JPH10124441A - 多機能情報処理システム及び情報記録媒体 - Google Patents
多機能情報処理システム及び情報記録媒体Info
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- JPH10124441A JPH10124441A JP8276719A JP27671996A JPH10124441A JP H10124441 A JPH10124441 A JP H10124441A JP 8276719 A JP8276719 A JP 8276719A JP 27671996 A JP27671996 A JP 27671996A JP H10124441 A JPH10124441 A JP H10124441A
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F13/00—Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
- G06F13/10—Program control for peripheral devices
- G06F13/102—Program control for peripheral devices where the programme performs an interfacing function, e.g. device driver
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- Telephonic Communication Services (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の機能を並列的に実行させることのでき
る多機能情報処理システムを提供すること。 【解決手段】 ホスト装置と多機能周辺装置からなる多
機能情報処理システムにて、ホスト装置から送信するデ
ータを、各ドライバ毎のID情報フラグをヘッダに有す
るパケットデータとし、同様に多機能周辺装置から送信
するデータを各機能部に対応するドライバ毎のID識別
フラグをヘッダに有すパケットデータとして、各パケッ
トデータを時系列的に配列して並列的に送信及び受信す
る。更には、ホスト装置及び多機能周辺装置のそれぞれ
において、送信処理と受信処理を時分割により並列的に
行う。
る多機能情報処理システムを提供すること。 【解決手段】 ホスト装置と多機能周辺装置からなる多
機能情報処理システムにて、ホスト装置から送信するデ
ータを、各ドライバ毎のID情報フラグをヘッダに有す
るパケットデータとし、同様に多機能周辺装置から送信
するデータを各機能部に対応するドライバ毎のID識別
フラグをヘッダに有すパケットデータとして、各パケッ
トデータを時系列的に配列して並列的に送信及び受信す
る。更には、ホスト装置及び多機能周辺装置のそれぞれ
において、送信処理と受信処理を時分割により並列的に
行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ機能付き
ファクシミリ装置等の複数の情報処理手段を備えた多機
能周辺装置と、パーソナルコンピューター等のホスト装
置とを有し、それぞれの間で双方向通信を行う多機能情
報処理システムの技術分野、及び当該多機能情報処理シ
ステム用のコンピューターで読み取り可能な情報記録媒
体の技術分野に関するものである。
ファクシミリ装置等の複数の情報処理手段を備えた多機
能周辺装置と、パーソナルコンピューター等のホスト装
置とを有し、それぞれの間で双方向通信を行う多機能情
報処理システムの技術分野、及び当該多機能情報処理シ
ステム用のコンピューターで読み取り可能な情報記録媒
体の技術分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピューターの周辺装置として
の機能を複数備えた多機能周辺装置が開発されている。
その多機能周辺装置の一例として、ファクシミリ装置に
プリンタとしての機能を付加したプリンタ機能付きファ
クシミリ装置がある。このプリンタ機能付きファクシミ
リ装置は、ファクシミリ装置が本来ファクシミリデータ
の印刷のために備えているプリンタを使用して、パーソ
ナルコンピューターやワードプロセッサ等の外部装置か
ら出力されるプリントデータをも印刷できるように構成
したものである。
の機能を複数備えた多機能周辺装置が開発されている。
その多機能周辺装置の一例として、ファクシミリ装置に
プリンタとしての機能を付加したプリンタ機能付きファ
クシミリ装置がある。このプリンタ機能付きファクシミ
リ装置は、ファクシミリ装置が本来ファクシミリデータ
の印刷のために備えているプリンタを使用して、パーソ
ナルコンピューターやワードプロセッサ等の外部装置か
ら出力されるプリントデータをも印刷できるように構成
したものである。
【0003】このプリンタ機能付きファクシミリ装置
は、他のファクシミリ装置等から通信回線を介して送信
されたファクシミリデータを受信すると、そのファクシ
ミリデータを印刷すると共に、パーソナルコンピュータ
ーから送信されたプリントデータを入力した場合には、
そのプリントデータを印刷する機能をも有している。
は、他のファクシミリ装置等から通信回線を介して送信
されたファクシミリデータを受信すると、そのファクシ
ミリデータを印刷すると共に、パーソナルコンピュータ
ーから送信されたプリントデータを入力した場合には、
そのプリントデータを印刷する機能をも有している。
【0004】更に、プリンタ機能付きファクシミリ装置
の機能を拡張した多機能周辺装置として、ファクシミリ
受信したデータ、あるいはスキャナで読み取ったデータ
をパーソナルコンピューターに取り込む機能、更にま
た、パーソナルコンピューターから多機能周辺装置を介
してファクシミリ送信する機能等を持たせることによ
り、ファクシミリの送受信データをパーソナルコンピュ
ーターによって一元的に管理できるようにしたものがあ
る。このような多機能周辺装置によれば、スキャナで読
み取ったデータをパーソナルコンピューターに取り込ん
で、適宜編集を加えた後、ファクシミリ送信することが
できるし、画面上で確認すれば用の足りるファクシミリ
データまでプリントアウト(印刷)する必要がなくなる
し、過去に送受信したファクシミリデータを再利用する
ことも可能である等、実用上極めて便利である。
の機能を拡張した多機能周辺装置として、ファクシミリ
受信したデータ、あるいはスキャナで読み取ったデータ
をパーソナルコンピューターに取り込む機能、更にま
た、パーソナルコンピューターから多機能周辺装置を介
してファクシミリ送信する機能等を持たせることによ
り、ファクシミリの送受信データをパーソナルコンピュ
ーターによって一元的に管理できるようにしたものがあ
る。このような多機能周辺装置によれば、スキャナで読
み取ったデータをパーソナルコンピューターに取り込ん
で、適宜編集を加えた後、ファクシミリ送信することが
できるし、画面上で確認すれば用の足りるファクシミリ
データまでプリントアウト(印刷)する必要がなくなる
し、過去に送受信したファクシミリデータを再利用する
ことも可能である等、実用上極めて便利である。
【0005】このようなパーソナルコンピューターとプ
リンタ機能付きファクシミリ装置を始めとする多機能周
辺装置との間の通信は、パーソナルコンピューター側で
起動されるプリンタドライバプログラム及びファクシミ
リドライバプログラムと、多機能周辺装置側で実行され
るデータ送受信用プログラムとに基づいて行われてお
り、ユーザーはパーソナルコンピューターの画面上に表
示される操作案内等に従って所定の設定を行うことによ
り、上述のような各機能を実行させることができる。
リンタ機能付きファクシミリ装置を始めとする多機能周
辺装置との間の通信は、パーソナルコンピューター側で
起動されるプリンタドライバプログラム及びファクシミ
リドライバプログラムと、多機能周辺装置側で実行され
るデータ送受信用プログラムとに基づいて行われてお
り、ユーザーはパーソナルコンピューターの画面上に表
示される操作案内等に従って所定の設定を行うことによ
り、上述のような各機能を実行させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のシステムでは、各ドライバプログラムと前記通信用
プログラムとの通信は、各ドライバプログラム毎に行わ
れていたため、上述のような複数の機能を並列的に同時
に実行させることはできなかった。
来のシステムでは、各ドライバプログラムと前記通信用
プログラムとの通信は、各ドライバプログラム毎に行わ
れていたため、上述のような複数の機能を並列的に同時
に実行させることはできなかった。
【0007】つまり、前記多機能周辺装置をプリンタと
して使用している間は、プリンタドライバプログラムか
らプリントデータの送信が行われており、ファクシミリ
ドライバプログラムによるデータの送受信は行われない
ため、プリント中にファクシミリ受信したデータをパー
ソナルコンピューターに取り込むことはできなかった。
また、プリント中にファクシミリ送信することもできな
かった。
して使用している間は、プリンタドライバプログラムか
らプリントデータの送信が行われており、ファクシミリ
ドライバプログラムによるデータの送受信は行われない
ため、プリント中にファクシミリ受信したデータをパー
ソナルコンピューターに取り込むことはできなかった。
また、プリント中にファクシミリ送信することもできな
かった。
【0008】そこで、本発明は、前記問題点を解決し、
上述のような複数の機能を並列的に実行させることので
きる多機能情報処理システム及び、当該多機能情報処理
システム用のコンピューターで読み取り可能な情報記録
媒体を提供することを課題としている。
上述のような複数の機能を並列的に実行させることので
きる多機能情報処理システム及び、当該多機能情報処理
システム用のコンピューターで読み取り可能な情報記録
媒体を提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の多機能
情報処理システムは、前記課題を解決するために、少な
くとも画像読み取り手段または画像形成手段を含む複数
の情報処理手段を備えた多機能周辺装置と、該複数の情
報処理手段のそれぞれに駆動指示する複数の駆動指示手
段を備えたホスト装置とを有し、前記複数の駆動指示手
段と前記複数の駆動指示手段のそれぞれに対応する前記
複数の情報処理手段との間で双方向通信を行う多機能情
報処理システムであって、前記複数の駆動指示手段また
は前記複数の情報処理手段から送信される送信データを
宛先毎に時分割により並列的に送信する送信手段と、前
記複数の情報処理手段または前記複数の駆動指示手段か
ら送信され前記複数の駆動指示手段または前記複数の情
報処理手段により受信されるべき受信データを宛先毎に
時分割により並列的に出力する受信手段と、前記送信手
段による送信処理と前記受信手段による受信処理とを処
理毎に時分割により並列的に処理する送受信管理手段
と、を前記ホスト装置と前記多機能周辺装置のそれぞれ
に備えたことを特徴とする。
情報処理システムは、前記課題を解決するために、少な
くとも画像読み取り手段または画像形成手段を含む複数
の情報処理手段を備えた多機能周辺装置と、該複数の情
報処理手段のそれぞれに駆動指示する複数の駆動指示手
段を備えたホスト装置とを有し、前記複数の駆動指示手
段と前記複数の駆動指示手段のそれぞれに対応する前記
複数の情報処理手段との間で双方向通信を行う多機能情
報処理システムであって、前記複数の駆動指示手段また
は前記複数の情報処理手段から送信される送信データを
宛先毎に時分割により並列的に送信する送信手段と、前
記複数の情報処理手段または前記複数の駆動指示手段か
ら送信され前記複数の駆動指示手段または前記複数の情
報処理手段により受信されるべき受信データを宛先毎に
時分割により並列的に出力する受信手段と、前記送信手
段による送信処理と前記受信手段による受信処理とを処
理毎に時分割により並列的に処理する送受信管理手段
と、を前記ホスト装置と前記多機能周辺装置のそれぞれ
に備えたことを特徴とする。
【0010】請求項1に記載の多機能情報処理システム
によれば、ホスト装置の複数の駆動指示手段から対応す
る多機能周辺装置の複数の情報処理手段宛の送信データ
がある場合には、各送信データはホスト装置の送信手段
により宛先毎に時分割されて並列的に送信される。一
方、多機能周辺装置の受信手段は、前記のように並列的
に送信された受信データを宛先毎に時分割して並列的に
出力し、多機能周辺装置において複数の情報処理手段が
並列的に駆動されることになる。また、同様に、多機能
周辺装置の複数の情報処理手段から対応するホスト装置
の複数の駆動指示手段宛の送信データがある場合には、
各送信データは多機能周辺装置の送信手段により宛先毎
に時分割されて並列的に送信される。一方、ホスト装置
の受信手段は、前記のように並列的に送信された受信デ
ータを宛先毎に時分割して並列的に各駆動指示手段に出
力し、多機能周辺装置からの複数の情報処理手段による
情報が並列的に処理されることになる。更には、前記ホ
スト装置と多機能周辺装置間で行われる互いの前記送信
手段による送信処理と前記受信手段による受信処理と
は、互いの送受信管理手段により処理毎に時分割により
並列的に処理されているため、送信処理中における受信
処理が互いに行われ、多機能周辺装置の効率的な使用が
行われることになる。
によれば、ホスト装置の複数の駆動指示手段から対応す
る多機能周辺装置の複数の情報処理手段宛の送信データ
がある場合には、各送信データはホスト装置の送信手段
により宛先毎に時分割されて並列的に送信される。一
方、多機能周辺装置の受信手段は、前記のように並列的
に送信された受信データを宛先毎に時分割して並列的に
出力し、多機能周辺装置において複数の情報処理手段が
並列的に駆動されることになる。また、同様に、多機能
周辺装置の複数の情報処理手段から対応するホスト装置
の複数の駆動指示手段宛の送信データがある場合には、
各送信データは多機能周辺装置の送信手段により宛先毎
に時分割されて並列的に送信される。一方、ホスト装置
の受信手段は、前記のように並列的に送信された受信デ
ータを宛先毎に時分割して並列的に各駆動指示手段に出
力し、多機能周辺装置からの複数の情報処理手段による
情報が並列的に処理されることになる。更には、前記ホ
スト装置と多機能周辺装置間で行われる互いの前記送信
手段による送信処理と前記受信手段による受信処理と
は、互いの送受信管理手段により処理毎に時分割により
並列的に処理されているため、送信処理中における受信
処理が互いに行われ、多機能周辺装置の効率的な使用が
行われることになる。
【0011】請求項2に記載の多機能情報処理システム
は、前記請求項1に記載の多機能情報処理システムにお
いて、前記送信手段は、送信データに対して送信先を示
す送信識別情報を付加すると共に、該送信識別情報が付
加された前記送信データを時系列的に配列して送信し、
前記受信手段は、受信データに基づき送信元を示す受信
識別情報を識別し、前記送信元に対応した受信先に振り
分けて出力することを特徴とする。
は、前記請求項1に記載の多機能情報処理システムにお
いて、前記送信手段は、送信データに対して送信先を示
す送信識別情報を付加すると共に、該送信識別情報が付
加された前記送信データを時系列的に配列して送信し、
前記受信手段は、受信データに基づき送信元を示す受信
識別情報を識別し、前記送信元に対応した受信先に振り
分けて出力することを特徴とする。
【0012】請求項2に記載の多機能情報処理システム
によれば、前記送信手段は、送信データに対して送信先
を示す送信識別情報を付加すると共に、該送信識別情報
が付加された前記送信データを時系列的に配列して送信
し、前記受信手段は、受信データに基づき送信元を示す
受信識別情報を識別し、前記送信元に対応した受信先に
振り分けて出力する。従って、各駆動指示手段から出力
されたデータは確実に対応する情報処理手段に伝達さ
れ、また、各情報処理手段から出力されたデータは確実
に対応する駆動指示手段に伝達されることになり、しか
も種類の異なるデータを混在させて送受信が行われるの
で、ホスト装置及び多機能周辺装置のそれぞれにおいて
並列的な処理が行われる。
によれば、前記送信手段は、送信データに対して送信先
を示す送信識別情報を付加すると共に、該送信識別情報
が付加された前記送信データを時系列的に配列して送信
し、前記受信手段は、受信データに基づき送信元を示す
受信識別情報を識別し、前記送信元に対応した受信先に
振り分けて出力する。従って、各駆動指示手段から出力
されたデータは確実に対応する情報処理手段に伝達さ
れ、また、各情報処理手段から出力されたデータは確実
に対応する駆動指示手段に伝達されることになり、しか
も種類の異なるデータを混在させて送受信が行われるの
で、ホスト装置及び多機能周辺装置のそれぞれにおいて
並列的な処理が行われる。
【0013】請求項3に記載の情報記録媒体は、前記課
題を解決するために、少なくとも画像読み取り手段また
は画像形成手段を含む複数の情報処理手段を備えた多機
能周辺装置における該複数の情報処理手段のそれぞれに
駆動指示する複数の駆動指示手段を備え、前記複数の駆
動指示手段と前記複数の駆動指示手段のそれぞれに対応
する前記複数の情報処理手段との間で双方向通信を行う
ホスト装置のコンピューターで実行可能なプログラムを
格納した情報記録媒体であって、前記コンピューター
を、前記複数の駆動指示手段から送信される送信データ
を宛先毎に時分割により並列的に送信させる手段、前記
複数の情報処理手段から送信され前記複数の駆動指示手
段により受信されるべき受信データを宛先毎に時分割に
より並列的に出力させる手段、前記送信処理と前記受信
処理とを処理毎に時分割により並列的に処理させる手
段、として機能させるプログラムを格納したことを特徴
とする。
題を解決するために、少なくとも画像読み取り手段また
は画像形成手段を含む複数の情報処理手段を備えた多機
能周辺装置における該複数の情報処理手段のそれぞれに
駆動指示する複数の駆動指示手段を備え、前記複数の駆
動指示手段と前記複数の駆動指示手段のそれぞれに対応
する前記複数の情報処理手段との間で双方向通信を行う
ホスト装置のコンピューターで実行可能なプログラムを
格納した情報記録媒体であって、前記コンピューター
を、前記複数の駆動指示手段から送信される送信データ
を宛先毎に時分割により並列的に送信させる手段、前記
複数の情報処理手段から送信され前記複数の駆動指示手
段により受信されるべき受信データを宛先毎に時分割に
より並列的に出力させる手段、前記送信処理と前記受信
処理とを処理毎に時分割により並列的に処理させる手
段、として機能させるプログラムを格納したことを特徴
とする。
【0014】請求項3に記載の情報記録媒体を、少なく
とも画像読み取り手段または画像形成手段を含む複数の
情報処理手段を備えた多機能周辺装置における該複数の
情報処理手段のそれぞれに駆動指示する複数の駆動指示
手段を備え、前記複数の駆動指示手段と前記複数の駆動
指示手段のそれぞれに対応する前記複数の情報処理手段
との間で双方向通信を行うホスト装置のコンピューター
に読み取らせることにより、ホスト装置の複数の駆動指
示手段から、対応する多機能周辺装置の複数の情報処理
手段宛の送信データがある場合には、各送信データは宛
先毎に時分割されて並列的に送信される。一方、多機能
周辺装置の受信手段は、前記のように並列的に送信され
た受信データを宛先毎に時分割して並列的に出力し、多
機能周辺装置において複数の情報処理手段が並列的に駆
動されることになる。また、同様に、多機能周辺装置の
複数の情報処理手段から対応するホスト装置の複数の駆
動指示手段宛の送信データがある場合には、各送信デー
タは多機能周辺装置の送信手段により宛先毎に時分割さ
れて並列的に送信される。一方、ホスト装置では、前記
のように並列的に送信された受信データを宛先毎に時分
割して並列的に各駆動指示手段に出力し、多機能周辺装
置からの複数の情報処理手段による情報が並列的に処理
されることになる。更には、前記ホスト装置と多機能周
辺装置間で行われる互いの前記のような送信処理と受信
処理とは、互いに処理毎に時分割により並列的に処理さ
れているため、送信処理中における受信処理が互いに行
われ、多機能周辺装置の効率的な使用が行われることに
なる。
とも画像読み取り手段または画像形成手段を含む複数の
情報処理手段を備えた多機能周辺装置における該複数の
情報処理手段のそれぞれに駆動指示する複数の駆動指示
手段を備え、前記複数の駆動指示手段と前記複数の駆動
指示手段のそれぞれに対応する前記複数の情報処理手段
との間で双方向通信を行うホスト装置のコンピューター
に読み取らせることにより、ホスト装置の複数の駆動指
示手段から、対応する多機能周辺装置の複数の情報処理
手段宛の送信データがある場合には、各送信データは宛
先毎に時分割されて並列的に送信される。一方、多機能
周辺装置の受信手段は、前記のように並列的に送信され
た受信データを宛先毎に時分割して並列的に出力し、多
機能周辺装置において複数の情報処理手段が並列的に駆
動されることになる。また、同様に、多機能周辺装置の
複数の情報処理手段から対応するホスト装置の複数の駆
動指示手段宛の送信データがある場合には、各送信デー
タは多機能周辺装置の送信手段により宛先毎に時分割さ
れて並列的に送信される。一方、ホスト装置では、前記
のように並列的に送信された受信データを宛先毎に時分
割して並列的に各駆動指示手段に出力し、多機能周辺装
置からの複数の情報処理手段による情報が並列的に処理
されることになる。更には、前記ホスト装置と多機能周
辺装置間で行われる互いの前記のような送信処理と受信
処理とは、互いに処理毎に時分割により並列的に処理さ
れているため、送信処理中における受信処理が互いに行
われ、多機能周辺装置の効率的な使用が行われることに
なる。
【0015】請求項4に記載の情報記録媒体は、前記請
求項3に記載の情報記録媒体において、前記コンピュー
タを、前記送信データに送信先を示す送信識別情報を付
加させると共に、該送信識別情報が付加された前記送信
データを時系列的に配列させて送信させる手段、前記受
信データに基づき送信元を示す受信識別情報を識別さ
せ、前記送信元に対応した受信先に振り分けて出力させ
る手段、として更に機能させるプログラムを格納したこ
とを特徴とする。
求項3に記載の情報記録媒体において、前記コンピュー
タを、前記送信データに送信先を示す送信識別情報を付
加させると共に、該送信識別情報が付加された前記送信
データを時系列的に配列させて送信させる手段、前記受
信データに基づき送信元を示す受信識別情報を識別さ
せ、前記送信元に対応した受信先に振り分けて出力させ
る手段、として更に機能させるプログラムを格納したこ
とを特徴とする。
【0016】請求項4に記載の情報記録媒体を、前記コ
ンピューターに読み取らせることにより、送信データに
は送信先を示す送信識別情報が付加されると共に、該送
信識別情報が付加された前記送信データは時系列的に配
列されて送信される。一方、受信データは送信元を示す
受信識別情報により識別され、前記送信元に対応した受
信先に振り分けて出力される。従って、各駆動指示手段
から出力されたデータは確実に対応する情報処理手段に
伝達され、また、各情報処理手段から出力されたデータ
は確実に対応する駆動指示手段に伝達されることにな
り、しかも種類の異なるデータを混在させて送受信が行
われるので、ホスト装置及び多機能周辺装置のそれぞれ
において並列的な処理が行われる。
ンピューターに読み取らせることにより、送信データに
は送信先を示す送信識別情報が付加されると共に、該送
信識別情報が付加された前記送信データは時系列的に配
列されて送信される。一方、受信データは送信元を示す
受信識別情報により識別され、前記送信元に対応した受
信先に振り分けて出力される。従って、各駆動指示手段
から出力されたデータは確実に対応する情報処理手段に
伝達され、また、各情報処理手段から出力されたデータ
は確実に対応する駆動指示手段に伝達されることにな
り、しかも種類の異なるデータを混在させて送受信が行
われるので、ホスト装置及び多機能周辺装置のそれぞれ
において並列的な処理が行われる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。 (第1の実施形態)まず、本発明の第1の実施形態を図
1から図9に基づいて説明する。図1は本発明の第1の
実施形態における多機能情報処理システムを構成する装
置を示す斜視図である。本実施形態の多機能情報処理シ
ステムは、画像を読み取る画像読み取り手段または記録
紙に画像を形成する画像形成手段を含む複数の情報処理
手段を備えた多機能周辺装置として、スキャナ部とプリ
ンタ部とファクシミリ部を有する多機能周辺装置1を用
い、ホスト装置として、PC(パーソナルコンピュータ
ー)50を用いている。そして、図1及び図3に示すよ
うに、多機能周辺装置1とPC50は、パラレルI/F
3及びケーブル4並びにパラレルI/F55を介して接
続されており、互いに双方向通信を行っている。
図面に基づいて説明する。 (第1の実施形態)まず、本発明の第1の実施形態を図
1から図9に基づいて説明する。図1は本発明の第1の
実施形態における多機能情報処理システムを構成する装
置を示す斜視図である。本実施形態の多機能情報処理シ
ステムは、画像を読み取る画像読み取り手段または記録
紙に画像を形成する画像形成手段を含む複数の情報処理
手段を備えた多機能周辺装置として、スキャナ部とプリ
ンタ部とファクシミリ部を有する多機能周辺装置1を用
い、ホスト装置として、PC(パーソナルコンピュータ
ー)50を用いている。そして、図1及び図3に示すよ
うに、多機能周辺装置1とPC50は、パラレルI/F
3及びケーブル4並びにパラレルI/F55を介して接
続されており、互いに双方向通信を行っている。
【0018】つまり、多機能周辺装置1は、ファクシミ
リ機能を実現するためのファクシミリ部と、該ファクシ
ミリ部あるいはPC50から送信されるデータをプリン
トするプリンタ機能を実現するためのプリンタ部と、読
み取った画像を前記ファクシミリ部またはPC50に送
信するスキャナ部とを備えており、PC50からの操作
指示信号に基づいて多機能周辺装置1の各部の動作が行
われ、また多機能周辺装置1からのファクシミリデータ
またはスキャンデータがPC50へ送信されると共に、
PC50から送信されたファクシミリデータを多機能周
辺装置のファクシミリ部を介して他のファクシミリ装置
宛にファクシミリ送信することができるようになってい
る。以下、多機能周辺装置1の各部の構成及びPC50
の構成について詳しく説明する。
リ機能を実現するためのファクシミリ部と、該ファクシ
ミリ部あるいはPC50から送信されるデータをプリン
トするプリンタ機能を実現するためのプリンタ部と、読
み取った画像を前記ファクシミリ部またはPC50に送
信するスキャナ部とを備えており、PC50からの操作
指示信号に基づいて多機能周辺装置1の各部の動作が行
われ、また多機能周辺装置1からのファクシミリデータ
またはスキャンデータがPC50へ送信されると共に、
PC50から送信されたファクシミリデータを多機能周
辺装置のファクシミリ部を介して他のファクシミリ装置
宛にファクシミリ送信することができるようになってい
る。以下、多機能周辺装置1の各部の構成及びPC50
の構成について詳しく説明する。
【0019】まず、ファクシミリ部には、図3に示すよ
うに、回線制御を行うためのNCU(ネットワーク・コ
ントローラ・ユニット)5を備えており、該NCU5を
介して電話回線に接続される。また、CPU10はバス
ラインを介して以下の装置各部と接続され、所定の通信
制御手順に従って、装置各部を制御してファクシミリ動
作、つまりデータ通信を実現するものである。
うに、回線制御を行うためのNCU(ネットワーク・コ
ントローラ・ユニット)5を備えており、該NCU5を
介して電話回線に接続される。また、CPU10はバス
ラインを介して以下の装置各部と接続され、所定の通信
制御手順に従って、装置各部を制御してファクシミリ動
作、つまりデータ通信を実現するものである。
【0020】ファクシミリ通信用のモデム11は、デジ
タル信号としての画像情報をアナログ信号に変調し、N
CU5を介して電話回線に伝送し、または、電話回線を
介してNCU5から送られた画像情報としてのアナログ
信号をデジタル信号に復調すると共に伝送制御用の各種
信号を送受信するものである。
タル信号としての画像情報をアナログ信号に変調し、N
CU5を介して電話回線に伝送し、または、電話回線を
介してNCU5から送られた画像情報としてのアナログ
信号をデジタル信号に復調すると共に伝送制御用の各種
信号を送受信するものである。
【0021】バッファメモリ12は、電話回線を介して
送受信される符号化された画像データを一時的に格納す
るための送信バッファ領域12aや、受信バッファ領域
12b等の複数の領域を有している。
送受信される符号化された画像データを一時的に格納す
るための送信バッファ領域12aや、受信バッファ領域
12b等の複数の領域を有している。
【0022】ROM13はファクシミリ部だけでなくプ
リンタ部やスキャナ部の制御を行うための制御プログラ
ムを格納している。EEPROM14は相手先のダイヤ
ル番号及び相手先名称とワンタッチ番号とのデータ等の
各種設定情報を記憶させる。このEEPROM14は、
多機能周辺装置1の電源をOFFしたとしても内容が消
去しないものである。RAM15は、動作実行時の各種
データを一時的に記憶させるものである。
リンタ部やスキャナ部の制御を行うための制御プログラ
ムを格納している。EEPROM14は相手先のダイヤ
ル番号及び相手先名称とワンタッチ番号とのデータ等の
各種設定情報を記憶させる。このEEPROM14は、
多機能周辺装置1の電源をOFFしたとしても内容が消
去しないものである。RAM15は、動作実行時の各種
データを一時的に記憶させるものである。
【0023】スキャナ16は、図2に示すように、原稿
32の画像を読み取るための手段であり、次のように構
成されている。まず本体1aの上側に配置された原稿置
きテーブル31上に複数枚重ねられた原稿32は、分離
体33と第1搬送ローラ34とにより、一枚ずつ分離さ
れて第2搬送ローラ対35の方向に送られる。この第2
搬送ローラ対35から排紙ローラ36へ搬送する原稿3
2の表面(本実施形態では下面)は、その間に配置され
た読み取り部37にて、光源部38からの光を照射さ
れ、反射光はレンズ系や反射系を介してラインイメージ
センサ等の読み取りヘッド39に入り、読み取りヘッド
39にて原稿32の1ページごとの画像データが得られ
る。
32の画像を読み取るための手段であり、次のように構
成されている。まず本体1aの上側に配置された原稿置
きテーブル31上に複数枚重ねられた原稿32は、分離
体33と第1搬送ローラ34とにより、一枚ずつ分離さ
れて第2搬送ローラ対35の方向に送られる。この第2
搬送ローラ対35から排紙ローラ36へ搬送する原稿3
2の表面(本実施形態では下面)は、その間に配置され
た読み取り部37にて、光源部38からの光を照射さ
れ、反射光はレンズ系や反射系を介してラインイメージ
センサ等の読み取りヘッド39に入り、読み取りヘッド
39にて原稿32の1ページごとの画像データが得られ
る。
【0024】このようにして該スキャナ16にて読み取
った画像データは、図3に示す符号化部17にて符号化
し、送信バッファ領域12aを介して順次自動的に送信
するか、または画像メモリ19に一旦格納した後、直ち
にあるいは指定時刻に送信する。このような画像メモリ
19を用いた送信は、被呼側のファクシミリ装置ビジィ
であるとき、またはグループ送信する場合に便利であ
る。
った画像データは、図3に示す符号化部17にて符号化
し、送信バッファ領域12aを介して順次自動的に送信
するか、または画像メモリ19に一旦格納した後、直ち
にあるいは指定時刻に送信する。このような画像メモリ
19を用いた送信は、被呼側のファクシミリ装置ビジィ
であるとき、またはグループ送信する場合に便利であ
る。
【0025】また、ファクシミリ送信されるデータは、
スキャナ16にて読み取った画像データだけではなく、
PC50から送信されるデータも含まれる。例えば、ス
キャナ16にて読み取りPC50にて画像処理を施した
データ、あるいはPC50で作成したテキストファイル
をファクシミリデータに変換したデータ等である。
スキャナ16にて読み取った画像データだけではなく、
PC50から送信されるデータも含まれる。例えば、ス
キャナ16にて読み取りPC50にて画像処理を施した
データ、あるいはPC50で作成したテキストファイル
をファクシミリデータに変換したデータ等である。
【0026】一方、ファクシミリ部においてリアルタイ
ムで記録を実行する通常の受信動作では、電話回線を介
して他のファクシミリ装置との間で所定の通信制御手順
を行ってから、送信画像情報を受信し、受信バッファ領
域12bにて画像データとして一旦記憶する。この画像
データを復号化部20にて復号化(伸長)し、それを画
像メモリ19のビットイメージ記憶エリアに1ページ単
位での印刷のためにドットイメージに展開して書き込
む。そして、所定の解像度によりビット展開し、これを
プリンタ18に送って1ページ単位で画像化(印刷)が
行われる。
ムで記録を実行する通常の受信動作では、電話回線を介
して他のファクシミリ装置との間で所定の通信制御手順
を行ってから、送信画像情報を受信し、受信バッファ領
域12bにて画像データとして一旦記憶する。この画像
データを復号化部20にて復号化(伸長)し、それを画
像メモリ19のビットイメージ記憶エリアに1ページ単
位での印刷のためにドットイメージに展開して書き込
む。そして、所定の解像度によりビット展開し、これを
プリンタ18に送って1ページ単位で画像化(印刷)が
行われる。
【0027】また、ファクシミリ部に設けた操作部21
には、図1に示すように当該ファクシミリ部の動作状態
や、相手先名称等の登録用文字を表示するための液晶表
示部等の表示部43を備えると共に、オペレータが各種
の操作を実行するためのテンキー44、ファンクション
キー45、ワンタッチ登録キー46、短縮キー47等を
備えている。
には、図1に示すように当該ファクシミリ部の動作状態
や、相手先名称等の登録用文字を表示するための液晶表
示部等の表示部43を備えると共に、オペレータが各種
の操作を実行するためのテンキー44、ファンクション
キー45、ワンタッチ登録キー46、短縮キー47等を
備えている。
【0028】また、受信したファクシミリデータを、P
C50に取り込み、ファイルとして記憶しておくことも
できるようになっている。更に、本実施形態では、前記
スキャナ16で読み取ったイメージデータを、PC50
に取り込み、ファイルとして保存したり、画像処理を施
した後に再び多機能周辺装置1側に送信して、ファクシ
ミリ送信したり、プリント出力したりすることもでき
る。
C50に取り込み、ファイルとして記憶しておくことも
できるようになっている。更に、本実施形態では、前記
スキャナ16で読み取ったイメージデータを、PC50
に取り込み、ファイルとして保存したり、画像処理を施
した後に再び多機能周辺装置1側に送信して、ファクシ
ミリ送信したり、プリント出力したりすることもでき
る。
【0029】次に、画像形成手段としてのプリンタ部に
ついて説明する。プリンタ18は、画面メモリ19に格
納された画像データ等を記録材としての記録紙にハード
コピーとして記録するものであり、このデータには、前
記ファクシミリ部により受信したデータの他に、PC5
0から送信され、画像メモリ19により格納されたデー
タも含まれる。
ついて説明する。プリンタ18は、画面メモリ19に格
納された画像データ等を記録材としての記録紙にハード
コピーとして記録するものであり、このデータには、前
記ファクシミリ部により受信したデータの他に、PC5
0から送信され、画像メモリ19により格納されたデー
タも含まれる。
【0030】つまり、PC50から出力される画像デー
タは、画像メモリ19に一旦格納された後、プリンタ1
8にてプリントされ、これらのデータの入出力処理及び
格納処理等は前記CPU10の制御により行われる。
タは、画像メモリ19に一旦格納された後、プリンタ1
8にてプリントされ、これらのデータの入出力処理及び
格納処理等は前記CPU10の制御により行われる。
【0031】プリンタ18の具体的な構成は、図2に示
されている。同図に示すように、ファクシミリ装置1の
本体1aの後部には、給紙カセット22が設けられてお
り、該給紙カセット22内の記録紙23は、給紙部の半
月状の給紙ローラ24等にて、記録部における感光体ド
ラム25に向かって給紙される。次に、光走査ユニット
26から照射するレーザ光の走査にて感光体ドラム25
に潜像が形成され、トナーカートリッジ27及び現像装
置28から供給されるトナーを用いて前記潜像が現像さ
れ、記録紙23に転写され、加熱ローラと加圧ローラと
からなる定着装置29を通過することによりトナー像が
定着され、排紙トレイ30に送り出される。このように
本実施形態のプリンタ18は静電電子写真記録方式のプ
リンタである。
されている。同図に示すように、ファクシミリ装置1の
本体1aの後部には、給紙カセット22が設けられてお
り、該給紙カセット22内の記録紙23は、給紙部の半
月状の給紙ローラ24等にて、記録部における感光体ド
ラム25に向かって給紙される。次に、光走査ユニット
26から照射するレーザ光の走査にて感光体ドラム25
に潜像が形成され、トナーカートリッジ27及び現像装
置28から供給されるトナーを用いて前記潜像が現像さ
れ、記録紙23に転写され、加熱ローラと加圧ローラと
からなる定着装置29を通過することによりトナー像が
定着され、排紙トレイ30に送り出される。このように
本実施形態のプリンタ18は静電電子写真記録方式のプ
リンタである。
【0032】なお、プリンタ18としてサーマルヘッド
にて感熱紙に画像を印字するサーマルプリンタ方式等を
採用することもできる。一方、ホスト装置としてのPC
(パーソナルコンピュータ)50は、図3のハードウェ
アの機能ブロック図に示すように、マイクロプロセッサ
等からなるCPU51と、制御プログラム等を記憶させ
たROM52と、前記スキャナ16により読み取ったイ
メージデータを含む各種データを記憶させるRAM53
と、入出力ポートから成る入出力I/F54と、前記多
機能周辺装置1との通信のためのI/Oポートを含む双
方向パラレルI/F55とを備えている。
にて感熱紙に画像を印字するサーマルプリンタ方式等を
採用することもできる。一方、ホスト装置としてのPC
(パーソナルコンピュータ)50は、図3のハードウェ
アの機能ブロック図に示すように、マイクロプロセッサ
等からなるCPU51と、制御プログラム等を記憶させ
たROM52と、前記スキャナ16により読み取ったイ
メージデータを含む各種データを記憶させるRAM53
と、入出力ポートから成る入出力I/F54と、前記多
機能周辺装置1との通信のためのI/Oポートを含む双
方向パラレルI/F55とを備えている。
【0033】前記入出力I/F54には、HDD(ハー
ドディスクドライブ)56と、FDD(フロッピーディ
スクドライブ)57と、CRT58と、K/B(キーボ
ード)59と、マウス60とが接続されており、HDD
(ハードディスクドライブ)56と、FDD(フロッピ
ーディスクドライブ)57と、CRT58は、それぞれ
HDC(ハードディスクドライブコントローラ)61、
FDC(フロッピーディスクドライブコントローラ)6
2、CRTRC(CRTコントローラ)63を介して入
出力I/F54に接続される。
ドディスクドライブ)56と、FDD(フロッピーディ
スクドライブ)57と、CRT58と、K/B(キーボ
ード)59と、マウス60とが接続されており、HDD
(ハードディスクドライブ)56と、FDD(フロッピ
ーディスクドライブ)57と、CRT58は、それぞれ
HDC(ハードディスクドライブコントローラ)61、
FDC(フロッピーディスクドライブコントローラ)6
2、CRTRC(CRTコントローラ)63を介して入
出力I/F54に接続される。
【0034】PC50と多機能周辺装置1との通信用に
備えられた前記パラレルI/F3及びパラレルI/F5
5は、双方向通信が可能なI/Fであり、PC50から
の指示により、スキャナ16による読み取りと、プリン
タ18による画像の出力、更にはNCU5等を用いたフ
ァクシミリ送受信を行うことができる。
備えられた前記パラレルI/F3及びパラレルI/F5
5は、双方向通信が可能なI/Fであり、PC50から
の指示により、スキャナ16による読み取りと、プリン
タ18による画像の出力、更にはNCU5等を用いたフ
ァクシミリ送受信を行うことができる。
【0035】次に、以上のようなハードウェア構成を有
する本実施形態のシステムのソフトウェアから見た機能
構成について図4に基づいて説明する。本実施形態では
OSとしてWindowsを用いており、図4に示すよ
うに、OS70上において、多機能周辺装置1の持つス
キャナ機能、プリンタ機能及びファクシミリ機能を実現
させるためのFAXアプリケーションプログラム71、
あるいはワードプロセッサソフトウェアのような一般的
なアプリケーションプログラム72等が動作するように
なっている。なお、これらのアプリケーションプログラ
ム及び後述する各ドライバ等のプログラムは、予めHD
D56等にインストール(記憶)されており、CPU5
1によって各プログラムが実行されることにより所定の
機能が発揮される。
する本実施形態のシステムのソフトウェアから見た機能
構成について図4に基づいて説明する。本実施形態では
OSとしてWindowsを用いており、図4に示すよ
うに、OS70上において、多機能周辺装置1の持つス
キャナ機能、プリンタ機能及びファクシミリ機能を実現
させるためのFAXアプリケーションプログラム71、
あるいはワードプロセッサソフトウェアのような一般的
なアプリケーションプログラム72等が動作するように
なっている。なお、これらのアプリケーションプログラ
ム及び後述する各ドライバ等のプログラムは、予めHD
D56等にインストール(記憶)されており、CPU5
1によって各プログラムが実行されることにより所定の
機能が発揮される。
【0036】まず、FAXアプリケーションプログラム
71は、多機能周辺装置1に付属するアプリケーション
プログラムであり、多機能周辺装置1をファクシミリ装
置としてPC50側から操作するためのものである。
71は、多機能周辺装置1に付属するアプリケーション
プログラムであり、多機能周辺装置1をファクシミリ装
置としてPC50側から操作するためのものである。
【0037】このFAXアプリケーションプログラム7
1を起動させた状態においては、ログボタン81または
スキャンファックスボタン82等のコマンドを指定する
ためのボタンが表示されており、各ボタンをクリックす
ることにより、次のような処理が実行される。
1を起動させた状態においては、ログボタン81または
スキャンファックスボタン82等のコマンドを指定する
ためのボタンが表示されており、各ボタンをクリックす
ることにより、次のような処理が実行される。
【0038】ログボタン81をクリックした場合には、
ログマネージャープログラムが起動されるようになって
おり、ログマネージャープログラムはファクシミリ情報
の送受信履歴を管理して、当該送受信履歴を画面上に表
示させる。そして、画面上に表示された送受信履歴の中
からユーザーが特定の送信ファイル等を指定して「セン
ド」コマンドをクリックにより選択することにより、当
該送信ファイルを再送信すること等が可能となってい
る。
ログマネージャープログラムが起動されるようになって
おり、ログマネージャープログラムはファクシミリ情報
の送受信履歴を管理して、当該送受信履歴を画面上に表
示させる。そして、画面上に表示された送受信履歴の中
からユーザーが特定の送信ファイル等を指定して「セン
ド」コマンドをクリックにより選択することにより、当
該送信ファイルを再送信すること等が可能となってい
る。
【0039】この「センド」コマンドが選択されると、
ログマネージャープログラムは、ファクシミリドライバ
プログラム75に対して指定された送信ファイル名とフ
ァクシミリ送信の指示を出力し、ファクシミリドライバ
プログラム75はこの指示に従って、後述するリソース
マネージャープログラム77を介して多機能周辺装置1
にファクシミリ送信するデータを送信すると共に、ファ
クシミリ送信のスタート信号を始めとする各種の制御信
号(ファクシミリ送信を行うために必要な制御信号)を
送信する。
ログマネージャープログラムは、ファクシミリドライバ
プログラム75に対して指定された送信ファイル名とフ
ァクシミリ送信の指示を出力し、ファクシミリドライバ
プログラム75はこの指示に従って、後述するリソース
マネージャープログラム77を介して多機能周辺装置1
にファクシミリ送信するデータを送信すると共に、ファ
クシミリ送信のスタート信号を始めとする各種の制御信
号(ファクシミリ送信を行うために必要な制御信号)を
送信する。
【0040】また、ログマネージャープログラムが起動
された状態において、「プリント」コマンドが選択され
た場合には、前記送受信履歴を多機能周辺装置1により
プリント出力させることもできる。この場合には、プリ
ントするファイル名とプリント指示がログマネージャー
プログラムからプリンタドライバプログラム76に出力
され、プリンタドライバプログラム76は、リソースマ
ネージャープログラム77を介して多機能周辺装置1に
対してプリントデータとプリントスタート信号を始めと
する各種の制御信号(プリント制御のために必要な信
号)の送信を行う。
された状態において、「プリント」コマンドが選択され
た場合には、前記送受信履歴を多機能周辺装置1により
プリント出力させることもできる。この場合には、プリ
ントするファイル名とプリント指示がログマネージャー
プログラムからプリンタドライバプログラム76に出力
され、プリンタドライバプログラム76は、リソースマ
ネージャープログラム77を介して多機能周辺装置1に
対してプリントデータとプリントスタート信号を始めと
する各種の制御信号(プリント制御のために必要な信
号)の送信を行う。
【0041】更に、前記ログマネージャープログラム
は、ファクシミリドライバプログラム75によりファク
シミリ受信データがメモリに格納された場合にも必要に
応じて起動され、CRT58上に受信ログ等を表示させ
る。
は、ファクシミリドライバプログラム75によりファク
シミリ受信データがメモリに格納された場合にも必要に
応じて起動され、CRT58上に受信ログ等を表示させ
る。
【0042】一方、スキャンファックスボタン82をク
リックした場合には、ファクシミリドライバプログラム
75からの原稿の読み取り指示がリソースマネージャー
プログラム77を介して多機能周辺装置1のスキャナ1
6に送信される。これにより、多機能周辺装置1本体の
原稿置きテーブル31上に置いてある原稿は、上述した
搬送系によって搬送され、読み取りヘッド39にて読み
取られる。そして、読み取られたデータは、多機能周辺
装置1側から送信され、リソースマネージャープログラ
ム77を介してファクシミリドライバプログラム75に
受け渡され、該ファクシミリドライバプログラム75に
よりログマネージャープログラムに対して送信履歴情報
を出力した後、再びリソースマネージャープログラム7
7を介して前記読み取りデータを多機能周辺装置1のフ
ァクシミリ送信部に送信し、該ファクシミリ送信部によ
りファクシミリ送信させる。
リックした場合には、ファクシミリドライバプログラム
75からの原稿の読み取り指示がリソースマネージャー
プログラム77を介して多機能周辺装置1のスキャナ1
6に送信される。これにより、多機能周辺装置1本体の
原稿置きテーブル31上に置いてある原稿は、上述した
搬送系によって搬送され、読み取りヘッド39にて読み
取られる。そして、読み取られたデータは、多機能周辺
装置1側から送信され、リソースマネージャープログラ
ム77を介してファクシミリドライバプログラム75に
受け渡され、該ファクシミリドライバプログラム75に
よりログマネージャープログラムに対して送信履歴情報
を出力した後、再びリソースマネージャープログラム7
7を介して前記読み取りデータを多機能周辺装置1のフ
ァクシミリ送信部に送信し、該ファクシミリ送信部によ
りファクシミリ送信させる。
【0043】また、前記FAXアプリケーションプログ
ラム71においては、スキャナ16を用いて読み取り、
PC50のCRT58に表示させて修正等を行ったイメ
ージデータ、あるいはPC50のHDD56等に保存し
ておいたファイル等のデータをファクシミリ送信させる
こともできる。このような機能を実現させるために設け
られたのが、ビュワーエディタープログラム83であ
り、このビュワーエディタープログラム83は、FAX
アプリケーションプログラム71からは勿論のこと、他
のアプリケーションプログラムからも起動させることが
できる。更にはファイルマネージャープログラム等から
特定の識別子(拡張子)を有するファイル(ファクシミ
リ受信したデータ、もしくはスキャナ16で読み取った
データを保存したファイル)をダブルクリックした場合
に、このビュワーエディタープログラム83が起動され
るようになっている。
ラム71においては、スキャナ16を用いて読み取り、
PC50のCRT58に表示させて修正等を行ったイメ
ージデータ、あるいはPC50のHDD56等に保存し
ておいたファイル等のデータをファクシミリ送信させる
こともできる。このような機能を実現させるために設け
られたのが、ビュワーエディタープログラム83であ
り、このビュワーエディタープログラム83は、FAX
アプリケーションプログラム71からは勿論のこと、他
のアプリケーションプログラムからも起動させることが
できる。更にはファイルマネージャープログラム等から
特定の識別子(拡張子)を有するファイル(ファクシミ
リ受信したデータ、もしくはスキャナ16で読み取った
データを保存したファイル)をダブルクリックした場合
に、このビュワーエディタープログラム83が起動され
るようになっている。
【0044】ビュワーエディタープログラム83は、フ
ァクシミリ受信したデータ、またはスキャンしたデータ
をPC50に取り込み、画面上に表示するためのプログ
ラムで、表示後にそのイメージデータを部分消去した
り、文字を加えたり等編集することができる。
ァクシミリ受信したデータ、またはスキャンしたデータ
をPC50に取り込み、画面上に表示するためのプログ
ラムで、表示後にそのイメージデータを部分消去した
り、文字を加えたり等編集することができる。
【0045】このビュワーエディタープログラム83の
起動は、上述のように特定の識別子を有するファイルを
ダブルクリックする場合の他、原稿を多機能周辺装置1
の原稿置きテーブル31にセットすることによっても自
動的に行われるようになっている。また、アイコン化さ
れたビュワーエディタープログラムをクリックすること
によっても起動可能である。いずれの場合も、ビュワー
エディタープログラム83が起動されると、画面上には
メニュー表示が行われ、ユーザーはコマンドを指定する
ことができる。例えば、このメニューの中にはFAXボ
タンが含まれており、このFAXボタンをクリックする
ことにより、スキャン設定ウィンドウが表示され、解像
度、スキャンサイズ等のスキャン条件を設定できるよう
になっている。
起動は、上述のように特定の識別子を有するファイルを
ダブルクリックする場合の他、原稿を多機能周辺装置1
の原稿置きテーブル31にセットすることによっても自
動的に行われるようになっている。また、アイコン化さ
れたビュワーエディタープログラムをクリックすること
によっても起動可能である。いずれの場合も、ビュワー
エディタープログラム83が起動されると、画面上には
メニュー表示が行われ、ユーザーはコマンドを指定する
ことができる。例えば、このメニューの中にはFAXボ
タンが含まれており、このFAXボタンをクリックする
ことにより、スキャン設定ウィンドウが表示され、解像
度、スキャンサイズ等のスキャン条件を設定できるよう
になっている。
【0046】従って、ユーザーはこのスキャン設定ウィ
ンドウ上で適当なスキャン条件を設定した後、このスキ
ャン設定ウィンドウに用意されたスタートボタンをクリ
ックすることにより、ビュワーエディタープログラム8
3からファクシミリドライバプログラム75に対してス
キャン条件及びスキャンスタート指示の送信要求が出力
され、ファクシミリドライバプログラム75は、リソー
スマネージャープログラム77を介して、多機能周辺装
置1にスキャン条件及びスキャンスタート指示を送信す
る。
ンドウ上で適当なスキャン条件を設定した後、このスキ
ャン設定ウィンドウに用意されたスタートボタンをクリ
ックすることにより、ビュワーエディタープログラム8
3からファクシミリドライバプログラム75に対してス
キャン条件及びスキャンスタート指示の送信要求が出力
され、ファクシミリドライバプログラム75は、リソー
スマネージャープログラム77を介して、多機能周辺装
置1にスキャン条件及びスキャンスタート指示を送信す
る。
【0047】このスキャン条件及びスキャンスタート指
示が多機能周辺装置1において受信されると、指定され
たスキャン条件にてスキャナ16によりスキャンが実行
され、読み取られたデータは、多機能周辺装置1から送
信される。送信されたデータはリソースマネージャープ
ログラム77を介してファクシミリドライバプログラム
75に受け渡され、ファクシミリドライバプログラム7
5によってRAM53に格納される。ここで、ファクシ
ミリドライバプログラム75は、読み取りデータ(スキ
ャンデータ)を取得した旨をビュワーエディタープログ
ラム83に通知して、その読み取りデータの管理権をビ
ュワーエディタープログラム83に移譲した後、処理を
終了する。これに応答して、ビュワーエディタープログ
ラム83は、RAM53に格納されている読み取りデー
タを画面上に表示すると共に、この読み取りデータが表
示された画面上に重ねて、ファクシミリ送信の設定画面
を表示する。従って、ユーザーによりこの設定画面にお
いてファクシミリ送信先が指定され、スタートボタンが
押されることにより、ビュワーエディタープログラム8
3は、ファクシミリドライバプログラム75に対してフ
ァクシミリ送信するデータの指定とファクシミリ送信ス
タートの送信要求を出力し、該ファクシミリドライバプ
ログラム75によりログマネージャープログラムに対し
て送信履歴情報を出力した後、リソースマネージャープ
ログラム77を介して前記読み取りデータを多機能周辺
装置1のファクシミリ送信部に送信し、該ファクシミリ
送信部によりファクシミリ送信させる。
示が多機能周辺装置1において受信されると、指定され
たスキャン条件にてスキャナ16によりスキャンが実行
され、読み取られたデータは、多機能周辺装置1から送
信される。送信されたデータはリソースマネージャープ
ログラム77を介してファクシミリドライバプログラム
75に受け渡され、ファクシミリドライバプログラム7
5によってRAM53に格納される。ここで、ファクシ
ミリドライバプログラム75は、読み取りデータ(スキ
ャンデータ)を取得した旨をビュワーエディタープログ
ラム83に通知して、その読み取りデータの管理権をビ
ュワーエディタープログラム83に移譲した後、処理を
終了する。これに応答して、ビュワーエディタープログ
ラム83は、RAM53に格納されている読み取りデー
タを画面上に表示すると共に、この読み取りデータが表
示された画面上に重ねて、ファクシミリ送信の設定画面
を表示する。従って、ユーザーによりこの設定画面にお
いてファクシミリ送信先が指定され、スタートボタンが
押されることにより、ビュワーエディタープログラム8
3は、ファクシミリドライバプログラム75に対してフ
ァクシミリ送信するデータの指定とファクシミリ送信ス
タートの送信要求を出力し、該ファクシミリドライバプ
ログラム75によりログマネージャープログラムに対し
て送信履歴情報を出力した後、リソースマネージャープ
ログラム77を介して前記読み取りデータを多機能周辺
装置1のファクシミリ送信部に送信し、該ファクシミリ
送信部によりファクシミリ送信させる。
【0048】なお、ここで、FAXボタンがクリックさ
れた場合、あるいは前記スキャンファックスボタン82
がクリックされた場合においては、そのクリック処理に
応答してファクシミリドライバプログラム75の機能に
より、原稿の読み取り指示並びにスキャンデータの取得
を行うようにしているが、ファクシミリ送信機能を除く
これらのスキャン機能については、必ずしもファクシミ
リドライバプログラム75に実行させる必要性はなく、
例えば、スキャナドライバプログラム74によってファ
クシミリ送信を行うべき読み取りデータの取得を行うよ
うにしてもよい。
れた場合、あるいは前記スキャンファックスボタン82
がクリックされた場合においては、そのクリック処理に
応答してファクシミリドライバプログラム75の機能に
より、原稿の読み取り指示並びにスキャンデータの取得
を行うようにしているが、ファクシミリ送信機能を除く
これらのスキャン機能については、必ずしもファクシミ
リドライバプログラム75に実行させる必要性はなく、
例えば、スキャナドライバプログラム74によってファ
クシミリ送信を行うべき読み取りデータの取得を行うよ
うにしてもよい。
【0049】また、ビュワーエディタープログラム83
のメニューの中からスキャンボタンを選択した場合に
は、スキャナドライバプログラム74からの指示により
多機能周辺装置1のスキャナ16によるスキャンが実行
され、読み取られたデータは、ファクシミリ送信の場合
と同様にビュワーエディタープログラム83の起動画面
上に表示され、ユーザーの選択指定に基づいて、例え
ば、HDD56への格納が選択された場合には、ビュワ
ーエディタープログラム83によりRAM53に格納さ
れている読み取りデータが読み出され、HDD56に格
納され、更に適当なファイル名が付けられる。
のメニューの中からスキャンボタンを選択した場合に
は、スキャナドライバプログラム74からの指示により
多機能周辺装置1のスキャナ16によるスキャンが実行
され、読み取られたデータは、ファクシミリ送信の場合
と同様にビュワーエディタープログラム83の起動画面
上に表示され、ユーザーの選択指定に基づいて、例え
ば、HDD56への格納が選択された場合には、ビュワ
ーエディタープログラム83によりRAM53に格納さ
れている読み取りデータが読み出され、HDD56に格
納され、更に適当なファイル名が付けられる。
【0050】また、ビュワーエディタープログラム83
のメニューの中からプリントボタンが操作された場合に
は、プリンタドライバプログラム76が起動させられ、
該プリンタドライバプログラム76により多機能周辺装
置1のプリンタ18により、イメージデータの記録紙へ
のプリントアウトが行われる。
のメニューの中からプリントボタンが操作された場合に
は、プリンタドライバプログラム76が起動させられ、
該プリンタドライバプログラム76により多機能周辺装
置1のプリンタ18により、イメージデータの記録紙へ
のプリントアウトが行われる。
【0051】一方、ワードプロセッサソフトウェア等の
一般的なアプリケーションプログラム72を起動した場
合にも、該アプリケーション72上で印刷等のコマンド
を選択することにより、プリンタドライバプログラム7
6が起動され、設定画面上において、解像度,用紙サイ
ズ,濃度調整等の設定と、プリントのスタート指示が可
能となる。即ち、アプリケーションプログラム72にお
いてもプリンタドライバの選択画面においてプリンタド
ライバプログラム76を選択しておくことにより、プリ
ンタドライバプログラム76を介してプリント動作が行
われる。
一般的なアプリケーションプログラム72を起動した場
合にも、該アプリケーション72上で印刷等のコマンド
を選択することにより、プリンタドライバプログラム7
6が起動され、設定画面上において、解像度,用紙サイ
ズ,濃度調整等の設定と、プリントのスタート指示が可
能となる。即ち、アプリケーションプログラム72にお
いてもプリンタドライバの選択画面においてプリンタド
ライバプログラム76を選択しておくことにより、プリ
ンタドライバプログラム76を介してプリント動作が行
われる。
【0052】一般に、スキャナあるいはプリンタもしく
はファクシミリ装置に対するPC50からのアクセス方
式は、そのスキャナ、プリンタ、ファクシミリ装置、あ
るいはPC20のハード構成等により異なっているが、
その異なる環境毎にアプリケーションプログラム71,
72のアクセス方式を変更することは困難である。そこ
で、アプリケーションプログラム71,72と多機能周
辺装置1との間にドライバプログラム74,75,76
を介在させ、該ドライバプログラム74,75,76に
よりCPU51を多機能周辺装置1の駆動指示手段とし
て機能させることにより、アプリケーションプログラム
71,72からのアクセス方式は統一させつつ、その一
方で、環境毎に異なるアクセス方式はドライバプログラ
ム74,75,76により対応させるようにしている。
はファクシミリ装置に対するPC50からのアクセス方
式は、そのスキャナ、プリンタ、ファクシミリ装置、あ
るいはPC20のハード構成等により異なっているが、
その異なる環境毎にアプリケーションプログラム71,
72のアクセス方式を変更することは困難である。そこ
で、アプリケーションプログラム71,72と多機能周
辺装置1との間にドライバプログラム74,75,76
を介在させ、該ドライバプログラム74,75,76に
よりCPU51を多機能周辺装置1の駆動指示手段とし
て機能させることにより、アプリケーションプログラム
71,72からのアクセス方式は統一させつつ、その一
方で、環境毎に異なるアクセス方式はドライバプログラ
ム74,75,76により対応させるようにしている。
【0053】また、同様に、CRT制御のためのCRT
ドライバプログラム78、キーボード制御のためのキー
ボードドライバプログラム79、マウス制御のためのマ
ウスドライバプログラム80がOS70上で動作するよ
うになっている。
ドライバプログラム78、キーボード制御のためのキー
ボードドライバプログラム79、マウス制御のためのマ
ウスドライバプログラム80がOS70上で動作するよ
うになっている。
【0054】そして、本実施形態においては、以上のよ
うなドライバプログラム74,75,76と、多機能周
辺装置1とのデータの双方向通信を管理するために、リ
ソースマネージャープログラム77が起動されるように
なっている。
うなドライバプログラム74,75,76と、多機能周
辺装置1とのデータの双方向通信を管理するために、リ
ソースマネージャープログラム77が起動されるように
なっている。
【0055】リソースマネージャープログラム77は、
通常、OS70が立ち上がると同時に起動されるように
なっているが、その後、各ドライバが起動された際に動
作を停止(クローズ)されていた場合には各ドライバに
よって自動的に起動されるようになっており、リソース
マネージャープログラム77の起動後は、リソースマネ
ージャーを示すアイコン84がCRT58上に表示さ
れ、リソースマネージャーの動作を一時的に停止したい
時には、アイコン84をクリックすることにより動作停
止させることもできるようになっている。
通常、OS70が立ち上がると同時に起動されるように
なっているが、その後、各ドライバが起動された際に動
作を停止(クローズ)されていた場合には各ドライバに
よって自動的に起動されるようになっており、リソース
マネージャープログラム77の起動後は、リソースマネ
ージャーを示すアイコン84がCRT58上に表示さ
れ、リソースマネージャーの動作を一時的に停止したい
時には、アイコン84をクリックすることにより動作停
止させることもできるようになっている。
【0056】また、FAXアプリケーションプログラム
71がクローズしても、スキャナ及びプリンタドライバ
は起動可能であり、例えばビュワーエディタープログラ
ム83あるいはその他のワードプロセッサプログラム等
のアプリケーション72から「プリント」、「スキャ
ナ」のコマンドが出力された場合は、それによって各ド
ライバが起動し、各ドライバはもしリソースマネージャ
ープログラム77がクローズされていればこれを立ち上
げ、それら両者でデータの授受を行うための送信及び受
信バッファ(入出力バッファ)を確保して、多機能周辺
装置1との間の通信を可能とする。なお、通常、FAX
アプリケーションプログラム71及びファクシミリドラ
イバプログラム75は常に起動状態にあり、これに伴っ
て、リソースマネージャープログラム77も動作状態に
ある。即ち、多機能周辺装置1が他のファクシミリ装置
等から受信したファクシミリデータを何時PC50に送
ってくるかわからないため、常に受信可能な状態(受信
待機状態)を確保しておくためである。
71がクローズしても、スキャナ及びプリンタドライバ
は起動可能であり、例えばビュワーエディタープログラ
ム83あるいはその他のワードプロセッサプログラム等
のアプリケーション72から「プリント」、「スキャ
ナ」のコマンドが出力された場合は、それによって各ド
ライバが起動し、各ドライバはもしリソースマネージャ
ープログラム77がクローズされていればこれを立ち上
げ、それら両者でデータの授受を行うための送信及び受
信バッファ(入出力バッファ)を確保して、多機能周辺
装置1との間の通信を可能とする。なお、通常、FAX
アプリケーションプログラム71及びファクシミリドラ
イバプログラム75は常に起動状態にあり、これに伴っ
て、リソースマネージャープログラム77も動作状態に
ある。即ち、多機能周辺装置1が他のファクシミリ装置
等から受信したファクシミリデータを何時PC50に送
ってくるかわからないため、常に受信可能な状態(受信
待機状態)を確保しておくためである。
【0057】リソースマネージャープログラム77は、
スキャナドライバプログラム74とファクシミリドライ
バプログラム75とプリンタドライバプログラム76か
らアクセスされ、各ドライバプログラムから出力される
制御データ等を、いずれのドライバに関するデータであ
るかを識別可能としたパケットデータとして多機能周辺
装置1に送信すると共に、多機能周辺装置1から送られ
てきたパケットデータを各ドライバに分配する機能を有
している。従って、その送受信データの内容に基づく実
質的な制御動作については、各ドライバあるいは多機能
周辺装置1が実行するようになっている。
スキャナドライバプログラム74とファクシミリドライ
バプログラム75とプリンタドライバプログラム76か
らアクセスされ、各ドライバプログラムから出力される
制御データ等を、いずれのドライバに関するデータであ
るかを識別可能としたパケットデータとして多機能周辺
装置1に送信すると共に、多機能周辺装置1から送られ
てきたパケットデータを各ドライバに分配する機能を有
している。従って、その送受信データの内容に基づく実
質的な制御動作については、各ドライバあるいは多機能
周辺装置1が実行するようになっている。
【0058】このようなPC50と多機能周辺装置1と
の間の通信は、リソースマネージャープログラム77を
起動させ、PC50のCPU51を送信手段または受信
手段あるいは送受信管理手段として機能させることによ
り実現されており、PC50側から多機能周辺装置1に
対して所定の間隔で送信要求を送信し、この送信要求に
応答して多機能周辺装置1側のCPU10により多機能
周辺装置1からデータが送信されてきた場合に、そのデ
ータを受信するようになっている。
の間の通信は、リソースマネージャープログラム77を
起動させ、PC50のCPU51を送信手段または受信
手段あるいは送受信管理手段として機能させることによ
り実現されており、PC50側から多機能周辺装置1に
対して所定の間隔で送信要求を送信し、この送信要求に
応答して多機能周辺装置1側のCPU10により多機能
周辺装置1からデータが送信されてきた場合に、そのデ
ータを受信するようになっている。
【0059】また、PC50側からのデータの送信につ
いては、各ドライバが送信データの発生と共に、リソー
スマネージャープログラム77に対して送信要求を出
し、リソースマネージャープログラム77は、送信すべ
きデータが有った場合に、そのデータを多機能周辺装置
1に送信するようになっている。
いては、各ドライバが送信データの発生と共に、リソー
スマネージャープログラム77に対して送信要求を出
し、リソースマネージャープログラム77は、送信すべ
きデータが有った場合に、そのデータを多機能周辺装置
1に送信するようになっている。
【0060】しかしながら、各ドライバからの前記送信
要求は、同時並列的に発生する場合があり、また、PC
50からのデータ送信中にも、多機能周辺装置1側で受
信したファクシミリデータをPC50に取り込みたい場
合も生ずる。
要求は、同時並列的に発生する場合があり、また、PC
50からのデータ送信中にも、多機能周辺装置1側で受
信したファクシミリデータをPC50に取り込みたい場
合も生ずる。
【0061】そこで、本発明は、前記リソースマネージ
ャーにより、各ドライバプログラムから出力されるデー
タを宛先毎に時分割により並列的に送信すると共に、各
ドライバプログラムにより受信されるべき受信データを
宛先毎に時分割により並列的に出力させ、更に送信処理
と受信処理とを処理毎に時分割により並列的に処理する
ようにしたものである。
ャーにより、各ドライバプログラムから出力されるデー
タを宛先毎に時分割により並列的に送信すると共に、各
ドライバプログラムにより受信されるべき受信データを
宛先毎に時分割により並列的に出力させ、更に送信処理
と受信処理とを処理毎に時分割により並列的に処理する
ようにしたものである。
【0062】また、同様に、多機能周辺装置1側におい
ても、ホスト装置(PC50)に対するデータの送受信
処理を実行する通信用プログラムにより、CPU10等
を送信手段、受信手段、送受信管理手段として機能さ
せ、各機能部から出力されるデータを宛先毎に時分割に
より並列的に送信すると共に、各機能部により受信され
るべき受信データを宛先毎に時分割により並列的に出力
させ、更に送信処理と受信処理とを処理毎に時分割によ
り並列的に処理するようにしたものである。
ても、ホスト装置(PC50)に対するデータの送受信
処理を実行する通信用プログラムにより、CPU10等
を送信手段、受信手段、送受信管理手段として機能さ
せ、各機能部から出力されるデータを宛先毎に時分割に
より並列的に送信すると共に、各機能部により受信され
るべき受信データを宛先毎に時分割により並列的に出力
させ、更に送信処理と受信処理とを処理毎に時分割によ
り並列的に処理するようにしたものである。
【0063】以下、このリソースマネージャープログラ
ム77を中心に、本実施形態におけるシステムの送受信
処理について、図5のタイミングチャート、図6のデー
タ構造図、図7乃至図9のフローチャートに基づいて説
明する。まず、リソースマネージャープログラム77に
よる基本的な通信プロトコルについて説明する。図5に
示すように、いずれかのドライバプログラムからリソー
スマネージャープログラム77に対してオープン要求
(入出力バッファをRAM53上に確保する旨の要求)
が出力されると((1))、リソースマネージャープロ
グラム77は、当該ID識別フラグでのオープン要求を
多機能周辺装置1側に出力し、多機能周辺装置1側にお
いて当該ID識別フラグに対応するドライバプログラム
からのデータを受信しあるいは送信する準備ができてい
るか否かが確認される((2))。これに応答して多機
能周辺装置1側から受信準備ができている旨の情報が送
信されると((3))、リソースマネージャープログラ
ム77は、当該ID識別フラグに対応するドライバプロ
グラムからのデータに対応する入出力バッファ(送信及
び受信バッファ)を確保し、当該入出力バッファを確保
した旨を当該ドライバプログラムに知らせる
((4))。このようにして、入出力バッファが確保さ
れた状態で、当該ドライバプログラムからデータが出力
されると((5))、当該データは一旦出力バッファに
格納された後、リソースマネージャープログラム77に
より、当該ドライバプログラムからのデータであること
を示す送信識別情報としてのID識別フラグと、データ
サイズの情報をヘッダとするパケットデータとして生成
され、リソースマネージャープログラム77により、多
機能周辺装置1側へ送信される((6))。これによ
り、多機能周辺装置1側では、このパケットデータのI
D識別フラグを受信識別情報として参照することによ
り、当該ID識別フラグに対応するドライバプログラム
により駆動指示される機能を実現させるべく前記パケッ
トデータを処理し、当該機能を実現する所定の制御動作
を行う。
ム77を中心に、本実施形態におけるシステムの送受信
処理について、図5のタイミングチャート、図6のデー
タ構造図、図7乃至図9のフローチャートに基づいて説
明する。まず、リソースマネージャープログラム77に
よる基本的な通信プロトコルについて説明する。図5に
示すように、いずれかのドライバプログラムからリソー
スマネージャープログラム77に対してオープン要求
(入出力バッファをRAM53上に確保する旨の要求)
が出力されると((1))、リソースマネージャープロ
グラム77は、当該ID識別フラグでのオープン要求を
多機能周辺装置1側に出力し、多機能周辺装置1側にお
いて当該ID識別フラグに対応するドライバプログラム
からのデータを受信しあるいは送信する準備ができてい
るか否かが確認される((2))。これに応答して多機
能周辺装置1側から受信準備ができている旨の情報が送
信されると((3))、リソースマネージャープログラ
ム77は、当該ID識別フラグに対応するドライバプロ
グラムからのデータに対応する入出力バッファ(送信及
び受信バッファ)を確保し、当該入出力バッファを確保
した旨を当該ドライバプログラムに知らせる
((4))。このようにして、入出力バッファが確保さ
れた状態で、当該ドライバプログラムからデータが出力
されると((5))、当該データは一旦出力バッファに
格納された後、リソースマネージャープログラム77に
より、当該ドライバプログラムからのデータであること
を示す送信識別情報としてのID識別フラグと、データ
サイズの情報をヘッダとするパケットデータとして生成
され、リソースマネージャープログラム77により、多
機能周辺装置1側へ送信される((6))。これによ
り、多機能周辺装置1側では、このパケットデータのI
D識別フラグを受信識別情報として参照することによ
り、当該ID識別フラグに対応するドライバプログラム
により駆動指示される機能を実現させるべく前記パケッ
トデータを処理し、当該機能を実現する所定の制御動作
を行う。
【0064】このようにしてリソースマネージャープロ
グラム77により生成されるパケットデータの構造を図
6(A)に示す。パケットデータは同図に示すように、
各ドライバプログラムに対応した送信識別情報または受
信識別情報としてのID識別フラグと、データサイズ情
報とから成るヘッダを有しており、当該ヘッダに続いて
データ部を有した構造となっている。このパケットデー
タは、送信すべきデータを所定のデータサイズ毎に分割
したものであり、前記ヘッダのデータサイズ情報には分
割したデータサイズが書き込まれる。
グラム77により生成されるパケットデータの構造を図
6(A)に示す。パケットデータは同図に示すように、
各ドライバプログラムに対応した送信識別情報または受
信識別情報としてのID識別フラグと、データサイズ情
報とから成るヘッダを有しており、当該ヘッダに続いて
データ部を有した構造となっている。このパケットデー
タは、送信すべきデータを所定のデータサイズ毎に分割
したものであり、前記ヘッダのデータサイズ情報には分
割したデータサイズが書き込まれる。
【0065】更に、このパケットデータは、多機能周辺
装置1においても生成されるようになっており、図5に
示すように、このようなパケットデータが多機能周辺装
置1からPC50へ送信されると((7))、リソース
マネージャープログラム77は、当該パケットデータの
ヘッダにより、受信識別情報としてのID識別フラグを
判別し、対応するドライバプログラムに対してデータを
受信した旨を通知する((8))。そして、当該ドライ
バプログラムからデータの受信要求があった場合には、
リソースマネージャープログラム77によりパケットデ
ータを解凍し、当該ドライバプログラムに対応する入力
バッファに出力する((10))。
装置1においても生成されるようになっており、図5に
示すように、このようなパケットデータが多機能周辺装
置1からPC50へ送信されると((7))、リソース
マネージャープログラム77は、当該パケットデータの
ヘッダにより、受信識別情報としてのID識別フラグを
判別し、対応するドライバプログラムに対してデータを
受信した旨を通知する((8))。そして、当該ドライ
バプログラムからデータの受信要求があった場合には、
リソースマネージャープログラム77によりパケットデ
ータを解凍し、当該ドライバプログラムに対応する入力
バッファに出力する((10))。
【0066】そして、ドライバプログラムにおける所定
の処理の終了後、ドライバプログラムからクローズ要求
(入出力バッファの解放要求)があった場合には((1
1))、リソースマネージャープログラム77により、
多機能周辺装置1に対してクローズの確認が行われ
((12))、多機能周辺装置1からクローズを確認し
た旨の通知があった場合には((13))、先のオープ
ン要求((1))に応じてRAM53上に確保されてい
る入出力バッファを解放した後、クローズ処理が終了し
た旨を当該ドライバプログラムに通知する((1
4))。
の処理の終了後、ドライバプログラムからクローズ要求
(入出力バッファの解放要求)があった場合には((1
1))、リソースマネージャープログラム77により、
多機能周辺装置1に対してクローズの確認が行われ
((12))、多機能周辺装置1からクローズを確認し
た旨の通知があった場合には((13))、先のオープ
ン要求((1))に応じてRAM53上に確保されてい
る入出力バッファを解放した後、クローズ処理が終了し
た旨を当該ドライバプログラムに通知する((1
4))。
【0067】以上が本実施形態の多機能情報処理システ
ムにおける基本的な通信プロトコルである。なお、本実
施形態においては、上記したように、各ドライバプログ
ラムからオープン要求があった場合に、リソースマネー
ジャープログラム77によってRAM53上に入出力バ
ッファが確保され、その後、クローズ要求があった時点
で入出力バッファが解放されるようになっている。例え
ば、プリンタドライバプログラム76の起動に伴って、
当該プリンタドライバプログラム76からオープン要求
があった場合には、プリンタドライバプログラム76の
ための入出力バッファがRAM53上に確保され、その
後、プリンタドライバプログラム76による所定のプリ
ント処理が終了した時点で、当該プリンタドライバプロ
グラム76からクローズ要求が出されると、プリンタド
ライバプログラム76のための入出力バッファが解放さ
れるようになっているが、これは以下の理由によるもの
である。
ムにおける基本的な通信プロトコルである。なお、本実
施形態においては、上記したように、各ドライバプログ
ラムからオープン要求があった場合に、リソースマネー
ジャープログラム77によってRAM53上に入出力バ
ッファが確保され、その後、クローズ要求があった時点
で入出力バッファが解放されるようになっている。例え
ば、プリンタドライバプログラム76の起動に伴って、
当該プリンタドライバプログラム76からオープン要求
があった場合には、プリンタドライバプログラム76の
ための入出力バッファがRAM53上に確保され、その
後、プリンタドライバプログラム76による所定のプリ
ント処理が終了した時点で、当該プリンタドライバプロ
グラム76からクローズ要求が出されると、プリンタド
ライバプログラム76のための入出力バッファが解放さ
れるようになっているが、これは以下の理由によるもの
である。
【0068】即ち、各ドライバプログラムのための入出
力バッファはRAM53上に確保されるものであるた
め、各ドライバプログラムが動作していない(起動され
ていない)ときまで、入出力バッファとしてのメモリ領
域を占有するのは、限りのあるメモリ領域を有効に活用
する上で好ましくないからである。最も、ファクシミリ
ドライバプログラム75については、既に述べたよう
に、ファクシミリデータの受信待機状態を常に確保して
おく必要があるので、ファクシミリドライバプログラム
のための入出力バッファについては、FAXアプリケー
ションプログラムが起動されている限り、常時確保され
ていなければならないことは勿論である。
力バッファはRAM53上に確保されるものであるた
め、各ドライバプログラムが動作していない(起動され
ていない)ときまで、入出力バッファとしてのメモリ領
域を占有するのは、限りのあるメモリ領域を有効に活用
する上で好ましくないからである。最も、ファクシミリ
ドライバプログラム75については、既に述べたよう
に、ファクシミリデータの受信待機状態を常に確保して
おく必要があるので、ファクシミリドライバプログラム
のための入出力バッファについては、FAXアプリケー
ションプログラムが起動されている限り、常時確保され
ていなければならないことは勿論である。
【0069】次に、図7乃至図9のフローチャートを用
いて具体的な通信制御について説明する。まず、リソー
スマネージャープログラム77が起動されると、タイマ
ーの値にAをセットして、タイマーを起動させる(ステ
ップS1)。このタイマーはセットされたタイマー値を
ダウンカウントするものであり、本実施形態では、リソ
ースマネージャープログラム77と、その他の並行処理
中のプログラムとのタスク切り換え処理のためにOS7
0によって管理されるものである。
いて具体的な通信制御について説明する。まず、リソー
スマネージャープログラム77が起動されると、タイマ
ーの値にAをセットして、タイマーを起動させる(ステ
ップS1)。このタイマーはセットされたタイマー値を
ダウンカウントするものであり、本実施形態では、リソ
ースマネージャープログラム77と、その他の並行処理
中のプログラムとのタスク切り換え処理のためにOS7
0によって管理されるものである。
【0070】即ち、リソースマネージャープログラム7
7によってタイマーが所定値にセットされた後は、OS
70によってリソースマネージャープログラム77の処
理を一時中断して、他の並行処理中のプログラムが実行
されるようにタスクの切り換え処理が行われ、その後、
タイマー値が0になった時点で、再びリソースマネージ
ャープログラム77の処理が開始されるべくタスクの切
り換え処理が実行される。
7によってタイマーが所定値にセットされた後は、OS
70によってリソースマネージャープログラム77の処
理を一時中断して、他の並行処理中のプログラムが実行
されるようにタスクの切り換え処理が行われ、その後、
タイマー値が0になった時点で、再びリソースマネージ
ャープログラム77の処理が開始されるべくタスクの切
り換え処理が実行される。
【0071】従って、リソースマネージャープログラム
77としては、このタイマーのタイマー値が0になるま
で処理が中断され(ステップS2;NO)、0になった
時に(ステップS2;YES)、処理を開始して多機能
周辺装置1からの受信データが有るか否かを確認するた
めに、多機能周辺装置1に対して送信要求を送信する
(ステップS3)。
77としては、このタイマーのタイマー値が0になるま
で処理が中断され(ステップS2;NO)、0になった
時に(ステップS2;YES)、処理を開始して多機能
周辺装置1からの受信データが有るか否かを確認するた
めに、多機能周辺装置1に対して送信要求を送信する
(ステップS3)。
【0072】この送信要求に応答する多機能周辺装置1
からの送信データ、即ちPC50から見た場合の受信デ
ータが無い場合には(ステップS3;NO)、再びタイ
マー値にAをセットして、タイマーをスタートさせる。
従って、そのタイマー値が再び0になるまで処理を中断
することとなる。なお、受信データの有無の確認は、多
機能周辺装置1側からデータ無しのメッセージを送信さ
せ、そのメッセージをPC50側で認識させるようにし
ても良いし、PC50側で一定時間待機し、多機能周辺
装置1側から何もデータが送信されてこなければデータ
無しと判断するようにしても良いが、本実施形態では、
パラレルI/F55のポート信号をチェックすることに
より、受信データの有無を確認するようにしている。
からの送信データ、即ちPC50から見た場合の受信デ
ータが無い場合には(ステップS3;NO)、再びタイ
マー値にAをセットして、タイマーをスタートさせる。
従って、そのタイマー値が再び0になるまで処理を中断
することとなる。なお、受信データの有無の確認は、多
機能周辺装置1側からデータ無しのメッセージを送信さ
せ、そのメッセージをPC50側で認識させるようにし
ても良いし、PC50側で一定時間待機し、多機能周辺
装置1側から何もデータが送信されてこなければデータ
無しと判断するようにしても良いが、本実施形態では、
パラレルI/F55のポート信号をチェックすることに
より、受信データの有無を確認するようにしている。
【0073】次に、各ドライバに対して送信データの有
無を確認し(ステップS7)、送信データが無いと判断
した場合には(ステップS7;NO)、タイマー値Aの
まま、タイマー値が0になるまで待機する(ステップS
2;NO)。従って、受信データ及び送信データが無い
場合には、リソースマネージャープログラム77の処理
に基づく多機能周辺装置1に対する送信要求の送信と、
各ドライバに対する送信データの確認は、タイマー値A
が0になる時間間隔で行われることになる。
無を確認し(ステップS7)、送信データが無いと判断
した場合には(ステップS7;NO)、タイマー値Aの
まま、タイマー値が0になるまで待機する(ステップS
2;NO)。従って、受信データ及び送信データが無い
場合には、リソースマネージャープログラム77の処理
に基づく多機能周辺装置1に対する送信要求の送信と、
各ドライバに対する送信データの確認は、タイマー値A
が0になる時間間隔で行われることになる。
【0074】なお、前記各ドライバに対する送信データ
の有無の確認は、メッセージを用いる場合等が考えられ
る。一方、多機能周辺装置1からの受信データが有る場
合には(ステップS3;YES)、受信処理を行う(ス
テップS5)。この受信処理は、図8に示すように、ま
ずデータの受信を行い(ステップS10)、次にそのデ
ータがどのドライバに対して送信されたものかをID情
報を基に識別し、対応するドライバにそのデータを出力
するものである。つまり、プリンタ18からのデータで
ある場合には(ステップS11;YES)、そのデータ
をプリンタドライバプログラム76に受け渡し(ステッ
プS12)、ファクシミリ部からのデータである場合に
は(ステップS13;YES)、そのデータをファクシ
ミリドライバプログラム75に受け渡し(ステップS1
4)、スキャナ16からのデータである場合には(ステ
ップS15;YES)、そのデータをスキャナドライバ
プログラム74に受け渡す(ステップS16)。
の有無の確認は、メッセージを用いる場合等が考えられ
る。一方、多機能周辺装置1からの受信データが有る場
合には(ステップS3;YES)、受信処理を行う(ス
テップS5)。この受信処理は、図8に示すように、ま
ずデータの受信を行い(ステップS10)、次にそのデ
ータがどのドライバに対して送信されたものかをID情
報を基に識別し、対応するドライバにそのデータを出力
するものである。つまり、プリンタ18からのデータで
ある場合には(ステップS11;YES)、そのデータ
をプリンタドライバプログラム76に受け渡し(ステッ
プS12)、ファクシミリ部からのデータである場合に
は(ステップS13;YES)、そのデータをファクシ
ミリドライバプログラム75に受け渡し(ステップS1
4)、スキャナ16からのデータである場合には(ステ
ップS15;YES)、そのデータをスキャナドライバ
プログラム74に受け渡す(ステップS16)。
【0075】このような受信処理が終了すると、次にタ
イマー値をBにセットし、タイマーをスタートさせる
(ステップS6)。このタイマー値Bは、タイマー値A
よりも小さな値となっている。そして、再び各ドライバ
に対して送信データの有無の確認を行い(ステップS
7)、送信データが無い場合には(ステップS7;N
O)、タイマー値Bが0になるまでリソースマネージャ
ープログラム77の処理を中断する(ステップS2;N
O)。
イマー値をBにセットし、タイマーをスタートさせる
(ステップS6)。このタイマー値Bは、タイマー値A
よりも小さな値となっている。そして、再び各ドライバ
に対して送信データの有無の確認を行い(ステップS
7)、送信データが無い場合には(ステップS7;N
O)、タイマー値Bが0になるまでリソースマネージャ
ープログラム77の処理を中断する(ステップS2;N
O)。
【0076】従って、受信データが有って、送信データ
がない場合には、多機能周辺装置1に対する送信要求の
送信間隔は、タイマー値Bが0になるまでの間隔とな
り、タイマー値Bはタイマー値Aよりも小さい値に設定
されているので、受信データが無い場合よりも短くな
る。
がない場合には、多機能周辺装置1に対する送信要求の
送信間隔は、タイマー値Bが0になるまでの間隔とな
り、タイマー値Bはタイマー値Aよりも小さい値に設定
されているので、受信データが無い場合よりも短くな
る。
【0077】つまり、図6(C)に示すように、Bの間
隔で時系列的に並んだパケットデータの受信が行われ、
各パケットデータは、プリンタ部あるいはファクシミリ
部もしくはスキャナ部のいずれかから送信されるので、
種類の異なる複数のデータの受信が並列的に行われるこ
とになる。パケットデータの並びは任意であり、例え
ば、ファクシミリ受信データが連続的に送信される場
合、あるいはそのように連続的に送信されるデータ中に
プリンタ部に関するデータが入る場合も有り得る。
隔で時系列的に並んだパケットデータの受信が行われ、
各パケットデータは、プリンタ部あるいはファクシミリ
部もしくはスキャナ部のいずれかから送信されるので、
種類の異なる複数のデータの受信が並列的に行われるこ
とになる。パケットデータの並びは任意であり、例え
ば、ファクシミリ受信データが連続的に送信される場
合、あるいはそのように連続的に送信されるデータ中に
プリンタ部に関するデータが入る場合も有り得る。
【0078】次に、各ドライバからの送信データが有る
場合には(ステップS7;YES)、送信処理を行う
(ステップS8)。この送信処理は、図9に示すよう
に、各ドライバからのデータを入力し(ステップS2
0)、いずれのドライバからのデータであるかについて
の判別を行って、各ドライバに対応するID識別フラグ
をセットする処理を行う。つまり、プリンタドライバプ
ログラム76からのデータである場合には(ステップS
21;YES)、プリンタ用データのID情報フラグを
セットし(ステップS22)、ファクシミリドライバプ
ログラム75からのデータである場合には(ステップS
23;YES)、ファクシミリ用データのID情報フラ
グをセットし(ステップS24)、スキャナドライバプ
ログラム74からのデータである場合には(ステップS
25;YES)、スキャナ用データのID情報フラグを
セットする(ステップS26)。
場合には(ステップS7;YES)、送信処理を行う
(ステップS8)。この送信処理は、図9に示すよう
に、各ドライバからのデータを入力し(ステップS2
0)、いずれのドライバからのデータであるかについて
の判別を行って、各ドライバに対応するID識別フラグ
をセットする処理を行う。つまり、プリンタドライバプ
ログラム76からのデータである場合には(ステップS
21;YES)、プリンタ用データのID情報フラグを
セットし(ステップS22)、ファクシミリドライバプ
ログラム75からのデータである場合には(ステップS
23;YES)、ファクシミリ用データのID情報フラ
グをセットし(ステップS24)、スキャナドライバプ
ログラム74からのデータである場合には(ステップS
25;YES)、スキャナ用データのID情報フラグを
セットする(ステップS26)。
【0079】そして、以上のようにしてセットしたID
情報フラグの後に、各データのサイズ情報をセットして
ヘッダを作成し(ステップS27)、そのヘッダの後に
送信するデータをセットしてデータのパケット化を行い
(ステップS28)、データの送信を行う(ステップS
29)。この送信データには、プリントするためのデー
タ、あるいはファクシミリ送信するためのデータが含ま
れる。
情報フラグの後に、各データのサイズ情報をセットして
ヘッダを作成し(ステップS27)、そのヘッダの後に
送信するデータをセットしてデータのパケット化を行い
(ステップS28)、データの送信を行う(ステップS
29)。この送信データには、プリントするためのデー
タ、あるいはファクシミリ送信するためのデータが含ま
れる。
【0080】以上のような送信処理が終了した後は、タ
イマー値がBにセットされ(ステップS9)、タイマー
値Bが0になるまでのリソースマネージャープログラム
77の処理を中断する(ステップS2)。従って、受信
データが無い場合でも、送信データが有る場合には、送
信データ有無の確認間隔は、送信データが無い場合に比
べて短くなり、送信処理を高速に行うことができる。
イマー値がBにセットされ(ステップS9)、タイマー
値Bが0になるまでのリソースマネージャープログラム
77の処理を中断する(ステップS2)。従って、受信
データが無い場合でも、送信データが有る場合には、送
信データ有無の確認間隔は、送信データが無い場合に比
べて短くなり、送信処理を高速に行うことができる。
【0081】つまり、図6(B)に示すように、Bの間
隔で時系列的に並んだパケットデータの送信が行われ、
各パケットデータは、プリンタドライバプログラム76
あるいはファクシミリドライバプログラム75もしくは
スキャナドライバプログラム74のいずれかから出力さ
れるので、種類の異なる複数のデータの送信が並列的に
行われることになる。パケットデータの並びは任意であ
り、例えば、ファクシミリ送信するデータが連続的に送
信される場合、あるいはそのように連続的に送信される
データ中にプリンタアウトするデータが入る場合も有り
得る。
隔で時系列的に並んだパケットデータの送信が行われ、
各パケットデータは、プリンタドライバプログラム76
あるいはファクシミリドライバプログラム75もしくは
スキャナドライバプログラム74のいずれかから出力さ
れるので、種類の異なる複数のデータの送信が並列的に
行われることになる。パケットデータの並びは任意であ
り、例えば、ファクシミリ送信するデータが連続的に送
信される場合、あるいはそのように連続的に送信される
データ中にプリンタアウトするデータが入る場合も有り
得る。
【0082】また、図7で説明したように、受信処理と
送信処理は、時分割により並列的に行われているため、
多機能周辺装置1からのデータの受信中に、多機能周辺
装置1へのデータの送信が可能となっており、複数の情
報処理機能を有する多機能周辺装置1を効率良く使用す
ることができる。
送信処理は、時分割により並列的に行われているため、
多機能周辺装置1からのデータの受信中に、多機能周辺
装置1へのデータの送信が可能となっており、複数の情
報処理機能を有する多機能周辺装置1を効率良く使用す
ることができる。
【0083】以上説明したように、本発明によれば、多
機能周辺装置1のプリンタ機能、ファクシミリ機能、及
びスキャナ機能を並列的に実行させることができ、良好
な情報処理環境を提供することができる。
機能周辺装置1のプリンタ機能、ファクシミリ機能、及
びスキャナ機能を並列的に実行させることができ、良好
な情報処理環境を提供することができる。
【0084】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。なお、第1の実施形態との
共通箇所の説明は省略する。
実施形態について説明する。なお、第1の実施形態との
共通箇所の説明は省略する。
【0085】上述した実施形態においては、リソースマ
ネージャー処理における受信処理と送信処理に共通のタ
イマーを用いたが、本発明はこれに限られるものではな
く、受信処理と送信処理でそれぞれ別のタイマーを用い
るようにしても良い。
ネージャー処理における受信処理と送信処理に共通のタ
イマーを用いたが、本発明はこれに限られるものではな
く、受信処理と送信処理でそれぞれ別のタイマーを用い
るようにしても良い。
【0086】なお、上述した実施形態においては、スキ
ャナ機能、プリンタ機能、及びファクシミリ機能を備え
た多機能周辺装置を用いた例について説明したが、本発
明はこれに限られるものではなく、デジタルデータの通
信が行われる他のデータ通信システムにおいて適用可能
である。
ャナ機能、プリンタ機能、及びファクシミリ機能を備え
た多機能周辺装置を用いた例について説明したが、本発
明はこれに限られるものではなく、デジタルデータの通
信が行われる他のデータ通信システムにおいて適用可能
である。
【0087】また、上述の実施形態においては、データ
通信にパラレルI/Fを用いた例について説明したが、
本発明はこれに限られるものではなく、シリアルI/F
を用いたシステムにおいても同様に適用可能である。
通信にパラレルI/Fを用いた例について説明したが、
本発明はこれに限られるものではなく、シリアルI/F
を用いたシステムにおいても同様に適用可能である。
【0088】更に、上述したリソースマネージャープロ
グラム、各ドライバプログラムは、情報記録媒体として
のCD−ROMあるいはフロッピィディスクに格納する
ことができ、パーソナルコンピューターにインストール
することにより実行可能となるものである。
グラム、各ドライバプログラムは、情報記録媒体として
のCD−ROMあるいはフロッピィディスクに格納する
ことができ、パーソナルコンピューターにインストール
することにより実行可能となるものである。
【0089】
【発明の効果】請求項1に記載の多機能情報処理システ
ムによれば、送信データを宛先毎に時分割により並列的
に送信すると共に、受信データを宛先毎に時分割して並
列的に出力するようにしたので、ホスト装置及び多機能
周辺装置において複数の情報処理を並列的に行わせるこ
とができる。また、前記ホスト装置と多機能周辺装置間
で行われる互いの前記送信手段による送信処理と前記受
信手段による受信処理とは、互いの送受信管理手段によ
り処理毎に時分割により並列的に処理するようにしたの
で、送信処理中における受信処理を互いに行うことがで
き、多機能周辺装置を効率的に使用することができる。
ムによれば、送信データを宛先毎に時分割により並列的
に送信すると共に、受信データを宛先毎に時分割して並
列的に出力するようにしたので、ホスト装置及び多機能
周辺装置において複数の情報処理を並列的に行わせるこ
とができる。また、前記ホスト装置と多機能周辺装置間
で行われる互いの前記送信手段による送信処理と前記受
信手段による受信処理とは、互いの送受信管理手段によ
り処理毎に時分割により並列的に処理するようにしたの
で、送信処理中における受信処理を互いに行うことがで
き、多機能周辺装置を効率的に使用することができる。
【0090】請求項2に記載の多機能情報処理システム
によれば、送信データに対して送信先を示す送信識別情
報を付加すると共に、該送信識別情報が付加された前記
送信データを時系列的に配列して送信し、受信データに
基づき送信元を示す受信識別情報を識別し、前記送信元
に対応した受信先に振り分けて出力するようにしたの
で、各駆動指示手段から出力されたデータを確実に対応
する情報処理手段に伝達させることができ、また、各情
報処理手段から出力されたデータを確実に対応する駆動
指示手段に伝達させることができる。しかも種類の異な
るデータを混在させて送受信を行うことができるので、
ホスト装置及び多機能周辺装置のそれぞれにおいて並列
的な処理を行わせることができる。
によれば、送信データに対して送信先を示す送信識別情
報を付加すると共に、該送信識別情報が付加された前記
送信データを時系列的に配列して送信し、受信データに
基づき送信元を示す受信識別情報を識別し、前記送信元
に対応した受信先に振り分けて出力するようにしたの
で、各駆動指示手段から出力されたデータを確実に対応
する情報処理手段に伝達させることができ、また、各情
報処理手段から出力されたデータを確実に対応する駆動
指示手段に伝達させることができる。しかも種類の異な
るデータを混在させて送受信を行うことができるので、
ホスト装置及び多機能周辺装置のそれぞれにおいて並列
的な処理を行わせることができる。
【0091】請求項3に記載の情報記録媒体を、少なく
とも画像読み取り手段または画像形成手段を含む複数の
情報処理手段を備えた多機能周辺装置における該複数の
情報処理手段のそれぞれに駆動指示する複数の駆動指示
手段を備え、前記複数の駆動指示手段と前記複数の駆動
指示手段のそれぞれに対応する前記複数の情報処理手段
との間で双方向通信を行うホスト装置のコンピューター
に読み取らせることにより、送信データを宛先毎に時分
割により並列的に送信させると共に、受信データを宛先
毎に時分割して並列的に出力させるようにしたので、ホ
スト装置及び多機能周辺装置において複数の情報処理を
並列的に行わせることができる。また、前記ホスト装置
と多機能周辺装置間で行われる互いの前記送信処理と受
信処理とを、互いに処理毎に時分割により並列的に処理
させるるようにしたので、送信処理中における受信処理
を互いに行うことができ、多機能周辺装置を効率的に使
用することができる。
とも画像読み取り手段または画像形成手段を含む複数の
情報処理手段を備えた多機能周辺装置における該複数の
情報処理手段のそれぞれに駆動指示する複数の駆動指示
手段を備え、前記複数の駆動指示手段と前記複数の駆動
指示手段のそれぞれに対応する前記複数の情報処理手段
との間で双方向通信を行うホスト装置のコンピューター
に読み取らせることにより、送信データを宛先毎に時分
割により並列的に送信させると共に、受信データを宛先
毎に時分割して並列的に出力させるようにしたので、ホ
スト装置及び多機能周辺装置において複数の情報処理を
並列的に行わせることができる。また、前記ホスト装置
と多機能周辺装置間で行われる互いの前記送信処理と受
信処理とを、互いに処理毎に時分割により並列的に処理
させるるようにしたので、送信処理中における受信処理
を互いに行うことができ、多機能周辺装置を効率的に使
用することができる。
【0092】請求項4に記載の情報記録媒体を、前記コ
ンピューターに読み取らせることにより、送信データに
は送信先を示す送信識別情報を付加させると共に、該送
信識別情報を付加させた前記送信データを時系列的に配
列させて送信させると共に、受信データは送信元を示す
受信識別情報により識別させ、前記送信元に対応した受
信先に振り分けて出力させるので、各駆動指示手段から
出力させたデータを確実に対応する情報処理手段に伝達
させることができ、また、各情報処理手段から出力させ
たデータを確実に対応する駆動指示手段に伝達させるこ
とができる。しかも種類の異なるデータを混在させて送
受信を行わせるので、ホスト装置及び多機能周辺装置の
それぞれにおいて並列的な処理を行わせることができ
る。
ンピューターに読み取らせることにより、送信データに
は送信先を示す送信識別情報を付加させると共に、該送
信識別情報を付加させた前記送信データを時系列的に配
列させて送信させると共に、受信データは送信元を示す
受信識別情報により識別させ、前記送信元に対応した受
信先に振り分けて出力させるので、各駆動指示手段から
出力させたデータを確実に対応する情報処理手段に伝達
させることができ、また、各情報処理手段から出力させ
たデータを確実に対応する駆動指示手段に伝達させるこ
とができる。しかも種類の異なるデータを混在させて送
受信を行わせるので、ホスト装置及び多機能周辺装置の
それぞれにおいて並列的な処理を行わせることができ
る。
【図1】本発明の第1の実施形態における多機能情報処
理システムを構成するパーソナルコンピュータ及び多機
能周辺装置を示す斜視図である。
理システムを構成するパーソナルコンピュータ及び多機
能周辺装置を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における多機能情報処
理システムを構成する多機能周辺装置の概略構成を示す
断面図である。
理システムを構成する多機能周辺装置の概略構成を示す
断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における多機能情報処
理システムのハードウェアの機能構成を示すブロック図
である。
理システムのハードウェアの機能構成を示すブロック図
である。
【図4】本発明の第1の実施形態における多機能情報処
理システムのソフトウェアの機能構成を示すブロック図
である。
理システムのソフトウェアの機能構成を示すブロック図
である。
【図5】本発明の第1の実施形態におけるホスト装置と
多機能周辺装置間の基本的な通信プロトコルを示すタイ
ミングチャートである。
多機能周辺装置間の基本的な通信プロトコルを示すタイ
ミングチャートである。
【図6】本発明の第1の実施形態におけるホスト装置と
多機能周辺装置間の通信に用いられるデータ構造を示す
図である。
多機能周辺装置間の通信に用いられるデータ構造を示す
図である。
【図7】本発明の第1の実施形態におけるリソースマネ
ージャープログラムによる送受信処理の動作をOS(オ
ペレーティングシステム)との関連の下に示すフローチ
ャートである。
ージャープログラムによる送受信処理の動作をOS(オ
ペレーティングシステム)との関連の下に示すフローチ
ャートである。
【図8】本発明の第1の実施形態におけるリソースマネ
ージャープログラムによる受信処理の動作を示すフロー
チャートである。
ージャープログラムによる受信処理の動作を示すフロー
チャートである。
【図9】本発明の第1の実施形態におけるリソースマネ
ージャープログラムによる送信処理の動作を示すフロー
チャートである。
ージャープログラムによる送信処理の動作を示すフロー
チャートである。
1…多機能周辺装置 3…パラレルI/F 5…NCU 10…CPU 11…モデム 12…バッファメモリ 13…ROM 14…EEPROM 15…RAM 16…スキャナ 17…符号化部 18…プリンタ 19…画像メモリ 20…復号化部 21…操作部 50…PC 51…CPU 52…ROM 53…RAM 54…入出力I/F 55…パラレルI/F 56…HDD 57…FDD 58…CRT 59…K/B 60…マウス 61…HDC 62…FDC 63…CRTC 70…OS 71…FAXアプリケーション 72…スキャナアプリケーション 73…Windowsアプリケーション 74…スキャナドライバプログラム 75…ファクシミリドライバプログラム 76…プリンタドライバプログラム 77…リソースマネージャープログラム 78…CRTドライバプログラム 79…キーボードドライバプログラム 80…マウスドライバプログラム 81…ログプログラム 82…スキャンファックスプログラム 83…メモファックスプログラム 84…ビュワーエディタープログラム 85…リソースマネージャープログラム(アイコン)
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも画像読み取り手段または画像
形成手段を含む複数の情報処理手段を備えた多機能周辺
装置と、該複数の情報処理手段のそれぞれに駆動指示す
る複数の駆動指示手段を備えたホスト装置とを有し、前
記複数の駆動指示手段と前記複数の駆動指示手段のそれ
ぞれに対応する前記複数の情報処理手段との間で双方向
通信を行う多機能情報処理システムであって、 前記複数の駆動指示手段または前記複数の情報処理手段
から送信される送信データを宛先毎に時分割により並列
的に送信する送信手段と、 前記複数の情報処理手段または前記複数の駆動指示手段
から送信され前記複数の駆動指示手段または前記複数の
情報処理手段により受信されるべき受信データを宛先毎
に時分割により並列的に出力する受信手段と、 前記送信手段による送信処理と前記受信手段による受信
処理とを処理毎に時分割により並列的に処理する送受信
管理手段と、 を前記ホスト装置と前記多機能周辺装置のそれぞれに備
えた、 ことを特徴とする多機能情報処理システム。 - 【請求項2】 前記送信手段は、送信データに対して送
信先を示す送信識別情報を付加すると共に、該送信識別
情報が付加された前記送信データを時系列的に配列して
送信し、前記受信手段は、受信データに基づき送信元を
示す受信識別情報を識別し、前記送信元に対応した受信
先に振り分けて出力することを特徴とする請求項1に記
載の多機能情報処理システム。 - 【請求項3】 少なくとも画像読み取り手段または画像
形成手段を含む複数の情報処理手段を備えた多機能周辺
装置における該複数の情報処理手段のそれぞれに駆動指
示する複数の駆動指示手段を備え、前記複数の駆動指示
手段と前記複数の駆動指示手段のそれぞれに対応する前
記複数の情報処理手段との間で双方向通信を行うホスト
装置のコンピューターで実行可能なプログラムを格納し
た情報記録媒体であって、前記コンピューターを、 前記複数の駆動指示手段から送信される送信データを宛
先毎に時分割により並列的に送信させる手段、 前記複数の情報処理手段から送信され前記複数の駆動指
示手段により受信されるべき受信データを宛先毎に時分
割により並列的に出力させる手段、 前記送信処理と前記受信処理とを処理毎に時分割により
並列的に処理させる手段、 として機能させるプログラムを格納したことを特徴とす
る情報記録媒体。 - 【請求項4】 前記コンピュータを、前記送信データに
送信先を示す送信識別情報を付加させると共に、該送信
識別情報が付加された前記送信データを時系列的に配列
させて送信させる手段、前記受信データに基づき送信元
を示す受信識別情報を識別させ、前記送信元に対応した
受信先に振り分けて出力させる手段、として更に機能さ
せるプログラムを格納したことを特徴とする請求項3に
記載の情報記録媒体。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8276719A JPH10124441A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 多機能情報処理システム及び情報記録媒体 |
US08/951,680 US6084685A (en) | 1996-10-18 | 1997-10-16 | Multifunction information processing system for performing operations in parallel and storage medium for use by the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8276719A JPH10124441A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 多機能情報処理システム及び情報記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10124441A true JPH10124441A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17573386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8276719A Pending JPH10124441A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 多機能情報処理システム及び情報記録媒体 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6084685A (ja) |
JP (1) | JPH10124441A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7173723B1 (en) | 1999-07-09 | 2007-02-06 | Seiko Epson Corporation | Printer and print system capable of printing a read image without intervention of host in addition to printing of print data from host |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3408124B2 (ja) * | 1997-11-06 | 2003-05-19 | シャープ株式会社 | コンピュータシステムを利用した印刷処理装置 |
US7173721B1 (en) | 1998-01-08 | 2007-02-06 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Multifunction machine, server, multifunction machine/server system and program recording medium |
JP4250266B2 (ja) * | 1998-08-28 | 2009-04-08 | キヤノン株式会社 | 周辺機器及び周辺機器制御方法及び周辺機器制御システム及び周辺機器制御プログラムを記憶した記憶媒体及び周辺機器制御プログラムを送出する送出装置及び周辺機器制御プログラム製品 |
JP3490670B2 (ja) * | 1999-08-23 | 2004-01-26 | 株式会社リコー | 画像処理方法、画像処理装置及び画像処理システム |
US7139102B2 (en) * | 2000-05-02 | 2006-11-21 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing device, image processing method and remote-scan image processing system using the same |
JP4299994B2 (ja) * | 2002-04-18 | 2009-07-22 | シャープ株式会社 | 複合デバイスシステム |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4816911A (en) * | 1986-07-05 | 1989-03-28 | Kirsch Technologies, Inc. | Handling process and information station |
DE69129779T2 (de) * | 1990-09-28 | 1999-03-11 | Hewlett-Packard Co., Palo Alto, Calif. | Schalter zur gemeinsamen Benutzung eines Peripheriegeräts |
JP3547153B2 (ja) * | 1993-06-14 | 2004-07-28 | 株式会社リコー | ディジタル複写機システム |
JP3720439B2 (ja) * | 1995-01-06 | 2005-11-30 | キヤノン株式会社 | データ入出力制御装置及びデータ入出力制御方法 |
-
1996
- 1996-10-18 JP JP8276719A patent/JPH10124441A/ja active Pending
-
1997
- 1997-10-16 US US08/951,680 patent/US6084685A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7173723B1 (en) | 1999-07-09 | 2007-02-06 | Seiko Epson Corporation | Printer and print system capable of printing a read image without intervention of host in addition to printing of print data from host |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6084685A (en) | 2000-07-04 |
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