JPH11143664A - コンピュータシステムを利用した印刷処理装置 - Google Patents

コンピュータシステムを利用した印刷処理装置

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JPH11143664A
JPH11143664A JP30425097A JP30425097A JPH11143664A JP H11143664 A JPH11143664 A JP H11143664A JP 30425097 A JP30425097 A JP 30425097A JP 30425097 A JP30425097 A JP 30425097A JP H11143664 A JPH11143664 A JP H11143664A
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洋樹 棟朝
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  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 アプリケーションプログラムの印刷設定画面
とプリンタドライバのプリンタ設定画面を同時に表示さ
せ、両者の設定内容の相反することを防止する。 【解決手段】 コンピュータシステムを利用した印刷処
理装置は、印刷機能を有するアプリケーションプログラ
ムまたはアプリケーションプログラムからコンピュータ
のオペレーティングシステムを介してプリンタ装置へ直
接印刷データを送信する、特化したプリンタドライバを
有するシステムであって、アプリケーションプログラム
を用いて印刷動作を行う際にアプリケーションプログラ
ムの持つ印刷設定画面とプリンタドライバの持つプリン
タ設定画面を同時に表示する表示手段と、前記印刷設定
画面と前記プリンタ設定画面が持つ設定内容の項目のう
ち重複している項目を抽出し、これらの内容が相反する
ことを防止する印刷設定手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷データを編集
するアプリケーションソフトとプリンタ装置の設定を行
うプリンタドライバを搭載し、その双方が印刷設定画面
を持つようなコンピュータシステムを利用した印刷処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平7−44338号公報には、コン
ピュータ上の印刷機能を持つアプリケーションについ
て、その印刷機能を一つの機能として独立させることに
より、アプリケーション毎に異なっているユーザーイン
タフェースや印刷機能の統一性を実現するための印刷制
御装置及び方法が開示されている。
【0003】特開平2−41557号公報では、文書作
成処理機能と印刷処理機能を有する文書作成処理システ
ムにおいて、レイアウト画面に対する操作により、レイ
アウトに関する書式について書式を変更できるものが開
示されている。
【0004】ところが、ウインドゥズ(Window
s)のようなOSでは各プリンタごとにプリンタドライ
バを持ち、そのプリンタドライバの設定できる内容が各
々違う。例えば、特開平2−41557号公報ではその
ようなプリンタドライバの設定内容を参照してプレビュ
ーするようなことはしていない。よって、トナーセーブ
モード、ステープルの設定など各プリンタが個々に持つ
機能についてはプレビュー画面上に反映されず、プレビ
ュー画面と実際に用紙に印刷した結果とが食い違うこと
があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の技
術では、コンピュータの周辺機器を、各機種固有のデバ
イスドライバを用いて機種間での差異を吸収し、共通に
利用できるようにしたオペレーティングシステムを搭載
するコンピュータシステムにおいては、アプリケーショ
ンを使用して印刷を行う際、アプリケーション側での印
刷設定画面と、プリンタドライバ側のプリンタ設定画面
が存在し、両者のうちの各項目が重複している場合があ
る。これでは、ユーザーとしては設定方法が分かりにく
く、両者の設定内容が食い違っている場合などで、印刷
ミスを起し易いという問題があった。
【0006】また、上記従来技術を先のようなオペレー
ティングシステムを搭載するコンピュータシステムに適
用しようとする場合、プリンタ装置固有の機能を設定す
ることができないために、実現が困難であった。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためのもの
であって、アプリケーションプログラムを用いて印刷動
作を行う際にアプリケーションプログラムの持つ印刷設
定画面とプリンタドライバの持つプリンタ設定画面を同
時に表示させ、両者の持つ設定内容の項目のうち重複し
ている項目を抽出し、これらの内容が相反することを防
止するコンピュータシステムを利用した印刷処理装置を
提供することを目的とする。
【0008】更に、本発明は、上記課題を解決するため
のものであって、アプリケーションプログラムを用いて
印刷動作を行う際に、アプリケーションプログラムの持
つ印刷設定項目と、プリンタドライバの持つプリンタ設
定項目とを抽出し、印刷設定に必要な全項目を一つの画
面に一覧表示して設定させるコンピュータシステムを利
用した印刷処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のコンピュ
ータシステムを利用した印刷処理装置は、コンピュータ
にプリンタ装置が接続され、印刷機能を有するアプリケ
ーションプログラムまたはアプリケーションプログラム
からコンピュータのオペレーティングシステムを介して
前記プリンタ装置へ直接印刷データを送信する、前記プ
リンタ装置に特化したプリンタドライバを有するシステ
ムであって、アプリケーションプログラムを用いて印刷
動作を行う際にアプリケーションプログラムの持つ印刷
設定画面とプリンタドライバの持つプリンタ設定画面を
同時に表示する表示手段と、前記印刷設定画面と前記プ
リンタ設定画面が持つ設定内容の項目のうち重複してい
る項目を抽出し、これらの内容が相反することを防止す
る印刷設定手段を備えることを特徴とする。
【0010】請求項2記載のコンピュータシステムを利
用した印刷処理装置は、アプリケーションプログラムの
持つ印刷設定内容の項目と、プリンタドライバの持つプ
リンタ設定内容の項目のうち、重複している項目はプリ
ンタドライバの持つプリンタ設定画面では入力を禁止す
ることを特徴とする。
【0011】請求項3記載のコンピュータシステムを利
用した印刷処理装置は、アプリケーションプログラムの
持つ印刷設定内容の項目と、プリンタドライバの持つプ
リンタ設定内容の項目のうち、重複している項目はプリ
ンタドライバの持つプリンタ設定画面から消去すること
を特徴とする。
【0012】請求項4記載のコンピュータシステムを利
用した印刷処理装置は、アプリケーションプログラムの
持つ印刷設定内容の項目と、プリンタドライバの持つプ
リンタ設定内容の項目のうち、重複している項目が操作
された場合は警告することを特徴とする。
【0013】請求項5記載のコンピュータシステムを利
用した印刷処理装置は、アプリケーションプログラムを
用いて印刷動作を行う際に、アプリケーションプログラ
ムの持つ印刷設定項目と、プリンタドライバの持つプリ
ンタ設定項目とを抽出し、印刷設定に必要な全項目を一
つの画面に一覧表示して設定させる機能を持った印刷設
定手段を含むことを特徴とする。
【0014】請求項6記載のコンピュータシステムを利
用した印刷処理装置は、印刷プレビュー画面を同時に表
示させると共に、前記プリンタドライバ設定画面上でト
ナーセーブモードを設定すると、プレビュー画面上の画
像を薄く表示することを特徴とする。
【0015】請求項7記載のコンピュータシステムを利
用した印刷処理装置は、印刷プレビュー画面を同時に表
示させると共に、前記プリンタドライバ設定画面上で給
紙タイプを各ページごとに設定できる機能を備える場
合、用紙の種類の違いをプレビュー画面上で認識できる
ことを特徴とする。
【0016】請求項8記載のコンピュータシステムを利
用した印刷処理装置は、前記プリンタドライバ設定画面
上で給紙トレイを各ページごとに設定できる機能を備え
る場合、各トレイごとの背景グラフィックスをユーザー
が設定できることを特徴とする。
【0017】請求項9記載のコンピュータシステムを利
用した印刷処理装置は、印刷プレビュー画面を同時に表
示させると共に、前記プリンタドライバ設定画面上でス
テープルを設定すると、すべてのページのプレビュー画
面上にステープルの位置を表示することを特徴とする。
【0018】請求項10記載のコンピュータシステムを
利用した印刷処理装置は、プレビュー画面を直接操作す
ることによって、ステープル位置を修正することができ
るもので、不可能な位置指定がなされた場合は警告、無
視、あるいは自動的に一番近い選択可能なステープル位
置を選択することを特徴とする。
【0019】請求項11記載のコンピュータシステムを
利用した印刷処理装置は、印刷プレビュー画面を同時に
表示させると共に、前記プリンタドライバ設定画面上で
両面印刷モードを設定すると、各ページのプレビュー画
面に印刷用紙の表か裏の情報を表示し、かつプレビュー
画面上の操作によって空白ページを任意の場所に挿入、
削除する編集を行い、各ページを表面あるいは裏面にで
きることを特徴とする。
【0020】請求項12記載のコンピュータシステムを
利用した印刷処理装置は、印刷プレビュー画面を同時に
表示させると共に、前記プリンタドライバ設定画面上で
両面印刷モードに設定した場合、長辺綴じ、短編綴じな
どの各モードに応じて、見開きでプレビューすることを
特徴とする。
【0021】請求項13記載のコンピュータシステムを
利用した印刷処理装置は、印刷プレビュー画面を同時に
表示させると共に、前記プリンタドライバ設定画面上で
綴じ代の設定を行うと、すべてのページのプレビュー画
面上に綴じ代の範囲を表示することを特徴とする。
【0022】請求項14記載のコンピュータシステムを
利用した印刷処理装置は、印刷プレビュー画面を同時に
表示させると共に、プリンタドライバ設定画面で用紙の
印刷向きを、左右反転、180度回転、白黒反転する機
能を備える場合、それをプレビュー画面上に反映するこ
とを特徴とする。
【0023】請求項15記載のコンピュータシステムを
利用した印刷処理装置は、プレビュー画面上の操作によ
って、各ページごとに左右反転、180度回転、白黒反
転の設定することを特徴とする。
【0024】請求項16記載のコンピュータシステムを
利用した印刷処理装置は、印刷プレビュー画面を同時に
表示させると共に、プレビュー画面上で合紙設定ができ
ることを特徴とする。
【0025】請求項1記載のコンピュータシステムを利
用した印刷処理装置によれば、アプリケーションプログ
ラムの持つ印刷設定内容の項目と、プリンタドライバの
持つプリンタ設定内容の項目のうち、重複する項目に対
して入力がされた場合に、両者の内容が相反することを
防止する機能を持たせたことによって、印刷設定の誤り
による印刷ミスを防止することができる。
【0026】請求項5記載のコンピュータシステムを利
用した印刷処理装置によれば、アプリケーションプログ
ラムの持つ印刷設定項目と、プリンタドライバの持つプ
リンタ設定項目とを抽出し、印刷設定に必要な全項目を
一つの画面に一覧表示して設定させることにより、印刷
に必要な設定項目が統一化されユーザーが理解しやすく
なり、操作性が向上する。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態のコ
ンピュータシステムを利用した印刷処理装置について図
面を参照しながら説明する。
【0028】〔実施の形態1〕図1は本発明の一実施の
形態に対応するコンピュータのハードウェアシステムの
ブロック図、図2は本発明の一実施の形態に対応するコ
ンピュータのソフトウェアシステムのブロック図、図3
は一実施の形態を説明するフローチャートである。
【0029】図1において、コンピュータ1−1には、
表示装置1−2、入力装置1−3、およびプリンタ装置
1−4が接続される。ユーザーは、入力装置1−3を操
作して印刷したいドキュメントを作成・入力し、入力結
果は表示装置1−2に表示され、プリンタ装置1−4に
よって印字が出力される。コンピュータ1−1にはプリ
ンタインタフェース部1−6、CPU1−7、入力装置
インタフェース部1−8、表示装置インタフェース部1
−9、記憶装置1−11が内蔵され、これらはデータバ
ス1−10によって内部接続される。記憶装置1−11
には、アプリケーション1−12、印刷設定支援ソフト
1−13、オペレーティングシステム1−14、プリン
タドライバ1−15が記憶される。
【0030】アプリケーション1−12は、ユーザーが
印刷したいドキュメントを作成するための編集機能およ
び印刷設定を司る各インタフェースを提供する。印刷設
定支援ソフト1−13は、アプリケーション1−12と
プリンタドライバ1−15がそれぞれ別個に持つ印刷設
定機能を統合して管理するソフトウェアである。オペレ
ーティングシステム1−14は、アプリケーション1−
12、印刷設定支援ソフト1−13、プリンタドライバ
1−15および各インタフェース部とデータのやり取り
を行い、CPU1−7に演算処理を行わせてコンピュー
タ全体の処理を司るための基本ソフトウェアである。プ
リンタドライバ1−15は、各プリンタ装置の機種毎に
特化しており、オペレーティングシステム1−14から
送られて来る印刷データをプリンタ装置1−4が直接理
解できる形態に再構成し、プリンタインタフェース部1
−6へ送信する。
【0031】図2において、アプリケーション2−1
は、ユーザーが印刷したいドキュメントを作成するため
の編集機能および印刷設定を司る各インタフェースを提
供する。ユーザインタフェース部2−2は、ユーザーが
印刷したいドキュメントを入力・編集し、また印刷設定
値を入力させるためのインタフェース部である。印刷デ
ータインタフェース部2−3は、印刷データをオペレー
ティングシステム2−28を介してプリンタドライバへ
送信するためのインタフェース部である。印刷支援ソフ
トとのインタフェース部2−4は、印刷設定情報記憶部
2−8に記憶されている印刷設定情報および印刷データ
記憶部2−6に記憶されている印刷データを印刷支援ソ
フト2−9へ送信する際に用いられるインタフェース部
である。
【0032】データ処理部2−5は、ユーザーが編集し
たドキュメントをオペレーティングシステム2−28に
送信する印刷データに変換する処理を行う。印刷データ
記憶部2−6は、データ処理部2−5が変換した印刷デ
ータを記憶する部分である。印刷設定画面表示部2−7
は、印刷設定情報記憶部2−8に記憶されている、本ア
プリケーションが規定する項目の印刷設定情報を表示
し、この値をユーザーが操作するための画面表示を行う
部分である。印刷設定情報記憶部2−8は、本アプリケ
ーションが規定する項目の印刷設定情報を記憶する部分
である。
【0033】印刷設定支援ソフト2−9は、アプリケー
ション2−1とプリンタドライバ2−16がそれぞれ別
個に持つ印刷設定機能を統合して管理するソフトウェア
である。アプリケーションとのインタフェース部2−1
0は、印刷支援ソフトとのインタフェース部2−4から
送られて来るアプリケーションの印刷設定情報および印
刷データ記憶部2−6に記憶されている印刷データを受
信する部分である。データ処理部2−11は、アプリケ
ーション2−1から受信した印刷設定情報と、プリンタ
ドライバ2−16から受信したプリンタ設定情報を解析
し、互いに重複している設定項目を抽出する処理を行う
部分である。
【0034】プリンタドライバとのインタフェース部2
−12は、印刷支援ソフトとのインタフェース部2−1
7から送られて来るプリンタ設定情報を受信し、また総
合印刷情報記憶部2−14に記憶されている総合印刷情
報を印刷支援ソフトとのインタフェース部2−17へ送
信する部分である。印刷プレビュー表示部2−13は、
総合印刷情報記憶部2−14に記憶されている総合印刷
情報と、アプリケーションとのインタフェース部2−1
0で受信した印刷データをもとに、印刷プレビューを表
示する部分である。総合印刷情報記憶部2−14は、デ
ータ処理部2−11によって抽出された、アプリケーシ
ョンから受信した印刷設定情報とプリンタドライバから
受信したプリンタ設定情報のうち互いに重複している設
定項目と、その他の印刷に必要な全ての設定値を記憶す
る部分である。
【0035】警告メッセージ表示部2−15は、アプリ
ケーションの印刷設定情報とプリンタドライバのプリン
タ設定情報のうち互いに重複している設定項目のいずれ
かが操作された場合に警告メッセージの表示を行う部分
である。プリンタドライバ2−16は、オペレーティン
グシステム2−28から印刷データを受信し、これをプ
リンタ装置2−27が直接理解できる形態に再構成して
プリンタ装置2−27へ送信し、印刷を実行させる部分
である。
【0036】印刷支援ソフトとのインタフェース部2−
17は、プリンタ設定情報記憶部2−21に記憶されて
いるプリンタ設定情報を印刷支援ソフト2−9へ送信す
る部分である。データ処理部2−18は、印刷データイ
ンタフェース部2−24で受信する印刷データをプリン
タ装置2−27が直接理解できる形態に再構成する変換
処理を行う部分である。
【0037】ユーザインタフェース部2−19は、プリ
ンタ設定画面表示部2−20によって表示されるプリン
タ設定画面に対して、ユーザーが操作してプリンタ設定
値を入力するためのインタフェースを提供する部分であ
る。プリンタ設定画面表示部2−20は、プリンタ設定
情報記憶部2−21に記憶されている、プリンタ設定項
目およびプリンタ設定値について、この値をユーザーが
操作するための画面表示を行う部分である。プリンタ設
定情報記憶部2−21は、プリンタ装置2−27が印刷
を実行するために必要な設定項目の内容と、その全ての
値を記憶する部分である。
【0038】印刷データ記憶部2−22は、データ処理
部2−18によって変換された印刷データを記憶する部
分である。印刷処理部2−23は、印刷データ記憶部2
−22に記憶されている印刷データと、プリンタ設定情
報記憶部2−21に記憶されているプリンタ設定情報を
合成し、プリンタインタフェース部2−25へ送信する
部分である。印刷データインタフェース部2−24は、
オペレーティングシステム2−18から送信される印刷
データを受信する部分である。
【0039】プリンタインタフェース部2−25は、印
刷処理部2−23から送信されるプリンタ設定情報およ
び印刷データをプリンタ装置2−27へ送信する部分で
ある。プリンタ装置2−27は、プリンタドライバから
送信される印刷データをインタフェース部2−26で受
信し、用紙への出力を行う。オペレーティングシステム
2−28は、アプリケーション2−1から送信される印
刷データを受信し、プリンタドライバ2−16へ送信す
る。
【0040】図3を参照すると、ステップ3−1では、
ユーザーはコンピュータ装置1の記憶装置11上にある
アプリケーション16を用いて印刷ドキュメントを作成
し、ステップ3−2印刷コマンドを選択する。ステップ
3−3では、アプリケーション16はこれを受けて印刷
設定情報記憶部2−8に予め記憶されている、印刷設定
項目・印刷設定値をもとに印刷設定入力画面を表示し、
印刷支援ソフト2−9を呼び出すとともに印刷設定項目
・印刷設定値を送信する。
【0041】ステップ3−4では、呼び出された印刷支
援ソフト2−9は印刷設定項目・印刷設定値を受信して
総合印刷情報記憶部2−14へ記憶し、ステップ3−5
では、プリンタドライバ2−16にプリンタ設定項目・
プリンタ設定値の送信を要求する。ステップ3−6で
は、プリンタドライバは、プリンタ設定情報記憶部2−
21に予め登録されている、プリンタ設定項目・プリン
タ設定値を印刷支援ソフト2−9へ送信するとともに、
プリンタ設定画面表示部2−20によってプリンタ設定
入力画面を表示する。
【0042】ステップ3−7では、印刷支援ソフト2−
9は、受信したアプリケーションの印刷設定項目とプリ
ンタドライバのプリンタ設定項目についてデータ処理部
2−11で解析し、両者で重複している項目を抽出す
る。抽出された重複項目は総合印刷情報記憶部2−14
に記憶される。ステップ3−8では、続いて、ユーザー
は印刷したいドキュメントの印刷設定をアプリケーショ
ン2−1の印刷設定画面あるいはプリンタドライバ2−
16のプリンタ設定画面に入力する。ステップ3−9で
は、入力した設定値は直ちに印刷支援ソフト2−9のデ
ータ処理部2−11を経由して総合印刷情報記憶部2−
14へ送られ、更新される。ステップ3−10では、こ
のときデータ処理部2−11において、更新された項目
が重複項目であると判断された場合、ステップ3−11
では、更新された項目がアプリケーション側の設定画面
に入力された場合は、ステップ3−13では、当該設定
値をプリンタドライバ2−16へ送信する。プリンタド
ライバ2−16は当該設定値を受信すると、プリンタ設
定情報記憶部2−21に記憶されている既存の値を更新
し、同時に、プリンタ設定画面表示部35で表示されて
いる値も更新される。
【0043】ステップ3−11では、また、更新された
項目がプリンタドライバ側の設定画面に入力された場合
であれば、ステップ3−12では、印刷支援ソフト2−
9は当該設定値をアプリケーション2−1へ送信し、ア
プリケーション2−1は当該設定値を受信すると、印刷
設定情報記憶部2−8に記憶されている既存の値を更新
し、更新された値は印刷設定画面表示部2−7で表示さ
れる。
【0044】上記の処理の後、ステップ3−14では、
ユーザーが印刷開始コマンドを選択すれば、ステップ3
−15では、アプリケーション2−1の印刷データ記憶
部2−6に記憶された印刷データはプリンタドライバ2
−16へ送信される。ステップ3−16では、プリンタ
ドライバ2−16で受信された印刷データは、プリンタ
設定情報記憶部2−21に記憶されている設定値ととも
に、データ処理部2−18で処理され、プリンタ装置が
印刷可能な形態に変換される。変換された印刷データは
印刷処理部2−23によって、プリンタインタフェース
部2−25を介してプリンタ装置2−26に送信され、
ステップ3−17では、印刷が実行される。
【0045】〔実施の形態2〕図4は実施の形態2を説
明するフローチャートである。図3のステップ3−7に
おいて抽出された重複項目は、総合印刷情報記憶部2−
14に記憶されると同時に、ステップ4−1ではプリン
タドライバ2−16へ送信され、ステップ4−2ではプ
リンタ設定情報記憶部2−21に記憶される。
【0046】ステップ4−3では、プリンタドライバ2
−16のユーザインタフェース部2−20は、プリンタ
設定画面上にあるカーソルの位置について、ユーザーが
カーソルを移動させる操作を行った場合、ステップ4−
4では指示されたカーソルの移動先がプリンタ設定情報
記憶部2−21に記憶された重複項目の入力位置であっ
た場合、ステップステップ4−6ではカーソルを元の位
置のまま移動させない。ステップ4−5では指示された
カーソルの移動先が重複項目の入力位置以外であれば、
カーソルを指定先に移動させる。
【0047】ステップ4−7では、上記の操作により、
ユーザーは重複項目以外の印刷設定項目・プリンタ設定
項目入力位置にカーソルを移動させ、適宜設定値を入力
する。ステップ4−8では、入力した設定値は直ちに印
刷支援ソフト2−9のデータ処理部26を経由して総合
印刷情報記憶部2−14へ送られ、更新される。ステッ
プ4−9では、このときデータ処理部2−11におい
て、更新された項目が重複項目であると判断された場
合、当該設定値をプリンタドライバ2−16へ送信す
る。
【0048】ステップ4−10では、プリンタドライバ
2−16は当該設定値を受信すると、プリンタ設定情報
記憶部2−21に記憶されている既存の値を更新し、同
時に、プリンタ設定画面表示部2−20で表示されてい
る値も更新される。ステップ4−11では、上記の処理
の後、ユーザーが印刷開始コマンドを選択すると、既に
実施例1で示した手順により印刷が実行される。
【0049】〔実施の形態3〕図5は実施の形態3を説
明するフローチャートである。図5のステップ5−1に
おいて、プリンタドライバ2−16は、プリンタ設定情
報記憶部2−21に予め登録されている、プリンタ設定
項目・プリンタ設定値を印刷支援ソフト2−9へ送信す
る。
【0050】ステップ5−2では印刷支援ソフトは、受
信したアプリケーション2−1の印刷設定項目とプリン
タドライバ2−16のプリンタ設定項目についてデータ
処理部2−11で解析し、両者で重複している項目を抽
出する。抽出された重複項目は総合印刷情報記憶部2−
14に記憶されると同時に、プリンタドライバ2−16
へ送信され、プリンタ設定情報記憶部2−21に記憶さ
れる。
【0051】ステップ5−3では、プリンタ設定画面表
示部2−20において、プリンタ設定情報記憶部2−2
1から各プリンタ設定項目を読み出す。ステップ5−
4,ステップ5−5では、読み出した項目が重複項目で
ない場合は画面上に設定値と入力部を画面上に表示し、
重複項目であればこれらは表示しない。
【0052】ステップ5−6では、上記の処理を全プリ
ンタ設定項目について行った後、ステップ5−9では、
ユーザーは印刷したいドキュメントの印刷設定値をアプ
リケーションの印刷設定画面あるいはプリンタドライバ
のプリンタ設定画面に入力する。ステップ5−8では、
入力した設定値は直ちに印刷支援ソフト2−9のデータ
処理部を経由して総合印刷情報記憶部2−14へ送ら
れ、更新される。
【0053】ステップ5−9では、このときデータ処理
部2−11において、更新された項目が重複項目である
と判断された場合、ステップ5−10では当該設定値を
プリンタドライバ2−16へ送信する。プリンタドライ
バ2−16は当該設定値を受信すると、プリンタ設定情
報記憶部2−21に記憶されている既存の値を更新す
る。ステップ5−11では、上記の処理の後、ユーザー
が印刷開始コマンドを選択すると、既に実施の形態1で
示した手順により印刷が実行される。
【0054】〔実施の形態4〕図6は実施の形態4を説
明するフローチャート、図7は実施の形態4で用いられ
る警告メッセージの一例である。図6のステップ6−1
において、ユーザーは印刷したいドキュメントの印刷設
定をアプリケーション2−1の印刷設定画面あるいはプ
リンタドライバ2−16のプリンタ設定画面上から入力
する。
【0055】ステップ6−2では、入力した設定値は直
ちに印刷支援ソフト2−9のデータ処理部2−11を経
由して総合印刷情報記憶部2−14へ送られ、更新され
る。(6−3)では、このときデータ処理部2−11に
おいて、更新された項目が重複項目であり、かつステッ
プ6−4で入力された重複項目の値が相反するようなも
のであった場合、ステップ6−5では、入力した項目が
重複項目であり、アプリケーション側の印刷設定値とプ
リンタドライバ側のプリンタ設定値が同値になるように
更新してもよいかどうかを問い合わせる旨の警告メッセ
ージ1を、警告メッセージ表示部2−15にて表示し、
選択入力待ちの状態とする。
【0056】ステップ6−6では、ユーザーがこれに同
意する旨の入力を行った場合、ステップ6−7,ステッ
プ6−8,ステップ6−9では、更新入力されたのがア
プリケーション側の項目であればプリンタドライバ側
の、プリンタドライバ側の項目に入力されたのであれば
アプリケーション側の、それぞれの設定値を更新する。
ステップ6−10では、ユーザーが警告メッセージに同
意しない旨の入力を行った場合は、入力された値はアプ
リケーションとプリンタドライバの項目にて相反してお
り、印刷時にはアプリケーション側の値あるいはプリン
タドライバ側の値の一方のみが反映されるという旨の警
告メッセージ2を表示する。ステップ6−11では、上
記の処理の後、ユーザーが印刷開始コマンドを選択する
と、既に実施の形態1で示した手順により印刷が実行さ
れる。
【0057】〔実施の形態5〕図8は本発明の実施の形
態5に対応するコンピュータのソフトウェアシステムの
ブロック図、図9は実施の形態5を説明するフローチャ
ートである。
【0058】図8において、アプリケーション8−1
は、ユーザーが印刷したいドキュメントを作成するため
の編集機能および印刷設定を司る各インタフェースを提
供する。ユーザインタフェース部8−2は、ユーザーが
印刷したいドキュメントを編集し、および印刷設定を行
わせるためのインタフェース部である。印刷データイン
タフェース部8−3は、印刷データをオペレーティング
システムを介してプリンタドライバへ送信するためのイ
ンタフェース部である。
【0059】データ処理部8−4は、ユーザーが編集し
たドキュメントをオペレーティングシステムに送信する
印刷データに変換する処理を行う。印刷設定情報記憶部
8−5は、本アプリケーションが規定する項目の印刷設
定情報を記憶する部分である。印刷データ記憶部8−6
は、データ処理部8−4が変換した印刷データを記憶す
る部分である。印刷支援ソフトとのインタフェース部8
−7は、印刷設定情報記憶部8−5に記憶されている印
刷設定情報および印刷データ記憶部8−6に記憶されて
いる印刷データを印刷支援ソフト8−8へ送信する際に
用いられるインタフェース部である。印刷設定支援ソフ
ト8−8は、アプリケーション8−1とプリンタドライ
バ8−18がそれぞれ別個に持つ印刷設定機能を統合し
て管理するソフトウェアである。
【0060】アプリケーションとのインタフェース部8
−9は、印刷支援ソフトとのインタフェース部8−7か
ら送られて来るアプリケーションの印刷設定情報および
印刷データ記憶部8−6に記憶されている印刷データを
受信する部分である。データ処理部8−10は、アプリ
ケーションから受信した印刷設定情報と、プリンタドラ
イバから受信したプリンタ設定情報を解析し、互いに重
複している設定項目を抽出する処理を行い、印刷設定に
必要な全項目を取りまとめたテーブルを作成する部分で
ある。
【0061】印刷プレビュー表示部8−11は、総合印
刷情報記憶部8−16に記憶されている総合印刷情報
と、アプリケーションとのインタフェース部8−9で受
信した印刷データをもとに、印刷プレビューを表示する
部分である。ユーザインタフェース部8−12は、印刷
設定画面表示部8−13によって表示される印刷設定画
面をユーザーが操作して印刷設定値を入力するためのイ
ンタフェースを提供する部分である。
【0062】印刷設定画面表示部8−13は、印刷設定
項目テーブル8−15に記憶されている印刷設定項目
と、総合印刷情報記憶部8−16に記憶されている、総
合印刷情報を表示し、この値をユーザーが操作するため
の画面表示を行う部分である。
【0063】印刷設定画面データ作成部8−14は、印
刷設定項目テーブル8−15に基づき、各設定項目名と
その設定値を印刷設定画面のどこに配置するかを決定
し、印刷設定画面データとして構成する部分である。
【0064】印刷設定項目テーブル8−15は、データ
解析部8−10によって抽出された、アプリケーション
とプリンタドライバとで重複している設定項目と、印刷
設定に必要な全項目を取りまとめたテーブルを記憶する
部分である。総合印刷情報記憶部8−16は、データ処
理部8−10によって抽出された、アプリケーションと
プリンタドライバとで重複している設定項目と、印刷設
定に必要な全項目の各設定値を記憶する部分である。
【0065】プリンタドライバとのインタフェース部8
−17は、印刷支援ソフトとのインタフェース部8−1
9から送られて来るプリンタ設定情報を受信し、また総
合印刷情報記憶部8−16に記憶されている総合印刷情
報を印刷支援ソフトとのインタフェース部8−19へ送
信する部分である。プリンタドライバ8−18は、オペ
レーティングシステム2−18から印刷データを受信
し、これをプリンタ装置8−27が直接理解できる形態
に再構成してプリンタ装置8−27へ送信して印刷を実
行させる部分である。
【0066】印刷支援ソフトとのインタフェース部8−
19は、プリンタ設定情報記憶部8−21に記憶されて
いるプリンタ設定情報を印刷支援ソフト8−8へ送信す
る部分である。データ処理部8−20は、印刷データイ
ンタフェース部8−23で受信する印刷データをプリン
タ装置8−27が直接理解できる形態に再構成する変換
処理を行う部分である。プリンタ設定情報記憶部8−2
1は、プリンタ装置8−27が印刷を実行するために必
要な設定項目の全ての値を記憶する部分である。
【0067】印刷データ記憶部8−22は、データ処理
部8−20によって変換された印刷データを記憶する部
分である。印刷データインタフェース部8−23は、オ
ペレーティングシステム8−28から送信される印刷デ
ータを受信する部分である。
【0068】印刷処理部8−24は、印刷データ記憶部
8−22に記憶されている印刷データと、プリンタ設定
情報記憶部8−21に記憶されているプリンタ設定情報
を合成し、プリンタインタフェース部8−25へ送信す
る部分である。
【0069】プリンタインタフェース部8−25は、印
刷処理部8−24から送信されるプリンタ設定情報およ
び印刷データをプリンタ装置8−27へ送信する部分で
ある。プリンタ装置8−27は、プリンタドライバから
送信される印刷データをインタフェース部2−26で受
信し、用紙への出力を行う。オペレーティングシステム
8−28は、アプリケーション8−1から送信される印
刷データを受信し、プリンタドライバ8−18へ送信す
る。
【0070】図9のステップ9−1において、ユーザー
はコンピュータ装置の記憶装置上にあるアプリケーショ
ン8−1を用いて印刷ドキュメントを作成し、ステップ
9−2では印刷コマンドを選択する。ステップ9−3
で、アプリケーション8−1はこれを受けて印刷支援ソ
フト8−8を呼び出すとともに印刷設定情報記憶部8−
5に予め記憶されている、印刷設定項目・印刷設定値を
送信する。
【0071】ステップ9−4では、呼び出された印刷支
援ソフト8−8は印刷設定項目・印刷設定値を受信して
総合印刷情報記憶部8−16へ記憶し、ステップ9−5
では、プリンタドライバ8−18にプリンタ設定項目・
プリンタ設定値の送信を要求する。
【0072】ステップ9−6では、プリンタドライバ
は、プリンタ設定情報記憶部8−21に予め登録されて
いる、プリンタ設定項目・プリンタ設定値を印刷支援ソ
フトへ送信する。ステップ9−7では、印刷支援ソフト
8−8は、受信したアプリケーション8−3の印刷設定
項目とプリンタドライバ8−18のプリンタ設定項目に
ついてデータ処理部8−10で解析し、印刷設定に必要
な全項目を取りまとめ、統一化したテーブル8−15を
作成する。
【0073】ステップ9−8では、上記テーブルに基づ
き、印刷設定画面データ作成部8−14にて、ユーザー
が印刷設定値を入力するための印刷設定画面データを作
成し、これを印刷設定画面表示部8−13にて表示す
る。ステップ9−9では、続いて、ユーザーは印刷した
いドキュメントの印刷設定を上記印刷設定画面を操作す
ることによって入力する。ステップ9−10では、入力
した設定値は総合印刷情報記憶部8−16へ送られ、更
新され、ステップ9−11では、さらにアプリケーショ
ン8−1およびプリンタドライバ8−18へ送信され、
それぞれ印刷設定情報記憶部8−5、プリンタ設定情報
記憶部8−21にて更新、記憶される。ステップ9−1
2では、上記の処理の後、ユーザーが印刷開始コマンド
を選択すると、既に実施の形態1で示した手順により印
刷が実行される。
【0074】〔実施の形態6〕図10は本発明の形態6
に対応するコンピュータのソフトウェアシステムのブロ
ック図を示しており、図2および図8における印刷支援
ソフト2−9および8−8内の印刷プレビュー処理部2
−13および8−11の一実施の形態の詳細図である。
図11は本発明の実施の形態6の処理フローチャートを
示している。図12および図13は実施の形態6で用い
られるトナーセーブモードが設定されている場合、およ
びトナーセーブモードが設定されていない場合のプレビ
ュー画面表示の一実施の形態を示している。
【0075】実施の形態6について説明する。実施の形
態1のシステムにおいては、アプリケーション2−1お
よび8−1での印刷設定とプリンタドライバ2−16お
よび8−19での印刷設定の重複する部分を検出し、重
複する印刷設定を統一している。その統一された印刷設
定は印刷支援ソフト2−9および8−8の総合印刷情報
記憶部2−14および8−16に記憶されているので、
プレビュー画面を同時に表示する場合、プレビュー画面
データの作成はその総合印刷情報記憶部2−14および
8−16の印刷設定データとアプリケーション2−1お
よび8−1の文書データを用いて行う。このプレビュー
の表示について図10、図11、図12、および図13
を用いて説明する。
【0076】図10において、印刷プレビュー処理部1
0−1は、印刷処理において表示装置上におけるプレビ
ュー画面の出力処理を行う部分である。プレビューデー
タ展開部10−2は、データ処理部10−5より得た印
刷設定データおよび文書データからプレビュー画面表示
用データを展開して作成する部分である。
【0077】濃淡処理部10−3は、プレビューデータ
展開部10−2より受けたプレビュー画面表示用データ
から、トナーセーブモード設定の有無を判別し、文字の
濃度調整を行うことにより、プレビュー画面表示用デー
タを更新する部分である。表示装置10−4は、濃淡処
理部10−3より得られたプレビュー画面表示用データ
を、ユーザーが視覚的に判別できるように表示する装置
である。データ処理部10−5は、アプリケーションと
のインターフェース部より印刷設定データおよび文書デ
ータを、プリンタドライバとのインターフェース部より
印刷設定データを読み込み、両者の印刷設定の重複する
部分を検出して、重複する印刷設定を統一する部分であ
る。
【0078】図11において、まず、ステップ11−1
において、統一された印刷設定データおよび文書データ
を図10における印刷支援ソフト内におけるデータ処理
部10−5より印刷プレビュー処理部10−1内のプレ
ビューデータ展開部10−2に読み込む。プレビューデ
ータ展開部10−2は、従来のプレビュー表示処理と同
様に、データ処理部10−5から文書データおよび印刷
設定データを受け取り、プレビューデータに展開してい
る。
【0079】次にステップ11−2において、印刷設定
データ中のトナーセーブモードが設定されているか否か
をプレビューデータ展開部10−2において判別する。
トナーセーブモードが設定されている場合には、ステッ
プ11−3に進み、プレビューデータに文字の濃度を薄
くするという情報を付加する。
【0080】図10において、プレビューデータ展開部
10−2により作成されたプレビューデータは濃淡処理
部10−3に読み込まれ、トナーセーブモードが設定さ
れている場合には、濃淡処理部10−3において濃度を
薄くするという情報を付加して、プレビューデータを更
新する。一方、トナーセーブモードが設定されていない
場合には、ステップ11−4に進み、プレビューデータ
には何の情報も付加しない、従来のプレビューデータを
作成する。すなわち、図10における濃淡処理部10−
3においては、何の処理も施さない。
【0081】ステップ11−3およびステップ11−4
により得られたプレビューデータから、ステップ11−
5によりプレビュー画面を表示させる。図10におい
て、濃淡処理部10−3におけるプレビューデータが表
示装置10−4に送られて、プレビュー画面が表示され
る。
【0082】図12および図13は、トナーセーブモー
ドが設定されている場合およびトナーセーブモードが設
定されていない場合のプレビュー画面表示の一実施例を
示している。表示装置12−1および13−1上にプレ
ビュー画面12−2および13−2が表示され、その際
プレビュー画面12−2および13−2上の文書は、ト
ナーセーブモードが設定されている場合には、トナーセ
ーブモードが設定されていない場合よりも薄く表示され
る。
【0083】〔実施の形態7〕実施の形態7について説
明する。実施の形態1のシステムにおいてはアプリケー
ションでの印刷設定とプリンタドライバでの印刷設定の
重複する部分を検出し、重複する印刷設定を統一してい
る。その統一された印刷設定は印刷支援ソフト2−9、
8−8の総合印刷情報記憶部2−14、8−16に記憶
されているので、プレビュー画面を表示する場合、プレ
ビュー画像データの作成はその総合印刷情報記憶部の印
刷設定データとアプリケーションの印刷データ記憶部2
−21,8−6の文書データを用いて行う。
【0084】このプレビュー表示について図14のブロ
ック図と図15のフローチャートにそって説明する。図
14は図2、図8における印刷支援ソフト内の印刷プレ
ビュー処理部2−13、8−11についての1実施例の
詳細図であり、図15は印刷プレビュー処理部でプレビ
ューするデータを受け取ってからプレビューを表示する
までのフローチャートである。
【0085】図14は図2、図8における印刷支援ソフ
ト内の印刷プレビュー処理部2−13、8−11につい
ての詳細図である。14−1は印刷支援ソフトのデータ
処理部で2−11、8−10と同じものである。これは
印刷プレビュー処理部の入出力を制御するものである。
総合印刷情報記憶部14−2はアプリケーションでの印
刷設定とプリントドライバの印刷設定を統一して記憶し
ている。
【0086】印刷プレビュー処理部14−3はアプリケ
ーションの文書データと総合印刷情報記憶部14−2の
印刷設定データを使って印刷プレビューを表示する。プ
レビューデータ展開部14−4は従来のプレビュー画像
の展開処理と同様の処理を行う。プレビュー画面作成部
14−5は給紙タイプのグラフィックス記憶部14−7
にあらかじめ記憶されているグラフィックスデータとプ
レビューデータ展開部14−4で展開されたプレビュー
画像データをページごとの給紙設定データに従って合成
する。その合成された画像データを表示するのが表示装
置14−6である。
【0087】図15において、ステップ15−1ではプ
レビューデータ展開部14−4が印刷支援ソフトのデー
タ処理部14−1を通してアプリケーションの印刷デー
タ記憶部2−21、8−6に記憶されている文書データ
と統一された印刷設定データを総合印刷情報記憶部14
−2より受け取り、ステップ15−2で従来のプレビュ
ーデータ展開処理と同じようにプレビュー画像データに
展開し、プレビュー画面作成部14−5に送る。
【0088】ステップ15−3では給紙タイプのグラフ
ィックスデータ記憶部14−7にあらかじめ記憶されて
いる給紙タイプのグラフィックスデータとステップ14
−2で展開されたプレビュー画像データとをプレビュー
画面作成部14−5で合成する。プレビュー画像の合成
はプレビュー画面作成部14−5がページごとの給紙タ
イプ設定データを印刷支援ソフトのデータ処理部14−
1を通して総合印刷情報記憶部14−2から受け取り、
それに対応する給紙タイプのグラフィックスデータを用
いて行う。ステップ4でその合成されたデータを表示装
置14−6に送りプレビューを表示する。
【0089】例として従来の給紙タイプを表示しないプ
レビュー画像を図16に、給紙タイプに色紙を指定し、
プレビュー画像を合成した例を図17に、また、再生紙
を指定し、プレビュー画像を合成した例を図18に示
す。例を見ると、わかるようにプレビュー画面上でその
プレビューされているページの背景で給紙タイプの違い
を表しており、給紙設定がわかりやすい。この他の給紙
タイプについてもその給紙タイプの特徴がはっきりとわ
かるように、給紙タイプのグラフィックスをあらかじめ
設定しておくことによって、給紙タイプの違いがプレビ
ュー画面で容易に確認できる。
【0090】〔実施の形態8〕実施の形態8について説
明する。実施の形態1のシステムにおいてはアプリケー
ションでの印刷設定とプリンタドライバでの印刷設定の
重複する部分を検出し、重複する印刷設定を統一してい
る。その統一された印刷設定は印刷支援ソフト2−9、
8−8の総合印刷情報記憶部2−14、8−16に記憶
されているので、プレビュー画面を表示する場合、プレ
ビュー画像データの作成はその総合印刷情報記憶部の印
刷設定データとアプリケーションの印刷データ記憶部2
−21,8−6の文書データを用いて行う。
【0091】このプレビュー表示について図19のブロ
ック図と図20のフローチャートにそって説明する。図
19は図2、図8における印刷支援ソフト内の印刷プレ
ビュー処理部2−13、8−11についての1実施例の
詳細図であり、図20は印刷プレビュー処理部でプレビ
ューするデータを受け取ってからプレビューを表示、編
集するまでのフローチャートである。
【0092】図19は図2、図8における印刷支援ソフ
ト内の印刷プレビュー処理部2−13、8−11につい
ての1実施例の詳細図である。19−1は印刷支援ソフ
トのデータ処理部で2−11、8−10と同じものであ
る。これは印刷プレビュー処理部の入出力を制御するも
のである。総合印刷情報記憶部19−2はアプリケーシ
ョンでの印刷設定とプリントドライバの印刷設定を統一
して記憶している。
【0093】印刷プレビュー処理部19−3はアプリケ
ーションの文書データと総合印刷情報記憶部19−2の
印刷設定データを使って印刷プレビューを表示、編集を
行う。プレビューデータ展開部19−4は従来のプレビ
ュー画像の展開処理と同様の処理を行う。プレビュー情
報処理部19−6は背景グラフィックス記憶部19−5
にあらかじめ設定されているグラフィックスデータとプ
レビューデータ展開部19−4で展開されたプレビュー
画像データをページごとの給紙設定データに従って合成
する。その合成された画像データを表示するのが表示装
置19−8である。背景グラフィックスの設定を変更す
る際、ユーザーインタフェイス19−7により入力を行
い、プレビュー情報処理部19−6を通して背景グラフ
ィックス処理部19−5にその変更を記憶する。
【0094】図20において、ステップ20−1ではプ
レビューデータ展開部19−4が印刷支援ソフトのデー
タ処理部19−1を通してアプリケーションの印刷デー
タ記憶部2−21、8−6に記憶されている文書データ
と統一された印刷設定データを総合印刷情報記憶部19
−2より受け取り、ステップ20−2で従来のプレビュ
ーデータ展開処理と同じようにプレビュー画像データに
展開し、プレビュー情報処理部19−6に送る。
【0095】ステップ20−3ではプレビュー情報処理
部19−6が各トレイごとに設定されている背景グラフ
ィックス設定に従って、給紙タイプの背景グラフィック
スとステップ20−2で展開されたプレビュー画像デー
タとを合成する。背景グラフィックスはプレビュー情報
処理部19−6がページごとの給紙トレイ設定データを
印刷支援ソフトのデータ処理部19−1を通して総合情
報処理部19−2から受け取り、それに応じて背景グラ
フィックス処理部19−5が記憶している各トレイごと
に設定された背景グラフィックスを用いて行う。ステッ
プ20−4でその合成されたデータを表示装置19−8
に送り、プレビューを表示する。ステップ20−5では
表示されたプレビュー画面を見ながら、背景グラフィッ
クスの設定か、終了かを選択する。
【0096】終了を選択するとENDとなり、背景グラ
フィックスの設定を選択するとステップ20−6に進
み、図22に示すような設定画面で背景グラフィックス
の設定を行う。この設定変更は背景グラフィックス処理
部19−5に記憶され、その後、ステップ20−3に戻
り、その設定に従ってもう一度プレビュー画像の合成を
行い、表示する。
【0097】例として給紙トレイを指定し、プレビュー
画像を合成した例を図21に示す。図21において背景
編集アイコンをクリックすると、図22に示す背景グラ
フィックスの設定画面が表示される。この設定画面で各
トレイごとに背景グラフィックスを設定できる。この例
ではトレイ2の設定を変更しようとしている。
【0098】このように各ページごとの給紙タイプの違
いをユーザーが自分のわかりやすいように設定すること
によって、給紙タイプの設定がよりわかりやすくなる。
また、事前印刷紙などではその印刷模様を事前にユーザ
ーが登録できるようにすれば、同様な処理が行え、より
わかりやすいものになる。その他の給紙タイプについて
も同様に処理することが出来る。
【0099】[実施の形態9]図23は本発明の実施の
形態9に対応するコンピュータのソフトウェアシステム
のブロック図を示しており、図2および図8における印
刷支援ソフト2−9および8−8内の印刷プレビュー処
理部2−13および8−11の一実施例の詳細図であ
る。図24は本発明の実施の形態9の処理フローチャー
トを示している。図25および図26は実施の形態9で
用いられるステープル設定がなされている場合およびス
テープル設定がなされていない場合のプレビュー画面表
示の一実施例を示している。
【0100】請求項9の一実施の形態について説明す
る。実施の形態1のシステムにおいては、アプリケーリ
ョン2−1および8−1での印刷設定とプリンタドライ
バ2−16および8−19での印刷設定の重複する部分
を検出し、重複する印刷設定を統一している。その統一
された印刷設定は印刷支援ソフト2−9および8−8の
総合印刷情報記憶部2−14および8−16に記憶され
ているので、プレビュー画面を同時に表示する場合、プ
レビュー画面データの作成はその総合印刷情報記憶部2
−14および8−16の印刷設定データとアプリケーシ
ョン2−1および8−1の文書データを用いて行う。こ
のプレビューの表示について図23、図24、図25、
および図26を用いて説明する。
【0101】図23において、印刷プレビュー処理部2
3−1は、印刷処理において表示装置上におけるプレビ
ュー画面の出力処理を行う部分である。プレビューデー
タ展開部23−2は、データ処理部23−5より得た印
刷設定データおよび文書データからプレビュー画面表示
用データを展開して作成する部分である。ステープル位
置データ処理部23−3は、プレビューデータ展開部2
3−2より受けたプレビュー画面表示用データから、ス
テープル設定の有無を判別し、ステープル位置表示の情
報を付加することにより、プレビュー画面表示用データ
を更新する部分である。
【0102】表示装置23−4は、ステープル位置デー
タ処理部23−3より得られたプレビュー画面表示用デ
ータを、ユーザーが視覚的に判別できるように表示する
装置である。データ処理部23−5は、アプリケーショ
ンとのインターフェース部より印刷設定データおよび文
書データを、プリンタドライバとのインターフェース部
より印刷設定データを読み込み、両者の印刷設定の重複
する部分を検出して、重複する印刷設定を統一する部分
である。
【0103】図24において、まず、ステップ24−1
において、統一された印刷設定データおよび文書データ
を図23における印刷支援ソフト内におけるデータ処理
部23−5より印刷プレビュー処理部23−1内のプレ
ビューデータ展開部23−2に読み込む。プレビューデ
ータ展開部23−2は、従来のプレビュー表示処理と同
様に、データ処理部23−5から文書データおよび印刷
設定データを受け取り、プレビューデータに展開してい
る。
【0104】次にステップ24−2において、印刷設定
データ中のステープル設定がなされているか否かをプレ
ビューデータ展開部23−2において判別する。ステー
プル設定がなされている場合には、ステップ24−3に
進み、プレビューデータにステープル位置の情報を付加
する。
【0105】図23において、プレビューデータ展開部
23−2により作成されたプレビューデータは、ステー
プル位置データ処理部23−3に読み込まれ、ステープ
ル位置設定がなされている場合には、ステープル位置デ
ータ処理部23−3においてすべてのページに対してス
テープル位置の情報を付加して、プレビューデータを更
新する。
【0106】一方、ステープル位置設定がなされていな
い場合には、ステップ24−4に進み、プレビューデー
タには何の情報も付加しない、従来のプレビューデータ
を作成する。すなわち、図23におけるステープル位置
データ処理部23−3においては、何の処理も施さな
い。
【0107】ステップ24−3およびステップ24−4
により得られたプレビューデータから、ステップ24−
5によりプレビュー画面を表示させる。図23におい
て、ステープル位置データ処理部23−3におけるプレ
ビューデータが表示装置23−4に送られて、プレビュ
ー画面が表示される。
【0108】図25および図26は、ステープル設定が
なされている場合およびステープル設定がなされていな
い場合のプレビュー画面表示の一実施の形態を示してい
る。表示装置25−1および26−1上にプレビュー画
面25−2および26−2が表示され、その際ステープ
ル位置設定がなされている場合には、プレビュー画面2
5−2上にステープル位置25−3が表示される。
【0109】[実施の形態10]図27は本発明の実施
の形態10に対応するコンピュータのソフトウェアシス
テムのブロック図を示しており、図2および図8におけ
る印刷支援ソフト2−9および8−8内の印刷プレビュ
ー処理部2−13および8−11の一実施例の詳細図で
ある。図28は本発明の実施の形態10の処理フローチ
ャートを示している。図29および図30は実施の形態
10で用いられる、プレビュー画面上でステープル位置
の設定を行う前およびステープル位置の設定を行った後
のプレビュー画面表示の一実施例を示している。
【0110】実施の形態10について説明する。実施の
形態9の例において、プレビュー画面25−2が表示さ
れ、ステープル設定がなされていることによりステープ
ル位置25−3が表示されているものとする。その際プ
レビュー画面25−2上でのステープル位置25−3を
操作する際の編集処理について図27、図28、図2
9、および図30を用いて説明する。
【0111】図27において、印刷プレビュー処理部2
7−1は、印刷処理において表示装置上におけるプレビ
ュー画面の入出力処理を行う部分である。プレビューデ
ータ展開部27−2は、データ処理部27−6より得た
印刷設定データおよび文書データからプレビュー画面表
示用データを展開して作成する部分である。
【0112】プレビュー情報処理部27−3は、プレビ
ューデータ展開部27−2より受けたプレビュー画面表
示用データおよび印刷設定データ、ユーザーインターフ
ェース部27−4より受けたユーザーからの命令データ
を受け取り、その命令がステープル位置の変更を行う命
令であるか否かを判別し、 ステープル位置表示の情報
を更新することによりプレビュー画面表示用データおよ
び印刷設定データの更新を行う部分である。
【0113】ユーザーインターフェース部27−4は、
ユーザーが入力装置等により与えた命令を命令データと
して変換し、プレビュー情報処理部27−3に送る部分
である。表示装置27−5は、プレビュー情報処理部2
7−3より得られたプレビュー画面表示用データを、ユ
ーザーが視覚的に判別できるように表示する装置であ
る。データ処理部27−6は、アプリケーションとのイ
ンターフェース部より印刷設定データおよび文書データ
を、プリンタドライバとのインターフェース部より印刷
設定データを読み込み、両者の印刷設定の重複する部分
を検出して、重複する印刷設定を統一する部分である。
また、統一した印刷設定データを総合印刷情報記憶部2
7−7に送り、総合印刷情報記憶部27−7から同デー
タを受け取る部分である。
【0114】総合印刷情報記憶部27−7は、統一した
印刷設定データを保存(記憶)する部分であり、ステー
プル位置設定変更命令がユーザーインターフェース部2
7−4より出された場合には、プレビュー情報処理部2
7−3より更新された印刷設定データを受け取り保存す
る部分である。また必要時にデータ処理部27−6に保
存している印刷設定データを送り出す部分である。
【0115】実施の形態9の実施例により、ステープル
位置設定がなされ、ステープル位置29−3の表示がな
されたプレビュー画面29−2上において、命令が入力
された時点より、図28のフローチャートを開始する。
【0116】まずステップ28−1において、プレビュ
ー画面29−2上で入力された命令が、ステープル位置
29−3の変更を行う命令であるか否かを判別する。図
27上での、印刷支援ソフト内の印刷プレビュー処理部
27−1におけるユーザーインターフェース部27−4
において、プレビュー画面29−2を直接操作すること
により命令が入力される。その命令はプレビュー情報処
理部27−3において、何の命令であるかが判別され
る。そこで判別された命令がステープル位置29−3の
変更を行う命令で無ければ、何の操作も行わずに終了さ
せる。
【0117】判別された命令がステープル位置29−3
の変更を行う命令であれば、ステップ28−2に進み、
変更したステープル位置29−3データの更新を行う。
図27において、プレビュー情報処理部27−3には、
プレビューデータ展開部27−2より得られたステープ
ル位置29−3を変更する前のプレビューデータがあら
かじめ格納されている。そのステープル位置29−3デ
ータをプレビュー情報処理部27−3において新しいも
のに変更することにより、プレビューデータの更新を行
う。
【0118】次にステップ28−3に進み、プレビュー
情報処理部27−3に存在する変更を施したステープル
位置29−3の設定データを総合印刷情報記憶部27−
7に送り、ステープル位置29−3設定の保存を行う。
次にステップ28−4に進み、プレビュー情報処理部2
7−3に存在する更新されたプレビューデータを表示装
置27−5に送ることにより、更新されたステープル位
置30−3設定におけるプレビュー画面30−2表示を
行う。
【0119】図29および図30は、プレビュー画面上
でステープル位置の設定を行う前およびステープル位置
の設定を行った後のプレビュー画面表示の一実施の形態
を示している。
【0120】図29において、ユーザーはプレビュー画
面29−2上において、位置を変更したいステープル2
9−3を入力装置により指定する。指定されたステープ
ルは位置指定カーソル29−4により指定される。ユー
ザーは、プレビュー画面29−2上の変更したい位置に
入力装置を用いて位置指定カーソル29−4を移動し指
定することにより、図30のようにプレビュー画面30
−2上でステープル位置30−3が移動し、かつステー
プル位置30−3データが更新される。本設定は文書上
のいずれのページにおいてステープル位置29−3の変
更を行っても、文書上のすべてのページにおいてのステ
ープル位置29−3が同時に変更される。
【0121】[実施の形態11]図31は本発明の実施
の形態のコンピュータのソフトウェアシステムのブロッ
ク図を示しており、図2および図8における印刷支援ソ
フト2−9および8−8内の印刷プレビュー処理部2−
13および8−11の一実施の形態の詳細図である。
【0122】図32は本発明の実施の形態11の処理フ
ローチャートを、図33は本発明の実施の形態11の別
の処理フローチャートを示している。図34は本発明の
実施の形態におけるステープル位置の移動前のプレビュ
ー画面表示の一実施例を示している。図35は本発明の
実施の形態11におけるステープル位置を無効な範囲に
移動させた場合のプレビュー画面表示の一実施の形態を
示している。図36は本発明の実施の形態11における
無効範囲にステープル位置が移動したことに対するプレ
ビュー画面での警告表示の一実施例を示している。図3
7は本発明の実施の形態11における有効な範囲内で一
番近いステープル位置に移動させた場合のプレビュー画
面表示の一実施例を示している。
【0123】実施の形態11について説明する。実施の
形態9の実施例において、プレビュー画面25−2が表
示され、ステープル設定がなされていることによりステ
ープル位置25−3が表示されており、更に実施の形態
10の実施例において、プレビュー画面29−2におい
て位置を修正を行うステープル29−3が選択され、修
正する先の位置30−3を指定したものとする。その
際、修正先の位置が有効な範囲内に指定されているか否
かを判別し、適宜対処する方法について図31、図3
2、図33、図34、図35、図36および図37を用
いて説明する。
【0124】図31において、印刷プレビュー処理部3
1−1は、印刷処理において表示装置上におけるプレビ
ュー画面の入出力処理を行う部分である。プレビューデ
ータ展開部31−2は、データ処理部31−7より得た
印刷設定データおよび文書データからプレビュー画面表
示用データを展開して作成する部分である。プレビュー
情報処理部31−3は、プレビューデータ展開部31−
2より受けたプレビュー画面表示用データおよび印刷設
定データ、ユーザーインターフェース部31−4より受
けたユーザーからの命令データを受け取り、その命令が
ステープル位置の変更を行う命令であるか否かを判別
し、ステープル位置表示の情報を更新することによりプ
レビュー画面表示用データおよび印刷設定データの更新
を行う部分である。ユーザーインターフェース部31−
4は、ユーザーが入力装置等により与えた命令を命令デ
ータとして変換し、プレビュー情報処理部31−3に送
る部分である。
【0125】ステープル位置有効範囲判定処理部31−
5は、プレビュー情報処理部31−3より得られた印刷
設定データにおいて、ステープル位置設定データが有効
範囲に設定されているか否かを判別し、ステープル位置
表示の情報を更新することにより、プレビュー画面表示
用データおよび印刷設定データの更新を行う部分であ
る。
【0126】表示装置31−6は、ステープル位置有効
範囲判定処理部31−5より得られたプレビュー画面表
示用データを、ユーザーが視覚的に判別できるように表
示する装置である。データ処理部31−7は、アプリケ
ーションとのインターフェース部より印刷設定データお
よび文書データを、プリンタドライバとのインターフェ
ース部より印刷設定データを読み込み、両者の印刷設定
の重複する部分を検出して、重複する印刷設定を統一す
る部分である。また、統一した印刷設定データを総合印
刷情報記憶部31−8に送り、総合印刷情報記憶部31
−8から同データを受け取る部分である。
【0127】総合印刷情報記憶部31−8は、統一した
印刷設定データを保存(記憶)する部分であり、ステー
プル位置設定変更命令がユーザーインターフェース部3
1−4より出され、かつ更新されたステープル位置が有
効範囲に存在する場合には、ステープル位置有効範囲判
定処理部31−5より更新された印刷設定データを受け
取り保存する部分である。また必要時にデータ処理部3
1−7に保存している印刷設定データを送り出す部分で
ある。
【0128】実施の形態9および10の実施例により、
ステープル位置設定がなされ、ステープル位置25−3
の表示がなされたプレビュー画面上において、画面上の
ステープル29−3を動かすことによる、ステープル位
置の修正命令が入力された時点より、図32および図3
3のフローチャートを開始する。
【0129】図32のフローチャートに従って説明する
と、まずステップ32−1において、プレビュー画面3
4−2上で入力されたステープル位置34−3の修正命
令における修正先の位置35−3が、プレビュー画面3
5−2上において有効範囲内であるか否かを判別する。
図31上での、印刷支援ソフト内の印刷プレビュー処理
部31−1におけるユーザーインターフェース部31−
4において、プレビュー画面34−2を直接操作するこ
とにより命令が入力される。その命令はプレビュー情報
処理部31−3において、何の命令であるかが判別され
る。ここでは判別された命令がステープル位置34−3
の修正を行う命令であるものとする。プレビュー情報処
理部31−3において判別されたステープル位置34−
3の修正命令のデータがステープル位置有効範囲判定処
理部31−5に送られ、修正先のステープルの位置35
−3が有効な範囲内であるか否かを判別する。
【0130】修正先のステープルの位置35−3が有効
な範囲内に存在する場合には、ステップ32−2に進
み、変更したステープル位置データの更新を行う。図3
1において、ステープル位置有効範囲判定部31−5に
は、プレビューデータ展開部31−2より得られたステ
ープル位置を変更する前のプレビューデータがあらかじ
め格納されている。そのステープル位置データをプレビ
ュー情報処理部31−3を通してステープル位置有効範
囲判定部31−5に送り、そこにおいて新しいステープ
ル位置データに変更することにより、プレビューデータ
の更新を行う。
【0131】次に32−3に進み、ステープル位置有効
範囲判定部31−5に存在する変更を施したステープル
位置の設定データを総合印刷情報記憶部31−8に送
り、ステープル位置設定の保存を行う。
【0132】修正先のステープルの位置35−3が有効
な範囲内に存在しない場合には、ステップ32−4に進
み、ステープル位置有効範囲判定部31−5において、
ユーザーが指定した修正先のステープル位置35−3が
無効な範囲に存在することに対する警告情報を作成し、
表示装置31−6に送ることによって、警告表示36−
4を行う。また、プレビューデータ展開部31−2より
得られたステープル位置を変更する前のプレビューデー
タをステープル位置有効範囲判定部31−5に送る。す
なわち、ステープル位置データ変更されない。
【0133】次に修正先のステープルの位置が有効な範
囲内に存在する場合にはステップ32−3より、そうで
ない場合にはステップ32−4より、ステップ32−5
に進み、ステープル位置有効範囲判定部31−5に存在
する更新されたプレビューデータを表示装置31−6に
送ることにより、ステープル位置設定におけるプレビュ
ー画面表示を行う。
【0134】次に本発明の別の一実施例である、図33
のフローチャートに従って説明する。まずステップ33
−1において、プレビュー画面上34−2で入力された
ステープル位置の修正命令における修正先の位置35−
3が、プレビュー画面35−2上において有効範囲内で
あるか否かを判別する。
【0135】図31上での、印刷支援ソフト内の印刷プ
レビュー処理部31−1におけるユーザーインターフェ
ース部31−4において、プレビュー画面34−2を直
接操作することにより命令が入力される。その命令はプ
レビュー情報処理部31−3において、何の命令である
かが判別される。
【0136】ここでは判別された命令がステープル位置
34−3の修正を行う命令であるものとする。プレビュ
ー情報処理部31−3において判別されたステープル位
置34−3の修正命令のデータがステープル位置有効範
囲判定処理部31−5に送られ、修正先のステープルの
位置35−3が有効な範囲内であるか否かを判別する。
修正先のステープルの位置が有効な範囲内に存在する場
合には、ステップ33−2に進み、ユーザーが指定した
ステープル位置となるようデータを更新する。
【0137】図31において、ステープル位置有効範囲
判定部31−5には、プレビューデータ展開部31−2
より得られたステープル位置を変更する前のプレビュー
データがあらかじめ格納されている。そのステープル位
置データをプレビュー情報処理部31−3を通してステ
ープル位置有効範囲判定部31−5に送り、そこにおい
てユーザーが指定したステープル位置データに変更する
ことにより、プレビューデータの更新を行う。
【0138】修正先のステープルの位置が有効な範囲内
に存在しない場合には、ステップ33−3に進み、ステ
ープル位置有効範囲判定処理部31−5において、プレ
ビューデータ展開部31−2より得られたステープル位
置を変更する前のプレビューデータをプレビュー情報処
理部31−3を通して取り込み、ステープルが有効な範
囲内でかつ修正先に指定した位置に対して最短距離に存
在する位置37−3になるようにステープル位置設定デ
ータを変更することにより、プレビューデータの更新を
行う。
【0139】図33において、ステップ33−2もしく
はステップ33−3よりステップ33−4に進み、ステ
ープル位置有効範囲判定部31−5に存在する変更を施
したステープル位置の設定データを総合印刷情報記憶部
31−8に送り、ステープル位置設定の保存を行う。
【0140】次にステップ33−5に進み、ステープル
位置有効範囲判定部31−5に存在する更新されたプレ
ビューデータを表示装置31−6に送ることにより、ス
テープル位置設定におけるプレビュー画面表示を行う。
【0141】図34はユーザーがステープル位置を移動
させる前のプレビュー画面表示の一実施の形態を、図3
5は、ユーザーがステープル位置を有効な範囲外に移動
させた場合のプレビュー画面表示の一実施の形態を、図
36は、そのステープル位置が無効な範囲内に存在する
事に対する警告およびステープル位置をユーザーが移動
させる前の位置に戻したプレビュー画面表示の一実施の
形態を、図37は、ステープルが有効な範囲内でかつ修
正先に指定した位置に対して最短距離に存在する位置に
なるようにユーザーが設定したステープル位置設定デー
タを変更した後のプレビュー画面表示の一実施の形態を
示している。
【0142】図34において、ユーザーはプレビュー画
面34−2上において、ステープル位置34−3を入力
装置により図35のように無効な範囲35−3に指定し
たとする。その場合、図36のようにプレビュー画面3
6−2上に指定したステープル位置36−3が無効な範
囲に存在することに対する警告表示36−4がなされ、
ステープル位置をユーザーが設定する前の位置36−3
に戻す、もしくは図37のようにプレビュー画面37−
2上にステープルが有効な範囲内でかつユーザーが修正
先に指定した位置に対して最短距離に存在する位置37
−3にステープルが移動して表示されると同時にその位
置においてステープル設定がなされる。
【0143】[実施の形態12]実施の形態12につい
て説明する。実施の形態1のシステムにおいてはアプリ
ケーションでの印刷設定とプリンタドライバでの印刷設
定の重複する部分を検出し、重複する印刷設定を統一し
ている。その統一された印刷設定は印刷支援ソフト2−
9、8−8の総合印刷情報記憶部2−14、8−16に
記憶されているので、プレビュー画面を表示する場合、
プレビュー画像データの作成はその総合印刷情報記憶部
の印刷設定データとアプリケーションの印刷データ記憶
部2−21,8−6の文書データを用いて行う。
【0144】このプレビュー表示について図38のブロ
ック図と図39のフローチャートにそって説明する。図
38は図2、図8における印刷支援ソフト内の印刷プレ
ビュー処理部2−13、8−11についての1実施例の
詳細図であり、図39は印刷プレビュー処理部でプレビ
ューするデータを受け取ってからプレビューを表示、編
集するまでのフローチャートである。
【0145】図38は図2、図8における印刷支援ソフ
ト内の印刷プレビュー処理部2−13、8−11につい
ての1実施例の詳細図である。38−1は印刷支援ソフ
トのデータ処理部で2−11、8−10と同じものであ
る。これは印刷プレビュー処理部の入出力を制御するも
のである。
【0146】総合印刷情報記憶部38−2はアプリケー
ションでの印刷設定とプリントドライバの印刷設定を統
一して記憶している。印刷プレビュー処理部38−3は
アプリケーションの文書データと総合印刷情報記憶部3
8−2の印刷設定データを使って印刷プレビューを表
示、編集を行う。プレビュー情報処理部38−4は両面
印刷設定を確認し、両面印刷モードの場合には各ページ
ごとに表面、裏面の情報を付加する。また、ユーザーイ
ンタフェイス38−7を通して空白ページの編集入力が
行われた場合、編集処理を行い、プレビューを更新す
る。プレビューデータ展開部38−5は従来のプレビュ
ー画像の展開処理と同様の処理を行う。その展開された
画像データを表示するのが表示装置38−6である。
【0147】図39において、ステップ39−1ではプ
レビュー情報処理部38−4が印刷支援ソフトのデータ
処理部38−1を通してアプリケーションの印刷データ
記憶部2−21、8−6に記憶されている文書データと
統一された印刷設定データを総合印刷情報記憶部38−
2より受け取る。
【0148】ステップ39−2ではプレビュー情報処理
部38−4がその印刷設定データをみて両面印刷モード
か、そうでないかの判断をする。両面印刷モードでない
場合はステップ39−3で従来のプレビューデータ展開
処理と同じようにプレビュー画像データを展開し、表示
装置38−5に送る。ステップ39−4でプレビューを
表示装置38−5に表示して終わる。ステップ39−2
において両面印刷モードが設定されていたなら、ステッ
プ39−5に進み、プレビュー情報処理部38−4が各
ページごとに表面、裏面の情報を付加し、プレビューデ
ータをプレビューデータ展開部38−5に送る。
【0149】ステップ39−6ではプレビュー展開部3
8−5が従来と同じようにプレビュー画像データに展開
し、ステップ39−7でそのデータを表示装置38−5
に表示する。その例として図40を示す。表面、裏面の
情報が表示されているのがわかる。ステップ39−8で
はユーザーがプレビュー画面をみて空白ページを挿入、
削除するか選択する。空白ページの編集をしない場合、
図40の終了アイコンをクリックして終わる。もし、空
白ページの編集をするときはステップ39−9に進み、
プレビュー情報処理部38−4が改ページをいれるな
ど、空白ページの編集処理を行い、もう一度、ステップ
39−5に戻ってプレビュー画面を更新する。
【0150】空白ページ編集は図40のページ挿入
(前)、ページ挿入(後)、ページ削除のアイコンをク
リックすることによって行う。ページ挿入(前)アイコ
ンは表示されているページの前に空白ページを挿入す
る。ページ挿入(後)アイコンは表示されているページ
の後に空白ページを挿入する。ページ削除アイコンは表
示されているページを削除する。これらのアイコンでペ
ージ編集を行い、任意のページを表面、裏面に指定でき
る。図41は図40においてページ挿入(前)をクリッ
クした結果を表している。1ページ目がページ挿入する
ことによって2ページに移動し、表面から裏面になって
いることがわかる。
【0151】[実施の形態13]実施の形態13につい
て説明する。実施の形態1のシステムにおいてはアプリ
ケーションでの印刷設定とプリンタドライバでの印刷設
定の重複する部分を検出し、重複する印刷設定を統一し
ている。その統一された印刷設定は印刷支援ソフト2−
9、8−8の総合印刷情報記憶部2−14、8−16に
記憶されているので、プレビュー画面を表示する場合、
プレビュー画像データの作成はその総合印刷情報記憶部
の印刷設定データとアプリケーションの印刷データ記憶
部2−21,8−6の文書データを用いて行う。
【0152】このプレビュー表示について図42のブロ
ック図と図43のフローチャートにそって説明する。図
42は図2、図8における印刷支援ソフト内の印刷プレ
ビュー処理部2−13、8−11についての1実施例の
詳細図であり、図43は印刷プレビュー処理部でプレビ
ューするデータを受け取ってからプレビューを表示、編
集するまでのフローチャートである。
【0153】図42は図2、図8における印刷支援ソフ
ト内の印刷プレビュー処理部2−13、8−11につい
ての1実施の形態の詳細図である。42−1は印刷支援
ソフトのデータ処理部で2−11、8−10と同じもの
である。これは印刷プレビュー処理部の入出力を制御す
るものである。総合印刷情報記憶部42−2はアプリケ
ーションでの印刷設定とプリントドライバの印刷設定を
統一して記憶している。
【0154】印刷プレビュー処理部42−3はアプリケ
ーションの文書データと総合印刷情報記憶部42−2の
印刷設定データを使って印刷プレビューを表示する。プ
レビューデータ展開部42−5は従来のプレビュー画像
の展開処理と同様の処理を行う。プレビュー画像レイア
ウト部42−4は両面印刷設定を確認し、その設定に従
ってプレビューデータ展開部42−5で展開されたデー
タをレイアウト加工する。その加工された画像データを
表示するのが表示装置14−6である。
【0155】図43において、ステップ43−1ではプ
レビューデータ展開部42−5が印刷支援ソフトのデー
タ処理部42−1を通してアプリケーションの印刷デー
タ記憶部2−21、8−6に記憶されている文書データ
と統一された印刷設定データを総合印刷情報記憶部42
−2より受け取る。また、プレビュー画像レイアウト部
42−4でも両面印刷モード設定を受け取る。
【0156】ステップ43−2ではプレビューデータ展
開部42−5が従来のプレビューデータ展開処理と同じ
ようにプレビュー画像データを展開し、プレビュー画面
レイアウト部42−4に送る。ステップ43−3ではプ
レビュー画像レイアウト部42−4が両面印刷モードの
設定を確認し、それに合わせた画面レイアウトデータを
作る。その際、必要なら各ページごとのプレビュー画像
を180度回転するなどの処理を行う。ステップ43−
4において、そのデータを表示装置42−6に表示す
る。
【0157】例として図44、図45、図46、図47
を示す。図44、図45は縦置きで左綴じを指定したと
きのもので、図46、図47は横置きで上綴じを指定し
たときのものである。図44は1ページ目を表してお
り、図44の次ページのアイコンをクリックしたときの
図が図45である。図46,図47についても同様であ
る。この他の両面印刷モードの設定についても同様に、
実際に印刷されるようにプレビューすることによってど
のように用紙の表面、裏面が印刷されるかはっきりとわ
かる。
【0158】[実施の形態14]実施の形態14につい
て説明する。実施の形態1のシステムにおいてはアプリ
ケーションでの印刷設定とプリンタドライバでの印刷設
定の重複する部分を検出し、重複する印刷設定を統一し
ている。その統一された印刷設定は印刷支援ソフト2−
9、8−8の総合印刷情報記憶部2−14、8−16に
記憶されているので、プレビュー画面を表示する場合、
プレビュー画像データの作成はその総合印刷情報記憶部
の印刷設定データとアプリケーションの印刷データ記憶
部2−21,8−6の文書データを用いて行う。
【0159】このプレビュー表示について図48のブロ
ック図と図49のフローチャートにそって説明する。図
48は図2、図8における印刷支援ソフト内の印刷プレ
ビュー処理部2−13、8−11についての1実施例の
詳細図であり、図49は印刷プレビュー処理部でプレビ
ューするデータを受け取ってからプレビューを表示、編
集するまでのフローチャートである。
【0160】図48において、48−1は印刷支援ソフ
トのデータ処理部で2−11、8−10と同じものであ
る。これは印刷プレビュー処理部の入出力を制御するも
のである。総合印刷情報記憶部48−2はアプリケーシ
ョンでの印刷設定とプリントドライバの印刷設定を統一
して記憶している。印刷プレビュー処理部48−3はア
プリケーションの文書データと総合印刷情報記憶部48
−2の印刷設定データを使って印刷プレビューを表示す
る。
【0161】プレビューデータ展開部48−4は従来の
プレビュー画像の展開処理と同様の処理を行う。プレビ
ュー画面作成部48−5は背景グラフィックス記憶部4
8−8にあらかじめ記憶されているグラフィックスデー
タとプレビューデータ展開部48−4で展開されたプレ
ビュー画像データをページごとの給紙設定データに従っ
て合成する。また、給紙枚数計算部48−6で計算され
た各給紙タイプごとの使用枚数も付加して表示装置48
−7に送り、表示する。
【0162】図49において、ステップ49−1ではプ
レビューデータ展開部48−4が印刷支援ソフトのデー
タ処理部48−1を通してアプリケーションの印刷デー
タ記憶部2−21、8−6に記憶されている文書データ
と統一された印刷設定データを総合印刷情報記憶部48
−2より受け取り、ステップ49−2で従来のプレビュ
ーデータ展開処理と同じようにプレビュー画像データに
展開し、プレビュー画面作成部48−5に送ると同時
に、各給紙トレイ、給紙タイプごとの使用枚数を給紙枚
数計算部48−6で計算してプレビュー画面作成部48
−5に送る。
【0163】ステップ49−3では背景グラフィックス
データ記憶部48−8にあらかじめ記憶されている背景
グラフィックスデータとステップ49−2で展開された
プレビュー画像データとをプレビュー画面作成部48−
5で合成する。プレビュー画像の合成はプレビュー画面
作成部48−5がページごとの給紙トレイ設定データ、
または給紙タイプ設定データを印刷支援ソフトのデータ
処理部48−1を通して総合印刷情報記憶部48−2よ
り受け取り、それに対応する背景グラフィックスデータ
を用いて行う。ステップ49−4でその合成されたデー
タと給紙タイプ、または給紙トレイごとの使用枚数を表
示装置48−7に送りプレビューを表示する。
【0164】図50の例では、トレイ1に普通紙3枚、
トレイ2に色紙1枚、給紙が必要なのがわかる。この他
にも両面印刷時には各用紙が半分で済むので、表示枚数
を半分にすればよい。
【0165】[実施の形態15]図51は本発明の実施
の形態15に対応するコンピュータのソフトウェアシス
テムのブロック図を示しており、図2および図8におけ
る印刷支援ソフト2−9および8−8内の印刷プレビュ
ー処理部2−13および8−11の一実施例の詳細図で
ある。図52は本発明の実施の形態15の処理フローチ
ャートを示している。図53は本発明の実施の形態15
における綴じ代の設定がなされている場合のプレビュー
画面表示の一実施例を示している。図54は本発明の実
施の形態15における綴じ代の設定がなされていない場
合のプレビュー画面表示の一実施の形態を示している。
【0166】実施の形態15について説明する。実施の
形態1のシステムにおいては、アプリケーション2−1
および8−1での印刷設定とプリンタドライバ2−16
および8−18での印刷設定の重複する部分を検出し、
重複する印刷設定を統一している。その統一された印刷
設定は印刷支援ソフト2−9および8−8の総合印刷情
報記憶部2−14および8−16に記憶されているの
で、プレビュー画面を同時に表示する場合、プレビュー
画面データの作成はその総合印刷情報記憶部2−14お
よび8−16の印刷設定データとアプリケーション2−
1および8−1の文書データを用いて行う。このプレビ
ューの表示について図51、図52、図53、図54を
用いて説明する。
【0167】図51において、印刷プレビュー処理部5
1−1は、印刷処理において表示装置上におけるプレビ
ュー画面の入出力処理を行う部分である。プレビューデ
ータ展開部51−2は、データ処理部51−5より得た
印刷設定データおよび文書データからプレビュー画面表
示用データを展開して作成する部分である。
【0168】綴じ代設定処理部51−3は、プレビュー
データ展開部51−2より受けたプレビュー画面表示用
データから、綴じ代設定の有無を判別し、綴じ代の範囲
表示の情報を付加することにより、プレビュー画面表示
用データを更新する部分である。表示装置51−4は、
綴じ代設定処理部51−3より得られたプレビューデー
タを、ユーザーが視覚的に判別できるように表示する装
置である。データ処理部51−5は、アプリケーション
とのインターフェース部より印刷設定データおよび文書
データを、プリンタドライバとのインターフェース部よ
り印刷設定データを読み込み、両者の印刷設定の重複す
る部分を検出して、重複する印刷設定を統一する部分で
ある。
【0169】図52において、まず、ステップ52−1
において、統一された印刷設定データおよび文書データ
を図51における印刷支援ソフト内におけるデータ処理
部より印刷プレビュー処理部51−1内のプレビューデ
ータ展開部51−2に読み込む。プレビューデータ展開
部51−2は、従来のプレビュー表示処理と同様に、デ
ータ処理部51−5から文書データおよび印刷設定デー
タを受け取り、プレビューデータに展開している。
【0170】次に、ステップ52−2において、印刷設
定データ中の綴じ代の設定がなされているか否かをプレ
ビューデータ展開部51−2において判別する。綴じ代
の設定がなされている場合には、ステップ52−3に進
み、プレビューデータに綴じ代の範囲の情報を付加す
る。図51において、プレビューデータ展開部51−2
により作成されたプレビューデータは、綴じ代設定処理
部53に読み込まれ、綴じ代設定がなされている場合に
は、綴じ代設定処理部51−3において綴じ代の長さの
情報を付加して、プレビューデータを更新する。
【0171】一方、綴じ代の設定がなされていない場合
は、ステップ52−4に進み、プレビューデータには何
の情報も付加しない、従来のプレビューデータを作成す
る。すなわち、図51における綴じ代設定処理部51−
3においては、何の処理も施さない。ステップ52−3
およびステップ52−4により得られたプレビューデー
タから、52−5によりプレビュー画面を表示させる。
図51において、綴じ代設定処理部51−3におけるプ
レビューデータが表示装置51−4に送られて、プレビ
ュー画面が表示される。
【0172】図53および図54は、綴じ代の設定がな
されている場合および綴じ代の設定がなされていない場
合のプレビュー画面表示の一実施例を示している。表示
装置53−1および54−1上にプレビュー画面53−
2および54−2が表示され、その際プレビュー画面上
の文書において、綴じ代の設定がなされている場合に
は、その範囲53−3が同時に表示される。
【0173】[実施の形態16]図55は本発明の実施
の形態16に対応するコンピュータのソフトウェアシス
テムのブロック図を示しており、図2および図8におけ
る印刷支援ソフト2−9および8−8内の印刷プレビュ
ー処理部2−13および8−11の一実施の形態の詳細
図である。図56は本発明の実施の形態16の処理フロ
ーチャートを示している。図57および図58は、プレ
ビュー画面上で綴じ代の設定を行う前および綴じ代の設
定を行った後のプレビュー画面表示の一実施例を示して
いる。
【0174】請求項16の実施例について説明する。実
施の形態15の実施例において、プレビュー画面53−
2が表示され、綴じ代の設定がなされていることにより
綴じ代の範囲53−3が表示されているものとする。そ
の際プレビュー画面53−2上での綴じ代の範囲53−
3を操作する際の編集処理について、図55、図56、
図57、図58を用いて説明する。
【0175】図55において、印刷プレビュー処理部5
5−1は、印刷処理において表示装置上におけるプレビ
ュー画面の入出力処理を行う部分である。プレビューデ
ータ展開部55−2は、データ処理部55−6より得た
印刷設定データおよび文書データからプレビュー画面表
示用データを展開して作成する部分である。プレビュー
情報処理部55−3は、プレビューデータ展開部55−
2より受けたプレビュー画面表示用データおよび印刷設
定データ、ユーザーインターフェース部55−4より受
けたユーザーからの命令データを受け取り、その命令が
綴じ代設定の変更を行う命令であるか否かを判別し、綴
じ代設定の情報を更新することによりプレビュー画面表
示用データおよび印刷設定データの更新を行う部分であ
る。ユーザーインターフェース部55−4は、ユーザー
が入力装置等により与えた命令を命令データとして変換
し、プレビュー情報処理部55−3に送る部分である。
【0176】表示装置55−5は、プレビュー情報処理
部55−3より得られたプレビュー画面表示用データ
を、ユーザーが視覚的に判別できるように表示する装置
である。データ処理部55−6は、アプリケーションと
のインターフェース部より印刷設定データおよび文書デ
ータを、プリンタドライバとのインターフェース部より
印刷設定データを読み込み、両者の印刷設定の重複する
部分を検出して、重複する印刷設定を統一する部分であ
る。また、統一した印刷設定データを総合印刷情報記憶
部55−7に送り、総合印刷情報記憶部55−7から同
データを受け取る部分である。
【0177】総合印刷情報記憶部55−7は、統一した
印刷設定データを保存(記憶)する部分であり、ステー
プル位置設定変更命令がユーザーインターフェース部5
5−4より出された場合には、プレビュー情報処理部5
5−3より更新された印刷設定データを受け取り保存す
る部分である。また必要時にデータ処理部55−6に保
存している印刷設定データを送り出す部分である。
【0178】実施の形態15の実施例により、綴じ代の
設定がなされ、綴じ代の範囲57−3が表示されたプレ
ビュー画面57−2上において、命令が入力された時点
より、図56のフローチャートを開始する。まず、ステ
ップ56−1において、プレビュー画面57−2上で入
力された命令が、綴じ代の設定の変更を行う命令である
か否かを判別する。図55上での印刷支援ソフト内の印
刷プレビュー処理部55−1におけるユーザーインター
フェース部55−4において、プレビュー画面57−2
を直接操作することにより命令が入力される。その命令
はプレビュー情報処理部55−3において、何の命令で
あるかが判別される。そこで判別された命令が綴じ代の
設定の変更を行う命令で無ければ、何の操作も行わずに
終了させる。判別された命令が綴じ代の設定の変更を行
う命令であれば、ステップ56−2に進み、変更した綴
じ代の設定データの更新を行う。
【0179】図55において、プレビュー情報処理部5
5−3には、プレビューデータ展開部55−2より得ら
れた綴じ代の範囲を変更する前のプレビューデータがあ
らかじめ格納されている。その綴じ代の範囲57−3の
データをプレビュー情報処理部55−3において新しい
ものに変更することにより、プレビューデータの更新を
行う。
【0180】次にステップ56−3に進み、プレビュー
情報処理部55−3に存在する変更を施した綴じ代の範
囲58−3の設定データを総合印刷情報記憶部55−7
に送り、綴じ代の範囲の設定の保存を行う。次にステッ
プ56−4に進み、プレビュー情報処理部55−3に存
在する更新された綴じ代の設定データを表示装置55−
5に送ることにより、更新された綴じ代の設定における
プレビュー画面表示を行う。
【0181】図57および図58は、プレビュー画面上
で綴じ代の設定を行う前および綴じ代の設定を行った後
のプレビュー画面表示の一実施例を示している。図57
において、ユーザーはプレビュー画面57−2上におい
て、綴じ代の範囲57−3が表示されている部分を入力
装置により指定する。指定された綴じ代の範囲はカーソ
ル57−4により指定される。ユーザーは、指定された
綴じ代の範囲57−3を入力装置により拡縮することに
より図58のようにプレビュー画面58−2上で綴じ代
の範囲58−3が更新される。本設定は文書上のいずれ
のページにおいて綴じ代の設定を行っても、文書上のす
べてのページにおいての綴じ代の範囲が同時に変更され
る。
【0182】[実施の形態17]実施の形態17につい
て説明する。実施の形態1のシステムにおいてはアプリ
ケーションでの印刷設定とプリンタドライバでの印刷設
定の重複する部分を検出し、重複する印刷設定を統一し
ている。その統一された印刷設定は印刷支援ソフト2−
9、8−8の総合印刷情報記憶部2−14、8−16に
記憶されているので、プレビュー画面を表示する場合、
プレビュー画像データの作成はその総合印刷情報記憶部
の印刷設定データとアプリケーションの印刷データ記憶
部2−21,8−6の文書データを用いて行う。
【0183】このプレビュー表示について図59のブロ
ック図と図60のフローチャートにそって説明する。図
59は図2、図8における印刷支援ソフト内の印刷プレ
ビュー処理部2−13、8−11についての1実施例の
詳細図であり、図60は印刷プレビュー処理部でプレビ
ューするデータを受け取ってからプレビューを表示、編
集するまでのフローチャートである。
【0184】図59は図2、図8における印刷支援ソフ
ト内の印刷プレビュー処理部2−13、8−11につい
ての1実施例の詳細図である。59−1は印刷支援ソフ
トのデータ処理部で2−11、8−10と同じものであ
る。これは印刷プレビュー処理部の入出力を制御するも
のである。総合印刷情報記憶部59−2はアプリケーシ
ョンでの印刷設定とプリントドライバの印刷設定を統一
して記憶している。
【0185】印刷プレビュー処理部59−3はアプリケ
ーションの文書データと総合印刷情報記憶部59−2の
印刷設定データを使って印刷プレビューを表示する。プ
レビューデータ展開部59−4は従来のプレビュー画像
の展開処理と同様の処理を行う。プレビュー画面作成部
59−5はプレビューデータ展開部59−4が展開した
プレビュー画像データを印刷設定に従って左右反転、1
80度回転、白黒反転の処理をする。その加工された画
像データを表示するのが表示装置59−6である。
【0186】図60において、ステップ60−1ではプ
レビューデータ展開部59−4が印刷支援ソフトのデー
タ処理部59−1を通してアプリケーションの印刷デー
タ記憶部2−21、8−6に記憶されている文書データ
と統一された印刷設定データを総合印刷情報記憶部59
−2より受け取り、ステップ60−2で従来のプレビュ
ーデータ展開処理と同じようにプレビュー画像データに
展開し、プレビュー画面作成部59−5に送る。ステッ
プ60−3ではその展開されたプレビュー画像データに
プレビュー画面作成部59−5で左右反転、180度回
転、白黒反転などの処理を行う。
【0187】プレビュー画像の処理はプレビュー画面作
成部59−5が印刷設定データを印刷支援ソフトのデー
タ処理部59−1を通して総合印刷情報記憶部59−2
より受け取り、それに対応する処理を行う。ステップ6
0−4でその処理されたデータを表示装置59−6に送
り、プレビューを表示する。
【0188】例として図61、図62、図63、図64
を示す。図61は何も指定しない例、図62は左右反
転、図63は180度回転、図64は白黒反転を表して
おり、プレビューすることによって印刷設定の効果がわ
かりやすい。
【0189】[実施の形態18]実施の形態18につい
て説明する。実施の形態1のシステムにおいてはアプリ
ケーションでの印刷設定とプリンタドライバでの印刷設
定の重複する部分を検出し、重複する印刷設定を統一し
ている。その統一された印刷設定は印刷支援ソフト2−
9、8−8の総合印刷情報記憶部2−14、8−16に
記憶されているので、プレビュー画面を表示する場合、
プレビュー画像データの作成はその総合印刷情報記憶部
の印刷設定データとアプリケーションの印刷データ記憶
部2−21,8−6の文書データを用いて行う。
【0190】このプレビュー表示について図65のブロ
ック図と図66のフローチャートにそって説明する。図
65は図2、図8における印刷支援ソフト内の印刷プレ
ビュー処理部2−13、8−11についての1実施例の
詳細図であり、図66は印刷プレビュー処理部でプレビ
ューするデータを受け取ってからプレビューを表示、編
集するまでのフローチャートである。
【0191】図65は図2、図8における印刷支援ソフ
ト内の印刷プレビュー処理部2−13、8−11につい
ての1実施例の詳細図である。65−1は印刷支援ソフ
トのデータ処理部で2−11、8−10と同じものであ
る。これは印刷プレビュー処理部の入出力を制御するも
のである。総合印刷情報記憶部65−2はアプリケーシ
ョンでの印刷設定とプリントドライバの印刷設定を統一
して記憶している。印刷プレビュー処理部65−3はア
プリケーションの文書データと総合印刷情報記憶部65
−2の印刷設定データを使って印刷プレビューを表示す
る。
【0192】プレビューデータ展開部65−4は従来の
プレビュー画像の展開処理と同様の処理を行う。プレビ
ュー画面作成部65−5はプレビューデータ展開部65
−4が展開したプレビュー画像データを各ページごとの
印刷設定に従って左右反転、180度回転、白黒反転の
処理をする。その加工された画像データを表示するのが
表示装置65−7である。ユーザーインタフェイス65
−6によって各ページごとの編集処理の入力を行い、そ
の更新情報はデータ処理部65−1を通して総合印刷情
報記憶部65−2に記憶される。
【0193】図66において、ステップ66−1ではプ
レビューデータ展開部65−4が印刷支援ソフトのデー
タ処理部65−1を通してアプリケーションの印刷デー
タ記憶部2−21、8−6に記憶されている文書データ
と統一された印刷設定データを総合印刷情報記憶部65
−2より受け取り、ステップ66−2で従来のプレビュ
ーデータ展開処理と同じようにプレビュー画像データに
展開し、プレビュー情報処理部65−5に送る。
【0194】ステップ66−3ではその展開されたプレ
ビュー画像データにプレビュー情報処理部65−5で左
右反転、180度回転、白黒反転などの処理を行う。プ
レビュー画像の処理はプレビュー情報処理部65−5が
印刷設定データを印刷支援ソフトのデータ処理部65−
1を通して総合印刷情報記憶部65−2より受け取り、
それに対応する処理を行う。ステップ66−4でその処
理されたデータを表示装置65−7に送り、プレビュー
を表示する。
【0195】ステップ66−5で編集したいページをプ
レビュー画面に表示し、図67に示す編集アイコンを使
って、どの編集処理をするか選択する。終了アイコンを
選択した場合はENDで終了となる。それ以外の左右反
転、180度回転、白黒反転の各アイコンが選択された
ときは、ステップ66−6において、プレビュー情報処
理部65−5がその変更情報を総合印刷情報記憶部65
−2に送り、記憶する。さらに、ステップ66−3に戻
り、変更内容をプレビュー画面に反映させるようにす
る。
【0196】例として図67、図68、図69,図70
を示す。図67は何も指定していない例、図67におい
て左右反転アイコンをクリックした例である。このよう
に各ページごとの設定が容易に行える。その他の180
度反転、白黒反転についても同様に図69、図70に示
す。
【0197】[実施の形態19]図71は本発明の実施
の形態19に対応するコンピュータのソフトウェアシス
テムのブロック図を示しており、図2および図8におけ
る印刷支援ソフト2−9および8−8内の印刷プレビュ
ー処理部2−13および8−11の一実施例の詳細図で
ある。図72及び図73は本発明の実施の形態19の処
理フローチャートを示している。図74は合紙設定項目
を含むプレビュー画面表示の一実施例を示している。
【0198】図75は図74における次頁合紙挿入枚数
表示右隣の+アイコンを1回押した場合のプレビュー画
面表示の一実施例を示している。図76は図74におけ
る次頁合紙挿入枚数表示右隣の−アイコンを1回押した
場合のプレビュー画面表示の一実施例を示している。図
77は図74における次頁合紙挿入枚数表示右隣の設定
解除アイコンを1回押した場合のプレビュー画面表示の
一実施例を示している。
【0199】実施の形態19について説明する。実施の
形態1のシステムにおいてはアプリケーション2−1お
よび8−1での印刷設定とプリンタドライバ2−16お
よび8−18での印刷設定の重複する部分を検出し、重
複する印刷設定を統一している。その統一された印刷設
定は印刷支援ソフト2−9および8−8の総合印刷情報
記憶部2−14および8−16に記憶されているので、
プレビュー画面を同時に表示する場合、プレビュー画面
のデータの作成はその総合印刷情報記憶部2−14およ
び8−16の印刷設定データとアプリケーション2−1
および8−1の文書データを用いて行う。このプレビュ
ーの表示画面が表示され、その画面上に合紙設定に関す
る表示がなされている状態において、合紙設定の変更処
理について図71、図72、図73、図74、図75、
図76及び図77を用いて説明する。
【0200】図71において、印刷プレビュー処理部7
1−1は、印刷処理において表示装置上におけるプレビ
ュー画面の入出力処理を行う部分である。プレビューデ
ータ展開部71−2は、データ処理部71−6より得た
印刷設定データおよび文書データからプレビュー画面表
示用データを展開して作成する部分である。プレビュー
情報処理部71−3は、プレビューデータ展開部71−
2より受けたプレビュー画面表示用データおよび印刷設
定データ、ユーザーインターフェース部71−4より受
けたユーザーからの命令データを受け取り、その命令が
合紙設定の変更を行う命令であるか否かを判別し、合紙
設定の情報を更新することによりプレビュー画面表示用
データおよび印刷設定データの更新を行う部分である。
【0201】ユーザーインターフェース部71−4は、
ユーザーが入力装置等により与えた命令を命令データと
して変換し、プレビュー情報処理部71−3に送る部分
である。表示装置71−5は、プレビュー情報処理部7
1−3より得られたプレビュー画面表示用データを、ユ
ーザーが視覚的に判別できるように表示する装置であ
る。データ処理部71−6は、アプリケーションとのイ
ンターフェース部より印刷設定データおよび文書データ
を、プリンタドライバとのインターフェース部より印刷
設定データを読み込み、両者の印刷設定の重複する部分
を検出して、重複する印刷設定を統一する部分である。
また、統一した印刷設定データを総合印刷情報記憶部7
1−7に送り、総合印刷情報記憶部71−7から同デー
タを受け取る部分である。
【0202】総合印刷情報記憶部71−7は、統一した
印刷設定データを保存(記憶)する部分であり、合紙設
定変更命令がユーザーインターフェース部71−4より
出された場合には、プレビュー情報処理部71−3より
更新された印刷設定データを受け取り保存する部分であ
る。また必要時にデータ処理部71−6に保存している
印刷設定データを送り出す部分である。
【0203】合紙設定に関する命令を出す方法の一実施
の形態として、図74のように、表示装置73−1上の
プレビュー画面73−2内に合紙設定に関する設定アイ
コンを含む表示73−3を行う。本実施例においては、
設定を行っている頁において、その頁の前に合紙を挿入
する(前頁合紙挿入73−8)および頁の後ろに合紙を
挿入する(次頁合紙挿入73−4)の2種類の設定項目
を用意し、各設定項目には合紙設定を容易にするための
アイコンとして、挿入枚数1枚増加(図19−3上での
+73−5および73−9)、挿入枚数1枚減少(同−
73−3および73−10)、合紙挿入設定の解除(同
設定解除73−7および73−11)を用意するものと
する。
【0204】合紙設定に関する表示がなされたプレビュ
ー画面73−2上において、命令が入力された時点よ
り、図72及び図73のフローチャートを開始する。こ
のフローチャートを用いて、各ステップ単位で説明を行
う。
【0205】ステップ72−1:プレビュー画面73−
2上で入力された命令が、合紙設定の変更を行う命令で
あるか否かを判別する。図71上での、印刷支援ソフト
内の印刷プレビュー処理部71−1におけるユーザーイ
ンターフェース部71−4において、プレビュー画面7
3−2を直接操作することにより命令が入力される。そ
の命令は図71上でのプレビュー情報処理部71−3に
おいて、何の命令であるかが判別される。そこで判別さ
れた命令が合紙設定の変更を行う命令で無ければ、何の
操作も行わずに終了させる。判別された命令が合紙設定
の変更を行う命令であれば、ステップ72−2に進む。
【0206】ステップ72−2:その命令が前頁の合紙
挿入に関する命令であるか次頁の合紙挿入であるかをプ
レビュー情報処理部71−3において判別する。前頁の
合紙挿入に関する命令であればステップ72−3に進
む。次頁の合紙挿入に関する命令であればステップ72
−12に進む。
【0207】ステップ72−3:その前頁の合紙挿入に
関する命令が合紙の設定解除命令であるか否かをプレビ
ュー情報処理部71−3において判別する。合紙の設定
解除命令であればステップ72−4に進み、そうでなけ
ればステップ72−6に進む。
【0208】ステップ72−4:プレビュー情報処理部
71−3において、前頁の合紙挿入枚数設定を0枚に設
定し、ステップ72−5に進む。
【0209】ステップ72−5:プレビュー情報処理部
71−3において設定を行っているページの前のページ
における、次頁の合紙挿入枚数設定を0枚に設定し、ス
テップ72−21に進む。
【0210】ステップ72−6:その前頁の合紙挿入に
関する命令が合紙の枚数を増加させる命令か減少させる
命令かをプレビュー情報処理部71−3において判別す
る。合紙の枚数を増加させる命令であればステップ72
−7に進み、そうでなければステップ72−9に進む。
【0211】ステップ72−7:プレビュー情報処理部
71−3において、前頁の合紙挿入枚数設定を1枚増加
させて、ステップ72−8に進む。
【0212】ステップ72−8:プレビュー情報処理部
71−3において、設定を行っているページの前のペー
ジにおける、次頁の合紙挿入枚数設定を1枚増加させ
て、72−21に進む。
【0213】ステップ72−9:その前頁の合紙挿入枚
数の減少命令において、命令前の設定枚数が0枚である
か否かをプレビュー情報処理部71−3において判別す
る。0枚であればステップ72−21に進み、そうでな
ければステップ72−10に進む。
【0214】ステップ72−10:プレビュー情報処理
部71−3において、前頁の合紙挿入枚数設定を1枚減
少させて、ステップ72−11に進む。
【0215】ステップ72−11:プレビュー情報処理
部71−3において、設定を行っているページの前のペ
ージにおける、次頁の合紙挿入枚数設定を1枚減少させ
て、ステップ21に進む。
【0216】ステップ72−12:その次頁の合紙挿入
に関する命令が合紙の設定解除命令であるか否かをプレ
ビュー情報処理部71−3において判別する。合紙の設
定解除命令であればステップ72−13に進み、そうで
なければステップ72−15に進む。
【0217】ステップ72−13:プレビュー情報処理
部71−3において、次頁の合紙挿入枚数設定を0枚に
設定し、ステップ72−14に進む。
【0218】ステップ72−14:プレビュー情報処理
部71−3において、設定を行っているページの次のペ
ージにおける、前頁の合紙挿入枚数設定を0枚に設定
し、72−21に進む。
【0219】ステップ72−15:その次頁の合紙挿入
に関する命令が合紙の枚数を増加させる命令か減少させ
る命令かをプレビュー情報処理部71−3において判別
する。合紙の枚数を増加させる命令であればステップ7
2−16に進み、そうでなければステップ72−18に
進む。
【0220】ステップ72−16:プレビュー情報処理
部71−3において、次頁の合紙挿入枚数設定を1枚増
加させて、ステップ72−17に進む。
【0221】ステップ72−17:プレビュー情報処理
部71−3において、設定を行っているページの次のペ
ージにおける、前頁の合紙挿入枚数設定を1枚増加させ
て、ステップ72−21に進む。
【0222】ステップ72−18:その次頁の合紙挿入
枚数の減少命令において、命令前の設定枚数が0枚であ
るか否かをプレビュー情報処理部71−3において判別
する。0枚であればステップ72−21に進み、そうで
なければステップ72−19に進む。
【0223】ステップ72−19:プレビュー情報処理
部71−3において、次頁の合紙挿入枚数設定を1枚減
少させて、ステップ72−20に進む。
【0224】ステップ72−20:プレビュー情報処理
部71−3において、設定を行っているページの次のペ
ージにおける、前頁の合紙挿入枚数設定を1枚減少させ
て、ステップ72−21に進む。
【0225】ステップ72−21:プレビュー情報処理
部71−3に存在する変更を施した合紙の設定データを
図71−7上での総合印刷情報記憶部に送り、合紙設定
の保存を行う。
【0226】ステップ72−22:表示装置のプレビュ
ー画面上において、設定を更新した後の前頁合紙挿入枚
数および次頁合紙挿入枚数の表示を行う。
【0227】図74は、合紙設定項目を含むプレビュー
画面表示の一実施例を示している。図75は、図74に
おける次頁合紙挿入枚数73−4表示右隣の+アイコン
73−5を1回押した場合のプレビュー画面表示の一実
施例を示している。+アイコン73−5を1回押すこと
により、次頁合紙挿入枚数73−4が1枚増加する。
【0228】図76は、図74における次頁合紙挿入枚
数73−4表示右隣の−アイコン73−6を1回押した
場合のプレビュー画面表示の一実施例を示している。−
アイコン73−6を1回押すことにより、次頁合紙挿入
枚数73−4が1枚減少する。
【0229】図77は、図74における次頁合紙挿入枚
数73−4表示右隣の設定解除アイコン73−7を1回
押した場合のプレビュー画面表示の一実施例を示してい
る。設定解除アイコン73−6を1回押すことにより、
次頁合紙挿入枚数73−4設定が解除され、挿入枚数が
0枚となる。
【0230】その他、本発明は上記しかつ図面に示した
実施の形態のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱
しない範囲内で適宜変形して実施できることは勿論であ
る。
【0231】
【発明の効果】請求項1記載のコンピュータシステムを
利用した印刷処理装置によれば、アプリケーションプロ
グラムの持つ印刷設定内容の項目と、プリンタドライバ
の持つプリンタ設定内容の項目のうち、重複する項目に
対して入力がされた場合に、両者の内容が相反すること
を防止する機能を持たせたことによって、印刷設定の誤
りによる印刷ミスを防止することができる。
【0232】請求項2記載のコンピュータシステムを利
用した印刷処理装置によれば、アプリケーションプログ
ラムの持つ印刷設定内容の項目と、プリンタドライバの
持つプリンタ設定内容の項目のうち、重複する項目はプ
リンタドライバの持つプリンタ設定画面では入力を禁止
することにより、重複する項目の入力箇所が統一化さ
れ、操作性が向上する。
【0233】請求項3記載のコンピュータシステムを利
用した印刷処理装置によれば、アプリケーションプログ
ラムの持つ印刷設定内容の項目と、プリンタドライバの
持つプリンタ設定内容の項目のうち、重複している項目
はプリンタドライバの持つプリンタ設定画面から消去す
ることにより、設定画面を簡略化し、ユーザーが誤って
入力が禁止されている箇所に入力しようとすることを防
止でき、操作性が向上する。
【0234】請求項4記載のコンピュータシステムを利
用した印刷処理装置によれば、アプリケーションプログ
ラムの持つ印刷設定内容の項目と、プリンタドライバの
持つプリンタ設定内容の項目のうち、重複している項目
が操作された場合は警告することにより、入力した値が
印刷結果に正しく反映されるかどうか確認することがで
き、印刷設定の誤りによる印刷ミスを防止することがで
きる。
【0235】請求項5記載のコンピュータシステムを利
用した印刷処理装置によれば、アプリケーションプログ
ラムの持つ印刷設定項目と、プリンタドライバの持つプ
リンタ設定項目とを抽出し、印刷設定に必要な全項目を
一つの画面に一覧表示して設定させることにより、印刷
に必要な設定項目が統一化されユーザーが理解しやすく
なり、操作性が向上する。
【0236】請求項6記載のコンピュータシステムを利
用した印刷処理装置によれば、各プリンタが個々に持つ
トナーセーブモード設定をプレビュー画面上で容易に確
認することができ、使い勝手が向上し、印刷ミスを防ぐ
ことができる。
【0237】請求項7記載のコンピュータシステムを利
用した印刷処理装置によれば、各ページごとの給紙タイ
プをプレビュー画面上で容易に確認することができ、使
い勝手が向上し、印刷ミスを防ぐことができる。
【0238】請求項8記載のコンピュータシステムを利
用した印刷処理装置によれば、各ページごとの給紙タイ
プの違いをどのようにプレビュー画面上に表示するか、
ユーザーがより細かい設定をでき、使い勝手が向上す
る。
【0239】請求項9記載のコンピュータシステムを利
用した印刷処理装置によれば、各ページにステープル位
置がプレビューされるので、ステープル位置を容易に確
認でき、ステープル設定のミスを防ぐことができる。
【0240】請求項10記載のコンピュータシステムを
利用した印刷処理装置によれば、ステープル位置の設定
がプレビュー画面上でできるので、操作が直接的でわか
りやすく、その修正結果も容易に確認でき、更に、ステ
ープル不可能な位置にステープル設定することがなくな
り、ミスを防ぐことができる。
【0241】請求項11記載のコンピュータシステムを
利用した印刷処理装置によれば、両面印刷時にプレビュ
ー画面を見ながら空白ページを任意の場所に挿入、削除
することによって、各ページごとに印刷用紙の表面、裏
面に印刷することが指定できる。プレビュー画面を見な
がら操作できるので、編集の操作、確認がしやすく、印
刷ミスを防ぐことができる。
【0242】請求項12記載のコンピュータシステムを
利用した印刷処理装置によれば、両面印刷時にその各モ
ードに応じて見開きでプレビューすることによって、表
面、裏面が実際に用紙にどのように印刷されるか確認が
容易にでき、印刷ミスを防ぐことができる。
【0243】請求項13記載のコンピュータシステムを
利用した印刷処理装置によれば、各ページに綴じ代の範
囲がプレビューされるので、綴じ代の範囲を容易に確認
することができる。
【0244】請求項14記載のコンピュータシステムを
利用した印刷処理装置によれば、プレビュー画面上で左
右反転、180度回転、白黒反転の設定の効果をみるこ
とができ、印刷ミスを防ぐことができる。
【0245】請求項15記載のコンピュータシステムを
利用した印刷処理装置によれば、プレビュー画面上での
操作により、各ページごとにより詳細な設定ができる。
【0246】請求項16記載のコンピュータシステムを
利用した印刷処理装置によれば、プレビュー画面上で合
紙設定ができるので、操作しやすく、容易に修正結果の
確認ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のコンピュータのハード
ウェアシステムのブロック図である。
【図2】本発明のコンピュータのソフトウェアシステム
のブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態1のフローチャートであ
る。
【図4】本発明の実施の形態2のフローチャートであ
る。
【図5】本発明の実施の形態3のフローチャートであ
る。
【図6】本発明の実施の形態4のフローチャートであ
る。
【図7】本発明の実施の形態4における警告メッセージ
の例である。
【図8】本発明の実施の形態5に対応するコンピュータ
のソフトウェアシステムのブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態5のフローチャートであ
る。
【図10】本発明の実施の形態6に対応するソフトウェ
アシステムのブロック図である。
【図11】本発明の実施の形態6のフローチャートであ
る。
【図12】本発明の実施の形態6におけるトナーセーブ
モード設定時のプレビュー画面表示の一実施例である。
【図13】本発明の実施の形態6におけるトナーセーブ
モード非設定時のプレビュー画面表示の一実施の形態例
である。
【図14】本発明の実施の形態7に対応するコンピュー
タのソフトウェアシステムの一部のブロック図である。
【図15】本発明の実施の形態7のフローチャートであ
る。
【図16】本発明の実施の形態7におけるプレビュー表
示例である。
【図17】本発明の実施の形態7におけるプレビュー表
示例である。
【図18】本発明の実施の形態7におけるプレビュー表
示例である。
【図19】本発明の実施の形態8に対応するコンピュー
タのソフトウェアシステムの一部のブロック図である。
【図20】本発明の実施の形態8のフローチャートであ
る。
【図21】本発明の実施の形態8におけるプレビュー表
示例である。
【図22】本発明の実施の形態8における背景グラフィ
ックス設定の例である。
【図23】本発明の実施の形態9に対応するソフトウェ
アシステムのブロック図である。
【図24】本発明の実施の形態9のフローチャートであ
る。
【図25】本発明の実施の形態9におけるステープル設
定がなされている時のプレビュー画面表示の一実施例で
ある。
【図26】本発明の実施の形態9におけるステープル設
定がなされていない時のプレビュー画面表示の一実施例
である。
【図27】本発明の実施の形態10に対応するソフトウ
ェアシステムのブロック図である。
【図28】本発明の実施の形態10のフローチャートで
ある。
【図29】本発明の実施の形態10におけるステープル
位置の設定を行う前のプレビュー画面表示の一実施例で
ある。
【図30】本発明の実施の形態10におけるステープル
位置の設定を行った後のプレビュー画面表示の一実施例
である。
【図31】本発明の実施の形態11に対応するソフトウ
ェアシステムのブロック図である。
【図32】本発明の実施の形態11のフローチャートで
ある。
【図33】本発明の実施の形態11の別のフローチャー
トである。
【図34】本発明の実施の形態11におけるステープル
位置の移動前のプレビュー画面表示の一実施例である。
【図35】本発明の実施の形態11におけるステープル
位置を無効な範囲に移動させた場合のプレビュー画面表
示の一実施例である。
【図36】本発明の実施の形態11における無効範囲に
ステープル位置が移動したことに対するプレビュー画面
での警告表示の一実施例である。
【図37】本発明の実施の形態11における有効な範囲
内で一番近いステープル位置に移動させた場合のプレビ
ュー画面表示の一実施例である。
【図38】本発明の実施の形態12に対応するコンピュ
ータのソフトウェアシステムの一部のブロック図であ
る。
【図39】本発明の実施の形態12のフローチャートで
ある。
【図40】本発明の実施の形態12におけるプレビュー
表示例である。
【図41】本発明の実施の形態12におけるプレビュー
表示例である。
【図42】本発明の実施の形態13に対応するコンピュ
ータのソフトウェアシステムの一部のブロック図であ
る。
【図43】本発明の実施の形態13のフローチャートで
ある。
【図44】本発明の実施例13におけるプレビュー表示
例である。
【図45】本発明の実施例13におけるプレビュー表示
例である。
【図46】本発明の実施例13におけるプレビュー表示
例である。
【図47】本発明の実施の形態13におけるプレビュー
表示例である。
【図48】本発明の実施の形態14に対応するコンピュ
ータのソフトウェアシステムの一部のブロック図であ
る。
【図49】本発明の実施の形態14のフローチャートで
ある。
【図50】本発明の実施の形態14におけるプレビュー
表示例である。
【図51】本発明の実施の形態15に対応するソフトウ
ェアシステムのブロック図である。
【図52】本発明の実施の形態15のフローチャートで
ある。
【図53】本発明の実施の形態15における綴じ代の設
定がなされている場合のプレビュー画面表示の一実施の
形態である。
【図54】本発明の実施の形態15における綴じ代の設
定がなされていない場合のプレビュー画面表示の一実施
の形態である。
【図55】本発明の実施の形態16に対応するソフトウ
ェアシステムのブロック図である。
【図56】本発明の実施の形態16のフローチャートで
ある。
【図57】本発明の実施の形態16におけるプレビュー
画面上で綴じ代の設定を行う前のプレビュー画面表示の
一実施例である。
【図58】本発明の実施の形態16におけるプレビュー
画面上で綴じ代の設定を行った後のプレビュー画面表示
の一実施例である。
【図59】本発明の実施の形態17に対応するコンピュ
ータのソフトウェアシステムの一部のブロック図であ
る。
【図60】本発明の実施の形態17のフローチャートで
ある。
【図61】本発明の実施の形態17におけるプレビュー
表示例である。
【図62】本発明の実施の形態17におけるプレビュー
表示例である。
【図63】本発明の実施の形態17におけるプレビュー
表示例である。
【図64】本発明の実施の形態17におけるプレビュー
表示例である。
【図65】本発明の実施の形態18に対応するコンピュ
ータのソフトウェアシステムの一部のブロック図であ
る。
【図66】本発明の実施の形態18のフローチャートで
ある。
【図67】本発明の実施の形態18におけるプレビュー
表示例である。
【図68】本発明の実施の形態18におけるプレビュー
表示例である。
【図69】本発明の実施の形態18におけるプレビュー
表示例である。
【図70】本発明の実施の形態18におけるプレビュー
表示例である。
【図71】本発明の実施の形態19に対応するソフトウ
ェアシステムのブロック図である。
【図72】本発明の実施の形態19のフローチャートで
ある。
【図73】本発明の実施の形態19のフローチャートで
ある。
【図74】本発明の実施の形態19における合紙設定項
目を含むプレビュー画面表示の一実施例である。
【図75】本発明の実施の形態19における図74にお
ける次頁合紙挿入枚数表示右隣の+アイコンを1回押し
た場合のプレビュー画面表示の一実施例である。
【図76】本発明の実施の形態19における図74にお
ける次頁合紙挿入枚数表示右隣の−アイコンを1回押し
た場合のプレビュー画面表示の一実施例である。
【図77】本発明の実施の形態19における図74にお
ける次頁合紙挿入枚数表示右隣の設定解除アイコンを1
回押した場合のプレビュー画面表示の一実施例である。
【符号の説明】
1−1 コンピュータ 1−2 表示装置 1−3 入力装置 1−4 プリンタ装置 1−6 プリンタインタフェース部 1−7 CPU 1−8 入力装置インタフェース部 1−9 表示装置インタフェース部 1−10 データバス 1−11 記憶装置 1−12 アプリケーション 1−13 印刷設定支援ソフト 1−14 オペレーティングシステム 1−15 プリンタドライバ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータにプリンタ装置が接続さ
    れ、印刷機能を有するアプリケーションプログラムまた
    はアプリケーションプログラムからコンピュータのオペ
    レーティングシステムを介して前記プリンタ装置へ直接
    印刷データを送信する、前記プリンタ装置に特化したプ
    リンタドライバを有するシステムであって、 アプリケーションプログラムを用いて印刷動作を行う際
    にアプリケーションプログラムの持つ印刷設定画面とプ
    リンタドライバの持つプリンタ設定画面を同時に表示す
    る表示手段と、 前記印刷設定画面と前記プリンタ設定画面が持つ設定内
    容の項目のうち重複している項目を抽出し、これらの内
    容が相反することを防止する印刷設定手段を備えること
    を特徴とするコンピュータシステムを利用した印刷処理
    装置。
  2. 【請求項2】 アプリケーションプログラムの持つ印刷
    設定内容の項目と、プリンタドライバの持つプリンタ設
    定内容の項目のうち、重複している項目はプリンタドラ
    イバの持つプリンタ設定画面では入力を禁止することを
    特徴とする請求項1記載のコンピュータシステムを利用
    した印刷処理装置。
  3. 【請求項3】 アプリケーションプログラムの持つ印刷
    設定内容の項目と、プリンタドライバの持つプリンタ設
    定内容の項目のうち、重複している項目はプリンタドラ
    イバの持つプリンタ設定画面から消去することを特徴と
    する請求項1記載のコンピュータシステムを利用した印
    刷処理装置。
  4. 【請求項4】 アプリケーションプログラムの持つ印刷
    設定内容の項目と、プリンタドライバの持つプリンタ設
    定内容の項目のうち、重複している項目が操作された場
    合は警告することを特徴とする請求項1記載のコンピュ
    ータシステムを利用した印刷処理装置。
  5. 【請求項5】 アプリケーションプログラムを用いて印
    刷動作を行う際に、アプリケーションプログラムの持つ
    印刷設定項目と、プリンタドライバの持つプリンタ設定
    項目とを抽出し、印刷設定に必要な全項目を一つの画面
    に一覧表示して設定させる機能を持った印刷設定手段を
    含むことを特徴とする請求項1記載のコンピュータシス
    テムを利用した印刷処理装置。
  6. 【請求項6】 印刷プレビュー画面を同時に表示させる
    と共に、前記プリンタドライバ設定画面上でトナーセー
    ブモードを設定すると、プレビュー画面上の画像を薄く
    表示することを特徴とする請求項1または5記載のコン
    ピュータシステムを利用した印刷処理装置。
  7. 【請求項7】 印刷プレビュー画面を同時に表示させる
    と共に、前記プリンタドライバ設定画面上で給紙タイプ
    を各ページごとに設定できる機能を備える場合、用紙の
    種類の違いをプレビュー画面上で認識できることを特徴
    とする請求項1または5記載のコンピュータシステムを
    利用した印刷処理装置。
  8. 【請求項8】 前記プリンタドライバ設定画面上で給紙
    トレイを各ページごとに設定できる機能を備える場合、
    各トレイごとの背景グラフィックスをユーザーが設定で
    きることを特徴とする請求項7記載のコンピュータシス
    テムを利用した印刷処理装置。
  9. 【請求項9】 印刷プレビュー画面を同時に表示させる
    と共に、前記プリンタドライバ設定画面上でステープル
    を設定すると、すべてのページのプレビュー画面上にス
    テープルの位置を表示することを特徴とする請求項1ま
    たは5記載のコンピュータシステムを利用した印刷処理
    装置。
  10. 【請求項10】 プレビュー画面を直接操作することに
    よって、ステープル位置を修正することができるもの
    で、不可能な位置指定がなされた場合は警告、無視、あ
    るいは自動的に一番近い選択可能なステープル位置を選
    択することを特徴とする請求項9記載のコンピュータシ
    ステムを利用した印刷処理装置。
  11. 【請求項11】 印刷プレビュー画面を同時に表示させ
    ると共に、前記プリンタドライバ設定画面上で両面印刷
    モードを設定すると、各ページのプレビュー画面に印刷
    用紙の表か裏の情報を表示し、かつプレビュー画面上の
    操作によって空白ページを任意の場所に挿入、削除する
    編集を行い、各ページを表面あるいは裏面にできること
    を特徴とする請求項1または5記載のコンピュータシス
    テムを利用した印刷処理装置。
  12. 【請求項12】 印刷プレビュー画面を同時に表示させ
    ると共に、前記プリンタドライバ設定画面上で両面印刷
    モードに設定した場合、長辺綴じ、短編綴じなどの各モ
    ードに応じて、見開きでプレビューすることを特徴とす
    る請求項1または5記載のコンピュータシステムを利用
    した印刷処理装置。
  13. 【請求項13】 印刷プレビュー画面を同時に表示させ
    ると共に、前記プリンタドライバ設定画面上で綴じ代の
    設定を行うと、すべてのページのプレビュー画面上に綴
    じ代の範囲を表示することを特徴とする請求項1または
    5記載のコンピュータシステムを利用した印刷処理装
    置。
  14. 【請求項14】 印刷プレビュー画面を同時に表示させ
    ると共に、プリンタドライバ設定画面で用紙の印刷向き
    を、左右反転、180度回転、白黒反転する機能を備え
    る場合、それをプレビュー画面上に反映することを特徴
    とする請求項1または5記載のコンピュータシステムを
    利用した印刷処理装置。
  15. 【請求項15】 プレビュー画面上の操作によって、各
    ページごとに左右反転、180度回転、白黒反転の設定
    することを特徴とする請求項14記載のコンピュータシ
    ステムを利用した印刷処理装置。
  16. 【請求項16】 印刷プレビュー画面を同時に表示させ
    ると共に、プレビュー画面上で合紙設定ができることを
    特徴とする請求項1または5記載のコンピュータシステ
    ムを利用した印刷処理装置。
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