは0又は1の数を示す。〕
(d)一般式(4)で表される(メタ)アクリル酸エステル系モノマー:0〜40質量%
(d)一般式(4)で表される(メタ)アクリル酸エステル系モノマー:0〜40質量%
〔式中、R1 は前記と同じものを示し、R9 及びR10は同一又は異なって炭素数2〜4のアルキレン基を示し、R11は水素原子、炭素数1〜10のアルキル基又はフェニル基を示す。b及びcはそれぞれ0〜50の数を示すが、b及びcが同時に0となることはない。〕
(A2) 次のモノマー(e)〜(h)を含むモノマー混合物から得られる共重合体
(e)一般式(5)で表される(メタ)アクリルアミド系モノマー:30〜80質量%
(A2) 次のモノマー(e)〜(h)を含むモノマー混合物から得られる共重合体
(e)一般式(5)で表される(メタ)アクリルアミド系モノマー:30〜80質量%
〔式中、R12 は水素原子又はメチル基を示し、R13 及びR14 は同一又は異なって水素原子又は炭素数4〜12のアルキル基を示すか、R13 とR14 が一緒になって隣接する窒素原子と共に環を形成する。〕
(f)一般式(6)で表される(メタ)アクリル酸エステル系モノマー:5〜45質量%
(f)一般式(6)で表される(メタ)アクリル酸エステル系モノマー:5〜45質量%
〔式中、R12 は前記と同じものを示し、R15は炭素数1〜4のアルキル基を示す。〕
(g)一般式(7)で表される(メタ)アクリル酸エステル系モノマー又は(メタ)アクリルアミド系モノマー:2〜30質量%
(g)一般式(7)で表される(メタ)アクリル酸エステル系モノマー又は(メタ)アクリルアミド系モノマー:2〜30質量%
〔式中、R12 は前記と同じものを示し、R16 は炭素数2又は3のアルキレン基を示し、R17 及びR18 は同一又は異なってメチル基又はエチル基を示す。aは0又は1の数を示す。〕
(h)一般式(8)で表される(メタ)アクリル酸エステル系モノマー:0〜30質量%
(h)一般式(8)で表される(メタ)アクリル酸エステル系モノマー:0〜30質量%
〔式中、R12 は前記と同じものを示し、R19 及びR20は同一又は異なって炭素数2〜4のアルキレン基を示し、R21は水素原子又はメチル基を示す。b及びcはそれぞれ0〜50の数を示すが、b及びcが同時に0となることはない。〕
(B) 30℃で液体である、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル又はポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油
(B) 30℃で液体である、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル又はポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油
本発明の毛髪化粧料は、セット性及び再整髪性に優れ、かつべたつき、洗髪後の残留感が少ない。
本発明で用いる成分(A)の共重合体のうち、(A1)における(a)一般式(1)で表される(メタ)アクリルアミド系モノマーとしては、例えばN-n-ブチル(メタ)アクリルアミド、N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド、N-オクチル(メタ)アクリルアミド、N-ラウリル(メタ)アクリルアミド、N-1-メチルウンデシル(メタ)アクリルアミド、N-2-エチルヘキシル(メタ)アクリルアミド、N-tert-オクチル(メタ)アクリルアミドが挙げられる。中でも、N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド、N-tert-オクチル(メタ)アクリルアミド、N-2-エチルヘキシル(メタ)アクリルアミド等のN-分岐アルキル(メタ)アクリルアミドが特に好ましい。
これらはいずれかを単独で、又は2種以上を組み合わせて、モノマー全体の30〜80質量%、好ましくは40〜70質量%用いられる。
これらはいずれかを単独で、又は2種以上を組み合わせて、モノマー全体の30〜80質量%、好ましくは40〜70質量%用いられる。
(b)一般式(2)で表される(メタ)アクリルアミド系モノマーとしては、例えば(メタ)アクリルアミド、N-メチル(メタ)アクリルアミド、N-エチル(メタ)アクリルアミド、N-イソプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N-ジメチル(メタ)アクリルアミド、N,N-ジエチル(メタ)アクリルアミドが挙げられる。中でも、N-メチル(メタ)アクリルアミド、N-エチル(メタ)アクリルアミド、N,N-ジメチル(メタ)アクリルアミド、N,N-ジエチル(メタ)アクリルアミドが特に好ましい。
これらはいずれかを単独で、又は2種以上を組み合わせて、モノマー全体の2〜50質量%、好ましくは10〜35質量%用いられる。
これらはいずれかを単独で、又は2種以上を組み合わせて、モノマー全体の2〜50質量%、好ましくは10〜35質量%用いられる。
(c)一般式(3)で表される(メタ)アクリル酸エステル系及び(メタ)アクリルアミド系モノマーとしては、例えばN,N-ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N-ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N-ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドが挙げられる。
これらはいずれかを単独で、又は2種以上を組み合わせて、モノマー全体の0〜30質量%、好ましくは0〜10質量%、更に好ましくは0.5〜5質量%用いられる。
これらはいずれかを単独で、又は2種以上を組み合わせて、モノマー全体の0〜30質量%、好ましくは0〜10質量%、更に好ましくは0.5〜5質量%用いられる。
また、(d)一般式(4)で表されるモノマーは、ポリオキシアルキレン鎖を有する(メタ)アクリル酸エステルである。式中のR11は、好ましくは水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基、最も好ましくはメチル基である。かかる(メタ)アクリル酸エステル系モノマー(4)としては、例えばヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、メトキシポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、エトキシポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ブトキシポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、フェノキシポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレートが挙げられる。ポリオキシアルキレン鎖は、C2-4アルキレンオキシドのホモポリマー又はコポリマーであり、コポリマーの場合はエチレンオキシド、プロピレンオキシド等のブロック共重合体でもランダム共重合体でもよい。アルキレンオキシドの重合度はガスクロマトグラフィーにて分析することができ、平均値で1〜50であるものが好ましい。
これらはいずれかを単独で、又は2種以上を組み合わせて、モノマー全体の0〜40質量%、好ましくは5〜30質量%、更に好ましくは10〜25質量%用いられる。
これらはいずれかを単独で、又は2種以上を組み合わせて、モノマー全体の0〜40質量%、好ましくは5〜30質量%、更に好ましくは10〜25質量%用いられる。
(A1)の共重合体としては、
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N-メチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N-メチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、
N-tert-オクチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジエチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、
N-tert-オクチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド/2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジエチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート
が好ましいものとして挙げられ、
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレートが特に好ましい。
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N-メチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N-メチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、
N-tert-オクチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジエチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、
N-tert-オクチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド/2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジエチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート
が好ましいものとして挙げられ、
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレートが特に好ましい。
また、(A2)における(e)一般式(5)で表される(メタ)アクリルアミド系モノマーとしては、例えば(メタ)アクリルアミド、N-n-ブチル(メタ)アクリルアミド、N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド、N-オクチル(メタ)アクリルアミド、N-ラウリル(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリロイルモルホリンが挙げられ、中でもN-ブチル(メタ)アクリルアミド、N-オクチル(メタ)アクリルアミド、N-ラウリル(メタ)アクリルアミドが特に好ましい。
これらはいずれかを単独で、又は2種以上を組み合わせて、モノマー全体の30〜80質量%、好ましくは40〜70質量%用いられる。
これらはいずれかを単独で、又は2種以上を組み合わせて、モノマー全体の30〜80質量%、好ましくは40〜70質量%用いられる。
(f)一般式(6)で表される(メタ)アクリル酸エステル系モノマーとしては、例えば(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチルが挙げられる。
これらはいずれかを単独で、又は2種以上を組み合わせて、モノマー全体の5〜45質量%、好ましくは10〜40質量%用いられる。
これらはいずれかを単独で、又は2種以上を組み合わせて、モノマー全体の5〜45質量%、好ましくは10〜40質量%用いられる。
(g)一般式(7)で表される(メタ)アクリル酸エステル系及び(メタ)アクリルアミド系モノマーとしては、例えばN,N-ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N-ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N-ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドが挙げられる。
これらはいずれかを単独で、又は2種以上を組み合わせて、モノマー全体の2〜30質量%、好ましくは5〜20質量%用いられる。
これらはいずれかを単独で、又は2種以上を組み合わせて、モノマー全体の2〜30質量%、好ましくは5〜20質量%用いられる。
また、(h)一般式(8)で表される(メタ)アクリル酸エステル系モノマーとしては、例えばヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、メトキシポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレートが挙げられる。ポリオキシアルキレン鎖は、C2-4アルキレンオキシドのホモポリマー又はコポリマーであり、コポリマーの場合はエチレンオキシド、プロピレンオキシド等のブロック共重合体でもランダム共重合体でもよい。アルキレンオキシドの重合度はガスクロマトグラフィーにて分析することができ、平均値で1〜50であるものが好ましい。
これらはいずれかを単独で、又は2種以上を組み合わせて、モノマー全体の0〜30質量%、好ましくは5〜15質量%用いられる。
これらはいずれかを単独で、又は2種以上を組み合わせて、モノマー全体の0〜30質量%、好ましくは5〜15質量%用いられる。
(A2)の共重合体としては、
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート/エチル(メタ)アクリレート、
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート/エチル(メタ)アクリレート、
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート/メチル(メタ)アクリレート、
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート/エチル(メタ)アクリレート、
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート/2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート/エチル(メタ)アクリレート、
N-tert-オクチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート/n-ブチル(メタ)アクリレート、
N-tert-オクチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート/n-ブチル(メタ)アクリレート、
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド/エチル(メタ)アクリレート
が好ましいものとして挙げられ、
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート/エチル(メタ)アクリレートが特に好ましい。
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート/エチル(メタ)アクリレート、
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート/エチル(メタ)アクリレート、
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート/メチル(メタ)アクリレート、
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート/エチル(メタ)アクリレート、
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート/2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート/エチル(メタ)アクリレート、
N-tert-オクチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート/n-ブチル(メタ)アクリレート、
N-tert-オクチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート/n-ブチル(メタ)アクリレート、
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド/エチル(メタ)アクリレート
が好ましいものとして挙げられ、
N-tert-ブチル(メタ)アクリルアミド/N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド/メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート/エチル(メタ)アクリレートが特に好ましい。
(A1)及び(A2)の共重合体は、それぞれ上記のようなモノマーを組み合わせてなるモノマー混合物を用いて、例えば、特開平8-291206号公報、又は特開平2-180911号公報に記載の方法により、製造することができる。
得られる共重合体の重量平均分子量(ゲルろ過クロマトグラフィー(ポリエチレングリコール換算)による)は、重合条件を選択すれば1,000〜1,000,000に制御でき、本発明においては、重量平均分子量10,000〜500,000、特に20,000〜200,000のものが好ましい。
かくして得られる共重合体は、水溶性付与のために、その3級アミノ基を無機酸又は有機酸で中和して使用することができる。この場合、全3級アミノ基の50%以上を中和するのが好ましい。
無機酸としては、例えば塩酸、硫酸、リン酸等が;有機酸としては、例えば酢酸、グリコール酸、ジメチルグリコール酸、乳酸、ジメチロールプロピオン酸、酒石酸、クエン酸、マレイン酸、リンゴ酸等が挙げられる。
また、共重合体中のアミノ基は、適当な4級化剤を用いて4級化することもできる。この場合は全3級アミノ基の50%以上を4級化することが好ましい。
かかる4級化剤としては、例えばジメチル硫酸、ジエチル硫酸等の硫酸ジアルキル;塩化メチル、臭化プロピル、塩化ベンジル等のハロゲン化アルキルやハロゲン化アラルキルなどが挙げられる。
このような4級化共重合体は、モノマー(3)又は(7)を4級化剤を用いて4級化した後に共重合させる方法によっても得ることができる。
成分(A)の共重合体としては、(A1)及び(A2)から選ばれる1種以上を用いることができ、毛髪化粧料の全組成中に0.3〜10質量%、特に0.5〜8質量%、更に0.7〜7質量%含有するのが、高いセット力と再セット性を得る上で好ましい。なお、本発明の毛髪化粧料が、エアロゾル原液と噴射剤からなるエアロゾル式毛髪化粧料である場合、各成分の含有量に関する限り、「全組成」とは、噴射剤を含まないエアロゾル原液の全組成をいうものとする。
成分(B)は、可塑剤として成分(A)と混合することで粘着性を生じさせるものである。成分(B)のうちポリオキシアルキレンアルキルエーテルとしては、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(付加モル数3〜9)、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン(4)セチルエーテル(ポリオキシエチレンの付加モル数1〜10)、ポリオキシエチレンオレイルエーテル(付加モル数4〜13)、ポリオキシエチレンアルキル(sec-C11-15)エーテル(付加モル数5〜9)、ポリオキシエチレンアルキル(sec-C12-14)エーテル(付加モル数5〜9)などが挙げられ、ポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油としてはポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(付加モル数5〜50)などが挙げられる。具体的には、ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(4)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(6)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル;ポリオキシエチレン(1)ポリオキシプロピレン(4)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(10)ポリオキシプロピレン(4)セチルエーテル;ポリオキシエチレン(4)オレイルエーテル、ポリオキシエチレン(8)オレイルエーテル、ポリオキシエチレン(13)オレイルエーテル;ポリオキシエチレン(7)セチル−ステアリルエーテル;ポリオキシエチレン(5)アルキル(sec-C11-15)エーテル、ポリオキシエチレン(7)アルキル(sec-C11-15)エーテル、ポリオキシエチレン(9)アルキル(sec-C11-15)エーテル;ポリオキシエチレン(5)アルキル(sec-C12-14)エーテル、ポリオキシエチレン(7)アルキル(sec-C12-14)エーテル、ポリオキシエチレン(9)アルキル(sec-C12-14)エーテルなどが挙げられる。また成分(B)のうちポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油としては、ポリオキシエチレン(5)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(10)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(30)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(40)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(50)硬化ヒマシ油などが挙げられる。
成分(B)の含有量は、高いセット力と再整髪性を得る観点から、全組成中の1〜30質量%、更には1.6〜16質量%、特に2〜10質量%が好ましい。
また、成分(A)と成分(B)の含有比率は、高いセット力と再整髪性を得る点から、質量比で(B)/(A)=35/65〜65/35、特に45/55〜60/40の範囲に調整することが好ましい。
本発明の毛髪化粧料は、水酸基を2個以上有し、分子量が62〜1000であり、30℃で液状の化合物の含有量が1質量%未満であることを要し、更には、そのような液状化合物の含有量が0.5質量%未満であることが好ましく、更には、そのような液状化合物を含有しないことが好ましい。更に好適な態様としては、より分子量の大きい化合物を含む範囲、すなわち、水酸基を2個以上有し、分子量が62〜2000、更には62〜3000、更には62以上の範囲までの液状化合物の含有量を、上記濃度未満に抑制することが好ましい。なお、ここでいう「液状」とは、ブルックフィールド型回転粘度計(ローターNo.2,回転数12rpm,60秒間,30℃)で測定した粘度が1000mPa・s以下の状態をいう。
かかる化合物としては、プロピレングリコール(分子量76.1)、1,3-ブチレングリコール(分子量90.1)、グリセリン(分子量92.1)、イソペンチレングリコール(分子量104.1)、ヘキシレングリコール(分子量118.2)、ジプロピレングリコール(分子量134.2)、ポリプロピレングリコール(重合度9,分子量540)、ポリエチレングリコール600等が挙げられる。
本発明の毛髪化粧料には、更に成分(C)として、30℃で固体のポリオキシアルキレンアルキルエーテル又はポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油を少量含有させることもできる。かかる成分(C)は成分(B)と同様、可塑剤として機能するものであるが、経時で成分(C)自体が析出することによる粘着性低下を回避し、セット持ちや再整髪性に優れたものとする観点より、成分(C)の含有量の成分(B)の含有量に対する質量比(C)/(B)は、0〜1、より好ましくは0〜0.8、更に好ましくは0〜0.6に制限される。
また、成分(B)及び成分(C)の合計含有量の成分(A)の含有量に対する質量比〔(B)+(C)〕/(A)は、高いセット力と再整髪性を得る観点から、0.8〜3、更には0.9〜2.5、特に1〜2が好ましい。
かかる成分(C)のうち30℃で固体のポリオキシアルキレンアルキルエーテルとしては、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(付加モル数12以上)、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン(4)セチルエーテル(ポリオキシエチレンの付加モル数20以上)ポリオキシエチレンオレイルエーテル(付加モル数30以上)、ポリオキシエチレンアルキル(sec-C11-15)エーテル(付加モル数30以上)、ポリオキシエチレンアルキル(sec-C12-14)エーテル(付加モル数30以上)などが挙げられ、30℃で固体のポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油としてはポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(付加モル数60以上)などが挙げられる。具体的には、ポリオキシエチレン(12)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(30)オレイルエーテル、ポリオキシエチレン(10)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(6)ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(13)セチル−ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(4)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(30)アルキル(sec-C11-15)、ポリオキシエチレン(30)アルキル(sec-C12-14)エーテルなどが挙げられ、成分(C)のうち30℃で固体のポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油としては、ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(80)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(100)硬化ヒマシ油などが挙げられる。
本発明の毛髪化粧料には、更に成分(D)として、炭素数14〜20の1価脂肪族分岐アルコールを少量含有させることもできるが、成分(A)との分離による粘着性の低下を回避し、セット力、セット持ち及び再整髪性に優れたものとする観点から、成分(D)の含有量の成分(A)の含有量に対する質量比(D)/(A)は、0〜0.2、より好ましくは0〜0.1、更に好ましくは0〜0.05に制限される。
かかる成分(D)としては、イソミリスチルアルコール、イソパルミチルアルコール、イソステアリルアルコール、イソアラキルアルコールが挙げられる。
本発明の毛髪化粧料には、更に溶媒としてエタノール及び/又は水が含有されることが好ましい。これらの含有量は、化粧料に含まれる共重合体や可塑剤の溶解性や噴霧状態を良好にする観点から、全組成中の4〜98.4質量%が好ましく、更には30〜98質量%、特に50〜95質量%が好ましい。
また、本発明の毛髪化粧料は、通常の毛髪化粧料に使用される各種成分、例えば、カチ
オン界面活性剤、アニオン界面活性剤、前記以外の非イオン界面活性剤、両性界面活性剤
、pH調整剤、ビタミン類、蛋白質、アミノ酸類、生薬類、防腐剤、紫外線吸収剤、酸化防
止剤、着色剤等を、目的に応じて含有することができる。
オン界面活性剤、アニオン界面活性剤、前記以外の非イオン界面活性剤、両性界面活性剤
、pH調整剤、ビタミン類、蛋白質、アミノ酸類、生薬類、防腐剤、紫外線吸収剤、酸化防
止剤、着色剤等を、目的に応じて含有することができる。
本発明の毛髪化粧料は、エアロゾル式スプレー、ポンプ式スプレー、エアロゾル式フォ
ーム、ポンプ式フォーム、ヘアワックス、セットローション等として、適用することがで
きる。
ーム、ポンプ式フォーム、ヘアワックス、セットローション等として、適用することがで
きる。
本発明の毛髪化粧料をエアロゾル式毛髪化粧料とする場合は、更に噴射剤を用いる。エアロゾル式毛髪化粧料は、噴射剤以外の成分(以下原液とする)と噴射剤とを耐圧容器に充填することにより製造される。
噴射剤としては、液化石油ガス(LPG)、ジメチルエーテル(DME)、炭酸ガス、窒素ガス、これらの混合物等が挙げられる。また、HFC-152a等の代替フロンを使用することもできる。噴射剤の量は、良好な作業性、整髪性、再整髪性と共に、良好な噴射特性と粘着特性を得るために、原液と噴射剤の質量比で、原液/噴射剤=5/95〜80/20、更には30/70〜70/30、更には40/60〜60/40の範囲が好ましい。また、耐圧容器内の圧力が良好な噴射特性と良好な粘着特性を得るためには20℃の温度で0.12〜0.45MPaになるように調整するのが好ましい。
原液は、30℃における粘度が15mPa・s以下、特に10mPa・s以下であるのが、原液を微細な液滴として噴射するために好ましい。なお、ここでの粘度とは、ブルックフィールド型粘度計(ローター BLアダプター,回転数30rpm,60秒間,30℃)により測定した値をいう。
耐圧容器に使用するバルブは、ステム径φ0.33〜0.46mm,ハウジング径φ0.33〜0.65mm×ベーパータップ径φ0〜0.64mmが好ましい。水を含む処方系では、特にステム径φ0.33〜0.42mm、ハウジング径φ0.33〜0.42mm、かつベーパータップ無しが好ましく、非水系では、特にステム径φ0.40〜0.46mm、ハウジング径φ0.42〜0.65mm×ベーパータップ径φ0.33〜0.46mmが好ましい。
実施例1〜3
表1に示す組成の毛髪化粧料を容器に封入してポンプスプレーとした(三谷バルブ社製のZ-155-120のスプレイヤーを使用)。得られたポンプスプレーについて、「セット性」、「再セット性」、「べたつきのなさ」及び「洗髪後の残留感のなさ」を評価した。結果を表1に併せて示す。
表1に示す組成の毛髪化粧料を容器に封入してポンプスプレーとした(三谷バルブ社製のZ-155-120のスプレイヤーを使用)。得られたポンプスプレーについて、「セット性」、「再セット性」、「べたつきのなさ」及び「洗髪後の残留感のなさ」を評価した。結果を表1に併せて示す。
●「セット性」、「べたつきのなさ」、「再整髪性」
(評価方法)
専門パネラー10人により、各ポンプスプレーを用いて髪をセットし、「セット性」、「べたつきのなさ」について官能評価を行った。
更に、整髪後、25℃、65%の環境で9時間経過後、「再整髪性」についても官能評価を行った。なお、評価は以下の基準に従って行い、10人の評価点の平均値で示した。
(評価方法)
専門パネラー10人により、各ポンプスプレーを用いて髪をセットし、「セット性」、「べたつきのなさ」について官能評価を行った。
更に、整髪後、25℃、65%の環境で9時間経過後、「再整髪性」についても官能評価を行った。なお、評価は以下の基準に従って行い、10人の評価点の平均値で示した。
(評価基準)
5:非常に良い。
4:良い。
3:やや良い。
2:やや悪い。
1:悪い。
5:非常に良い。
4:良い。
3:やや良い。
2:やや悪い。
1:悪い。
●「洗髪後の残留感のなさ」
専門パネラー10人により、各ポンプスプレーを用いて髪をセットして十分に乾燥後、シャンプーを使って髪を洗浄し、十分に濯いでヘアドライヤーによって乾燥させた。この時の髪の手触りにおける剤の残留感を評価した。評価は以下の基準に従って行い、10人の評価点の平均値で示した。
専門パネラー10人により、各ポンプスプレーを用いて髪をセットして十分に乾燥後、シャンプーを使って髪を洗浄し、十分に濯いでヘアドライヤーによって乾燥させた。この時の髪の手触りにおける剤の残留感を評価した。評価は以下の基準に従って行い、10人の評価点の平均値で示した。
(評価基準)
5:残留感は全くない。
4:残留感はほとんどない。
3:僅かに残留感があるが不快ではない。
2:残留感がありやや不快である。
1:残留感があり非常に不快である。
5:残留感は全くない。
4:残留感はほとんどない。
3:僅かに残留感があるが不快ではない。
2:残留感がありやや不快である。
1:残留感があり非常に不快である。
実施例4〜11及び比較例1〜2
常法に従って表2に示すヘアスプレー原液を調製し、噴射剤としてのLPG(0.15MPa,20℃)と共に、下記バルブ及びボタンを備えたエアロゾル容器に充填して、エアロゾル式毛髪化粧料(ヘアスプレー)を製造した。容器内の圧力は20℃で0.23Mpaであった。
バルブ:ステム径φ0.41mm,ハウジング径φ0.64mm×ベーパータップ径φ0.41mm
ボタン:口径φ0.46mm(MB,コンケープ)
(日本プリシジョンバルブ社)
常法に従って表2に示すヘアスプレー原液を調製し、噴射剤としてのLPG(0.15MPa,20℃)と共に、下記バルブ及びボタンを備えたエアロゾル容器に充填して、エアロゾル式毛髪化粧料(ヘアスプレー)を製造した。容器内の圧力は20℃で0.23Mpaであった。
バルブ:ステム径φ0.41mm,ハウジング径φ0.64mm×ベーパータップ径φ0.41mm
ボタン:口径φ0.46mm(MB,コンケープ)
(日本プリシジョンバルブ社)
表2のエアロゾル式毛髪化粧料について、実施例1〜3と同様にして、「セット性」、「再整髪性」、「べたつきのなさ」及び「洗髪後の残留感のなさ」を評価した。結果を表2に併せて示す。
Claims (4)
- 次の成分(A)及び(B)を含有し、水酸基を2個以上有し分子量が62〜1000で30℃で液状の化合物の含有量が1質量%未満である毛髪化粧料。
(A) (A1)及び(A2)から選ばれる1種以上の共重合体
(A1) 次のモノマー(a)〜(d)を含むモノマー混合物から得られる共重合体
(a)一般式(1)で表される(メタ)アクリルアミド系モノマー:30〜80質量%
(b)一般式(2)で表される(メタ)アクリルアミド系モノマー:2〜50質量%
(c)一般式(3)で表される(メタ)アクリル酸エステル系モノマー又は(メタ)アクリルアミド系モノマー:0〜30質量%
(d)一般式(4)で表される(メタ)アクリル酸エステル系モノマー:0〜40質量%
(A2) 次のモノマー(e)〜(h)を含むモノマー混合物から得られる共重合体
(e)一般式(5)で表される(メタ)アクリルアミド系モノマー:30〜80質量%
(f)一般式(6)で表される(メタ)アクリル酸エステル系モノマー:5〜45質量%
(g)一般式(7)で表される(メタ)アクリル酸エステル系モノマー又は(メタ)アクリルアミド系モノマー:2〜30質量%
(h)一般式(8)で表される(メタ)アクリル酸エステル系モノマー:0〜30質量%
(B) 30℃で液体である、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル又はポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油 - 成分(A)及び成分(B)の含有比率が、質量比で(B)/(A)=35/65〜65/35である請求項1記載の毛髪化粧料。
- 更に、噴射剤を含有するエアロゾル式毛髪化粧料である請求項1又は2記載の毛髪化粧料。
- エアロゾル式毛髪化粧料における噴射剤以外の成分(原液)と、噴射剤との質量比が、原液/噴射剤=5/95〜80/20である請求項3記載の毛髪化粧料。
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JP2015081342A (ja) * | 2013-10-24 | 2015-04-27 | 花王株式会社 | 洗浄剤組成物 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH02180911A (ja) * | 1988-12-09 | 1990-07-13 | Kao Corp | 被膜形成樹脂及びそれを含有する毛髪化粧料 |
JPH08217647A (ja) * | 1995-02-20 | 1996-08-27 | Kao Corp | 整髪剤組成物 |
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-
2008
- 2008-12-01 JP JP2008306081A patent/JP2010126520A/ja active Pending
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